吉利虾

ページ名:吉利虾

基本情報

翻訳部分は日本語版アプリから引用。

名前

吉利虾 ピンイン jí lì xiā

日本語版

吉利エビ/きりえび 凡人名 吉利

菜系

レア度
概要

属闽菜,一说此菜得名于“吉”“利 ”二姓夫妇婚宴之上。因此他认为爱情乃是人间至美之物,一切与其有关的事物都该被歌颂。

福建料理、この料理は「吉」「利」という苗字の夫婦の結婚式に由来するとされている。そのため、愛情が世の中で一番美しいもので、それと関わるものはすべて謳われるべきだ。※1

※1:原文では「そのため、彼は愛が世界で最も美しいもので、それと関わるすべてのものは賞賛されるべきであると信じている。」となっている。

礼物/贈り物

芙蓉石

开采自云南的上品芙蓉石,其形雍容华贵,其质似玉非玉,可提升桃花运,助佩戴之人邂逅命定佳偶!

芙蓉石

雲南で採れた上質な芙蓉石。綺麗な見た目で玉みたいな質感を持っていて、恋愛運がよくなる。運命の人を探しているあの人のためになるかも!

絵師

通常:隼熙

喜结猫缘:恰北北 

CV

中国語:杨凯祺

日本語:松岡禎丞

ボイス

翻訳部分は日本語版アプリから引用。

相逢/出会い

 

初めまして……運命の赤い糸がボクをここに導いてくれたのでしょうか?

问候/挨拶

 

なにやら甘い香りが漂ってきたと思ったら……君がいらしたからですね!

相伴朝/同伴・朝

 

朝の風は優しいですよね。まるで恋人の手を彷彿とさせます。

相伴夕/同伴・夕

 

『柳(やなぎ)の梢頭(しょうとう)に月が上った、約束の黄昏時に※2』……恋人にとって、この瞬間こそがちょうど良いタイミングですね!

※2:宋代の詩人、欧陽修「元夕」からの引用。旧正月の夕暮れ時に逢瀬を楽しむ恋人たちの詩。こちら意外にも旧正月にまつわる詩が引用され、彼自身おめでたい事が好きなのだと示されている。

投桃/贈答

 

これはもしかして……愛の印(しるし)ですか?

赠礼/贈答

 

ふぅ……いつかボクの想い人を授けていただけたら嬉しいですね。

闲谭一/雑談1

 

愛し合う人々が結ばれ、夫婦(めおと)になれたら良いですよね!

闲谭二/雑談2

 

「情は何処(いずこ)より沸き起こり、一往(いちおう)に深くする。生けるは者は死を恐れずに、死して心に蘇る」……これこそ、愛の力ですよね……

喜恶/好き嫌い

 

恋は甘酸っぱいオレンジの味ですよね。それなのに何故『すっぱい葡萄』のような感傷を抱きますか?

赞扬/賛辞

 

キミは愛されるべき人です。若がいつまでも愛の光に照らさる存在でありますよう祈ましょう。

指尖传情一

指先に込める思い1

 

これは、愛の表現ですか?

指尖传情二

指先に込める思い2

 

あっ! 今、ビリビリッと来ました! これは愛の感覚ですかね!?

指尖传情三

指先に込める思い3

 

繍球※3を探しているのですか? あれは縁のある方のために作ったのですよ! えっ、若が……もしかして……?

※3:家族や友人など、大切な人へ贈る縁起物。また同時に縁結びの縁起物でもある。

撒娇/甘え

 

恋人みたいにキミに甘えてもいいですか? ずっとそうしたかったから……。

告白/告白

 

ボクは、若と『もう二度と離れない』とハートエビに誓います……

结阵/結陣

 

ボクと共に愛を探す旅に出ましょう!

入阵/入陣

 

この繍球(しゅうきゅう)はどこまで届くでしょうか……?

破阵/破陣

 

よーく見て! 愛の力は無限です!

求援/救援要請

 

早く……助けてくださ、い……運命の赤い糸が、切れて……しまいま、す……!

铩羽/虚弱

 

未来は、順風満帆とは言えません。愛情も……同じです……

得胜/勝利

 

勝利の滋味(じみ)と愛情の滋味、どちらが甘いのでしょうか?

