登録日:2021/08/22 Sun 02:56:00
更新日:2024/06/03 Mon 13:42:52NEW!
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仮面ライダーセイバー ソードオブロゴス 最高幹部 賢者 賢神 仮面ライダーストリウス ロード・オブ・ワイズ 四天王 武闘派 四賢神 死者蘇生 ご意見番 カウンター ゾンビ 黒い本棚 剣士 傀儡 仮面ライダー 令和ライダー 高性能じいちゃん 作中最強候補 前座 ネタバレ項目 怪人 ライダー怪人 幹部怪人 プロトタイプ 悪堕ち 強敵 強キャラ 実力者 叩き上げ 強豪揃い 強豪 剣豪 ガルーダ チート集団 お前のような1ボスがいるか お前らのような前座がいるか 4人組 究極の剣士達(誇張抜き) 疑似ライダ―
【注意!】この項目は『仮面ライダーセイバー』の重大なネタバレを含みます。
問題は『あのお方』とは誰なのか…。普通に考えれば―――
マスターロゴス。
いや、そうとも限らない。
組織には『賢神』と呼ばれる最高位が存在する。
強力な決定権を持つ4人の賢者がいて、組織の方針は彼らの合議により決定される。
四賢神とは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーセイバー』に登場するキャラクター達である。
【概要】
世界の均衡を守る組織「ソードオブロゴス」の最高幹部ともいうべき4人の賢者達で、劇中では「賢神」とも呼ばれている。
黒いローブを被って椅子に座す4人組という事以外、素顔を含めた一切の情報が出ておらず、演者に関しても東映公式サイトで「???」扱いされているため、最終章を迎えた現在でも不明のままとなっている。
現在のソードオブロゴス全体の方針は彼らの合議制によって決定されており、組織全体に対する実質的な運営者として強い権限を持ち、
東映公式サイトの「第44章あとがき」によれば「マスターロゴスを上回る権力を持ち、剣士たちの尊敬を集め、ソードオブロゴスの方針を四名の合議により決定してきた最高位たる存在」とされる。
【劇中での活躍】
第28章にて大秦寺哲雄の口からその存在が明かされ、当初は彼らが上條大地の語った「ソードオブロゴスを歪めた存在」の候補の一つと目されていた。
だが、実際はご意見番兼マスターロゴスのストッパーだったようで、世界を守る剣士らしい高潔な思想集団だった様子。
続く第29章にて当代のマスターロゴスであるイザクから「頭の固い老いぼれ達」と吐き捨てられた挙句、既に彼によって始末されてしまっていた事が判明。
世界は私が正しく導く。私にはその資格がある。
賢神達も、それを承知しているのですか?
……フハハハハハッ!頭の固い老いぼれ達には消えてもらいました。
……なんて事を……!
……このように大層な肩書のまま舞台裏であっさり始末され、物語から退場する出オチにすら満たない扱いを受けた悲劇の集団みたいな扱いであったが、第44章にて事態は急転。
グリモワールワンダーライドブックを得たストリウスにより、サウザンベース地下の墓所から意志を持たない傀儡として蘇生を果たし、全盛期以上の力に熟練の技を併せ持った恐るべき強敵「ロード・オブ・ワイズ」として顕現した。逆を言えばマスターロゴスは彼らを亡き者にしておきながら、わざわざ律儀に埋葬していたという事になるが……
何!?同じ攻撃で返された…!?
当然だ!剣技は全て、賢神達が作ったものだ!
この時明かされた四賢神達の正体は、現在のソードオブロゴスの剣士達が用いている剣技を作り上げた功労者の剣士達。
「賢神」という肩書から知識層に位置する者達と思いきや、その実態はバリバリの武闘派集団であり、最高位に位置付けられるに相応しい叩き上げの戦士達だった*1。
そして四賢神達は「数多の戦いの中で一致団結した剣士達の前に立ち塞がり、未来を阻む最大の壁」として、その恐ろしいまでの戦闘力を存分に発揮して彼らを追い込んでいく事となる。
【ロード・オブ・ワイズ】
OPEN THE STORY OF THE END!
