基本情報
- 翻訳部分は管理人による翻訳です。
- 注釈が必要そうな物には下部に追加しています。
名前 | 蜜汁塘藕 | ピンイン | mì zhī táng ǒu |
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凡人名 | 唐偶 | 菜系 | 苏 |
レア度 | 御 | ||
概要 |
江南特色名吃。化灵后的他成为了善于制偶的傀儡师,他操纵的藕人一举一动、一颦一笑恍若真人。而如同菜品口味甜糯,他也惯会以甜言蜜语博得信任、控制人心。 |
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江南の特色ある名物料理。化霊後の彼は優れた傀儡師となり、彼の操る傀儡はまるで本物のように一挙一動、一笑一顔をする。菜品が甘くてもちもちしているように、彼もまた甘い言葉で人々から信頼を勝ち取り、心を掌握することに慣れている。 |
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礼物/贈り物 |
监控眼 包含多种器材的监控套装,支持云端存储与实时语音,让那位傀儡师不再有失去掌控的不安。“很高兴为空桑提供360度无死角照看服务,笑一笑吧~” |
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監視カメラ さまざまな機器を含む監視セット。クラウドストレージとリアルタイムの音声サポートが付属している。おかげで傀儡師は制御を失うという不安がなくなった。「空桑のために死角のない360度ケアサービスを提供できて幸せだよ、スマイル~!」 |
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絵師 |
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CV | 姜秋再 |
ボイス
- 翻訳部分は管理人による翻訳です。
相逢/出会い |
可爱的观众,想不到我们又重逢了。一切就像是跌宕起伏的傀儡戏一般,真是令人期待后面的发展~ |
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すてきな観客の皆様、まさか再会できるとは思っていませんでした。まるで波乱万丈な傀儡劇のような再会…これからどんな展開になるのか、とっても楽しみです。 |
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问候/挨拶 |
欢迎本场表演的特殊嘉宾——害羞了?不用理会其他人,你只需要看着我就好~ |
ようこそ、舞台の特別ゲストさん――おや、恥ずかしがりやさんなんでしょうか?他人のことは気にせずに、俺のことだけ見ていれば良いんですよ。 |
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相伴朝/同伴・朝 |
一早就来找我,是不是对昨日在梦里忽略我而感到内疚了?没关系,今晚可以给你机会补偿我〜 |
こんな朝早くから私のところに来るなんて…もしや昨日、夢で俺を無視したことに罪悪感を感じたとか?安心してください、今夜埋め合わせのチャンスをあげますから。 |
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相伴夕/同伴・夕 |
繁忙是隐形的消耗,你早该听我的停下片刻。来吧,别管其他人和事,现在只有我和你,一起躺下坠入甜美梦境吧~ |
忙しいと気づかぬうちに消耗するもの。もっと早く俺の言うことを聞いて、少し休んだ方が良かったのに。さあ、他のことや人を気にしなくていいですから、ここにいるのは俺と君だけなんですよ。一緒に横になって、甘い夢を見ましょう |
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投桃/贈答 |
在意一个人就想知道任何与对方有关的事情,我不介意你也对我这么做。 |
誰かのことを大切に思っているなら、その人のすべてを知りたいと思うもの。あなたが私に同じことをしても構いません。 |
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赠礼/贈答 |
