ガンダム試作2号機

ページ名:ガンダム試作2号機

登録日:2010/02/24 Wed 11:22:19
更新日:2023/09/29 Fri 13:15:02NEW!
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貴様と話す舌など
持たんと言ったはずだ!!!



ガンダム試作2号機とは『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場するモビルスーツ(MS)。



□緒元

型式番号 RX-78GP02A
所属 地球連邦軍→デラーズ・フリート→シン・フェデラル
製造 アナハイム・エレクトロニクス社
全高 18.5m
全備重量 83.0t
出力 1,860kw
推力 155,200kg
装甲材質 ルナ・チタニウム合金
武装 60mmバルカン砲×2、ビームサーベル×2、アトミックバズーカ、ラジエーターシールド
搭乗者
アナベル・ガトー
カネサダ・ツルギ



□概要

U.C.0083に地球連邦軍がアナハイム社と共に推し進めたガンダム開発計画で開発された試作MS。
頭部にはツインアイやブレードアンテナなど、所謂ガンダムタイプのアイコンを持つが、
一方で、ブースターを内蔵した巨大な両肩アーマーや肥大化した膝下部分など、
同計画で開発された試作1号機を含む既存のガンダムとは大きく異なる意匠を備えてもいる。


開発コードは「サイサリス」。
このコードネームはナス科の植物ホオズキから付けられている。花言葉は「偽り」など。
このことから、ファンの間では「サイサリス」、あるいは略称の「GP02」で呼ばれる事が多い。



コンセプトは「極限まで追求された攻撃力」であり、MS単体で使用可能な兵器の中で最も高い攻撃力を持つ「戦術核」を装備することを想定し開発された。
一年戦争では「南極条約」によって核兵器の使用が制限されていながら、一部のジオン兵によってたびたび使用が目論まれた(オデッサなど)。
この経験から連邦内に報復用兵器*1の構想が生じ、本機の開発へと行き着いた。
なので本機は、間接的にマ・クベの遺産とでも言えるだろうか。


ちなみに、当初はその機動力を活かして敵陣営の中枢に侵入し、様々な弾頭を使用できる特殊バズーカで攻撃する、
所謂強襲型の機体として計画されていたらしいが、上記の核兵器構想が合流したことで、
戦術核弾頭によって一撃で壊滅的なダメージを与えるという核装備型MSへと計画がシフトした結果、現在の仕様となった。


機体の開発はアナハイムの中でも旧ジオン系の技術者が多い部署で行われた。
丸みを帯びた胴体部やドム系を連想する脚部などは、至近距離での核反応の余波から防護するための機構が詰まっており、
重点的に護るべきコクピットや、シールドで覆えない末端部を護るため、従来の連邦機にはないジオン系意匠の色濃いシルエットを形成している。
そのためか、ガトーも「連邦にしてはなかなか」とこの機体を評価していた。


また、ミノフスキー粒子の電波妨害によって、機体自体も目標地点に近づいて発射する必要性があったため、
装甲や塗料・冷却機能付きのシールドなどで爆発に耐えられるよう設計されているとされているが、
あくまでこれ等耐核防御能力は後述のラジエーターシールドを含め設計開発時の理論レベルの完成度に過ぎない。
そもそもトリントン基地へ核弾頭を搬入した事自体、実弾試射による実地試験で理論値と実測値の差を測り、
それによって得られたデータから最終調整を実施して完成度を高める為である。
その為、実際にソロモンを核攻撃した際には十分に耐核防御能力が機能せず、左肩から腕部にかけて作動不良を起こしている。


背面部には核弾頭用の装備を設けた為にスラスターの配置が出来ず、肩にフレキシブル・スラスター・バインダーと呼ばれるユニットを装備。
片側3基、計6基の連装バーニアを展開することで、耐核装備のため重量が増した本機でも高い推力を発揮でき、重力下ではホバー走行すら行う事が可能である。
また、本機の運用データや技術の一部はリック・ディアスの開発に生かされているとされている。
ガンダム開発計画は表向きには封印された扱いなので表立ってその繋がりは示されていないが、所謂「人の口に戸は立てられない」というやつである。*2



□法的な立ち位置

因みに劇中で南極条約違反と言われている本機だが、実際には南極条約違反はしていない
一年戦争の戦時条約である南極条約は0083当時は効力が切れている*3上に、
核兵器に関してはBC兵器と並んで南極条約で禁止されたのは「開発」「製造」「保有」ではなく、「使用」のみである。*4
確かに、デラーズ・フリートは、「終戦したのはあくまで地球連邦とジオン共和国である」という考えの基に、
「『ジオン公国』はまだ地球連邦との戦争を続けている」というスタンスなのだが、それを考慮してなお言いがかりと言える。


