登録日:2021/11/03 Sun 16:05:00
更新日:2024/06/06 Thu 13:55:00NEW!
所要時間:約 31 分で...読めます...。
▽タグ一覧
ウマ娘 プリティーダービー マンハッタンカフェ ステイヤー 小倉唯 黒髪ロング オカルト 霊感 トレセン学園高等部 美浦寮 不思議ちゃん 蛯名正義 チームb ビート板勢 黒 ウマ娘 コーヒー 差しウマ 貧乳 見える子ちゃん デカ耳 コーヒーブレイク アホ毛 プロジェクトl’arcシナリオリンク対象 スタンド使い 楽園 平たい胸族 怪異 新時代の扉 追込バ 主人公に勝ったキャラ creeping black 漆黒の幻影 コーヒー派 アナタヲ・オイカケテ カ↑フェ↓ 「お友だち」 ダークマンハッタンc もう一つの神話 悠久の摩天楼 オイテイカナイデ manhattan cafe みえるウマ 柳緑小夜 心からのおもてにゃし 迫りくる宵闇 玄界領域
私は……ここにいます。
あなたには見えない誰かと一緒に
マンハッタンカフェとは、『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクターである。
CV:小倉唯
モチーフ元である競走馬『マンハッタンカフェ』は当該項目を参照。
◆プロフィール
キャッチコピー:見えない影を追い走るミステリアス少女
誕生日:3月5日
身長:155cm
体重:増減なし
スリーサイズ:B73・W54・H78
靴のサイズ:左右ともに22.0cm
学年:高等部
所属寮:美浦寮
得意なこと:コーヒーを淹れること
苦手なこと:快晴の日
耳のこと:彼女にだけ聞こえる声があるらしい
尻尾のこと:なにもしなくても、しっとりサラサラ毛質
家族のこと:家族でコーヒー愛好家のため、豆は直輸入
マイルール:黄昏時はなるべくひとりで過ごす
スマホ壁紙:山頂で撮影した満月の浮かぶ夜空
出走前は…:目を閉じて闇夜をイメージする
ヒミツ:①登山好き / ②深海魚に結構詳しい
自己紹介:…マンハッタンカフェ、です。私には…追いつきたい友だちがいます…。いつも私の前を走る子…ほら、そこに…
キャラクターソング:楽園
ロンシャンに架けた夢 ターフにそびえた摩天楼
週刊100名バEX5「マンハッタンカフェ」表紙より
◆概要
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「GENERATIONS」第6弾「勇者ひしめく時代」篇
© Cygames・JRA
もう一つの神話
悠久の摩天楼
【ウマ娘 プリティーダービー】CM
「GENERATIONS」第6弾「勇者ひしめく時代」篇より
漆黒の馬体に一筋走る流星が特徴的で、菊花賞、有馬記念、天皇賞(春)の長距離GⅠを3勝した競走馬『マンハッタンカフェ』がモチーフのウマ娘。
腰まで届く漆黒の髪と流星を模した白いアホ毛、金色の瞳が特徴。
後述する「お友だち」を筆頭に、他の人やウマ娘には見えない何かが見える……要は霊感に近い能力を持っている。
また、その「何か」と話すこともできるが、カフェは近くに他人がいても構わずに会話するため、周囲の目には虚空に話しかけているように映る。
そのことに加え、元々口数が少ないこともあって、「変わり者」扱いはまだ良い方で、時に「不気味」と怖がられることもあり、やや距離を置かれがち。
担当声優の小倉氏もかなり低めの声色で演じており、不思議な雰囲気を漂わせている。中の人の都合でライブだと雰囲気と歌唱力が別キャラレベルになるけど
物静かであまり社交的ではないながら、決して冷たい性格というわけではない。
再三実験協力を要請してくるアグネスタキオンにうんざりした対応をしつつも、調子が悪そうだとコーヒーを差し入れたり*1、
ライスシャワーやユキノビジンらと仲が良い様子が描かれたりと、近しい関係の人には気遣いを見せる他、
下記の趣味の話題では嬉々として語る様子を見せたり、嬉しいことには笑みを覗かせたりと可愛い反応を見せている。
また、落ち着いた性格ではあるが無表情ではなく、カフェのSRサポカ(スタミナ)ではちょっと楽しそうな表情で曇った窓に絵を描いていたり、
一コマ漫画では一緒に登山に出掛け、カフェが持参したコーヒーの味を絶賛するユキノビジンを微笑んで見ていたりする。
一方、タキオンのSRサポカ(パワー)では、彼女が紅茶に山盛り角砂糖を入れているのを見て露骨にドン引き顔をしている*2。
趣味はオリジナルのコーヒーを淹れることと、登山。
コーヒーへの造詣は深く、寮の自室で購入したコーヒー豆を自ら挽いて淹れるほどの本格派。
自分で楽しむだけでなく、ルームメイトのユキノビジンにも淹れてあげるシーンがある他、ホーム画面でもコーヒーの飲み方の指南をしている。
喫茶店でコーヒーを飲むのも好きらしく、アプリ版ではトレーナーをお気に入りの喫茶店に案内するシーンも。
登山の方はバッドコンディション「太り気味」が解消されるイベントで登山に来たカフェとトレーナーのシーンがあり、
当然のようについて来ている「お友だち」に、ぷにぷにになったお腹を摘ままれるというシーンがある。
なお、登山にもコーヒーを入れたポットを持参し、休憩中等に自然を眺めながらコーヒーを飲むのを楽しみにしている。
また生徒会公認で空き教室をカフェの個人的な趣味グッズ置き場として所有しているが、アグネスタキオンの実験室と共有スペースになっており、
片や怪しく発光する薬品や実験器具が、片やスピリチュアルなグッズが保管されているという奇妙な空間になっている。
というのも当初はカフェ1人のスペースだったが、タキオンが生徒会に研究室を要求したところ「問題児に個室を与えるのは危険」と判断され、
カフェが保護者兼見張り役になる条件でカフェの部屋の半分を研究室として与えられた経緯がある。
