ガーグァ

ページ名:ガーグァ

登録日:2022/03/16 Wed 13:01:13
更新日:2024/06/18 Tue 11:41:58NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



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モンスターハンター モンハン 雑魚 臆病 小型鳥竜種 チキン mhp3 mh4 mhx mhrise 鳥竜種 人畜無害 アイルー村 ガーグァ ジンオウガのおやつ そんなに出ない羽 丸鳥



ハンター「おら! 金の卵産め!!」(ドガッ!)



ミノト「やめたげてよお!(フリーサイドクエスト報酬の金のたまごを用意しながら)


モンスターハンターシリーズに登場するモンスターの一種。
初登場は『モンスターハンターポータブル 3rd』(MHP3)。


目次


【概要】


種族:鳥竜種
分類:竜盤目 鳥脚亜目 真鳥下目 丸鳥科
別名:丸鳥
危険度:☆1


小さな頭と長い首、真ん丸な体といったドードーを彷彿させる小型鳥竜種
ユクモ村周辺のような水や緑の豊富な高地や、温暖な気候の平原などに群れを作って生息している。


小型鳥竜種といえば、ランポス種狗竜一味のように攻撃的でハンターの狩りの妨げになりやすいイメージが強いが、このガーグァはそんなことはしない。
むしろ、アプトノスケルビ等の大人しい草食種に近い性格。
仲間が攻撃されると一目散に逃げ出すのは当たり前で、中にはハンターを見ただけで距離を取る個体もいる。
群れを統率する中型モンスター(所謂ドスランポスやドスジャギィポジション)もおらず、小型鳥竜種の中ではぶっちぎりで危険度が低い。他の鳥竜種とは孤立している故か、アニヲタwikiの小型鳥竜種の一覧からもハブられるほど
そのため、素材だけではなく家畜としての利用価値も高く、荷車を引く労働力として重宝されている。
アプトノスやポポと比べると、一度に積める量は劣るが、運搬速度はこちらに軍配が上がるらしい。


当たり前だが、こんなに臆病な性格だから戦闘力は低い。
せいぜいヒップアタックできるくらい。
むしろ、羽があるのに飛べない、ダチョウの如く本気で走れば逃げ足だけは……実はそこまで速い訳でもないという生物として致命的な弱点があるので、大型モンスターにとっては格好のカモである。鴨じゃないけどね。
こんなチキン共が絶滅せずに現在まで生き残っていることは地味に凄い。


特筆すべき生態は、後ろから攻撃されると驚いてを産み落とすこと。
大剣で斬ったりランスでつついたりハンマーでなぐったりボウガンで撃ったりしても落とす上、蹴っ飛ばすだけでもOK。
ただし、攻撃されたガーグァがまだ生きている時に卵を拾うと、反撃されて卵を落としてしまうこともあるので注意。
逆に言うと後ろから攻撃した時は初撃では絶対に死なないという凄まじい生命力を持っている事になる。
そう考えるとこいつらが絶滅しないのは大型モンスターの攻撃を根性持ちのケツで受け止めて即撤退しているからなのかも


他にも嘴が絶縁体という地味に凄い特徴があり、電撃を放つ雷光虫を難なくムシャムシャ食べてしまう。
しかし悲しきかな、雷光虫と共生関係にあるジンオウガのオヤツにされることが多い*1
余談だが、ガーグァとジンオウガは高確率で共演するという嬉しいのか嬉しくないのかよく分からんジンクスがある。



【素材】

お馴染み小型モンスターから取れる肉。
意外と美味らしい。


  • ガーグァの卵/ガーグァの金の卵

精算アイテムの一種。抱え込みながら運ぶタイプなので、運搬スキルを発動しておくと便利。
金の卵はごく稀に産むもので、高額で取り引きされている。なお、なんで金の卵を産むのかは不明とされている。


  • ガーグァのフン

精算アイテムの一種。卵の代わりに落とすことがある。要するに失禁
乾燥させて粉末状にすると薬になる。


  • 丸鳥の羽

ガーグァから色とりどりの取れる羽。衣服の装飾品として人気が高い。
何気に剥ぎ取り率が低く、集めるのがめんどくさい。
より上質な物は「特上羽」と呼ばれ、衣類は勿論防具の装飾としてもよく用いられるとの事。
また極稀に深みのある美しい青色をした「青色羽」が取れる事もあり、こちらは青色羽そのものが幸運や安全祈願のお守りとして珍重されている。


  • ガーグァの毛玉

文字通りガーグァの身体から毟れる毛玉。
所謂「玉系」の品である為シリーズファンなら希少な品なのかと思わせるが、実際はハンターは勿論のこと、何にでも興味を示して有効活用をしようとするアイルー達ですら特にこれといった活用法を見いだせない辺り、恐らく価値はシリーズでも一、二を争うレベルの無価値ぶりである…



装備

  • ガーグァフェイク

お馴染みフェイクシリーズ
男性用はガーグァの顔そのまんまなので結構ホラー。
子供達は一目見ると逃げ出してしまうらしい。
女性用は可愛い鳥の顔を模したキャップ。これは普通に可愛い。
……だったのだが、どういう訳かMHRiseでは男女共に旧男性用のガーグァ生首仕様になってしまったネタ的にはオイシイが。


肝心のスキルは「調合率+20%」。
調合書が揃ってない序盤では使えなくはないが、戦闘では全く役に立たない。


その後、MHXでは「観察眼」、Riseでは「飛び込み」と若干狩猟向けに。
更にRise版の上位装備では「幸運」も付くなど、見た目はともかくちょっと使いやすくなった。


