登録日:2022/04/06 Wed 18:29:50
更新日:2024/06/18 Tue 11:54:31NEW!
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アクロニム・バクロニムとは言葉遊びの一種である。
早い話が「縦読み」のようなものである。
◆概要
アクロニム(Acronym)は日本語で頭字語と言い、名前を構成している単語・熟語の頭文字を繋げて読む略称やネーミングの事である。
例えば、アメリカ航空宇宙局「NASA」はNational Aeronautics and Space Administrationのアクロニムである。
その性質上、国際連合(UN)関連のアクロニムは大体ユから始まり、2文字目はナ行の音という名前になる。
「日本○○××...」といった組織名も、「Nippon」「Japan」から、大体頭文字はナ行かジャ行の音から始まりがちである。
なお「頭文字」とは言うが、先頭と2、3文字目辺りまで含んだり、逆に2、3文字目から取る、助詞を使ったり使わなかったりなど、
厳密に全ての単語の頭文字で揃えなければならないという訳ではない。
英語・ラテン語表記が多いが、勿論他の言語にも見られる。
ロシア語の他、ドイツ語は正式名称表記だと非常に長くなる性質もあってかこのテの略称は散見される。
上記NASAなどの様に、一つの単語として発音できるものが「アクロニム」と呼ばれる。
名前をただアルファベット読みの通りに発音するものはイニシャリズムと呼ばれる。
戦車用砲弾の一種「APFSDS弾」こと装弾頭付き翼安定徹甲弾はArmor Piercing Fin Stabilized Discarding Sbotの略であるが、
読みは「アプフスデス弾」などではなく「エーピーエフエスディーエス弾」であるため、これはイニシャリズムである。
それは流石に極端な例だとしても、国際原子力機関IAEA(International Atomic Energy Agency)も、英語読みでは「アイアー」等と自然に読めるが、
読みはそのまま「アイエーイーエー」なのでアクロニムではない。
また世界保健機関「WHO(World Health Organization)」は、「フー」と読む英単語「Who」と同綴りだが、
あくまで読み方は「タブリューエイチオー」であるため、これもイニシャリズムである。
なお、イニシャリズムの一種がアクロニムなのか、アクロニムの中にイニシャリズムが含まれるのかについてははっきりしない様子。
対してバクロニム(Backronym)(逆頭字語)は、「Back」と「Acronym」を合成した造語である。
つまり既に存在している名称に後付けで意味を付け足したものを指す。
これは、最初は特に意味のない名前や一般名詞であったものに後から意味を持たせたものと、
イニシャリズム・アクロニムとして元々あった意味を後から変更したものに大別する事ができる。
「元からある単語に後付けして」とはいうが、「一般名詞や既存の単語と同じ綴りになるように命名されたアクロニム」は必ずしもバクロニムではない。
そういったものはアプロニムと呼ばれる。
バクロニムとは命名された後に意味が追加・変更されたものである。
例として、救難信号の「SOS」は、元々は単にモールス信号で打ちやすい文字の並びだったというだけで特に意味は無かったのだが、
後に「Save Our Ship(Soul)(我々の船/我々を救ってください)の意味」と設定されたため、これはバクロニムである。
また米軍のレーション「MRE」も、本来は「Meal Ready-to Eat(食べる準備ができている食べ物)」でMREだったのだが、
余りに不味過ぎた事から「Meal Rejected-by Enemy(敵からも拒絶された食べ物)」「Mentally Retarded Edibles(知恵遅れな食べ物)」といった、
「MRE」に引っ掛けたその味を揶揄する蔑称が多数作られており、これもやはり本来の意味とはまた別の名称を与えられた例である。
冒頭のアレも「アニヲタ」という既存の単語に強引に意味を付け足したバクロニムである。
アクロニム・バクロニム共に「『あいうえお作文』のようなもの」と説明される事が多いが、
「お題に沿って意味を考える」という意味ではバクロニムこそが「『あいうえお作文』的なもの」と言える。
なおバクロニムは「後から意味を付け足した単語」であるため、「イニシャリズムのバクロニム」も存在する。上記SOS・MREがそうである。
また、バクロニムと似たものとしてノタリコンというものがある。意味はギリシャ語で「速記」。
カバラ*1の一種で、ヘブライ語の文章の頭文字から新しい単語を作る、逆に単語を分解して文章にするといった試みである。
ノタリコンは「ラシェイ・テヴォット」と「ソフィー・テヴォット」に分かれ、それぞれがアクロニム・バクロニムに相当する。
「アドナイ(主)」「メレク(王)」「ナーメン(忠実な)」の頭文字を取って「アーメン」、といった調子である。
アクロニムもバクロニムもアルファベット表記の場合は全文字を大文字表記し、かつ単語ごとの区切りを表し一文字ごとにピリオドを打つことがあるが、
辞書に登録される程一般名詞として定着したものは大抵省略される。
このため、特に英語を普段使いしない日本人はある単語がアクロニムである事を知らないケースも多く見受けられる。
創作の世界では現実よりもケレン味のあるネーミングをされがちだが、
それについて回るのが「厨二病(小二病)ネーミング乙ww」「神話伝承辞典片手にテキトーに名付けてるのかな?」といった冷やかしの声である。
現実的には神話伝承から引用した無暗矢鱈に勇壮なネーミングをする事は古今東西問わずよくある事*2なので気にする必要は無いといえば無いが、
アクロニム・バクロニムで「結果的にそういう名前になった」「これこれこういう意味が込められている」という形態を取る事は、
そのようなネーミングセンスに対する説得力となり得る。
それ故に……かは不明だが、現代ほど「リアリティの説得力」が重視されていない傾向のある昭和中期頃の創作物をリメイクするに当たり、
「〇〇〇〇という名前は〇...〇...〇...〇...のアクロニムである」と再設定する例はまま散見される。多過ぎると却ってまた別の冷やかしが出るが
◆実在のアクロニム・バクロニム
流石に網羅しようとするとそれ専用のwikiが作れるほど数が膨大になると見込まれるため、
2つ以下の単語で構成されるもの*3は原則掲載しないものとする。
■ほぼ完全に一般名詞化したもの
- LASER(レーザー)
- Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation
- 誘導放出による光増幅放射
収束され指向性を与えられた光線。
完全に一般名詞化したアクロニムの代表例。
因みに「剃刀(カミソリ)」も英語でレーザーだが、こちらの綴りは「Razor」。
また、昔の怪獣映画や第二次世界大戦中の日本軍が研究していた事でお馴染みのマイクロ波兵器が発射する「メーザー」も、
Microwave Amplification by Stimulated Emission of Radiation(誘導放出によるマイクロ波増幅放射)の略。
- RADAR(レーダー)
- RAdio Detection And Ranging
- 電波探知測距
日本語で言えば「電波探知機」「電波探信儀」。
電波を発信し、その反射から周辺の物体を走査する装置。
こちらも一般名詞としての印象が強く、アクロニムである事を意識される事は皆無である。
- SONAR(ソナー/ソーナー)
- SOund Navigation And Ranging
- 音響航法測距
超音波を発する事で水中の走査を行う装置。レーダーに引っ掛けてネーミングされている。
日本語では「音波探知機」。
元々は潜水艦探知に使われていたもので、魚群探知機はこの応用である。
こちらは上記二つほど一般には浸透していないため、アクロニム云々以前に「そもそもソナーって何?」となる可能性も。
- SCUBA(スキューバ)
- Self Contained Underwater Breathing Apparatus
- 潜水用水中呼吸装置
その名の通り、本来は潜水活動のための装置の名前だったのが、今日では転じて潜水器具を用いた潜水活動そのものを指す単語となっている。
- NEET(ニート)
- Not in Employment,Education or Training
就労も就学もその準備すらもしていない人のこと。
単に無職の人間を指して呼ぶ事もあるが、厳密にニートと呼ばれるのは仕事や勉強をする意志すら無い者であるため、
就職浪人、求職中の失業者、病気やケガで働こうにも働けない人、専業主婦(主夫)は含まれない。
比較的生まれて日の浅い言葉であるが、今日に於いては「ニート」という言葉として浸透している。
■軍事用語
- DARPA(ダーパ)
- Defense Advanced Research Projects Agency
- 国防高等研究計画局
アメリカ国防総省に所属する機関の一つ。
早い話が米軍の兵器開発研究所といった所で、後のインターネットの原型となるものやGPS、
最近だとピョコピョコ跳ね回るような動きの四足ロボ「ビッグドッグ」を開発した*4のもここである。
MGSシリーズにも度々登場しており、メタルギアREXはアームズテック社とDARPAの共同開発で生み出され、
またMGS3に登場したシギントは後にDARPA局長となっている。
- NORAD(ノーラッド)
- NORth American Aerospace Defense Command
- 北アメリカ航空宇宙防衛司令部
アメリカとカナダの空と宇宙の安寧を監視・警戒するための組織。
『ダイ・ハード4.0』の敵の親玉ガブリエルのハッカーとしての優秀さと異常性を証明するエピソードとして、
上司にアメリカの警戒態勢の不備を指摘しても相手にされなかったため、その証明として統合参謀本部の会議に無理矢理乗り込んだ挙句、
その場でラップトップ一台でNORADのシステムを崩壊寸前に追い込んだというものがある。
銃を頭に突き付けられてようやく作業を止めたとの事なので、おそらくその気になれば完全崩壊させる事も可能だったのだろう。
また恒例行事として、1955年(冷戦真っ只中!)から毎年12月になると色の指定が間違っています。を行っている。
- HMMWV(ハンヴィー)
- High Mobility Multipurpose Wheeled Vehicle
- 高機動多用途装輪車両
アメリカ陸軍で使用されている多目的四輪車両。
外観は一言で表せば「ちょっと太ったゴツいジープ」。
GMから展開される大型乗用車「ハマー」はこれの民間モデルである。
因みにハマーが生まれた切っ掛けはアーノルド・シュワルツェネッガーからの要望。
また某マイアミの太陽より熱い男の愛車もハマーである。
- HALO降下(ヘイロー降下)
- High-Altitude Low-Open
- 高高度降下低高度開傘
パラシュート降下の方法の一種。
その名の通り、高空を飛ぶ航空機から飛び降り、地面ギリギリでパラシュートを開く事で敵から発見されにくくする事を狙ったもの。
MGS3の世界ではザ・ボスが考案し、1964年に決行された「バーチャスミッション」でスネークが行ったものが(記録に残らない非公式のものながら)世界初の実戦でのHALO降下という設定になっている。
