登録日：2017/07/14(日) 10:42:25
更新日：2024/02/08 Thu 13:41:17NEW!
所要時間：約 18 分で読めます
▽タグ一覧
fgo fate サーヴァント バーサーカー ギリシャ神話 トロイア戦争 嶋村侑 女王 アマゾネス 筋肉質 美少女 鉄球 鉤爪 イリアス 真名隠しサーヴァント エルドラドのバーサーカー アガルタの女 ギリシャ英雄絶対殺すウーマン プリキュアのバーサーカー エルバサ 負けヒロイン(物理)
どこの手の者だろうと、これより私が下賜するものは変わらん。
与えられた屈辱は晴らさねばならぬ。
恥辱は雪がねばならぬ！ 必ず、必ず、必ずだ！
死して冥府の神に我らが勇猛さを語り伝えるがいい！
『Fate／Grand Order』に登場するサーヴァント。
クラスはバーサーカー。シナリオでは『伝承地底世界 アガルタ』にて敵のサーヴァントの一人として登場する。
ILLUST：真じろう
CV：嶋村侑
身長：158cm
体重：49kg
出典：？？？
地域：？？？
属性：？？？
【ステータス】
| 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
| A＋ | B＋ | C | A | D | A |
【スキル】
○クラス別スキル
狂化：EX
神性：B
○固有スキル
カリスマ：B
黄金率(美)：A
軍神咆哮：A＋
◆概要
『伝承地底世界 アガルタ』の実装と共にガチャに追加された、☆4のバーサーカー。
ニコニコ生放送の実装直前特番にて初めて実装が明かされたサーヴァントであり、それ以前は情報が伏せられていた。
ストーリーでは、『伝承地底世界 アガルタ』において、『女王』としてアマゾネスたちを率いている少女。
少女ながらも割と筋肉女子が多いfgoの女性キャラの中でもトップクラスの筋肉質な体を有し、敵と相対した時の気迫や体格では勝る部下たちに命令を聞かせるカリスマはまさしく『女王』であり、主人公たちを幾度となく苦しめる。
狂化のランクは『EX』と非常に高いが意思疎通は可能であり、シナリオで主人公たちと初めて遭遇した際にもいきなり襲い掛かったりはせず、素性を質している。
『戦士』としての生き方が身についており、自分の攻撃を凌ぎきった主人公たちを一角の勇者として認め、『種馬』にしようとしたこともある。
彼女がバーサーカーらしい側面を見せるのはとある『敵』と相対した時のみであり、その存在を確認するや文字通り目の色を変え、その『敵』を殺すことに全精力を注ぐ。
戦闘では刺々しい2つの鉄球を意のままに操り、鉤爪の付いた手甲で斬り付け、力任せに蹴りつけるなど、荒々しい戦い方で敵を殺しにかかる。
中でもその鉄球の破壊力は驚異的であり、防御に優れるデオンをして「避けるしかない」と言わしめるほど。
「潰れて死ね！」「肉塊に成り果てるが良い！」など、戦闘時のボイスも殺意に満ち満ちている。
ボスとしては何よりも高い攻撃力が脅威であり、バーサーカーのクラス特性も相まって集中攻撃でもされようものならほとんどの味方サーヴァントが虫の息になる。
自身の攻撃力を上げる『カリスマ』、自身のチャージを進める『黄金率(美)』などのスキル群も厄介な難敵といえよう。
しかし、回復スキルや防御スキルを持っていないのでジャックの宝具等、強力な攻撃を立て続けに与えられれば十分に勝機はある。
とはいえおそらく倒すまでに一度は宝具を喰らうので、安全に受け流すための対策はとっておきたい。
◆ストーリーでの活躍
『伝承地底世界 アガルタ』にて勢力争いを続ける三大勢力の一つ、アマゾネスを率いる女王として登場する。
シナリオでは最初に主人公たちが相対する敵側のサーヴァントである。
率いているアマゾネス達同様、男には奴隷か種馬としての生しか認めておらず、逆らえば問答無用で殺しにかかり、生き残ったとしても人権は認めず奴隷とする考えを持っているため、
ダ・ヴィンチちゃんは一度猛攻を凌いだ主人公達に投げかけたバーサーカーの言葉から交渉は不可能と考え、即座に離脱するべきと主人公に指示している。
