ホーリーランド

ページ名:ホーリーランド

登録日:2019/12/24 (火) 20:29:29
更新日:2024/05/16 Thu 10:38:57NEW!
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ヤングアニマル 森恒二 ホーリーランド 石垣佑磨 格闘技 漫画 白泉社 テレビ東京 ドラマ 実写化 05年春ドラマ 森節



子供世界と大人世界の間


そこにホーリーランドは存在する


甘やかな法と暴力のリアルが支配する隔絶された世界


その世界に―彼はいた


神代ユウ 彼は確かにそこにいた



ホーリーランドは、2000年から2008年まで連載されていた格闘技漫画。作者は森恒二。「いじめられっ子の少年が格闘技を覚え、不良のストリートファイトの世界で暴れまわる」という内容であり、一時期実際にストリートファイトの世界にいたという作者独自の格闘技論(いわゆる「森節」)が展開されているのが特徴。この「森節」に関しては、連載時は「この漫画で描かれている実戦での駆け引きや 技術などは本当か?」という議論がネット上で繰り広げられていた。


石垣佑磨主演でドラマ化もされた。


  • 神代ユウ

主人公。
中学生の頃「ユウコ」「サイフ」と呼ばれ凄まじいイジメを受けており、自殺を考えるが失敗。
やがてフラストレーションに突き動かされるようにボクシングのワンツーを覚え、
自分に絡むヤンキーを倒していくうちに「ヤンキー狩りボクサー」として恐れられていく。


最初はぶっちゃけパンチ力が強いだけのド素人だったが
その後、格闘技経験者からのアドバイスを受け、戦いの中で経験を積み、
なんでもありの喧嘩では相当の強さを見せる路上のバーサーカーへと変貌する。


とはいえ「格闘技のスキル」として見ると実は大したことがなく、独学ゆえの雑さがある。
格闘技をちゃんとやっている長田や山崎先輩には技術では完全に負け、反則で勝っていた。
(なお喧嘩経験もあるマサキやヨシトにはそれも通じなかった。)


しかしその後、ヨシトとの戦いを経て雑さを克服しており、終盤~ラストでは「格闘技」への関心も持ったことが暗示されている。



  • 伊沢マサキ

ボクシングのインターハイ出場経験があり、その前は空手も体得していることから、「路上のカリスマ」と呼ばれていた。
ストリートファイトでも格闘技でも強く、劇中最強キャラの一人である。


実は、彼自身もインターハイ出場が原因でボクシングの先輩らから(ユウほどあからさまではないが)陰湿なイジメを受けた過去がある。
その後、イジメを行った先輩らや他校のヤンキーを殴ってボクシング部をクビになり、ある時まで喧嘩から抜け出せない生活を送っていた。


  • 金田シンイチ

ユウの最初にできた友達。誰とでも仲良く慣れるいいやつだが、
中盤ユウを狙う連中に凄惨なリンチを受けたこともある(ちなみに作者曰く当初はそれで死んでしまう予定だったそうだが、編集に止められたらしい)。


  • 伊沢マイ

マサキの妹でヒロイン。
グラビアアイドル級の美少女。作中では暴力の世界にいるユウに複雑な思いを抱く。


  • 緑川ショウゴ

白泉会という空手道場出身で、代沢高校所属。
身長は低いが空手の技や知識に確かなものがあり、マサキ同様行き詰まったユウにアドバイスをしていた。
また、シンと同様ユウの友達となっていたが、しかし後半、急激に強くなるユウへの嫉妬から、彼もまた悪の道に引きずられていくことになる。


  • 土屋

ショウゴと同じ代沢高校所属。
屈強なレスリング使いだが、「レスリングという格闘技はそもそも路上の喧嘩に向いていない」という作者の持論通り、
ショウゴとユウに連敗を喫するなど序盤は完全な噛ませ犬キャラとして扱われていた。
しかし、後半にてレスリングの技を最大限活かせる芝生や砂地での戦いに持ち込むことができ、その真の実力を発揮する。