因みに、高高度の航空機から飛び降りてすぐパラシュートを開くHAHO降下(High-Altitude High-Open)もある。
- LAPES(ラペス/レイプス)
- Low-Altitude Parachute Extraction System
- 低高度パラシュート抽出システム
高度を下げた輸送機が後部ドアを開き、そこからパラシュートを装備させた物資を投下させて行くという空中投下方法。
後部ドアがある輸送機にしかできない*5、低高度で行うため輸送機が撃墜される危険が大きい、衝撃に弱いものは投下できない、その投下物資の落着や衝突によって地上の人や物を傷付ける恐れがある……といった欠点があるが、狙った場所に落としやすいというメリットがある。
またその性質上、不整地などの着陸ができない場所への物資投下にも用いられる。
アニヲタ的にはガールズ&パンツァーや同劇場版にて、蝶野の乗る10式や大洗戦車を投下した時の方法として馴染みがあるだろう。レイプスといってもレイプとは関係無い。あちらは「rape」である
- HEAT弾(ヒート弾)
- High Explosive Anti Tank
- 対戦車榴弾
対戦車用の成形炸薬弾。成形炸薬弾そのものの通称としても呼ばれる。
具体的な原理を詳しく解説しようとすると学術用語だらけになって訳が分からなくなるためかいつまんで説明すると、
着弾時に内部の火薬が炸裂する事で「モンロー効果」と呼ばれる作用を起こし、
それにより超高速・超高圧の流体(メタルジェット)と化した砲弾内の金属製内張(ライナー)を一点、
つまり着弾点に殺到させ、敵の装甲を液状化させる事で貫通する、という砲弾。
「金属製の砲弾や装甲を液体・流体化させる」という性質と、何より「HEAT(英:Heat.「熱」の意)」という名前から誤解されがちだが、
装甲材が融点に達する程の超高熱を発生させ装甲を溶かして貫通する砲弾、ではない*6。
あくまで瞬間最大9km/s(=マッハ26)、(ライナーが鋼製であれば)1.2GPaという絶大な速度と膨大な圧力が発生させる化学的作用によって装甲に穴を開けている。
よって、別に装甲をキンキンに冷やしたり耐熱性の高い素材にしたところでHEAT弾対策とは一切なり得ない。
実際にはメタルジェットを空振りさせるための金網や鎖や鉄板、本体装甲と間を開ける空間装甲、被弾箇所を爆破して砲弾ごと吹き飛ばす爆発反応装甲、
セラミックなどのメタルジェットの圧力に耐える素材を盛り込んだ複合装甲などが主な対策法となる。
- M202 FLASH(フラッシュ)
- FLame Assault SHoulder Weapon
直訳すると「火炎強襲肩武器」といった意味。
米軍の四連装ロケットランチャー。火炎放射器の代替として登場し、焼夷弾を発射する。
発射方式はその名の通り肩に乗せる方式。
……まぁ、アニヲタ諸氏には文字であれこれ説明するより『コマンドー』で間違えて後ろに向けて撃ってしまい電話ボックスを爆破したアレ、説明書を読めば撃てるヤツと言った方が分かりやすいだろう。
- MANPADS(マンパッズ)
- MAN-Portable Air-Defense Systems
- 携帯式防空ミサイルシステム
一人で携行・運用できる対空ミサイルのこと。
米軍のFIM-92スティンガーもこれの一つ。その先代の「レッドアイ」が最初のMANPADSである。
第二次大戦中、ドイツ軍は対空ロケットランチャー「フリーガーファウスト」を開発・運用していたが、
無誘導のロケットランチャーとはいえ概念的にはMANPADSのご先祖様と言えよう。
『エリア88』では「最近(1979年頃)は歩兵も対空ミサイルを持ち歩くようになって危ない」という旨の会話が時々あるが、
レッドアイの投入開始は1968年であり劇中時代は丁度MANPADSが使われ始めた時期である。
- US S.O.C.O.M.(ユーエス ソーコム)
- United States Special Operations COMmand
- アメリカ特殊作戦軍
米軍の特殊作戦を担う軍。
米軍の陸・海・空・海兵隊の四軍の特殊部隊を統合指揮している。
イランでの人質救出作戦が失敗した事を受けて1987年に発足した。
日本では何故か特殊部隊用大型拳銃H&K MK23の通称として認識されており、
東京マルイのエアガンやMGSシリーズではMK23は「ソーコムピストル」と呼称されている。
一応全く関係が無い訳ではなく、MK23はSOCOMからの依頼で開発されている。
- SEALs(シールズ)
- SEA Air Land
- 海・空・陸、転じて「あらゆる場所で作戦行動可能」
アメリカ海軍の特殊部隊。「Navy SEALs(ネイビーシールズ)」とも。
複数部隊に分かれており、チーム単体で呼ぶ場合は「SEAL」、全体を指す場合に「SEALs」と呼ぶ。
名前は「Seal(英:アシカ)」と掛けたものでもある。つまりアシカさんチーム
- LANTIRN(ランターン)
- Low Altitude Navigation and Targeting InfraRed for Night
アメリカの航空企業マーティンマリエッタ製の航空機用装備。
「夜間低高度赤外線航法・目標指示」という名前が示す通り、地形追従レーダー・赤外線走査装置・目標指示器を纏めたポッド。
F-15Eが装備している事で有名。
因みに、同じ発音のカンテラと似た置き型ランプやチョウチンアンコウ型ポケモンの方の綴りは「Lantern」。
- Hellfire(ヘルファイア)
- Helicopter launched fire-and-forget
「ヘリコプターから発射する撃ちっ放し」といった意味。
米軍のヘリコプター用空対地ミサイル。
名前は「地獄の炎(Hellfire)」とも掛かっている。
- AMRAAM(アムラーム)
- Advanced Medium-Range Air-to-Air Missile
- 発展型中距離空対空ミサイル
米軍のアクティブレーダー式ミサイルAIM-120の名称。
AIM-7スパローの後継となる兵器。
- MOAB(モアブ)
- Massive Ordnance Air Blast
- 大規模爆風爆弾兵器
- Mother Of All Bombs
- 全ての爆弾の母
アメリカ空軍が開発した航空爆弾、GBU-43/Bの通称。
核以外の爆弾、所謂通常爆弾としては最も高い威力を持つとされるが、あまりに巨大過ぎて通常の爆撃機には搭載できないため、
中型以上の輸送機のカーゴ内に収納し、後部カーゴドアから投下する。
後者はいかにも前者を捩ったバクロニムのようだが、どちらが正式でどちらが愛称かというはっきりした日本語の資料は見当たらない。
まぁ十中八九前者が正式だろうが。
後年ロシアはこれに対抗してか、より大きな威力を持つと喧伝する「全ての爆弾の父」なる通称の気化爆弾を開発している。
- AWACS(エイワックス)
- Airborne Warning And Control System
- 空中警戒管制システム(空中警戒管制機)
巨大な皿のようなレドームを背負うように装備し、高い哨戒・指揮能力を持つ軍用機の一種。
一言で言えば「空飛ぶレーダーサイト」にして「空飛ぶ管制塔」。
同時に「空飛ぶ超高級精密機器の塊」でもあるため非常に高価で、導入できる国は極一部に限られる。
米軍のE-3、自衛隊のE-767がよく知られる。ACE COMBAT主人公の頼れる相棒である。
レドームのお陰で見た目が非常にアンバランスに見えるが、意外と飛行特性にほとんど悪影響が無いんだとか。
設計者が「(それができるパワーのあるエンジンさえあれば)自由の女神像だって飛ばしてやるぜ!(意訳)」と豪語したとも伝わっている。
- F-15B ACTIVE(アクティブ)
- Advanced Control Technology for Integrated Vehicles
- 先進制御技術統合航空機
F-15の派生機の一つにして、NASAで運用されている試験機。
同じくF-15がベースの試験機『F-15S/MTD』のエンジンを変更、更に二次元推力偏向ノズルから三次元推力偏向ノズルに変更したもの。
エースコンバットシリーズにも『04』にのみ登場している(ACEシリーズでは試験用F-15改造機であればS/MTDが登場する事が多い)。
- ISAF(アイザフ)
- International Security Assistance Forces
- 国際治安支援部隊
PKO活動として、NATOの指揮で2014年までアフガニスタンにて治安維持活動を行っていた軍隊。
エースコンバットの方のは「アイサフ」である。
因みに、International SAiling Federation(国際セーリング連盟)、略して「ISAF」というのもあるが、
こちらは読み方が「アイエスエーエフ」であるためアクロニムではない。
- NATO(ナトー)
- North Atlantic Treaty Organization
- 北大西洋条約機構
アメリカとヨーロッパ諸国で結成された軍事同盟。
フランス語表記も存在し、その場合はOTAN(Organisation du Traité de l'Atlantique Nord)となる。
元々が冷戦の頃に設立され、ソ連や共産勢力に対抗する為のものであるため、現代でも存続してはいるがその目的・活動内容はかなり様変わりしている。
- START
- STrategic Arms Reduction Treaty
- 戦略兵器削減条約
米ソ(米露)間で締結された核兵器削減条約。
第一次(START I)、第二次(START II)、新戦略兵器削減条約(New START)の3回が行われている。
- ONI(オニ)
- Office of Naval Intelligence
- 海軍情報局
その名の通り、アメリカ海軍の情報機関。
アクロニムとしては特筆すべきものでもないが、「鬼」と同じ発音から混乱を招くので、日本では普通に「オー・エヌ・アイ」と発音されることが多い。
HALOシリーズにおいては国連海軍の情報機関が同じ名前であり、やはり本国では「オニ」、日本語版では「オー・エヌ・アイ」と発音されるのが基本だが、この辺の情報共有が不足していたのか、一部メディアミックスにおいては日本語版でも「オニ」と発音され、視聴者を混乱させたことがある。
- TsAGI/ЦАГИ(ツアギ)
- ラテン文字:Tsentralnyj Aerogidrodinamicheskij Institut
- 露:Центра́льный АэроГидродинами́ческий Институ́т
- (ロシア)中央流体力学研究所/(ロシア)中央航空流体力学研究所
ソ連・ロシアの航空機の研究所。
ソ連の戦闘機Su-27とMiG-29が異なる航空企業が開発しているにも関わらず似た形状をしているのは、
どちらもこのTsAGIから齎されたデータを用いているからとされる。
- PAK-FA/ПАК ФА(パクファ)
- ラテン文字:Perspektivnyi Aviatsionnyi Kompleks Frontovoi Aviatsii
- 露:Перспективный Авиационный Комплекс Фронтовой Авиации
- 戦術航空機先進航空複合体
ロシアの新型戦闘機開発計画の名称。
開発機の正式名称が決まるまではこの計画によって開発されていた機体そのものの名称として使われる事も多かった*7。
この計画によって開発されていた戦闘機の名前は2017年に「Su-57」に決定し、2019年になって量産開始した。22+35=57。偶然?