その後、とある『敵』をバーサーカーが倒しに向かった隙を衝いてアマゾネスの国から離脱した主人公一行はレジスタンスと合流し、イース、不夜城を攻略するが、
不夜城のアサシンを倒した直後、戦闘に乱入してきた『巨英雄』を倒すべく、バーサーカーがアマゾネスを率いて不夜城を襲撃。
結果、主人公とレジスタンスは『巨英雄』から逃れることには成功するも、
不夜城はアマゾネス達に占拠されてしまい、エルドラドのバーサーカーが地底世界における支配者となってしまう。
しかしそれは、エルドラドのバーサーカーさえ倒せばレジスタンスが解放されるということでもある。
味方に降った不夜城のキャスターの提案で、主人公はレジスタンスと共にアマゾネスの本拠地・エルドラドを強襲する。
だが、そんな彼らを待ち受けていたのは、襲撃を察知して待ち伏せていたエルドラドのバーサーカーであった。
「歓喜せよ。この女王が自ら、貴様らの血を選別する」
「要るか要らぬか。捨てるか捨てぬか」
「さあ、男達よ。強き子の種を持つ者だと示してみせろ」
「我らが飼う価値のある者だと示してみせろ！」
思わぬ待ち伏せ、そしてエルドラドのバーサーカーの咆哮に呼応して一斉に咆哮し、自身の力を大幅に強化したアマゾネス達に主人公たちは撤退を余儀なくされる。
これにより、レジスタンスは半分まで数を減らしてしまった。
しかし主人公たちやレジスタンスは諦めず、宝具の限定解除を果たしたレジスタンスのライダーの宝具を用いて2度目の強襲を敢行。
順調に進む主人公たちだったが、そこに再び『巨英雄』が現れる。
『巨英雄』に苦戦する主人公たちの前に、騒ぎを察知してかエルドラドのバーサーカーも登場。
だが、バーサーカーは不夜城と同じように主人公たちには目もくれず、『巨英雄』に襲い掛かった。
何故『巨英雄』にそれほど執着するのか。
その疑問を晴らす決定的な怨嗟の叫びを、エルドラドのバーサーカーは上げるのだった。
※注意※
この先には『伝承地底世界 アガルタ』の重大なネタバレが含まれています。
「臭うぞ、貴様だ、貴様の臭いだ！」
許さぬ、殺す、私は、そのためにッ……ァアアアアア！
殺す、殺す、絶対に、殺すッ――アキレウスゥゥゥゥ！！！
真名：ペンテシレイア
身長：158cm
体重：49kg
出典：ギリシャ神話、トロイア戦争
地域：ギリシャ
属性：秩序・善
【ステータス】
| 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
| A＋ | B＋ | C | A | D | A |
【スキル】
○クラス別スキル
狂化：EX
理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。
通常時なら意思疎通は可能。
ただしアキレウスと相対すると理性が吹っ飛ぶ。
憎きギリシャ英雄たちに対してもやっぱりある程度は吹っ飛ぶ。
美しいと言われるのもトラウマのため吹っ飛ぶ可能性がある。
神性：B
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。
ギリシャ神話において、ペンテシレイアは姉であるヒッポリュテ同様、軍神アレスの血を引いているとされる。
○保有スキル
カリスマ：B
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。
ヘクトールの死後、彼女は部族の王として、屈強なアマゾネス十二人を率いてトロイア側に馳せ参じた。
黄金率(美)：A
どのように育とうとも、女神の如き完璧な美貌を有する存在へと成長する宿命を指す。
トロイア戦争時の彼女は正に女神と見紛うばかりの美を具えていたという。だからこそ、アキレウスはその兜をはぎとり―――
軍神咆哮：A+
身体に流れる軍神アレスの血を呼び起こす咆哮。
戦士として共に立つ味方は、軍神に率いられたが如く、その叫びに勇猛さを与えられる。
トロイア戦争時、アマゾネスの軍勢の鬨の声は敵を震え上がらせたという。
彼女が憎悪を迸らせる、ギリシャ神話系の（あるいはそこに由来を持ち、似た匂いを彼女が感じる）英雄を前にした時―――この咆哮は、その命が潰えるまで途絶える事は無いだろう。
