登録日:2015/05/13 Wed 12:16:11
更新日:2024/01/12 Fri 11:50:54NEW!
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百合 邪美 魔戒法師 牙狼-garo- 雨宮慶太 jam_project 大人の特撮 映画 劇場版 特撮 外伝 パチンコ化 烈花 桃幻の笛 佐藤康江 松山メアリ 大橋明
君よ咲き誇れ 強く高く
その白い肌 煌めきを集めて
君たちの未来(あす)へ続く扉
一人じゃない それぞれの道、歩いてても…
―その音色は、光か闇か。―
【概要】
雨宮慶太原作・監督の特撮番組『牙狼-GARO-』の劇場用作品第3作にして、『呀-KIBA- 暗黒騎士鎧伝』に続くスピンオフムービー第2弾である。
本作は、魔戒騎士をサポートする魔戒法師の活躍を重点に描いており、冴島鋼牙の仲間たる邪美と烈花の女魔戒法師を主人公に物語は展開する。
原作・総監督は雨宮慶太が務めるが、本作は牙狼シリーズでもスタントマンおよびアクション監督を担当した大橋明が初監督を務めている。
脚本は牙狼シリーズ本編でもサブ脚本を執筆した藤平久子。一応、雨宮総監督も共同執筆しており、デジタル絵巻の場面も総監督がイラストを描いている。
2013年7月20日に公開され、上映劇場でDVD&Blu-rayが先行販売された。
なお、魔戒法師が主役の物語であるためか、作中では鎧を纏った魔戒騎士は登場しない。
そんな本作の最大の特徴は……
エロいことである
もう一度言う。
エ ロ い こ と で あ る
大事な事なので2回言いました(笑)
冒頭の邪美と烈花の訓練シーン、百合を感じさせてしまういけないシーン、
そして映画のチラシにも描かれ、予告映像のラストでも流れたほぼ全裸姿で赤い布で拘束され囚われの身となる烈花……
R指定がかかるのも納得である。
エロチックな演出に免疫がない人には刺激が強すぎるかもしれないが、
牙狼特有のキレのいい格闘シーンやワイヤーを活かしたアクションも健在で、雨宮氏直筆の筆字も映える名乗りも中国の武侠映画を思わせる演出にもなっている。
本作の新キャラクターとして登場する阿伎と麻伎は、邪美たちと同じ女性の魔戒法師でありながら、新たな魅力を兼ね備えた存在である。
また、大橋監督の希望で邪美と烈花に縁のあるキャラクター達も登場、『蒼哭ノ魔竜』と並行の時間軸としたストーリーにもなっておりそちらも見逃せない。
【あらすじ】
鋼牙が『約束の地』で戦っていた時、邪美と烈花は『北の森』にいた…
魔戒法師の里・閑岱では、邪美と烈花が2人で放つ新しい技の鍛錬をしていた。それは、一つ間違えれば生命を落としかねない危険な技であった。
烈花が閑岱を後にしたある日、邪美の元に元老院から派遣されたという女魔戒法師・阿伎が現れる。彼女は、ある使命を帯びている隠密であり、邪美に力を貸して欲しいと乞う。邪美は阿伎の申し入れを承諾し、共に北の森へと向かった。
一方、烈花は管轄へと戻る途中で英霊達への鎮魂歌を奏でていると、笛の音に誘われて女魔戒法師・麻伎がやってくる。彼女は自慢げに美しく輝く笛を烈花に見せる。
その笛の名は桃幻の笛。かつて偉大なる魔戒法師が作り上げたとされる伝説の笛であった。
共に行動し始めた二組の魔戒法師。彼女達を見つめる妖しい瞳の正体とは?
邪美よ、烈花よ、力を合わせて罠を打ち破り、闇を切り裂け!
