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ウルトラマンの登場怪獣(ウルトラマンのとうじょうかいじゅう)は、特撮テレビ番組『ウルトラマン』に登場した架空の怪獣、宇宙人、その他の生物の詳細を記述する。並び順は登場話数順。
第1話「ウルトラ作戦第1号」に登場。
「宇宙の平和を乱す悪魔のような怪獣」として恐れられている。ウルトラマンによる宇宙の墓場への護送中に逃走し、地球に飛来。全身にウロコと鋭いトゲが生え、小さな腕と長い尾を持ち、2足歩行を行う。宇宙空間では青い球体と化して高速飛行する。口から吐く青色熱光線の威力は絶大だが腕が退化しており格闘戦は苦手。科学特捜隊の作戦により潜んでいた竜ヶ森湖から出現、ウルトラマンと戦い、最期は青い球体になって逃亡を企てるもスペシウム光線を受けて撃破された。
映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。
かつてウルトラマンが戦ったものとは別個体のベムラー。初代の個体に比べるとやや凶暴性を帯びた目つきをしており、手も初代の個体より長く少し大きい。冒頭にてウルトラマンメビウスに追跡され、惑星アルファに降り立ってメビウスと対決。青色熱光線を連射して暴れ回った末、メビュームシュートで倒された。
また、百体怪獣ベリュドラの左腕を構成する怪獣の一体としても姿が確認できる。
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第3話「科特隊出撃せよ」に登場。
普段は透明で眼に見えないが、電気を食べる時だけ姿を表す。最大の武器は頭部の触覚3本を合わせて放つ電撃だが、大した威力は無く、人間のアラシに対しては気絶する程度で、ウルトラマンに対しては全く効果が無かった。劇中の登場人物の会話では、一度江戸時代に村井強衛門(むらいせいえもん)という武士に退治されたという。最初に潜んでいた井戸の近くの水力発電所を破壊し、続けて変電所を経て火力発電所に現れて待ち構えていた防衛隊の集中砲火を物ともせず発電所を破壊。ホシノ少年のスパイダーショットで片目を潰され、最期はウルトラマンとの激闘の末に高々と持ち上げられて叩きつけられ動きを止めたところをスペシウム光線で爆死した。
第35話では怪獣墓場に眠っている姿が映っている。
特撮テレビ番組『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』第3話「透明怪獣襲撃!」、第7話「怪獣を呼ぶ石」に登場。
第3話では惑星ボリスのテラフォーミング用発電施設を餌場にしていたが、それだけでは飽き足らずスペースペンドラゴンの電力も吸い取った。透明化してゴモラとの戦いを優勢に進めるが、レイの人間離れした鋭い感覚で位置を突き止められ、ゴモラに振り向きざまの零距離超振動波を叩き込まれて爆死した。
第7話ではブルトンに呼び出された別個体が出現しゴモラと戦う。透明化や電撃を使わず肉弾戦でゴモラと戦うが、前回のゴモラを苦戦させた個体とは打って変わって散々叩きのめされたうえ、ゴモラがかわしたテレスドンの火炎を受けて爆死した。
漫画『ウルトラマン THE FIRST』に登場。
伊和水力発電所近郊の地下洞窟内で、ラゴンと戦闘している所をハヤタによって発見された。ラゴンの体に新型爆弾「ジュピター41」が付いているために科学特捜隊が戦闘に介入できず、ラゴンを電撃で撃破してしまった。その後、フジ隊員とウルトラマンに襲い掛かり、爆弾爆発の危機を招くが、スペシウム光線の前に敗れ去った。その後は怪獣墓場に漂っている姿が確認され、ゼットンの材料になった模様。
『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS EX』第12話「襲撃!宇宙有翼骨獣」に登場。
ギギの配下の怪獣として登場。エレキングと共に呼び出され、巨大化したギギと共に主人公を襲うも、バトルナイザーの怪獣により撃退された。
