登録日:2016/04/01 Fri 09:44:38
更新日:2024/01/22 Mon 13:38:37NEW!
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特撮 スーパー戦隊シリーズ 轟轟戦隊ボウケンジャー 戦隊ロボ 戦隊メカ 戦艦 ローラー 四号ロボ 宇宙戦艦 ゴーゴービークル ダイボイジャー ゴーゴーボイジャー 超絶巨艦 バーニングレジェンドダイボイジャー 強いも弱いもプレシャス次第
発進シフト・オン!
「ボイジャー、アンドック!」
Go!Go!
ダイボイジャーとは、スーパー戦隊シリーズ第30作『轟轟戦隊ボウケンジャー』に登場する巨大ロボ。
当作品における4号ロボにして最終ロボにあたる。
本項目は、Vシネマ限定の強化形態に関しても記載する。
【ゴーゴーボイジャー】
全高:29.2m
全幅:28.0m
全長:83.7m
重量:8500t
最高速度:800km/h
出力:4000万馬力
初登場はTask.33「レムリアの太陽」。
レムリア文明の『プレシャス』たる『レムリアの太陽』を得て、古の記憶を思い出したボウケンイエロー/間宮菜月。
それから発する強大な力を得た創造王リュウオーンの駆る邪機竜グランドにアルティメットダイボウケンを破壊され海に投げ出された[[ボウケンレッド/明石暁>ボウケンレッド/明石暁]]、[[ボウケンブルー/最上蒼太>ボウケンブルー/最上蒼太]]、[[ボウケンピンク/西堀さくら>ボウケンピンク/西堀さくら]]を救う形で浮上。
三人を回収した後、グランドから出撃し瞬く間に空を覆い尽くす大邪竜ゾラド部隊を葬り去った。
ゴーゴーボイジャーはサージェス財団秘蔵の『超絶巨艦』で、ボウケンジャーが操縦するゴーゴービークルNo.1~No.5とは別の開発グループが開発にあたっていたが、その強大な戦闘力はネガティブシンジゲートはおろか、回収すべき『プレシャス』をも破壊する危険性を抱えていたため凍結、欠番扱いされていた。
明石らの窮地のために急遽発進した際、本来搭載予定だったパラレルエンジンではなく、ネオパラレルエンジンを搭載。調整不十分のまま出撃したが、牧野森男の尽力もあって出力は安定し、[[ボウケンブラック/伊能真墨>ボウケンブラック/伊能真墨]]の決死の説得でかつての自身を取り戻した菜月を乗せて以降はボウケンジャーの新たな戦力として加わる。
普段はサージェスミュージアムの地下ドック『ボウケンパーキング』で停泊、修復されたダイボウケンと併用する形で巨大戦に使用される。
22輪のタイヤで海上だけでなく陸上も走行、4基の主砲「ボイジャーキャノン」をはじめとした火力で上空の敵を焼き払い、先端のロードローラー「ブラストローラー」で並み居る障害物を粉砕しながら突き進んでいく。
巨大な戦艦がタイヤを走らせて迫る様はクエスター・ガイやリュウオーンでなくても圧倒されることだろう。
アクセルラーのナンバーに対応していないため、発進する際には「ボイジャー、アンドック!」と直接コールする必要がある。
基本的には明石ら5人が操縦するが、Task.37「憧れの芸能界」では[[ボウケンシルバー/高丘映士>ボウケンシルバー/高丘映士]]が「一度乗ってみたかったんだよなぁ!」とノリノリで乗り回して邪悪竜デンベエを攻撃。
ダイボウケンを甲板に乗せボイジャーダイボウケンとなり、ライディングアドベンチャードライブを放った。
映士は後にTask.42「クエスターの時代」でも諸事情でこれを操縦する。
Last Taskでガジャとの決着がついた後、明石によって単独で宇宙航行できるように改造される。
ゴードムやハイド・ジーンのような宇宙からのプレシャスを探索し調査するため、密かに乗り込んでいたさくらと共に旅立った。何このチーフと姉さんの愛の城?
