劇場版 艦これ

ページ名:劇場版 艦これ

登録日:2018/03/16 (金) 01:26:27
更新日:2024/02/19 Mon 13:38:38NEW!
所要時間:約 8 分で読めます



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【注意】この項目は重大なネタバレを「多く」含みます。

未視聴の方はお手数ですが、ブラウザバックすることを強くお勧めします。


















この夜の海。その先に——。



『劇場版 艦これ』とは、艦隊型育成ゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』の劇場アニメ作品であり、同ゲームのTVアニメ版第一期の続編。角川映画40周年記念作品。
2016年11月26日公開。


【概要】


アニメ第一期最終回のラストで続編の制作が発表され、2015年8月9日に行われたイベント「第二回『艦これ』観艦式」において劇場版の制作が発表された。
TVアニメ第一期終了から1年半以上経って公開された第一期の悲劇から戦々恐々されていた待望の劇場版で、TVアニメ第一期の完結編


第一期の完結編なので第一期を前以て視聴しておくことが望ましいが、最悪「如月が第一期3話で沈んだ」事さえ知っていればそれ以外の第一期の前知識がなくても話は飲み込める。逆に言えば、劇場版は第一期を補完する内容となっており、深海棲艦の正体や吹雪が「特別な艦娘」である理由など、第一期で回収できなかった伏線に触れられている。


コミカルな場面が多かった第一期とは打って変わって終始シリアスな雰囲気となっており、視覚的にも精神的にもエグいシーンが多い。しかし、ストーリーに一貫性があり、目立ったキャラ崩壊も無いことから劇場版の評価は比較的高い。


脚本は花田十輝と田中謙介の2名。
主題歌は西沢幸奏の「帰還」。西沢氏はTVアニメ第一期EDの「吹雪」も担当していた。


ちなみに『劇場版 艦これ』とは略称ではなく正式タイトルであり、タイトルロゴにある「艦隊これくしょん」は含まれていない。


DVD/Blu-rayは2017年8月30日発売。『限定仕様』には、劇場公開版である『一六式盤』に加え、新規編集&新規カットを追加した『一七式盤』が付属する。


なお、劇場版の製作発表と同時にTVアニメ第二期の製作も発表されていたが、こちらは新作アニメとして2022年に『「艦これ」いつかあの海で』のタイトルで放送されており、TVアニメ第一期および劇場版とは直接的な繋がりは無い。
…というか、「いつ海」は史実では第一期および劇場版メインメンバーの大半が沈んでいるという過酷な状況から物語が開始しているので、繋がりがあったら劇場版は事実上のバッドエンドになってしまう



【あらすじ】


MI作戦成功から月日は流れ、ショートランド泊地を拠点にし、南方海域へと進出していた艦娘達。
鳥海率いる第8艦隊が、敵の輸送船団を壊滅させると、かつて轟沈したはずの如月が海面に浮上し、それと同時に謎の声が聞こえる現象にも遭遇する。
同じ頃、海が赤く変色する「変色海域」という現象が、鉄底海峡「アイアンボトム・サウンド」を中心に発生していた。
そして遂に、艦娘達は深海棲艦を殲滅するべくアイアンボトム・サウンドを目指すことに―――――。



【登場人物】


提督第一期であまりに悲惨な扱いだったため左遷中部海域への作戦指揮中により不在となっている。


また、基本的に公開当時実装されていた改二は一部を除いて全員に反映されている。
何故か2022年現在も改二未実装の青葉まで改二になっており、当時改二未実装だった敷波も劇場公開時は改二の制服を着ていたとか。*1


  • 吹雪

CV:上坂すみれ
お馴染み主人公。
第一期最終回の後からさらに練度を重ねたようで、本作では改二となっている。
変色海域で彼女の艤装のみ、一切のダメージを受けなかった。
どういう訳か、現在の鎮守府に所属する前(=第一期1話以前)の記憶が残っていない。
また、映画が始まって早々唐突に轟沈する様子が描かれていたが……