【登場人物】
- 邪美(演:佐藤康恵)
ご存知絶対領域がエロ麗しい魔戒法師で、本編の主人公を務める。
閑岱で教官として少女達を指導していたところ、修練場に現れた阿伎に護衛を依頼され、北の森に向かうのだが…。
- 烈花(演:松山メアリ)
ご存知男勝りでやっぱり脚がエロい魔戒法師で、本作のもう一人の主人公にあたる。相変わらず一人称が「オレ」。
冒頭で邪美と協力して、合体技『緋鳥炎陣』を習得しようと必死になっていたが、一度も成功できずに焦りを感じていた。
その様子を見かねた邪美からは「1人で強くなれる魔戒法師なんていない」と諭され、習得できないまま管轄へと戻る途中で麻伎と出会う。
後半の戦闘シーンでは、別の場所で戦っている知り合いの戦闘スタイルを真似た魔導筆と短剣による二刀流も披露している。
- 山刀鈴(演:柴本優澄美)
魔戒騎士である山刀翼の妹である魔戒法師で、『白夜の魔獣』以来7年ぶりにシリーズ登場となる。
初登場時はまだ見習いであったが、今作では北の森に向かった邪美の代わりに同年代の少女達を指導したり、
上達した法術で邪美をサポートしたりと、見習いだった頃と比べるとたくましく成長している。
- シグト(演:倉貫匡弘)
ご存知ちょっと頼りない感じの魔戒法師。烈花には相変わらず頭が上がらず、彼女の身を案じわざわざ号竜も持たず探しに向かう。
今作では、師匠のアカザの形見である魔導筆を持参しているが、阿伎&麻伎姉妹には通じず。残念。
- 阿伎(演:瀧内公美)
読みは「アギ」。元老院から派遣されたとされる隠密の女魔戒法師。
トマホーク型の魔導鉞とバトン型の魔裂杖が武器である他、札を用いた禁断の術で死者を「使人」として操ることができる。
元老院からの指令で桃幻の笛を北の森にある社へ運ぶ途中で闇に堕ちた魔戒法師の襲撃を受けたと語っていたが、実は彼女こそが闇に堕ちた魔戒法師であり、太古に封印された魔戒法師・翡刈を完全復活させるために相方の麻伎と共に暗躍していた。
なお、ガチレズであるらしく、作中で麻伎とディープキスをかましていた。ちょっとマジでそこ代われ
不治の病に冒されている麻伎をどんな手段を使ってでも救うために邪美と烈花を利用して翡刈を復活させようとしたが、終盤で邪美達の反撃で形勢逆転した上、最期は生への執着心でなりふり構わなくなった麻伎の手によって邪美達の代わりの生贄にされて死亡。直後に復活した翡刈に遺体を吸収されてしまった。
- 麻伎(演:大野未来)
読みは「マギ」。壮幻(とうげん)の弟子一族の末裔を名乗る女魔戒法師。
黒ずくめのミニスカ衣装を身に纏った童顔のボクっ娘で、武器はトンファー型の魔導具である魔双撃。トンファー内にはご丁寧に刀も仕込まれており、振りかざす時の叫びがなかなか殺気に満ちている。
阿伎とは相思相愛であるが、烈花にも好意を抱いている素振りを見せており、作中で何度か烈花に迫ろうとしていた。
ちょっとマジで(ry
実は不治の病で余命いくばくもない状態で生きる事に対する執着心が人一倍強く、翡刈の力で阿伎と共に永遠の命を得ようと暗躍していた。
序盤で出会った烈花を騙して、邪美と同士討ちさせる事で桃幻の笛を完成させ、用済みとなった烈花を始末して翡刈を完全復活させようとしたが、後一歩のところで邪美に邪魔をされた上、戦闘中に持病の発作を起こしてその場から逃亡。
病に蝕まれた体にムチを打ちながらも翡刈が封印されている社に辿りつき、「魔戒法師なら誰でもいい」という翡刈の言葉に乗せられる形で阿伎を殺害して翡刈を復活させた。
最期は復活した翡刈に肉体を取り込まれてしまった。
- 翡刈(演:高橋ひとみ)
読みは「ヒガリ」。今作の黒幕。
かつては闇の力で天地さえも操る力を持った魔戒法師として恐れられ、魔戒法師・壮幻が作り出した桃幻の笛によって封印されていた。
長年の時を経て思念体として現代に蘇り、永遠の命をちらつかせる形で阿伎と麻伎を利用して完全復活を目論んでいた。