なおタキオンの談によれば、カフェのスペースを勝手に弄るととんでもなく恐ろしいことが起こるらしく、タキオンも研究資料が突然燃えて泣いたことがあるらしい……。
名前の通りコーヒー党のカフェだが、一度に飲んでしまうと腹痛を起こしてしまうため、ゆっくりと飲む。また紅茶は渋いから苦手らしい。
一方で、空き教室を共有しているタキオンは紅茶党で、コーヒーは苦みが原因で苦手としている。
そんな風に、互いの飲み物の嗜好が正反対の二人の共有スペースで起きる事故といえば、察しの良いトレーナー諸兄であればすぐに分かるだろう。
手元のカップを確認しなかった結果、お互いの好物の飲み物を取り違えて飲んでしまうのである。
カフェの育成シナリオでは誤ってタキオンの紅茶を飲んでしまい*3、やる気が下がるというイベントがある。
そしてカフェを語る上で最大の特徴は「お友だち」の存在である。
上述の特異な能力は生まれつき備わっていたようで、幼少期のカフェは周囲から不気味がられており、
本人も他者との接触を避けるように引きこもる日々を送っていたが、ある日突然自分の後ろ姿に似た少女が現れたという。
すなわち、その少女こそがカフェの言う「お友だち」である。
その日からずっと、カフェは自分の前を走り続ける「お友だち」を追いかけているが、
未だ追いつけておらず、それ故か「お友だち」の顔を見たことも一度も無いという。
なお、その走りの特徴はカフェ曰く「非常に速く走り、コーナリングが非常に上手い」とのこと。
目には見えないが、育成シナリオでもキーパーソンとして要所要所でカフェの行く先を示す役割を担う他、
トレーナーに対しては当初拒絶するような心霊現象を起こすが、シナリオが進み、トレーナーとカフェの信頼関係が築かれていくと、
徐々にカフェを託す方向にシフトしていき、バレンタインイベントでは「とっととカフェのチョコを受け取れ」とばかりに背中をどつくなど、
トレーナーとカフェの関係を深めようとしているかのごとき、妙に気ぶりな行動(心霊現象)を起こすようになる。
なおカフェの温泉旅行にもついてきていたがお風呂で溺れていた様子。
◆アニメ版での活躍
BNWの誓い
春のファン感謝祭にて模擬店「マンハッタンカフェの喫茶店」の開店準備をしており、見回りをしていたゴールドシップとメジロマックイーンに自家製のコーヒーを振舞った。
その後は菊花賞を勝ったウマ娘で構成される「チームB」の一員としてBNW駅伝に参加。
駅伝のスタート前には、リーダーであるビワハヤヒデの「行くぞっ!」という掛け声に他のチームメイトと共に「おーっ!」と答えている。
自身の担当する第4区の上り坂でトップを走るテイエムオペラオーに対し、「…。(ここで差す!)」と一気に勝負を決めようとするが、直後にエイシンフラッシュの追い上げに気付く。
最後はテイエムオペラオーとほぼ同時に、次期走者にタスキを繋いだ。
なお目にハイライトがあるため、アプリ版のカフェを見た後だとちょっと違和感があるかもしれない。
うまよん
- 第8話「ヒーロー劇場・ウマソルジャーV!!」
黒の科学者「Dr.マッドタキオン」の手によって怪ウマ娘「ダークマンハッタンC」へと改造され、街の平和を脅かしていた。
やる気なさげに「がおー」と言いながら両手からビームを発射、ピンクウララを撃破するも秘密兵器「ウマソルジャーバズーカ」を喰らい撃沈。
その後タキオンによって巨大化する紅茶で復活されそうになるも「紅茶は嫌……」と拒否。何故かタキオンが爆発四散し、平和は取り戻されたのだった。
- 第10話「ビビったら負け!肝試し対決!」
肝試しでは幽霊役として登場。
ウオッカとダイワスカーレット相手に、お岩さんよろしく「1バ身……2バ身……」と追いかけまわしていた……って、離されてませんかそれ。
漫画版ではそれなりに出番が多い。
美浦寮生の間では「暗がりでカフェを幽霊と見間違う」というのが鉄板ネタになっているが、カフェ曰くどうやら本当にカフェに似た何かが出るらしい……。
これを聞いたヒシアマさんとライアンは真っ青になり、タイキは現実逃避を始めるのだった。
◆アプリ版での活躍
性能
バ場 | 芝:A | ダート:G | ||
距離 | 短距離:G | マイル:F | 中距離:B | 長距離:A |
脚質 | 逃げ:G | 先行:C | 差し:A | 追込:C(A*4) |
2021年10月20日に☆3「Creeping Black」として実装された他、2024年1月31日には新衣装として☆3「柳緑小夜」が追加実装されている。
長距離適性Aだが中距離適性はBという非常に珍しい距離適性を持ち、差しを得意とするバリバリのステイヤー。
アプリのリリース直後からNPCとして勝負服付きでレースに出走しており、またサポートカードにも登場していたことから非常に人気が高く、
同じくリリース直後からレースに登場し、サポートカードも実装されていたエイシンフラッシュ、
二人と同様の状況+SSRサポートカードが2種類実装されているのにいつまで経っても実装されなかったタマモクロスと並び、早期の育成実装が待ち望まれていた。
もっとも、実装直後に開催されたチャンピオンズミーティング「ライブラ杯」が菊花賞を舞台にしていたり、
実装前に小倉氏がぱかライブTVに出るということで「10月に実装される」と予想したトレーナーも少なくないが。
[Creeping Black]
夜の闇も、あの影も…好きなものは全部、この色…。
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Creeping Black]マンハッタンカフェ」勝負服
© Cygames・JRA
黒ずくめのブレザーにこれまた真っ黒のロングコート、ネクタイやコートの装飾には黄色を配するという、
ほぼ黒と黄色の2色だけで統一されたものとなっているが、
