小日向すもも

ページ名:小日向すもも

登録日:2016/07/11 (月) 16:53:15
更新日:2024/01/25 Thu 13:46:38NEW!
所要時間:約 7 分で読めます



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*1

「えへへー、兄さん素直じゃないですねー」



小日向すもも(Sumomo Kohinata)とは、ういんどみる制作のエロゲー、はぴねす!に登場するヒロインの1人。


CV:安玖深音
所属:瑞穂坂学園普通科1年生
血液型:O
誕生日:4月30日
身長:152cm
3サイズ:77(A)/53/83
靴のサイズ:22cm
テーマ:明日のキモチ



主人公小日向雄真の妹、といっても実のではなく父親の再婚相手である音羽の連れ子、つまりは義妹の関係。
義兄である雄真を健気に慕っており、料理を始めとした各種家事スキルは一定水準以上。
得意料理はコロッケで、その味については雄真も絶賛するほど。
しっかりもので人当たりも良く、人懐っこい笑顔で周囲と壁を作らずに接するよくできた妹である。
メインヒロインの中では唯一魔法とは無縁であり、4月には普通科の新入生として瑞穂坂学園にやってくることに。


だが、時折時間の感覚が異次元的に狂うことがあり、
作中では時間に全然余裕があるのに学校に遅刻してしまうと大慌てするなんてシーンもある。
(通称「すもも時間」)


信頼しているのは間違いないが同時に兄に対して少々独占的な面もあるらしく、
度々雄真にワガママを垂れたりして断られては嘘泣きで強引に押し通そうとするようなこともあったり。
といっても兄妹共に引き際は弁えているので、決定的な亀裂が生じることは基本的には無い。


バレンタインにはチョコレートボンボンを作ろうとして失敗してしまい、
部屋中に漂うブランデーの香りで発情期の猫の如くべろんべろんになってしまう。
その際に雄真に対して初っ端からかなり過激なスキンシップを要求模したりもしていた。
(具体的に言えば出来上がったチョコを自分の口に咥えて口移しで食べさせようとしたり)


春姫とは小さい頃に出会っており、お花見で再会した時にはお互いに驚愕すると同時にそのことを心底喜び合っていた。
そのことも含めて自身の気質もあり、春姫や杏璃といった魔法科の面々ともすぐに仲良しになる。
また、同じクラスになった式守伊吹という同級生のことを大変に気に入っていてやたらとアタックを仕掛けている。
伊吹の方は突き放そうとしてはすももにしゅんとされてしまって困惑したりと対応に困っている様子。


雄真自身とも兄と妹になる前の小さい頃からの関係。
その頃からほのかな想いを抱え続けているようで、時折悲しげに思わせぶりな発言をすることも多い。
特に自身以外の個別ルートではやたらと雄真と相手の関係に首を突っ込みたがったり。


以下、ネタバレ含む






















唯一魔法と直接的な接点の無いヒロインということもあり、他ルートとは違った方向で話しが進んでいく。


一連の事件の首謀者である伊吹との関係もクローズアップされ、屋上で仲睦まじくお弁当をあーんしている光景を見せられたり、
ブチ切れた伊吹にワンドの傘でボッコボコに百叩きにされたりも。
伊吹もすももの強引さには辟易していると語っており、その兄である雄真に同情するような言葉をかけるという、
これまた他のルートではあまり見られない素の一面を垣間見せたりも。
とはいえ本気で嫌がっているというわけでもなさそうで、何だかんだ伊吹もすももとは良好な関係にあることも確かなようだ。


そんなこんなで伊吹との交流も含めたすももとの穏やかな日常を謳歌していくことになる。
ひょんなことから音羽から託された美術展のチケットの相手に雄真はすももを選ぶことになるのだが、
ここでもすももは大好きな雄真とのデートということで、雰囲気作りに待ち合わせのシーンから始めてみたりする。


デートの最後に雄真はすももにアンティークショップのウィンドウと、そこに飾られている思い出のペンダントの前に連れてこられる。
家族になる前によくこの場所に来ていたのだと懐かしげに語るのだが、雄真自身はその辺りの記憶は曖昧であった。


そのデート以降、すももの中で徐々に心境の変化が起き始める。
ヒロインたちとのお弁当談義で「兄さんのお弁当を作っていいのは私だけ」などと声を荒げたり、
自宅のリビングでふざけあっていたら雄真がすももに覆いかぶさるように転んでしまい、
その際にすももの方が何かを要求するように頬を赤らめて両目を閉じたりなんてことが立て続けに起こる。