+ 以下ネタバレ-

「カエリタイ…カエシテ…」


実はかつて、アイアンボトム・サウンドで轟沈していた。


その時は自身の強い思いから海の上に戻ることができたが、その際に二つに分離してしまい、その片割れが悲しい記憶を背負ったまま海底に沈み、長い年月をかけて深海棲艦と化した
変色海域の中心に飛び込んだ吹雪は、そこで深海棲艦と化した自身の片割れこと深海吹雪棲姫*2と対峙。
深海吹雪棲姫の触手に締めつけられ、自身も深海棲艦へと変化しかけるが、最後は深海吹雪棲姫を受け入れ、彼岸花の花畑の中でかつて睦月にしたように深海吹雪棲姫を強く抱きしめた。


「私、貴女の事も忘れない。私たち、歩き出せる……だから!」


それと同時に、変色海域は消滅し、周囲にいた全ての深海棲艦も一斉に消え去った。



全てが終わった後、自身はとある島に打ち上げられ、目を覚ますと艤装を解除しつつ、自分は生きていることを実感する。
そこで赤城達と合流し、文字通りの帰還を果たした。



それから月日は流れ、自身の所属していた艦隊名を思い出した吹雪は、出撃前にこう呟く。


「大丈夫だよ。私、必ず取り戻すから。静かな海を…。いつか…必ず…!」


静かな海を取り戻す為、今日も吹雪は第十一駆逐隊*3の一人として戦い続けるのだった。



なお、劇場版の展開を顧みると、第一期で物議をかもした提督のあれやこれやは、
「提督は吹雪の特異性を把握した上で自分の鎮守府に着任させた(特異性を知っているので優遇するのも当然)が、その特異性を言うわけにはいかなかったので苦しい嘘をつかざるを得なかった」
或いは、
「提督はかつて本当に吹雪とケッコンしていたが、吹雪の轟沈によって死別しており、ケッコンの記憶のない吹雪に直接それを告げるわけにはいかなかったのでああいう言い方になってしまった*4
と解釈できるようになり、結果登場してもいないのに提督の評価がある程度回復した。もちろん第一期で説明しろよとのツッコミも多かった


また、第一期OPの『海色』の歌詞は記憶を失った「私」が「あなた」と再び巡り会い、共に進もうとするという内容になっており、
劇場版を顧みると、その本質は吹雪と深海吹雪棲姫の対決と救済を描いた曲であった
実際、吹雪と深海吹雪棲姫の会話は『海色』の歌詞から引用したものがいくつか見受けられる。



CV:日高里菜
お馴染みアニメシリーズでは「にゃしぃ」とか言わない吹雪の親友。…というかこの映画の真の主役。
彼女もまた練度を重ねたようで、本作では改二となっている。ただし、ゲームのイラストとは違い胸の三日月のブローチが付いていない。
第一期で悲劇的な別れを経験した如月と、思いがけない形で再会を果たすが……
なお、予告編では「でも吹雪ちゃんが!」と言うが、実際の本編では言ってない。


+ 以下ネタバレ-

如月が深海凄艦になりつつある事を加賀達との会話で知り、彼女を救うには沈めるしかないという非情な現実を突き付けられ、号泣。
どうすれば如月を沈める事無く救うことができるか苦悩し続けるが、そんな中遂にアイアンボトム・サウンドへの出撃が決まる。
その際、「私が出撃メンバーに選ばれるとは思わなかった」とメタい発言をする。


変色海域での戦いでは、自身もまた轟沈寸前のダメージを負い、ネ級にトドメを刺されそうになる。だがそこへ、深海凄艦になっても自我を保ち続けた如月が駆け付け、窮地を救われた。
そして、変色海域の中心部へ向かおうとする吹雪をアシストしつつ、如月と共に深海凄艦に立ち向かった。
余談だが、ネ級からトドメを刺されそうになった時にアイアンクローを喰らっているが、その意趣返しか「いつかあの海で」ではネ級が足柄にアイアンクローを喰らってトドメを刺された。


やがて全てが終わり、次々と消滅する深海凄艦と共に消えていく如月を看取り、かつての約束を果たす事を涙ながらに誓い合った。
しばらくはその場にいたようで、他の面々と異なり吹雪と合流することは無かった。
なお、如月との別離の場面では睦月が放り投げた12cm単装砲と如月が手放した12cm単装砲が寄り添うように並ぶ描写があり、
ゲーム中最弱主砲が涙腺崩壊を演出するというまさかの展開になった。むしろこの決戦で12cm単装砲で戦い抜いた睦月と如月に突っ込むべきなのか、それともアーケードみたいにガワだけで中身は別の主砲だったのか