『ギリシャ神話系男性特攻』とは「アキレウスに似た匂いのする相手は奴本人かもしれないのでブッ殺すべきで特に気合が入る」という事であり、
すなわち「彼女がアキレウスっぽさを感じるかどうか」でその判定が為されている。
「あの男は誰だ。イスカンダル？ふむ、ヘラクレスとアキレウスの子孫を自称している……アキレウスの熱烈なファン……？それは……間違いなく……アキレウスだな！アキレウスゥゥゥ！」
「兜輝くヘクトール。貴様と共闘できていれば、あるいはあの戦争は……それはそれとして、命を懸けてアキレウスと戦ったお前からはアキレウスの移り香を感じてしまうのでアキレウスゥゥゥ！」
【宝具】
◆『我が瞋恚にて果てよ英雄』
ランク：B
種別：対人宝具
遂に…来たかッ！
殺す…殺す、殺す、コロスゥッ！『我が瞋恚にて果てよ英雄』！！
ゥアアアアア！……ッ、アキレウスゥゥゥッ！
アウトレイジ・アマゾーン。
自身に眠るアキレウスへの復讐心と、強さを求める戦士としての精神、軍神アレスの血、それら全てを瞬間的に励起させ、意識的に、理性を無くした獣、まさに狂戦士へと変貌する。
「アキレウスゥゥゥ！」と叫びつつ突進し（たとえ相手がアキレウスでなくても。この時の彼女にとってはそうである）、
ありとあらゆる武器と肉体で攻撃し、最後にはまさに獣のように噛み付いてトドメを刺す。
対アキレウス用究極殺害戦技。
余談ではあるが、18世紀のドイツの劇作家、ハインリヒ・フォン・クライストの戯曲「ペンデズィレーア」はペンテシレイアとアキレウスの伝説を元にしたものである。
その中では、恋に落ちたアキレウスは自ら武器を手にせず、(わざと捕縛されるために)ペンテズィレーアとの一騎打ちに臨み、しかし復讐に狂った彼女に殺される。
アマゾーンの部下が見たのは、猟犬と共にアキレウスの死体の四肢を食い千切っているペンテズィレーアの姿だったという。
なお、真名が不明な間も宝具名を思いっきり叫ぶので、勘のいいマスターはアガルタ突入前に真名に当たりがつけられるかもしれない。
◆『我が鯢波にて駆けよ精兵』
ランク：B 種別：対軍宝具 レンジ：咆哮が届く限り 最大補足：-
かつてトロイアを救うために率いてきた部下のアマゾネス軍団、すなわちクロニエー、ポレムーサ、デーリノエー、エウアンドレー、アンタンドレー、
ブレムーサ、ヒッポトエー、ハルモトエー、アルキビエー、アンティブロテー、デーリマケイア、デルモドーサの十二騎を召還する。
彼女らはそれぞれが高貴な血筋の戦士でありながら、女王に心からの忠誠を誓う一騎当千のエリートアマゾネスである。
彼女らはペンテシレイアの『軍神咆哮』との親和性が飛びぬけて高く、他のアマゾネスと比べて数倍の効果を得ることができる。
また、中継器としての役割も果たす。
この宝具は『トロイア戦争に参戦した彼女』に紐付けられているものであり、『その瞬間の自分の姿』を忌避しているバーサーカーのペンテシレイアは基本的には使用できない。
他クラスで顕現している彼女ならば保有している可能性がある。
もしバーサーカークラスで現界した彼女がこの宝具を使った場合、その瞬間、逆説論理により彼女は『女神じみた美貌を持つ、完成されたペンテシレイア』の姿に変じるが―――
同時に、致命的な自己矛盾を犯した彼女の霊核には避けられぬ崩壊の運命が刻まれるだろう。
◆真名：ペンテシレイア
真名は、ギリシャ神話におけるトロイア戦争で英雄アキレウスと戦い、敗れたというアマゾネスの女王「ペンテシレイア」。
ヘラクレスに帯を奪われたヒッポリュテの妹であり、軍神アレスの血を彼女も受け継いでいるとされる。
トロイア戦争では英雄・ヘクトールの死後、ペンテシレイアはアマゾネスの軍勢を率いてトロイア軍側に付き、アカイア軍と戦った。
ペンテシレイアはその戦いの最中、敵方に属する英雄アキレウスとの一騎打ちを行うこととなる。
激戦の末、ペンテシレイアはアキレウスに敗れるが、自分の兜を剥ぎ取ったアキレウスが漏らした言葉は彼女にとって何よりも耐え難い屈辱であった。