哦,没什么,我以为你会知道我喜欢什么的。 |
ああ、何でもありません。君は俺の好みを知っているものだと思っていたんですが。 |
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闲谭一/雑談1 |
对完美的感情而言,爱和控制缺一不可~相信我的观众一定会认可我的观点。 |
完璧な関係のためには、愛情と抑制の両方が必要なものですよね~…俺の聴衆も、この考えに賛同してくれるはずですよ |
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闲谭二/雑談2 |
只要是你喜欢的,都可以拿走。等等,你漏掉了我。 |
好きなものは何でも持って行っていいですよ。ちょっと待って、俺のことを忘れてません? |
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喜恶/好き嫌い |
无聊时我会给偶人编戏。前天是“偶影独游”,昨天是“无独有偶”。今天没想好,但看见你,我觉得应该叫“佳偶天成” |
暇なときは、傀儡劇の演目を作るんです。おとといは「偶影独游※1」、昨日は「无独有偶※2」…。今日はまだ考えていないけれど、君を見ていると「佳偶天成※3」というタイトルが良いと思うんですよね。 ※1:影を仲間として一人で旅することを意味します。孤独であることの比喩。 |
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赞扬/賛辞 |
有的人徒有双眸,却什么都没看进去。而你不同,你的眼睛不仅漂亮,还能看透我的心 满足我不曾诉之于口的欲望。 |
目だけがあって何も見えない人もいます。でもあなたは違う、あなたの目は美しいだけでなく、私の心を見透かして、私が今まで表現したことのない欲望を満たしてくれるのです。 きちんと目があっても、何も見えていない人もいる……でも、君は違う。君の瞳は美しいだけでなく、俺の心を見抜いて、口にしたことのない願望すら叶えてくれますね。 |
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指尖传情一
指先に込める思い1 |
再靠近一点,看清了吗?此刻我的目光只为你一人停留~哦,为什么躲着我,难不成……你的眼里还有别人吗? |
さあもっと近くに…はっきり見えてます?よし、今この瞬間、君の視線は俺が独り占めだ!…あれ、どうして俺を避けるんですか?もしかして……君の眼には俺以外の誰かがすでに映ってる、とか? |
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指尖传情二
指先に込める思い2 |
奇怪……你的手上明明没有丝线,为何却能牵动我的心呢? |
不思議ですね…君の手にはどうみても糸はない。それなのに、なぜ俺の心を動かすことができるんでしょう? |
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指尖传情三
指先に込める思い3 |
一直贴在我身上没什么可羞耻的~只有被听见的心跳才具有生命力。失去了听众, 心脏也不过是一件死物罢了。 |
俺とくっついているのは恥ずかしいことじゃありません。心臓の鼓動が聞こえてはじめて、生きていることが証明される……観客がいなければ舞台が死んだものと同然であるように、聴衆のいない心臓は死んだものにすぎなくなってしまうんです。 |
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撒娇/甘え |
人总是被自己担心的事物所控制,不知何时起,我发现自己竟也被你掌控……不过,我 甘之如始。 |
人はいつだって心配事に支配されているもの。でもいつのまにか、俺は今あなたに支配されていたみたいです……でも、俺はそれに満足しているし、ずっと幸せですよ。 |
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告白/告白 |
通常舞台前沿会有两道光,作为舞台的主光。自从你来到后,我便不需要了,因为你的注视就是照亮我的主光。 |
普通、舞台には照明が舞台前方に2つ置かれているものです。でも、君と出会ってから俺には照明を当ててもらう必要もなくなりました。君の視線こそ、俺を明るく照らす光なんですから。 |