「超絶轟轟合体!!」
「コマンダー!」
「キャリアー!」
「ファイター!」
「アタッカー!」
「ローダー!」
「ボイジャーフォーメション!!」
「ダイボイジャー、合体完了!ファーストギア・イン!!」
【ダイボイジャー】
全高:65.5m
全幅:62.0m
胸厚:22.5m
重量:8500t
最高速度:750km/h
出力:4000万馬力
初合体はTask.34「遙かなる記憶」。
ゴーゴーボイジャーがゴーゴーコマンダー、ゴーゴーキャリアー、ゴーゴーファイター、ゴーゴーアタッカー、ゴーゴーローダーの5台のゴーゴービークルに分離し、ロボ形態に超絶轟轟合体した姿。
アルティメットダイボウケンを上回る巨体と陸上移動速度を誇り、装甲強度も他のサージェスロボをはるかに上回る。
胸部と腹部の「ボイジャーキャノン」や両脚部に施された18門の連装砲で巨大ネガティブを迎え撃つ。
5基のネオパラレルエンジンを全開させ、胸部のタイヤと両拳のローラーを高速回転し、『ハイパーチャージ』した状態で両拳から繰り出す連続パンチ『アドベンチャーダブルスクリュー』が必殺技。
その巨体故に小回りが利かない点や、強力なプレシャスが敵の手に回ると苦戦するのが欠点。
Task.36「鬼の金棒」ではプレシャス『山砕きの金棒』を得たクエスターロボ・進に圧倒されたり、Task.41「メルクリウスの器」ではクエスターが他ネガティブを利用して生み出したホムンクルスに戦闘不能に陥ることもあった。
他のゴーゴービークルとも換装が可能で、Task.43「危険な贈物」ではゴーレムを停止させるための策としてゴーゴードリルとゴーゴーショベルを轟轟武装。
ダイボイジャードリル&ショベルとなり、『ドリルアタック』でコントロールプレート・シェムに刻まれた「emeth=真理」の頭文字を削られ「meth=死」となったゴーレムを倒した。
Last Taskでは大剣人ズバーンとの合体技も披露。
聖剣モードに変形したズバーンを右拳で殴りつけ、ドリルのように高速回転しデスぺラートを倒した。
【バーニングレジェンドダイボイジャー】
全高:71.0m
全幅:78.5m
胸厚:27.0m
重量:9200t
最高速度:800km/h
出力:6000万馬力
Vシネマ『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』に登場した限定形態。
三賢者の杖を得て巨大化した時の魔神クロノスの猛攻により、アドベンチャーダブルスクリューをも破られて窮地に陥ったダイボイジャーが、
ドリーム戦隊による歴代スーパー戦隊が受け継いできた『希望』・『愛』・『勇気』・『正義』・『情熱』・『友情』の『スーパー戦隊魂』を受けた[[アカレッド>アカレッド]]のパワーを受け変化した姿。
ダイボイジャーに『スーパー戦隊魂』が実体化した合体パーツが装備されており、胸に施された『V』を形作った炎のマークをはじめ、ローラー部も燃える巨大な拳に変化、背部にも炎の翼が生えている。
三賢者の杖の魔力を跳ね除ける防御力を持っており、炎の鉄拳「ダブルファイヤーパンチ」で攻撃、炎の翼を巨大化させ飛翔し、30大戦隊の魂を胸部のV字パネルに結集させて放つ「サーティースーパーセンタイソウル」でクロノスを撃破した。
合体パーツのデザインは本編でも怪人デザインを担当した篠原保氏。
DVDの映像特典「デザインギャラリー」にて、
『ダイボイジャーがかなり渋めなので、対照的に大袈裟で派手な装飾パーツのようなものを付ければ、変化が分かりやすいだろうという考えです。中心になるのは、やはり戦隊といえば「V」マークだろうと(笑)。漫画的に寄せる感じなので、掌も思い切り巨大なパンチにしてみました。』
とコメントしている。
当初は『魔法戦隊マジレンジャー』に登場するマジレジェンドとの魔法合体を想定してデザインされていたと当時のインタビューで語られている。名前に「レジェンド」と付くのはその名残である。
【玩具】
バンダイからDX玩具「超絶轟轟合体 DXダイボイジャー」が発売。
年末商戦向けのロボと言うことで大型&電動ギミックが内蔵されている。
ゴーゴーキャリアーに電源と単二電池ボックスが施されており、これが電動ギミックの要となる。その分、劇中と異なり寸動体型かつ両足が繋がっているという難点が生じている。
ゴーゴーボイジャー形態は劇中同様に走行が可能。走行と共に後輪も回転、これが艦橋部分(ゴーゴーコマンダー)のアンテナの回転と連動する。
「DX轟轟合体シリーズ」のロボを乗せて走らせたり、ゴーゴーキャリアーのみでの走行および転がし走行も可能だが、あらかじめ電池は入れた方がより楽しめるかもしれない。
電動ギミックはロボ形態でも作動。胸部のタイヤの回転と共に両拳のローラーが回転、必殺のアドベンチャーダブルスクリューを再現している。
ダイボウケンやサイレンビルダーと同様に轟轟武装も可能だが、劇中に比べるとバランスがやや厳しかったり……。
無論、ミニプラも発売。
こちらはロボ形態のバランスおよび可動範囲には問題はないがゴーゴーボイジャー形態で他ロボを乗せるにはサイズが厳しすぎるのが難点。
ゴーゴーボイジャー形態で飾る分にはDX玩具より場所取りはしないであろう。
【余談】
2006年11月12日放送のスーパーヒーロータイムEDでは、『仮面ライダーカブト』のやさぐるま兄貴こと矢車想と神代剣のネガティブ&ポジティブコンビがダイボイジャーを紹介。
剣「俺はポジティブシンキングにおいても頂点に立った~!」
矢車「どうせ俺はネガティブだ……だが、ボウケンジャーに強い味方が加わった。ダイボイジャー……どんなネガティブも一撃だ。超絶、いいよなぁ……!」
剣「ダイボイジャーの~!!」
アタック!!
