登録日:2020/05/04 (月) 01:26:01
更新日:2024/05/17 Fri 13:06:30NEW!
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《黒神龍ゾルヴェール》とは、TCG「デュエル・マスターズ」を原作としたDCG『デュエル・マスターズ プレイス』に登場するカード。
●目次
スペック
黒神龍ゾルヴェール UC 闇文明 (5) |
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ 4000 |
バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚を墓地に置く。その後、自分の墓地からドラゴンを探索し、1枚を手札に加えてもよい。 |
相手プレイヤーを攻撃する時、攻撃の後このクリーチャーを破壊する。 |
ブロッカー |
多数のドラゴンが収録されたDMPP-02 第2弾「伝説の再誕 -RETURN OF LEGENDS-」にて収録。
闇文明のドラゴン・ゾンビで、ドラゴンとしては中型のクリーチャー。
cipで自分の山札を1枚墓地に強制的に落とされるが、その後自分の墓地からドラゴンを1枚探索して手札に任意で加えられる。
攻撃が可能なタイプのブロッカーだが、相手プレイヤーへの攻撃に成功した後に自壊してしまうデメリットを持つ。要は《ねじれる者ボーン・スライム》の上位種版。
ドラゴンの墓地回収手段としてシンプルに優秀であり、ドラゴンデッキを組むなら除去対策として是非とも投入したいスペック。
探索の欠点でもある運頼みのランダム性を、種族指定にして対象の範囲を狭めることで多少改善されている。
《超竜バジュラ》や《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》のような、能力は強力でも除去耐性が皆無なカードにはありがたい。
cipの墓地肥やしは運よくデッキトップがドラゴンだった場合は、疑似的なドロー能力として機能する。
勿論墓地にドラゴンがいない状態で山札からドラゴンを引き当てられない場合は、単純にデッキ枚数を削ってしまった事になる。
しかし、上述の疑似ドローのメリットの大きさや単純に1枚程度の墓地肥やしなので、あまり大きな痛手ではない。
ドラゴン以外の墓地探索の手段をデッキに導入していれば、山札からの墓地肥やしにおける痛手など無いに等しいだろう。
例外としてゾルヴェールの効果で2枚目のゾルヴェールを回収して毎ターンブロッカーを並べるという遅延戦法を取る場合は大きく響いてくるが、そもそもその戦法を取らなければ問題ないため、どちらかといえばデメリットというよりもゾルヴェールの性能を抑えるためのリミッターといった面が大きいだろう。
墓地とバトルゾーンにそれぞれゾルヴェールがあった場合、1体目のゾルヴェールを出して破壊されてから2体目のゾルヴェールを出して1体目を回収し…というループに近い動きを見せることが出来る。
これが地味に恐ろしく、ブロック時のバトルに負けても蘇ってくるというブロッカーとして粘り強い防御性を発揮することが可能。
地味に墓地送りしか除去手段を持ち合わせていないデッキタイプの場合は、優位に攻めていてもゾルヴェールのこの循環に苦戦する間に逆転の体制を整えられる展開が少なくない。
一応探索ではあるので、墓地に4種類以上のドラゴンが落ちている場合は墓地のゾルヴェールを引き当てられずに終わる可能性はある。
しかし、墓地に3種類以下のドラゴンしかいない状況でゾルヴェールが落ちている場合は確実に探索で引き寄せられる。
能力抜きにスペックを見ても、5コストのパワー4000のブロッカーは壁としてはそこそこありがたい。
特にデメリットがあるとは言えども殴れる点が大きく、パワーも低くないので殴り返しも出来る。
種族もドラゴンなので、当然進化元としても働ける。墓地から回収した進化ドラゴンをそのまま載せる流れが作れる。
このカード弱点を上げるならば、墓地回収系統のカードなのでマナ送り除去に対しては対処しにくい。
ゾルヴェールよりもコストが軽いマナ送り除去の呪文《マドウ・スクラム》の指定範囲にも引っ掛かってしまう。
勿論、この欠点はゾルヴェールを投入するデッキにマナ回収が可能なカードを投入しておけば改善可能。デッキスペースに余裕があるかどうかが鍵だが…。
ゾルヴェールの魅力はこれだけの臨機応変なスペックを持ちながら、レアリティはアンコモンである部分。
無課金や課金資産に乏しいプレイヤーでも獲得しやすく、ドラゴンデッキを構築したいユーザーの味方でもある。
相性の良いカード
神滅竜騎ガルザーク SR 闇/火文明 (6) |
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ドラゴン・ゾンビ 6000+ |
W・ブレイカー |
自分のドラゴンが他に1体でもあれば「スピードアタッカー」を得る。 |
自分の火のドラゴンが他に1体でもあれば「パワーアタッカー+6000」と「T・ブレイカー」を得る。 |
自分の闇のドラゴンが破壊された時、相手のパワーが一番小さいクリーチャー1体を破壊する。(複数あるなら、その中からランダムに1体) |
本家から大幅に能力が変更され、自分の闇のドラゴンの破壊に応じて発動する除去能力を獲得したドラゴン。
その除去能力がゾルヴェールと相性が良く、ゾルヴェールが相手プレイヤーへの攻撃に成功すると破壊される点を利用可能。
勿論、墓地に送られたガルザークもゾルヴェールで回収できるので、徹底的にガルザークの除去能力を使いまくる嫌がらせができる。
ゾルヴェールは火のドラゴンではないのでパワーアタッカーは与えられないが、スピードアタッカーは付与できる点もポイント。
詳しくは個別項目を参照。
黒神龍ギランド UC 闇文明 (4) |
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ 6000 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、このクリーチャーを破壊する。 |