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结阵/結陣 |
唉,有人说我故意霸占观众的喜爱,可我明明不是有意的……或许这次可以给其他人一个机会~ |
はは、俺がわざと観客の人気を独占したと言う人もいるけど、そんなつもりはなかったんですよねぇ |
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入阵/入陣 |
我理解的,活着很痛苦吧~见到你这样我也很难受,需要我来帮你解脱吗? |
分かってるよ、生きていくのは大変なことだよね。 こんな君を見るのは辛い… 助けてあげよましょうか? |
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破阵/破陣 |
戴上它,你将变得完美无缺~ |
これを着てごらん、君は完璧無欠になるでしょう |
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求援/救援要請 |
是我的傀儡戏还不够精彩吗,能不能多把目光投射在我身上? |
もしかして、俺の人形劇は面白くないんでしょうか?もっと俺のことを見てくれませんか |
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铩羽/虚弱 |
原来完全失去控制是这种感觉,现在终于可以彻底把掌控权交给你了…… |
完全に制御できない状態とはこういう感じなのか……どうやら、いよいよ君に全ての制御を与えることになったみたいだ......。 |
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得胜/勝利 |
不是所有人都适合留在舞台,及时退出,把最好的一面留在观众心里,对你们是好事~ |
誰もが舞台に長く立つのに適しているわけじゃない。与えられた時間内に退場して、最高の姿を観客の心にとどめておくのはいいことですよ。 |
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探索/探索 |
对不起,我是故意迟到的。请原谅我的任性,我只是想多体会一下被等待的感觉。你如此善解人意,会理解我的,对吗? |
ごめんなさい、わざと遅れちゃいました。 もう少し誰かが待ってくれている感覚を味わっていたくて。 君は物わかりがいいから、俺のことも理解してくれるでしょ? |
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劳作/労働 |
好吧,如果这是你希望的,我愿意去做。我相信注重公平的你,定会给我一个满意的回报。 |
まあ、それがお望みなら、俺は喜んでやりますよ。 公平性にこだわる君なら、きっと満足のいく見返りを与えてくれるはずでしょうしね。 |
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升星/昇格 |
你好特别,原来你喜欢这样的我。 |
君はとても特別ですよ、こんな私のことを好きでいてくれるのだから。 |
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突破/突破 |
少主可真善良啊,解开了我束缚已久的身心。但接下来我该去哪里,该做什么,你可不能不管我了。 |
若様は本当にお優しいですね。ずっと縛られていた私の心身も解放されました。でも、これからどこに行くべきか、何をすべきか…君は私を放っておけませんよ。
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调理/療養 |
经过调理,藕人更加逼真了,也许哪一天 它就取代了我。到那时,可爱的观众们还能够发现吗? |
調整を経て、藕人はどんどん本物に近くなっている。…いつか、とってかわられるかもしれませんね。その時、可愛い観客の皆さんはそれに気づくことができるでしょうか? |
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寻踪/探索 |
能得到你的欣赏,苦练便是值得的。观众席上的特殊座位会一直为你留着,希望下 一场也能看见你的身影~ |