あっ…!まさか、四賢神!?
とんでもねえ奴呼び出しやがって…!冗談じゃねえぞ!
マスターロゴスに排除されたようですが、全盛期以上の力を以て蘇らせました。
あなた達の相手に相応しい、究極の剣士達です!
ストリウスがグリモワールワンダーライドブックの力を利用し、全盛期以上の力を与えて蘇生させた四賢神が変身する怪人達。
それぞれ得物と特性が異なり、全員が赤い複眼を持った仮面に金の装飾が入った黒い鎧を身に纏い、6枚の羽のような装飾を持つが、生前からこの姿を持っていたかどうかは不明。
なお、テレビ朝日公式サイトでは剣士ではなく、メギド枠として分類されている。
単刀直入に言えばRPGなどでラスボス戦前に出てくる前座の四天王枠……なのだが、最大の特徴はポジション的にはラスボスの前座でありながら全員が異常なまでに強い事。
ストリウスが得意気に「全盛期以上の力を以て蘇らせました」と語る実力は伊達でも誇張でもなく、長年培った剣の技も現代の剣士達を軒並み遥かに上回っており、最強格のクオンに至ってはタイマン勝負では仮面ライダークロスセイバーですら全く太刀打ち出来なかった程。
これはクオン以外の個体も例外ではなく、スパルタンを除いた全員が特殊能力系の技に対するカウンターを備えているため、特殊能力頼りの剣士に対する露骨なメタを張ってくる点も特性として挙げられる。
総じて全員が本気の剣士達2人を1人で相手取り、終始圧倒し続けた化け物剣士であり、劇中では最初から最後まで誰一人としてタイマンでは賢神に勝てていないという色んな意味で前代未聞の前座達であった。
そもそも剣士達としても勝利したわけでは断じてなく、賢神1人に対して剣士2人が死力を尽くし、命を捨てて、その上で一瞬のチャンスを生かしてようやくギリギリで相打ちに持ち込んだという有様なので、
初登場時の集団戦であれば成す術無く全滅させられていた可能性が高い。
共通の欠点と言えるのは、彼らが無双を誇るのは剣士達の技の考案者としての知識と記憶によるところが大きく、4人が生んだ技に頼らない攻撃や手段に対しては対応力が大幅に落ちるという事。
逆を言えばそれ以外に欠点らしい欠点が存在しない。
強いて言えばどれほど強化されても分類的には「剣士」であるため、使用武器を封じられると多少弱体化してしまう事か。
変身アイテムの類は一切無いが、経歴だけを踏まえれば「『セイバー』の世界における仮面ライダーのプロトタイプ、或いは疑似ライダー」とも解釈出来る。
後に『仮面ライダーセイバー ファイナルステージ』では、ダークワールドでの戦いにおいて再現された存在として力量そのままに再生されるが、
この時はストリウス達メギド3幹部が剣士達に加勢していた上、剣士達も本編の激闘を経て大きく成長していたため、打って変わって互角の勝負を展開していた。
メンバーの名前は恐らく実在する出版社が元ネタになっていると思われる。
ロード・オブ・ワイズ スパルタン
カァーッ!フン!フン!