因みに、ステルス爆撃機の開発計画「PAK DA」*8も存在する。
こちらはまだ実機は作られていないが想像図は描かれており、如何にも「ロシア版B-2スピリット」といった感じの外観になっている。
- Gestapo(ゲシュタポ)
- 独:Geheime Staatspolizei(ゲハイメシュターツポリツァイ)
- 秘密国家警察
ナチスドイツの秘密警察。
ユダヤ人や反ナチ派の取り締まりや弾圧を行っていた組織として非常に悪名高い。
- Flak(フラック)
- 独:Flugabwehrkanone
- 対空砲
一般には「高射砲」と訳される。
エースコンバットシリーズでは設置個所の上空を範囲攻撃する対空砲の変種として登場しているが、あくまで「Flak」自体は対空砲そのもののドイツ語名である。
「アハトアハト」の通称でお馴染みの88mm高射砲も「8.8cm Flak 18/36/37」である。
因みに「対戦車砲」はPak(独:Panzerabwehrkanone)と書いて「パック」。
例えば駆逐戦車ヘッツァーで使用されていたのは「7.5cm Pak39」である。
- GIGN(ジェイジェン/ジェイジェイン)
- 仏:Groupe d’Intervention de la Gendarmerie Nationale
- 国家憲兵隊治安介入部隊
フランスの対テロ特殊部隊。
1972年のミュンヘンオリンピック事件、1973年のサウジアラビア大使館占拠事件を受けて創設された。
フランスの国家憲兵隊の中でも選りすぐりで構成される最精鋭部隊であり、世界最強と謳われる特殊部隊の一つ。
エールフランス航空機ハイジャック事件での活躍が特に有名で、本事件は後に映画化されている。
■宇宙開発関連
JAXAの宇宙探査計画には神話由来のアクロニムが非常に多い。おふざけとしか思えないようなものもチラホラ散見されるが
- MUSES(ミューゼス)
- Mu Space Engineering Spacecraft
- ミュー・ロケットで打ち上げる工学実験探査機
日本の宇宙開発の研究機関「宇宙科学研究所」が打ち上げた実験衛星シリーズの名称。
特に約7年かけて約60億Kmもの長旅を完遂した小惑星探査機はやぶさ(MUSES-C*9)が有名。
なお、Musesは「ミューズ」とも発音し、これはギリシャ神話に登場する芸術の女神の名前である。
- MINERVA(ミネルバ)
- MIcro/Nano Experimental Robot Vehicle Asteroid
意味は大体「超小型小惑星探査ロボット車両」といった所か。
小惑星探査機「はやぶさ」に搭載された小惑星探査機。その重量なんと600g未満。バスケットボール程度の重量しかない。
重力が弱いため車輪での移動が難しく、ちょっとした凹凸に引っ掛かった拍子にそのまま宇宙に放り出されてしまいかねない小惑星表面の探査を行うに当たり、
小惑星表面を(小惑星から脱出しない程度の勢いで)飛び跳ねながら移動するというコンセプトとなっている。
開発には大きな苦労があった模様だが無事に完成、小惑星探査機はやぶさに搭載され小惑星イトカワに向けて放出されるも着地には失敗した。
しかしはやぶさ2に後継機ミネルバIIが2機搭載され、こちらは小惑星リュウグウに着地し移動とデータ収集に成功、
「小惑星表面で移動探査をした世界初の人工物」となった。
なお「ミネルバ(Minerva)」とは、ギリシャ神話のアテナに相当する、ローマ神話に於ける知と技巧と戦争の女神の名前である。
- IKAROS(イカロス)
- Interplanetary Kite-craft Accelerated by Radiation Of the Sun
- 太陽放射で加速する惑星間凧宇宙船
上記MUSESシリーズの4番目、MUSES-Dに相当する実験機。
太陽から放射される光圧を利用して推進する「ソーラーセイル(太陽帆)」の実証機、
つまりSFに度々登場する「ソーラーセイラー(太陽帆船)」の実験を行うための宇宙船*10。
折り紙の要領で折り畳まれた四角形の帆を宇宙で展開し、後に光圧による推進が世界で初めて確認された。
名前の由来はギリシャ神話の登場人物「イカロス」。
蝋でできた翼で空を自在に飛んだが太陽に近付き過ぎて翼が溶けて墜落死し、「過度な技術発展と傲慢は身を滅ぼす」という教訓になっている人物であり、
宇宙船、ましてや太陽帆船の実験機としては非常に縁起が悪いネーミングと言わねばなるまい*11。
- DESTINY+(デスティニープラス)
- Demonstration and Experiment of Space Technology for INterplanetary voYage with Phaethon fLyby and dUst Science
デスティニープランではない
意味は「小惑星ファエトンのフライバイ探査とダスト収集による星間航行の為の宇宙技術実証実験」といった所。かなり強引気味なネーミング
JAXAが2024年打ち上げを目標としている小惑星探査計画の名称。
従来の探査機の様にロケットで一気に宇宙空間に向けて投入するのではなく、イプシロンロケットで打ち上げた後にイオンエンジンによる1、2年かけた加速と月を利用したスイングバイ*12で宇宙探査に出発するのが特徴で、
将来的な宇宙探査の低コスト化・高頻度化・継続的な宇宙探査を目指すための実証実験。
また目的地である小惑星ファエトンまでの航行中にダストの収集と分析を行う事を計画している。
- HiZ GUNDAM(ハイズィーガンダム)
- High-z Gamma-ray bursts for Unraveling the Dark Ages Mission
- ガンマ線バーストを用いた暗黒時代に迫る初期宇宙探査計画
ええんかこのネーミング色んな意味で。
Ζガンダムの派生機種でも『SEED』世界のMS制御OSでもない。れっきとしたJAXAの宇宙探査計画の正式名称。2029年打ち上げ予定。
ガンマ線バーストを探査する事により、最初期の宇宙や星形成の歴史等の解明を目指す計画。
「何故γ線バーストを調査すると初期の宇宙の様子が分かるのか?」については、
それを説明しようとすると大量の専門用語とその説明と更にそれを説明するための説明が何度も必要になるのでここでは省略する。
なお、HiZ-GUNDAMについて紹介するJAXAやその研究チーム、大学のWebサイトでは、
サンライズ製作のアニメ作品やそのシリーズについては直接的にも間接的にも一切触れていない。公式サイトによると、計画始動期にγ線バースト研究者の先輩にノリで勝手に(意味も含めて)「GUNDAM」に決められ、計画主査としてはかなり不本意だった事が示唆されているまた研究所の重鎮方にも不評だったが若手には受け入れられている事を受け最終的には納得、「区別の為に」Hi-Zの接頭語が付け加えられた模様。よりによってそれを付けんでも……
- SELENE(セレーネ)
- SELenological and ENgineering Explorer
「月学・工学探査機」といった意味。
JAXAが開発し2007年に打ち上げられた月周回衛星「かぐや」と子衛星「おきな」「おうな」の正式名称。
約1年半に渡って月を周回して多くのデータを観測した後に月表面に墜落という形で放棄・運用終了した。
この事は新聞で「かぐや、月に帰る」などと報道されていた。
なお「セレーネ」とはギリシャ神話に登場する月の女神の名前である。
- OMOTENASHI(オモテナシ)
- Outstanding MOon exploration TEchnologies demonstrated by NAno Semi-Hard Impactor
「セミ・ハードランディングの優れた微小月探査技術実証」といった意味。
2024年までの月面有人着陸を目指すNASAのアルテミス計画に先立ち、
2022年にNASAが打ち上げるロケットに相乗りする形で打ち上げられる世界最小の実験機。
こちらは月探査ではなく月面着陸の技術実証を目的としている。
何故このような命名がされたかの記述は公式サイトには見当たらない
- PONCOTS(ポンコツ)
- Planetary ObservatioN Camera for Optical Transient Surveys
「光学一時調査用惑星観測カメラ」といった意味。本当にこういう名前である。
京都大学・白眉センターの研究チームが製作した小型観測機器。
特に特別な素材は使用されておらず、普通に普通の市販品の望遠鏡とカメラで構成されている。
見た目もかなり簡素であり、大きなスタンドに取り付けられた大きな樽状の観測機にパソコンと電源コードが繋がっているだけのシンプルなもの。
京都大学の屋上に設置され、木星表面に於ける太陽系上での観測史上大規模の火球の観測に成功、
また同時に世界初の「狙って観測された木星での火球観測」となった*13。
因みにPONCOTS計画が始動したのは、2019年からのコロナ禍の影響で本来予定されていた「OASES(オアシズ)計画*14」が中止され、
それによってヒマになってしまったためである。
- OSIRIS REx(オサイリス・レックス/オシリス・レックス)
- Origins, Spectral Interpretation, Resource Identification, Security, Regolith Explorer
「惑星起源、光学分析、成分特定、太陽風の影響調査、表面探査」といった意味。
NASAが打ち上げた宇宙探査機の名称。
小惑星ベンヌからのサンプル回収を目的とした探査機。2016年に打ち上げられ、2023年に地球へ帰還予定。
早い話が「はやぶさ」のようなもので、実際一部では「アメリカ版はやぶさ」と紹介される事もある。
なお「OSIRIS」とはエジプト神話に登場する農耕、後に冥府の神の名前である。
- NAVSTAR(ナヴスター)
- NAVigation Satellites with Time And Ranging
「時間・範囲ナビゲーション衛星」といった意味。
いわゆるGPS衛星のこと。原子時計と合わせて自機の位置を30秒ごとに報告しており、地上との時間差によって距離を測定、位置情報を検索する。
地上2万kmに設置されており、12時間で地球を一週する。構成数は24機だが現在の運用数は31機。
GPS自体が元々軍用であるため、GPS衛星もまた軍事衛星の一種という事になる。
■国連機関
先述の通り、「ユ」から始まるものが目立つ。
- UNICEF(ユニセフ)
- United Nations Children's Fund
- 国連児童基金
元々は第二次世界大戦の戦災孤児の保護・健康維持・救済の為に1946年に設立された。
現在では途上国の子供への人道支援を行っている。
「Eどこ行った?」と思われるかもしれないが、これは設立当初はUnited Nations International Children's Emergency Fund(国連国際児童緊急基金)だった名残りである。
- UNESCO(ユネスコ)
- United Nations E ducational,S cientific and C ultural O rganization
- 国際連合教育科学文化機関
教育・文化の面での国際協力を推進し、その分野から世界平和を目指す機関。
世界遺産の登録・リスト化も1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」で定義されている。
ちなみに、1999年から2009年までは日本人が事務局長を務めていた。
- UNCTAD(アンクタッド)
- United Nations Conference on Trade and Development
- 国連貿易開発会議
先進国と途上国の格差是正、途上国の経済開発などを取り扱う会議。
■その他
- A.Me.D.A.S.(アメダス)
- Automated Meteorological Data Acquisition System
- 自動気象データ収集システム
天気予報でお馴染みのアメダスの正式名称は意外と長い。
ここからも分かる通り、気象情報観測装置だとて「雨です」のもじりとかではない。
とはいえ完全なる偶然の一致でもなく、「雨」に引っ掛けた意図も全く無い訳では無いらしい。
- PLUM法(プラム法)
- Propagation of Local Undamped Motion
- 波面伝播非減衰震度
2011年の東日本大震災に於いて、当初は東北地方一帯に緊急地震速報を発表したが、
実際には警報の出なかった首都圏でも強い揺れが観測された事の反省から生み出された新たな震度予想法。
従来は地震のP波を各地の地震計が観測し震源地と規模を推定、それを元に地震範囲を予想していたが、
PLUM法では「予想地点の付近の地震計で強い揺れが観測されたら、その予想地点でも同じように強く揺れる」という考えに則り、
震源と地震規模は予想せず、地震計の観測情報から震度を直接予想する。
これにより地震予想から地震到達までの時間的猶予は短くなる代わりにより高精度の震度予想が可能になった。
PLUM法は2018年から導入され、以降は従来手法とのハイブリッド運用で緊急地震速報は発表されている。
これ以降に起きた大地震の地震速報では、PLUM法により「地震予想範囲が徐々に広がって行く」という形で機能している。
- SEALDs(シールズ)
- Students Emergency Action for Liberal Democracy - s
- 自由と民主主義のための学生緊急行動
2015年から2016年にかけて存在していた政治団体。
大学生を中心に構成され、政権批判・憲法保護を訴えるデモ活動等を行っていた。
解散後は元メンバーが後継団体を設立するがそちらも後に解散している。
- CERN(セルン)
- 仏:Conseil Européen pour la Recherche Nucléaire
- 欧州原子核研究理事会
スイスとフランスの国境に位置する素粒子物理学の研究所の通称。
直系27kmもの巨大加速器「LHC(Large Hadron Collider)」を保有する事で知られる。
厳密には現CERN、「欧州原子核研究機構」開設の準備を行った組織の名称であり、
「ヨーロッパ原子核研究機構」の正式名称も別に決定されている*15にも関わらず未だに準備会の名前で呼ばれている(=通称と正式名称が別物)格好になる。
なお、シュタインズ・ゲートに登場した組織は「SERN」である。
- Benelux(ベネルクス)
- Belgique Nederland Luxembourg
- ベルギー・ネーデルラント(オランダ)・ルクセンブルク
ベネルクス三国とも。
ドイツとフランスの国境北側に位置する三ヵ国を纏めて呼ぶ時の通称。
中欧の大国二つに囲まれている立地上、古くから連携を取って来た歴史を持つ。またの名を「ドイツの道路」「道路国家」
- AIDMA(アイドマ)の法則
- Attention Interest Desire Memory Action
- 注意、関心、欲求、記憶、行動
AMIDAの法則ではない。
消費者が商品を知り、購入するまでのプロセスを纏めたもの。
AISAS(アイサス)の法則*16など派生形も存在する。
- SARS(サーズ)
- Severe Acute Respiratory Syndrome
- 重症急性呼吸器症候群
2003年に大流行したSARSウイルスによって引き起こされる感染症。
ベトナムで活動している中でSARSを新病である事を確認し封じ込めに尽力した末、
自身もSARSに感染し亡くなったイタリア人医師カルロ・ウルバニ氏の活躍も知られる。
- HAARP(ハープ)
- High Frequency Active Auroral Research Program
- 高周波活性オーロラ調査プログラム
アメリカ陸空軍とDARPAと大学が共同で行う電離層の研究計画。
その名の通り、電離層に向けて電磁波を放出する(要するにレーダー照射する)事で、電離層の環境を調査するという計画。
しかし、軍が絡んでいるという性質からか、「自然環境研究を隠れ蓑にした、無線の攪乱・妨害を目的とした軍事研究ではないか」と批判されている。
また一部の陰謀論者からは、「台風等の自然災害を人為的に引き起こす事ができる気象兵器」、
更には「照射された電波が電離層で反射しそれに含まれる低周波成分が地球に浸透する事で大地震を起こす事ができ、東日本大震災もHAARPの実験による人工地震である」と唱えられている。
現状、「HAARP」でインターネット検索を掛けるとWikipedia以外のほぼ全ページが陰謀論関係という有様である。
因みに、楽器のハープの綴りは「Harp」。
- VASI/VASIS(バシ/バシス)
- Visual Approach Slope Indicator (System)
- (目視進入角度指標システム)
- PAPI(パピ)
- Precision Approach Path Indicator
- 精密進入経路指示灯
飛行場の滑走路に設置されている着陸機の進入角度を指示する機器。
現在はより高性能なPAPIに置き換わりつつあり、VASIは日本には設置されていない。
PAPIは赤色と白色のライトが4機横一列に並んだ形状をしており、
進入角度が高過ぎれば●●●●、低過ぎれば○○○○と見え、
○○●●と見えていれば適切な進入角度である事が分かる仕組みとなっている。
- CHIMPO(チンポ)
- CHIef IMPact Officer
- 最高影響責任者
冗談でもおふざけでもない。
イギリスのヘンリー王子がアメリカの企業で就いた役職の略称。
最高経営責任者がChief Executive Officerを略して「CEO」、最高執行責任者がChief Operating Officerの略で「COO」になるのと同様の略称である。
だが一国の王子が就任した役職(の略称)が日本語で男性器の意味になる事は、
日本で大盛り上がりになったのは勿論、海外でも話題になったという。
因みに、「CIO」にできなかったのは最高情報責任者(Chief Information Officer)と被るためらしい。
- ASCII(アスキー)
- American Standard Code for Information Interchange
- 情報交換用米国標準コード
コンピューター上で使用される文字コードの一つ。英語やヨーロッパの言語で用いられるラテン文字の文字コードである。
「アスキーアート」の「アスキー」はこのアスキーである。
日本語の入力環境で用いられる文字コードはシフトJISなど色々あるため厳密な意味では必ずしも「ASCII」アートではないが、
一般的には特に区別されずアスキーアートで纏められている。
- Unimog(ウニモグ)
- 独:Universal-Motor-Gerät
ドイツ語で「多目的作業車両」といった意味。
メルセデスベンツの大型四輪車両。
1940年代の登場以来未だにバージョンアップが続いている人気シリーズで、
ほとんど壁と言える傾斜45°の斜面を平気で登るといった桁外れの踏破性やパワーから、
民間から軍隊まで世界的に幅広く使われており、日本でも採用実績がある。
『エリア88』で登場した際は、45°の急坂、更には急坂どころか切り立った崖を文字通り垂直登攀するという離れ業を見せた。
- SAFEGE式(サフェージュ式)
- 仏:Société Anonyme Française d'Étude de Gestion et d'Entreprises
- フランス経営経済研究株式会社
懸垂式モノレールの一種。懸垂式としては世界最長の規模を持つ千葉モノレールもこの方式。
「サフェージュ」とはこの方式を開発する為に結成された全25社からなる企業連合の名称。
◆架空のアクロニム・バクロニム
■漫画・アニメ
地球でゴミ処理任務に従事するロボット「WALL-E(ウォーリー)」の冒険を描いたSFディズニー映画。
本作では様々なロボットが登場し、かつ主人公WALL-Eをはじめとするロボットキャラの名称はアルファベットの大文字のみで構成されている。
一部にはアクロニム(となる設定)が付加されている。そうでないロボも命名法則が同じの為、アクロニムの元となった名前の存在を匂わせている。
- WALL-E
- Waste Allocation Load Lifter - Earth Class
主人公。「ゴミ配置積載運搬機-地球型」という意味。
- EVE
- Extraterrestrial Vegetation Evaluator
「宇宙からやって来た植物探査機」。本作のヒロイン。
- M・O
- Microbe-Obliterator
「微生物除去機」。
物語の舞台である宇宙船「アクシオム艦」の掃除人で、実際にカメラから汚染物質の種類や量を割り出す機能がある。
潔癖症な性格を利用されてウォーリーにおちょくられるイジられ役。
- BURN・E
- Basic Utility Repair Nano-Enginee
意味は「基本的機能を修理する小型エンジニア)」。
おまけビデオの主人公。宇宙船「アクシオム艦」の船外パーツの修理がお仕事。
ウォーリーとイヴがアクシオム艦を奔走するせいで割を食うことに……
- SUPPLY・R
- Spare Ultra Plottic Pandron Yorth-Ranger(???)