アキレウスはペンテシレイアの顔を見て、思わず「美しい」と呟いたのである。
自分は戦士として戦ったのだ。「女」を見せていたのではない。
ペンテシレイアにとってその言葉は、戦士として戦った自分を侮辱されたに等しいものであった。
激怒を超えた激怒に襲われたペンテシレイアは感情を蒸発させ、もはや、笑うしかなかった。
せめてもの、嫌がらせの様な呪いを発するしかなかった。
アキレウス絶対殺すウーマンとマテリアルで称されるほどのその憎しみは非常に強く、
ギリシャ神話の男性サーヴァントであればアキレウスと誤認して襲い掛かることもあるという。
ゲームでも、スキル『軍神咆哮』で自身にギリシャ神話系男性サーヴァントに対する特攻効果がかかるが、本来味方であったはずのヘクトールまで対象に含まれてしまう。
仇敵であるアキレウスと間違われるだけでなく、立場的には味方だったペンテシレイアに殺意をぶつけられるとかオジサン踏んだり蹴ったりである。
ただし狂化を発症しなければストイックでクールな女戦士として活動する。
彼女の生涯における最大の屈辱となった言葉であるために「美しい」と呼ばれることを忌み嫌っており、
消滅時にも「美しいとは…言わせぬぞ…！」と怨嗟の声を漏らす。
若い頃の姿で現界しているのもこれが理由であり、敵に「美しい」と言われないように、美の化身じみて完成した姿ではなく、若い姿で召喚されたという。小さいのでむしろかわいい。発想がズレているところもポンコツでかわいい。
ちなみに成長した姿の彼女が召喚された場合、クラスはランサー、アーチャー、ライダーのどれかだという。
なお、宝具で鉄球による殴打や鉤爪による攻撃を加えた後、（演出でぼかされてはいるものの）敵に噛み付いているが、
これはペンテシレイアを題材にした戯曲『ペンテシレイア』で、憎しみのあまり殺したアキレウスの死体をペンテシレイアが食べてしまうことに由来すると思われる。
※戯曲ではペンテシレイアに惚れたアキレウスが彼女との決闘に丸腰で現れ、激怒したペンテシレイアに殺されるというギリシャ神話とは違った展開になる
ストーリーで『巨英雄』に執着していたのは、その存在に変容する前の姿である、ギリシャ神話の英雄であるヘラクレスをアキレウスと誤認していたからである。
高い狂化ランク故にアキレウス（と思い込んだ存在）を前にすると彼の英雄への憎しみに心が支配され、その者以外の同行者さえ全てアキレウスと思い込むほどに認識力が低下する。
ストーリーにおける最終決戦では、ライダーに制御された『巨英雄』を眼前にして認識力が低下し、ライダーやデオンさえもアキレウスと思い込んでいた。
主人公を安珍の生まれ変わりと根拠なく思い込み、認識を変えないきよひーと似たようなものだが、
愛するのではなく殺しにかかってくるので厄介さではこちらの方が上だろう。
ただしきよひーと違い、戦闘が終了すれば狂化が解けるため、目の前の相手をきちんと認識する。
ストーリーでも、倒された後に主人公に諭され、『巨英雄』がヘラクレスであることに気付いている。
もっとも、ヘラクレスも彼女の姉であるヒッポリュテの帯を奪い、殺した相手であるため、アキレウスと誤認せずともおそらく殺しにかかっていただろうが。
ギリシャ神話の男の英雄をまとめてアキレウスと誤認する背景には、
「ギリシャ神話の英雄はアマゾネスの大敵ばかり」という彼女の考えも影響しているのかもしれない。
なお、マイルーム会話ではストーリー中と違って主人公たちとは味方の関係にあるためか普段は冷静。
ギリシャ神話の英雄もアキレウスと誤認せずにそれぞれの真名を正しく認識しており、ヘラクレスには憎しみを募らせているが、
ヘクトールには彼と共闘できなかったことへの後悔を滲ませる。宝具の特攻対象なことには目を瞑ってあげてください
ただしヘクトールやアスクレピオス以外のギリシャ英雄に対しては殺意満々。
ヘラクレスやテセウスは妹と姉を辱めたという理由で「殺す」と明言し、アキレウスの存在は「アキレウス」という文字を見ただけで暴れ出すほどに憎んでいる。