それから月日は流れ、出撃する吹雪に自身の作った戦闘糧食おにぎりの包みを手渡して見送った後、別に取っておいたおにぎりの包みを携えて、海岸へ向かう。
そして、そこで彼女を待っていたのは……


  • 夕立

CV:タニベユミ
お馴染み吹雪の友人。彼女は第一期第9話で既に改二になっている。
マイペースで呑気なところは相変わらずだが、アイアンボトム・サウンドでの戦いでは無双する。


CV:藤田咲
お馴染み大食いおっとり一航戦にして吹雪の憧れの人。同じ声の本来の憧れの人の出番はいつ海までお預けとなった
加賀と共に艦娘と深海棲艦の戦いの真実を吹雪達に語る。


  • 加賀

CV:井口裕香
お馴染みクールな一航戦急に歌う方にして赤城の相棒。
今回は彼女の意外かつ壮絶な過去が明かされる。
また、今回初めて瑞鶴を名前で呼んだ。あと、第一期ではさん付けしていた吹雪を呼び捨てするようになった。
声帯の妖精さん曰く瑞鶴にデレた


+ 以下ネタバレ-

「それはとても…悲しくて辛い事だから」


実は一度轟沈したが深海凄艦化した過去がある。
深海棲艦時代はヲ級として、「カエリタイ」という心に残った未練のままにかつての仲間たちと交戦し、そして……
しかし、回想場面だけだからって鬼とか姫じゃなくてヲ級っていくら何でも酷すぎませんかね
当時の記憶が残っており、「轟沈した艦娘は深海凄艦へと変化し、それが倒されることで艦娘として戻ることが出来る」という事実を吹雪達に語った。
同時に、深海凄艦となりつつある如月を救うには沈めるしかない事を睦月に伝える。
瑞鶴自身も忘れている彼女の過去を知っている節があり、吹雪の過去も大体は察していた模様。


瑞鶴を何かと叱責するが、どう見ても「後輩が心配で仕方ないがために、ついキツく言ってしまう先輩」である。
実際、瑞鶴が己の軽率な言動を反省したり、瑞鶴が赤城のピンチを救った時は物凄く嬉しそうにしている。
この先輩、ツンデレ過ぎる。


CV:野水伊織
お馴染みツンデレ五航戦。姉の翔鶴も登場する。
加賀との関係はTVシリーズよりは良好になったものの、まだ若干ギクシャクした雰囲気の様子。


+ 以下ネタバレ-

彼女もまた、一度轟沈し深海凄艦化していたらしい描写があるが、自身は既に記憶が残っていない模様。
この伏線回収は一年以上後に別の世界線で行われることになる


CV:東山奈央
妹たち(比叡、榛名、霧島)と共に登場する。というか今回の金剛型のメイン格は比叡と霧島である。劇場版には提督がいないので提督LOVEを封印している。
龍驤二航戦と共に変色海域を調査し、最終決戦では榛名と共に一航戦・五航戦と艦隊を組んで参戦。


+ 一七式盤では-

撤退中に深海棲艦に取り囲まれて絶体絶命の危機に陥った比叡達の下へ榛名と共に颯爽と駆け付けた。
本作を誰一人轟沈させることなく無事ハッピーエンドへと導いた影の功労者その1。
なお、新規作画の艦載機の整備シーンまで描かれておきながら、一緒にいたはずの一航戦&五航戦は姿を見せない。夜戦な上に空母の夜間装備がなかった時代だから仕方ない


CV:東山奈央
第一期ではメシマズ金剛LOVEな戦艦として登場したが、劇場版ではシスコン要素が無くなっており、ストーリーに合わせて真面目なキャラになっている。
終盤の戦いで主力艦隊の旗艦に任命されてしまい、当初はまるで自信が持てずに迷いまくっていたものの、吹雪が覚悟を決めた進言をした事で覚悟完了し、
その後の戦闘では霧島が止めるのも聞かずに探照灯を照射して、中破しながらも大和の砲撃をアシストする活躍を見せた。


CV:竹達彩奈
お馴染みドカ食いホテル支配人大和撫子な戦艦。
映画の序盤ではコック姿を披露し、ローストビーフを振る舞った。
終盤の戦いではアーケード仕様なのか旗艦なのに吹雪を庇って大破してしまうが、それでも睦月らと共に変色海域の中心部への道を切り拓き、吹雪を送り出した。
さらに大和が吹雪に語ったある言葉が彼女に己の存在意義を再認識させ、勝利へと導くなど心身共に吹雪をアシストした本作の裏MVP。