ステータスはバランスが取れており、ディフェンスとスピードを重視している。必殺技は角からの電撃「暴君電撃」、体を透明にして攻撃をしかける「インビジブルテールアタック」、「インビジブルアタック」が使用できる。NEO第3弾より同じく電気攻撃を得意とするエレキングとのタッグ必殺技「サンダーコネクション」が追加された。
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第5話「ミロガンダの秘密」に登場。
オイリス島の食虫植物のミロガンダが、品種改良のために浴びせられた放射線で狂暴化した。自らの成長に欠かせないオイリス島にしか存在しない栄養素を補うため、オイリス島の水を飲んで帰ってきた調査隊員たちを襲う。鉢植えサイズから等身大まで成長し、さらにスーパーガンのエネルギーを吸収して巨大化した。武器は口状の開口部から吐く緑色の麻酔液でウルトラマンを苦しめた。最期は花弁の中央にある弱点のクロロフィル核にスペシウム光線を浴びて炎上して灰になった。
漫画『ウルトラマン THE FIRST』に登場。
基本設定は原作と同様。調査隊員を襲いつくし、一人残った研究員・浜口節子を科学特捜隊が護衛していたところを襲撃する。イデ隊員のスパイダーショットを吸収して巨大化し、浜口とムラマツキャップの乗ったエレベーターを破壊して襲おうとしたところをウルトラマンに阻まれる。しかし、ウルトラマンが焦って出したスペシウム光線を吸収してさらに巨大化してしまい、ウルトラマンの太陽エネルギーに目標を変えて彼を吸収しようとしたが、最後はウルトラマンによって大気圏から宇宙へ運ばれ、太陽に投げ込まれて燃え尽きた。
第6話「沿岸警備命令」に登場。
ブラジルに生息するカカオや害虫を好んで食べるトカゲが、カカオを輸出する際にカカオ豆と一緒に日本に運ばれてきて東京湾の汚水を吸収し、その影響で怪獣化した。全身に生えている毛には猛毒があり、自分より大きな敵をも倒してしまう。また、大きな音や刺激に敏感で怒り狂うという性質があり、船員の話によれば怒ったゲスラはジャガーも倒すという。発砲されたピストルの音と刺激で凶暴化し、港の倉庫を破壊した。ウルトラマンもその猛毒で苦しめたが、弱点の頭部の鰭をもぎ取られ、弱って東京湾に沈んだ。
映画「大決戦!超ウルトラ8兄弟」に登場。
かつて初代ウルトラマンに倒されたゲスラに、スーパーヒッポリト星人が生体改造を施し強化復活させたものである[2]。外見は以前のゲスラとあまり変わらないが、体毛が黄色がかかった太い棘に、背鰭の形状が王冠をあしらった形状に変化している。怪力自慢で、得意技は、横浜赤レンガ倉庫を一撃で破壊するほどの突進攻撃『ゲスラ・ヘビーアタック』と、体表の棘と背鰭から相手を痺れさせたりショック死させてしまうほどの猛毒を流す『ショッキング・ベノム』がある。しかし、背鰭が弱点なのは改造前と変わっていない。ミライの世界で迷い込んだダイゴの前に出現し、赤レンガ倉庫周辺で暴れまわっていたところに駆けつけたメビウスと対決。ショッキングベノムでメビウスを追い詰めるが、子供時代にウルトラマンとゲスラとの戦いをテレビで見ていたダイゴ(テレビの中の映像は『ウルトラマン』第6話の流用)から弱点を教えられたメビウスに毒の付いた背鰭をもぎ取られて弱った後、メビュームシュートを受けて倒された。
その後、影法師の手によって他の怪獣軍団の残存エネルギーと融合させられ、ギガキマイラの下半身になった。
映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。
ウルトラマンベリアルのギガバトルナイザーの力で怪獣墓場から復活し、ベリアルが操る怪獣軍団の一体となった。怪獣墓場の決戦では、バルタン星人やアントラ-、ゼットンと共にウルトラマンと激突したが、ウルトラマンに投げ飛ばされ、頭を強く打ち絶命した。
第8話「怪獣無法地帯」に登場。「マグラ」と呼ばれることもある。