身長:210.5cm
体重:138.6kg
特色 / 力:パワー / 防御力 / 戦斧 / 大剣
「大剣と斧の技を極めし者」。
クオンと似た姿だが、違いは両肩の装甲が青く、丸みを帯びている事。
人間態は青と緑を基調としたストラを首にかけた長身の人物で、戦いの場では荒々しい叫び声を上げて斬りかかるのが特徴。
生前は「正々堂々とした力のぶつかり合いこそが戦いの本質である」という考えの持ち主だった。
武器は大型の蛮刀「メガスマチェーテ」と片刃の戦斧「ズィナミアックス」の二刀流。
パワーと防御力に優れた剛健なボディを持ち、重量もロード・オブ・ワイズ最重量。
大剣に斧という扱い辛く癖の強い重量級武器の二刀流を軽々と振り回す剛力で敵を真正面から圧倒していく典型的なパワーファイター。
そしてパワーのみならず仮面ライダーブレイズ タテガミ氷獣戦記の一撃が直撃してもびくともせず、大抵の攻撃ならノーガードで受け止めても怯まず攻撃を続けられる強固な防御力を備えている。
更に音銃剣錫音の銃撃を簡単に捌いて全弾仮面ライダースラッシュ目掛けて跳ね返す技巧と斬撃速度に、武器を失っても仮面ライダーを一撃で変身解除に追い込む威力の打撃技も併せ持つため、
他の四賢神相手では有効打に成り得た武装解除もスパルタンの前ではあまり意味を成さない。
このようにクオンやディアゴのような特別な能力やハイランダーのような属性攻撃は持たない分純粋なフィジカル面が極まっており、肉体性能でいえば恐らく四賢神中トップクラス。
ポジション的には一応ロード・オブ・ワイズ最弱だったらしいが、だからと言って現代の剣士達でも簡単に勝てる相手ではなかった恐るべき強者。
正々堂々とした力のぶつかり合いでどんな相手にも真っ向から死力を尽くして勇猛果敢に攻め立てるそのスタイルから、土の剣士・バスターの技の基礎だと考えられる。戦法が明らかに脳筋なのは禁句
第45章では仮面ライダー剣斬・スラッシュの2人とマッチング。
2人を終始圧倒したが、2人の捨て身の変則連携で武器を失ったところに、デザストアルターライドブックと無銘剣虚無によるアレンジを加える形で発動した「剣斬オリジナルのカラミティ・ストライク」の前に対応し切れず、全身を切り刻まれて爆散。
ロード・オブ・ワイズの中では最初に倒された。
恐らくズィナミアックスが新造、メガスマチェーテはポーラベアーファンガイアからの流用。
名前の由来は恐らく「すばる舎」から。
ロード・オブ・ワイズ ハイランダー
ハアァーッ!
身長:210.5cm
体重:112.1kg
特色 / 力:特殊能力 / 大鎌
「大鎌の技を極めし者」。
左肩に丸みを帯びた真紅の装甲を装備し、そこから真紅のマントを翻している。
人間態は真紅と白を基調とした腰布を巻いた人物。
剣士であるにもかかわらず、何故か剣ではなく無数の目の紋様が描かれた禍々しい大鎌「プロビデンスサイズ」を得物とし、それに秘められた様々な特殊能力と、バリエーション豊富な技に裏打ちされた変幻自在の戦闘スタイルの持ち主。
そのプロビデンスサイズは様々な特殊能力を有しており、受け止めた相手の攻撃の属性を瞬時に別の属性に変えて跳ね返す事が可能。
エネルギー攻撃を属性問わず大鎌の刃で受け止め、攻撃を受け流しながら斬撃のカウンターを見舞うなど、防御を固めて対象を翻弄しつつ常に優位性を保つような戦い方を好む。
なお、防御の要であるカウンター自体も大鎌の刃で直接受け止めなければならないといったような制約は特に見受けられず、クオン同様に鎌の前方に膜のようなバリアを展開し、そこで属性攻撃を受け止めて跳ね返すといった手段でもカウンターは可能となっている。
そのスタイルから音の剣士・スラッシュや風の剣士・剣斬の技の基礎だと考えられる。
最終決戦の当初はブレイズ タテガミ氷獣戦記と仮面ライダーバスターを相手取っていたが、バスターが殿を務めるようにブレイズを送り出した事でタイマン勝負に。
第46章ではバスター渾身の剛剣を軽くいなしながら追い詰め、スパルタンを倒して死力を振り絞って駆け付けたスラッシュの射撃やジャッ君と土豆の木ワンダーライドブックによるツタの範囲攻撃を受けても意に介さない実力を見せつけるも、
最期は2人の捨て身の戦いによって大鎌の鉄壁の守りをこじ開けられた生じた隙を狙ったバスターに羽交い締めされた末、そのままスラッシュの「ビート・ロリポッパー」でバスター諸共腹部を貫かれて爆散した。
プロビデンスサイズは恐らくVシネマ『帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ』に登場した大魔王アザゼルからの流用。
名前の由来は恐らく「ハイランド*2」から。
ロード・オブ・ワイズ ディアゴ
ハハハハハハハ!
