登録日:2013/09/12 Thu 23:59:04
更新日:2023/12/06 Wed 14:39:43NEW!
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星のカービィ 星のカービィwii 中ボス カッター モヒカン 鎧 スーパーカービィハンターズ ロボボプラネット みんなで!カービィハンターズz 星のカービィキャラクター項目 悪役 チーム・マップタツ チーム・トリプルエレメンツ サーキブルの親玉 ヒャッハーではない ドタバタ走り→超スピード!? ザンキブル ロードキブル フロストザンキブル チーム・カチコチーズ
ザンキブルとは『星のカービィシリーズ』に登場する中ボスの1体である。初登場は『星のカービィWii』。
海外名は『kibble Blade』。
★概要
一言で表すなら「でっかいサーキブル」。
兜のデザインが西洋風っぽくなっていかにも親玉らしい風格が漂うが、手足が生えていなかったらぶっちゃけ兜だけの生首に見えなくも無い。
また、ボディカラーが銀色になった事で頭部の黄色いカッターがより強調された格好に。
どこのモヒカンかと。
お察しの通り、カッターをブーメランの様に投げて戦う。コピー能力も当然カッター。
しかしカッターはザンキブルと同じぐらいのサイズを誇り、かつ投げ方にも複数のバリエーションが存在する。
ただのでっかいサーキブルと甘く見ていると痛い目に遭う。『Wii』では大体がんばり吸い込みで対処できたのは内緒。ちなみにカッターからもカッター能力をコピーできた。
また、本作の中ボスの例に漏れず画面端まで突進する攻撃も有しているため、一方的に攻撃ばかりは出来ない。
ちなみに投げたカッターは失っても自動で新しく作られる。どういう仕組みなんだろうか。
ちなみにギガントエッジの例から間違えがちだが、カッター能力の中ボスは『星のカービィ2』のワイユーが初出である。
まあ一作限りの出番だったけどね!
ワイユーについての余談だが、もしワイユーが再登場することがあればポピーブロスSr.のクラッシュ→ボムのようにコピー能力がカッターからニンジャに変更されるかもしれない。
エクストラモードでは銀色から黒いカラーリングに変化した「ザンキブルEX」が登場。
更にカッター投げのバリエーションが増加し、テクニシャンに。
★攻撃パターン
カッターを使った全ての攻撃に言える事だが、地形に当たって砕けると星が出る。
- カッターブーメラン
基本となる攻撃。
サーキブルのそれと同じように、前方へ投げてからキャッチするまでが一つの行動。
途中でカッターが消えると次の行動に移る。
- チャージカッター
両手を上げてプルプル震えたらコレの合図。
前方への射程はカッターブーメランと同じだが、カッターが弧を描くようにしてザンキブルの背中側へ水平に飛んでいく。
キャッチしないので消滅しようが次の行動にさっさと移る。
後半はカービィに背を向けて投げるパターンも追加されるが、こちらはザンキブルの頭上をかすめて落下するような軌道を描く。
ホーミングでは無いものの普通に突っ立っていると当たる。
- ジャンプカッター
その場でジャンプし、滞空しながらカッターを斜めに打ち下ろす。
カッター攻撃では最も射程が短く、ホーミングもしない。ぶっちゃけ何がしたいんだ?
かぶとわりで急降下という発想は無かったらしい
EX版は画面中央にジャンプ移動してから投げる。だから離れていても安心はできない。
- ヘッドタックル
普段から使用するが、体力低下後の確定行動でもある。
頭のカッターを突き出すようにして突進する。
他の中ボスと違うのは、コイツに限ってやたらと足をバタつかせながら走ること。
しかも大したスピードが出ていないのも相まって、何とも滑稽に見える。
流石に見た目も性能もカッコ悪いからか、EX版は後述の上位技に置き換えられる。
- ハイスピードヘッドタックル
EX限定。
エクストラモードの中ボスでは特に初見殺しとなり得る攻撃。
バックジャンプ後にヘッドタックルの構えに入って力を溜め終えると、風を切るような音と共に急加速、凄まじいスピードで突進してくる。
どれぐらい早いかと言うと、走り出したのを見てからジャンプするとギリギリ掠るか掠らないかの域。
溜め時間が長く読みやすい分、初見ではあまりの速度に面食らうこと間違いなし。
??「ホイールより ずっと はやーい!!」
体力が減るとバックジャンプを入れずに2回目を繰り出すことがある。
- クロスブーメラン撃ち
EX限定。チャージカッターの代わりに使う。
後→前にチャージカッターを2連発し、2枚のカッターが平べったい×の軌道を描くように飛ぶ。
普通に攻撃範囲が広く、只のチャージカッターと思って近づくと2発目が直撃しかねない。
カッターは地面に落下して星を出す。
- ビッグカッターブーメラン
EX限定。体力低下後の確定行動。
構えはカッターブーメランと同じだが、カッターを巨大化させてからぶん投げるのが最大の特徴。そのせいか、『Wii』ではこれだけ吸い込めない。
カッターの速度は遅く、軌道はチャージカッターとほぼ同じ。投げる前に背後へ回り込めば巻き込まれる心配は無い。
・・・が、この攻撃からハイスピードヘッドタックルに繋げたときは注意。
何が問題なのかと言うと、画面上に巨大カッターが残っているせいで逃げ場を狭められてしまうのである。
具体的にはこういう墓穴を掘りやすい。
三C |端 三三三(ザ)(桃)|端 (ザ・・・ザンキブルEX、C・・・巨大カッター、桃・・・カービィ)
ザンキブルEXが動き出す前に巨大カッターの反対側へ逃げるか、無敵状態になる技があれば良いが、コピー能力を持たないで逃げ遅れたらガードするしか無い。
尤も、巨大カッターの前方に対する射程はそこまで長くない。カッターが大きすぎて範囲が広いので錯覚するだけ。
下手に回り込まないほうがずっと安全である。
★『Wii』での出番
- 3-2
桟橋の上で初登場。
これといって特筆する点は無い。
ちなみに倒して少し進んだ所に、どうぞ試し切りしてくださいと言わんばかりにヒモつきステップがぶら下がっている。
能力が要らなくても初見は捨てないように。
裏ルートにのみ登場。ギガントエッジとタッグを組んでいる。
肉弾戦のギガントエッジ、飛び道具のザンキブルと見事に性質が相反するもの同士である。
ついでに鎧キャラという点でも。
2体同時に相手取るような正攻法は骨が折れる。攻撃の激しいエクストラモードでは特に・・・
スパークを持ち越しているなら、はどうだん連発で一気にカタをつけたい所。
- 6-4
下水道に出現。
終盤も終盤なのに、ここではとっても悲惨な仕打ちを受ける。
足場がすりぬけ床になっており(ただし水が右に流れている)、カービィが退避スペースとして活用したり
一方的に攻撃できる事から、他ステージの個体よりも格段に楽勝できるのだ。
お前は今までスピアでケツ掘った回数を覚えているのか?