いざレースとなると長い漆黒の髪も合わさることで強烈な存在感を放つものとなっている。
どことなく刑事ドラマのキャラの様にも見えるかも。
実際のマンハッタンカフェ号……もとい「カフェ」冠名の勝負服は「黄、黒襷、黒袖」と、どちらかと言えば黄色がメインだが、
ウマ娘の方はおそらく、モチーフ馬の毛色を意識した結果、黒がメインの勝負服となったと思われる。
また、黒を基調とした勝負服とは対照的に、履いているシューズはまるで上履きのようなデザイン+色でかなり目立っているが、
これは、蹄の弱かったマンハッタンカフェ号が*5付けていた鉄橋蹄鉄という特殊な蹄鉄が、丁度上履きを上から見たような形に見えることが元ネタと思われる。
原案がほぼそのままのデザインで実装されたウマ娘の一人でもある。
「Creeping」は忍び寄るという意味合いを持つ英単語で、「Black」と併せて後述する固有二つ名を意識したネーミングだろうか。
何と言っても目を引くのはスタミナ+30%というスタミナ極振りの成長補正。
これは、スタミナボーナスのあるパワーのサポートを編成して一緒にパワー練習をするとパワーと同じくらいスタミナが成長するレベルの補正で、
サポカのスタミナボーナス次第では、パワー練習をしているのにスタミナの方が成長するくらいの強さである。
そのためスタミナが非常に上がりやすく、スピードとパワーをどのように伸ばしていくかはトレーナーの手腕にかかっている。
目標レースに菊花賞や天皇賞(春)といった長距離レースが多いなど、総じて育成の難易度はかなり高いが、スタミナ極振りの成長率があるためスタミナ不足に悩むことは少ないかも。
ただその分、スピードやパワーの方が足りないという事態に陥りがちなので、気を配って育成したい。
覚醒レベルを上げると「リラックス(「小休憩」上位スキル)」とデバフスキル「スタミナグリード(「スタミナイーター」上位スキル)」を習得可能。
終盤回復スキルである「リラックス」は2022年2月24日のアップデートで使い勝手が向上したのに加え、「スタミナグリード」が非常に強力。
前方のウマ娘からスタミナを奪いつつ、自身のスタミナも回復するという凶悪なスキルで、
この「スタミナグリード」と固有スキルで前方にデバフをかけ、押し上げて一気に捲るというのがカフェの勝ちパターンになる。
進化スキルとしては「リラックス」が「コーヒーブレイク」に、「スタミナグリード」が「オイテイカナイデ」に進化、共に速度がわずかに上がる効果が追加される。
…虹色の星、宵闇の猫、額縁の空…
そして、アナタは…
アナタは──!
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Creeping Black]マンハッタンカフェ 固有スキル発動」
© Cygames・JRA
固有スキルは「アナタヲ・オイカケテ」。
「レース後半に中団から『お友達』を追って速度を少しずつ上げ、前方のウマ娘をちょっと萎縮させる」という、
速度じわじわアップと前方へのデバフを兼ね備えたスキルとなっている。
ゴールドシップと同じく「少しずつ速度が上がる」という効果を持ちながら、それなりに発動しやすいスキル。
固有演出は、幻想的な異空間に佇むカフェの目の前を一つの影が走り回り、やがて一つの鏡の先へと消えていったその影をカフェが手を伸ばしつつ追いかけ飛び込んでいくというもの。
影より速く…駆け抜けました…
[柳緑小夜]
チョコの名札は、
食べてはいけませんよ…?
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[柳緑小夜]マンハッタンカフェ」勝負服
© Cygames・JRA
イベントストーリー「おでんせ!和みの幸味庵」に合わせて実装された新衣装。
黒一色だった通常衣装から一転、抹茶色の和服の上からフリル付きのエプロンドレスを纏う、相方のユキノと同じ和洋折衷の何ともオシャレなデザイン。
上記のセリフにあるように、左肩のフリルには「かふぇ」と書かれたハートチョコ型の名札に、衣装のあちこちに猫の顔や足跡を模したペイント、
通常衣装ではストレートだった黒髪を三つ編みに結い纏めている等々、クールさが際立つ通常衣装から、カフェの持つ本来の可愛さをこれでもかと引き立てる仕上がりの衣装となっている。
スタミナ極振りだった通常衣装から変わり、成長率はスタミナ+20%、パワー+10%という配分に変更。
スタミナ成長率は高水準を維持しつつ、パワーも伸ばしやすくなったのはありがたい所。
長距離と差しに特化していた通常衣装と異なり、こちらでは長距離向けなのはそのままに、差しから追込に特化したスキルラインナップとなっている。
それに伴って脚質適性に変更が加えられており、通常衣装ではCだった追込適性がAに引き上げられている。リード確保システムの不都合で追込コンバートしなくて良いとの声も…。
といった具合に実装当初は言われていたものの、後にSSRナリタタイシン【Take Them Down!】が実装されたことで追込用のスキルが取りやすくなったため、状況は幾分か改善されている。
覚醒レベルを上げると「迫る影(「直線一気」上位スキル)」や「一網打尽(「ごぼう抜き」上位スキル)」を習得可能。
追込には貴重な加速スキルである「迫る影」を自力で取得できるほか、「一網打尽」は下位の「ごぼう抜き」と共に新規実装されたスキルであり、
長距離・追込限定でレース終盤始めの方で余力十分なら(わずかに)前に出るという効果を持つ。
上手く噛み合えばレース終盤に正に前方のライバルを一網打尽、ごぼう抜きする圧倒的な走りを展開できる…かもしれない。
進化スキルとしては「迫る影」が加速効果をわずかにに減らした代わりに、最終直線でわずかに速度が上がる効果を追加した複合スキル「迫りくる宵闇」に、