探索/探索

 

『雑踏で彼(あ)の人を何度となく探し回りました。思いがけず振り返ると……消えそうな薄明かりの灯(あか)りの下に想い人の姿が……』現れたらよいですよね?

劳作/労働

 

空桑(くうそう)は心を込めて経営すべきでしょう。それは、愛情も同じですよね!

升星/昇格

 

今後は、もっと多くの人に、良縁を結べる者になりたいです!

突破/突破

 

いま、たくさんのピンク色の泡を見ましたよ。あれは、恋の息吹に違いありません!

调理/療養

 

お風呂に入ったとき、様々な花びらを入れると、恋の運勢を変えられるって聞いたことがありますよ!

寻踪/探索

 

明日(あした)も明後日(あさって)も、お会いできますか?

 

伝記

翻訳部分は日本語版アプリから引用。

忆往昔

追憶

据传东汉末年,有姓“吉”和姓“利”的两家人因逃避兵乱来到厦门。这两家人的一双儿女相伴长大,结为夫妻。婚宴前,新郎新娘祈求永结同心,特意做出了这道菜。吉利虾自化灵起便陪伴着两人成长,见证了他们甜蜜动人的恋情,也盼望真爱能降临在自己身上。他从食神伊挚处听闻空桑三界食客众多,便抱着遇见真命之人的美好期待来到了空桑。

後漢末期※4、兵乱の禍を逃れるべく、「吉」と「利」という苗字の二つの家族が夏門※5までたどり着いた。両家の子供はともに成長し、やがて夫婦となった。結婚の宴会で、二人の愛情が末永くあるようにという願いを込めて、新郎新婦がこの料理を創作したという。
吉利エビはふたりの甘い愛情を見て、自分にもこんな真摯な愛情が訪れたらと願うようになった。彼は伊摯に、三界からの客人が来ていると聞き、運命の人に出会えるかもしれないという願いを抱いて空桑にやって来た。

※4:後漢は西暦25年~220年まで存在した国家であり、ここでいう「兵乱の禍」は恐らく三国志で描かれている戦乱のこと。
※5:福建省廈門市。

摹形貌

容姿

吉利虾自化灵起便向往着爱情的甜蜜,爱屋及乌地喜欢一切看起来幸福而美好的颜色,因此自己的衣服也多选用金色和粉红色作为主色调。
怀揣着对爱情的期待,吉利虾常常随身携带一枚绣球,时刻准备迎接专属于他的姻缘。

吉利エビは化霊した時から甘い愛情に憧れており、幸せそうな色は全て好むようになった。故に自分の衣装も主に金色とピンクを用いている。
愛情への期待を抱え、吉利エビはいつもリボン玉※6を持ち歩いていて、彼にとって運命となる縁を待っている。

※6:技能の欄、および原文では繍球とされている。

战四海

技能

因爱而生的吉利虾,即使在战场上也不忘带上他的绣球,四处播撒爱意。他会用这份甜蜜的爱愈合队友的创伤,并像守护爱人般守护队友。
当收到“爱的信号”时,吉利虾就会变得异常激动,连他脑袋顶上的头发也会像天线般竖起来,他还会将这份爱传递给大家,让队友都沐浴在耀眼的爱的光芒中,得到身与心的持续治愈。

愛から生まれた吉利エビは、戦場にも彼の繍球を持っていき、あちこちに愛をまき散らしている。この甘い愛で仲間の傷を癒し、恋人を守るように仲間を守ってくれる。
「愛の信号」を受け取ると、吉利エビは興奮し、頭上の髪の毛までもアンテナのように立ち上がる。仲間にまばゆい愛の光を浴びせるように、みんなに愛を伝えて、心と体を癒してあげる。

绘佳肴

吉利虾属闽菜,以其金黄的色泽和外酥里嫩的口感享有盛名,颇受食客喜爱。
制作时先取对虾洗净,去壳留尾,清理虾线,以料酒,盐等腌制:将辣椒,香菇,冬笋等配料洗净切丝备用。将虾裹面包屑和蛋液后入锅炸至金黄,随后将配料入锅,调好酱汁煮沸勾芡,起锅装碗,与炸虾一并上席。吃时将芡汁洒在虾球上即可食用。

