天枷美夏

ページ名:天枷美夏

登録日: 2009/06/16(火) 18:53:33
更新日:2023/08/12 Sat 19:02:30NEW!
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D.C.IIのヒロイン。


Minatsu Amakase


CV:かがみありす/あおきさやか


身長:151cm
体重:36kg
スリーサイズ:B72/W50/H75
血液型:不明
誕生日:不明(起動日は2055年12月16日)


風見学園付属2年1組在籍で朝倉由夢のクラスメイト。
青いショートヘアに牛柄の帽子、赤いマフラー、青白のニーソックスがトレードマーク。


ツンデレ。


美夏の正体はロボットで、洞窟にて長い間眠っていたが、杉並によって洞窟を発見され義之が不用意に起動スイッチを押してしまったために、再び目覚めた。


型番はHM-A06型。
前作に登場したHM―A05型「ミハル」とは型番違いなので同一シリーズと思われる。
他にもHM―A07型「ミアキ」・HM―A08型「ミフユ」というロボットが存在する。
大嫌いな人間によって目覚めさせられたため、義之の事をかなり敵視している。




覚えておけ。美夏はこの世界で嫌いなものがふたつだけある。


ひとつはバナナ。そして、もうひとつは……人間だ!



でも挨拶とかお礼はきちんとするなど、妙な所で礼儀正しい。


とある事情により極度の人間嫌いに陥っている美夏だが、学園では由夢と仲良くしていたり、雪村杏を良き先輩として慕っている。
杏とノートを交換しているが中身はトップシークレット。




人工頭脳に大きな負荷が掛かると頭から煙が出る。
しかし、美春のようにバグを起こして壊れるということは無く、寿命もかなり長い。



美夏曰く
美夏は高性能なのだ


しかし「高性能ロボット」を自称しているが、50年も眠っていたため、薄型テレビに驚くなどややジェネレーションギャップがある。


また、美春とは対照的にバナナが大嫌いだが、バナナに含まれる「バナナミン」という成分が動力の1つであるため、8時間に1回摂取しなければならない。
時間が近づくと腕につけてるブザーから「ピコーンピコーン」という警報音が鳴る。


ちぃぃ!バナナミンがっ!



さらに1日1回、ゼンマイを巻く必要もあり、背中にゼンマイの穴がある。
他にも補助動力源としてソーラーパワーがある。


人間となんら変わらない感情を持つ他に、筋肉痛機能などのリアルな人間的機能を搭載している。
ロボットなのに暗記系の勉強が苦手。
しかしスキーの時は滑っている人間の動きをインプットして、初心者にも関わらずすぐに滑れるようになった。


ロケットパンチが搭載してない事を非常に残念がっている。



以下ネタバレあり























お化け屋敷ルートに入ると美夏を攻略可能になる。
雪村杏と対をなすシナリオ。






なんだかんだで義之を始め、由夢や雪月花達と仲良くなっていく美夏。


スキー旅行では義之と二人で上級者コースに挑戦するが、途中で天候が悪化して遭難してしまう。
ゼンマイ切れやバナナミン不足などのトラブルもあったが、
義之が手から和菓子を出す能力を応用して「バナナ餡」を出してピンチを脱し、騒動もあったが楽しく過ごした。
しかしその帰りに、美夏は人工知能に負荷がかかりすぎたために煙を出しながら倒れてしまう。




芳乃家で介抱された美夏は自分の口で自分がロボットであることを友人達に打ち明ける。
幸いにも美夏の友人の中には美夏がロボットだと知っても態度を変える者はおらず、普通に接してくれた。




しかし、人通りの多い所で倒れてしまったため、徐々に美夏がロボットである事が広まってしまう。



冬休みが明けて三学期が始まると、美夏がロボットである事が学園でも広まってしまい、
クラスで掃除を一人で押し付けられたり、靴を隠されるなどの典型的なイジメを受けるようになった。




これでは美夏の人間嫌いがますます進行してしまうと義之は心配したが、逆に美夏は最近学園が楽しくなってきたという。
これまで学園生活に全く楽しみを見出だせなかった美夏だが、義之や杏達と付き合っていくうちに人間全てが憎むべき対象ではない事を悟るようになった。




義之と同じ時間を共有していく内に、お互いを下の名前で呼ぶようになり、お互いが無くてはならない存在となった。


美夏へのイジメはどんどんエスカレートしていったが、
美夏が身を挺して沢井麻耶の弟を交通事故から救った途端に、美夏へのバッシングは称賛へと変わった。


しかし、車にひかれて救急車に運ばれた事によって美夏がロボットである事が学園の理事にまで知れ渡ってしまい、
美夏の退学と美夏の入学を斡旋した芳乃さくら学園長の解任が決定されてしまう。



~補足~
この世界では美夏のように人間と変わらない外見・感情を持つロボットの存在は弾圧の対象になっている。
D.C.IIの時代では若干その風潮は弱まったものの、多くの人間は「μ(ミュー)」のようなロボットに嫌悪感を抱いている。
美夏が生まれた時代はその風潮が最も強かったため、美夏を開発した天枷博士自身で、美夏を半永久的に封印した。


~~~


美夏の退学という処分に反発した風見学園の生徒達は、その決定を覆すためにボイコットを決行する。
この運動にはこれまで美夏を退学させようとしていた沢井麻耶も積極的に参加していた。


みんなの行動に心打たれた美夏だが、この事で皆が学園から何らかの処分が下る事を美夏は望まなかった。
ボイコットを終結させるため、美夏は放送で自分の気持ちを生徒達に伝え、あと1日だけ普通の学園生活を送れる事だけを望んだ。




最後の登校日、美夏の望んだ通りに平凡で何気ない1日を学園で過ごし、放課後にはいつものメンバーに加えて委員長と楽しく遊んだ。



そして帰り際に、明日美夏のためにささやかな卒業式を開いてくれると告げられる。







そして翌日、義之と美夏は今までの学園の思い出に耽りながら、卒業式会場を探していた。









最後に体育館へ向かうと、そこにはささやかどころかほぼ全校生徒が集まって美夏一人のために卒業式を開いてくれていた。


その光景に感極まる美夏。


そんな美夏に生徒会長の音姫が美夏に卒業証書を授与し、生徒全員で『仰げば尊し』で美夏を送るのだった。









3年後、義之が本校3年生になった頃、世間のロボットへの偏見も少しずつ改善した。


この時代に生まれていれば彼女も―――そう思わずにはいられなかった義之だが、寂しさを抑えて今日も学園へ行く。




いつもの日常を送っていた義之だが、教室に血相かかえて飛び込む由夢。
そしてその後ろには、ロボット就学研修の選抜生として風見学園に転校してきた美夏の姿があったーー。





「覚えておけ。美夏はこの項目で望むものがふたつだけある。」


「ひとつは追記。そして、もうひとつは……修正だ!」


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  • 当人は、Ⅲ10話で、「美夏に問題など(ない)!」と言い張ってるけど、バナナを定期的に食べなきゃいけないこと、そしてそれに関わって「 ちぃぃ!バナナミンがっ! 」が名台詞であることが、問題あることを物語ってるよね(笑 -- 名無しさん (2016-06-02 12:36:32)

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