当初は黒ずくめの美女の姿であったが、終盤で復活した際には天使と悪魔の両方のモチーフを併せ持った巨大な怪物の生首のような姿として現れた。ハッキリ言って見た目が完全にホラーのそれである。
最期は邪美と烈花が披露した合体技・緋鳥炎陣で倒された。
- ケンギ(演:津田寛治)
烈花の父親である魔戒騎士。漢字で「剣義」と書く。
『RED REQUIEM』以来3年ぶりに登場。
既に故人であるが、中盤で死の淵を彷徨っていた烈花の精神世界に現れ、闇に苦しめられていた彼女を救い、勝利へと導いた。
彼に似た第3期の黒幕とは色々な意味で正反対な人物である。
【関連用語】
- 桃幻の笛
古代の魔戒法師・壮幻が自身の命と引き換えに作り出したと伝えられている伝説の笛。
その音色はホラーを退散・消滅させる力を持つが、一方で逆にホラーの力を増強させて人間界に大きな災厄をもたらすことも可能な諸刃の剣とも言える代物。
実は楽器ではなく、壮幻が翡刈の封印のために「激昂」、「驚愕」、「憎悪」、「悲哀」、「苦痛」、「恐怖」、「絶望」の7つの音色を自身の肉体で作り出し、最後は「魔戒法師の断末魔」という8つ目の音色で奏でるというものである。…つまり魔戒法師自身が笛となるのである。
命を落とした壮幻の肉体はその後、腕だけの遺骨となって残り、現在は阿伎と麻伎が所持している。
桃幻の笛を新たに作り出すには、壮幻の遺骨が笛に見える魔戒法師の肉体に7つの音色の刻印を刻む必要があり、作中では烈花がその候補に選ばれた。
- 北の森
今作の舞台であり、翡刈が封印されている社が存在する森。人間の感覚を狂わせる力が作用しているとの事。
- 緋鳥炎陣
「ひちょうえんじん」と読む。2人の魔戒法師の連携で繰り出す合体技。
無数の魔導筆をタイミング良く弾き飛ばして空中に刻印を描き、そこから顕現した火の鳥をぶつけて相手を焼き尽くす強力な技であるが、成功させるのが難しい上に失敗すれば命を落とす危険があり、過去に多くの魔戒法師がこの技の修行で命を落としていた。
【余談】
- 本作は冬に撮影されており、邪美役の佐藤康恵氏は「すごく寒い現場」とコメントしていた。…魔戒法師を演じた他の女性陣も同じ気持ちだったであろう。
- OPクレジット後の閑岱の場面にて、未来の騎士候補が使う練習用の木人形が映る。『蒼哭ノ魔竜』に登場する、とある重要人物のカギを握るアイテムから、今作が『外伝』たる由縁とされている。
烈花「邪美姉の言うとおりだったよ。1人でWiki篭りになれるアニヲタ民なんていない」
邪美「誰でも同じさ…誰でも。たくさんのアニヲタ民に項目を追加され、追記・修正されて生きている」
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▷ コメント欄
- 監督の名前見た事あるなぁって思ってたらイリスや千年竜王キングギドラの中の人だったかぁ -- 名無しさん (2015-05-13 13:22:35)
- 鈴は久々に出たのに我雷法師はでないんだな、とおもったら角替さんGold stormで出てたのは驚いたわ -- 名無しさん (2015-05-13 13:31:00)
- 何気に冒頭部の魔戒法師の修練所に『あの』カカシが置かれてるんだよな…… -- 名無しさん (2015-05-13 21:28:09)
- 今、考えたらケンギは綺麗なトウセイなんだよな -- 名無しさん (2015-05-14 08:13:27)
- 時期的に撮影タイミングが重なってるとそうなるのかもしれない。セイン・カミュも絶狼BBより先に魔戒ノ花の撮影をしていたらしい -- 名無しさん (2020-01-19 02:02:33)
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