反面、このスペースを使わないと天井が低く、攻撃を避けづらい。
・・・と言いたい所だが、ザンキブルも上向きに投げたカッターが天井で砕けてしまうため、実のところ地形の弊害をモロに受けているのはコイツ自身だったりする。
特にザンキブルEXはクロスブーメラン撃ち、ビッグカッターブーメランがたびたび不発に終わるなど、何をするにも中途半端。
もう少し戦う場所選べよと言いたい。
- 7-3
終盤の中ボス軍団エリアに登場。
上下の足場に2体配置されており、カッター投げとヘッドタックルを繰り返す。
・・・しかし、今回はウルトラソード無双で軽く蹴散らされる運命に。彼が何をした。
特にハシゴを登りきってすぐに発動した場合、一度にまとめて葬られる事も。
6-4といい、終盤はまるで良いとこ無しである。
後に『星のカービィ 20周年スペシャルコレクション』のモード「もっとチャレンジステージ」にも登場。
スマブラデスマッチとそのEX版両方に出現する。
前者はゴール手前で『Wii』5-5同様に、ギガントエッジとのタッグで出現する。
やっぱり鎧同士、気が合うのだろう。
後者はドゥビアとのタッグで登場。こちらも一応金属っぽいという繋がりはある。
ちなみに本作以降は投げたカッターを吸い込めなくなった。
『ロボボプラネット』では他の中ボス同様機械化して登場。ヘッドタックル使用時に背中に付けられたブースターを吹かしている。
が、元々のデザインがデザインだけにそこまで機械化してないように見える。
新技として、横往復&奥へ手前へ蛇行しつつ手に持ったカッターで横回転斬りを繰り出してくる。
強化版のRe:ザンキブルは鎧が銅色、カッターが銀色になっている。
『スーパーカービィハンターズ』では氷属性を得た亜種として、フロストザンキブルが登場した。
また、ギガントエッジと「チーム・マップタツ」という何とも言えない名前のチームを組んでいる。
★余談
今でこそサーキブルの親玉というイメージが強いザンキブルだが、
実は彼以前にも『星のカービィ2』でサーキブルの亜種が登場していたことは御存知だろうか?
その名もズバリ
ロードキブル
名前だけ見ると格上っぽいオーラ漂いまくりである。「サー(卿)」に対しての「ロード(君主)」ということか。雑魚キャラのくせに…
ザンキブルがこちらの名前を借りたとしても違和感は無いだろう。
そんな彼だが、『2』以降めっきり音沙汰が無く、ほとんどその作品限りの一発キャラのような立ち位置であった。なんなら英名の綴りは「Lord」ではなく「Load」で積荷でかっこよくない…
しかし『星のカービィWii』発売前の当時、海外版の動画で先行的にザンキブルの姿が確認された時は
大きな変貌を遂げたカブーラーさんの前例から「実はロードキブルなのでは?」と予想する声が少ないながらも見受けられていた。
まあ実際は見事に打ち砕かれた訳で。
一応『トリプルデラックス』のキーホルダーに抜擢はされている。『TDX』にザンキブル出てないけど。
ちなみにロードキブルのデザインは『3』と『64』のサーキブルに流用されている。
ロードキブルの明日はどっちだ。
追記・修正は6-4の床下からケツを攻撃しつつお願いします。
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▷ コメント欄
- ハイスピードヘッドタックルも仕組みがわかると簡単にかわせてしまうまさに初見殺し用の技。 -- 名無しさん (2014-11-16 17:54:51)
- ロボボプラネットで数年振りの復活ね。 -- 名無しさん (2016-03-07 12:22:00)
- ワイユーさんも復活してくれないかな? コピーはニンジャで。 -- 名無しさん (2016-03-07 12:28:08)
- 悔しいですっ! -- 名無しさん (2016-03-08 14:02:25)
- カービィ2だとロードキブルの他にマスターペンギーなんてのもいたりするからなぁ…そっちもザコ敵だけど -- 名無しさん (2016-05-19 14:28:57)
- ↑2 まさかの形で復活しました。 -- 名無しさん (2018-08-16 09:16:33)
- 最新作では氷属性の亜種が登場した。 -- 名無しさん (2019-09-16 21:22:35)
- コイツとギガントエッジ仲良いな -- 名無しさん (2023-09-06 11:44:45)
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