多々良島に生息する。多々良島には他にレッドキングやチャンドラーなどの怪獣が生息しており、地中から現れたところでチャンドラーを倒したレッドキングを目の当たりにし、恐れをなして再び地中に逃げてしまった。その後、科学特捜隊のハヤタ隊員とムラマツキャップの前に現れ、2人を襲おうとし、ハヤタ隊員を崖から突き落とすがナパーム手榴弾を受け倒された。
特撮テレビ番組『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第1話「レイオニクスハンター」に登場。
謎の惑星に迷い込んだレイとヒュウガの乗るゴースタードラゴンの前に、ゴメスに続いて出現。ゴメスと死闘を繰り広げるが、蹴散らされる。その後、ゴモラとゴメスの戦いにも乱入するが、敢え無く叩きのめされ、最後はゴモラの超振動波を受けて倒された。
映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。
怪獣墓場に漂っていた魂が、ウルトラマンベリアルのギガバトルナイザーの力で怪獣墓場から蘇ったもの。ベリアルが操る怪獣軍団の一体として、バルタン星人やゼットン等と共に初代ウルトラマンと激突したが、ウルトラマンに投げ飛ばされて爆散した。
その他、百体怪獣ベリュドラの首を構成する怪獣の一体としても姿が確認できる。
第8話「怪獣無法地帯」、第26話「怪獣殿下(前編)」に登場(26話OPでは未クレジット)。
自らの意思で自由に動かせる長い帯状の葉を使って動物をからめとって血液や体液を吸収する肉食植物で、多々良島やジョンスン島に生息が確認されている。どちらも絡みつかせた葉をスパイダーショットの火炎放射で焼き切られただけで、アラシたち一行はその場を命からがら撤収していたので倒されてはいない。
第11話「宇宙から来た暴れん坊」に登場。
突如宇宙から飛来した、2m以内にいる人間の脳波を受信してその人間の思った物に変化する石が、金儲けを企む鬼田という男によって盗まれ、鬼田が石に「怪獣になれ」と願ったために変化した姿。人型のトゲだらけの怪獣で、金属質の回転するアンテナ耳、マジックハンド状の手、トーテムポール風の腹部の模様が目立つ、脈絡のない姿である。出現時は人間ほどの大きさで、ホテルで悪戯程度のことをした後、鬼田が「もっと大きくなれ」と言ったため巨大化した。巨大化と同時に鬼田は気を失ってしまったため、鬼田が意識を取り戻してギャンゴの事を忘れない限り消えることが無い、という状況となってしまった。出動した防衛軍の熱線砲によって頭部のアンテナを破壊されたものの、そのまま暴れ続けた。
ウルトラマンとの戦いでは、騙し討ちをかけるなどずる賢い戦法でウルトラマンを苦しめた。かと言って特に強力な攻撃力があるわけではなく(駄々っ子のように腕を振り回して殴りかかる程度)、対するウルトラマンも「腋の下をくすぐる」「海水をバシャバシャかける」「跳び箱風に飛ぶ」「海へ蹴落とす」という戦法で応酬した。そしてカラータイマーが赤に変わったところで鬼田の意識が回復し、イデに詰め寄られてギャンゴの事を忘れてしまったため、元の石に戻った。その後、ウルトラマンの手で宇宙に返された。
35話では怪獣墓場に漂っている姿が確認されている。
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第12話「ミイラの叫び」に登場。
ミイラ人間の伴侶動物と思われる怪獣で、古代に描かれたとみられる壁画が発見された奥多摩の鬼ノ台丘陵の洞窟に眠っていたが、同じ洞窟から発掘されたミイラ人間の咆吼によって目覚め、ミイラ人間の絶命と同時に洞窟から姿を現した。ミイラ人間への忠誠からか、進路沿いにある施設を破壊しながらその遺骸のある東京を目指した。最大の武器はミイラ人間と同じく両目から出す怪光線。アラシの攻撃で右目を潰され怒りアラシを負傷させ、その後イデに左目を潰され両目の視力や怪光線や視力を失って暴れ始めた。ウルトラマンに背中に馬乗りにされ、何とか振り落とすも直後にスペシウム光線を受けて絶命した。
第12話「ミイラの叫び」に登場。
