峰津院都

ページ名:峰津院都

登録日:2015/02/20 (金) 00:02:48
更新日:2024/01/12 Fri 10:35:39NEW!
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デビルサバイバー2 田中理恵 局長 おっぱい 巨乳 女王様 コル・カロリ 女装したヤマト←ではない 峰津院都



峰津院都(ほうついんみやこ)は、『デビルサバイバー2 ブレイクレコード』の登場人物。
CV.田中理恵



トリアングルム編におけるジプスの局長。


どういうわけかトリアングルム編ではヤマトが世界に存在せず、セプテントリオン編の彼の立ち位置を彼女が担当し、トリアングルムの襲来から世界を守護している。
ちなみに主人公からやたらとヤマトの女装ではないかと疑われたりもした。



実力のある人間のみが生き残るべきと考えていたヤマトとは違い、彼女は一般人の救護も行っているが、それはあくまでもより多数を生かすためであり、少数の犠牲を躊躇わずに切り捨てる一面も持っている。
ヤマトはサダクから情報を得ていたが、彼女はサダクのことを知らないらしい。


ちなみにおっぱいゲーの新キャラということもあってやっぱり巨乳。


戦闘では刀を使い、たまにムチも出す。そのため、発売前から女王様とか言われたり言われなかったり。





ジプス局長としてトリアングルムとの戦いでも先陣を切り、ここでもヤマトと違って主人公達の戦いへの参加を認めず、戦うなという命令を出す。


とはいえ放っておくわけにもいかない主人公達は、記憶を取り戻した迫っちの協力もあってジプスの作戦に関わり、トリアングルムを討伐していく事になるのだが、その中で都がトリアングルムを消滅させず、封印して保存していた事を知る。


そしてこちらも記憶を取り戻した変態化学者…もといフミの協力でジプスがスカイタワーの地下に建造していた施設に侵入し、そこで囚われの身となったサダクを発見する。
その場に現れた都は龍脈の力を使って問答無用で主人公達を囚え、ジプスに幽閉してしまうが、またまた記憶を取り戻していたオトメさんの協力で脱出に成功。最早信用ならぬとジプスからの離反を決めるのだった。


その後、ヤマトの居場所をサダクから伝えられた主人公達の前に突如管理者アルクトゥルスが出現し、太刀打ちできない主人公達の救援に現れ、彼らの逃げる時間を稼ぐ事に成功する。


更にその後の戦いでも自分の龍脈の力が衰えている事に気付かずに窮地に陥ってしまったヤマトに自身の龍脈の力を貸し与えてアルクトゥルスの撃退に協力し、ますます何を考えているのかが不明になるが、それも全ては人類を救う計画のため。




セプテントリオン編で主人公達が行ったように、無の侵食によって消滅寸前まで追い込まれた世界を再生するには、アカシックレコードに干渉し、世界を回帰する以外に方法はない。


しかしトリアングルム編では管理者ではないサダクによる不正アクセスがエラーと判断されたことによってアカシックレコードへの干渉のために必要なアストロラーベが機能を停止してしまっており、それを再起動させるためには正当な管理者が必要となった。
とはいえ管理者に天の玉座を明け渡してしまえば人類は滅ぼされる。それではどうすべきか。



そこでミヤコが出した結論が、サダクを新たな管理者として仕立て上げることだった。


正当な管理者に必要な条件は二つ。管理者権限と、自らの手足となる「剣」を持つ事。
サダクはポラリスを滅ぼした事で管理者権限を手に入れていたが、剣を持たないが故に正当な管理者としては認められない。
そしてミヤコはその剣としてトリアングルムに目をつけた。


更にサダクは管理者システムの剣である自分が管理者権限を所持していれば、新たな管理者が現れた時、自動的に管理者権限が譲渡されてしまうため、管理者権限を13に分割し、仲間達へと与えていた。


ミヤコが主人公達を戦わせようとしなかったのは、トリアングルムを撃破・消滅されてしまうか、権限所持者が全滅させられては計画が破綻してしまうため(前のループでヤマト以外殺されても回帰できたことから全員殺されなければOKな模様)。