主人公に対する態度も高潔な武人としての態度そのもので、数多の英雄と絆を深め、その繋がりをもって脅威に立ち向かうその有り様を「自分にはない強さ」として感心している。
さらに絆を深めていくと自分を女性として見る主人公に「（アキレウスの）そういう態度が自分の最後の戦いを穢した」として一度はやめるように頼んでくるが、
絆レベル5になると「愚か者め」と言いつつも敢えてそれを止めさせようとせず、
主人公が自分の美しさではなく強さに目を向けるようになるまで強さを誇示するべく、永劫、一番近くで自分の戦いを見続けるように申し付けてくる。
あれ？それって受け取り方によってはプロポー(ﾄﾞｼｬ)
霊基再臨は着込んでいくタイプで、当初はモードレッド（第3段階）やブーディカといい勝負の露出度だが、
第三段階になると2振りの剣を腰に帯び、外套も巻く。反面胸元は何故か露出度が上がり、下乳が眩しいものに。
最終再臨ではなんとほぼ全裸のイラストになる。
水浴びをしているというシチュエーションらしいが、台詞的に主人公がその場に同席することを認めている。さすが女王の懐の深さは格が違った。
ちなみに全ての段階でうっすらと6つに割れた見事な腹筋が見られる。筋肉質な美少女、いいと思います。
◆余談
担当声優の嶋村侑氏は本役でFate初出演。
近年の作品では「ガンダム Gのレコンギスタ」や「Go！プリンセスプリキュア」、「ゼルダの伝説シリーズ」などでメイン格のキャラを演じている。
特にプリキュアで主役を務めたことが印象に残っていたためか、ペンテシレイアを「エルドラドのプリキュア」「プリキュアのバーサーカー」と呼ぶファンも。
まあ、基本的にあっちも肉弾戦闘メインだし…。
また、宝具の演出で「アマゾーン！」と叫びながら爪や噛みつき攻撃を繰り出すことから某野生児ライダーを想起する人も多い。
彼女の実装時にそのライダーの新作ドラマが佳境を迎えていたことや、後述する彼女の姉が「ライダー」であることも、このイメージに拍車をかけている。
なお、イラスト担当の真じろう氏は後に件のドラマのスピンオフ漫画の連載を始めており、その縁もあってかカルデアエースVOL.2では変身ベルトを装着して「アマゾネス！！」と叫ぶペンテシレイアのイラストを寄稿している。
さらに、上述のイベントシナリオでの立ち位置から「CEO」と呼ぶファンも多い。
ペンテシレイアの姉であるヒッポリュテも「Fate/strange Fake」にてライダーとして登場している。
「アマゾネスの女王」「ギリシャ神話の英雄に因縁がある」「軍神アレスの血を引く」と（最後に関しては当たり前といえば当たり前だが）共通点も多く、
真名開示のシーンでは「ヒッポリュテ？」という選択肢もある。
ギリシャ神話ではペンテシレイアは非常に美しい女王とされており、
兜をアキレウスが引き剥がし、素顔が晒された際にはアキレウスのみならず、周囲の兵士が呆然とするほど美しかったという。
中でもアキレウスは死んでなお美しいままの彼女を妻に出来ないことを本気で後悔し、その事実を指摘した仲間を怒りのままに殺してしまうほど彼女の美しさに惚れ込んだとか。
ギリシャ兵もその美しさや戦いぶりに敬意を払い、彼女とその部下たちの遺体を敵軍であるトロイア軍が埋葬しようとするのを一切邪魔しなかったとされる。
FGOに参戦したアキレウスに恨みを持つサーヴァントはヘクトールに続き、ペンテシレイアで2人目。
「アキレウス包囲網が完成しつつある」として愉悦…じゃなくて同情するプレイヤーも。
◆ゲームでの性能
いっそ潔いほどに火力に特化した正統派バーサーカー。
Busterカード3枚構成＋Buster属性の宝具と典型的なバーサーカー型の攻撃的なカード構成に加え、
クラススキル「狂化EX」と「神性B」のバフもあり、攻撃力の高さは折り紙付き。
なお、一枚ずつしかないArtsとQuickも性能は良好。
スキルも、味方全体の攻撃力をアップする「カリスマ」、
自身に弱体無効化状態とNP自動増加状態を付与する「黄金率(美)」、
味方全体のBusterカード性能を強化しつつ自身にギリシャ神話系男性サーヴァント特攻効果*1を付与する「軍神咆哮」と、とにかく前のめりな構成。
