メフテルハーネ

ページ名:メフテルハーネ

登録日:2017/08/10(火) 08:11:02
更新日:2024/02/09 Fri 10:38:38NEW!
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メルクストーリア 異世界 王国 魔法の国 死者の国 動物の国 機械の国 和の国 少数民族の国 恐竜の国 空の国 お菓子の国 植物の国 砂漠の国 科学の国 エレキの国 雪の国 常夏の国 西部の国 妖精の国



メフテルハーネとはメルクストーリアの舞台となる世界。


人間とモンスターが住む世界であり、人間が住む18の国が存在する。
明確な国境線はなく、国々の間にはモンスターが生息する未開の地が広がっており、
癒術師が現れるまでは、国交はほとんどなかった。


国ごとに様式は違うが各国で高度な技術によって築かれた遺跡が発見されており、古代に文明が存在したことが示唆されている。



【メフテルハーネの国々】
□王国
メインストーリーの舞台となる主人公の出身地。
モンスターを癒す力を持つ「癒術師」が初めて現れた国であり、現状他国では「癒術師」は見つかっていない。
癒されたモンスターと共存しているが、辺境に近いクロスト地方などモンスターを相容れぬ存在と見做す土地も存在する。


流行の最先端・観光都市や、学術の最先端・学問都市なども存在し他国から訪れる住人も多い。



□妖精の国
メフテルハーネとは別世界にある妖精達の住む世界。
かつては繋がった世界だったらしいが、特別な使命を背負い生まれるという『かんなぎの娘』の命令で断絶していた。
当代の『かんなぎの娘』・ファーラが許可を出したため、現在は扉守が許可すれば容易に行き来することが可能となっている。
人間が妖精の国を訪れる際は、妖精サイズに縮小される。


文字を書く文化は存在せず口伝でのみ伝えられていたが、一部の妖精が歴史を保護する目的でメフテルハーネから持ち寄り記録を取り始めている。


  • 春の丘

芽吹きをもたらす力を持つ女王が代々納める土地。
古の時代に王が魔法の剣で、春を喰らう邪龍を封印したという伝説が伝わっている。


  • 黒の森

翅を持ちながら飛ぶ力を失い、心の春を奪われた妖精達が住まう薄暗く草木が芽吹くことのない森。
妖精の国には、禁忌を犯した代償と噂されているが、
とある人間が、一人の妖精を捕らえようと魔法で飛ぶ力を奪い、その妖精の嘆きと憎しみが染み付いたと伝承されている。



□機械の国
蒸気を原動力とした工業技術が発展した国。
貧富の差が明確であり、富裕層の住む商業区と貧困層の住む工業区に分かれている。


  • 廃棄場

霞の町の近辺にある、廃棄された機械が捨てられる土地。
電灯などもない辺鄙な土地だが、廃機械の解体を生業とする者達が活き活きと生活し、
自警団の「擦苦羅風」を中心に和気藹々と生活している。


地下に拡がる広大な古代の遺跡への入り口が存在しており、内部にはコインを動力源とする古代機械が散乱している。
遺跡自体が超巨大な空を飛ぶための装置の動力源ではないかと推測されている。



□和の国
天子と呼ばれる人物が頂点に立ち、幾つかの領地に分かれた和風な国。
当主の才覚によって、領地の風土や発展度合いは異なる。


角や獣耳など、動物の国などの他国の血が発現した人間が、妖怪と恐れられ排他されてきた歴史を持つ。
また暗い情念から人でなくなった、幽鬼と呼ばれる存在がいる。



□空の国
メフテルハーネの遥か上空、雲より高くに存在する浮島の国。
大天使が治める九大都市を中心に成り立っている。


住人は翼と、頭上に浮かぶ輪を持っている。
地域にもよるが、翼は神の加護と考えられており、翼が大きい程敬われる傾向にある。
その為、聖都など信仰心の大きい地域では、地上の民は罪深い存在と見做されている。



□西部の国
保安官が治安を維持し、銃が武器の主流となっている国。
犯罪者やモンスターには賞金が掛けられているが、自身の賞金額を上げることを目的に犯罪を犯す者もいる。



□エレキの国
モンスターの脅威から身を守る為、周囲に壁を張り巡らせ外界から遮断した国。
エレメントと呼ばれるオーパーツ染みた結晶が産出し、
エレメントを調整し組み込んだエレキと呼ばれる機械が生活に溶け込んでいる。
競技用のエレキを操作し戦い合う、エレキ・ファイトという競技が親しまれている。