身長:210.5cm
体重:80.3kg
特色 / 力:超スピード / ツインレイピア
「刺突剣の技を極めし者」。
右肩に丸みを帯びた金色の装甲を装備し、そこから金色のマントを翻している。
事あるごとに戦闘狂じみた高笑いを上げながら戦うテンションの高さに加えてやけに戦法や攻撃手段がサディスティックと、意思持たぬ傀儡故に自己主張が皆無なロード・オブ・ワイズ達の中では妙にキャラが濃い。
人間態は金と茶色を基調とした腰布を巻いた人物。
武器は刃の根本が青く、金色をベースにした流麗なデザインの二振りのツインレイピア「ビスビエント」の二刀流。
ロード・オブ・ワイズの中でも最軽量である事を活かした身のこなしと高速の剣技を得意とし、あまりの素早さ故に相手が認識するよりも早く決着が付く事も珍しくなかった模様。
劇中でも実際に瞬間移動や透明化としか思えぬ超高速移動の奇襲によって仮面ライダー達に攻撃を仕掛けている。
加えて技巧面でも仮面ライダーデュランダルの時間抹消による奇襲や仮面ライダーサーベラの「永煙の一刺し」による奇襲攻撃を悉くあっさり見切って即座に対処・反撃を喰らわせる凄まじい域に達していた。
その名称はセイバーが駆るバイク「ディアゴスピーディー」にも使われるなど、最早伝説的な存在となっている。
更にはビスビエントの能力により、相手の属性攻撃を即座にコピーして操る事が可能。
劇中初戦では仮面ライダーエスパーダの技を一目見ただけで模倣して電気のオーラを纏った高速移動を行い、それを利用して空中をも足場とした三次元機動でエスパーダを翻弄。
最終決戦ではデュランダルの時間抹消攻撃とサーベラの「ショットインセクト」をあっさり見切り、その上で見たばかりの神代兄妹の技を全て完璧に模倣し、更には兄妹の技を組み合わせて使いこなす魔技*3を披露。
しれっと本来聖剣固有の能力であるデュランダルの時間抹消攻撃まで完全コピーした辺りにその凶悪さが窺え、自前の超高速の剣技・見切り・高速移動を以て神代兄妹2人を単騎で相手取って終始完全に圧倒してみせた。
そのスタイルから雷の剣士・エスパーダ、煙の剣士・サーベラ、時の剣士・デュランダルの技の基礎だと考えられる。
最終決戦では終始神代兄妹2人とマッチング。
上述の通り2人の技を悉く一蹴して追いつめながら、サーベラを後ろから抉るように突き刺し、激昂したデュランダルの時国剣界時を容易くへし折った上でビスビエントの高速突きで滅多刺しにしてから串刺しにする残虐ファイトで両者に致命傷を負わせる。
だが、最期は死力を尽くして凌牙が身体を貫いたビスビエントを抑え込んだ隙を突いて煙叡剣狼煙と切断された時国剣界時の切っ先を手にした玲花の剣技もへったくれもない死に物狂いの特攻を受け、壁に縫い付けられる形で敗北。
喜悦の哄笑ともとれる不気味な断末魔の叫びを上げて爆発四散した。
ビスビエントは恐らく映画『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』にてアクマイザー達が使用した「ジャンケル」の流用。
名前の由来は恐らく『週刊仮面ライダー オフィシャルパーフェクトファイル』などでもお馴染みの「デアゴスティーニ」から。
ロード・オブ・ワイズ クオン
ハァァ……!