吉利エビは閩菜に属しており、金色の光沢と裏表で違う食感が多くの人に好まれている。
料理の際には、まずエビを洗って殻を剝き、背わたを取った上で料理酒、塩などに漬ける。唐辛子、椎茸、タケノコなどの具を洗って千切りする。エビに卵とパン粉をつけて金色になるまで揚げる。その他の具材を入れ、ソースにはとろみをつける。具とエビフライと一緒に出して、食べる時にソースをエビフライにかけて完成となる。

解赋性

天性の才

吉利虾化灵后便一直生活在单纯美好的世界里,他性格乐观天真,喜欢歌颂世间一切美好之事,甚至不论遇到何事,都会立刻联系到爱情身上。
每时每刻都在等待属于自己的情缘,相信在世界的某一个地方,一定有一位命定之人,会与自己一起编织美好的未来。

吉利エビは化霊してからというもの、単純で素晴らしい世界を生きている。彼は楽観的であり純粋な性格の持ち主で、この世の全ての美しいものを讃える。何に対してもそれを愛情として関わろうとしている。
彼は四六時中自分への愛情を持っている。この世界のどこかにはきっと自分の運命の人がいて、共に素晴らしい未来へ歩んで行けると信じている。

记今朝


“今晚和龙须酥一起去观星的时候发现有两颗星星离得好近啊,他们一定是陷入了爱河!能在星河中恋爱,那该有多美呀……
不知道我未来的伴侣是不是今晚也和我一样在看这些星星呢……”

「今日、龍須酥と一緒に星を見た時に二つの星がくっついているのを見つけたんだ。きっと恋に落ちたのでしょう!天の川で恋愛するなんて、どれだけ美しいのだろう……
 未来のパートナーも今夜ボクと一緒にこの星たちを見ているのだろう……」

 

手紙

翻訳部分は日本語版アプリから引用。

  • 文章の()内に記載されているものは、注意書きが無い限り文章を補うための追記です。
  • 一般的ではない名詞や、意味を調べる必要がありそうな用語については※以下に注釈を入れています。

半面之雅

半分風雅

○○:

<从信封中掉出一张极其粉嫩的纸张。>

招亲启示

小伙二十刚出头,精明能干不怕愁。

虽无工作可分配,但有雄心另奋斗。

欲寻命定佳伴侣,共谱余生度春秋。

有意者可致电:吉利虾XXXXXXXX

等待来电的吉利虾

○○:

〈封筒からピンク色の紙片が落ちた。〉

『結婚相手募集中』

二十代前半、賢くて有能。

無職だが、夢多き者。

上記条件を満たす、余生を共有できる運命の伴侶を求む。

電話番号:吉利エビXXXXXXXX

着信待ちの吉利エビ

同袍同泽

同袍同沢

○○:

最近我又得到了一个新的方式!首先呢,要让脑子里都充满爱情的粉红幻想~然后,满怀爱意的出门逛一逛!只要心思够虔诚,就一定可以遇到Mr. Right!

于是,我就想着一个甜蜜的吻,然后闭着眼睛走出房间。结果……我撞进了一个柔软的怀抱,她还发出可爱少女才会有的“呐喵”口癖!

可惜,到最后亲上去时我才发现……是怒火中烧的陆吾大人……

呜呜……我的脸颊被挠得火辣火辣的。

吉利虾

○○:

最近また新しい方法を見つけたよ! まずは頭の中にラブラブな妄想を巡らせて、そして愛を求めて家から出て散策したんだ! 誠意を尽くせば、きっと運命の人に出会えるからね!

だから甘い口づけを想像しつつ、僕は目を閉じて部屋を出たんだ。そうしたら、可愛い少女の口癖である「にゃ」って言った柔らかい人とぶつかったんだ……!

これは運命の人だと思って、僕はキスしたんだよね……でも、相手は激怒した陸吾様だったんだ……

ううっ……顔をいっぱい引っ掻かれて、痛かった〜。

吉利エビ

心意相通

以心伝心

○○:

我昨天终于从厨房讨来了一碗桃花粥!那充斥鼻腔的桃花香气,是不是爱情降临前的吉兆呢?

我在氤氲的雾气中看到了吉先生和利小姐的容颜,也看到了他们相知相守,不离不弃的一生。我还看到了……你的笑容,难道爱情真的就像我前几日看到的那句诗一样吗?