上述のBURN・Eに修理パーツを渡す係。BURN・Eがトラブルに巻き込まれてパーツを駄目にするたびに態度が冷たくなっていく。
- WALL-A
- Waste Allocation Load Lifter - Axiom Class
「ゴミ配置積載運搬機-アクシオム配備型」。
宇宙船「アクシオム艦」でゴミ処理に従事するロボット。名前から察しが付くとおりウォーリーの派生機であり、機能そのものは同じ。
ただ、サイズはケタ違いにデカい。
- W.O.T.A.(オタ)
- Whole Over Technology Association
「総合技術協会」といった意味。
『AKB0048』に登場する組織。おそらく本来は学術組織の類と思われる。
母体となったのは、かつて史上始めて超光速航行を実現した研究機関。
莫大な資金力と人脈を有し、「トップオタ」と呼ばれる上級会員は銀河社会にも影響力を持つVIPとされる。
様々な形でゼロゼロを支援しており、ライブ中は推しメンの名前を縫い込んだ長ランを着用して応援し、
すわ戦闘となればミサイリウムと呼ばれるロケットモーターによる射出機能と周囲の被害を最小に留める処理が施された携行武器や、
痛車よろしく推しメンでラッピングした旧式の改造パワードスーツ(痛スーツ)で果敢に戦う。
その有り方は名前の由来であろうオタク(ドルオタ)というよりかつてアイドル分野に存在した親衛隊に近い。
- D.R.A.G.O.N.(ドラゴン)
- Dimensional Rift Attuned Gargantuan Organic Neototypes
- 次元を越えて侵攻してくる巨大攻性生物
『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』に登場する敵性生物。
見た目は王道ファンタジー的ドラゴンで、サイズによってスクーナー級、ガレオン級、フリゲート級といった具合に船の種類から取られた種別名で呼ばれる。
ノーマと呼ばれるマナを持たない女性は、「アルゼナル」と呼ばれる海上施設にて死ぬまでこのドラゴンと戦い続けなければならない。
実はその正体は……。
- SAL(サル)
- Super Animal Learning
『遊戯王デュエルモンスターズGX』に登場した猿。メカニカルなバイザーを始めとした機械類を装備している。
意味は「超学習動物」といった所か。
デュエルアカデミア島内にある研究所で行われていた実験により高度な知能が与えられたが脱走し、
アカデミアの女生徒ジュンコを誘拐するなど悪事を働いていた。
ジュンコ捜索中の十代らに見つかり、またSALを追いかけていた研究者たちとも遭遇し、デュエルディスクを装着していた事からデュエルする流れになる。
研究者ら曰く、あくまで猿ではなくSuper Animal Learningだそうだが、結局略してサルである。
デュエルができる程の知能を与えられており、その腕前も中々。
使用モンスターはアクロバットモンキー、怒れる類人猿など、やっぱりサルである。
またバイザーにはライフポイントがバナナで表示されている。
- BAD(バッド)
- Barbaric area After Damage
『遊戯王5D's』に登場する地域名。「被災後荒廃地域」といった意味。
ネオ童実野シティの隔離地域であり一種の流刑地でもあるサテライトの一部地域の通称。「BAD地区」「BADエリア」とも。
ダイダロスブリッジや旧モーメントが存在するのもこの地域。
「Barbaric(荒んだ、野蛮な)」の名の通り、元々治安の良くないサテライトの中でも特に荒れた地域であり、
ナーヴ曰く「地獄の一丁目」との評に違わず盗賊めいた連中が多数ウロウロしているという危険地帯。
ゼロ・リバース被害の爪痕も未だ色濃く残っており、復興どころか瓦礫の撤去すら碌に進んでいない様であるが、
ダークシグナー騒動が解決しシティとサテライトが統合された後はある程度清浄化が成された模様。
- グリードアイランド
- Ging Razor Eta & Elena Dwun List
HUNTER×HUNTERに登場する架空のゲーム作品。
主人公ゴン=フリークスの父ジン=フリークスと彼の仲間達が開発し、彼らの名前の頭文字をつなげてゲームタイトルとした。
ジンが開発最高責任者だったので頭文字のGから始まる「GREED ISLAND」というタイトルになった。
名前が判明しているのはジン、レイザー、イータ&エレナ、ドゥーン、リストの6名のみ。G.I.編が終了した今、残り5名の名前が判明する日は果たして来るのだろうか…
ちなみに開発者の一人ドゥーンは本来Wdwuneという綴りだったが、ゲーム開発にあたりジンによってDwunに改名させられた。
eは勘違いで取られてしまったが、運勢は上向きになったとの事。
■クレヨンしんちゃん
劇場版に登場する組織名は敵も味方もテキトー極まりないイニシャリズム(「SML:正義の 味方 ラブ」など)が多いが、
劇場版に登場する敵組織には比較的マトモなアクロニムがいくつか散見される。
- U.N.T.I.(ウンツィ)
- Unidentified Nature Team Inspection
『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ歌うケツだけ爆弾』に登場する敵組織。
名前は「正体不明自然物検査チーム」といった意味。
メタ的な名前の由来は十中八九うんちである。というか野原家からは一貫して「うんち」呼ばわりであった。
エンブレムは黄文字の筆記体で書かれるのと相俟って、横から見るとやはり巻きグソに見えるという、
クレしん劇場版にはよくある下ネタ系のネーミングである。
本部は富士の樹海にあるのだが、敷地を空から見ると森の中に円形にくり抜かれている構図であり、
またそこだけ色が違っているのもおそらく肥溜めがモチーフなのだろう。
活動目的・内容は宇宙から地球に飛来する物体(主に隕石)の監視。
劇中ではシロのお尻に取り付いた爆弾の存在とその危険性を察知、地球を保護する為にシロの確保に動いていた。
メタ的にはアホ極まりないが活動内容自体は至ってまともであり、隊員には帯銃までもが許可されている公的機関である。
- OBAKA(オバカ)パワー
- Oh! Bikkuri Aggressive Kanarisugoi Amazing
『クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』にてキーとなる用語。実にクレしんらしいおバカな文字の並び
「物理法則に全く従わないおバカな力」との事で、未来のしんのすけはこのOBAKAパワーによって世界を覆う暗雲を晴らすことを発案、
OBAKAパワーの全盛期だった5歳の頃の自分を未来に呼び寄せた。
- SKEB(スケッベ)
- Save Keeping Beautiful Earth
意味は「美しい地球を守り続ける(守り続けよう)」といった所か。
スケベでもスケブでもない
『クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国』にて登場した敵組織。
過激な環境保護団体、いわゆるエコテロリストと呼ばれる集団。
一般構成員の制服はビニール袋(流石に有色不透明)を加工したレオタードという些か刺激的な格好。
環境保護を訴えていながら非自然素材製ユニフォームで良いのだろうか……
■コードギアスシリーズ
- V.A.R.I.S.(ヴァリス)
- Variable Ammunition Repulsion Impact Spitfire
- 可変弾薬反発衝撃砲
主役機ランスロットの専用武器。
その名の通り、変形させることで威力を変化させることができる機能を持つ。
KMFを一発で撃破するなど、KMF用武器としても威力は高い。
他のKMF用実弾火器とは異なり、演出上その弾頭は緑色の光球の形で発射される。
- GUREN S.E.I.T.E.N. EIGHT ELEMENTS(紅蓮聖天八極式)
- Superlative Extruder Interlocked Technology Exclusive Nexus
意味は直訳で「最上級に押し出し連動した技術の高度な結び付き」。
ブリタニアに鹵獲された紅蓮可翔式をロイドとセシルが半ば趣味で魔改造した結果誕生した、『R2』時代最強のKMF。
「聖天八極式」の名前は起動時にその場にいた咲世子が起動画面を見て意訳したもの。
- F.L.E.I.J.A.弾頭(フレイヤ弾頭)
- Field Limitary Effective Implosion Armament
意味は「限定範囲爆破兵器」といった所。Jはどこから出て来た……?