身長:210.5cm
体重:98.7kg
特色 / 力:カウンター / 二刀流
「二刀の剣技を極めし者」。
スパルタンと似た姿をしているが、こちらは両肩の装甲が黒く角ばっている……というよりはアガスティアベースの衛兵そのまま。
他のロード・オブ・ワイズの中でもあまり雄叫びを発さないため、比較的無口な印象を受ける存在。
人間態は黒いローブ以外何も装飾を身につけていない老人のような人物で、人間態だけ見ればダントツの最年長。
生前はソードオブロゴスの歴史上“最強”と謳われたソードマスターであり、彼が持ち込んだ技術を取り入れた結果、後世に伝わる剣技が完成したという。
武器は飾り気の無いシンプルな形状の片刃の双剣「陰」と「陽」の二刀流で、2本をかざす事でエネルギーの膜のようなものを展開し、膜に触れた相手の攻撃を倍化させて[[跳ね返す>吸収/反射]]カウンターを可能にする。
何より初見のはずのクロスセイバーの攻撃に対し、とんでもない規模のカウンターをいとも容易く決められる、冷静でありながら怪物じみた技量が最大の武器。
しかも上述の通り「無効化→倍化→反撃」のプロセスをほぼ一瞬で踏むため、迂闊に攻撃すると最強フォームのクロスセイバーですら呆気なく返り討ちに遭い、変身解除に追い込まれる。
これはクロスセイバーの力はあくまで「聖剣の集合体」であり、それを振るうための技量は神山飛羽真自身に要求されるため、技量で圧倒的上を行かれると劣勢になるのは自明の理と言える。
このため、相手の力を喰らって自身の力に変換するカリュブディス同様、クロスセイバーにとっては相性最悪の相手といっても過言ではなく、そのスタイルから炎の剣士・セイバーや水の剣士・ブレイズの技の基礎だと考えられる。
最終決戦では当初はクロスセイバーとエスパーダを1人で相手取り、持前のカウンター技で2人を圧倒し、変身解除にまで追い込む。
だが、エスパーダが殿を務めるようにクロスセイバーをストリウスの下に送り出し、更にスパルタンを倒して駆け付けた剣斬との2対1にもつれ込んだ。
続く最終章でも得意のカウンターで満身創痍の2人を一方的に追い込んでいくが、競り合いになった隙を突いた2人が変身用のワンダーライドブックを交換した事で戦況が一変。
黄金の風を纏った「トルエノ・デル・ヴィエント」と緑色の雷を帯びた「疾風剣舞 雷二連」による怒涛の連続攻撃を四方八方から叩き込まれ、止めに真正面からのゴリ押しに討ち負けて撃破されるという最期を迎えた。
尺的にはアバンタイトルパートで爆散したクオンであるが、よく見るとこの怒涛の連撃を食らっている間も容赦なくエスパーダと剣斬にカウンターを叩き込んでおり、辛勝どころか決着としては相打ちに近い。
しかも賢人は絶命寸前まで傷付き、挙句蓮に至ってはクオンとの死闘の末に落命するという事態に。
直後、最後の力を振り絞って駆け付けたユーリが彼ら2人を蘇生させたものの、その代償として力を使い果たし、再度消滅する事となった。
最終章で呆気なく倒されたように見えたクオンであるが、総合的なキルスコアは仮面ライダー2名と「ロード・オブ・ワイズ最強」の肩書きに相応しい強豪だったと言えよう。
陰と陽は恐らく映画『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』に登場したアスモデウスからの流用。
『ファイナルステージ』で再登場した際はアスモデウスと共闘する関係上、別のプロップを使用しており、こちらは『海賊戦隊ゴーカイジャー』のゴーカイサーベルから流用したと思われる。
名前の由来は恐らく「クオン出版社」から。
【余談】
- スーツの改造元は前作『仮面ライダーゼロワン』に登場したバトルレイダー(本を正せば映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』のバトルマギア)と、映画『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』に登場した仮面ライダーアバドンで、頭部と背中の羽は新規造形となっている。
ちなみにデザイン画が作成されたのはクオンのみで、スパルタン・ハイランダー・ディアゴについては撮影現場の判断で用意されたもの。
- ロード・オブ・ワイズ達の撮影用のスーツは映画『スーパーヒーロー戦記』に登場したアガスティアベースの衛兵達の流用だが、正確には衛兵のスーツ自体が元々本編での流用を前提とした作りになっている。
これについて東映公式サイトの「第44章あとがき」によれば、登場以前から「ストリウスを護る四天王ポジションの敵」の登場を想定しており、このスーツはそのために作られたものだったのだが、そこに「脚本制作の段階で四賢神の設定が丁度いい具合に当てはまった結果、ロード・オブ・ワイズとして登場させる」という企画チームも想定外の形になったという。
また、同あとがきでは「それぞれが偉大な剣士だったはずの賢神は共通マスクの無個性な怪人へと改造され、かつての仲間に刃を向けるという、さながら初代仮面ライダーのショッカー怪人に近しい存在となりました。そう思うとメギドよりもよっぽど恐ろしい敵なのかもしれません。」とも解説されている。
- 書籍『仮面ライダーセイバー公式完全読本』によると、スーツのモチーフはインド神話の神鳥「ガルーダ」。角ばった造形のために目立たなくなっているが、マスクを横から見ると鳥の頭を象ったものとなっている。
また、額部分は開いた本の背表紙をイメージしたとのこと。
どうです?堪能していただけましたか?