「一網打尽」が効果を純粋に強化した「玄界領域」に進化する。
どうぞ、小さなお客様…
幽遠の園で憩いのひとときを…
にゃあ~…♪
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[柳緑小夜]マンハッタンカフェ」固有スキル発動」
© Cygames・JRA
固有スキルは「心からのおもてにゃし」。
発動条件と効果は「レース前半中団以降に控え続けているとレース終盤かつ最終コーナー以降に少し前に出る、長距離レースなら効果が増える」となっている。
レース前半に中団以降に控え続けるという条件も踏まえると、やはり得意とする追込での発動を前提としたスキルと言える。
一方で効果量はインフレが進んだウマ娘長距離界隈の中では珍しく条件を満たしてやっと普通の速度効果とかなり控えめ。
しかし注目すべきは何といっても固有演出。
コーヒーを淹れる傍らで姿を現したお客様=黒猫たちにカフェが優しく微笑み、
やがてたくさんの黒猫に囲まれながら優しい微笑みでにゃあと戯れるというとんでもなく破壊力の高い可愛さ満載の光景を見せてくれる。
勝利の1杯、できあがりです…。
固有二つ名は「漆黒の幻影」。
取得条件は「作戦「差し」で菊花賞、有馬記念(クラシック級)、天皇賞(春)、有馬記念(シニア級)を勝利し、基礎能力[スタミナ]が1200以上になる」というもの。
指定されたレースは全て育成目標に入っているため出走し忘れすることはない。
メジロマックイーンの「名優」やミホノブルボンの「坂路の申し子」と同じくスタミナカンストを要求されるが、
上述の通りスタミナに成長率が極振りされているため、2人に比べると少し達成しやすい一方、
当然ながらスタミナ練習を重視しすぎるとスピードやパワー不足になりやすいので注意。
サポートカード
RのほかSR【雨の独奏、私の独創】が実装されているほか、
2021年12月14日にはSSR【独奏・螺旋追走曲】、2022年8月19日にSSR【It's on the house.】、2023年7月31日にSSR【君と見る泡沫】がそれぞれ実装された。
SR【雨の独奏、私の独創】
得意練習はスタミナ。
高い得意率とスタミナボーナスを持つほか、「スタミナイーター」や「長距離直線〇」といった長距離スキルのヒントを高いレベルで入手できるなど非常に優秀。
連続イベントでは「読解力」の、通常イベントでは「非根幹距離〇」のヒントを入手できる。
また、完凸すると10%と高めのレースボーナスも付き、SRで完凸まで容易ということも併せ、クライマックスシナリオにおけるスタミナサポートとしても重宝する。
SSR【独奏・螺旋追走曲】
得意練習はスタミナ。
完凸すれば固有ボーナスと合わせるとスタミナボーナスに+2されるほか、得意率も高い。
それ以外にもレースボーナス10%が得られるなど優秀。
またイベントを進めると確定で「スタミナグリード(「スタミナイーター」上位スキル)」のヒントを入手可能。デバフレアスキルのヒントが入手できるのはこれが初。
しかしやる気効果とトレーニング効果が0と、スタミナ以外の練習に来た時のうまみは少ないが、
長距離の差しや追込など、高いスタミナを要求されるウマ娘への採用の余地はある。
イラストがカッコいいと評判。またよく見ると背景にはうっすらとオペラオーとドトウの走る姿が見えることから元ネタは2001年の有馬記念と思われる。
SSR【It's on the house.】
得意練習はやっぱりスタミナ。
固有ボーナスは「絆ゲージが80以上の時、スタミナボーナス」で、条件を満たした時の効果は+2。
完凸すればトレーニング効果10%に、根性ボーナス+2にスキルpt+1とボーナスざんまい。
連続イベントを進めると、レアスキル「泰然自若(「マイペース」上位スキル)」のヒントを入手可能。
SSR【君と見る泡沫】
得意練習はスタミナ…ではなく賢さ。
完凸すると友情ボーナス25%、やる気効果40%、トレーニング効果15%を持ち、
固有ボーナスである「絆ゲージが100以上の時、賢さボーナスとスキルPtボーナス」の条件を満たすと賢さボーナス+2、スキルPtボーナス+1がプラスされる。
その練習性能は凄まじく、グランドマスターズシナリオと同時に実装され、すぐさま最強賢さサポカに君臨したSSRメジロラモーヌに匹敵する性能を持つ。
それでいてレースボーナス10%、ファン数ボーナス25%も所持していると隙のないサポカとなっている。
所持しているスキルは長距離差し向けのスキルが揃っているが。ヒント発生率がそんなに高くないのが欠点。
先述したラモーヌは逆にヒント関連の性能が高いため、その辺で差別化がなされている。
連続イベントを進める事で手に入れることができるレアスキルは選択式で、
最終イベントで上を選べば長距離差し限定の強力な加速スキル「無我夢中(「がむしゃら」上位スキル)」、
下を選べば長距離の回復スキル「クールダウン(「深呼吸」上位スキル)」をレベル2で入手可能。
但し、1回目・2回目で下を選んでしまうと連続イベントが終了してしまうので注意。
アオハル杯シナリオにも登場しチームに加わってくれるウマ娘の一人。
長距離適性はAのままだが、中距離適性はCと弱体化を受けており*6、長距離しか走れないという弱点を抱えている。
ただ長距離を走れるウマ娘は大抵中距離も走れるので、むしろ長距離に特化した性能なので入れる余裕はそれなりにある。
育成シナリオ
夜、誰もいない「ように見える」コースを走るカフェと出会うところから始まる。
誰もいないのに、まるで誰かと走っているように走るカフェに興味を持ったトレーナーは、彼女と接するようになるが、
関わるにつれ、特異な能力を持つカフェの影響か、「勝手に部屋の電気が消える」「扉が開かなくなる」などの不可思議な現象に遭遇するように。