しかしこの計画は無理矢理管理者を仕立て上げるものなため、管理者権限を持つ主人公達は装置に組み込まれ二度と目覚める事はない。
これが最小の犠牲で人類を救う方法だと信じるミヤコだったが、戦いの果てに誰も犠牲にしない道を選んだ主人公達に受け入れられるものではなかった。
一応受け入れる事もできるがバッドエンドになる。




そしてサダクを解放するためにとスカイタワーに乗り込んできた主人公達を迎え撃つ。



そしてミヤコに勝利し、サダクの解放に成功した主人公たちだったが、



以下ネタバレ












その正体はトリアングルムと同じく、カノープスによって生み出された四辺の一角、コル・カロリ。


トリアングルム編が始まるよりも前、ある理由で世界から消失したヤマトの欠落を埋める為に生み出された存在。それが彼女の正体である。


と言ってもコル・カロリが人間に化けているというわけではなく、ヤマトの同一存在である『人間』峰津院都と、カノープスによって生み出された『人外』コル・カロリの二つの属性を同時に備えていると言うのが正しい。


ミヤコ自身も最初は自分の正体を知らなかったのだが、サダクとの接触によってコル・カロリとしての記憶が蘇り、自分の正体を知った。
そしてミヤコは自分の思いも全て作られたものなのではないかと疑問を抱き、アイデンティティを見失いかけたが、人類を守ろうとするその意思をサダクに認められ、共に人類を救うため、協力してトリアングルムへの対策を進めていた。


しかし上述の計画をサダクは受け入れず、ミヤコはサダクを幽閉し、彼が口を割らなかった管理者権限を移譲された人間達を炙り出すため、ニカイアを配信し、悪魔召喚アプリを撒き散らし、管理者権限を持った者の捜索を進めていたのであった。





戦いの後、生きる目的を失ったミヤコはトドメを刺すよう迫るが、彼はこう言った。




「生きろ」




そして人類を救うため、ミヤコは仲間に加わるのだった。




その後の縁イベントでは、ダイチから携帯ゲーム機をプレゼントされたり、イオと友達になったり、ジュンゴに栄養価的には最強なあのドリンクを使った茶碗蒸し(美味)を振舞われたり、サダクから愛の告白を受けたりする。


この際、携帯ゲーム機をミサイルの誘導装置と勘違いしたり、イオに「完璧な友達など造作もないこと(キリッ」とか言ってみたり、天然ぶりを発揮する。


そして自分の悩みを晴らしてくれた主人公にデレる。ただ、管理者としてはサダクのことも気になっている様子。


その天然っぷりやデレっぷりは流石ヤマトの同一存在というだけはあるという感じ。




こんな彼女であるが実は世界の摂理であるカノープスの不完全さをモロに露呈させる存在であった
ヤマトの欠落を埋めるために作られた彼女は、ヤマトが本来存在していたメモリ領域に設置されたのだが、カノープスはここにヤマトが戻って来ることを想定していなかったのである。
そのせいで、ヤマトが世界に帰還したことにより同一のメモリに二つのデータが存在しているというカノープスでも理解不能なバグが発生してしまう。それによって、本来は破壊不可能なカノープスの断片が混乱し、破壊できるようになってしまう。




そしてカノープスを倒した後、管理者ルートでは剣として主人公の傍にあり、永遠の闘争ルートでは仲間たちと共に管理者との終わりの見えない戦いへと身を投じるが、
管理からの脱却ルートではアカシックレコードから解放された世界に彼女とサダクは存在していられず、消え去ってしまう(というより管理者システムの一環に過ぎない彼女たちはその枠組みから外れた世界に移行出来なかった)。





ユニットとしてのミヤコ



  • 峰津院都

ボスとして登場するミヤコは、物理反射・全門耐性装備。更に仲魔にはマカラカーンとメディアラハン持ちのオシリスまでいる。
ただ、射程は1なので遠距離から万魔の乱舞で割と何とかなったりする。
一応倒さなくても条件を満たせば勝利できるが、連戦となるコル・カロリ戦を考えれば物理反射をクラックしておきたいところ。というか、ヤマトを出撃させ更にマップの最奥にまで走らせる必要がある特殊勝利をするよりは都を直接たたいたほうが遥に楽である。


