基本情報
翻訳部分は日本語版アプリから引用。
名前 | 桂花酒 | ピンイン | guì huā jiǔ |
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日本版/読み | 桂花酒/けいかしゅ | 凡人名/常用昵称 | 桂花仙人 |
レア度 | 珍 | 菜系 | 普 |
概要 |
取金桂为原料,配以米酒陈酿而成。一眼看上去是位姿容姣好、气质脱俗的仙人,只是在那清冷的面具背后,却好似又有另一副模样。 |
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金木犀を使用し、米酒と一緒に熟成させて作られたもの。一見、美しい容姿をした仙人のように見えるが、その冷たい仮面の下には、もう一つの顔が隠されているようだ。 |
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礼物/贈り物 |
香薰机 随时随地轻松营造唯美仙境氛围,还可润泽肌肤、呵护健康。袅袅烟云中,那人的姿容更显出尘高雅,不似凡俗中人。 |
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芳香器 いつでもどこでも美しい仙境を作れる、肌の保湿や体をケアしてくれる。煙が曇る中に、姿はいっそう洗練されて上品に見え、俗人とは思えない。 |
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絵師 |
凌猫幸运Z(twitter) |
CV |
中国語:歪歪 日本語:高橋広樹 |
ボイス
翻訳部分は日本語版アプリから引用。
相逢/出会い |
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吾が広寒宮※1(こうかんきゅう)の主(あるじ)だ。フッ、いつか空桑(くうそう)も吾のおかげで美の楽土になる。 ※1:広寒宮:伝説に登場する月にあるとされる宮殿。仙人などが住む場所とされている。 |
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问候/挨拶 |
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おや! 君、来たのか……ふぅ、あまり騒がしくしないようにな? |
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相伴朝/同伴・朝 |
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フッ、眩しいだろう……おい、なんで朝日を見ている? 輝いているのは吾(われ)の美貌だ。 |
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相伴夕/同伴・夕 |
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あの月にある綺麗な点が見えたか? フッ、あれは吾(われ)の寝宮(しんきゅう)だ。 |
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投桃/贈答 |
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この香りは、吾の匂いと似ている……うむ、とても気に入った。 |
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赠礼/贈答 |
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君、よーく見るといい、この凡品を。本気でこれを吾に貢ぐのか? |
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闲谭一/雑談1 |
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空桑を本当の仙境に変えたらどうだ? 安心するがいい、美が理解できぬ者には、吾の美しさを感じさせれば解決だ。 |
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闲谭二/雑談2 |
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改めて考えてみたが、 広寒宮にいるのは少し寂しいな。 ここのほうが・・・・・・ な、 なんでもない! |
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喜恶/好き嫌い |
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明鏡、湖、そして君たちの瞳……吾の容貌を映し出すもの、すべて好むぞ。 |
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赞扬/賛辞 |
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悪くないぞ、少しは上達したようだな。吾が与えた全力の援助があれば、君が成長する良き薬となるだろう。 |
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指尖传情一
指先に込める思い1 |
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嫦娥(じょうが)※2? フッ、吾の美貌は……その程度か? ※2:中国神話に登場する月の女神。 |
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指尖传情二
指先に込める思い2 |
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古詩『孔雀東南飛』の一文にある『指は葱根(そうこん)を削るがごとく』って……もしや吾の手のことか! |