これらは平たく言ってしまえば心霊現象であるのだが、怯えてもおかしくないのにトレーナーはむしろ「慣れてきた!」とクソ強メンタルを発揮*7し、
心霊現象に怯むことなく、カフェに粘り強く関わっていく。
とはいえ、トレーナーは「お友だち」が見えているわけではない。
カフェもそれを分かっており、当初は「お友だち」が見えないトレーナーを拒絶するような態度を取ったが、
彼女自身も、自分以外の者に「お友だち」が見えないこと自体は仕方ないと受け止めていた。
カフェが他者を拒絶するような態度を取るのは、今まで会った大多数の者が「お友だち」を幻覚の類だと否定したからであった。
カフェは「お友だち」を“見て”理解してほしいから、見えない他者を拒絶するのではなく、
自分が“見えた”時からずっと一緒だった「お友だち」…“大切なもの”を軽んじられたくなかったから、いつしか他者と関わることを避けるようになっていたのだった。
それ故に、自分に付き纏う悪評も承知の上で「お友だち」と走り続けていたカフェであったが、
「お友だち」に拒絶されても、周囲から自分の悪評を聞かされても気にせずに毎晩自分に話しかけ、
「カフェがいると言うのなら」と、見えなくとも「お友だち」を尊重してくれるトレーナーにいつしか好意的になっていく。
そして、カフェがトレーナーのアドバイスも受け入れて良い結果を残せた選抜レースの後、
改めてカフェは「お友だち」に追いつきたいという想いを吐露し、それを受けてトレーナーは「追い越そう」と提案して彼女をスカウトする。
二人は「「お友だち」に追いつく」という約束を交わし、専属トレーナー契約が成立したのだった。
ホラーテイストなシナリオかと思いきや*8、「お友だち」や同期アグネスタキオンとの関係、
シナリオ中では明言されていないが[[凱旋門賞>凱旋門賞]]の存在を仄めかしたり、果ては「ウマ娘」の世界観そのものや、
日本近代競馬を形作った大種牡馬・サンデーサイレンスを中心に"血統"をウマ娘的に解釈し、それを追うif展開をも組み込むなど、
競馬通ならニヤリとするような史実ネタをこれでもかと盛り込んだ壮大なシナリオとなっている。
また、「お友だち」の正体を含め、シナリオには考察し甲斐のあるネタが随所に見られ、
実装まで半年以上かかったのも頷けるほどに非常に完成度が高いシナリオとの評価を受けている。
URAファイナルズの前には、長距離レースの勝利数に応じてステータスアップと「長距離直線〇」や「長距離コーナー〇」のヒントを入手可能。
育成目標には菊花賞と2度の有馬記念、天皇賞(春)が存在するため、阪神大賞典やステイヤーズステークスなどに出走し勝利すれば最高効率を得られる6勝に到達できる。
ただ目黒記念以外の長距離G2を走らせようとするとレースローテーションがシビアになる割に、
育成目標だけで達成可能な長距離G14勝との差はスキルポイントと「長距離コーナー〇」程度なので、他にアテがあるなら無理に狙うほどではない。
育成シナリオ中の隠しレースイベントには、史実でも出走を予定していたがついに叶わなかった日本ダービーがある。
いかにも何かありそうな皐月賞にはイベントは設定されていないが、このレースのタキオンはクラシック級4月にあるまじき高ステータスであり、
初見ではまずこのタキオンを下して皐月賞を獲ることは出来ないだろう。
また「夜ふかし気味」のコンディションになると、ランダムで「夜ふかし気味」を解消し、かつやる気が1段階上がるイベントが発生することがある。
このイベントが発表されたぱかライブTVでは「全員につけてくれ」というトレーナー達の悲痛に満ちた懇願のコメントが大量に送られていたそうな。
特殊実況はクラシック級有馬記念に設定されており、外から追い抜くことが条件と言われているが詳細は不明。
外の方からマンハッタン!外の方からマンハッタン!
他の娘は届きそうにない!
(元ネタ:2001年有馬記念 フジテレビ 堺正幸アナ)
◆関連キャラクター
カフェの育成シナリオの最重要キャラクターの一人で、レースのみならずイベントにも頻繁に登場する。
基本的に大人しいカフェが、警戒心を隠そうともせずに刺々しい対応をする珍しいウマ娘だが、これは概ねタキオンの言動が原因。
カフェのSRサポカのイベントでは、曇り空の下、くしゃみをしたタキオンに彼女が苦手なホットコーヒーを淹れて持ってくるなど、
怪しげな実験やら新薬やらを持ち込んでこない限り、タキオンを警戒こそすれ邪険にはしていないところを見るに、嫌っているわけではない様子。
まあ苦いものが苦手なタキオンはコーヒーを飲めないが、せっかくの厚意だからとありがたく受け取っている。
見た目ほど一方通行な関係ではないが、さりとてとても仲良しというわけでもない、ある意味では他とは一風変わった関係性……なのかもしれない。
ちなみに科学者っぽい見た目や言動からカフェの「お友達」について一笑に付しそうな雰囲気があるタキオンだが、
実際には「虚言にしては法則性があり、真実にしては物がない」とコメントするに留め、否定しないどころか興味もあるらしい。
弥生賞で対決することになるが、皐月賞を終えてからはレース活動を無期限休止し「ウマ娘を辞めてヒマ娘」に。
その後は「プランB」と称してカフェのサポートに回ることになる。
カフェの体調面へのケアに関しては、持ち前の知識と科学を駆使してトレーナー顔負けの貢献をしてくれる他、
フランス遠征に挑むことになるカフェとトレーナーのブレーキ役になるなどの役割を果たすが、宝塚記念で一転し関係を断つことになる。
そしてシナリオ最終盤では……。ここから先は自分の目で確かめてもらいたい。
史実では同期でサンデーサイレンス産駒(通称SS産駒)。
弥生賞で対決したが手も足も出ず敗北。
菊花賞を取ってカフェがクラシック戦線に名乗りを挙げたころには、既にタキオンは屈腱炎で引退し、ターフを去っていた。