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▷ コメント欄
- ストリウスだけでもヤバいのにソロモン以上のやつが一気に4人も出てきた時の絶望感。クロスセイバーすら圧倒するのにソロモン以下の他剣士達でどうすりゃいいんだ…って思った。だからこそ蓮がスパルタン倒した時はめっちゃテンション上がったけどね。 -- 名無しさん (2021-08-22 03:23:18)
- ソロモンが復活したこいつらと戦ったらどうなるのか気になるところ。カラドボルグはソロモンオリジナルの剣だし技も初見で対応できなかったりするんだろうか? -- 名無しさん (2021-08-22 07:05:15)
- イザクさん何だかんだでちゃんと埋葬してたのが裏目に出たな -- 名無しさん (2021-08-22 08:47:32)
- 最後まで笑っていた個体が不気味だった。 -- 名無しさん (2021-08-22 10:02:33)
- 中央四十六室かと思ったら護廷十三隊だった -- 名無しさん (2021-08-22 10:48:48)
- 「熟練の技を持つ老人キャラが全盛期の力を取り戻す」というのはえてして強敵になりがちだしね(今回は全盛期を遥かに超えているけど) -- 名無しさん (2021-08-22 11:19:26)
- 四天王ポジの強さじゃない -- 名無しさん (2021-08-22 12:39:12)
- ↑5ほんと余計なことしかしてないな現代のソードオブロゴス -- 名無しさん (2021-08-22 14:20:44)
- 正々堂々と真っ向勝負で戦ったら誰も勝てないであろう前座って何だよ… -- 名無しさん (2021-08-22 15:02:05)
- 名前の由来は出版社らしい。ディアゴがわかりやすいね(ディアゴスティーニ) -- 名無しさん (2021-08-22 15:52:21)
- ↑×3 なんか間抜けな返し -- 名無しさん (2021-08-22 16:43:20)
- ちょっと調べてみたら、すばる舎、ハイランド、ディアゴスティーニ、クオン出版社……という事か。ディアゴスティーニ以外初めて聞いた名前だわ -- 名無しさん (2021-08-22 17:08:22)
- 最後の一人はゴリ押しで倒した印象を感じました。 -- 名無しさん (2021-08-22 18:14:49)
- スパルタンの斧はグリンシャのモノの改造じゃねえかな? -- 名無しさん (2021-08-22 20:00:11)
- 知らない内に退場してた四賢人の設定の拾い方が上手すぎる。剣士たちが二人がかりで挑んでも苦戦するポジションとして格落ちしない立場だし -- 名無しさん (2021-08-22 20:00:43)
- 主人公達10人VS四賢神で乱戦やったら逆に勝てる気がしない。ラストダンジョンでばらけていて各個撃破出来てむしろ助かった -- 名無しさん (2021-08-22 20:55:04)
- ブレイドキングフォームや極鎧武と戦っても圧倒しそう -- 名無しさん (2021-08-22 21:13:12)
- ↑ 特殊能力に重きが置かれているやつ、武器や技に重きが置いてあるやつは大苦戦間違いないし。 しかし、真っ向勝負のガチンコに重きが置いてあるやつはどうだろうなぁ -- 名無しさん (2021-08-22 21:27:05)
- イザクにやられたのは老衰もあるけどイザクのことだからまともに戦おうとせず本からのビームによる不意討ちだったんだろうな。実際タッセルもそれでやられてたし -- 名無しさん (2021-08-22 21:38:41)
- ムテキゲーマーかグランドジオウなら何とかなるか? -- 名無しさん (2021-08-22 22:12:33)