雄真は雄真でその真意を察しながらもすももは妹なのだからと積極的な行動には移さず、それが原因ですももが元気を無くしてしまう。
普段熱烈なアタックを受けている伊吹にすら、すももが何もしてこないからという理由で心配するほどの落ち込みようである。


更に後日、小雪の占いをきっかけに遂にすももは己の本心……雄真を兄ではなく異性として好いていると告白し行為にまで及ぶも、
だが雄真は自身もまた気持ちの変化をはっきり感じていたにも関らず、尚も兄と妹の関係を頑なに崩さない。
そんな雄真の姿にこれ以上ないくらいショックを受け、すももは飛び出していってしまう。
言っちゃ悪いが、すももルートの雄真はヘタレっぷりが半端ない。


数日の時間を経て雄真もようやく決心し、家出してしまったすももを探し回った末にアンティークショップの前で彼女を発見。
妹を妹として見れなくなった自分は兄失格であるとし、自分もまた女としてすももを見ているという本心を告白。
待ち望んでいた言葉をやっと貰えたすももは、雄真の腕の中で喜びの涙を流していた。


「無理してなんかないっ……言わないほうが辛いから……」
「だから言わせて……好きだって、大好きですって、何度も何度もっ」
「好き……好き好き好き……大好き……」


……告白翌日に音羽から赤飯のお弁当を渡されたり、
Oasisの新メニューと称してハート型ダブルストローのトロピカルジュースの試飲をさせられたりなんてこともあるが、
長いすれ違いの末に結ばれた雄真とすももは恋人としてのラブラブな時間を満喫していく。


告白前から傾向はあったもののやはりどこかしら独占欲の強い一面もあり、
雄真が他の女の子と仲良くしていると不安になる、だから普段はちゃんと側にいて安心させて欲しいなんて感じの発言も。
まあ電話相手まで探ろうとしたり電撃トラップ仕込んだりする幼馴染と比べれば全然微笑ましいんだけど。


しかし、恋人としての時間を過ごしている矢先、ふとした偶然で夜の学園で謎の爆発と閃光を目撃し、
更に直後、最近学校を欠席しがちだった伊吹を発見。
憔悴しきっている伊吹を空き教室で介抱するも、同時に彼女がここ数日の学園内での騒ぎの首謀者であることを知ってしまう。


後日、実は伊吹の従者であった沙耶の口からこれまでの事件の経緯や式守の秘宝のこと、伊吹が行方をくらましたことなどを知り。
雄真とすももは彼女を助けるために行動を開始、その果てにすももがようやく伊吹を見つけ出す。
自分とは棲む世界が違うのだと拒絶を繰り返す伊吹に、諦めることなくすももは伊吹とずっと友達でいたいと言葉をぶつけ続ける。
その最中に雄真と沙耶が駆けつけ、雄真の言葉に激昂した伊吹が彼に杖を向け、更にすももがそれを庇うといった事態に。
結局兄が一番大事で自分は二番目でしかないと自嘲するように笑い伊吹は魔法を放つも、その狙いは大きく逸れていた。


……伊吹もまたすもものことを大切な友人と思っており、そんなすももに魔法を放てるわけが無く遂に負けを認める。
緊張から解放され号泣しながら伊吹をきつく抱きしめるすももを前にし、伊吹もまたされるがままで憑き物が取れたように穏やかな笑みを浮かべていた。
……バトル展開や特殊な魔法アイテムといった要素抜きに、純粋な友情のみで伊吹を改心させるという何気に凄いことをすももはしていたりする。
その弊害なのか、肝心の伊吹ルート終盤ではすももは空気になってしまうのだけど。


月日は流れて4月30日、すももの誕生日を友人一同でお祝いする中、
雄真に促されてやってきた伊吹はぎこちないながらも今まで敵対していた春姫や杏璃、小雪たちとも一応の和解を果たし、
そのきっかけをくれたすももの誕生日を心から祝うと同時に愛用の帽子をプレゼントとして渡す。
誕生会終了後には恋人である雄真からも思い出のペンダントをプレゼントされ、
大切な親友やずっと思い続けていた恋人からも祝福される、すももの人生の中で最高の誕生日となるのであった。


「ありがとう、兄さん……」


「好きです、兄さん……誰よりも一番……」






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  • なつかしいな伊吹との関係がほほえましくて大好きだった -- 名無しさん (2016-07-11 22:00:15)

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*1 出典:はぴねす! ゲーム画面 ういんどみる 有限会社アレス 2005年10月21日 ©Windmil / ARES Inc.

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