それぞれ天皇賞(春)、宝塚記念、ジャパンカップで対戦することになる。
彼女らの先には「お友だち」の姿があるらしく、彼女らと走るのには「見えない因果」のようなものがあるらしいが……。
スぺシャルウィークはカフェの食べ過ぎイベントにも登場し、彼女に是非にと誘われて朝食を一緒に摂るカフェの姿が描かれる。
どうやらカフェはスぺちゃんを見守る、彼女の後ろにいる“誰か”に栄養バランス等を見てやってくれと頼まれたらしく、
選択肢次第では、カフェの過食を諫める言い回しが「生まれのお母ちゃん」にそっくりだとスぺちゃんが驚く展開になる。
カフェは「(スぺちゃんの)知り合いに聞いた」とだけ告げ、スぺちゃんも親しい友人の名前を挙げるが、おそらくは……。
ゼンノロブロイとはカフェの実装前に、彼女のSSRカードのイベントでちょっと出てきている……が、この時カフェに非常に似た幽霊が見えた模様。
史実では時代が異なるため対戦経験は無いが比較的活躍した時代が近く、やっぱりSS産駒。
ついでに言うと、シナリオには大きく関わってこないがフジキセキ、マーベラスサンデー、エアシャカール、アドマイヤベガもSS産駒。
なお、彼女らより後に実装されたSS産駒ネオユニヴァースとはクラスメートであることが判明している。
寮のルームメイト。
タキオンとの絡みの多さや、彼女の研究室である空き教室を共有していることもありタキオンがルームメイトと勘違いされがちだが、
当然ながらタキオンの研究室と共有の趣味スペースと寝泊まりしている寮の部屋は別で、タキオンの方の寮のルームメイトはアグネスデジタルである。
育成イベントではユキノにコーヒーを淹れてあげるイベントが発生するほか、ホーム画面でコーヒーの飲み方を指南したり、
カフェがコーヒーを淹れているとユキノが手作りのクッキーを焼いてくれるなど、ルームメイトとしての関係性は良好らしい。
カフェにとってユキノの素朴な言動は好ましいものらしく、「ゆりかごのように優しい方」と称し、ユキノに柔らかく優しい物腰で接している。
2022年9月12日にユキノも育成実装。
その際に判明した彼女の固有スキル名「ゆきあかり、おいかけて」というものだったため、
偶然とはいえカフェの「アナタヲ・オイカケテ」と似通っていたことから軽く話題になった。
また、上述した別衣装に関連したイベントストーリー「おでんせ!和みの幸味庵」では仲良く主演を果たす。
ユキノとの馴れ初めも語られており、自身に寄り添うおともだちを始めとした目に見えないモノたちをみんな怖がり、
短時間でルームメイトが何度も変わることを半ば諦め気味に受け入れつつあったため、ユキノともすぐに縁が切れるだろうと思っていたのだが、
地元の盛岡でそういった霊的存在にも馴染みのあったユキノにとってそれらの現象は全く問題ではなかった上に、
「見えるもンにも、見えねぇもンにも、いっつも優しい。」「自分みたいな不束者にいつも美味しいコーヒーを淹れてくれて、楽しくお喋りしてくれて、贅沢なくらい」
といった風に非常に好意的だったため、カフェもまたそんなユキノの純朴な優しさに触れて彼女のことを信頼するようになっていった。
史実では対戦経験はないが、2頭の間に仔がいる(未出走)。
先に実装されたフラッシュのシナリオではフラッシュと対戦経験のあるマンハッタンカフェ産駒ヒルノダムールの代役として登場。
カフェのシナリオではオペラオーの放った「レッカーマウル*9の伴侶」なるワードの意味を解説してくれる。
この時カフェは「魔女のようなものの幻覚を見る」と告白するが、フラッシュ曰く、
「幻覚も目に映るものであり、ドイツの森から続く"魔女の血"のようなものがわずか数mlでも入っているのならば、それが幻覚を見せる要素かもしれない」と述べている。
また、長距離レースを複数勝利してURAファイナルズに臨むと発生するイベント「疲れ知らずの怪」では、
「体力が尽きるはずの長距離でバテずに走るのは予定が狂うのでやめてほしい(要約)」と、無茶苦茶ながらもフラッシュらしい注文(?)を付けてくる。
史実では時代が離れているため対戦経験はない。
しかしマンハッタンカフェの母方の祖母はドイツ生まれのため、カフェにもドイツのサラブレッドの血が入っているのである。
イベント「疲れ知らずの怪」での一幕については、史実のエイシンフラッシュが2011年天皇賞(春)で上記のマンハッタンカフェ産駒であるヒルノダムールに敗れて2着だったのに因んだイベントと思われる。
クラシック級有馬記念でメイショウドトウとともにカフェを迎え撃つが、
普段は超ポジティブ思考なオペラオーも「芝居が噛み合う予感がしない」「ボクの共演者としては異質すぎる」と困惑気味。
レースが終わって、ドトウがカフェに声をかけに行こうとすると珍しく声を荒げて制止。
カフェを「異界を行く者」と評し、「彼女とレース場で関わってはいけない」と述べ、上述の「レッカーマウルの伴侶」という形容をしているなど、
カフェの特異性をいち早く見抜いた慧眼の持ち主と言えるだろう。
またお出かけイベントでも登場。
霊に囲まれており危険だと伝えにいくのだが、さすが覇王と言うべきか霊まで虜にしてしまったようで、周囲の熱狂に押されたカフェもまたオペラオーの虜にされてしまった様子。
史実では2001年有馬記念で対決。
この直前の天皇賞(秋)では変態勇者アグネスデジタル、ジャパンカップではダービー馬ジャングルポケットの前に敗れており、
この有馬記念でカフェの前に敗れたことでテイエム王朝の落日が決定的となった。
ドトウ共々非SS産駒で、「異界から来た者」という評価はオペラオー視点では強ち間違いではなく、またカフェの視点でもSS産駒ではないことから「お友だち」の姿が見えなかったのである。
◆余談
「お友だち」の正体?
