破界の右手 スミス

登録日：2014/09/18 Thu 22:35:44
更新日：2023/12/21 Thu 10:56:12
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デュエル・マスターズ dm アウトレイジ ゼロ文明 無色 幻想殺し 上条当麻 デュエマ 破界の右手 スミス ×破壊じゃない ×破戒でもない ○破界 リュウジカドクラ ウズマジン

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ゼニスによって浄化された世界？そんなものはクソ食らえだね。ならば、オレがこの世界のジョーカーになってやるよ。世界を導く解法なんていらねぇ。この右手が解放されれば、世界のルールをぶっ壊せる。そうすれば、また、ちょっとだけ面白い世界が始まるだろ？――破界の右手 スミス

《破界の右手 スミス》はデュエル・マスターズのクリーチャーである。

概要

一番最初に登場したアウトレイジ。

エピソード２のホワイト・ゼニス・パックで先攻登場したが、その見た目に度肝を抜いた人は多いだろう。
エピソード３が過ぎ去った今では見慣れてしまった姿だが、当時「クリーチャーっていうより普通のヤクザ」「目が出てる」「というか他のTCGとかにでてきそう」なキャラクター造形であった。

おまけにカード名も、デュエル・マスターズというよりはライトノベルの能力や二つ名という感じである。後にどんどんこの手の命名は増えていくのだが、それはまだまだ先の話。

同時に登場したオラクルの《神託のサトリ 最澄》同様、デュエマらしくないカードであったが、最澄はまだ宗教服を着ておりデュエマ世界らしい古めかしさを感じさせたが、こちらはどうみてもヤクザ、おまけに右手がエラいことになってるので近代的すぎやしないかと話題になる。近代的なだけなら光文明や水文明もそんな感じでこそあったが、ベクトルがあちらは西洋のSFとファンタジーの融合ならこちらは日本のSFという感じか。

破界の右手（ブレイキン・ライト） スミス　無色　(5)

クリーチャー：アウトレイジ　11000

能力は…特にない。よくいうバニラというやつである。

だが、５コストバニラの標準スペックは「5000」であるのに、それを6000も上回り、バニラとしては《激竜王》につぐ大型。
バニラビートでは大型戦力として見込めるが無色なのでマナに置くと動きづらくなるのは注意。

このおかげで《メテオレイジ・リザード》は立場がない。まあ既に《氷菓の超人》のせいで立場がないけど。

また同弾の呪文にも登場。

破界秘伝ナッシング・ゼロ　無色　(7)

呪文

アタック・チャンス－無色クリーチャー

自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。こうして見せた無色カード1枚につき、このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体はシールドをさらに1枚ブレイクする。見せたカードはすべて、好きな順序で山札の上か下のどちらかに戻す。

アタック・チャンスで踏み倒せるためコストは気にしなくて問題ない。
効果自体は《フレミングジェット・ドラゴン》と似たようなものであり、無色が多いデッキならデッキ操作も含めて優秀。
しかし、スミスが使うより《真実の名 修羅丸》や《真実の名 ボルメテウス・ゼロ・ドラゴン》が使うべき呪文であろう。

アウトレイジとして

さて、アウトレイジとして、スミスは一番最初に登場した。
エピソード３はエピソード２の一万年後の話であるが、収録パックから推理するならスミスはゼニスと同時代に生きていたことになるなので、アウトレイジとしては他の連中の１万年先輩に当たることになる。

そしてアウトレイジのテーマは「自由」であることから、文明から自由になった彼は一見アウトレイジとしてふさわしく見える。

…だが、後発のアウトレイジは無色ではなかった。

特定の色に属してこそいないが、基本的には有色。
おまけに無色を推していたのは敵であるオラクルであった。
後にブータン系列も無色化するが、彼らが無色なのは明らかにオラクルについたからに他ならず、純粋なアウトレイジで無色なのはスミスだけ。