核武装はスペースノイドに対する抑止力としては明らかに過剰装備であることから、
彼らが不満や危険感を抱くことは理解できるし、であればこそ連邦軍も本機を極秘裏に開発したという事情もあろう。
だがそれを勘案すれば、デラーズ・フリートは連邦の非を鳴らしておきながら自ら核を「使用」し、自ら持ち出した南極条約に違反したことになる。
連邦軍側は「使用」すらしていないので却って条約違反をネタに叩かれるべきはデラーズ・フリートというオチである。
挙句の果てに、明確な南極条約違反であるコロニー落としまで実行しており、宇宙世紀でも最大級のブーメランがエギーユの頭に突き刺さっている。


そもそも南極条約は、本来未承認国家の武装集団でしかないジオン軍が、連邦の国軍である連邦軍と曲がりなりにも対等の勢力として扱われる根拠の一つである。
だがジオン公国は最も順守すべきこの条約を、先のマ・クベや『08小隊』のケラーネ、『0080』のキリング等の暴挙によって幾度も反故にしており、
この時点で、連邦の目線ではジオン公国は道義的にも法的にも順法精神がない勢力と見做されても当然であり、
その『ジオン公国』の後継を自称するジオン系残党組織が地球連邦に一方的に文句を言える筋はない。
ちなみに一年戦争中、ジオンは南極条約を何度も破っているのに対し、
連邦が明確に破ったと見做された事は、核兵器の使用に限って言えば正史の映像作品で確認できる限り一度もない*5



しかしながらトリントン基地に配備されていた試作二号機についてだけは条約以前の話ともいえる。

  • 模擬弾ではなく本物の核弾頭を搭載*6
  • 手薄な警備の基地に搬入、格納庫にも大した警備はなし*7
  • 核発射のゴールド・コード*8やセキュリティクリアランス等もなしに弾頭が発射可能状態にされている

等、核兵器に対して雑すぎる警備と不審な点が多く「何かを目標に本気でぶっ放す」考えがあったことは否定できない。
一週間戦争時の各コロニーに対するジオン軍の核攻撃は、恐らく宇宙世紀の人類にとって核の恐怖を存分に思い知らせた蛮行であるに違いなく、
一年戦争後の人類が核に対する忌避感を共有していたとしても不思議ではない。
であればこそ、連邦軍も民意を得られないであろう本計画を、後ろめたさをもって極秘に進行したことは十分に考えられる。


デラーズ・フリートの行為はテロリズムに類するもので、無法な軍事力の行使として糾弾されるべきものだが、

デラーズ・フリートがことに及ばなくとも、いずれは他の組織による核の奪取・行使が生起した危険性も否定できない。*9
コーウェンも中将という身分でありながら、終戦からまだ三年しか経っておらず、政局が不安定な時期に、
独断で核兵器を製造している辺り、軍閥化の危険な側面を象徴しているともいえる。
その結果は劇中でも明らかなように、コーウェンやアルビオン隊が内通したいシーマ様ばかり攻撃するのが主な原因で、後手に回った挙句、
核攻撃とコロニー落としによって甚大な被害を被り、地球と宇宙のさらなる軋轢をもたらすことになった。



なお、以後の作品でも慣習法的な感じで核兵器の使用に対して「南極条約違反だ!」と指弾されることも少なからずある上、
公式の解説においても本機の核武装が南極条約違反であるとの記載が度々見られており、この議論が容易に決着しない所以の一つである。


南極条約の正式な条文とその法的解釈が明らかになっていないことと、反対に戦後においても慣例として内容の一部が不文律化したことは確かであり、
道義的にはともかく、本機の適法性についてはいまだ意見の分かれるところである。






□武装

  • 60mmバルカン砲

頭に付いたバルカン。唯一の対MS用の射撃兵器。


腰サイドスカートに装備されているが、この形式のビームサーベルとしては珍しく、
傘型に膨らんだ柄尻を外に向けて装備*10されている。ビーム刃の色は緑。
マニュアル操作で出力を変えられる。


  • アトミックバズーカ

本機の目玉武装。分割式の巨大なバズーカから特殊ロケット弾型核弾頭を発射する。
一発撃つだけで砲身が焼け付くので撃った後の砲身は放棄される。
つまり予備の弾頭および砲身などを準備してない場合は一発だけの使い捨てとなる。
使用する核弾頭「Mk82レーザー核融合弾」は書類上は戦術核であるが、その破壊力は戦略核に匹敵する。
また、一般的な水爆と異なり起爆に原爆を用いないため、死の灰フォールアウトが非常に少ないという戦術核に適した性質を持つ。


機体を覆うほど巨大で強固なシールド。
中に冷却剤が入っていて機体全体を熱から守る他、アトミックバズーカの砲身が収納されている。
このシールドは冷却及びバズーカの砲身の収納が主であり、通常の戦闘における防御のための武装ではない。
1号機との戦闘においては装甲ごと冷却剤をビームサーベルで突かれたことが原因で、追い詰めていたにも関わらず退却する要因となった。



