ルト姫

ページ名:ルト姫

登録日:2023/01/03 (火) 01:44:19
更新日:2024/06/28 Fri 13:36:48NEW!
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ゼルダの伝説 時のオカリナ ゼルダ無双 ゾーラ族 おてんば ツンデレ 賢者 フィアンセ リンクの嫁 水の神殿 あきビン 体育座り ジャブジャブ様のお腹 ゾーラ のじゃロリ 人外娘 王女 サファイア ルト姫 中上育実 水の賢者 ルト姫が精霊石を入手した!←…って何でルト姫なの? ルト 投げれる



そのほうは ナニものじゃ?

わらわはゾーラのプリンセス ルトじゃ!


ルト姫はゼルダの伝説シリーズ第5作「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の登場人物。


【概要】

魚のように自由自在に水中を泳げる種族「ゾーラ族」の女の子にして、ゾーラの里の姫君。
背丈はリンクとほぼ同じなので、年齢はゼルダ姫やマロンたちとも同じと思われる。
姫君らしくやや高飛車で、古風な貴族の喋り方をするのが特徴。稀にだがゾーラ族らしく語尾に「ゾラ」が付く。


リンクとは子供時代に攻略する3つ目のダンジョンで出会い、成り行きからダンジョン攻略を共にすることになる。
メドリやらゼルダ(大地の汽笛)といった仲間と協力して攻略するタイプのダンジョンの元祖ともいえるキャラクター。
ただしルト姫そのものを操作したり指示をして動いてもらうことはなく、共に行動する期間も長くはないため、ダンジョン攻略としては簡単な部類に入る。


【活躍】

子供時代

リンクがゾーラの里を訪れた時は行方不明となっており、里の守り神であるジャブジャブ様の様子がおかしかったりと異変が起きていた。
ハイラル湖畔に沈んでいたあきビンを拾い上げるとその中にはルト姫からの手紙が入っており、「今はジャブジャブ様の中にいるから助けて欲しい」と救難信号を送っていたことが分かる。……あきビンということは中に空気が入っているはずなのに何で紙しか入っていない状態で沈んでいたのかとか、どうやって外へ送ったのかとかは訊いてはならない。


この手紙をキングゾーラに届けると、娘の救出をリンクに依頼してジャブジャブ様への道を開けてくれる。別記事にも述べているが、この道を開けるまでの時間がとんでもなく長く、プレイヤーはイライラすること間違いなし。


ジャブジャブ様の元で魚を与えると、リンクはそのまま飲み込まれ、3つ目のダンジョンであるジャブジャブ様のお腹に入ることになる。
入ってすぐのところでルト姫に出会うものの、なぜか当のルト姫は手紙のことなどは知らないとリンクに踵を返すよう告げてくる。が、どうも足元への注意が弱いようで、ルト姫はそのまま振り返っては歩いてすぐのところにある穴に落ちてしまう。
仕方なく追いかけて穴の下のフロアへ進むと、何事もなくピンピンしているルト姫に会える。どうもルト姫は過去にもジャブジャブ様の中に入ったことはあるが、以前はこんな状態ではなかったことを話す。そして相変わらず帰れと言い張るルト姫だが、粘って話しかけると「探し物を見つけるまでは帰らない」として、リンクに自身を運ぶよう命じてくる。
これ以降は体育座りするルト姫を運びながらダンジョンを攻略していくこととなる。ルト姫自身は動かないので、リンクが担ぐ必要があるのだが、無礼なことにそのままルト姫を投げることが出来る
先へ進ませる都合上は仕方が無いのだが、実はこの時点では普通に攻撃するとリンクにダメージが入る雑魚敵も、ルト姫を投げることで一掃出来てしまう。ルト姫自身には一切のダメージが入らないのだが、穴から落ちて無傷な点も踏まえると見かけによらずかなり頑強なのかもしれない。とはいえ痛々しいことは変わりないのであまり乱暴はしないであげよう。


ダンジョンの奥へ進むと、何やら怪しげな台座の上に青い宝石が置かれているのを発見する。ルト姫はあれこそが自分が探していたものだと告げ、リンクにそこまで降ろせと命令してくる。台座の上にあるので投げざるを得ないが、目的の場所まで投げると、ルト姫はそのまま宝石の元へ駆け寄ると……


デデデデ~ン♪

ルト姫が 精霊石 を入手した!


…って 何で ルト姫なの?