高い攻撃力とコストパフォーマンスの代わりに逆スレイヤーで死にやすい事で有名なドラゴン。
逆スレイヤーで除去された後もゾルヴェールで回収することで、除去耐性の低さが多少改善される。
ガルザークとギランドとゾルヴェールの3体を使い合わせれば、ギランドとゾルヴェールの脆さを利用した除去を放ちまくるという相手にとって地獄のような絵図が完成する。
詳しくは個別項目を参照。
類似カード
白骨の守護者 ホネンビー UC 闇文明 (4) |
クリーチャー:ガーディアン 3000 |
ブロッカー |
このクリーチャーは攻撃できない。 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。そうしたら、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。 |
デュエプレには未実装だが、墓地肥やしと回収を持つ闇ブロッカー。
墓地に置くカードの枚数(による回収効果の安定性)と回収対象に指定がない点、コストの低さではホネンビーが勝るが、種族の有用性と攻撃が可能な点においてはゾルヴェールが勝るため、相互互換のような関係となる。
尚、ホネンビーは現在のデュエプレの環境である聖拳編時点から見て9年後にあたるエピソード2で登場したカードである。
更に、枠埋めカードでしかなかった《光輪の精霊 ピカリエ》や《愛嬌妖精 サエポヨ》と違い、環境の一線級で活躍したカードである。
絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート VR 火/闇文明 (5) |
クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 4000 |
スピードアタッカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。その後、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。 |
出た時に山札を1枚墓地に置いて墓地回収する闇文明の5/4000のドラゴンと何かと共通点の多いカード。
ちなみにこちらは聖拳編の12年後に出たカードであり、主犯が別にいるとはいえ一度は殿堂入りした程。
詳しくは個別項目を参照。
TCG版
黒神龍ゾルヴェール UC 闇文明 (5) |
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ 4000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚を墓地に置く。その後、ドラゴンを1体、自分の墓地から手札に戻す。 |
このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃する時、その攻撃の後、このクリーチャーを破壊する。 |
ブロッカー |
DMPCD-01「デュエマプレイス・コラボデッキ 超竜の君臨&天門の降臨」にて本家TCG版に登場。
能力が一部変更が加えられており、ゲームの仕様の都合から「探索」ではなくなっており、自由に選んだカードを回収できる。
ランダムではなくなったことにより、ゾルヴェールによるループに近い動きが発動しやすくなっている点は嬉しい。
一方で、墓地回収が任意だったプレイス版とは異なって強制になってしまっているため、あえて回収しないというプレイングは出来なくなっている。
また、プレイス版のテキストでは「クリーチャー以外のドラゴン」も回収できるような書き方ではあったが、TCG版は明確にクリーチャーのドラゴンのみが対象と分かる書き方になった。
一応TCG版はクリーチャーではないドラゴン(ドラゴン・コードや《龍世界 ~龍の降臨する地~》)もいるので、ちょっとだけ惜しいかもしれない。
現代のカードパワーにはまず届かないDMPCD-01の収録カードの中では、現在のTCG版の基準で見てもなかなか強い部類のカード。
まあかつて暴れたイーヴィル・ヒートに近い能力でもあるので、弱い訳はないのだが…。
しかし、現在のTCG版の環境はかなり高速化しすぎているので、弱くないとは言えども環境レベルで使うには厳しいか。
余談
- フレーバーテキストでは自身が死ぬ事で、その生命が大いなる龍の糧になることを語っている。
墓地を参照するドラゴンの《超神龍アブゾ・ドルバ》をこのクリーチャーが墓地にいる状態で出せば、テキストの光景が完全再現できるかもしれない。
むしろゾルヴェールの能力的に死んで弾ける生命は、ゾルヴェールと言うよりは山札にいる他人の生命のような気もする。
死して弾けどわが追記・修正。大いなるアニヲタWiki(仮)の糧となれ…
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▷ コメント欄
- 延々遅延されるのがめんどくさくてアンストしたわ -- 名無しさん (2020-05-04 10:05:56)
- 単体性能がフツーに高いのに他のカードとシナジーしまくって次第に対処が追い付かなくなる。こりゃ暫くグールジェネレイドは実装されんな -- 名無しさん (2020-05-04 11:38:32)
- 色も能力も打点もガルザークとの相性も、全てが青黒バロムにぶっ刺さる -- 名無しさん (2020-05-04 15:26:59)
- オリカの中では種族をデーモン・コマンド・ドラゴンに変更すれば紙でもやっていけるスペック。 -- 名無しさん (2020-05-04 16:20:53)
- やってる事が魔光死聖グレゴリアス臭 -- 名無しさん (2020-05-04 16:36:55)
- ゾルヴェールが自爆特攻してきたと思ったら墓地からジェネレイドが2体出て来て2ドローされた挙げ句2体クリーチャーを消されたでござるの巻 -- 名無しさん (2020-12-27 16:52:50)
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