上記バフ全てが乗った時の火力は凄まじく、そこにマーリンの「英雄作成」でも加わろうものならHP10万超えのボスを通常攻撃だけで葬り去るモンスターと化す。
上記スキルは味方全体に付与される為、自身がアタッカーになるだけでなく味方の火力支援もこなすことができる。
同じバーサーカーは勿論、Buster宝具を持つサーヴァントに随伴させるサブアタッカー運用もアリだろう。
バーサーカークラスであるが故にほぼどんな相手にも相性有利を取れ、さらに「黄金律(美)」で弱体とNP管理を無視できる。
とりあえずスキルを全発動して倒れるまでBusterカードを選び続けるだけでも十分仕事をしてくれるため、性能に反比例して非常に扱いやすいのもメリット。
宝具は敵単体に超強力な攻撃を加え、攻撃力低下のバッドステータスを与える。
「カリスマ」「軍神咆哮」と合わせればかなりのダメージをたたき出すが、追加効果の攻撃力低下は焼け石に水なのであまり期待しないこと。
このように攻撃力は高い反面、耐久力に関しては紙装甲といっていいほどに脆い。
元々HPが低い上に、バーサーカークラス内でも一切持ってない方が珍しい防御・HP回復スキルを持っていないため、
集中砲火を浴びてしまえば、敵のレベルやクリティカルの有無にもよるが、雑魚エネミーに倒されてしまうなんてこともざら。
特にドラゴンや魔神柱といった通常攻撃が全体攻撃の巨大系エネミーは天敵であり、
それらが出るクエストに連れて行ってしまうと、味方やマスタースキルの補助なしではあっという間に沈んでしまう。
短期決戦ならまだいいが、長期戦となると味方の補助があっても耐久力の低さをカバーするのが難しくなるため、
上述の通り相性の悪い巨大エネミーや、どうしても攻撃が集中するタイマン戦での起用は避けた方が無難。
これらの性質上、ボスに特効が入るなどの特別な理由がなければ、長期戦になりやすいストーリーボスや高難易度戦は向かないため、
曜日クエストやイベントクエストといった周回系に起用するのが基本となるだろう。
◆イベントでの活躍
2017年の水着イベ『デッドヒート・サマーレース！』では第3エリアに登場。
真名のネタバレになる為かエリア名が伏せ字表記されるまでは良かったのだが、本人の表記が『ゴリウー系女王』となっていたため、早速ネタキャラが定着してしまう。
そしてハロウィンイベント『ハロウィン・ストライク！』では後半から参戦。（厳密には前半でもチョイ役として一瞬映るが）
何故か「アマゾネス・ドットコム」の社長、「アマゾネスCEO」という肩書きを引っさげてきており、刑部姫やメカエリチャンに荷物を届けに来ていた。
謎のヒロインXと同じサーヴァント・ユニバース出身らしく、注文を受ければどんな場所、どんな特異点にでも配達に来る。社長自ら。
無論メインシナリオでのシリアスはどこへやら、やたらと横文字を多用する意識高い系キャラと化しており、ネクタイ・眼鏡をかけ、どういうことかろくろを回している新規イラストまで貰っている。
ただし地雷を踏むと暴走するのはいつも通り。
新宿のアサシンはうっかりそれを踏み抜いてしまい、危うく大雑把に5.88％にシェア（物理）されかかった。
ちなみに味方として使う場合、バーサーカーなおかげでラスボスとかなり戦いやすかったりする。
Wiki篭りであればその役目を果たさせる――貴様らは良い追記・修正を行えるだろう。
[#include(name=テンプレ２)]
この項目が面白かったなら……＼ポチッと/
#vote3(time=600,14)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- メドゥーサが恨んでるのはペルセウスじゃないのか？ アレの関係者としてならアタランテがいるが -- 名無しさん (2017-07-14 11:41:22)
- メドゥーサがアキレウスに何かあるってのは初耳だが…と思ったの私だけじゃなかったか -- 名無しさん (2017-07-14 11:45:53)
- 筋肉娘最高や！ずっとこれが欲しかったんや！ -- 名無しさん (2017-07-14 11:50:56)