スパロボではビームライフルやプラズマリーダーを持っていることもあったが、元々そのような設定はない(後述)。



□劇中の活躍

『0083 STARDUST MEMORY』

オーストラリア・トリントン基地に輸送され、同基地に保管されていた核弾頭を搭載。
射爆場での実験(前述の通り耐核防御機構の試験目的なども有る)を行う予定であった。
しかし連邦軍兵士に変装したデラーズ・フリート少佐『アナベル・ガトー』により基地から強奪されてしまう。
GP01に搭乗したコウを軽々とあしらい、さらに基地から出発した奪還部隊の手を軽々と逃れ、最終的にはHLVを使用して宇宙へと上がる。


後にソロモン海で行われた観艦式を強襲。
元々ジオンが所有していた宙域とあって地理に敏く、アルビオン隊などの哨戒網を掻い潜ってデブリの多い宙域を悠々と進んでいく
。しかしその途中で配備されていた自動砲台により奇襲が失敗し、連邦軍の多大な追撃を受ける。
カリウスら部下の支援により追撃を回避し、旧ソロモンたるコンペイトウの上部まで一気に突入。
グリーン・ワイアットの乗るバーミンガム級戦艦に標準を定め、核弾頭の発射準備を終えた砲塔のトリガーを引く。


「多くの英霊たちが無駄死にでなかったことの証しの為に・・・」
「再びジオンの理想を掲げる為に・・・」
「星の屑成就の為に・・・」


「ソロモンよ! 私は帰ってきた!!!」


ガトーの叫びと共に核弾頭を発射。
ソロモンは核爆発の光に包まれ観艦式に参加していた連邦軍艦隊は大打撃を受けてしまう。
残存艦隊も多くが航行不能に陥り、奇襲直後にはオープン回線で多数の救援要請や悲鳴が入り乱れていた。


その後離脱しようとするも、宇宙特化型のフルバーニアンとなったコウ操る試作1号機と接触。
直前の核爆発の衝撃を理論レベルの完成度の低い耐核防御システムで防御した影響で左腕が故障し動かないというハンデがあったにも関わらず終始優位に立ち、
試作1号機を追い込みビームサーベルで中破まで追い込むも、決死の一撃を喰らい相討ちとなる。


ガトーとコウの脱出後、試作2号機は1号機と共に大爆発を起こし数多くの英霊達が眠るソロモンの海に散る……。
大塚明夫のキャラが基地に潜入して関わることになる核搭載二足歩行兵器…はて、どこかで見たような…*11


デラーズ・フリート壊滅後、今回の戦争においての自分たちの数々の失態の隠蔽を目論む連邦の上層部の意向により、試作1号機、試作3号機と共に本機の登録が抹消。
本機の存在は歴史から闇に葬られてしまう事となった。



『0083 REBELLION』

HLVで宇宙へ上がった後、キンバライト基地指揮官のノイエン・ビッターから託されたMS用対艦狙撃ライフルで連邦軍艦艇を狙撃するシーンが追加された。
月でヴァルヴァロがGP01と交戦した際は、ケリィ・レズナーを救出するためにこれでもかと言わんばかりの武器を着けて戦闘へ介入した。
観艦式への強襲作戦ではMAラングの内部に収納され、連邦が回収したビグ・ザムと交戦。周囲の連邦軍艦船を巻き込みながらも中央部まで突入し、原作同様に核弾頭で纏めて屠った。



『カタナ』

シン・フェデラル仕様機が登場。
搭乗者はカネサダ・ツルギ。
何とビーム・バズーカ&MLRS同時装備。
初登場時は読者に圧倒的強さを見せつけた。
…ちゃんと確認しろ親父。



『Ζガンダム Define』

アナハイムが各部を新しく換装した機体が登場。とはいえ旧式化は否めず、クワトロ・バジーナからはエゥーゴでの採用を見送られてしまった。
その後、この機体をベースに徹底的に研究・変更・実験を重ねた末、開発コード「Γガンダム」ことリック・ディアスの開発にこぎつける。
このリック・ディアスまでの間に、Gジェネなどで登場した「プロトタイプ・リック・ディアス」に近い姿も見られる。


ただし、本作に限らず一部設定書籍や商業作品ではリック・ディアスのルーツをガンダムである当機に求める「ガンダム起源論」的な傾向・主張が強すぎて、
実際にリック・ディアスへの影響の色濃いリックドム・ガザ由来の部分やアクシズ系技術を蔑ろにしている傾向が見られるなど、
視点の偏りが大きい為*12、この辺りの描写や設定内容に限ればパラレルの異伝扱いに近いと見た方がいいだろう。


実際、『0083』が製作される前の設定では、リック・ディアスの『Γガンダム』の開発コード自体、
「装甲材にガンダリウムγを使用しているからΓガンダムで」というブレックスの一声によるものという酷く安直な理由であり、
「存在しない筈の幻のガンダムの仕様や設計を引き継いでるからガンダム」ではないのだ。