実家はパン屋。


  • 八木

外道その1。
劇中で最初にユウに殴られた人。


  • カトー

外道その2。
巨漢で格闘技をやっていないのに喧嘩が強い。
肘で顔面を切り裂かれちゃった。


  • 吉井

世田谷商業の番長だが、やり口は姑息。
劇中でもチート級といえる格闘家をけしかけたり、マサキとの戦いで猪方兄弟に殴らせて有利にしたり。喧嘩でもナイフを使うなどしている。


  • 岩戸

柔道使い。チート的存在その1。
路上で柔道はマジでヤバい。


  • タカ

剣道使い。チート的存在その2。
後ろ回し蹴りを食らった。


  • 長田

ショウゴの先輩。空手の実力はともかく人としちゃ小物。
路上じゃ客人効果は通用しなかった。


  • 中村

ショウゴや長田と同門。とはいえあんまり強くない。
卑怯なやり方とはいえ八木にワンパンでのされるくらい。


  • 山崎

ボクサー。ボクシングのテクニック自体は本編のマサキより実は上回っている。
ユウに反則されて蹴られた。


  • 小原ヨシト

元喧嘩屋でプロデビュー間近のキックボクサー。
たった1エピソードの登場だが、実力はキングやマサキ同様の最強クラスで、ユウにも強い影響を与える。


ドラッグキングの手下の総合格闘家。
タックルに膝を合わせられるとは……。


ドラッグキングの手下の総合格闘家。
路上こそ自分の聖地だと思っていたが、マサキに「違う」と窘められた。


  • ドラッグキング

本作における終盤の悪役で、ラスボス的存在。ショウゴをドラッグ漬けにした。
実は拳法使いであり、戦闘能力においてもマサキや終盤のユウにも匹敵していた。




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  • なんかコテハンがこの漫画の描写に対する意見対立で決闘宣言してトレーニング報告してたとかなんとかあった気がする -- 名無しさん (2019-12-24 21:19:32)
  • ヤンキー漫画では珍しく強さの理由が説明されているせいか格闘漫画に近い印象を受ける -- 名無しさん (2019-12-25 07:03:01)
  • 作者の見た目で作中の解説の説得力がある -- 名無しさん (2019-12-25 07:56:53)
  • 胴締め柔道家だかなんだかの人か。 -- 名無しさん (2019-12-25 10:32:11)
  • ホーリーランドはリアル!って言ってたのはエッグマンの方だがな。まあ、童貞がこのオナホ本物みたいな感触とか言ってるのと同じと揶揄されてたが。 -- 名無しさん (2019-12-26 16:57:58)
  • シンちゃん死ぬ予定だったのは知らんかった -- 名無しさん (2019-12-26 17:20:53)
  • 話が進むごとに土屋が可愛くなっていくのは笑った -- 名無しさん (2019-12-26 21:58:54)
  • ↑3 例え方がきしょすぎる 知性無ぇなぁ -- 名無しさん (2021-02-10 16:08:22)
  • 森先生あの見た目で中身がユウなの面白すぎでしょ -- 名無しさん (2021-07-02 12:20:14)
  • 作者の森先生はガチの格闘家で空手の高段者かつ総合格闘家でもある。なおかつ学生時代は荒れてて喧嘩三昧だったという。その一方で実はアニオタで美少女フィギュア集めが趣味のオタクということをベルセルクの作者である故三浦健太郎にばらされたりも。三浦とは学生時代からの親友で三浦が漫画家デビューしたのは森先生の助言のおかげという。 -- 名無しさん (2022-05-21 02:11:25)
  • 二人の仲のおかげでベルセルクが読める -- 名無しさん (2023-05-28 01:50:25)
  • マジヤバイ発言してた頃のマサキってけっこう砕けてたよな -- 名無しさん (2023-11-23 23:01:23)
  • 「この漫画で描かれている実戦での駆け引きや 技術などは本当か?」→「誰が何をどうやって来たかで『格闘的な事実』は違う、だから作者とは違った経歴の実践者が別の見解を持ってても当然」(最終巻のあとがき) これについて言及する人が少ないのは何だろう -- 名無しさん (2024-03-30 17:16:02)

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