- ↑2,3 素で間違ってました、申し訳ないです -- 建て主です (2017-07-14 11:55:40)
- なんか恒例になっちゃった「話せるバーサーカー」だけど、狂化ランクがE+（条件次第）とかじゃないのは、狂化した後目に入るものすべて■■■■■と認識するからEX（規格外）なんかね？ -- 名無しさん (2017-07-14 12:12:45)
- 狂化EXは『思考が特定の何かで固定されてるから判定不能』の分類だから、会話出来るか否かは関係なしに地雷を踏んだらアウト系全般に当てはまる。綺麗な元帥も含め -- 名無しさん (2017-07-14 12:46:10)
- ゼル伝でメインキャラって言ってもゼル伝のキャラってほぼ喋らないだろ、もしかして今は違う？ -- 名無しさん (2017-07-14 13:22:35)
- 割と前から喋るべき時は普通に喋るはずだが… -- 名無しさん (2017-07-14 13:29:47)
- コンセントレイト→テンタラフーで一部ではお馴染み -- 名無しさん (2017-07-14 14:21:34)
- 記事内の>>戦闘が終了すれば狂化が解ける←これって消滅寸前に狂化が解けただけでしょ。ヘラクレスやランスロットも同じこと起きてるわけでペンテシレイアの特性という訳じゃない -- 名無しさん (2017-07-14 14:34:06)
- アルテミス信望者なんだよなつまりアタランテに続く被害者2号になる展開が濃厚、後のイベントでヘクトールと組みアキレウスと対峙、アルテミス絡みでアタランテ、メルトとチーム組むこともあり得る -- 名無しさん (2017-07-14 18:57:04)
- さっきまでアキレウスだったものが辺り一面に転がる ｵｫｳ ｲｴｰ！ -- 名無しさん (2017-07-14 20:46:32)
- 彼女の憤りも理解した上でアキレウスも立派に戦って死んだ相手への賛辞だと思うと悲しいな。「人間こんなにかっこよく死ねるのか」って思う所あったからの言葉だと思った -- 名無しさん (2017-07-14 21:09:37)
- ↑7 ゼルダの最新作だと一部重要キャラはムービーとかで普通に喋るようになってる。ゼルダはセリフあるとこ全部ボイスついてるはず -- 名無しさん (2017-07-14 22:41:34)
- ↑×２ 仮にアキレウスが実装されたとしても、彼女がバーサーカーのままでは弁解すらさせてもらえないんだよなぁ…ｗ 幸いバーサーカー以外のクラス適正もあるみたいだから、成長した彼女が実装されるのを待つしかないわな。 -- 名無しさん (2017-07-15 00:08:30)
- ↑4Wow-wow-wow Outrage Amazon! 慟哭でヘクトールもそう喰らい尽くせよ -- 名無しさん (2017-07-15 09:57:46)
- マイルームでのアルテミスに対するセリフに無いのが意外 -- 名無しさん (2017-07-15 10:29:12)
- ↑アルテミスを信仰してるんだっけ。あったとしたらメルトリリスのような反応になりそうだｗ -- 名無しさん (2017-07-15 19:03:36)
- ↑2 自分をアルテミスと思い込んでる一般スイーツ女子と見ているので言及していない説 -- 名無しさん (2017-07-15 23:45:14)
- アニメApocryphaでアキレウスの回想に登場しそう。流石に顔は出せんだろうけど、呪いをかける所とか声付きでありそうだし -- 名無しさん (2017-07-17 15:25:26)
- 中の人繋がりで、茨木童子やナイチンゲールと組ませたい。2年前の日曜朝8時半のアニメの関係で。 -- 名無しさん (2017-10-11 21:10:42)
- ↑いやいや、あれはあくまでオリオンだからノーカン説。 -- 名無しさん (2017-10-11 21:19:22)
- エルドラドのメスゴリラ -- 名無しさん (2017-10-11 21:35:31)