評価していただけるのなら、努力して練習した買いがあるというもの。劇場の特別な席は、いつでも君のために確保していますからね。次回の舞台で会えること、とても楽しみにしています。 |
※1:影を仲間として一人で旅することを意味します。孤独であることの比喩。
※2:悪いことは単独ではなく必ず対になっている、転じて他にも必ず同類がいるという意味
※3:素晴らしい伴侶の結びつき
资料(伝記)
- 翻訳部分は管理人による翻訳です。
忆往昔 |
唐宝历年间,苏州百姓为了感谢刺史白居易清除水患,以全身都是宝的塘藕为原料,表演了一场盛大的傀儡戏。蜜汁塘藕便在这庆祝宴席中化灵。 宴席中灵活的偶人、络绎的喝彩吸引了蜜汁塘藕的目光,他渴望如台上的傀儡师般在表演谢幕时刻受到万众瞩目,为此拜师学艺,最终成了数一数二的傀儡师。 |
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唐の宝暦年間、蘇州の人々は、水害を解決してくれた刺史 白居易※4に感謝の気持ちを表すために、全身が宝でできたれんこんを使って、盛大な傀儡劇(人形劇)を上演した。蜜汁塘藕はこのお祝いの宴席の中で命を吹き込まれた。 宴席の中で、動きの素早い人形と喝采が蜜汁塘藕の目を引いた。彼は台の上の傀儡師のように、公演の最後に多くの人々に注目されたいと願うようになり、修行をして一流の傀儡師に成長した。 しかし、時間の経過とともに、蜜汁塘藕はなぜか次第に人形に似ていった。傀儡を操る手だけが依然として器用で細やかに動き、他の部分はハスの根のように硬くなっていた。 ※4:白居易は唐代中期の漢詩人で、白楽天とも呼ばれる。 |
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摹形貌 |
蜜汁塘藕以莲花根茎的莲藕为原料,故其身上处处可见“莲花”与“莲藕”元素。他的袖子上装饰着莲花,操纵木偶所用的勾牌也以莲藕为原型,采用多孔设计,腰间挂着类似藕片的连环腰带,而条条蜜汁色彩带,犹如“藕断丝连”时的丝线,缠在腰带上。 许是木偶化的原因,蜜汁塘藕看起来比自己所造的傀儡更像木偶,球形的关节令他行动不便,脸部的贴合线也令他对自己的相貌产生了憎恶。为此他创造出与原来自己一模一样的傀儡代替自己,并渐渐将自己当成了对方的替身。 |
蜜汁塘藕は、蓮の根茎であるレンコンが材料だ。そのため彼の外見には「蓮の花」と「レンコン」の要素がいたるところに見られる。袖には蓮の花の装飾があり、木偶を操るための木製の手板もレンコンをモチーフにし、穴が開いたデザインとなっている。腰にはレンコンのような輪の連続した帯が掛かっていて、蜜汁色の帯は「藕断丝连」(レンコンの切れ目が糸を結びつけるように、縁結びの意味で繋がること)のように、腰帯に巻き付いている。 木偶化の影響で、蜜汁塘藕は自分が作った傀儡よりも木偶に似て見える。球形の関節により、彼の動きは不便になったうえ、顔に現れた貼り合わせ線も嫌悪感を沸かせる理由になった。そのため彼は、自分とそっくりの傀儡を作り出し、自分の代わりに使用するようになった。日常生活では彼は常に軽く便利な木偶を持ち歩き、いつでも代わりに話をさせることができる。 |
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战四海 |
战斗伊始,蜜汁塘藕便在敌方身上留下了不易被察觉的傀儡丝线。而他在战斗时牵动丝线,好像将敌方当做舞台上的傀儡,演起了精彩的剧目。 饶有兴致的他甚至放出多个傀儡面具,监视着敌方的一举一动,观察敌方能否被替换成完美无缺的傀儡,永久成为他舞台上的演员。千万要小心,别被盯上呀~ |
戦闘が始まると、蜜汁塘藕は敵に気づかれにくい傀儡の糸を残す。そして戦闘中、彼はその糸を引いて、敵を舞台上の傀儡のように操り、見事な演技を披露した。 彼は興味津々で、複数の傀儡の仮面を使って敵を監視し、敵が完璧な傀儡変わりとなるかどうかを観察している。永遠に彼の舞台の俳優とするために。 |
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烩佳肴 |
蜜汁塘藕历史悠久,是苏州有名的民间小吃,其外形色泽润嫩,口感绵软甜蜜,老少咸宜。 藕以苏州塘藕最佳,洗净后去皮,切下头尾两端。将浸泡两小时以上的糯米塞入藕洞中,再将切下的头尾两端放回原位,用牙签固定住。 |