古代に描かれたとみられる壁画が発見された奥多摩の鬼ノ台丘陵の洞窟で、7千年前のミイラとして発掘された。科学センターに保管された夜、自らの念力で保管部屋の電源装置を作動させ、電撃のショックで蘇った。目から出す怪光線で警備員2人を殺害して科学センターから逃走し、再び眠りにつくために発掘された洞窟へ向かった。怪力で、怪光線はドドンゴの物と見た目は同一である。出動した科学特捜隊に下水処理場へ追いつめられ、不気味な咆吼でドドンゴを目覚めさせた。科学センターの岩本博士は生け捕りに拘ったが、さらに暴れて犠牲者が続出したため、スパイダーショットの直撃を受けて絶命した。
第14話「真珠貝防衛指令」に登場。
海に生息する両生類と鯨を足したような怪獣で、真珠を常食とする(管のような舌を伸ばして掃除機のように吸い取る)食性に従い、世界各地の真珠貝の産地を襲って真珠価格の暴騰を招いた。三重県鳥羽市の真珠養殖場を襲い、科学特捜隊の真珠爆弾による攻撃を受けるが、攻撃によって逆に体質が強化された。また、潮吹きも武器である。最期は科学特捜隊のロケットブースターユニットを尻尾に撃ち込まれて空に飛ばされ、空中でウルトラマンと激突し、爆発四散した。
第35話の怪獣供養では遺影として写真が飾られている。
第15話「恐怖の宇宙線」に登場。
ムシバ少年が土管に描いた想像上の怪獣・ガヴァドンの絵が未知の宇宙線に当たり、激しい閃光とともに実体化して誕生した。宇宙線のエネルギーが弱まる夕方になると実体は消え、元の絵に戻る。関連書籍などでは便宜上、最初に登場した魚とも爬虫類ともつかない白いだけの方をガヴァドンA、怪獣らしい容姿に描き直された方をガヴァドンBと表記している(劇中では特に区別して呼ぶ場面はなく、OPもクレジャットも単にガヴァドンである)。
元が絵なので自意識が乏しいのか寝てばかりいたが、その鼾が酷い騒音公害となって日本経済に悪影響を及ぼすため、科特隊と防衛軍に武力排除されることとなったが、ガヴァドンを殺さないでほしいという子どもたちの願いを聞き入れたウルトラマンに宇宙に運ばれ、星とされた。ウルトラマンは「毎年、7月7日の七夕の夜、きっとガヴァドンに会えるようにしよう。この星空の中で」と約束し、夜空にガヴァドンの星座を浮かび上がらせることで子どもたちの気持ちに応える。しかし、その後ムシバ少年が発した「七夕の日、雨が降ったらどうなるんだよ?」という疑問に対しては、ウルトラマンは答えずに終わった。
第35話の怪獣供養では遺影としてガヴァドンBの写真が飾られている。
第20話「恐怖のルート87」に登場。
大室山の火口から現れた怪獣で、先史時代の始祖鳥の1種とされるが、轢き逃げ事故で死んだムトウ・アキラ少年の魂が乗り移っている、もしくはその化身と思われる。車を憎むアキラ少年の意思のまま、国道87号線の車を襲う。ウルトラマンとの戦いでは火炎と口バシで攻撃した。素早い動きでウルトラマンのスペシウム光線をあっさり回避した。ウルトラマンがスペシウム光線で空中へ逃げたヒドラに止めをさそうとしたが、背中にアキラ少年の魂が乗っていることに気付き、静かに見送った。アキラ少年の魂はウルトラマンとフジ隊員にしか見えていない。その後、轢き逃げ犯が自首した為、活動を停止した。
第22話『地上破壊工作』に登場。
氷河期が到来した頃から地底で暮らしていた為、眼がすっかり退化しており、瞼を閉じたような状態になっている。地上に出る際は地上人と異なるこの特徴を隠すためにサングラスを着用している。リーダー格は「地底人X」と名乗る。
科学特捜隊パリ本部から派遣されたアンヌ・モーハイム隊員を誘拐、彼女に化けて科学特捜隊へ潜入後ハヤタ隊員を拉致し、仮眠マスクで催眠状態にしてウルトラマンに変身させ、自分達の下僕怪獣であるテレスドンと共に地上を破壊させて人類に取って代わろうとした。アンヌ隊員に化けた地底人の他、地下4万メートルにある基地では十数名の地底人が登場した。当初からハヤタ隊員がウルトラマンである事を知っており、ハヤタ隊員への洗脳には成功してベーターカプセルのスイッチを押させたが、その閃光の眩しさに全員絶命してしまった。
第24話「海底科学基地」に登場。