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指尖传情三
指先に込める思い3 |
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君は凡人だというのに、本当に無礼者だな! |
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撒娇/甘え |
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吾と福公ならどちらが美しい?フッ、答えを聞くまでもない。吾は君の考えを見抜いた――当然、美しいのは吾だ。 |
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告白/告白 |
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吾は……君の目に映る面貌(めんぼう)が、一番美しいと認識している。これからも君に、吾を見続けてほしい。 |
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结阵/結陣 |
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命令するな……吾がいるに相応しいチームなら、自ら同行する。 |
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入阵/入陣 |
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フッ、凡人風情(ぼんじんふぜい)が、仙人を直視する資格はない! |
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破阵/破陣 |
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フッ、吾の美貌に酔いしれるがいい! |
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求援/救援要請 |
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ゴホ……君、鏡を持ってきてくれ。華麗な反撃を楽しんでもらうために必要だ! |
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铩羽/虚弱 |
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やれやれ……吾の美貌のせいで、敵の士気が逆に高まってしまったか? |
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得胜/勝利 |
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フッ、邪魔者はこのまま全部綺麗に消えればいい。 |
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探索/探索 |
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フッ、これは外界から吾の美貌に対する返礼だ。 |
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劳作/労働 |
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ひとつ知って欲しいことがある。吾は『月佳仙子(げっかせんし)』であって、『田螺娘(たにしむすめ)※3』ではない。 ※3:「タニシ娘」という昔話があり、そのことが下敷きになっている。詳しくは蛇足へ。 |
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升星/昇格 |
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吾にとって、美は永遠に追求するものだ。 |
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突破/突破 |
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どうだ? この馨(かぐわ)しい桂(かつら)の香りから染み出る美を感じられたか? |
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调理/療養 |
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ふぅ~、この薬浴の香りは悪くないぞ、気に入った。 |
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寻踪/探索 |
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次来たときは、吾が作った桂花酒を味わわせてやろう。 |
翻訳部分は日本語版アプリから引用。
忆往昔
追憶 |
桂花酒化灵于杭州,因超凡的容貌与清冷的气质,让凡人无不为他倾倒,并不自觉称他为“谪仙”。而这位“谪仙”亦不负众望,飞升至广寒宫中,欲成为真正的仙人。 |
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桂花酒は杭州で化霊した。人々は彼の容姿と気質に魅了され、彼を「謫仙人」と呼ぶようになった。そして彼も皆の期待を裏切ることなく、順調に広寒宮に飛び上がり、本物の仙人のようになった。 |
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摹形貌
容姿 |
桂花酒化灵后,身着样式繁复的仙裙,手托桂枝玉净瓶,姿态优雅,超凡脱俗。桂花是他的代名词亦是其美貌源泉,故他在云鬓后斜插桂枝,并用桂花在裙摆上作点缀。 |