CV:佐倉綾音
お馴染み夜戦バカ。本作では改二となっている。また、第一期では神通が三水戦旗艦だったが、神通が二水戦に異動しているので史実通り川内が三水戦旗艦になった。
妹の神通、那珂も改二となって登場するが、那珂はまともな台詞が「はい!」しかない。


+ 以下ネタバレ-

「夜はいいよねぇ……また夜に逝くのも


後半の戦闘では三水戦を率いていたが途中で中破してしまい、合流した神通に後を託して同じく中・大破した比叡、霧島や弾薬切れを起こした北上、大井達と共に撤退することになるが
直後に深海棲艦に取り囲まれてしまう。
深海棲艦に追い詰められた状況に彼女は魚雷を片手に上記の台詞を不敵に呟くと、勝ち目のない夜戦へと挑んでいった……


という、川内提督真っ青の死亡フラグバリバリな描写だったが別行動中の金剛・榛名が救援に駆けつけた事により無事生還。
赤城達と共に帰還した吹雪を迎えた。


なお、上記の台詞を見直すと川内は自分が一度轟沈している事を認識しているため、
特に何も語られなかったが、川内もかつて深海棲艦化していた上にその記憶を保持している可能性がある
軽巡水鬼のフラグが回収される日はいつになることやら


CV:佐倉綾音
お馴染み提督の秘書艦。妹の陸奥も登場する。
提督不在の中、自ら作戦を指揮する。
艤装が損傷しない吹雪に、アイアンボトム・サウンド最深部に突入して謎の声の正体を突き止めるよう命じる。
最終決戦では泊地防衛に専念している…と思いきや?


+ 一七式盤では-

深海棲艦に追い詰められて絶体絶命の危機に陥っていた神通達の下に颯爽と駆け付ける。
本作を誰一人轟沈させることなく無事ハッピーエンドへと導いた影の功労者その2。


  • 間宮

CV:堀江由衣
お馴染み給糧艦。
映画の序盤では吹雪達に新作の餡蜜を振る舞った。
その後、アイアンボトム・サウンドへ向けて出撃する艦娘達を見送った。


CV:東山奈央
第8艦隊の旗艦として初登場し、青葉、衣笠、加古、古鷹、天龍を率いる。
なお、姉である高雄と愛宕は第一期から引き続き登場するも、摩耶は登場せず。
ちなみに上記の通り青葉もしれっと改二になっているしかし未だにゲームに実装される気配なし


CV:井口裕香
今回初登場のフフ怖さん。龍田も登場する。
第8艦隊の一人として、冒頭の戦闘では大活躍した。
ちなみに天龍と龍田の会話は別録りではなく、その場で演技を切り替えながら録ったとか


CV:小倉唯(天津風)、藤田咲(時津風)
吹雪から如月の容態を聞いていた。
時津風は「体の具合を調べる」と言って吹雪の服を脱がそうとした。 そこ変われ


  • 如月

CV:日高里菜
第一期で轟沈した睦月の姉妹艦。
冒頭での戦いで全裸でドロップされ、睦月と感動の再会を果たす。
しかし、睦月以外の者に関する記憶が無かったり、突然意識を失ったかと思いきや無意識に港湾施設に砲撃してしまうなど、どこか情緒不安定な所が目立つ。
そして左腕にある謎の痣が広がりつつあり、これが後々彼女の運命を左右することに。
また、途中から睦月が着ていたのと同じパーカーを着用し、如月改二を思わせる姿になる。あと髪飾りを失くしている。
ある意味本作のトラウマ要員。