このエンディングが放送された日、ボウケンジャーは先述のデンベエ登場回であり、さくら姉さんの芸能界初体験回でもあった。
一方のカブトは風間大介とウカワーム/間宮麗奈の悲恋回であり、矢車が麗奈に惚れて超絶に吹っ飛ばされた回でもある。
大介と麗奈の悲しき結末の余韻はこの二人のサムズアップ&笑顔で吹き飛んでしまったことであろう。
それにしてもやさぐるま兄貴、超絶いい笑顔であった。
30周年記念として発売された『スーパー戦隊シリーズ30作記念 超合体魂~スーパー戦隊シリーズ ロボットソングコレクション~』では、
発売時期の問題か「NEVER ENDING VOYAGE」のみ、未収録となってしまっている*1。
テーマソング:「NEVER ENDING VOYAGE」(歌:水木一郎)
ボウケンジャー!追記・修正の始まりだ!!
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▷ コメント欄
- 最後は改造されて宇宙に行ったことは書かないの? あとダイボウケンが登場した際の名前はボイジャーダイボウケン。 -- 名無しさん (2016-04-01 12:36:08)
- ロードローラーだッ!…回転するローラーで相手を殴り付けて爆砕するのがバイオレンスでいい感じ。 -- 名無しさん (2016-04-01 13:54:32)
- ↑グランドが召喚した無数の砲台を難なくペシャンコにしたついでに、リュウオーンも轢いて吹き飛ばしてたwww -- 名無しさん (2016-04-01 16:30:53)
- 初登場時、レーダーを回転させながら対空砲火で戦う光景には興奮した! -- 名無しさん (2016-04-01 18:38:04)
- どんなネガティブも一撃だ!やさぐるま兄貴も笑顔になるよ! -- 名無しさん (2016-04-01 18:51:25)
- ↑追記しましたぜ! あの頃はライダー35周年&戦隊30作記念ということで結構コントにも力入れて互いが盛り上げようぜって空気が強かった気がするw -- 名無しさん (2016-04-01 21:43:35)
- ネーミングがダイコウカイとかにならなくてよかった -- 名無しさん (2016-04-01 23:17:32)
- ダイレンジャー全員「むっ?」 メガボイジャー「むおっ?」 -- 名無しさん (2016-04-02 01:19:50)
- 実写版バイク戦艦だよな せっかく別プロジェクト製ならナンバリングは別にしてほしかった気もする -- 名無しさん (2016-04-02 02:51:50)
- 34話「遼かなる記憶」じゃなかった? -- 名無しさん (2016-04-02 13:40:12)
- ↑調べてみたらそうだった…修正してくれた方、thxです -- 名無しさん (2016-04-02 20:04:18)
- バーニングレジェンドダイボイジャーはゴーカイ風に言うと「アカレッドの大いなる力」なのかなあ -- 名無しさん (2016-04-02 22:36:30)
- ↑もしくはハリケンジャー、アバレンジャー、デカレンジャー、マジレンジャー、ボウケンジャーの大いなる力のミックスかも -- 名無しさん (2016-04-08 20:17:12)
- ビークルに分離出来るけど、戦艦から直接ロボに変形する印象がある。 -- 名無しさん (2016-04-11 22:54:46)
- ↑3 どちらかというとこれまでの歴代全てのスーパー戦隊から引き継がれてきた歴史と魂の大いなる力の発現のボウケンジャーverじゃない? -- 名無しさん (2016-04-11 23:19:04)
- マジレジェンドとダイボイジャーの合体…どうなるか予想がつかん -- 名無しさん (2016-11-19 15:25:22)
- 出力過多で、稼働時間の限界を過ぎると大爆発するとか? -- 名無しさん (2016-11-19 15:42:35)
- 前年のマジレジェンドがアレすぎて霞んでいるけど、ダイボイジャーも意外と苦戦している描写あるよね -- 名無しさん (2022-08-12 15:58:26)
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