  • エッグハンマー

丸鳥の羽を用いて作成されたハンマー。
長らく素材は集まりにくいくせにそんなに強くないネタ武器といった立ち位置だったが、MHRiseで大幅に強化され第一線で戦える武器に昇格した。


  • ユクモノシリーズ

ユクモ村が登場する作品での初期装備。
笠の飾りがどうしても必要なのか、頭装備で必ず丸鳥の羽を要求されるのが印象的。
先述の通り、羽の剥ぎ取り率がやや低いせいで頭だけ一向に完成しないという事態になることも。


  • ガーグァネコシリーズ

ガーグァ素材で作るオトモ装備。
フェイクと同じく頭がまんまガーグァだが、こちらは心なしか可愛げがある。
羽を模したと思われる手の装飾など、チアリーダーを思わせる胴装備もこれまたキュート。
しかし作成には汎用素材の「毛皮の端材」*2しか要求されないため、見た目に反してガーグァを狩猟しなくても作成可能。
なお武器の「グリルネコハンマー」はガーグァのモモ肉である。


  • ガーグァフェイク(オトモ)

こちらは3Gのみに登場するチャチャとカヤンバ専用のお面の一つ。やはりこちらもガーグァの顔になる。
ガーグァの性質を色濃く反映したのか、臆病な性格になって遠距離攻撃しかしなくなるが、力尽きるか撤退するときに落とし物(卵)を残していく特徴がある。
落とし物は基本的に回復アイテムばかりだが、たまに5000zで売れる「小さな金のたまご」を落とす。



【シリーズ毎の活躍】

  • ぽかぽかアイルー村

あのほんわかスピンオフ作品にも登場。
アイルー達同様のタッチでモデリングされたグラフィックにより中々かわいい。
主にクエストの最中で見掛ける事が多く、また農場を運営していると時々現れるが別に飼育されている訳でなく、あくまで野生の個体がふらりとやって来ては気の済むまで滞在していってるだけらしい。
農場の規模を拡大すると一度に現れる数が増えたり、より長居していってくれるのでガーグァ由来のお役立ち素材を集めやすくなる。
このぽかぽかアイルー村以外にもアイルーとガーグァは共生関係にあるような描写がされている事が多い。


  • MH4

MH3Gからジンオウガと一緒に続投。
ジンオウガがいない遺跡平原に移住したことで、天敵に襲われることなく雷光虫を食せる平穏な日々を手に入れた……と思ったら、卵シンジケートの標的にされてしまった。
また、ユクモノシリーズが超強化されたので、素材目当てで多くのハンターに乱獲された。


  • MHRise

幸か不幸か、MHW:Iではジンオウガのみの参戦だったが、MHRiseで復活
剥ぎ取り回数は1回になった代わりに、従来と比べて逃げ出しにくくなった上に、攻撃しても周囲のガーグァが一斉に逃げ出すまで時間がかかる特徴があったが、これは攻撃しても逃げ出さないのはハンターがガルクに乗っている時に発生するバグとして修正されている。あれバグだったの!?とハンターたちは驚いた*3
修正後は以前のように一発攻撃を当てただけで一斉に逃げ出すようになってしまった。おかげでガーグァの卵で運搬のフリーサイドクエストをこなしていたハンターは効率の悪さに頭を抱えた*4*5
また、今度はエッグハンマーの素材目当てで乱獲された。つまりバグ修正後の今からやろうとするとこちらも大変



【余談】


  • 種族について

その人畜無害ぶりと生肉が採れることから草食種に分類されてもおかしくなさそうだが、ガーグァは草だけでなく虫も食べるため鳥竜種に分類される。
また、鳥竜種は大きく分けて現実世界の飛べる鳥に近い姿の大型モンスターが属する「鳥竜下目」と、恐竜の小型獣脚類に似た姿の中型・小型モンスターが属する「走竜下目」に分けられるが、ガーグァはそのどちらでもなく「真鳥下目」に分類され、飛べない鳥のような姿をしている。


  • 外見について

ドードー鳥に似ていると先述したが、顔の形状はアヒル、トサカの形状はヒクイドリに近い。


追記・修正はガーグァの卵を密輸してからお願いします。


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  • 雷光虫のエネルギーを -- 名無しさん (2022-03-16 19:08:20)
  • 卵を食べてる間に逃げられるようにケツの穴が緩い生態なのかもしれんが、足遅い上にハンター以外は卵をガン無視するからホントに雷光虫以外に強くない説 -- 名無しさん (2022-03-16 20:58:22)

#comment(striction)

*1 と言うか、そもそも雷光虫が天敵であるガーグァから逃れるためにガーグァの天敵であるジンオウガと共生関係を築くに至った。
*2 ケルビから取れる暖かい毛皮等で交換できる。丸鳥の羽も対象。
*3 Ver3.1.0の修正内容に「ガルクに搭乗して攻撃した際に、一部の小型モンスターが逃避しない不具合」として挙がっているものが当該と思われる
*4 バグで攻撃しても群れが逃げ出すまで時間がかかったので最初に片っ端からその場のガーグァに攻撃してとりあえず卵を落とさせて納品→あらかじめ落とさせた卵を拾いに行く→納品を繰り返す事が出来た。一度逃げ出したガーグァの再出現には時間がかかるのでバグが修正された事で効率が一気に下がってしまったわけである。
*5 ちなみに運搬のフリーサイドクエストの報酬は銀のたまごや金のたまごだったのであまり炭鉱夫をやってない金欠のハンターにはバカにならなかった。ガーグァの卵以外でも運搬アイテムならいいので、致命傷にはならなかったが。

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