蜜汁塘藕は古くからある、有名な蘇州の伝統的な民間料理だ。見た目は滑らかかつ色鮮やかで、食感は柔らかく甘い。老若男女に愛されている。 蘇州※6の最良のレンコンを選び、洗って皮を剥き、両端を切り落とす。2時間以上浸したもち米をレンコンの穴に詰め、切り取った両端を元に戻してから竹串で固定しておく。 ※6:蘇州は蓮が特産品。蓮の実などの産地としても有名。 |
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解赋性 |
作为笑面匠的头牌,蜜汁塘藕的人气居高不下,这不仅是因为他表演的傀儡戏精巧绝伦,还因为他十分擅长甜言蜜语,轻易便能哄得观众为自己掏心掏肺。 犹如本体需要淋上糖桂花,蜜汁塘藕说出来的话也如蜜汁般悦耳动听,不知不觉间便能说服他人,让对方为自己做事。或是因为习惯了操纵如真人模样的傀儡,蜜汁塘藕并未察觉到自己行为的不妥,反而为观众喜爱自己而高兴。 |
蜜汁塘藕は笑面匠の主役として、常に人気が高い。彼の見事な傀儡戯(くぐつぎ)の演技だけでなく、甘い言葉を使いこなすことでも知られている。彼は蜜のように聞こえる言葉を口にし、無意識のうちに他人を説得し、彼のために尽くすよう仕向けてしまう。 本体がはちみつや桂花糖をかけるように、蜜汁塘藕の言葉も甘く、聞く人を魅了する。傀儡を操ることに慣れているため、蜜汁塘藕は自分の行動が問題だと気づいていない。むしろ、観客に自分を好きになってもらえることを喜んでいるくらいだ。 しかし、「彼」の存在により、蜜汁塘藕は観客が自分が作り上げた傀儡を好きなのか、傀儡のような自分自身を好きなのか見分けがつかなくなってしまった。答えが見つからない彼は、舞台の照明と拍手に浸りながら、自分の芸術を続けるしかない。 |
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记今朝 | “今日表演结束,回到傀儡箱时发现里面躺着生有双翼的食魂。我并不认识对方,但我们相处融洽,彼此都静静躺着,互不打扰,就像两具真正的傀儡。
…… |
「今日の舞台が終わって傀儡箱に戻ると、中には羽を持つ生きた食魂が横たわっていました。俺のしらない食魂でしたが、お互いに静かに寝そべって、お互い邪魔しないままでした、まるで本物の傀儡のようです。 …... 今日の傀儡戯の演技中に、腊八粥の表情が少し妙でした。その時のセリフは『こんにちは、お客様。一緒にゲームをしましょう』だったはずです。 舞台が終わった後、腊八粥にその表情の理由を尋ねると、彼は録画された映像をくれました。そして謎めいた口調で、昼間に必ず見るように、と伝えられました。」 |
※4:白居易は唐代中期の漢詩人で、白楽天とも呼ばれる。
※5:ストーリーにも登場した客船の名前だが、中国神話の中に登場する山の名前でもある。「烈子・唐文」をはじめ、様々な漢詩にも登場する。
※6:蘇州は蓮が特産品。蓮の実などの産地としても有名。
手紙
- 翻訳部分は管理人による翻訳です。
- 文章の()内に記載されているものは、注意書きが無い限り文章を補うための追記です。
- 一般的ではない名詞や、意味を調べる必要がありそうな用語については※以下に注釈を入れています。
半面之雅 |
○○: <信封里飘出一张常见的打印传单,只是内容并不寻常> 一、本次表演内容绝对安全,演出傀儡皆为特殊工艺制作,不会自主行动,更不会走下舞台。因此,如果你遇到离开舞台并主动与你互动的傀儡,请立刻远离,不要回应,不要触摸。 遵守规则,注意安全,祝您玩得开心 傀儡师 ○○: <封筒の中から、チラシが一枚ひらりと落ちた。だが、内容はいつもと異なるようだ>
ルールを守り、安全に気を付けて、楽しい時間をお過ごしください。 傀儡師 |
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同袍同泽 |
○○: 听说你聪慧过人,我特意在上一封傀儡戏里设计了谜题,结果你果然猜出了正确的时间地点,准时来看我表演。不愧是上过九重天,也下过幽冥司的食神,见多识广,胆识过人。 唐偶 ○○: 噂によれば君はとても賢いと聞いたので、前回の傀儡劇に謎を仕掛けてみたんです。結果的に君は正しい時間と場所を理解して、ちゃんと俺の演技を見に来てくれましたね。君が九重天に昇り、幽冥司にも降りた食神というだけのことはありました。様々な経験も豊富で、勇敢でしたから。 公演中、君は常に俺を見つめていましたよね。つまり俺が君を観察するときに、君も俺を観察しているということなんでしょうか? 唐偶 |
