ディープインパクトは、サンデーサイレンスを父に持つ、現在の日本競馬を代表するリーディングサイヤー。
サンデーサイレンスは、現在の日本競馬を語る上で外せない種牡馬であり、その血はその後継種牡馬としてディープインパクトに受け継がれており、最も優れた後継者がディープインパクトと言っても過言ではない。
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason | Turn-to |
Nothirdchance | ||||
Cosmah | Cosmic Bomb | |||
Almahmoud | ||||
Wishing Well | Understanding | Promised Land | ||
Pretty Ways | ||||
Mountain Flower | Montparnasse | |||
Edelweiss | ||||
ウインドインハーヘア | Alzao | Lyphard | Northern Dancer | |
Goofed | ||||
Lady Rebecca | Sir Ivor | |||
Pocahontas | ||||
Burghclere | Busted | Crepello | ||
Sans Le Sou | ||||
Highclere | Queen's Hussar | |||
Highlight
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今日、ディープインパクトは現在の日本競馬に取って傑出した存在となっている。
生涯成績:14戦12勝(中央競馬13戦12勝)(フランス1戦0勝)
JRA総合リーディングサイアー(2012-2015年)、JRA顕彰馬選出(2008年)、JRA賞年度代表馬(2005,2006年)、JRA賞最優秀4歳牡馬(2006年)、JRA賞最優秀3歳牡馬(2005年)等、数多くの受領歴を誇る。
通算成績, 14戦12勝 [12-1-0-1]、有馬記念でハーツクライに0.1秒差で二着した以外は凱旋門賞での失格処分を受けたのみ。
ほぼ全勝に近い成績を誇る日本競馬の歴史に残る名馬である。
代表産駒にキズナ、ジェンティルドンナ、ハープスター、マルセリーナ、ショウナンパンドラ等、多くの重賞ウィナーが存在。
今年も、オークス、シンハライト、皐月賞馬、ディーマジェスティ、ダービー馬、マカヒキも新たな代表産駒として加わった。
自身も、皐月賞、日本ダービー、菊花賞、天皇賞(春)、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念等、多くの重賞に勝利している。
ディープインパクトのキャリアに影を落とす凱旋門賞での薬物検出による失格処分に関してはフランスで禁止薬物であるイプラトロピウムが検出された事が原因となった。
ディープインパクトが使用したとされるイプラトロピウムは喘息の薬であり呼吸機能を改善する効果がある。
この薬の効果については多くの疑問が呈されているが禁止薬物であり、輝かしい栄光の戦績も薬物によるドーピングによりもたらされた栄光であると考えた日本人も多かった。
この手のゴシップにアレルギーを感じる潔癖な国民性によりその栄光が地に落ちた面も否めないと感じる。
その問題となった凱旋門賞の結果は3着だった。
珍しくスタートが決まり通常後ろからのレースで力を発揮していた馬が先行策を選び、自らが創りだしたハイペースにより斤量が3.5キロ軽い3歳馬2頭に差され結果3着となり敗退した。
その仕掛けの速さ故、騎乗ミスと呼んでもいい結果となり手綱を握った武豊への批判もあった。
3着という結果、その後に発表された薬物による失格となりその事実のみでそれまでの名誉は地に落ちた。
厩舎の情報公開に関する消極的な対応もあり、多くの混乱が発生した。
混乱の中、51億円もの高額な種牡馬シンジケートが組まれ、ディープインパクトの種牡馬人生は始まった。
しかし、後の活躍をみると薬物など関係なく、成績の通り日本競馬の歴史を代表する傑出した名馬であり、サンデーサイレンスの血を継承した名種牡馬である事実はその成績が示している。
産駒G1・日本ダービー、オークス、ジャパンカップ、安田記念、桜花賞、オークス、秋華賞、阪神ジュベナイルフィリーズ、ヴィクトリアマイル、有馬記念。
産駒G12着・皐月賞2着、エリザベス女王杯2着、天皇賞(春)2着
複数のG1を勝っているのは、意外にも牝馬だけ。
ジェンティルドンナ
ミッキークイーン
ヴィルシーナ
牡馬の日本ダービー馬が3頭。
キズナ
ディープブリランテ
マカヒキ
ディープインパクトの3つの特徴
● 阪神外回り1600メートルはダントツに強い!
2014年は、2歳G1を牡馬・牝馬ともに制覇。
桜花賞でもワンツーフィニッシュを決めたりと、ディープインパクトの中でも得意中の得意。
このレースでは、安直に消せません。
● 非根幹距離で狙いたい。
王道の1600/2400では人気になるディープインパクト産駒。
今後、これら王道距離以外の非根幹距離でも結果を出す可能性は十分ある。
非根幹距離では人気を落とすため、積極的に狙いたい。
● 夏のローカルで注目!
夏のローカルでは人気が落ちやすく、穴馬券に絡む。
良血馬が、クラシックや中央の重賞では通用せずに、夏にまわるので、必要以上に弱く見られているのが原因。
中央やG1で活躍するのは、ディープ中のディープ産駒、ディープ産駒の中でも、才能に恵まれた馬で、そこで負けたからといって、ローカルでも、走らないということになりません。
母父を見ながら、狙うのが良いでしょう。
以上が、ディープインパクトを狙う3つのポイントだと考えています。
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