そして味方としてのミヤコだが、ステータスは微妙。
基本は力魔型となり、ヤマトに比べれば全体に数値が割り振られているため一応スキル面ではそれほど不足もないのだが、やはりバランス型の宿命か決め手に欠ける。そんなこところまでコピらなくていいのに……




  • コル・カロリ

「人であるが故に」で登場する敵。連戦になるので準備はしっかり整えるべし。ただし、都戦とコル・カロリ戦の間にはスキルの付け替えやチーム編成が行え、HPやMPが回復するのは良心的か。
種族特有スキル「常陳一の標」によって、行動毎にダメージ、召喚帰還禁止、自身の防御力を40%上昇させる超磁界アステリオンを発生させる…のだが、サダクが防いでくれるため影響はない。
ただし、サダクがダメージを受けすぎると効果が出るようになるため、コル・カロリをさっさと倒すか、サダクをしっかり回復するようにしておきたい。
人型の「コル・カロリA」と、デカい手のような形をした「コル・カロリB」が二体で構成されている。
コル・カロリBは自動効果スキル「猟犬の眼光」によって追加行動を取り、最悪3回行動とかする。しかも射程無限。千烈突きを連発されたら目も当てられないので物理耐性は必須。




最後のネタバレ




管理からの脱却ルートでは幾つかの条件を満たすことで「最良の結末」を見ることが出来る。
それは人の意思によって起こされた一つの奇跡であったろうか。



疑問点
彼女の行動は一見筋が通っているが、いくつかおかしな点が見られる。

  • サダクという情報ソースがいるのだからトリアングルムの特性を聞き出すことはできたはずなのに、基本的に後手。
  • スピカの本体襲来時、まだ本体がいるのを分かっているはずなのに国との折衝に出向いて第一・第二防衛線に配備した人間を無駄に見殺している(本体がいると分かっていないなら、5番目に現れたスピカ子機を自ら消滅させるわけがない)。
  • アルクトゥルスの撃破は共通目的なのに、サダクを幽閉していたせいで大和をアストロラーベから連れ出さなければならない状況を作って、アストロラーベの完全閉鎖を招いている。
  • 加えて、アストロラーベへのターミナルを作っておきながら使いもせずに警備も薄くするなど、完全に「主人公らによる大和の連れ出し>アルクトゥルス撃破」という優先度。
  • カノープスが大和の代役として作ったにも拘らず、性別も思想も異なる。単純にカノープスの仕事が雑な可能性も十分あるが、だとしても異分子扱いしているであろう人類の守護を刷り込みはしない。
  • 装置に繋がれた後、外部から制御不可能であることを一切保証していない。人生を捨てさせておいて「いたずらされたらごめんね?」では済まないだろう。野心のある人間に見つけ出されていじられたらと思うとぞっとする。
  • そもそも、彼女は装置に必須ではない。彼らの将来を奪う責任としているが、そんなことより未来永劫装置が安全に稼働し続けるほうが重要のはず(当主不在の峰津院家では国に永久に電力や金を提供させられない可能性が高い)。

大体こんなところである。ぶっちゃけ相当胡散臭い。何か裏があるようで、本編では全く語られなかった。単純にライターのミスなのだろうか。


そもそも、ある程度真相を知れる立場にいて「可能な限り多くの命を救う」と掲げる彼女には、今回の災害に置いて絶対に守らなければいけない条件が存在する。
それは「死者数を13人以下に抑えること」である。13人というのは、管理者権限持ちの人数。
つまり、「それ以上被害を出しそうな立ち回りをするならさっさとそいつら殺しとけ」ということ。
トリアングルムの襲来はそもそも管理者不在が原因であるため、人類を守ろうとする彼女が新たな管理者になればそれ以上の被害は出ることもない。剣は昏睡状態のサダクでOK。
どう考えても13人以上の死者を出しているにもかかわらず、この方針に行こうともしない時点で上記の救済は完全に嘘であることが明白である。