心意相通 |
○○: 今日翻阅傀儡戏传单时,感觉戏目有点少,想到你会觉得无趣,所以我特意制作了几个特殊傀儡,至于是什么样的傀儡……等你来了就知道了。但我保证,它们绝对会给你带来更加刺激和奇妙的观赏体验。 蜜汁糖藕 ○○: 傀儡劇の広告を確認した時、演目がちょっと少ないように感じたんです。君が面白くないと感じるかもしれないなと思ったので、特別な傀儡をいくつか作ったんですよ。それがどんな傀儡なのかは…君が来るまでのお楽しみです。でも保証します、きっと君にこれまでよりもっと刺激的で不思議な鑑賞体験を提供できるはずですから。 覚えていますか?君が员峤で「一二三木头人」を解いたことがありましたよね。俺は常に観客の視線を浴びることを楽しんでいるけれど、今はたとえ誰も俺を見ていなくても、君が俺を見つめてくれるだけで……それだけで十分なんです。 蜜汁糖藕 |
金兰之契 |
○○: 我很少“真心”感谢别人,毕竟他们都说藕木无心,我这样的傀儡一定不配有心脏,但这次对你的感谢是“真心”的哦~因为你的一句话,让一具“傀儡”变成了“人”。 当舞台灯光打在我身上,所有观众的目光都望向我,因我欢呼,为我喝彩时,木偶化后第一次谢幕的我,不知怎么想起了自己还能自由行动的时光。 如果真的有那一日,我希望你能陪在我身边,因为就像我在员峤说过的,当你看见我,念出我的名字,陪在我的身边,我才变成了……完整的自己。 蜜汁塘藕 ○○: あまり「心から」感謝をすることはありません。だって彼らは「藕木無心」なんて言うし、俺のような傀儡には心臓があるはずがないんだから。でも、今回は君に対して「心から」感謝しています。それは君の一言で一つの「傀儡」が「人間」に変わったから。 舞台の照明が俺に当たり、観客たちの視線が一斉に俺を見つめ、歓声と喝采が湧き起こる中、俺は木偶化後初めてのお辞儀をした……。そうしたらなぜか、自由に動けた時のことを思い出したんです。 あの頃、「彼」※7はまだ現れていなかったんです。俺は自由に風景を楽しむことができたし、傀儡箱の中にずっと横たわることもありませんでした。指先から風が流れる感触を覚えているし、野の花の香りが鼻先をくすぐるのも覚えてる。糸に操られることなく、どこに行きたいかは自由に決められたんです。 それは本当に美しい瞬間でした。君の笑顔のように輝かしく…しかし、今の醜い姿の俺に、そんな美しさを持ち続けることはできると思えません。怖いのです…しかし同時に、そうなることを望んでもいます。もし本当にその日が来たら、君にはそばにいてほしいんです。だって、俺が员峤で言ったように、君が俺を見つけて、俺の名前を呼んで、俺のそばにいてくれたら、俺は…完全な自分になれるから。 蜜汁塘藕 ※7:藕人のこと |
※7:藕人のこと
その他の蛇足情報
注釈まとめ
- ※1:影を仲間として一人で旅することを意味します。孤独であることの比喩。
- ※2:悪いことは単独ではなく必ず対になっている、転じて他にも必ず同類がいるという意味
- ※3:素晴らしい伴侶の結びつき
- ※4:白居易は唐代中期の漢詩人で、白楽天とも呼ばれる。
- ※5:ストーリーにも登場した客船の名前だが、中国神話の中に登場する山の名前でもある。「烈子・唐文」をはじめ、様々な漢詩にも登場する。
- ※6:蘇州は蓮が特産品。蓮の実などの産地としても有名。
- ※7:藕人のこと
料理について
- 蜜汁塘藕は別名「桂花糖藕」や「桂花蜜汁藕」と呼ばれ、氷砂糖を使って煮込んだもち米入りレンコン(!)に、はちみつやキンモクセイのシロップをかけていただく料理。実際に食べた人によれば、「日本人的には甘すぎるくらい甘い」らしい。中国の人は、この激甘料理をご飯として食べるそうなので、食文化の違いが如実に感じられるかもしれない。
- 上海あたりでは冷菜として供されることも多い。東京都内で食べられるお店もある。
- 類似の料理として「桂花糖芋苗」(里芋のキンモクセイシロップ煮込み)も存在する。里芋の方が、日本人のイメージは湧きやすそう。
食魂について
- どっちが本体?と悩んでしまうけれど、イラストで言うと背後に立っているのが「藕人」、手前に座っているのが本体。
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