桂花酒が化霊した姿は、綺麗で豪華な着物を身に着け、桂枝玉浄瓶を手にしていて、優雅な所作で凡俗離れした感じがある。桂花は彼の象徴であり、美貌の源でもある。そのため、彼はいつも桂枝をかんざしとして挿している。そして着物の裾にも桂花の模様を入れている。 |
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战四海
技能 |
桂花酒坚信凭借自身魅力便足以退敌,因此馨香桂花与清醇酒液便是他的武器。他的一招一式看似随意,实则姿态完美无瑕。 他以纤纤玉指点酒挥向敌人,使对方沉醉倒地,或把酒瓶微倾,将滋补桂酒赠予我方。然而他最满足的时刻,便是慵懒地躺在桂树之上,扬袖撒落漫天桂子,看着队友为落下的桂花所迷醉而激发出熊熊战力。 |
桂花酒は自分の魅力に強い自身を持ってお り、 酒と桂花は彼の武器である。 戦う時の動 きが無規則に見えるが、 実は一挙一動に完璧 な思慮がある。 |
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绘佳肴
味 |
桂花酒是江南地区的佳酿,因余香悠远,甜淡适宜,令人一尝倾心。 酿造桂花酒,需选用秋季盛开的金桂,配以优质的米酒陈酿而成。成品酒液色泽金黄,清新绵甜,桂花香味浓郁,具有开胃健脾、养颜美容等功效,一年四季适饮,男女老少咸宜。 |
桂花酒は江南地方では最高のお酒の一種で、香りが強く甘みがあり、一度飲めばハマってしまうと定評がある。 |
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解赋性
天性の才 |
桂花酒对自身美貌格外自信,认为桂花是世上最美之花,而他亦是世上最美之人。若美丽的事物稍有瑕疵,破坏了完美“仙境”,便会气急败坏。 |
桂花酒は自身の美しさに自信を持っていて、桂花こそ世界で一番美しい花であり、彼自身も世界で一番美しい人だと信じている。そんな彼は美しいものに少しでも瑕があれば完璧な「仙境」を壊すと激怒してしまう。 |
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记今朝
絆 |
“今日窗外桂枝又开放了。素听闻天地灵物之华能延年益寿,想来吾之美颜,也属灵物之中,滋养得桂枝日日绽放。 |
「今日、窓の外の桂花がまた咲いた。天地の霊物の精華は長生きさせる効果があると昔から聞いたことがあるが、この桂花が毎日咲いていることからすれば、おそらく吾の美貌もその霊物の一種であろう。 |
手紙
翻訳部分は日本語版アプリから引用。
- 文章の()内に記載されているものは、注意書きが無い限り文章を補うための追記です。
- 一般的ではない名詞や、意味を調べる必要がありそうな用語については※以下に注釈を入れています。
半面之雅 半分風雅 |
○○: 呵,空桑的少主人,吾向来不喜废话。此信如你所见,是封紧急密信,吾在传信上已做到低调的极致。上次广寒之灾,经吾细想确有后患。吾听闻奸人混入宫内,多年潜伏,似为取得某件无价珍宝……而整个广寒宫最令人倾倒的宝贝,不正是吾吗! 广寒宫主人 |
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○○: フッ、『空桑の若様』よ、単刀直入に言おう。見てのとおり、この手紙は緊急連絡だ。手紙を届けるとき、できるだけ人目を避けておいた。 広寒宮の主 |
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同袍同泽 同袍同沢 |
○○: <机关兔扛来一只华美的大匣子。将信从满盒桂花中扒拉出来,费了半柱香的时间。> 桂花酒 |
○○: <絡繰兎は華やかな箱を持ってきた。桂花がいっぱい入っているその箱から手紙を取り出したのだが、結構な時間がかかった。> 桂花酒 |
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心意相通
以心伝心 |
○○: 少主,听说你平日这么努力,是为了不让某人失望?你可能不大明白,但吾很清楚——你这是迷上吾了吧。吾理解,人们对吾美貌的惊艳,总有一天会变成爱意,而爱意则能转化为前行的动力。怎么,你也打算遵从这种必然的规律了吗?若是这样,我……吾不会反对。 桂花酒 |
○○: ○○、小耳に挟んだのだが、君が日頃、努力を怠らないのは、ある人に失望させたくないからだろう? 君は気づいていないかもしれないが、吾にはよくわかっている。君は吾に惚れているだろう。吾はよく理解している。人々は吾の美貌に対するこの驚きは、いつか愛に変わる。その愛は前身の力にもなる。 桂花酒 |
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金兰之契 金蘭之契 |
○○: <桂色信笺上,写着一行小诗:何须浅碧深红色,自是花中第一流。> 桂花酒 |
○○: <モクセイ色の便箋に、「鮮やかな色がなくとも、一流の花であることは明白(※)」という一行の詩が書いてある。> 桂花酒 鮮やかな~:原文は「何须浅碧深红色,自是花中第一流」。 月桂:月桂樹のこと。花はうっすら黄色で香りもほんのり。月桂樹とキンモクセイは同じモクセイ科の植物でもある。また中国では、月にキンモクセイの巨木が生えているという伝説が存在する。 |
その他の蛇足情報
料理について
- 中華料理屋さんでよく目にする「桂花陳酒」という名前が一般的か。米酒で造られるとあるが、白ワインが原料となるものもある。
- 「桂花酒」の桂花はキンモクセイのことだが、現代の日本人が想像するキンモクセイは「丹桂」と呼ばれる橙色の花を咲かせるもの。4つ目の手紙に登場する「何须浅碧深红色,自是花中第一流」は「鮮やかな色がなくとも」と書かれているように、淡い黄色の「金桂」のことを指している。ちなみに白い花をつけるのは「銀桂」、つまりギンモクセイ。
食魂について
- 担当声優は歪歪さん。桂花酒、宫保鸡丁、粽子も担当している。
そのほかの作品では明日方舟のパッセンジャー、魔道祖師の薛洋、日本のアニメならハイキュー!!の縁下力など。
- 楊貴妃がお気に入りでよく飲んだという逸話もあり、恐らく彼が美貌に自信があるというのはそのため?