□バリエーション

ガンダム試作2号機 MLRS仕様

『ハーモニー・オブ・ガンダム』で設定された武装プランの一つ。
背部に拠点攻略及び中距離支援用の「多連装ロケットシステム」を装着し、
アトミックバズーカの代わりに、移動砲台であるスキウレのビーム砲を改造した「ビームバズーカ」を装備。
いずれもトリントン基地での地上試験に間に合わなかった装備である。


ビームバズーカは以前からスパロボで装備されていることがあったが、『戦場の絆』などのゲームで登場させるにあたり、公式設定となった。



ガンダム試作2号機(デラーズ・フリート仕様)

ガンダムトライエイジで登場した機体で、「もしガトーが強奪した2号機を自身のパーソナルカラーに塗り替えていたら」という設定で生まれた機体。
ガトー専用ゲルググと同じような緑の胴体に青い頭と手足をした配色で、瞳は禍々しい赤に染まっている。
同じく登場したティターンズカラーの1号機と比べると設定面での矛盾も無く、元々のジオン系のデザインもあってか非常に親和性が高い。


ちなみにゲーム内でのビルドMSの性能は、防御力重視型の成長傾向と「不沈」などの受けを重視したアビリティが揃っており、
ライバルでもあるティターンズカラーの試作1号機のビルドアクションとは相性が良い。
ただ、専用パイロットのガトーがこれに適したカードがあまり無く噛み合わせが微妙なので、他のパイロットを乗せた方が良い。




□立体化

ガンプラ

当時、1/144でキット化されたが…とりあえず現物を見てほしい。


その後MG化されたが、定価4200円…おいそれとは買えない値段である。
しかし出来は悪くない。高いところに置いて下から見上げるのがベスト。圧倒的威圧感がある。


そして2006年にやっとHGUC化された時、全国のガノタは狂喜乱舞した。しかもバインダーを開くとスラスターも連動して動くという素晴らしいギミック付き。


「我々は17年待ったのだ!」


013・GP01
018・GP01Fb
025・GP03S
028・GP03
066・GP02A
075・GP02Aビームバズーカ、ロケットランチャー装備


…本当に、待たせたな。


どれも分割式大型バズーカとデカいシールドを持つため、肩や腕の関節はキツめに組み立てるか、
あるいは緩んだ時に摩耗した関節部に木工用ボンドを盛って増し締め補正する等を行うとよい。


2021年現在では、さすがに可動域などで古さが目立つようになってきた。
特にGP01はRGで発売したにも関わらずライバル機のGP02は発売していないため、クオリティ差で分が悪い。
MGは再販がかからないまま久しく、手に入れるには首を長くして待つ他にないなど不遇さが時が経つと共に増してきたため、Ver.1.5かRG化が待たれる。



□ゲームでの扱い

スパロボシリーズ

機体性能自体は鈍重な重MS。
しかし必要気力高めで1発のみなものの、MAP兵器のアトミックバズーカはかなり強力。
補給と気力回復をきちんとしていればネオ・グランゾンも蒸発させられる。
作品によってはGP01と同型のビームライフルを持っていたり、ビームバズーカを持っていたり、
バズーカがプラズマリーダーになったりしている(ラ・ギアスでは核兵器が使えないため)。
基本的にガトーの説得や拾ったりで味方になるか、最後まで敵のまま。
しかし『64』だけは、味方になったはずのガトーが持ち逃げする*13
強力な戦力を奪われたことで激怒するプレイヤー多数。
保有国がなぜ核廃絶できないか分かる気がするよママン。


αシリーズでは特にブッ飛んだ扱いを受けている。
α』では条件次第で自軍で運用できた程度だが、
α外伝』では未来の地球にあるロストマウンテンから掘り出され、ミドガルドが搭乗する。
その上、難易度が易の場合はマウンテンサイクルから発掘された別のGP02を自軍で運用することができ、ミドガルドに逃げられた場合には終盤にGP02とGP02の対決が実現可能となる
第2次α』では基本的には隠し機体なのだが、アラドルートではGP02が大きく扱われている。
最初にイベントで乗るのは原作でガンダムに乗りたがっていたモンシア、強奪して乗り込むのは原作で全く関わりがないヤザンガトーも出てくるのに一切搭乗しない
第3次α』でもやはり隠し機体扱い。自軍への補充戦力として納入される。


A』では、あの三輪防人が対異星人用に開発を指示したという設定になっている。
何でも「南極条約は地球人同士にしか適応されないため、異星人相手なら核を何発撃ち込んでも良い」とのことから。
三輪長官ならこれぐらいのことは言うし、やる。
確かに異星人からすれば南極条約なんて知ったことではないだろうけれど...。
???「それは……血を吐きながら続ける、悲しいマラソンですよ」