- ムテキゲーマーは真っ向勝負どんとこいなガチンコ勢だから勝てると思う -- 名無しさん (2021-08-22 22:36:08)
- 仮面ライダーと似たような風貌をしてるのにアナザーライダーの様な禍々しさを感じる...。 -- 名無し (2021-08-22 23:43:47)
- スーツはゼロワンのアバドンの一部も流用されていてある意味ライダーの悪魔。命を奪われた死後に全盛期以上の力を持って復活という点では蛮野の意思がない傀儡としてのゴルドドライブともとれる。 -- 名無しさん (2021-08-23 00:37:04)
- 完全新規の頭部と、背中の翼がアーサー王と因縁深いカラスを思わせるのが秀逸。流用した武器も、どことなく翼を彷彿させるラインナップだし。 -- 名無しさん (2021-08-23 00:42:31)
- ストリウスも十分ヤバい敵だったが、コイツらが強すぎて霞んで見える……。前座ってなんだっけ? -- 名無しさん (2021-08-23 01:05:45)
- レイピア使いの奴狂戦士やろ -- 名無しさん (2021-08-23 13:44:01)
- 昔の強者を蘇らせるって手法はXのGOD機関に似てるな -- 名無しさん (2021-08-23 20:01:34)
- 全盛期以上の力で蘇っただけあって確かに強かったけど、結局は意志を持たない傀儡だから、生前の四賢神の方が、飛羽真が言うところの“剣が重い”んじゃないかなと思う -- 名無しさん (2021-08-23 21:01:42)
- ディアゴのほうは生粋の戦闘狂だと思う。叶うなら自分の意思を持って飛羽真たちと戦いたかったかもしれない。 -- 名無しさん (2021-08-23 22:45:46)
- とにかく「純粋に鍛えた戦士として強い」という印象。「特別な力に目覚めた」とか「パワーアップアイテムを手に入れた」とかではなく、「自力で鍛えて強くなった」ような -- 名無しさん (2021-08-23 22:58:15)
- こいつらの誰かに刃王剣十字刃を持ったらもはや楽しそう -- 名無しさん (2021-08-24 02:11:16)
- 平成以降の仮面ライダーシリーズにつきものの「終盤に今更サブライダーが死力を尽くしてでも戦うような相手いない問題」に対するアンサーとしては100点に近い例だと思う -- 名無しさん (2021-08-24 02:26:25)
- 最強フォームの主人公が負け、強化形態の無いサブライダーが勝つ理由として100点の演出だった -- 名無しさん (2021-08-29 21:29:16)
- 剣士たちの技を作った老人(全盛期以上の強さ)たちとの対戦とかRPGの裏ボス戦d -- 名無しさん (2021-08-30 00:35:31)
- ↑ミス。裏ボス戦みたいなことをラスボスの前座でやるという恐ろしさ。よく2人がかりで相打ちまでもっていけたもんだよ -- 名無しさん (2021-08-30 00:37:41)
- 多人数ライダーのネック、「フォーム数や活躍の格差」を埋める要素として本当に成功してる。特に中盤以降戦闘から離れてた蓮や大秦寺さんが回復無しで2体も倒してくれたのは嬉しかった。 -- 名無しさん (2021-09-02 21:49:16)
- てかお兄様あんな滅多刺しの串刺しにされてなんで生きてんの -- 名無しさん (2021-09-09 12:08:23)
- ↑相手をいたぶることを好むサディスティックな剣士だったのならば、あえて苦痛を与えるためにどれも致命傷にはならないよう調整していたのかも -- 名無しさん (2021-09-09 17:42:33)
- ↑2照井「ライダーならそのくらい問題ない -- 名無しさん (2021-09-10 18:14:58)
- 最終決戦の時は弱い順に出てきたそうだが、スパルタンあれで弱いはないって -- 名無しさん (2021-09-19 18:31:30)
