アンデットオーム

ページ名:アンデットオーム

登録日:2011/08/20 Sat 17:02:06
更新日:2023/10/20 Fri 12:59:34NEW!
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遊戯王 遊戯王ocg アンデット族 過去の栄光 1ターンキル 射出 遊戯王ocgデッキ項目 プリーステス・オーム アンデットオーム



この項目はシンクロアンデットとはなんの関係もありません。ありません!ありませんから!!



アンデットオームとはかつてはACダムドやドグマブレードの影で密かに牙を研ぎ続け、猫シンクロ相手にアンデットの底意地を見せつけ、後のアンデット環境を作り上げる土台となった由緒正しきビートバーンである。


ビートバーンである。

大事なことなのでry


たびたびシンクロアンデットと同一に扱われるが、全く狙いは違うデッキであり、カレーライスとビーフシチューを一緒にするような暴挙である。


戦っていた期間が期間なので、基本的な部分を書いてからその時期ごとの動きなどを書いていこうと思う。


・基本カード

《ゾンビ・マスター》
アンデットの変革をもたらした俊英。手札のモンスターがそのままアンデット限定の死者蘇生として稼働する。
出た当初はカードプールが少なく、仕方なくサンダー・ドラゴンやヴォルガニック・バレットを投げていた不遇の下積みを経て同志を増やしていき、着実に地力を身に付けていった。そしてアンデットオームではアタッカーと永久機関を兼ねた最主力となる。


《ゴブリン・ゾンビ》
ゾンビ・マスターにより日の目を浴びた古参の兵。手札を消費するゾンマにとっては場に出すピラタよりゴブゾンのほうが優先され、強制転移で相手のモンスターと入れ替えて殴り殺されたりガイウス等の生け贄になるのが仕事。アンデットオームではそのテキストから圧縮係として散々使い回され過労死寸前とも言える仕事っぷりを発揮した。


《馬頭鬼》
漫画版三沢の妖怪の一匹。墓地にいると生者の書として動き始める。ゴブゾンで拾われてはゾンマによって墓地に投げ捨てられる。アンデットオームではエンストした永久機関を再び回す補助電源と更なる展開を兼ねる。《甦りし魔王ハデス》や《デスカイザー・ドラゴン》登場以降はレベル8へのシンクロへの潤滑剤にも。


《生還の宝札》
ゾンマの手札消費をそのままキックバックするアンデットオームの重要なドローソースであり、後に無限ドローエンジンとなるキーカード。ブリュ、ゾンマ2枚、宝札が揃ってしまえばあとは相手を無視してぐるぐる回る。


《氷結界の龍 ブリューナク》
アンデットオームにすんなりと入った無限回転エンジン兼バウンス除去の大型シンクロ。初期は緊急テレポートからのクレボンスとゴブゾンでシンクロして出てくる。このカードの登場によりアンデットオームの無限回転を確実にした。


《緊急テレポート》
専らデッキからクレボンスを投げ付けるためのカード。ゴブゾンを絡めることでブリュやゴヨウ等を2:2交換で場を並べつつ2枚デッキ圧縮という流れを繰り返す。
初期はクレボンス3枚しか対象を入れてないことも多かったが、後期にはダーク・ダイブ・ボンバーやブラックローズ・ドラゴンの採用のために他のサイキック族チューナーも採用された。


《プリーステス・オーム》
アンデットオームの最終兵器。
デッキの名前の元になっている。
アンデットオームは最終的に如何に通常召喚を介さず、如何に早すぎた埋葬と死者蘇生を無駄遣いしないで展開していくかは全てこのカードのためと言っても過言ではない。最終的にブリュ、ゾンマ2枚、オーム姉様、宝札を揃えて『残りデッキ中のモンスター×800点バーン』という状況を作り出すのが最上の出来上がり。更に早すぎた埋葬を残していればお互いに800n点削り、馬頭鬼や生者の書の枚数だけ更に800n点削り、貪欲な壺が絡めば実質4000点確保と脅威のループバーンを刻むバーンの女王。


このデッキは彼女のためのデッキだったとも言える。



・勝ち方

初期は相手ライフをビートによって削り、ある程度削ったところで引いてきたオーム姉様によってまとめて焼き尽くす。闇属性ばかりだったのと蘇生が豊富だったことにより特にループしなくても軽く5400点(6発分)くらいなら射出出来たのである。


後期にはブリューナクが絡み無限ドローエンジンを搭載したことで『ループで8000点焼ききれないならビートして仕留める』という方向にシフト。


どの時代でもフィニッシュにブリュ、ゾンマ2体、オーム、宝札を整えた上でオームもしくはブリュの効果で場を離したゾンマを効果未使用のゾンマで蘇生させてはまたオームもしくはブリュで退かすのを繰り返すことでバーンダメージを繰り返すのである。


このデッキは後にダーク・ダイブ・ボンバーが出るまでそのノウハウを築き上げ続けた。


アンデットオームは最初はカードプールの少なさや研究がまだ進んでいなかったこともあり、『とりあえず殴るだけ殴ってオーム姉様の射程圏内に収める』のが目標となっていたためビート重視となっていたがシンクロの登場によりデッキから上級が抜け始めたことでデッキ全体を巨大なエンジンとして回転させることが出来るようになると、オーム姉様の射程圏も伸び始め『とりあえずループバーンで焼き殺せないならビートしようか』という方向にシフトしていく。


アンデットオームはライロやダムド、猫シンクロ相手にその完成度を高め続け、次々に相手をしていたデッキが制限改訂で退く中でその牙を研ぎ続け、そしてそのノウハウはシンクロアンデットという形で日の目を見たのである。


その環境にはオームはいなかったのだが……



追記・修正はSDLとごっちゃにしないでお願いします。


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