- ハロウィンでの唐突な眼鏡付きＣＥＯ化に大草原。まあアレはサーヴァントユニヴァース界の出身だから別カウントだろうけど -- 名無しさん (2017-10-29 03:59:13)
- メガネのギャップが凄い。普通に可愛い。間違いなく、摩伸映一郎には特攻だなｗｗｗ -- 名無しさん (2017-10-29 06:01:58)
- ↑ツイッターで無茶苦茶喜んでたｗ -- 名無しさん (2017-10-29 06:10:57)
- 真名みても？だったけど詳細みたらそらアキレウス殺すウーマンにもなるわ…決死の思いで戦いに来てるのに評価が美しいなんてな… -- 名無しさん (2017-10-30 03:24:31)
- 現在では真名やエルドラド～が略しにくいせいもあるのか、すっかり通り名がCEOで定着した模様。メガネいいよ、メガネ。 -- 名無しさん (2018-01-22 09:31:31)
- 「美しい」のNGワードは、別に自分宛でなければ大丈夫らしい… -- 名無しさん (2018-01-29 00:52:26)
- アポコラボの高難易度クエストに出てきそう。 -- 名無しさん (2018-03-31 04:21:53)
- あれ、ペンテシレイアって、p3の会長のペルソナじゃないか？まさかアマゾネスの女王だったとは、、、 -- 名無しさん (2018-04-28 22:17:14)
- 武蔵ちゃんに鯉口を切られたりべオニキに殴り合おうぜって言われたら喜んで受けそうだな。 -- 名無しさん (2018-08-16 15:30:21)
- この人にブス呼ばわりしたらどうなるんだろう？ -- 名無しさん (2020-04-17 10:51:21)
- 美しいって言われただけでそこまで怒り狂うほどのことかなぁと思ってしまったが、考えてみるとギリシャの男たちが「美しい女」をどう扱ってきたかなんてゼウスとか見れば明白なんだよなぁ。そりゃ怒り狂うわな -- 名無しさん (2020-04-17 20:09:08)
- 最近ようやく幕間見たけど、戦士としての自分を否定されたペンテシレイアの悲憤も、彼女を心から美しいと感じたアキレウスの想いも、どっちも共感できてやるせない気持ちになった -- 名無しさん (2020-04-22 23:41:39)
- ↑２古代ギリシャは基本一夫一婦制（妾がいないとは言っていない）で、女をとっかえひっかえしていたのは「逆にゼウスくらい」らしいけどな -- 名無しさん (2020-04-29 12:03:05)
- ↑3「美しい女」だったカイニス見て察してしまった -- 名無しさん (2020-05-24 18:52:40)
- 容姿で悩んでいるのに嫌味か貴様 -- 名無しさん (2020-05-24 19:27:49)
- ↑６勿論叩き潰されるでしょう。 -- 名無しさん (2020-11-27 01:36:10)
- 顔と容姿全体じゃなくて「筋肉」に対象を絞って「美しい」と言ってもアウトだっけ？ -- 名無しさん (2020-11-27 11:09:00)
- 東亰ザナドゥのアスカ先輩がゴリラなの踏まえるとCEOがゴリウーなのも納得行く不思議。別にアスカ先輩マッチョじゃないが。 -- 名無しさん (2020-11-27 11:24:43)
- 生存力は低いのだが、仮に生き残った場合は自分でバフを積み直して再度暴れだすという何とも「らしい」性能の持ち主 -- 名無しさん (2021-02-12 21:28:12)
- 漫画版で最後のやり取り出てきたけど・・・なんて言うべきなのかわからないよ -- 名無しさん (2021-03-06 22:03:21)
- oh...実装されて以来ペンテ「レイシア」だと思ってた -- 名無しさん (2021-06-23 17:18:41)
- ↑5そりゃ自分に対する「美しい」なら問答無用でアウトだと思う -- 名無しさん (2023-04-03 01:12:29)
#comment
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