- 彼らの武器の名前....あったんだ....。 -- 名無しさん (2021-09-19 18:47:02)
- 赤い複眼の仮面は、よく見ると鳥か人間の頭蓋骨と初代仮面ライダーのクラッシャーがモチーフ。ギルガラスを西洋風の戦士にアレンジしたデザインにも見える。 -- 名無しさん (2021-11-25 20:41:32)
- 冬映画かVシネマで復活して合体し、「仮面ライダーア・バオア・クー」やら「仮面ライダージブリール」やら名乗ってくれないかな・・・。 -- 名無しさん (2021-11-26 22:50:06)
- ↑4やつは四天王の中でも最弱…(シャレになってない) -- 名無しさん (2021-11-26 22:58:33)
- ↑素手ですら掌底1発で変身解除させてくるような最弱がいてたまるか!!! -- 名無しさん (2021-12-02 21:15:23)
- 因みにファイナルステージにも登場するけど、その内の一体はバスコのカリブレードのリ・ペイントした剣を使用している模様。 -- 名無しさん (2021-12-02 23:00:13)
- ↑そういえばファイナルステージはアスモデウスが出る都合上、クオンが使用している武器が違ったような・・・ちなみにグリモワールによる全盛期以上の力は付与されてないのか、それとも飛羽真達が鍛え直したのか互角(ズオスやレジエル達の助けもあり)の勝負を披露していた。 -- 名無しさん (2022-01-02 00:32:40)
- かつての仲間に刃を向ける組織の所属メンバー、無個性の共通マスクにわずかな違いのデザインを考慮すると、彼らのモチーフはスーツの流用源であるアバドンと同じショッカーライダーと思われる。ちなみにビヨジェネではショッカーライダー数名がデビルライダーとして登場。 -- 名無しさん (2022-01-15 11:54:44)
- スーパーヒーロー戦記に出たのはこいつらのコピーとかだったのかもなぁ… -- 名無しさん (2022-01-15 13:17:03)
- まさか装動化するとは…バトルレイダーのリデコっぽいけどその分武器がデカくてハッタリきいてる -- 名無しさん (2022-02-27 14:50:33)
- 増刊号(特別編)作ってそこでリバイス登場のおかげで強さを保たれた。・・・あれが無かったら、4人中1人はリバイスのかませになっていたかも。 -- 名無しさん (2022-03-19 11:35:41)
- ↑6の者ですが、ファイナルステージでの「 クオン 」の武器、バスコの武器じゃなくて「 ゴーカイサーベル( アトラク用? ) 」だった模様.....「 ゴーカイワイズ(?)」...ナンチャッテ。 -- 名無しさん (2022-07-09 21:55:52)
- 全盛期以上でこれなら全盛期はどんだけ強かったのコイツら? -- 名無しさん (2022-07-29 13:04:16)
- ↑ 少なくともマスロゴ相手にも不覚を取ることはなかったのでは -- 名無しさん (2022-07-29 14:19:00)
- アガスティアベースの衛兵とは姿がややこしく、予算や設定次第では賢神それぞれのライドブック、カリバー、最光、ドゥームズドライバーの試作量産型という形でライドブックをセットして上部のボタンで変身する賢神ドライバー(仮称)もあったかもしれない。 -- 名無しさん (2023-12-20 11:06:55)
#comment(striction)
*2 現在は存在しない。
*3 時間抹消攻撃で回避し蜘蛛の巣で天井に張り付き→頭上から「ショットインセクト+一時一閃」の同時併用により頭上から2人を同時に攻撃……というムーブ。
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