+ 以下ネタバレ-

「嫌ぁぁぁっ!?どうして落ちないのぉぉぉっ!?」


実は深海凄艦になりつつあった。
加賀が睦月達にその事を告げていたのをこっそり聞いてしまったこと、そして左腕の痣が徐々に広がっていくことで自らの変質に恐怖した彼女は水道へ駆け込み、何とかこすり落とそうとするも、当然ながら落ちることは無かった。
生みの親の草田草太も心を痛めたトラウマシーンだが、錯乱する如月の姿に変な属性に目覚めた提督も結構いた。
そして痣は遂に顔の半分にまで及び、頭から角が生え、髪の色も白く変化。その姿はまさに「深海凄艦」と呼べる姿だった。
やがて、出撃していった睦月を見送るが、直後に深海棲艦として完全覚醒*5
それでも艦娘としての意識を保ち続けた如月は仲間たちを救うために睦月型の艤装を身に着けてアイアンボトム・サウンドに突入し、睦月の窮地を救う。
深海凄艦と化している故に変色海域のダメージを受けず、変色海域の中心部へ向かう吹雪をアシストしつつ、睦月・大和と共に深海凄艦と戦う。
どうやら姫級に覚醒していた*6らしく、睦月にトドメを刺そうとしたネ級を軽々と撃破。
皮肉にも、今回の彼女がすべてのメディアミックス作品で最強の如月と思われる。
本作を誰一人轟沈させることなく無事ハッピーエンドへと導いた影の功労者その3…だが結果的に第一期第3話で如月が沈まなかったら、深海如月の参戦がなくなるので劇場版はバッドエンドに終わっていた可能性が高い。
つまり認めたくないが例のヌ級は吹雪達の命の恩人になってしまう。


そして、吹雪が決着をつけた後は、次々と消滅する深海凄艦と共に、自身もまた睦月に看取られる形で消滅する。
だがその際、生前に交わした「戦闘後に話を聞く」という約束を果たすため、必ず戻ってくることを誓った。




それから月日は流れ、おにぎりの包みを携えて海岸を走る睦月を待っていたのは…


【設定】


  • 変色海域

時間の経過によってどんどん拡大していく、真っ赤に変色した海域。
深海棲艦以外の生物は死滅し、艦娘でも徐々に艤装が損傷していくという死の場所。
この設定がゲームで使われなくてよかったと提督一同が安心した。
吹雪がショートランド泊地に到着した日を境に鉄底海峡「アイアンボトム・サウンド」にそれが発生していた。


  • ポイント・リコリス

変色海域の中心に位置するポイント。
ここに変色海域を発生させる「何か」が存在すると思われる。


  • 深海凄艦化

轟沈した艦娘が辿る末路。
この世界では、轟沈した艦娘は深海凄艦へと変化し、それが倒されることで艦娘として戻ることが出来る。
が、同士討ちになった場合はそれが延々と繰り返されてしまう。
それを防ぐために、艦娘を一人も轟沈させずに深海凄艦を倒す事が、艦娘達の目標となる。
本作に登場した深海棲艦→艦娘になった面々の言動から基本的に深海棲艦から艦娘に戻った者は艦娘に戻るまでの記憶がなくなるが、稀に深海凄艦だった頃の記憶が残っている者が存在する。
なお、この事は情報統制されており、少なくとも駆逐艦には完全に伏せられている。
逆に空母の間では「深海棲艦だった記憶を持つ空母」の噂が流れていた模様。




