登録日:2012/01/21(土) 22:57:06
更新日:2023/08/10 Thu 17:30:55NEW!
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世界 がっかり マーライオン ローレライ エッフェル塔 ベルギー オーストラリア ドイツ フランス イタリア シドニー パリ ローマ 三大 世界三大○○ 三大○○ 観光名所 百聞は一見に如かず 小便小僧 人魚像 オペラハウス 真実の口 シンガポール デンマーク ブリュッセル コペンハーゲン 世界三大 がっかりもまた思い出 三大〇〇(三つだけとは言っていない) にほんじんのかんがえたさいこうのがっかり
「世界三大がっかり」とは、期待に胸踊らせ見に行ったはいいが、思ったより大したことなかったものに対する日本人旅行者の感想である。
明らかに3つ以上あるが、この手のものには稀によくあること。
なお、日本についてはこちらを参照。
よく挙げられるもの
- 小便小僧(ベルギー)
ご存じ、小便をしている小僧の像である。
ブリュッセルの街を救った英雄、ジュリアンを称えた像。
だが……まず、とにかく小さい。少年の像だから仕方がないがナニも同様に。
人だかりが出来ているため発見は難しくないが、実物より土産物で売っている小便小僧のほうがデカいということも……。
拍子抜けはするものの、様々なイベントにあわせてお着替えすることもあるため、よく調べていけば割と楽しめるかも。
なに?小便少女?ハッハッハおじさんなに聞かれてんのかわかんない。
- マーライオン(シンガポール)
シンガポールといえばマーライオン、という位に有名。高さ8mにも及ぶ巨像は圧巻。
……だが、海側を見ているため正面がよく見えない。
また、嘔吐にも喩えられる独特の口からの放水は、やったりやらなかったり曖昧と色々残念な仕様……だった。
現在では、マーライオン前に見れるよう橋を設けていたり、ほぼ常時放水するようになっていたりと、なかなか見応えのある名所になった他、目が赤く光るもの、観光客が備え付けのタブレットで自由に色を変えられるものなど、様々なバリエーション豊かなマーライオンが汚名返上に日夜励んでいる。
まあ、シンガポールの南、セントーサ島にある37mのマーライオンタワーから見ると拍子抜けしてしまうが……
- 人魚像(デンマーク)
デンマークが誇る童話作家・アンデルセンの名作、『人魚姫』をモデルにした人魚のブロンズ像。
なかなかに魅力的な造形だが、こちらもいかんせん小さい。大体人間の等身大程度だが、実物はより小さく感じられる不思議。
何より海岸線にポツンと置かれており、ぶっちゃけ地味。
その上、背景がダメ。バックが青く広い海なら見栄えもするだろうに、向こうに見ゆるは味も素っ気もない工業地帯。
おまけにそこから垂れ流されたキッタネー工業廃水で灰色に染まった海では、ロマンチシズムに浸ろうにも浸れまい。人魚泣いちゃうぞ。
なおこの像、何度も落書きされたり壊されたりしている不憫な存在でもある。
- オペラハウス(オーストラリア)
巨大な海イグアナもろとも吹き飛んだアレ。
まるで帆船を思わせる独特な形状で有名。オーストラリアのシドニーといえば、大体みんなコレを思い浮かべるだろう。
しかし、オペラハウスは主に空撮や遠望からというのが見映えがよく、近くではなんだか良くわからん建物に見えてしまう。
- ローレライ(ドイツ)
ライン川流域に伝説を残す岩山。この岩山を通りがかった船乗り達は不思議な歌に魅了され、ことごとく沈没したと言われる。『ドラクエ』の楽曲の元ネタでもある。あちらは押し戻されるだけだが。
が、その見てくれは何処にでもある普通の岩壁、言われてもわからないまま通りすぎるとかよくある。
そもそもローレライ伝説はローレライ前の川が急カーブしており舵を取れずに座礁というのが原因。
大規模な護岸工事の行われた今では大型遊覧船がゆったり進む川と成り果てている。
どうしてこうなった。いや良い事なんですが……。
- エッフェル塔(フランス)
言わずと知れた、フランスはパリのランドマークのひとつ。
もとは万博の開催のためのシンボルとして建てられたタワー。
が……その下は駐車場のごとく常に車が犇めいており、後付けでゴテゴテと飾り付けられた照明で風情は台無し、観光客で賑わう……と言うよりは鬼の洗濯場がごとき入口を潜り抜けて待っているのは、死の高額入場料である。財布に突然の死