曰くいつものようにジャブジャブ様への貢物を捧げていたら、そのままルト姫も飲み込まれてしまい、弾みで精霊石を落としてしまったらしい。無事に見つかったのでこれでさっさと帰ろうとするルト姫であったが、直後台座が急にせり上がり、ルト姫は上の階へと運ばれてしまう。
ルト姫の悲鳴が聞こえたかと思うと、台座が降りて来て、代わりに妙にデカいタコが現れてリンクに襲い掛かる。返り討ちにしたところでルト姫の姿はそこにはなく、リンクはそのまま1人でダンジョンを攻略することになる。


そして事件の元凶である寄生虫のバリネードを倒すことでワープゾーンと共に登場。経緯は不明だがそのままバリネードに取り込まれていたようだった。
この時は助けに来るのが遅いと文句を言いながらも、リンクが居なくて心細かった気持ちを想わず打ち明けている。当時こそなかった言葉だが、いわゆるツンデレという奴である。
無事にワープゾーンで脱出出来てからはリンクに顔を近づけ、不意を突かれたリンクはそのまま湖に落ちてしまう。ルト姫も後を追ってはリンクに助けてもらったお礼に願い事を聞いてくる。そしてリンクが求めているのが水の精霊石であると知ると……


この サファイアは わらわの夫となる者に さずけよと 母上に いただいたのじゃ…
いわば ゾーラの えんげーじりんぐ…


と前置きしたうえで構わずに「よかろう!」と言ってイチバン 大切な ゾーラのサファイアを譲ってくれる。どうもリンクはあまり察していない様子だが……爆発しろ。


父上には ナイショ…ゾラ!


姫川明によるコミカライズでは、ジャブジャブ様に飲み込まれた経緯が事故ではなく自らの意志で隠れていたということになっている。
王族故に様々なしがらみがあり、自由がなかったことへの不満から隠れていたのだが、助けに来たリンクは天涯孤独の身で親代わりのデクの樹も亡くしていることを明かし、心配して待ってくれる人がいるのだから帰ろうと説得した。
その一連でリンクに惚れ、原作通りゾーラのサファイアを渡すのだが、リンクはエンゲージリングのことなど理解しておらず、帰宅後はその件でキングゾーラが用意した許嫁を卒倒させてしまうのであった……。
なお原作のルト姫を運ぶネタは、漫画ではダンジョンギミックが無いもののバリネードの陰に落としたサファイアを取りに行く際に「わらわを置いていくつもりか!?」とリンクに背負わせる形で再現されている。


大人時代

ゾーラの里を訪れると、水が全て凍り付いており、キングゾーラも赤い氷に覆われて固まっているという悲惨な状態を目にすることになる。付近を見渡しても、ルト姫の姿はどこにもなかった。
そのまま氷の洞窟を訪れると、そこにやって来たシークから「ルト姫だけは助けられた」ことを告げられる。
しかし、ルト姫はそのままゾーラの里を凍らせた元凶をどうにかすべく水の神殿へ行ってしまったという。


リンクが神殿の中を訪れると、そこで成長を遂げたルト姫と再会する。


おぉ、そなた…もしや、リンク…?リンク じゃな!
わらわじゃ! そなたの フィアンセ… ゾーラの プリンセス ルトじゃ!


ルト姫にとって7年前の出来事は何よりも想い入れ深いものだったようで、7年間の眠りについていたリンクに対してもその想いは一向に冷めていなかったことが分かる。なかなかに一途な娘である。
そして、今は非常事態故に愛を語らうのはお預けにして、ゾーラの里を襲った元凶を倒すべくリンクに協力を申し出る。
しかし、ルト姫はリンクに「水の高さを変えられる場所が3か所ある」というヒントを告げると、そのまま先に行ってしまう。残念ながらこのダンジョンはルト姫と一緒に行動することは出来ない。


激ムズな仕掛けや中ボスとの死闘を乗り越え、ようやくボスの部屋の鍵を開けたリンクは、部屋の中央に水が溜まった静かな部屋に辿り着く。近づくと何処からともなくルト姫の声が聞こえ、その水がただの水ではないと警告してくる。
その中にいたのは、水を自在に操ることのできる「水棲核細胞 モーファ」だった。コイツを無事に撃破することでようやくルト姫と再会できる。とてもコイツがゾーラの里を凍らせた元凶とは思えないが、ひとまずこれでゾーラの里は解放されるという。
そしてその褒美としてルト姫から永遠の愛を授かりそうになるが、ルト姫は水の賢者として覚醒し、その使命を全うしなければならないとして身を引くことにした。
また、リンクがゼルダ姫を探していることを見抜き、彼女がどこかで生きているに違いないと檄を飛ばして賢者のメダルを渡した。