追記修正は、深海凄艦化した方にお願いします。


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  • 設定変更の嵐だからTV版見てないほうが入りやすいんじゃなかろうか -- 名無しさん (2018-03-16 08:03:02)
  • 比叡さんがカッコ良かった(小並) -- 名無しさん (2018-03-16 08:09:18)
  • 劇場の設備で作画と劇伴を楽しむつもりで観に行ったら普通に面白くて感激した。ソフトを予約注文した映画とかこれが初めてかも。 -- 名無しさん (2018-03-16 08:18:07)
  • 一番最後のシーンってちょっと余計だったんじゃないかって思うんだがどうだろう。「いずれはこうなってくれる」ことは匂わせてるし、それで十分だったんじゃないかと・・・ -- 名無しさん (2018-03-16 09:42:38)
  • いい映画だったよ。同じ年に2つほどバケモノじみた映画があったせいで印象に残りにくかったけど、天龍ちゃんの活躍は覚えてる -- 名無しさん (2018-03-16 09:57:47)
  • 初っ端から鳥海の活躍見れたのに感激したわ。 -- 名無しさん (2018-03-16 10:59:32)
  • 艦娘と深海棲艦の関係に関する公式の解答が提示されただけでも観た価値はあったかな。TV版がひどかったからあんまり期待してなかったけど面白かったよ。 -- 名無しさん (2018-03-16 13:21:16)
  • TV版見ないで劇場行ったクチだけど必要な前提知識って「如月が沈んだ」だけじゃなかろうか -- 名無しさん (2018-03-16 15:55:06)
  • 好きだし面白かったけどむしろ賛否両論であってほしい作品。如月の下りとか拒絶する人いて当然だしな・・・。1期で散々叩かれた点は片っ端から潰してたし2期も更に良くなってるといいが -- 名無しさん (2018-03-16 16:06:19)
  • ↑2 同じくTV版見ないで行ったクチとしてはマジで如月が沈んだ事だけ知っていれば大体何とかなると思う。あと次点で「睦月がにゃしぃ言わない」 -- 名無しさん (2018-03-16 16:09:38)
  • 那珂ちゃんのセリフが「はい!」(みんなと被り)だけ… -- 名無しさん (2018-03-16 18:44:35)
  • 4DXで観に行ったけど動かないシーンが長すぎてな……無論戦闘シーンはゴリゴリ動いて楽しかったけれども -- 名無しさん (2018-03-16 18:45:35)
  • 素直に好きだといえる映画だったなぁ。 如月の例のシーンは割と目覚めかけた -- 名無しさん (2018-03-16 21:19:49)
  • ↑9 あくまでもアニメではこういう設定ってだけで、公式設定ではないけどね -- 名無しさん (2018-03-19 06:57:45)
  • 荒らしコメントを削除 -- 名無しさん (2018-03-20 17:37:05)
  • すごい嫌な話、あれだけ第八艦隊が派手に戦ってドロップ如月って、ボス前どころか一マス目くらいだよなって少し思ってしまった -- 名無しさん (2018-03-21 00:50:56)
  • E7甲第一ゲージの空母BBAとかなら如月ドロップもあり得る(白目) -- 名無しさん (2018-03-21 01:09:24)
  • 探照灯は旗艦の役目、ってのは分かる…分かるんだが… 古鷹の照射シーンが見たかった!! -- 名無しさん (2018-03-22 10:12:29)
  • 賛否両論だけど期待しすぎずに(期待しないわけじゃない)見に行く分には普通に良作だと思う。ゲーム中でも艦娘と深海棲艦の設定が人によって違うからアニメ系列はこれ一本って設定に絞って作った方がいいと思うわ -- 名無しさん (2018-03-23 01:00:48)
  • 海色の歌詞の英語部分が「彼女は素晴らしい旗艦だったがそれも過去のこと。彼女が最後まで諦めなかったのを海だけが知っている」と吹雪の轟沈を示唆してるのには感心した -- 名無しさん (2018-03-28 22:55:00)
  • テレビ版の尻拭いって呼ばれがちだが、海色の歌詞から察するに大まかな内容はテレビ版放送の時点で出来上がってたんだと思う -- 名無しさん (2018-03-29 11:17:57)
  • 良いよねw -- 名無しさん (2018-03-29 11:56:38)
  • もしかしたら本来、テレビ版の終盤は劇場版の展開だったのかも -- 名無しさん (2018-04-07 06:42:29)
  • ↑TV放送1クール分遅れてるし8把あたりで大きく変えたってあるからそうだと思う -- 名無しさん (2019-07-06 16:54:13)
  • あれほど如月に悲痛な叫びをあげさせて一体何をしたかったのか未だに分からん -- 名無しさん (2020-09-04 15:57:40)
  • 追記された文章って荒らし行為では? -- 名無しさん (2021-06-13 21:01:28)
  • 金剛や加賀さんが出てくれただけで嬉しい。 -- 名無しさん (2023-03-30 18:13:52)

#comment

*1 青葉は「劇場版 艦これ」展にて設定画に「青葉改二」と書かれていたため確定だが、敷波はBlu-ray/DVD版で修正されているので本当に作画ミスだった模様。
*2 作中では深海棲艦化した吹雪の名称は明かされず、後にグッズ内で「深海吹雪棲姫」「リコリス吹雪」という名称が明かされた
*3 劇場版の第十一駆逐隊は吹雪、綾波、暁の特型駆逐艦一番艦3人で編成されている
*4 加賀が「吹雪と提督は吹雪の鎮守府着任以前からの知り合いでは?」と疑っている場面がある
*5 DVD/Blu-ray限定版の一七式盤で覚醒の場面が描かれている
*6 深海如月登場時のBGMタイトルが「棲姫」。それでなくても人型の駆逐艦の深海棲艦となると最低でも鬼級になっている。

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