Gジェネシリーズ

初期の作品ではほぼ核を撃つだけの機体だったが、その威力はなんと42000という全マップ兵器中でも最大級の威力*14
直撃すればほぼ全ての敵が消し飛ぶし、F-IFのラスボスであるサイコハロ改99もバリアフィールド(マップ兵器無効)を持たないため瀕死にまで追い込める。
ただし、Gジェネはマップ兵器で敵を倒すと経験値が入らない(ないし半減する)ため、あまり頼るわけにはいかない。


『GジェネNEO』ではソロモン宙域にてクワトロの乗る百式と交戦。
地の利と卓越した操縦技術によってクワトロを翻弄し、追撃を振り切った。
まぁGPシリーズは機体性能がぶっ飛んでるから分からない気がしないでもない。


『魂』からはMLRS仕様が登場。ビームバズーカもあるのでGP系では一番使いやすい。
また、OPパーツのフィールドリミッター(マップ兵器で攻撃した際に敵のHPを10残す)が登場したことで削り要員としての立場を確立した。
ウォーズからは通常兵器版のアトミックバズーカが追加され通常戦闘もこなせるように。ただし燃費は最悪なので使いすぎてマップ版が使えなくならないように。
『ワールド』からはマップ版が攻撃力15000と大幅弱化。それでも強い部類だが。一方で通常兵器版はマルチロックの登場で使い易くなった。
ジェネシスではマルチロックシステム自体が廃されてしまったため再び使いにくくなっている。



◆ガンダムオンライン

ジオン軍高コスト機のひとつ。原作とは違いシールドで普通にビームサーベルや射撃をガードできるため、最高クラスの耐久を誇る。
また火力も機動力も高いのだが、被弾面積が大きすぎる、基地に帰投するのに20秒前後もかかってしまう、攻撃中は基本的にシールドは発動しないなど、扱いにくいため人気は低い。
アトミックバズーカは補給不可の高威力撃ち切り武器なのだが、弾頭を見てからかわせてしまうほど弾の速度が遅いためMS戦での実用性は低い。
敵本拠点に撃ち込むのが主な使い道か。
デメリットは多いながらも高い潜在能力を秘めているので、工夫して使えば輝く機体といえるだろう。



ガンダムバトルシリーズ

デラーズ紛争が追加された三作目の『ガンダムバトルクロニクル』より登場。
この時点では冗談抜きでバランスブレイカーとして君臨している。
同シリーズにおいて、各機体に設定されているSPA(要は必殺技)にアトミックバズーカが採用されており、
クロニクルの時点では「発動時点でのSPゲージをすべて消費して広範囲の敵機へと消費したゲージ量に比例する時間の間、大ダメージを与える」という内容。
加えてSPAで敵機を撃墜してもSPゲージが加算される仕様であること、核の攻撃範囲がほぼマップ全域に渡ることが噛み合い、最強クラスの破壊力と殲滅力を持つ。
SPゲージを2本満タンの状態まで溜めてから発動すれば、後はゲージがたまるたびに使用するだけで、最難関ミッションであるはずのボスラッシュでさえ適当に核を撃っているだけで終わる。



無論そんな機体が簡単に使えるはずもなく、デラーズフリート陣営を選択した場合での解禁条件は「デラーズフリート最終ミッションクリア」となっている。
それでもまだ強すぎるとの判断がされたのか、続編の『ガンダムバトルユニバース』では、
「SPAで撃破してもSPゲージが増えない」、「核攻撃でのダメージのみ全オブジェクトへの無差別ダメージ判定化」などの下方修正が入り、
考えなしに使うと味方機をも撃墜してしまうために、護衛ミッションでは事実上の使用不可となっている。


しかし、それでも素の装備と基本性能が優秀なので十分強い。
主兵装はビームバズーカ、副兵装はバルカンの一種類ずつのみ。
だが、このビームバズーカはバランスブレイカーである狙撃ビーム属性のため、命中精度が非常に高い。
また、サーベル格闘の威力がずば抜けて高いため、Iフィールド持ち以外にはこれだけで十分過ぎる性能を持つ。
そのため、こちらでもデラーズフリート最終ミッションを評価S以上でクリアする事が入手条件になっている。対になるGP01はミッション途中で必ず手に入るのにね。
もう一つの核攻撃機である「 ザク・マインレイヤー」は武装が機雷設置とクラッカー系のみであり、
ジャブローとソロモンのミッションを完全クリアすれば解禁されるという、まだ簡単な条件であることを考えると、それだけ開発側でも強すぎるという判断がされている模様。
因みに乗り換え後のノイエ・ジールの解禁条件はデラーズ・フリートの最終ミッションクリア(ランクは問わない)だけなので、2号機の方が入手難度が高くなっている。



◆ガンダムVSシリーズ

『ガンダムVSガンダム』に登場。強力な格闘とアトミックバズーカが武器。反面射撃においてはバルカンとアシストしかない。
特格の「急上昇」は逃げるのに便利で、ブースト速度も早い。そこからアトミックバズーカによる範囲攻撃や滞空をされることが多い。
故にガン逃げされるとお手上げとなる可能性があり、強機体の一つに数えられた。