仮に、これらの行動に意味があるとしたら、一つだけ仮説がある。それは、人間を管理者として仕立てるというカノープスによる実験である。
管理者権限を人間に分与して判明したのが、「管理者権限の所持者の願いをアカシックレコードに反映する」という機能。
もしカノープスでさえ初めて認識したのであれば、本来のアカシックレコードの記録からずれているであろう世界を見てこう判断を下した可能性がある。
「マジ殺すモードのトリアングルムも破ったし、無下に削除するのはもったいない。でも争いを繰り返す人間に任せるのは不安。なら人間と管理者の中間を用意しよう。まあ、復活させたトリアングルムに負けるならそれまでということで。」
そして、サンプルである人間を可能な限り生かしつつ、装置に頼らざるを得ないように状況に至るように行動原理を一部歪めて配備した。
サダク&権限持ち13人と一緒に装置につなぐことで峰津院都としての意識は消えたとしてもコル・カロリの意識が残ったなら、消失した13人の意識を装ってサダクに願いを伝えることができた可能性がある。
被害を最小にしようという意欲を持ちながらやたら前線に出向くのに消極的だったのも、鍵である自分の命を優先するように刷り込まれていたとすれば理由にはなる。
更に言えば、機械でサダクを管理者にでっち上げている形なので、管理者権限などで干渉して不具合を起してやれば対抗手段を持たない人類に新しい管理者をけしかけられるという手軽なリセット装置付きの状態。
そして、物語は装置に繋がれた時点で終了してしまうので、その後どうなったのか一切の保証がないのである。
もちろんあくまで仮説であり、穴もある。ただ、こんな理屈でも立てないと行動の不自然さを説明しきれないのも事実である。


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  • BRルートのあれは主人公たちが願ったからでいいのかね -- 名無しさん (2015-02-20 00:30:17)
  • BRルートエピローグはテキストが無いせいでほぼ拉致にしか見えなかった… -- 名無しさん (2015-02-20 00:40:03)
  • ダイナミック☆拉致 -- 名無しさん (2015-02-20 01:17:25)
  • 「うわあ!いるはずの奴がいねえ!と、とりあえず、代わり作らなきゃ!あ、こんなことしたら、同じ世界に同じ人間が二人になった!理解できねえ!死ぬう!」そんなカノープスとかいう世界の摂理で大丈夫か -- 名無しさん (2015-02-20 07:28:56)
  • ↑二周目時点でアストロラーベを止めなかった時点でお察し下さい……というか、カノープスは管理者権限の譲渡システムがザル過ぎる辺り、決して全能でも有能でもないかな -- 名無しさん (2015-02-20 08:34:47)
  • 割りと主人公にデレるが唐突だったから変な感じがした…ちょっと優しくしただけで摂理が乱れるて貴女… -- 名無しさん (2015-02-20 09:11:05)
  • でも可愛い -- 名無しさん (2015-02-20 10:55:23)
  • チョロい -- 名無しさん (2015-02-20 20:56:50)
  • デレるのは予想できないこともなかったが恋愛感情の発露みたいなのまで踏み込んで来るとは思わなんだ。BRルートは友人になるであろうイオだがハラハラするだろうな。 -- 名無しさん (2015-02-22 19:25:42)
  • ↑まあ大和の代理だしその辺りはしょうがないね -- 名無しさん (2015-03-07 09:05:56)
  • ↑6前任者のポラリスと同じ自分の創造物に反乱されてるアウトだろ。 -- 名無しさん (2015-03-07 09:17:03)
  • 早いなもう立ったのか今更DS版やってるが楽しみだ -- 名無しさん (2015-03-15 11:11:30)
  • 管理者ルートで剣になったのはサダクじゃね?まさかこっちにも分岐が? -- 名無しさん (2015-04-10 23:19:23)
  • ↑それな、俺もうれたんだった。もう一周してみるかな・・・ -- 名無しさん (2015-07-26 21:08:53)
  • BRルートラストの一枚絵の気合の入りっぷりはなんだw -- 名無しさん (2019-10-17 12:14:03)

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