カフェのシナリオに現れては行き先を示す重要な存在。公式からは正体に関する明言はないが、トレーナーの間では以下が主要な正体の説である。
◆サンデーサイレンス説
カフェの言う「お友だち」の特徴である「めっちゃ速い」「コーナリングが上手い」「カフェによく似た容姿」*10「トレーナーをどつき回す気性難」とピタリ一致する。
またスペシャルウィークやサイレンススズカ、ゼンノロブロイやアグネスタキオンなど、
「お友だち」の導きによってシナリオの要所要所でSS産駒をモデルとするウマ娘と対決することになるため。
グッドエンディングでは「お友だち」との関係性が言及されるが、そのイベントタイトルは「静かなる継承者」である。
実際のマンハッタンカフェ号も2009年にリーディングサイアーを獲得している点でも「後継者」の語がピッタリ当てはまる。
しかしサンデーサイレンスと凱旋門賞の間には因縁はなく、カフェの体を乗っ取ってまでフランスへ渡ろうとする理由はないが……。
◆「競走馬の」マンハッタンカフェ説
上述の「お友だち」がカフェの体を乗っ取ってまで無理やりフランス遠征に行こうとする理由と、サンデーサイレンスと凱旋門賞の関連性の薄さを説明するべく推定された説。
競走馬の方のマンハッタンカフェ号は国内GⅠを3勝したのち凱旋門賞へ出走することになるがレース中に負傷、屈腱炎を発症してしまいそのまま引退しているのである。
その思念がウマ娘・マンハッタンカフェに取り憑いて……という説。
これが事実だとすればウマ娘の世界設定の根幹に関わるかなり重要な設定となる。
ノーマルエンディングでは「お友だち」の思念と自分の意志が混ざってしまい、「ワタシは──ダレ?」と自己概念が不安定になってしまう様子が描かれており、
本当に自分は自分なのか不安になってトレーナーに問いかけるという、ノーマルエンドにも関わらず捉えようによってはバッドエンドのような内容となっている。
これは「お友だち」の思念を感じ取ってしまうが故に、本来のカフェ自身の意志との区別がつかなくなりつつあるという事ではないかと考えられている。
(ただし厳密にはバッドと言えるほど暗くはなく、「お友だち」の正体が一体何なのか知るためにこれからも走り続けていこうと決意する前向きな終わり方となっている)
◆二者複合説
サンデーサイレンス説、競走馬・マンハッタンカフェ説の両方が混在しているという説。
前述のフランス遠征(凱旋門賞)での下りでは「お友だち」がカフェにフランス行きを強行させようとする一方で、
トレーナーがカフェのために反対することを決意すると失望し一人でも遠征を強行しようとしたカフェを今度は「お友だち」が止めようとする展開となった。
この自己矛盾した展開は、二つの思念がぶつかりあったものではないかという考察である。
遠征を断念した際にカフェは「お友だち」が消えてしまったかのように錯覚していたが、結局「お友だち」は消えてなどおらず、
実はこの時史実と異なる道を歩んだ事でカフェ側の「お友だち」だけが消えていたのではないかとも考えられる。
なお、こうして見るとサンデーサイレンスは恋人とすら言われるほど仲が良かった友との今世での再会よりもカフェを守り導く事を選んだ事になる。
サンデーサイレンス産駒のステイゴールドも似たような行動を取っている事が示唆されており、この親子はウマ娘世界では子煩悩らしい。
ウマ娘とサンデーサイレンス
日本競馬を一変させた大種牡馬サンデーサイレンスだが、この血筋の競走馬は無論ウマ娘にも多く登場する。
フジキセキ、マーベラスサンデー、サイレンススズカ、スペシャルウィーク、アドマイヤベガ、エアシャカール、
アグネスタキオン、マンハッタンカフェ、ゼンノロブロイ、ネオユニヴァース、エアメサイア、デアリングハート、キンイロリョテイと計12(13)人がサンデーサイレンス産駒で、
更にシーザリオ、ダイワスカーレット、ナカヤマフェスタ、ゴールドシップ、スマートファルコン、コパノリッキー、
サウンズオブアース、キタサンブラック、シュヴァルグラン、サトノダイヤモンド、ドゥラメンテ、ヴィルシーナ、ヴィブロス、ラインクラフトは孫にあたる。
そして現時点で最も若い世代のウマ娘デアリングタクトに至ってはサンデーサイレンスの玄孫にして曾孫だったりする*11。
すなわちのべ27人ものウマ娘がサンデーサイレンスの血を引いているのである。あと上記でリンク張ったようにマックイーンとは無茶苦茶仲が良かった。
さらにウマ娘化した馬だけでも、エアグルーヴ、メジロドーベル、ニシノフラワー、
メジロラモーヌ、ダイイチルビー、ノースフライトと名牝馬達と多数交配しており、エアグルーヴとの孫がドゥラメンテにあたる。
ウマ娘を語る上でもこのゴッドファーザーは語らないわけにはいかない存在であり、一部のトレーナーの間ではたづなさんや理事長と同じ要領で匂わせ的に出してほしいと望む声も数多い。
リニューアル前
実は彼女、リニューアル前と今では設定が根元から大きく違っている。
- トレーナーに対してストーカー気質
- 物静かな少女ではなく、気弱な性格
- 「もしウマ娘として生まれてなかったら、きっと犯罪を犯していたかも」と本人談
- 女優としても活躍している*12
- 「お友だち」の話も設定だけ見れば一切なし。たまにカフェに似た幽霊を見かけることはあるらしい
- バストが81
今の73よりだいぶある
とまぁ見事なまでに一新されており、結構びっくりするかもしれない。
とはいえそれまでの要素は全部なくなったかと思えばそうとは言い切れず、アプリの勝負服も原案からほぼそのまま実装されていたり、
例を挙げれば女優業という設定も、アニメうまよんでは怪人役だったり幽霊役だったりして演じていたこともあって微かながら設定は残されてはいる。
トレーナーに対してもストーカー気質というより、むしろたづなを装った悪霊らしき存在からつきっきりで守ろうとするなど献身的ではあるが、
バレンタインでは「このプレゼントを貰ったら後戻りはできない」とやや重めの迫り方をしている。
またクリスマスではカップルと周囲に間違われて赤くなってしまうなど甘酸っぱい展開も。
なお「お友だち」はバレンタインの際に「それ行け」とばかりに背中を押すどころかどついてくるなど積極的に応援する姿勢の模様。パパ公認
追記・修正は「お友だち」が見えるようになったトレーナーがお願いします。
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▷ コメント欄
- クリスマスが可愛すぎる -- 名無しさん (2021-11-03 17:10:07)