ニーナ・アインシュタイン率いる開発チーム「インヴォーグ」が開発した新型爆弾。
最大半径100km圏内の空気を含むあらゆる物体を完全に消滅させ、更にその後発生する真空が発生させる暴風で巨大な被害を齎す戦略兵器。
起爆には核反応を利用しているが、後には熱も放射線も何も残らないため、ある意味では「極めてクリーン」な兵器でもある。
初登場時にはリミッターがかかっていたが、それでも半径10km四方が消滅、東京租界を事実上壊滅させ、凄まじい被害を齎した。
たった一発で数十機のKMFを消し去るその威力を前にはルルーシュさえも「戦略が意味を成さない」と戦慄させる程。
起爆してから実際に作動し始めるまで19秒かかる事から、その時間内であれば効果範囲から逃げられる可能性はある事と、
起爆寸前にフレイヤ弾頭とは逆の反応をぶつけることが出来さえすれば不発に終わらせる事ができる点は弱点といえば弱点だが、
19秒以内に数km~数十kmもの距離を移動するか、「逆の反応をぶつける」には19秒以内に周辺環境のデータ打ち込みを完了させ、起爆時の僅か0.04秒の受付時間ぴったりに動作させねばならない事を考えると、ほとんど問題にはならない。
なお、「フレイヤ」とは北欧神話に登場する女神の名前として知られるが、
綴りは「Freja」「Freyja」「Freya」「Freia」が一般的であり、「FLEIA」はともかく「FLEIJA」だとJが余計である。猶更どこから出て来たのだろうか
■ガンダムシリーズ
多くが『SEED』シリーズに集中している。
あまりに多いため一部の視聴者間では度々「トンチキなネーミングセンスの世界」などと揶揄されるが、
上気の通り軍事関連含め現実にも普通によくある命名法なので、別に全く不自然な話ではない。
些か強引気味なものも見受けられるが、これもまた現実にもままある事である。
どちらかと言えばプラントの方がアクロニム命名法を好む傾向が見受けられるが、
「新興の多民族国家故に固有の歴史が無い」という性質が関係していると考えられる。
- AMBAC(アンバック)
- Active Mass Balance Auto Control
- 能動的質量移動による自動姿勢制御
ガンダムシリーズに於ける「巨大人型ロボが戦場で幅を利かせられる根拠」の一つ。
早い話、手足やそれに類するスタビライザー等を振り回すことで、作用反作用の法則の原理で姿勢を変更すること。
これにより推進器に頼ることなく素早い姿勢制御が可能になる、という理屈である。
宇宙世紀作品では、AMBAC機動ができるか否かで宇宙での運動性能は大きく変わる様子である。
元々は宇宙世紀の用語であるが、『SEED』『00』の世界でも存在が確認できる。
なお、実際の宇宙飛行士も手足を振る事で姿勢を変えることはあるが、「AMBAC」はあくまでガンダムシリーズオリジナルの呼称である。
- ALEX(アレックス)
- Armor Layered EXamination
- 装甲積層試験
ガンダムNT-1の愛称、「アレックス」の由来とされるものの一つ。
他には型番の「RX」の捩りとする説もある。
装甲積層試験とは増加装甲「チョバムアーマー」の事を指していると思われる。
- CHOBAM Armour(チョバムアーマー)
- Ceramics Hybrid Outer-shelled Blow up Act-on Materials
- セラミックス複合外装による爆発反応材質
そのチョバムアーマーの意味はこちら。
頑強な装甲で敵弾を跳ね返すのではなく、敢えて簡単に破壊される事で本体へのダメージを吸収するというコンセプトの増加装甲。
名前に反して劇中描写の限りでは爆発反応装甲らしい様子は無い。
「チョバムアーマー」という軍事用語は実在するが、現実に於ける名前の由来はイギリスの地名であり、綴りも「Chobham」である。
- A.E.U.G.(エゥーゴ)
- Anti Earth Union Group もしくは Anti Earth United Government
- 反地球連邦組織
『機動戦士Ζガンダム』、『機動戦士ガンダムΖΖ』の主人公組織。
ジオン残党狩りを名目に横暴を働き続ける「ティターンズ」に対抗してスペースノイドを中心に結成された。
正式名称についてはいろいろ表記ゆれが多いが、意味と「AEUG」という名前だけは変わっていない。
「反地球連邦組織」とは言うが、実態としては地球連邦内部のティターンズに対する反対勢力、言うなればブレックス准将が率いる軍閥のようなもので、
『V』のリガ・ミリティアのような民間のレジスタンス組織の類ではない。
- VMsAWrs(ヴァモーズ)
- Variable Mobile-suit And Wave-rider system
「モビルスーツ・ウェイブライダー変形機構」といった意味。
「Ζ計画」関連可変MSの変形機構の名称で、Ζガンダムの他、Sガンダム等もこのVMsAWrs採用機の一つである。
「ウェイブライダー(=ΖガンダムのMA形態の名称)」と呼ばれてはいるが、
ここでは「MA形態」程度の意味であり、厳密にウェイブライダーの性質・形態に準じているとは限らない。
なお、『センチネル』にてロゴマークが作られており、ガンプラのデカール等で再現されている。
- n_i_t_r_o(ナイトロ)
- Newtype_Injection_Trace_Reformed_Oldtype
直訳すると「オールドタイプにニュータイプを注入・追随させ変革させる」といった意味になる。
ガンダムデルタカイに搭載されているサイコミュシステムの一種。
オールドタイプであっても強化人間やニュータイプでなければ使用不可能な複雑なシステムやサイコミュ装備を使用可能になるシステム。
だがその原理はパイロットの脳を書き換える事で強制的に強化人間にしてしまうというもので、
何度も使用していると真面目だったパイロットを乱暴で攻撃的な性格に変貌させてしまうといったリスクがある。
「ナイトロ(Nitro)」とは要するに狭心症の薬や僅かな衝撃で爆発する危険物でお馴染みニトログリセリン(ニトロ化合物)の事である。
- S.N.R.I.(サナリィ)
- Strategic Naval Research Institute
- 海軍戦略研究所
地球連邦軍の兵器開発研究所。
宇宙世紀90年代から小型MSの開発に着手、フォーミュラ計画等で高い成果を上げる。
- Re-GZ(リガズィ)
- Refined Gundam Zeta
Ζガンダムの量産化を目指して開発された試作機。
可変機を量産化する上でのネックとなっていたコスト・整備性の悪化を、
「可変機構ではなく、武装と推進器を乗せた追加パッケージを装備する」という形で解決を試みた機体。
結局、「それだけのものを毎回使い捨てにしてたら、いくら整備性が上がっててもコスト的にはトントンでは?」という事で制式化はされなかった。
- Re-ZEL(リゼル)
- Refine Zeta Gundam Escort Leader
↑の系譜となるMS。
可変機構をよりシンプルなメタス系まで差し戻し、更に現行の主力機であるジェガンとパーツの一部を共通化させることでついに量産化にこぎつけた機体。
- ECOAS(エコーズ)
- Earth, COlony, ASteroid
- 地球・コロニー・小惑星帯、転じて「活動場所を選ばず」
機動戦士ガンダムUCにて登場した地球連邦軍の特殊部隊。
さしずめ「宇宙世紀版SEALs」といった所であろうか。
因みに、同じ発音の「こだま・反響」の意味を持つ英単語の綴りは「ECHOES」。
- V.S.B.R.(ヴェスバー)
- Variable Speed Beam Rifle
- 可変速ビームライフル
ガンダムF91が装備する武装の一つ。間違われがちだが、綴りを見ても分かる通り「ヴェスパー」ではない。
速度と収束率を調整・変更する事ができるメガ粒子砲で、貫徹力に優れた高速ビームと破壊力に優れた低速ビームを切り替える事ができる。
威力は非常に高く、ビームシールドを貫くほど。
本体直付けの大型ビーム砲だが、その名の通りビームライフルの一種という扱い。
なお、F91のもう一つの特徴である「質量を持った残像」ことM.E.P.E.(金属剥離効果:Metal Peel-off effect)は読み方が安定しておらず、
アクロニムなのかイニシャリズムなのかはっきりしていない。
- FLAT(フラット)
- Flexible Laddar Actuater Technology
- 柔軟な梯子状の駆動装置技術
∀ガンダムに登場するMSの一つ。
その意味の通り、本来は本機に採用された技術の名前であるが、可変機構によりflatな形状になる事から機体名の俗称となった。
それに伴い、技術名の方は「スパイン(英:spine.「背骨」の意)」となった。
ウァッド等に採用されている「スパインフレーム」の事と思われ、実際ほぼ同一の機構が見受けられる。
- SUMO(スモー)
- Strike Unit for Maneuver Operation
- 機動戦闘ユニット
ディアナ・ソレル親衛隊専用MS、スモーの正式名称。
設定ではこうであるが、軍配によく似た武器を持つなど、メタ的な由来は十中八九「相撲」であろう。
なお、本機や上記フラットからもうかがえるが、ディアナ・カウンターのMSの名称にはアクロニムがけっこう多用されている。
ウァッドは「WAlking Dumpling」、ウォドムは「WAlking DOMe」の略である。
- MOBILE Suit(モビルスーツ)
- Manipulative Order Build and Industrial Labors Extended Suit
- 建設および工業労働用有腕式拡充型(宇宙)服
ガンダムWの舞台であるAC世界では、「モビルスーツ」も上記のバクロニムという設定になっている。
- MOBILE DOLL(モビルドール)
- MOBILE Direct Operational Leaded Labor
完全無人で自律式でも遠隔操作でも動く、人間のいない戦場を作ってしまった兵器。
上記名称の公式な日本語訳はなさそうだが、意訳すれば「建設および工業労働用有腕式拡充型の、直接操作可能な鉛の兵隊」というところだろうか。
- OZ(オズ)
- Organization of the Zodiac
- 黄道帯機構
エレガントが代名詞のトレーズ様率いる秘密組織。
「黄道帯」の名に沿わせているのか、OZのモビルスーツは原則として黄道十二宮から名前をとっている。
- ZERO System(ゼロシステム)
- Zoning and Emotional Range Omitted System
- 領域化および情動域欠落化装置
乗り換え後主人公機についているシステムなのに、なにやら物騒な名称となっている。まあ実際、本編ではどちらかといえば否定的に描かれているし。
- G.U.N.D.A.M.(ガンダム)
- General Unilateral Neuro-Link Dispersive Autonomic Maneuver Synthesis System
- 単方向の分散型神経接続によって自律機動を行う汎用統合性システム
- Generation Unsubdued Nuclear Drive Assault Module Complex
- 核動力を抑制されていない新世代の強襲モジュール複合体
- Generation Unrestricted Network Drive Assault Module Weaponry
- 無制限のネットワーク駆動世代の強襲モジュール兵装
- Gigantic Unilateral Numerous Dominating Ammunition Fortress
- 巨大制圧火器集約要塞
- Gunnery United Nuclear - Deuterion Advanced Maneuver SYSTEM
- 核・デュートリオン統合先進機動砲撃システム
- Guider UNmanned Deployment Autonomic Manipulation
- 無人・自律運用展開教導機
機動戦士ガンダムSEED系のガンダムタイプに搭載されているOSの名称。
それぞれ「ストライク等初期GAT-Xシリーズ」「フリーダム等ザフト製核動力機」「インパルス等セカンドシリーズ」「デストロイ」「デスティニー・レジェンド」「スターゲイザー」のもの。
何れも頭文字を取ると「GUNDAM」になるという共通点があり、キラはここからストライクに愛称としてガンダムと名付けた。
ある意味、C.E世界に於ける「ガンダム」の正式名称と言える。
メタ的にはすでに存在する「GUNDAM」という単語に意味を後付けしたバクロニムであるが、その土壌がない劇中世界ではアクロニムという少々ややこしい例。
もっと厳密に言えば初期GAT-Xシリーズの頭文字に揃える形で後継機のOSの名称を決めているため、ザフト製核動力機以降はバクロニムになる。更にややこしい。
また後付け設定として他のガンダム作品にも「『GUNDAM』とは何らかの意味を持たせたアクロニムである」という設定を持つものがあるが、
その設定が具体的な単語の羅列として劇中に登場するのはほぼこのSEED系のみである。
- P.L.A.N.T.(プラント)
- Productive Location Ally on Nexus Technology
- 技術によって結び付く生産拠点
『SEED』に於ける宇宙コロニー国家、つまり21世紀のジオン公国に当たる勢力。
コーディネイターの能力を活かせる研究開発拠点として開発がスタートし、
ついには複数基のスペースコロニー群と化した事で、「工業密集地」という意味のPlantと掛けて現在の名称に変更された。
因みに、対する地球連合はO.M.N.I.(Oppose Militancy & Neutralize Invasion)と表記され、「オムニ*17」と読む事ができるが、
こちらは劇中では一貫して「(地球)連合」としか呼ばれないため、アクロニムなのかは不明。
- Z.A.F.T.(ザフト)
- Zodiac Alliance of Freedom Treaty
- 自由条約黄道同盟
プラントの保有する軍事・警察組織。
元々はプラントの政治結社だった「黄道同盟(Zodiac Alliance)」が発展したもの。
早い話が「プラント軍」、21世紀のジオン軍であるがあくまで義勇軍という形態を取っているため、プラントの正規軍では厳密にはない。
- S.E.E.D.(シード)
- Superior Evolutionary Element Destined-factor
- 優れた種への進化の要素であることを運命付けられた因子
作品タイトルに冠され、主人公キラ・ヤマトと他数人が持つと言われる何らかの要素。
「SEEDを持つ者は何かある」と示唆されていたものの結局劇中では具体的に何を意味するのかははっきりしなかったが、
演出上「種子が弾けるイメージと共に、一時的に全能力が引き上げられる能力」「(使いこなせば任意で引き出せる)火事場の馬鹿力」として扱われている。
- JOSH-A(ジョシュア)
- JOint Supreme Headquarters-Alaska
- アラスカ統合最高司令部
『SEED』の時代に於ける地球連合軍本部基地。その名の通りアラスカ太平洋側に設置されている。つまり21世紀のジャブローである。
大戦終盤、ザフトの大規模作戦「オペレーション・スピットブレイク」にて攻撃対象となり、
激戦の末にサイクロプスによって自爆、消滅した。
因みに、アラスカのジョシュアの方の綴りは「JOSHUA」。
- M.E.T.E.OR.(ミーティア)
- Mobilesuit Embedded Tactical EnfORcer
- モビルスーツ埋め込み式戦術強襲機
フリーダム・ジャスティス専用巨大追加装備。MSに戦艦クラスの機動力と火力を齎す事ができる。
早い話が『SEED』版デンドロビウム。幾ら何でもこれは流石に無理があるのでは……
「meteor」自体が「流星」を意味する英単語だが、このケースはT.M.Revolutionの楽曲で劇中の挿入歌でもある「METEOR-ミーティア-」に対するバクロニム。
- G.E.N.E.S.I.S.(ジェネシス)
- Gamma Emission by Nuclear Explosion Stimulate Inducing System
- 核エネルギーを使用したガンマ線レーザー砲
第1次連合・プラント大戦終盤に登場したザフトの最終兵器。21世紀のソーラ・レイ。
核爆弾から放出されたγ線をコヒーレント化して目標に発射するという、言うなればブラックホールが放出するγ線バーストを人工再現したようなもの。
破壊力とその危険性にかけてはガンダムシリーズに登場する巨大ビーム・レーザー砲型戦略兵器の中でも屈指の凶悪さを誇る。
- D.R.A.G.O.O.N. System(ドラグーン・システム)
- Disconnected Rapid Armament Group Overlook Operation Network system
- 分離式統合制御高速機動兵装群ネットワークシステム
プロヴィデンスガンダムにて初めて投入されたザフトの新兵器。
パイロットの操作によって本体から離れて遠隔操作されるビーム砲台、即ち21世紀のファンネルと言うべき兵装。
Nジャマーによって阻害されない量子通信によって制御され、またメビウス・ゼロのガンバレルと異なり無線制御であるためより自由度の高い挙動が可能。
プロヴィデンスはビーム砲9門を備えた大型3基・ビーム砲2門の小型8基、つまりドラグーンだけで43門ものビーム砲を装備しており、
ファーストシリーズに搭載されているマルチロック機能と合わさり絶大な殲滅力を誇る。
例によって制御には「高い空間把握能力」が必要となるため、扱える人間は限られるのが難点。
『DESTINY』では空間把握能力に拠らず誰にでも扱える第二世代型、空間把握能力は必要だがより高性能なスーパー・ドラグーンが登場している。
なお、ドラグーン(dragoon)とは「竜騎兵」と呼ばれる銃を装備した騎兵を意味する近世ヨーロッパに実在した兵科。
- ジンF.E.M.W.S.(ジンフェムウス)
- Fighter Experiment Maneuver in Water & Surface
- (水中・水面機動戦闘試験型?)