余談だが、かの文豪・モーパッサンはエッフェル塔が死ぬほど嫌いだったのであえてここのレストランで食事をした。何故なら、そうすれば見なくて済むから。
- 真実の口(イタリア)
不朽の名作『ローマの休日』で一躍有名になった石の彫刻。円盤に老人の顔が彫られており、嘘つきが口に手をいれると噛みきられてしまうと言われる。
結構大きいが、ポツンと置いてあるためなかなかに存在感は薄い。因みに実はこれマンホールの蓋。別にずらしても2000年前に眠った化け物には会えない。
余談
前述したいくつかの名所(建造物)は、任天堂のゲーム『どうぶつの森』シリーズのいくつかの作品において、カモメの船乗りであるジョニーがくれる家具として登場している。
追記・修正はがっかりした人にお願いします。
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▷ コメント欄
- エッフェル塔は建立当初は「みんなでエッフェル塔に登りに行こう。何故なら、そこからはエッフェル塔が視界に入らないから」と言われていたほど地元民から嫌われていた。人魚姫の像は度々イタズラで壊されたりして、結構不遇だという話を聞いたことがある。 -- 名無しさん (2013-12-21 23:57:32)
- エッフェル塔はちょっと離れた位置から上の方だけ見てれば結構綺麗に見える -- 名無しさん (2013-12-22 00:14:46)
- なんかカナダからの留学生が言っていたが、雷門は結構がっかりらしい。 -- 名無しさん (2014-08-28 08:22:14)
- カメラ撮影した画像や写真は写り栄えするようにとるから、実物みてがっかりするのはあるだろうね -- 名無しさん (2014-11-20 02:59:05)
- 万博記念公園なんかは太陽の塔と民博しかないデカい公園だからガッカリするだろうな -- 名無しさん (2014-12-16 12:12:26)
- 周辺が近代化してて風情台無しってのはあるあるパターンやね -- (2016-07-19 21:37:19)
- 空撮だとかっこいいけど近距離だと訳わかんなくなるってのはノイシュヴァンシュタイン城にも言われてた気が -- 名無しさん (2017-07-19 07:29:11)
- これらを「ホントにしょぼかった」と言う資格があるのは実際に現地に行った人だけ。あと、「エッフェル塔に行けばエッフェル塔が見えない」の話はギ・ド・モーパッサンの逸話であり、地元民の話ではない。さらにこのころのギ・ド・モーパッサンは麻酔薬を乱用し、いわゆる「奇人変人」の仲間入りをしていた。 -- 名無しさん (2018-05-08 15:36:00)
- こうやって考えると、東京タワーとかはそもそもアジアンカオスのイメージがあるからちょっと得なんだな。 -- 名無しさん (2019-02-23 22:55:34)
- フランス文芸人のエッフェル塔嫌いは異常 -- 名無しさん (2019-03-27 14:45:18)
- 小便少女はそもそも目の前に柵がされているので肝心の像が見辛いという別の問題があったりする -- 名無しさん (2019-08-06 12:01:18)
- ↑↑ 京都人が新しく経ったビルに風情がないと言うようなもんだろう。ヨーロッパは乾燥していて石造り文化だから平気で数百年前の建物が残ってるし。(まあ屋根とか一部は木造のことが多いけど) -- 名無しさん (2020-03-07 09:53:06)
- エッフェル塔の入場料っていくらやねんって思ったら…全部買うと8700円くらいになるのか?りふとかきだ -- 名無しさん (2020-07-11 00:13:34)
- ↑6 ヴィクトール・ユーゴーだと聞いたが違ったん? -- 名無しさん (2021-03-09 07:38:50)
- 東京タワーはマジで、DODで新宿ラストを飾る際のトラウマに使われるとかが衝撃的過ぎた。ヨコオ先生の頭こそマジで理解不能 -- 名無しさん (2021-06-21 17:47:03)
- 逆の世界三大びっくりとかはあるんだろうか -- 名無しさん (2021-06-21 17:51:53)
- 真実の口はみんな手を入れたりするから摩耗が激しいんだよねぇ -- 名無しさん (2021-09-07 17:28:25)
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