裁水花/ゲイズ

ページ名:妹

 

「あ、兄さん一本ちょーだいよ」

「別にいいけどな。煙草吸う女はモテないぞ?」

「どうかなー。」

「俺が言うんだから信用しろよ」

「まあ、正直どっちでもいいよ、男受けなんて。」

「兄さんもそんな女の子好きじゃないし、気持ちわかるでしょ?」

「まあな。」

「いつから俺より男前になっちまったんだかな」

「知らなかった?妹は兄の背を見て育つんだよ」

 

■現実の設定

名前:裁 水香(たち みずか)

年齢:28

身長:172

性別:女性

瞳の色:赤の切れ目

髪の色:茶髪

外見:シャツジャケットにパンツ、一つ括り

所属:特殊心理対策局‐不知火機関

キャラクター設定:不知火機関の三等深層級ダイバーにしてズールーシザーの実妹。

実年齢を考慮すると異例とさえ言えるようなかなり早期の昇進だが、これは精神汚染的な能力を保有しており、潜在的ダイバーの能力覚醒の促進・尋問・同派閥ダイバーの汚染耐性の訓練などを可能とするのを評価してのこと。もちろん標準的な不知火機関の技術も一通り修めてはいるが。

気さくで人当たりがよく、ラフな言動とかなりのゲラであることからその目付きの悪さに反して快活な女性で知られ、また内心を機敏に察知し、話し手が求める言葉を投げながら耳を傾けてくれることから同性の同僚人気は高い。

うん、一歩踏み出せなかっただけなんだよね。周りが変わってしまうのが、怖いから。‐裁水花

そう……なんです、ほんとうはずっと……ずっと謝りたくて……。‐覚醒級不知火ダイバー

わかる。……うん、わかるよ。‐裁水花

が、実情を言えばかなり淡泊でともすれば酷く無関心であり、先ほどのイメージはそこまでが計算ずくの処世術の一つである。カウンセラー的言動も他者への積極的な共感性を持つというよりは、専攻であった児童心理学・犯罪心理学を応用した実践と、その成果への関心によるもの。『罪悪感を引きずり出して暴く』というダイバー能力にもその気質の一端が表れている。

彼女の仮面は時期とともに大きく遷移しており、例えば高校~大学生時代は髪を黒に染めて伸ばし、柔和でお淑やかなキャラで通していた。余談だが、このときのことを茶化すと不快感を示す。これは数少ない彼女の地雷の一つである。

高校のときの渾名が「姫」だったくらいだもんな。話し方もずいぶん間延びしてー……‐裁桐春

やめなよ兄さん、それ以上は手が出るよ‐裁水花

似たもの同士の兄とは互いに数少ない素を晒せる人間の一人であり、そこそこ良好。今でもよく遊びに行くし、かつては同居している時期もあった。

 


『ねえ、ひどいよ!どうしてあんなことをしたの!?』

『あなたのせいで彼女は……どうなってしまったんでしょうね?』

『思い出せ。過ちは正しく贖わなければならない。そうだろう?』

『本当はできたんだ。ただお前は逃げるの忙しかっただけで』

「……私は何も君を言っちゃいないよ。それは君自身の声だ」

「そもそも、ローグの君のそんなキョーミないしね」

 

■夢の姿の設定

名前:ゲイズ

武器:トランクケースと中身の雛形

外見:スーツ

夢の姿の設定:強制ダイブへの適性に一点特化という珍しいタイプのダイバー。『罪悪感』をトリガーに、殆どの場合は部分的なアクセスは可能とする。

特技は疑似的な悪夢の種生成。侵入後、雛形をその夢界内に投入し同化させることで夢界の持ち主の眷属悪夢として生成(概ねとばりの自己批判パペットを植え付けるという理解で相違ない)する。罪の象徴は個人の主観に依存するため、生成される眷属に決まりはないが、多くの場合は幼児や烏、不定形な汚泥などがみられ、また、場合によっては眷属が生成されずそのままホルダーになることもある。

清楚な人ほど案外ドギツかったり……まあどんな形であれ、私は軽蔑したりとかはしないけどね。

だって、清廉潔白な人間なんてこの世には居ないから。あるのは『悪い』と思えるのか、思えないのか、その差だけじゃない?‐ゲイズ

雛形は本当にただ原型としての役割を果たすためだけに生成されているため、それ単体では攻防戦に転用することはできないが、その分リソースの消費は限りなく0に近く、強制ダイブを続けられるだけのリソースが残っている限りほぼ無制限に行使することができる。また、固有形質部分はここだけであり、前述した技能は強制ダイブの応用に過ぎない。

言うまでもないことだが、当然罪悪感を持たないような人間には無力である。

ダイバーネームは「gaze(心理学上の『まなざし』)」より。

ん?今何かしたかな。‐相守めぐり

 

人物相関

ズールーシザー

実兄。素を出せる人間その1。面倒見がいい普段と比較して、甘えたがりというか悪戯好きな面が顔を出すようになる。
同類意識が強かったので急に結婚されたときはめちゃくちゃびっくりした。そういうキャラじゃなかったじゃん。

大霧氷生/ウェンディゴ

素を出せる人間その2。剥き出しの雑さで相手される可哀想な枠。

焼肉で呼べば絶対来ると思ってるし、大霧は焼肉で呼べば絶対来ると思われてるなと思ってるので絶対に行くようにしている。

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