海底に棲む怪獣で、角はドリルのように高速回転してどんな硬い物にも穴を開けてしまう。ドリルで海底センターのパイプラインとドックに大きな損傷を与え、同センターの救助に出動した科学特捜隊の前に現れて特殊潜航艇S25号を襲おうとしたが、ウルトラマンが現れたため方向転換して岩壁を掘り進んで地上に現れた。ドリル攻撃や背中から出す強烈な潮吹きでウルトラマンを苦しめ、八つ裂き光輪もその角ではじき返したが、ウルトラマンにドリルの角を折られて力尽き、スペシウム光線を受けて爆散した。
第35話の怪獣供養では遺影として写真が飾られている。
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第25話「怪彗星ツイフォン」に登場。
怪彗星ツイフォンが地球に急接近した際に、日本アルプスから現れた雪男のような怪獣。上半身は白く、下半身は茶色で顔面は真っ黒。寒さにとても強く、設定上では強力な冷凍光線を吐くことができるが劇中では特に使われず、代わりに地面の雪を巻き上げて敵の目をくらませていた。ドラコにはやや苦戦していた。レッドキングと正面衝突し、怒ったレッドキングと戦い負傷するも途中で敵わないと見てすぐに逃げた。最期は科学特捜隊に強力乾燥ミサイルを撃たれて粉々に爆破された。
『ウルトラマンボーイのウルころ』第152話「熱血指導だ! エイティ先生の巻」、第153話「これがウルトラスピリッツだ! の巻」に登場。
ウルトラマン80の生徒ミノルとして登場。先生である80にスポーツ指導され、番長のサタンビゾーと戦った。
第29話「地底への挑戦」に登場。
日本一の金埋蔵量を誇る大田山金鉱から2体が現れた。四足歩行で長い首と尾を持ち、金鉱石が食料で、1日に10兆円もの金を食べたこともあるという。全身が黄金色の皮膚で覆われている。地上より地底の方が動きが俊敏で、科学特捜隊の地底戦車ベルシダーの3倍のスピードで地底を進む。1体目はベルシダーの光線銃を受けて地上に出たところを科特隊のコロナ弾とスーパーガンで倒され、2体目はベルシダーの地底魚雷を受けて地上に出たところをウルトラマンのスペシウム光線で倒された。
後日、死体から採集された150トンの純金は破壊された金鉱の麓の街の復興資金として寄付された。
第31話「来たのは誰だ」に登場。
20年前に南米奥地で発見された吸血植物で独自の文明を持つまでに進化し、人類に代る知的生命の地位を得て地球を支配しようと企んだ。まず科学特捜隊日本支部へボリビア支部のゴトウ隊員(演:桐野洋雄)に化けスパイとして潜入し、さらに高良市に幼年期の仲間を繁殖させんと暗躍。身体に電気を帯びており、それを利用した通信機を開発している。その正体は緑色の人型の生命体で、両目から放つ怪光線が最大の武器。この怪光線は等身大時では人間を気絶させる程度だったが、巨大化状態では戦車を破壊するまでに威力が向上している。その他、念動力で火を消すことも出来る(直後に薬品を注射していた)。
しかし、その言動の怪しさから科特隊に目を付けられ、計画が発覚。二宮博士に真相を見破られ正体を現すと、エアシップコンビナート(大円盤群)を日本に呼び寄せ総攻撃を開始、自らも巨大化してウルトラマンと戦う。スペシウム光線が通用しない強敵だったが、ウルトラアタック光線を受けて倒れた。飛来したエアシップコンビナートも科学特捜隊とウルトラマンの活躍によって全滅に追い込まれた。
幼年期のケロニアは焼却処分されたが、劇中のアラシ隊員の話によれば「砕いて細かくするとよく燃えるというので住民から、炊きつけ(燃料)として少し分けて欲しいとの申し出が殺到した」とのこと。
特撮テレビ番組『ウルトラファイト』の新撮にも度々登場。劇中ではケロニヤと呼ばれる。「イカルスの凱歌」、「墓場からの使者」、「岩上の死闘!」、「この勝負は貰った!」、「みな殺しの子守唄」、「まぼろし怪獣ウー参上」、「怪獣無常」、「怪獣はつらいよ」、「怪獣岬の絶叫!」に登場した。
登場回数の少なさのせいもあってか、新撮分に登場した怪獣の中では比較的高い勝率を誇った。『ウルトラマン』の頃と違い全身緑色になっている。
第33話「禁じられた言葉」に登場。