NEXT』では急上昇が弱体化されたがアシストは強化された。
地味だがサブ射撃の踏みつけには足裏に射撃ガード判定がある。
とはいえ踏みつけのモーションからしてかき消せる攻撃はマシンガン一発程度が関の山で、爆風も防げないのもあってアテにできるはずがない。


EXTREME VS

カット耐性・威力・ダウン能力など、全機体トップクラスの格闘能力を持つ格闘機。
ザメルとドムトローペンを召還出来るが、遠距離戦は相変わらず苦手。
とはいえ特殊格闘の特殊移動を含めたトリッキーな動きで距離を詰めれば、それほど問題にはならない。


『EXVSFB』ではコストが500上昇して2500へ、主人公のGP01FBを追い越した。
全機共通の仕様変更として覚醒技が追加され、当機はビームサーベルで打ち上げてから核弾頭を直撃させるという広範囲攻撃なのだが、
これの爆風に特殊射撃の核弾頭を合わせると超広範囲にわたって核弾頭の爆風が広がるため、それを狙うプレイヤーが多かった。


『EXVSMB』では射撃CSにビームバズーカが追加され、中距離戦で少しばかりやりやすくなった。
新システムのドライヴとは相性も良く、稼働初期はCSの押し付け性能も相まって猛威を振るった。
しかし格闘CSからスーパーアーマーが削除されるなど、安定した格闘は振れなくなった。


『EXVSMBON』ではそれほど性能に偏差は無いが、周囲の環境変化に追従できるほどの恩恵が得られないのもあってやや苦境に立たされてしまった。


『GUNDAM VS』では後格闘のビームサーベル投擲がブーメランのように飛ぶようになった他、
サブ射撃でMLRSを発射するようになり、中距離戦が歴代最高レベルでやりやすくなった。
とはいえ本懐は近距離戦での勝ちあいなのだが、そちらの方はあまり良い性能を貰ったとはいえない。


機動戦士ガンダム Extreme vs. 2』ではGUNDAM VSの性能を反映させて登場。
MLRSが格闘CSに新設されたので中距離戦での手数が増えたが、代わりにアシスト両名の性能がやや下がってしまった。
常時ビームサーベルのリミッターが解除された状態になったが、SAが付与されるのは覚醒中のみ。
相変わらず迎撃性能の高い機体が多い今作では逆風吹き荒れる環境下に晒されているが、一度懐に入り込んでしまえば高火力格闘で叩き伏せられる。


機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOST』では新規武双追加とコマンド変更がかなり入っている。
アトミック・バズーカとMLRSのコマンドが交代し、ミサイルによるひっかけ攻撃がしやすくなった。
アシストは左右と後にそれぞれ新規の武装アシストが追加され、左右はザメルのミサイル攻撃が、後がドム・トローペンのラケーテン・バズ攻撃が追加。
特に後サブ射撃のバズーカは、全機体の射撃武装の中では一瞬で届くケルディムのメイン射撃などに続いて早い部類で、
S覚醒によるダウン値軽減がなされても一発で強制ダウンする。
格闘面ではBD格闘の発生が早くなったが、各種性能が低下している。
要するに射撃ガード判定が出ている初段で詰め寄って、今作で性能が上昇した前格闘などでダメージを取っていくように調整がされているともとれる。
後のアップデートでN格闘の性能変更と前派生の多段ヒット化、サブ射撃の一部攻撃方法の統合、格闘CSのチャージ時間短縮などの恩恵を受ける。
これらの調整で格闘一本でダメージを取っていくスタイルから、以前よりも射撃始動からダメージ稼ぎがしやすくなった。



ギレンの野望シリーズ

核がとにかく凶悪であり、威力も命中補正も破格。
余程のパイロット差がなければ回避はほぼ不可能で、射程内の敵機、戦艦に大打撃を与えられる。さらに生産制限が無い作品なら量産化も可能。
地球連邦でのガンダム開発計画を実行すればプランが回ってくる。他の連邦勢力でも悪に走れば凍結させたプランを復活させる事もできる。
ジオン系勢力でも原作イベントで強奪、作品によっては開発プランまで手に入る。連邦に南極条約を教えてやろう。


…と、言えば聞こえがいいが、核兵器の使用はゲーム内でも南極条約違反なのであらゆる点でデメリットが重くのしかかる。
1回発射するたびに外交関連の数値に大きなペナルティを課される。
調子に乗って撃ちまくると国際世論や外交相手からの評価がだだ下がりとなり、下手すると暴動に発展しかねない。
撃つ前でも開発した時点で大きく評価が下がり、せっかくロールアウトしてもガトーに強奪される事も。
かといって、核を封印して戦うと武装がビームサーベルとバルカンとシールドしかないため、「量産機よりは硬い、近距離戦だけ」の微妙な機体になりがち*15
運動性が比較的低めに設定されているのも痛い。