アウトレイジという無法者の中でも、さらにイレギュラーな存在だったのである。

そのため多くのプレイヤーは「スミスは実は黒幕なんじゃないか」なんて騒いだりもしていた。
まあ、《黒幕》はイズモだったし、結局再登場も叶わぬまま、無色も多色もないドラゴン・サーガがはじまったけど。

その厨二めいた言動と文明に属さないアウトレイジという特殊な立ち位置は、多くのプレイヤーに謎をたくさん残して消えていった。

モデル

「無能力者」であり右手に能力を持つという点では、とあるシリーズの上条当麻をイメージさせる。ちなみに、上条当麻の中の人は後にデュエル・マスターズVSRFに出演する事となった。
見た目は「ウズマジン」のリュウジカドクラに似ており、実際イラストレーターも同じ。オマケにリュウジカドクラは属性「ワル」と、アウトレイジであるスミスと共通点が多い。製作していた会社も同じなので何かとつながりを感じさせる。

名前はマトリックスシリーズの「エージェント・スミス」から来ていると考えられる（アウトレイジのクリーチャーは映画関係から来ているものも多いため）。

関連カード

気に食わねぇ世界なんて、俺の左手で砕いて再開してやる。そうすれば、もうちょっとだけ面白い世界で再会できるだろ？　― 砕界の左手 スミス

砕界の左手オーバーザレフト スミス　UC　無色　(4)

クリーチャー：アウトレイジ　7000

自分の最初のターンのはじめに、このカードが自分の手札にあり、自分が後攻なら、このカードを超次元ゾーンに置いてもよい。そうしたら、自分の手札をすべて山札に加えてシャッフルし、その後、自分の山札の上から5枚を手札に加える。

裏の章 パラレル・マスターズで、未来カードフレームでまさかの登場を果たしたスミス。
その能力は、このカードが手札にあって後攻ならば一度だけ引き直しができる、いわゆるマリガン能力。

一方で自身の性能は相変わらずW・ブレイカーもない平凡未満。先攻では使えず初手に無いと無意味なため、マナゾーンに埋められるとはいえリスクはそれなりにある。
採用するならば、特定のカードに動きを依存するデッキがいいだろう。実際に最速で《卍 新世壊 卍》を置けるかが大事な【青魔導具】で採用され、結果を残している。

アニヲタによって追記された世界？そんなものはクソ食らえだね。ならば、オレがこの修正のジョーカーになってやるよ。項目を導く解法なんていらねぇ。この右手が解放されれば、wikiのルールをぶっ壊せる。そうすれば、また、ちょっとだけ面白いコメントが始まるだろ？――破界の右手 スミス

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▷ コメント欄

• メテオレイジさんは唯一の6コスバニラとしてヒラメキパーロックでの活躍があるから・・・スミスが最初にアウトレイジに目覚めたことで無法の力が世界に伝播していったのかもしれない -- 名無しさん (2014-09-19 00:32:14)
• スミスがゼニス時代のクリーチャーだとしたらアウトレイジには鬼丸（というよりハンター）の血が流れてる、っていう設定と矛盾することにならないか？ -- 名無しさん (2014-09-19 06:06:05)
• ↑当時からアウトレイジ化が進行していれば矛盾しないと思うよ -- 名無しさん (2014-09-19 10:12:12)
• ギフトスミスナッシング・ゼロという謎のデッキを組んでお世話になってます -- 名無しさん (2014-09-19 16:21:06)
• かっこいー -- 名無しさん (2016-09-06 17:21:49)
• ナッシング・ゼロがジョーカーズで殴るときに叩きつけるカードと化してる券 -- 名無しさん (2017-03-22 00:08:06)
• 初めて見た時は「え？これデュエマのクリーチャー？」とちょっと衝撃だったなぁ。FTに「ジョーカー」という単語が出てるけど、ジョーカーズとの関連はあるんだろうか。単に「浄化」と韻を踏んでるだけの可能性が高いけど -- 名無しさん (2017-04-30 18:53:54)

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