もし シークに 会ったら… わらわが 礼を言っておったと 伝えてくれ… よいな…


姫川明の漫画版ではリンクと共に水の神殿へ向かい、モーファと対決するも、体の一部を切り離してその中に封じ込めるという漫画オリジナルの技を食らって戦線離脱する羽目に。
リンクによってモーファがフックショット一撃で倒されると水の賢者として覚醒し、「今度こそ夫婦の契りを……」と語りかけるも、賢者としての使命から原作通り身を引いた。
こども時代にはエンゲージリングを理解できなかったリンクもこの時点ではどこからか知識を仕入れていたようで「あ、そうスか ガッカリしたようなホッとしたような」とかなり動揺を見せていた。
掲載期間やページの都合から、この一連の展開は回の冒頭4ページとかなり端折られてしまっており(この回の本題は砂漠~ゲルドの砦とシーク)、担当する神殿の攻略を話として割り当てられないという、賢者の中でも割と不遇な扱いとなっている。神殿の中ボスはボンゴボンゴと入れ替わる形でプッシュされたのに


【外部出演】

ムジュラの仮面

そっくりさんのルルが登場しているが、一連の騒動のショックで声を失っており、ダンジョンクリアまで会話することが出来ない。
ダル・ブルーのボーカリストであり、事件解決後に町のライブに向けてリハーサルを行うシーンでようやく話すことが出来る。


ゼルダ無双

CV:中上育実
魔法具を得物にしてまさかの参戦。
両腕の鰭で敵を薙ぎ払うほか、水の弾丸を飛ばして攻撃したり、その場に水を展開して自由自在に泳ぎ回り敵を一掃する。
……メドリにも言えることだが、これだけ強ければ本編でも一緒に戦って欲しいと思いたくなること間違いなしである。操作キャラによっては、何とリンクに光の弓矢を授ける役を受け持つことになる。
姫としての立場故に出番にこそ恵まれているが、メインシナリオであるレジェンドモードでは残念ながら操作不可。



ブレスオブザワイルド

ゾーラの里の近辺に配置された石碑にゾーラ族の先祖として名前が登場。
DLCでは、とある人物の日記に「昔々ハイリア人の剣士に恋をしたゾーラ族の御姫様」というどうみても彼女と思われる記述がある。


ゾーラ族の王女が異種族の少年と(一方的にだが)婚約を結んだというのはあまりに話題性があったらしく、後世にまである程度は伝説として残ったようだ。



【余談】

ゾーラ族故に衣類を着てはいないのだが、あまりにも特殊性癖に目覚めた輩が多かったためか3DS版では胸元に下着らしきものを身に着けている(ヒレが変化した物が直接生えている?)ようなデザインに変更されている。



…そんなに …わらわのコトが シンパイか?
ならば… とくべつに わらわの記事を追記・修正する「めいよ」を あたえる!


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  • 水棲種族だから服着てないのはむしろ自然なんだけど、CEROは厳しかった… -- 名無しさん (2023-01-03 02:32:32)
  • 何気にブレワイの時代にも名前込みで伝承が残っている数少ないキャラの1人 -- 名無しさん (2023-01-03 03:32:31)
  • ドラゴンボールだったら結婚してた -- 名無しさん (2023-01-03 21:13:22)
  • 「リンクがゼルダ姫を探していることを知ってる」「ラストで(改めて愛を伝えることも出来たのに)わざわざシークに礼を伝えてくれと言った」ことを考えると、ルト姫はシークの正体に気付いてたのかなと思う -- 名無しさん (2023-01-04 10:17:01)
  • ルト姫とか、ミファーとか見るに、ゾーラ族と人間(ハイラル人)の恋愛って普通に成立するっぽいのに、ハーフとかの混血キャラって居ないのよね -- 名無しさん (2023-01-04 14:21:22)
  • ↑子供ができないか、完全にどっちかの種族で生まれてくるかなのかも。 -- 名無しさん (2023-01-04 14:26:25)
  • 64でプレイしたときは子供だったからえんげーじ…?だったし格好も特に気にしてなかったなあ 大人の今だと切なく感じるね… -- 名無しさん (2023-01-05 05:39:40)
  • 無双で敵として出てきた時の演出で、しっかり体育座りして何者かに運ばれて出てくるの笑った -- 名無しさん (2023-04-11 16:55:21)

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