- 月の逸話が頻繁に引用されるのは「月に大きなキンモクセイの木がある」という中国の伝説が存在するためと思われる。
- 広寒宮の主を自称しているのも上記の伝説があるためと思われる。広寒宮はいわゆる月の都のことで、不老不死の秘薬を飲み逃亡した嫦娥(じょうが)もここに住んでいると言われる。それだけでなく、キンモクセイは月からやってきたという伝説も存在するなど、月と非常にゆかりの深い植物。
タニシ娘
彼は労働を頼むと「タニシ娘じゃない」という。このセリフは福建省福州市地方の民間伝承に登場する物語が下敷きになっていると思われ、陶淵明が編纂した捜神後記に「田螺姑娘」として現れる。中国にはこの話の類話が多数存在する。
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晋の時代、安帝の治世(西暦396年~404年)に謝端という男がいた。彼は両親を亡くした上に親戚もいなかったため、近所の人たちに育てられた。彼は礼儀正しく、品行方正な青年になったが、一人立ちしても妻をもらわなかったので、人々はみな心配して彼のために縁談を探した。しかし結局彼にふさわしい妻は見つからず、謝端は結婚しなかった。
謝端は朝早くから畑仕事や家事に熱心に取り組み、昼夜を問わず真面目に働いていた。そんなある日、彼は村の近くで巨大な巻貝を見つける。彼はその大きな巻貝を持ち帰り、数日間壺にいれて世話をしてやった。すると謝端が毎朝畑に行って帰ると、家にはあたたかな食事やお風呂、火が準備されるようになった。
謝端はそれを近所の人が気を使って用意してくれたのだろうと思い、その人にお礼を言ったが「お前が良い妻をもらったから用意されているのではないのか?私は用意していない」と返されてしまう。
不思議に思った謝端は朝早く仕事に行くふりをして、家の中を覗いてみることにした。そこで彼は巻貝を入れていた壺から女性が現れて、食事の支度を始める様子を目撃した。謝端はその女性に「貴方は何者だ、なぜこんなことをしているんだ?」と問うと、女性はその声に驚いて、慌てて壺に戻ろうとしましたが間に合わず、しぶしぶ自分が『白水素女』と呼ばれる存在だと名乗った。
白水素女は「天帝が孤児として育ったうえ妻もいない謝端のことを哀れに思って、白水素女に謝端の妻の代わりに家事をするよう指示をしたのだ」と話した。また彼女はさらにこう続けた。「10年後にはあなたは裕福になって、ふさわしい妻を得るはずです。そのとき私はここを去るつもりでした。しかし、あなたに私の正体がばれてしまいましたからもうここにはいられません。でも安心してください、あなたは必ず幸せになるでしょう。一生懸命に働いて、そしてこのタニシの殻を保管しておけば、食料には困ることはないはずです」
謝端は彼女に、せっかくここに来たのならばこのまま家にいてほしいと引き留めようとしたが、突然風雨が吹き荒れ、彼女は姿を消してしまった。
端は彼女を神として大切に祀り、これまで通り真面目に働くことにした。 やがて彼は出世して、最後には県の長官にまで出世したという。
食魂について
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