科学特捜隊のフジ・アキコ隊員が、メフィラス星人の手によって巨大化したもの。自分の意識は失っており、東京・丸の内に出現して破壊活動を行ったが、警官隊に発砲され、姿を消した。
第34話「空の贈り物」に登場。
宇宙から突如、東京晴海埠頭に赤い火の玉と共に降ってきた怪獣。口から炎を吐く。積極的な破壊活動を行うわけではないが20万トンという凄まじい体重を持ち、ウルトラマンでさえ持ち上げることができず、手を焼いて退散する羽目に。動くだけで道路がめり込むなどといった経済上の被害が続出したため、科学特捜隊はスカイドンを宇宙に送り返すための作戦を敢行、「ワイヤーで引っ張る」「オートジャイロをつける」「ロケット弾で空に飛ばそうとする」などを経た後、『体内に水素を注入して風船のように膨らませる』という方法でついに空中へ浮遊させることに成功した。しかし作戦のことを知らされていなかった航空自衛隊のF-86戦闘機がこれを未確認飛行物体として攻撃した為に再び地上に降下し始め、降下中にウルトラマンの体当たりで粉砕された。
この回は出動寸前までカレーライスを食べていたハヤタが、ベータカプセルと間違えてスプーンを取り出すなど、コミカルな演出が多く見られる。
『ウルトラマンをつくった男たち 星の林に月の舟』劇中での特撮シーン撮影場面に登場。
第35話「怪獣墓場」に登場。
宇宙にあるウルトラゾーンの中の、かつてウルトラマンに倒された怪獣の霊が漂う「怪獣墓場」と呼ばれる空間から、月ロケットにしがみついて地球に落ちてきた怪獣。二足歩行型恐竜が白骨化したかのような姿をしている。
科学特捜隊が怪獣墓場で遭遇した際には、「地球では見たことが無いのでどこか別の星で倒された怪獣」と予想している。高層ビルの屋上から飛んで怪獣墓場に帰ろうとするが、飛行能力が備わっていないため失敗し、怪獣墓場に帰りたいがためにふてくされていた。暴れたり科学特捜隊と戦う素振りも見せない事から、怪獣墓場に帰りたがっていることを察知した科特隊により、月ロケットでもう一度宇宙に帰す作戦が実行されるが失敗。そこに現れたウルトラマンも宇宙へ運んでやろうとするが、途中で力尽き墜落してしまった。再度、科特隊により月ロケットをウルトラマンの姿に変えた「ウルトラマンロケット」で宇宙へ帰す作戦が実行され、ウルトラマンの協力もあって無事成功し、怪獣墓場へと帰っていった。
『ウルトラファイト』第113回「墓場からの使者」から21回に亘って登場。
『ウルトラマン』に登場した時とは違い、性格は好戦的で暴れん坊。ねばっこさに定評があるほか、怪獣界のサッカーの名手という一面も持っている。さらに不完全だがセブンに対抗して同じ「宇宙陰陽の構え」を繰り出した。また自らに対して仁義を切るイカルスに対して、それすら省みないで攻撃を仕掛ける狼藉ぶりを見せる。
『ウルトラマンをつくった男たち 星の林に月の舟』劇中での特撮シーン撮影場面に登場。
当初は凶暴な怪獣という演出意図により派手に市街地を破壊していたが、主人公によって哀愁漂う怪獣へと変貌させられるメインエピソードであった。
第36話「射つな! アラシ」に登場。
突如空から降り注いだ6千万カンデラの光と共に児童会館の地下から現れた怪獣。攻撃を受けると体質変化を起こし、その攻撃への耐性を得て復活するという、完全に倒さない限り攻撃を加える毎に強くなる性質を持つ。科学特捜隊の2機のジェットビートルによるフォーメーション攻撃(ウルトラ十文字作戦)で一度は倒されたかに見えたが、口から赤い煙を出し、全身を覆っていた硬質な甲羅を外し、角や背中の突起物(フラッシュ発射口)を剥き出しにして再び立ち上がった。突起物から6千万カンデラの強烈な光(ザラガスフラッシュ)を発し、一時的に人々を失明させる。イデが開発した敵の脳細胞を一瞬で破壊するQXガンも歯が立たなかったが、体質変化を起こす一瞬の隙を突かれてQXガンを受け、体質変化を起こせなくなった所をウルトラマンのスペシウム光線で倒された。
映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。