- ジンW.A.S.P.(ジンワスプ)
- Water Adapted Search & Patrol Type
- 水圏適合索敵哨戒型
- ジンO.R.C.E.R.(ジンオーカー)
- Operation Commando Hard Environment Reinforced
- 極限環境作戦強化部隊員
ジンのバリエーション機の一つ。
それぞれ、「水中型試作機(グーンの試作型に相当)」「水中型」「陸戦型」。
ジンオーカーは機体色の「黄土色(オーカー)」とも掛けたネーミングと思われる。
ジンフェムウスのみ本編に登場したことがない。
- シグーD.E.E.P.Arms(シグーディープアームズ)
- Directional Energy Emission exPerimental Arms
- 指向性エネルギー放射兵器試験機
シグーの派生機種の一つ。
強奪したGAT-Xシリーズから得られたデータを元に開発したビーム兵器の試験機。
攻撃力こそ高いものの、冷却系に問題を抱えているなど試作機だけに課題も多い。
数機が建造され、その内の1機にはシホ・ハーネンフースが搭乗していた。
- FUIYAMA社(フジヤマ)
- Future Japan Industrial Yield And Manufacturing
「未来日本開発生産工業」といった意味。
東アジア共和国に存在する企業の一つ。おそらく日本企業。
番外編にてライゴウガンダムを開発している。
- ZAKUウォーリア/ファントム(ザクウォーリア/ザクファントム)
- Zaft Armored Keeper of Unity
- 鎧に身を固めたザフトの統一の保護者
- GOUFイグナイテッド (グフイグナイテッド)
- Guardian Of Unity Forerunner
- 統一の守護たる先駆者
- DOMトルーパー(ドムトルーパー)
- Dauntless Obliterator Magnificent
- 壮大なる不屈の抹殺者
『DESTINY』の時代にザフトが開発した新型量産機。
「ガンダム」の由来を「搭載OSのアクロニム」とした流れで、ザクグフドムまでアクロニムとなった。
ドムのみ不採用となったためザフトでは運用されず、三隻同盟にて使用された。
- ディンR.A.V.E.N.(ディンレイヴン)
- Reconnaissance Attack adVanced Electronic iNstllation
- 特殊電子機材搭載・偵察・攻撃
ディンの派生機種の一つ。
その名の通り電子戦特化機であり、建造数の少なさから見かけることは稀だという。これも大概に強引やな……
- TRANS-AM(トランザム)
- TRANS Act Max mord
意味は直訳で「全開形態に移行」。
GNドライヴのブラックボックスに封印されていた機能で、蓄積されていた全GN粒子を放出する事で一定時間だけ通常の3倍もの機動力を齎す。
ちなみち「trans am」という語句自体は実在するもので、こちらは「trans America(アメリカ大陸横断)」の通称。同名の車等もあるので、ガンダムファン以外でも聞いたことがある人は多いだろう。
なお、00第一期の世界では他にもグラハムとビリーが所属していた「MSWAD(エムスワッド)」という部隊がユニオン軍に存在するが、
これが何の略なのか、そもそも何かの略称なのか自体も不明。
Fandomのガンダムwikiには「Mobile Suit Warehouse and Development.(モビルスーツ寄託開発)」の略との記述もあるがソースが無い。
■特撮
- MOGERA(モゲラ)
- Mobile Operation Godzilla Expert Robot Aero-type
- 対ゴジラ作戦用飛行型機動ロボット
『ゴジラvsスペースゴジラ』に登場する。初出は1957年の映画『地球防衛軍』であり、そのリメイク。
その名の通り、尖った鼻やずんぐりした体形などどことなくモグラをイメージさせる造形。
メカゴジラの後継機として開発されたもので、企画段階では変形する案もあったという。
- M.U.T.O.(ムートー)
- Massive Unidentified Terrestrial Organism
- 未確認巨大陸生生命体
ゴジラやキングコングなどが登場するハリウッドにおける怪獣映画シリーズ・モンスターバースでの用語。
その意味が示すようにあらゆる巨大生物に対する総称という扱いだが、
第1作である2014年版ゴジラにおいては、本作のゴジラと敵対していた巨大生物の呼称として使用されていた。
第3作目の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』では新たに「タイタン」という総称ができたため、事実上同種族を示す固有名となった。
- 一部の防衛チーム(ウルトラシリーズ)
科特隊の様に日本語名称しかないもの、アクロニムではないものもあるが、
GUTS、DASH等一部が該当する。
特に初期作品にはアルファベット3文字の名称が多い。
かなりの数があるため詳細は個別項目を参照。
- ORION(オリオン)
- Offensive Resistance Interstellar Orbiter of REBELLION
意味は「リベリオン保有攻勢・抵抗活動星間軌道船」といったところか。
キュウレンジャーの移動拠点として機能する宇宙船。
棍棒を持った男性のような船首像「おじさん(正式名称)」が特徴的。
最終的にキュウレンジャーと地球を守る形で敵に特攻、手にした棍棒型構造物が脱落した事で、残った手でまるでサムズアップするかのようにしながら轟沈して行った。
- バースCLAWs(バースクロウズ)
- (BIRTH)Cannon Leg Arm Wing system
『仮面ライダーOOO』に登場する2号ライダー仮面ライダーバースが装備する武装ユニットの総称。
「Cannon」が「ブレストキャノン」
「Leg」が「キャタピラレッグ」
「Arm」が「ドリルアーム」及び「クレーンアーム」「ショベルアーム」
「Wing」が「カッターウイング」
をそれぞれ示していると思われる。
CLAWsを全て同時に装備することでバース・デイという形態となる……のだがアクションしにくいスーツの都合か劇中ではあまり使用されなかった。
またこれらを合体させたサソリ型の自立ロボット「CLAWsサソリ」も存在……するのだがCGによる予算の都合か劇中では(ry。
もっともこれらの装備はセルメダルのコスト的に使用を渋るという設定上の理由もあるのだが*18。
- O.W.L.試験(オウル試験)
- Ordinary Wizarding Level
- 普通魔法試験
- N.E.W.T.試験(ニュート試験)
- Nastily Exhausting Wizarding Test
- 滅茶苦茶疲れる魔法テスト
ハリー・ポッターシリーズの世界に登場する学校試験。
前者は正式名称は「オーダブリューエル」の様だが、「Owl(英:「ふくろう」の意)」に引っ掛けて「ふくろう試験」の通称で呼ばれる。
ホグワーツ5年生が学期末に受ける試験。試験結果が将来にも影響する程の重要な試験で、試験結果は科目毎に点数ではなく6段階評価で行われる。
上位3段階までが合格、下位3段階が不合格となる。なお最優秀は「O(優)」、最下位は「T(トロール並)」である。
ホグワーツ6年生以降の一部授業を受講するためにはこの試験で合格点を取っている必要がある。
後者は同じく綴りから別名「イモリ試験」。
7年生の学期末に実施され、その名の通り非常に高い難易度となっている。
因みに、ハーマイオニーは4年生の頃に「しもべ妖精福祉振興協会(S.P.E.W.(Society for the Promotion of Elfish Welfare))」なる組織を立ち上げているが、
ロンから「スピュー(英:Spew.「反吐」と訳される)」と呼ばれて憤慨する場面があるためおそらくアクロニムではない。
- C.A.R.A.S.
- Criminal Activity Recognition Advanced System
直訳で「進化型犯罪活動認識システム」といった意味。
踊る大捜査線THE MOVIE2登場した監視システム。その名の通り、起動画面にはカラスが描かれている。
東京各地に大量に設置された監視カメラの映像を一挙に纏めて管理・確認する事ができる。
一般には公表されておらず、この機構の存在は極秘である。
- SHOCKER
- Sacred Hegemony Of Cycle Kindred Evolutional Realm
直訳で「同種の血統による全体の、神聖なる支配権」。
初代仮面ライダーのリメイクである仮面ライダー THE FIRSTと、その続編のTHE NEXTに登場するショッカーの正式名称。
本家ショッカーは選民主義を掲げており、その理念を正式名称に上手く落とし込んだ内容となっている。
- SHOCKER
- Sustainable Happiness Organization with Computational Knowledge Embedded remodeling
訳すなら「計量的な知能の埋め込み改造により持続可能な幸福を目指す組織」。
こちらはシン・仮面ライダーにおけるショッカーの正式名称。
これも組織の理念を端的に表すものとなっている。
モチーフを同じくする組織に全く違うバクロニムが付けられるのは非常に珍しいと言える。
- プロジェクト・GO-ONGER(ゴーオンジャー)
- Ground Outdoor Operational Network General-purpose Explorational Rover
ざっくり訳すると「地上屋外運用ネットワーク汎用探査車両」といったところ
「『炎神戦隊ゴーオンジャー』にそんな設定あったっけ?」とお思いかもしれないが、これはその北米リメイク版『パワーレンジャー・RPM』の用語で、原作におけるゴーオンジャーの拠点であるキャンピングカー、ギンジロー号のこと。
ギンジロー号登場シーンの映像を流用するにあたり、車体側面にデカデカと書かれた「GO-ONGER」の文字になにかしら意味を持たせる必要があったため設定された。
そのものすごい力技でのネーミングは原作ファンからしばしばネタにされており、作中でもブルーレンジャーのフリンから「なんで読むんだこれ?『グーンガー?』」と突っ込まれていたりする。
なお、ここまでやって登場させたギンジロー号はわずか2話で爆散してしまった。合掌…
■MCU作品
トニーの趣味なのか、彼が開発したガジェットにはかなりテキトーなアクロニムが仕込まれたものがまま散見される。
- S.H.I.E.L.D.(シールド)
- Strategic Homeland Intervention, Enforcement, and Logistics Division.