正直言って核を使うデメリットの方が遥かに大きいので、真剣に攻略を進めるのであれば本機の使用は控えた方がいい。
特定のイベントを見る為に意図的にアライメントを下げたいのであれば候補に挙がるが、それなら収入が増える臨時徴収や中立都市の占領の方がマシ。
図鑑目的でなければ無理をしてまで生産する必要性は無いだろう。



◆ガンダム戦記(PS3)

DLC機体&ミッションで登場。400円で購入後ゲーム内のポイントを消費して購入。
劇中仕様では無くMRLS装備で解禁当初はサーベルの色がピンクという有るまじきミスがあった。

肩バインダーの展開ギミックは勿論、背部MLRSユニットからもブースト噴射する圧倒的派手さは一見の価値あり。
巨大な盾は極めて高い防御性能を持ち、持っているだけで前方からの攻撃を35%、構えると99%軽減するスグレモノ。
ビグザムの主砲すらも易々と防ぐ。盾だけなら無料DLCミッションで手に入るのも嬉しいところ。
機体としては耐久と出力に優れ速度はやや劣る重量タイプ。サブウェポンのMLRSも牽制や削りに使いやすい。
そのため0083原作のような純格闘仕様より、射撃もできる格闘機、継戦力を重視した堅固な射撃機としてのカスタマイズが向いている。



◆機動戦士ガンダムバトルオペレーション2

流石に核装備を持ち出す戦闘規模ではないため、BB(ビームバズーカ)仕様とMLRS装備型が登場。*16
いずれも550コストでBB仕様が宇宙適正持ちの強襲型、MLRSが地上適正持ちの支援型。どちらにしても機体を隠す大型盾と強力なバルカンがキモの機体。
ビームバズーカはチャージ無しでよろけが取れるものの発射間隔がかなり長いため、打ち直しはアテにせず必中で格闘レンジまで持ち込みたい。
幸い格闘モーションが優秀でかなり踏み込む上に盾を前面に構えるため盾受けがしやすい。


ただ、このコスト帯は蓄積よろけが得意な汎用機が非常に多い*17為、
盾があるからと簡単に支援機にたどり着ける訳ではないのが問題。
どちらかと言えば大柄で鈍足な上に前述の発射間隔の関係でBBだけで支援機に圧をかけるのも難しいため、激戦区である550コスト強襲の中では埋もれがち。
…と言う状況を見かねてか強化調整が入り、ビームバズーカの収束射撃になんと強よろけが付与された。
射撃兵装に強よろけが付く強襲機は同コストでは唯一。と言うか主兵装の性能だけ見れば600コストのリック・ディアスⅡのそれに匹敵する。


MLRS仕様は手持ち武装が無い代わりに、MLRSの水平撃ちと曲射の使い分けが可能。
水平撃ちは即よろけのミサイル2発ずつ移動発射可能で威力・爆風ともに優秀で当てやすい。
曲射は着弾までが遅いため狙って当てるのは難しいが、範囲が広いので油断している相手なら複数巻き込む事が出来る。
ただしいずれもその爆風故にFFには気をつけたい。またリロードが極めて遅い為カスタムパーツによる補助は必須。


そんなミサイルの裏で、実は一番有用な武装はバルカンだったりする。
BB仕様の時点で主兵装にも匹敵しうるDPSだったが、MLRS仕様はステータス射撃補正が高いためかなりのDPSを発揮し、
特に汎用機相手にはカテゴリ補正も相まってそこらの主兵装マシンガンより余程強い。
よろけ値も高いので2秒くらいで蓄積よろけが取れて、加えてブースト射撃可能と自衛用としても優秀。
強襲に襲われても大型盾でよろけを防ぎつつ、バックブーストバルカンで逃げながら蓄積よろけを取り汎用にかけつけてもらうムーブが非常に強かった。


ビーム耐性環境の中で実弾武装メインなのも相まって550~600コストの支援機筆頭であったが、
盾を貫通するヘビーアタック持ちのリ・ガズィの前ではそこらの支援機より脆くなってしまうため、リ・ガズィ登場後は一択ではなくなった。



◆ガンダム・ザ・バトルマスターシリーズ

核武装したままで農場警備用モビルスーツとして運用されている。
ソレスタルビーイングどころではない矛盾を抱えた有様にはバトルマスター2のストーリーモードでもツッコミが入った。
海外版の「ガンダムバトルアサルト」ではパイロットが原作のものに置き換えられている為、ガトーが農場を警備している。
やたらと対空技が充実しており、「盾を構えて上に突進」「上空に多弾頭バズーカ」「斜め上方にアトミックバズーカ(超必殺技)」の3つもある。
そのため大型モビルアーマーには極めて強いが、アッガイやハイゴッグなどの背の低い相手に近づかれると弱い。