- カフェは口数は多くないけど主張することはちゃんと主張し、意思をハッキリ示すタイプよね。そうでもしないとタキオンに好き放題されてしまうからかも知れないけど -- 名無しさん (2021-11-03 18:29:19)
- シンデレラグレイでサンデーサイレンス出てくるならカフェそっくりであって欲しい、日本来日が90年10月末だからギリギリ間に合うし -- 名無しさん (2021-11-03 19:42:19)
- 差しとはいえジュニア級でやたら事故る気がする、グッドエンディング(過程もだけど)はほんと良かったなこの子 -- 名無しさん (2021-11-03 19:53:28)
- 霊感はあるけれどなんだかんだでトレーナーのことが大好きな普通の女の子 -- 名無しさん (2021-11-03 20:39:11)
- アグネスタキオンのDLC -- 名無しさん (2021-11-04 01:44:09)
- 項目に出てくるお友達ってウマ娘界のサンデーサイレンスなのかな? -- 名無しさん (2021-11-04 02:55:48)
- 当たり前のように使われてるけどウマ娘においてウマソウルという言葉が出た事は一度も無いんだよなぁ...? -- 名無しさん (2021-11-04 03:08:24)
- マヤノ通常勝負服イベント、ホームでの桜竹委員長コンビの会話…普通に幽霊いるトレセン学園マヂこゎい -- 名無しさん (2021-11-04 04:16:14)
- サファイア・ルビーはコーヒー豆のサファイアマウンテン・ルビーマウンテンが元じゃないかな… -- 名無しさん (2021-11-04 09:34:47)
- 競輪の話だけど、選手の宿舎は外部とのやり取り(=八百長)を防ぐために携帯電話や無線通信機の持ち込みができない。よってDSとかPSPはダメだけどGBAは持ち込み可能なんだとか。もちろんワイヤレスアダプタはアウト。なのでポケモンRSをやりこんでる選手も多いとか -- 名無しさん (2021-11-04 11:46:34)
- 個人的に私服が可愛いウマ娘トップ -- 名無しさん (2021-11-05 08:48:36)
- 制服が死ぬほど似合ってないところが1番好き -- 名無しさん (2021-11-05 11:42:47)
- シニア有馬でタキオンが戻ってくるの最高に尊過ぎなうえんk -- 名無しさん (2021-11-06 20:21:51)
- 巷で一部から「スタンド使い」とか言われてて芝 -- 名無しさん (2021-11-06 23:04:04)
- 巷では一部から「スタンド使い」とか言われてて芝 -- 名無しさん (2021-11-06 23:05:14)
- 最近だと某声がジャイアンの悪魔も思い出す -- 名無しさん (2021-11-06 23:20:46)
- レース中盤辺りで固有発動すると大抵1着取るの見てて面白い、グングン順位上げてくし -- 名無しさん (2021-11-08 02:28:27)
- たづなさん?のイベントめっちゃ怖かった -- 名無しさん (2021-11-09 22:13:27)
- サンデーサイレンスの依り代にされるネタがチラホラと… -- 名無しさん (2021-12-09 23:48:23)
- ホームで確認出来る羽の生えたクジラの夢についてのセリフ、夢をみる島を思い出した -- 名無しさん (2021-12-14 10:30:44)
- この項目からマンハッタンカフェ(競走馬)の項目を分離しました -- 名無しさん (2021-12-19 04:37:15)
- 周りで怪現象が起こることを除けば普通の子。 -- 名無しさん (2022-08-06 20:29:54)
- ???「お友達になってくれる?」 -- 名無しさん (2022-09-03 11:44:45)
- お友達が単なるサンデーサイレンスだとしたら、マックに絡まないのはもう不自然なレベルだものな -- 名無しさん (2023-01-03 13:29:44)
- ジャンポケが追加された結果、01世代の苦労人ポジに収まりつつあるような...。 -- 名無しさん (2023-02-26 22:27:02)
- お友だちが親指を立てながら温泉に沈んでいくシーンは涙無しには見られなかった -- 名無しさん (2023-03-06 11:57:21)
- あの顔でNo.ワンですか・・ -- 名無しさん (2023-08-25 10:01:33)
- キャラソンがカフェというより小倉唯の声なのが残念(曲自体は好き) -- 名無しさん (2023-09-27 08:08:46)
- 新衣装カフェは和装か...!やるじゃない(ニコッ -- 名無しさん (2024-01-31 15:28:03)
- カフェトレがポルターガイストを「慣れてきた!」で済ますのは流石中央のトレーナーといったところか -- 名無しさん (2024-03-27 08:50:16)
- すきだから早く上方修正くだち…いつまで通常はローレルの劣化なんだ…。 -- 名無しさん (2024-04-20 11:21:06)
#comment(striction)
*2 ちなみに、唇を少し尖らせたような特徴的な口元にゲゲゲな漫画を連想したトレーナーから、このサポカのカフェが「キタロー顔」と呼ばれてもいる。
*3 逆にタキオンの育成シナリオではタキオンがカフェのコーヒーを飲んでしまう。カフェのシナリオでは「紅茶の罠?」、タキオンのシナリオでは「コーヒーの罠?」というイベント。
*4 ☆3「柳緑小夜」限定。
*5 育成シナリオで「爪が割れる」話が出るのもこれが元。
*6 厳密に言えばアオハル杯仕様から上方修正された形。
*7 突然電気が消えても「電気を消す手間が省けた」と考えるあたりとんでもないメンタルの持ち主である。まあ得体の知れない薬を飲んで発光したりウマ娘のドロップキックを常態的に受けるトレーナーがいる以上こういうのがいても不思議ではない。
*8 実際ホラー成分多め
*9 グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」に登場する魔女の名前
*10 現実でも両者は非常に良く似ており、サンデーサイレンスのドラマを収録する際に「サンデーサイレンス役として」マンハッタンカフェが採用された程。
*11 父の母の父がスペシャルウィークで父の母がシーザリオ、母の母がデアリングハート。
*12 上述のドラマの代役として選ばれたことが元ネタだろうか
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