- 戦略国土調停補強配備局
マーベルコミックスの世界に登場する組織。
「S.H.I.E.L.D.」の意味は時期や作品によって異なるが、MCU世界ではこのようになっている。
アイアンマンの時点では正式名称を毎回律儀に名乗っていたが、余りに長くて言い辛い名前故に皆から面倒臭がられ、
最終的に略称はS.H.I.E.L.D.(シールド)に決定した。
但し、後の作品ではアイアンマン一作目より過去の時系列でも既にシールドである事から、
おそらく最新設定ではこの設定は無かった事になっているか「アイアンマン」の中だけの設定と考えられる。
- J.A.R.V.I.S.(ジャービス)
- Just A Rather Very Intelligent System.
意味は大体「単なる物凄く賢いシステム」といった感じ。
原作ではスターク家に仕える万能執事だったのが*19、MCUでは少年期のトニーが開発した会話AIとなった。
トニーに似て軽口を叩いたり皮肉を言ったりするなどAIにしては人間臭く、
また自宅の管理やアイアンマンスーツの補助も行う名前に違わない万能振りを見せつけている。
ジャービスがヴィジョンとして分離独立してからはアイアンマンスーツの補助AIは「フライデー」に変更されたが、
こちらも「F.R.I.D.A.Y.」と表記されるため何等かのアクロニムと思われるが、何の略かは不明。
なお、人名のジャービスは上記の他に「Jervis」とも綴る。
イギリス海軍の幸運な駆逐艦の綴りはこちら。
- B.A.R.F.(バーフ)
- Binarily Augmented Retro-Framing.
「過去再構築双方向拡張機」といった意味。
非常に精巧なホログラム発生装置。
その名の通り、過去の記憶を拡張現実として再現することができる。
『シビルウォー』冒頭にて、トニーはデモンストレーションとして少年期の自分を再現していた。
なお、「Barf」の意味は英語で「嘔吐(字幕・吹き替えでは「ゲロ」と訳されることが多い)」。
開発者としては自身の作品をトニーに意図を捻じ曲げて使われたと感じ、
更にとても上品とは言い難い名前にされた怒りから後にある凶行に走ってしまう。
- E.D.I.T.H.(イーディス)
- Even Dead I am The Hero.
- 死んでも尚私はヒーロー
トニーがピーターに託した眼鏡型デバイス。
対話型インターフェイスを内蔵し、単体で情報端末として機能する他、スターク社の武装ドローンのコントロール端末としての機能も持つ。
因みに、似た発音のギリシャ神話に登場する最強の盾の綴りは英語では「Egis」もしくは「Aegis」「Aigis」。
■ゲーム
- R.Y.N.O.(ライノ)
- Rip Ya a New One.
ラチェット&クランクシリーズ伝統の最強装備。
直訳すると「あなたの新しいものを引き裂く」であるが、これは英語圏のスラング「tear you a new ass hole.」の捩りと見られ、
つまり「(これで)テメェの身体をカッ捌いて新しいケツの穴を開けてやるよ!」という意味を持つ。
大仰な名前に相応しくその威力は凄まじいもので、特に初代に登場したそれはまさにバランスブレイカー級の性能を持つ。
諸外国でも大体似たような命名法になっており、イタリア語では「Muori In Pochi Secondi」で「M.I.P.S.」、
スペイン語版では「Te Abro Una Nueva」で「T.A.U.N.」、フランス語では「T'Éclater La Tronche」で「T.E.L.T.」となっている*20が、
日本語版ではその辺りを表現・再現できなかったか、「コイツが火を噴けば敵はたちまちハチの巣よ」という意味で「ランチャーNo.8」と翻訳された。
しばらくは日本語版は「ランチャー○○」「ナンバー○○」という名前だったが、後に英語版に合わせて日本語版もR.Y.N.O.となった。
- PDmA(ピーデマエー)
- Personal Demae Assistant
- パーソナル出前アシスタント
R.Y.N.Oと同じくラチェクラ用語で、こちらはショップ以外の場所から買い物が出来る携帯端末のこと。
初代では「ピー・ディー・エム・エー」と発音されるが、3で後からアクロニム扱いとなった珍しい例。
「出前ってモロに日本語じゃねえか」と思われるだろうが、実はこれは日本語版独自の名称で、原語版では「Galactron PDA(Pernonal Delivery Assistant)」。
そのまんま日本語版で使っても伝わりにくいことはなかっただろうが、そこであえて斜め上の日本語訳が入るのはラチェクラの恒例行事である。
- ISAF(アイサフ)
- Independent States Allied Forces
- 独立国家連合軍
ACE COMBAT 04 shattered skiesに登場する組織。
ユージア大陸西部の1/3を占める軍事大国エルジア共和国に対抗する為に、
大陸東部の(おそらくはエルジアには及ばない程度の大国な)FCUを中心とした東部諸国が結成した多国籍軍。早い話が主人公軍である。エンブレムは「3本の鏃」。
多国籍連合軍であるがエルジアの強大な軍事力と比べるとこれでようやくエルジア軍と同等程度の規模であり、
しかもエルジアが占拠した隕石迎撃用巨大レールガン『ストーンヘンジ』の威力を前に物語開始時点で既に壊滅寸前まで追い込まれている。
最早誰もISAFの敗北を疑わず、今にもトドメを刺されようとしている状態であったが、主人公の活躍により奇跡の逆転劇を見せることになる。
- SOLG(ソーグ)
- Strategic Orbital Linear Gun
ACE COMBAT 5 THE UNSUNG WARに登場する超兵器。
「戦略衛星軌道リニア砲」といった意味。
冷戦期にオーシアが開発した巨大軍事衛星で、その名の通り核弾頭を含む巨大砲弾を衛星軌道から地上に向けて発射する能力を持つ。
完成はしたものの冷戦終結に伴い使用される事なく放置されていたが、環太平洋戦争終盤にベルカ勢力が起動させ、
最終決戦の最中にオーシア・ユーク連合軍に向けて使用された。
最終的に主人公らの活躍によりコントロール施設が制圧され停止するも、
それをトリガーにした自動プログラムにより大量の砲弾を積んだままオーシア首都に向けて落下して行く。
当然落着すれば多大な被害が発生するため、これを防ぐべく迎撃するのがACE5最終ミッションの内容となる。
『インフィニティ』では他の超兵器共々少々アレンジを加えられて再登場、
全身にレーザー砲台が設置され、レーザーの弾幕で近付く戦闘機を迎撃する能力が与えられた。
また他の超兵器同様に通常版に加えて強化版の赤、金、黒が存在するが、
それらには「SOLG」に因み、それぞれ「S」「O」「L」「G」から始まる天文学者の名前*21が与えられている。
一種のバクロニムとも言えよう。
- ACES(エイセス)
- Archer Chopper Edge Swordsman
↑のSOLGコントロール施設を制圧するミッションのミッション名である。
そのまま訳すなら「エース達」、すなわち主人公ブレイズ率いるラーズグリーズ隊、あるいはラーズグリーズ隊を援護するために敵味方の枠を越えて集結した各部隊のエース達を指す。
しかし、ウォードッグ隊あるいはラーズグリーズ隊としてブレイズと共に飛んだ仲間達のTACネームの頭文字をつなげるとミッション名の「ACES」になるというバクロニムも含まれている。
- S.T.A.R.S.(スターズ)
- Special Tactics And Rescue Service.
- 特殊戦術及び救助部隊
『バイオハザード』シリーズに登場する組織。
ラクーンシティ警察内に設置された特殊部隊で、メンバーはアルファチームとブラヴォーチームの2チーム、合計12人。
カスタムハンドガンサムライエッジシリーズの採用など、装備も特殊なものが揃っている。
- K.A.N.-S.E.N.(カンセン)
- Kinetic Artifactual Navy - Self-regulative En-lore Node
- 動力学的人工海上作戦機構・自律行動型伝承接続端子
アズールレーンに登場する艦船を擬人化した兵器の総称。
日本では商標登録されている「艦娘」や非公式名称であった「艦船少女」に代わって発表された名称KAN-SENの正式名称である。
- MOOGLE(モーグリ)
- MIlitary Operation Organization Guidance Logistics Expert
『ファイナルファンタジー零式』の登場種族。
本編で訳されることはないが、直訳で「軍事作戦統括指導補給担当官」という意味。
モーグリはFFシリーズ定番のキャラクターだが、本作では世界観に合わせ、新たに英単語による意味が付けたされた。
そのため、作中ではアクロニムだが(他のFFシリーズをプレイ済みの)プレイヤー視点ではバクロニムという稀有な例。
正式名称はMOOGLEだが、縮めてMOG/MIlitary Operation Guidanceと呼ばれることもあるらしい。
名前は兎も角、見た目は旧来通りのフワフワしたボンボンの特徴的な可愛らしい小動物的生物で、語尾の「~クポ」も健在。
その名の通り作戦中の目標指示・アドバイスなどを教えてくれる。
余談だがこのぶっ飛んだ名称はファンの間で話題となり、この命名をしたのは本作ではクリエィティブプロデューサー及びキャラクターデザイナーを担当した中二病的センスに定評のある野村哲也氏なのではと言われていたが、公式攻略本でのインタビューで否定している。曰くシナリオ担当スタッフの1人が考えたとのこと。
- GLaDOS
- Genetic Lifeform and Disk Operating System
ゲーム「Portal」シリーズの主要キャラを務める管理AI。
「遺伝子生命体とディスクオペレーティングシステム」という名前のとおり、研究施設の管理を務めるAIだったらしい。
- BLADE(ブレイド)
- Beyond the Logos Artificial Destiny Emancipator
- 神の言葉を超えた、人工的な運命の解放者
『ゼノブレイドクロス』に登場する組織。
消滅する地球から惑星ミラに移住した地球人が設立した民間軍事組織で、主に「ライフポイントの探索」「惑星ミラの調査」「NLAの治安維持」を担う。
ちなみに任天堂のゲームでアクロニム/バクロニムは頭文字にネタを仕込む星のカービィシリーズですらなかなかお目にかかれない。
一応それっぽいのは『ロボボプラネット』のD3砲(伝導電磁式三連砲:Dendou Denji-shiki 3-renhou)ぐらいか。
- S.P.E.C.I.A.L.(Falloutシリーズ)
- Strength、Perception、Endurance、Charisma、Intelligence、Agility、Luck
- あなたが「スペシャル」な存在になるために!