かつてウルトラマンと戦ったザラガスの別個体。本作では最初から甲羅が外れた姿で登場した。初代と同様にザラガスフラッシュを得意とする他、新たに口から火を吐く。ZAPが立ち寄った惑星デントに空から突如現れ、スペースペンドラゴンを襲撃し、レイのゴモラと死闘を展開する。ザラガスフラッシュでゴモラの目を眩ますが、レイを援護するために放たれたペンドラゴンのワイバーンミサイルによる攻撃を浴びて体質変化を起こす一瞬の隙を突かれ、最期はゴモラの超振動波(ゼロシュート)を受けて倒された。
また、百体怪獣ベリュドラの左角を構成する怪獣の一体としても姿が確認できる。
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第38話「宇宙船救助命令」に登場。
太陽系に存在する謎の惑星Q星に棲んでいる、硬質な皮膚に覆われた宇宙怪獣。最大の武器は閉じた後にカッと見開いた目から発する強烈な閃光で、見た者の目を一時的に見えなくしてしまう他、人工衛星のBMヒューズを切ったり、岩に着弾して爆発が起きていることから破壊力のある熱線のような効果もあるようだ。科学特捜隊がBMヒューズの回収に来る前には、同じQ星に棲む怪獣サイゴと戦っていた。パワーではサイゴには劣るようだが、なかなかの実力を誇る強敵で、イデご自慢の新兵器ニードルS80も全く通用せず、ウルトラマンの八つ裂き光輪を尻尾ではじき返し、スペシウム光線にもビクともしなかった。カラータイマーが鳴り始めたのを確認し戦いを辞めどこかに行こうとしていた後ろからウルトラサイコキネシスによって宇宙の彼方に放り出され、大爆発した。
『ウルトラファイト』第151話「熱い子守唄」、第154話「狂熱のバラード」、第156話「俺の名はキーラー」、第158話「握手は終った」他に登場。本作ではキーラーと呼ばれた。
ゴーロンとは旧知の仲である。時に雪山でゴーゴーダンスを嗜み、また自分の名前や不意に飛んできた三度笠に異常な執着を見せた。殴られても蹴られても、取り憑かれたようにリンゴを齧り続けた事もある。戦いの時には剣(木刀)や手斧を愛用する。特に剣を手に見せる居合いの技は他の怪獣を寄せ付けない。
第38話「宇宙船救助命令」に登場。
地面にアリジゴクのような罠を仕掛けて獲物を狩る。半分と閉じた眠たそうな目をしており、口からは砂煙を吐き、相手の視界を奪うことができる。同じQ星に棲息するキーラとは仲が悪く、キーラとの戦いでは噛み付きや怪力、砂煙で圧倒した。しかし、砂煙をかけて油断したところをキーラの反撃のショック光線で目潰しにあい、キーラを跳ね飛ばして地中に逃げた。その後、砂地獄につかまった科学特捜隊の宇宙タンクを襲うが、宇宙タンクのSNKミサイルの攻撃で粉々に砕け散った。
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あおの ひらよし青野平義Replace this image JA本名青野 元太郎別名里村 元春青野 太郎生年月日1912年8月2日没年月日1974年12月8日(満62歳没)出生地 日本・東京国籍日本...
青色発泡怪獣アボラス青色発泡怪獣アボラス身長60m体重2万トン登場話第1話第1話『星空の声』に登場。15年前、ロシアに現れた青色発泡怪獣。同時に出現したバニラと激闘を展開し、破壊の限りを尽くした。過去...
あおき よしろう青木義朗Replace this image JA本名青木 義郎(読みは同じ)生年月日1929年9月20日没年月日2000年9月3日(満70歳没)出生地 日本, 東京都世田谷区民族日本...
テンプレート:Infobox Single「青い果実」(あおいかじつ)は、doaの4枚目のシングル。概要[]吉本大樹が初めてA面の曲の作詞を手がけた。現在までのところ、吉本がA面曲の作詞を担当した唯一...
CV:西村智博ウルトラ兄弟の中で原作からかけ離れたバカ。シリアスな時はシリアスだが、基本は周囲と比べてデフォルメされた姿でいる事がほとんど。特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-S...