一方で、先天的にエレメント依存症と呼ばれる病に罹患し、エレキから離れると命の危機に陥る者も少なくない。



□魔法の国
魔法が発達した魔法使い達の住まう土地。魔術協会が治安を維持している。
家ごとの秘伝として技術を秘匿する古い伝統があるが、
様々な魔術を指導するアカデミーや、科学の国の影響を受けた発表会も行われている。



□恐竜の国
恐竜と呼ばれる強大なモンスターが生息する国。
恐竜の脅威により文明は発達しておらず、幾つかの部族に分かれ原始的な生活を行っている。



□砂漠の国
一面の砂漠に囲まれた国。水が希少なためオアシスに賞金がかけられている。
王政であり、王子達による権力争いが行われている。


太陽と月の神の夫婦が世界を黄昏に照らしていたが、
月の神が黄泉へと隠れ、遺された太陽の神の涙により一度滅び、
太陽の神と友達となった魚が、自らを犠牲に黄泉から月の神を呼び起こし昼と夜が誕生したという神話が伝わっている。
遺された魚の鱗は星となり、骨は大地に散らばったとされている為、
鱗や骨のようなあざを持って生まれた者は神に選ばれた者と信じられている。



□死者の国
死者を敬う宗教的な国。
住人は輝石と呼ばれる石を持ち歩き、所持者が亡くなると輝石祭の夜に、
親族が砕き、魂を常闇に送り出す風習がある。


信仰心を示す為に羽を象った装飾品を背中に付ける宗教が存在する。



□少数民族の国
少数民族の部落が多数存在する地域。
生まれ持った星に運命を定められていると考えられており、「星読み」という予言が絶対のものと信じられている。
ただし、「星読み」は結果しか分からず、民族ごとに解釈が異なる場合もある。
魔力を持つ者も存在し魔法は「気」として知られている。



□動物の国
角や翼など、動物的な特徴を持つ住人達か住む国。
犬族や狼族、鳥族など種族ごとに分かれ、またそれらの中でも幾つかの都市や集落に分かれていたりもする。



□常夏の国
海に面した国であり、領海には無数の島が点在する。
漁や交易で成り立っており、海軍が治安を維持している。また海賊も存在する。



□植物の国
緑精と呼ばれる森の力を宿したモンスターとも異なる存在が生息する国。
緑精が原初の森や庭園など森の力を宿した異世界を循環することで自然が維持されている。
緑精の声を聞くことができる祭司を中心に自然と共生する人々や、緑精を見ることもできず人間好みに植物を弄る人々で二分されている。
生まれつき緑精の力を宿した人間は、人々に馴染めず森に惹かれる傾向がある。


  • 原初の森

植物の国の裏側に存在する異世界。祭司達の力の源となっている。
空間を裂くほどの力を持つ人間が森と繋がることを望み一つとなって以来、森の力が人間に流れるようになってしまい、
力が尽きそうになる度に、森に惹かれた「苗床」に種を与え森の一部として取り込むことで維持されている。


  • 庭園

神樹が存在する、幻想のように美しいとされる庭園。
管理者や門番として永遠を与えられた元人間によって維持されている。
管理者達は時間から切り離され老いることはないが、力を失い果てる際には永遠に芽吹くことのない種となり漂うことになる。
神樹の記憶を垣間見たブレイデンによると神樹も元は人間だったらしい。



□科学の国
科学技術が発達した国であり、研究に力を入れている。
モンスターも大半が癒されており、ルミノルなど生活に溶け込んでいるものもいるが、
あくまで人間本位であり、危険と見做されたものは国外に追放されている。



□お菓子の国
大地や森など、あらゆるものがお菓子でできている国。
遠い昔に飢餓を憂いた神様が大地に溶け込んだことでできたと伝えられている。
採取できるお菓子ごとに幾つかのワールドに分かれており、それぞれの王族が統治している。
天然のお菓子は、そのままでは食べることは出来ず調理をする必要がある。
またお菓子を採り過ぎると、お菓子が攻撃的になり食すことのできない不毛の地となる。
お菓子の国の住人は体質的に、お菓子がちょうどいい栄養バランスとのこと。



□雪の国
一面、雪が降り積もる極寒の地。
未開の地が多く、辺境調査隊が5番隊まで組まれ調査を行っている。



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  • 作成乙。植物と和とエレキと死者が特に好き・・・w -- 名無しさん (2017-08-10 19:03:47)
  • てっきりトルコ軍楽隊の項目かと思ったw -- 名無しさん (2017-08-10 19:11:35)

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