シリーズでは恒例である、キャラクターの基礎ステータスを表わす7つの項目。ゲーム開始時に限られた合計ポイント内で割り振る事ができ、プレイ中にも数値を増やせる機会がある。
スキルの取得にも関わってくるため、よく考えて割り振ろう。
■スーパーロボット大戦シリーズ
- MAP兵器(マップ兵器)
- Mass Amplitude Preemptive-strike Weapon
- 大量広域先制攻撃兵器
『第二次』にて初登場した武器種別の一つ。
マップ上にて使用可能で、一定範囲内のマスの中にいる敵全てに同時に攻撃可能で、反撃を受けないという性質を持つ。
非常に燃費が悪い、弾数が厳しい等の制限がある事が多いが、「必中」+「熱血」で大量の敵を巻き込めれば正に群がる敵を一網打尽にする事ができる。
よしんば仕留め損ねても反撃される事が無いため安全に攻撃する事が可能という長所もある。
敵が使って来る事もあるため、場合によっては上記の利点が全てこちらに牙を剥き、深刻な被害を被る事も。
「MAP兵器」とは本来はゲーム用語だったが、『第三次α』及び『OGシリーズ』にて、メタ発言にならないためのバクロニムとしてこの設定が追加された。
「大量」「広域」「先制」と、MAP兵器が持つ性質を全て言い表した秀逸な設定である。
この定義に伴い「サイフラッシュ」等の機動兵器に搭載されている物だけでなく、シナリオ中に登場する基地攻撃用の巡航ミサイルなんかもこのMAPW扱いとなっている。
- システムLIOH(システムライオウ)
- Lead Innovation Organic Hermony
『第三次α』の主人公の一人、トウマ・カノウの愛機、雷鳳に搭載されているインターフェース。
素人でも熟練者並に機動兵器を操縦できるようになり、更にパイロットの潜在能力を引き出し育成する画期的な操縦システムという触れ込みだったが、
その実態は「パイロットに強烈な負荷を掛け、強制的に『火事場の馬鹿力』を引き出させ続ける」という危険なもので、
パイロットがシステムに取り込まれれば廃人化もしくはシステムに操られ暴走してしまうという重大な欠点を持つ。
後にトウマは修行の末にシステムLIOHに頼らずとも戦えるようになり、
更に危険性を鑑みて大雷鳳へと改造されるに当たり封印された(保険として引き続き搭載はされている)。
- 大雷鳳
- Dynamic Lightning Over(ダイナミック・ライトニング・オーバー)
上記雷鳳のカスタム機。
トウマに合わせて徹底的なチューンを施した結果、他のパイロットでは歩く事すらままならない極端な操縦性となってしまった。
雷鳳の短所を補うのではなく長所を伸ばす方針で改造されており、スマートな体形だった雷鳳から一転してマッシブになり、
特に脚部のプラズマコンバータが巨大化している点からもそれがうかがえる。
なお「大雷鳳」はトウマが即興で着けた略称と当て字であり、正式名称はあくまで「ダイナミック・ライトニング・オーバー」である。
ちなみにこの「DDGシリーズ1号機」であるダイゼンガーも「Dynamic General Guardian」のバクロニムという事になっている。
パイロットの名前が「ゼンガー」なので「大ゼンガー」を含めたダブルミーニングでもある*22。2号機であるアウセンザイターも一応ダイゼンガーと読んでもいいはずだが、こちらはパイロットのせいでトロンベとしか言われない*23。
- ZEUTH(ゼウス)
- Z Emergncy Union of Terrestrial Human
- 地球人類緊急救援連合
- ZEXIS(ゼクシス)
- Z EXtra International Savers
- 特別国際救助隊
- Z-BLUE(ズィーブルー)
- Z Busters Link Universe & Earth
- 「この青く美しい地球を守るために、地球と宇宙の垣根を越えて、戦う人達が手を携えることを切に願う」
- H.I.A.W.D(ハイアード)
- Hope Is A Waking Dream
- 「希望とは、目覚めて抱く夢をいう」
上三つはスーパーロボット大戦Zシリーズ、最下段は『X-Ω』の主人公らが属するロボットチームの名前。
見て分かる通り、Zシリーズの部隊名は何れもZが頭文字となっており、
アルファベットの最後の文字である事から「不退転」の意味が込められている。
因みに、ギリシャ神話最高神のゼウスの綴りは「Zeus」。
『ヒーロー戦記』での主人公勢力もゼウスだが綴りはこちら(Zet Extraordinary United Space:連盟特別大使)。
■Seraphic Blue
フリーゲームながら本格的なストーリーと世界観の構築で知られる作品。
アクロニムで名付けられた固有名詞を先に出しておき、その正体を隠すという手法が作中に良く使われている。
- OHG(オーグ)
- Organaization for Healing Gaia
主要人物であるユアン・オースティンが立ち上げた民間組織。
作中の舞台となる惑星「ガイア」を浸潤する存在「ガイアキャンサー」を駆逐し、星の破滅を防ぎガイアを復活させることが主目的だが、それ以外にも救援活動なども行っている。
政府もガイアキャンサー根絶を任務に含めた政府軍「C.M.G.C.アームズ」を持っているが、お役所故に決断が遅くイマイチ当てにならない。
そこでC.M.G.C.出身であるユアンがこの組織を立ち上げ民間からの人気は高いが、民間故に予算はカツカツ。
- DSPIS(ディスピス)
- Defective SeraPerson Infant Syndrome
作中のキーワードの1つである病気の名称。正式には「欠陥嬰児症候群」となる。
肉体と魂の繋がりに欠落が発生することによる先天性の病気で、その名の通り生まれて間もない幼児(嬰児)の段階で大半が発症する。
肉体・精神ともに多数の症状を持つ治癒困難な病であり、最終的には黒い翼の生えた怪物となる絶望的な病。
世界全体に発生している怪物の正体はこの病気に罹患した子供であることがゲーム中盤初めで明らかになる。
- LAJ(ラージュ)
- Liberation Ark Juwess
正式名「解放の方舟ユヴェス」。
一行の宿敵であるグラウンドの要人、ゲオルク・ローズバーグの建造した直径1000M超の巨大飛行要塞。
グラウンドで巨大な権力を握っているゲオルクは反乱の目を潰すため監視されており、本来軍事力は大幅に制限されていた。
しかしゲオルクは海上都市ユヴェスの復興作業に乗じて資材を運び込み、海面下で密かにこのラージュを建造。
最後にはユヴェスを上に住む住民ごと大爆破してラージュを始動、世界の掌握に乗り出した。
■その他
- SCARU(スカル)
- Special Combat Allround Rescue Unit
『フレームアームズ』の世界に登場する組織。
地球防衛機構の兵士の中でも特殊任務を経験した者が集められた精鋭部隊。
一般兵には到底扱えない専用のFAを支給される、表沙汰にできない任務を請け負うなど、特殊性が高い。
部隊名の意味は概ね上記S.T.A.R.S.とほぼ同じ。
なお、同じ発音の『髑髏』を意味する英語の綴りは「Skull」である。
- MEGAMI(メガミ)
- Mechanical Girls × Armament of Miniture
『メガミデバイス』にて展開されるメカ少女ホビーの設定上の正式名称。
意味は概ね「模型の武装を装備したメカ少女」といった感じとなる。
この名称に因むなら、商品名・完成品としての「メガミデバイス」を単に「メガミ」と呼ぶのは(設定上は)商品名の略称で呼んでいる訳ではない事になる。
- N.A.R.A.K.U.(ナラク)
- Ninjaslayer Abnormal Reaction Against Karate Urgency
小説作品「ニンジャスレイヤー」における、主人公ニンジャスレイヤー=サンに憑依しているナラク・ニンジャの力が解放された状態。
連載開始からかなり長い間、この現象は地の文や読者の間で「ナラク化」と呼ばれる程度に留まり、作中の登場人物からの言及はなかった。
だが第三部にもなると「ニンジャスレイヤー=サンは追い込まれるとカジバ・フォースめいた力を発揮する」と敵対ニンジャにも知られるようになり、
ナラク・ニンジャの存在を知らぬままアマクダリ・セクト内で命名された。
直訳するなら「カラテ窮地に対するニンジャスレイヤーの異常反応」といった感じ。作中登場人物にとってはアクロニムだが、読者にとってはバクロニムと受け取れる。
◇アクロニム・バクロニムではないもの
- NEWS
ニュース、つまり報道の事。
方角の「Noth East West South」の略ではない。
何故このような噂が広まったかは定かではない。
一説には、綴りの覚え方として伝えられた語呂合わせが語源とすり替わってしまったのではないかとも言われている。
Tnantara
Skantara
Uunnun
Ikannun
Knanigasi
Ihonyarara
Sarekore
Hsorekore
Utsuratusra
Snanchara
Ekanchara
Ichomechome
……T.S.U.I.K.I.- S.H.U.S.E.I.の意味を思い付いた方、追記修正をお願いします。
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▷ コメント欄
- 警察小説でDNA捜査の研修にDNA(Did Not Attend)って文を見たことがある -- 名無しさん (2022-04-06 18:42:35)
- 項目では縁起が悪いっていうけどさ、太陽から放たれる力で飛ぶ=太陽からは遠ざかり続けるんだからある意味末路からは最も遠いんでねぇのイカロス -- 名無しさん (2022-04-06 20:28:58)
- お堅い用語が並ぶ中燦然と輝くHiZ GUNDAMでダメだった -- 名無しさん (2022-04-06 21:58:47)
- 仮面ライダーOOOに出てくる「バースCLAWs」もバクロニムか -- 名無しさん (2022-04-06 22:12:16)
- ポケスペのロケット団とかシン・仮面ライダーのショッカーの後付け英名もバクロニムか -- 名無しさん (2022-04-06 22:49:57)
- ソウルイーター(NOT)のクラス分けの「NOT」「EAT」とか -- 名無しさん (2022-04-06 22:57:32)
- Undertaleのアレとかもそうか… -- 名無しさん (2022-04-07 03:56:18)
- Zガンダムのエウーゴもこれでしたね -- 名無しさん (2022-04-07 10:57:24)
- スパロボシリーズならマップ兵器がMass Amplitude Preemptive-strike Weapon(大量広域先制攻撃兵器)がバクロニムかな? -- 名無しさん (2022-04-07 14:26:55)
- ↑あのバクロニム自体が007の敵組織であるスペクター(この名前自体もアクロニム)のオマージュだと思う -- 名無しさん (2022-04-07 20:37:09)
- ARIELは機体名も ALL ROUND INTERCEPT & ESCORT LADY(全領域要撃/支援レディ)だし組織名のSCEBAIもScience、Chemical、Electronics、Biochemical and Aerospace Industryの略だったな -- 名無しさん (2022-04-08 14:57:01)
- 頭文字ネタをやっているカービィだがアクロニム/バクロニムはロボプラのDDD砲ぐらいしかやっていない 他に任天堂でやっているのってゼノクロぐらいか? -- 名無しさん (2022-04-09 15:43:41)
- sealってアザラシじゃないの?って思ったけどアシカをsealって呼ぶこともあるのか。まあ似たもの同士だが… -- 名無しさん (2022-04-10 01:15:34)
- これ絶対HiZ GUNDAMのために建てた項目やろ -- 名無しさん (2022-05-03 22:13:12)
- どうせヒーロー戦記のゼウスにも触れてるんだから、あちらも正式名を書いといてほしいな。Zet Extraordinary United Space で、劇中では「連盟特別大使」と説明されてる。ちなみに初代Zはアクロニムだが、ヒーロー戦記のほうは神話の神の名ににこじつけたバクロニムになってる。 -- 名無しさん (2022-05-30 20:54:43)
- ↑ 追記しました。すみません、自力ではZEUSの意味まで調べきれませんでした -- 名無しさん (2022-05-30 22:02:12)
- 軍事ならアメリカ海兵隊の「M.A.G.O.F」(空海陸(=全領域)任務部隊)があるな。 -- 名無しさん (2023-03-21 03:05:57)
#comment(striction)
*2 例えば米軍の航空機C-130は前線で撃ち合いを主目的としない輸送機であるが、公式愛称にはギリシャ神話最強の英雄「ハーキュリー(「ヘラクレス」の英語読み)」の名前が付けられている。
*3 「SIG」nal 「INT」elligence、略して「SIGINT」(電子的な諜報活動のこと)など
*4 正確にはビッグドッグはボストンダイナミクスとの共同研究。
*5 例えばAn-225は機首部にしかカーゴドアがないため不可能である
*6 高熱自体は発生するが、その熱で装甲を溶かしている訳ではない。
*7 以前は試作機の型番のT-50で呼ばれる事もあったが、同名の練習機が韓国にもあったため、混同を避ける意味があったと言われる。
*8 Perspektivnyi Aviatsionnyi Kompleks Dal'ney Aviatsii.「長距離飛行のための将来航空複合体」の意。
*9 「ミューゼスシリーズの3番目」という意味。
*10 「帆」「帆船」という名前からよく混同・誤解されるが太陽風(太陽から放出される高エネルギーのプラズマ流)を利用しているのではない。
*11 みんなのうたの「勇気一つを友にして」の様に、イカロスを勇敢かつ偉大な挑戦者として讃える向きもあるにはある。
*12 分かりやすく言えば、天体の周りを回る事でその重力を利用した加速を行う事
*13 木星での火球観測の先例自体はあったが、いずれも偶然観測されたものだった。
*14 Organized Autotelescopes for Serendipitous Event Survey.
*15 英:European Organization for Nuclear Research. 仏:Organisation Européenne pour la Recherche Nucléaire.
*16 Attention(注意) Interest(興味・関心) Search(検索) Action(行動) Share(共有)
*17 Omni.ラテン語で「全ての」という意味。
*18 仮面ライダーバースの項目や作品の登場人物の項目にもあるが、初期の変身者である伊達明にはセルメダルを稼ぐのが戦闘の目的であるため、使うたびにセルメダルを支払うこれらの装備は積極的に使われなかった
*19 MCUでも『EG』で描かれた本編の数十年前の時代にて、「人間の執事のジャービス」がトニーの父ハワードに仕えている描写がある
*20 意味は英語で、イタリア語版は「Die In a Few Seconds」。スペイン語版は「I Open You a New One」。フランス語版は「Destroy Your Face」。それぞれ、「数秒で殺す」「新しい(ケツの)穴開けてやるよ」「おめえのおふくろでも見分けがつかねぇ様に刻んでやる」といったところか。
*21 それぞれ、シュレーター(Schroeter)、オールト(Oort)、レクセル(Lexell)、グールド(Gould)。
*22 ゼンガーの本来の綴りは「Sänger」なので、日本語じゃないと通用しないのだが。
*23 一度だけ「それもダイゼンガーか!?」という問いに対して肯定していた事がある。
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