なお、上記クロスオーバー作品群で本機が『機動戦士ガンダムSEED』と共演すると、
Mk82の構造故に「ニュートロンジャマー環境下でも当たり前のように核攻撃を行う試作2号機」という、一見すると奇妙に見える画が完成する。
ニュートロンジャマーキャンセラー搭載とアトミックバズーカによる核攻撃…どちらの方が費用が安いのだろうか*18


なお、SEEDと共演した『GジェネレーションDS』では、ムルタ・アズラエルがプラントへの核攻撃を仕掛ける際に、
ピースメーカー隊の機体として原作の核ミサイル搭載のメビウスに変わってクルーゼが送った黒歴史のデータによって量産されたGP02が登場している。
つまり、大勢のGP02に乗った連合兵が「青き清浄なる世界のために!」と叫びながらザフト軍やプラントに向けて核バズをぶっ放していた事になる。ガトーはこれを見て何を思ったか。


また、『ギャザービート2』ではワンダーゲート配信の『逆襲のシャア』の追加ストーリーで、
原作でアクシズ破壊のために使われた核ミサイルの代わりに登場し、核バズーカによるアクシズ破壊を行うシーンもある。
こちらも、原作ではジオンに奪われて連邦に牙を剥いた本機が地球を守るために使われた珍しいパターンと言えよう。




君、バズーカに弾頭の装備と項目の追記・修正は済んでいるのかね?
そうか…。では試してみるとしよう…!


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*1 戦時条約は「先に破った側への報復のために破る」分には違反扱いにしない不文律があることが多い。でないと破った者勝ちになるし
*2 ただし、一部の書籍などで主張されている「試作2号機の直系後継機で、旧コードネームもガンダムが含まれていたから、リック・ディアスは実質ガンダム」というような主張は間違い。試作2号機の運用データや技術はあくまで機体の一部にしか使われておらず、またリック・ディアスの機体の原型はアクシズが製作したリック・ドム系の「ドワス改」がメインで、それにガザ系の技術も入ったというものなので、リック・ドム系やガザ系の影響の方がはるかに強い。
*3 小説版ではバニングによってこの点が明確に指摘されている
*4 戦後に条約が恒常的なものに更新された、同様の条約を別途に制定した、なども考えられなくはないが、いずれも公式の説明はない
*5 一応、『08小隊』において、とある将校がMS(核融合炉搭載)を意図的に誘爆させて基地周辺を破壊する行為を行っていたが、これも「ワザとやった様に匂わせるフシの発言をした」だけで、明確にやったと断言はしてはいなかった。また、サイド6でのアレックス試験場運用など、核以外の事項については違反が見られる。
*6 実際に臨界実験を実施しなければ正確なデータを採集できない、という事情もあろうが、現代ですら核兵器開発はスパコンでの演算がほとんどで、各種の制限条約もあって大国であっても核実験には高いハードルがある。宇宙世紀ならばなおさら核実験の意義は薄いとも考えられる
*7 立地については実験場の選定上致し方なかったとも考えられるが、警備体制の強化は実施して然るべきである
*8 アメリカ合衆国大統領が核兵器を行使する際のセキュリティコード。20年間「00000000」だったアレ
*9 星の屑作戦をデラーズ・フリートによる連邦への誅罰か何かのように捉えて擁護する論調もあるが、別にデラーズ・フリートは民意を代表しているわけでもない、核査察等を行う権限もない、単なる武装集団である。仮に連邦軍による核開発が不当であったとしても、デラーズ・フリートの行為の是非は全く別の問題である
*10 つまり発生器自体は内部に装着
*11 念のために言っておくと出典順だとこちらのほうが先だが、大塚明夫氏のガトーの演技がキャスティングの決め手になったという逸話があり微妙に縁がある。
*12 アナハイム・ラボラトリー・ログ初出のドワス改の存在の無視など
*13 このゲームのガトーはアクシズからのスパイで、捕虜のふりをして自分を救助した勢力の内偵を行う任務を受けており、仲間にしても特に絆されることなく任務を全うした。
*14 正確にはコロニーレーザーなど「99999」のものが最大。
*15 一応、ビームサーベルは隠し攻撃回数があるため、同世代の機体の中ではかなり高性能。
*16 ゲーム設定がそもそも傭兵同士の戦闘なので、核兵器を持ち出す傭兵団なんてあってたまるかと言う話である
*17 散弾を副兵装に持つディジェや高燃費高レートでビームを連射する零式、メタス等
*18 Mk82のような純粋水爆と比較すると、原爆及びそれによって起爆する通常の水爆は技術が十分に枯れているため、理屈の上ではキャンセラー搭載の方が信頼性や費用面では有利なはずである。しかし、キャンセラーは製造コストの高騰や原材料の希少性が問題となっているため単純比較はできない。それに加え、上でも触れた純粋水爆の「フォールアウトが極めて少ない」という運用次第でメリットにもデメリットにもなる特性をどう評価するかという問題もある。

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