蓦然回首,那人却在,灯火阑珊处※7

吉利虾

※7:宋代の詩人である辛弃疾「青玉案·元夕」という漢詩が元ネタ。元宵節というお祭りの際に暗がりにいる女性を探すという内容。

○○:

昨日やっと厨房から桃花粥※8を一杯もらってきたよ! 「桃花の香りは愛の兆し」って言うよね?

霧の中に吉先生と利姐さん※9を見てさ。二人は相思相愛で一生を過ごしたんだよ。それとね⋯⋯キミの笑顔も見たんだ。愛というものは数日前に読んだ詩と同じかなぁ?

『ふと振り返れば、薄明かりにあの人がいた。』

吉利エビ

※8:桃花粥と実装時期はほぼ一緒。ちなみに桃花粥本人は毎日えびちゃんが桃花粥をもらいに来ることに辟易している。
※9:吉利エビの名の由来となった夫婦のこと。詳細は蛇足の「料理について」を参照のこと。

金蘭之契

○○:

从上次贴出招亲启示开始,我接到了很多电话,但那些来应聘的人都不是我心中所幻想的伴侣……恋爱究竟是怎样的滋味呢?是酸甜的橘子味,还是青涩的橄榄味……我好想尝试一下啊……或许,等你有时间的时候,可以给我打一个电话吗?

吉利虾

○○:

結婚相手を募集したら、電話が何本か来たよ。でも応募してくれた人は、僕の理想とするパートナーじゃなかった……愛とは一体、どんな味がするのかな? 果実に例えると、甘酸っぱいみかんか、それとも青くて渋い橄欖※10のよう……

試してみたいな……もしよかったら時間があるとき、電話してくれないかな?

吉利エビ

※10:果実が食用になり、種からは油を採取できる植物のこと。オリーブの訳語としても使用されているが、本来は関係ない別の植物。

その他の蛇足情報

注釈一覧

  • ※1:原文では「そのため、彼は愛が世界で最も美しいもので、それと関わるすべてのものは賞賛されるべきであると信じている。」となっている。
  • ※2:宋代の詩人、欧陽修「元夕」からの引用。旧正月の夕暮れ時に逢瀬を楽しむ恋人たちの詩。こちら意外にも旧正月にまつわる詩が引用され、彼自身おめでたい事が好きなのだと示されている。
  • ※3:家族や友人など、大切な人へ贈る縁起物。また同時に縁結びの縁起物でもある。
  • ※4:後漢は西暦25年~220年まで存在した国家であり、ここでいう「兵乱の禍」は恐らく三国志で描かれている戦乱のこと。
  • ※5:福建省廈門市。
  • ※6:技能の欄、および原文では繍球とされている。
  • ※7:宋代の詩人である辛弃疾「青玉案·元夕」という漢詩が元ネタ。元宵節というお祭りの際に暗がりにいる女性を探すという内容。
  • ※8:桃花粥と実装時期はほぼ一緒。ちなみに桃花粥本人は毎日えびちゃんが桃花粥をもらいに来ることに辟易している。
  • ※9:吉利エビの名の由来となった夫婦のこと。詳細は蛇足の「料理について」を参照のこと。
  • ※10:果実が食用になり、種からは油を採取できる植物のこと。オリーブの訳語としても使用されているが、本来は関係ない別の植物。

料理について

  • 一言でいうと中華風エビフライ。日本風のエビフライとは異なり、腹を開いて平たい状態にしてから衣をつけて油で揚げる場合が多い。ネギやニンニクの入ったすっぱい風味の中華ソースをあつあつのうちにかけて完成。油淋鶏のエビ版?
  • 現在も福建省廈門市で食べられている名物料理。伝説では厦門で誕生した料理ということになっている。
  • 吉利虾の「吉利」は、伝記にもある通り「吉」と「利」の苗字を持った二人から取られている。二人は恋人同士だったころ、海辺でエビを取りに行っていたことがあった。この出来ごとを大切な思い出と考えていた二人は、結婚式にエビを使った料理を供することに決める。そこで料理人は「吉」と柑橘類を意味する「桔」の音が似ていることから、この料理は桔汁、つまり柑橘類のジュースで味をつけることにした。また「利」と「栗」の音も似ているので、エビは栗の形に整えられている。
  • 「吉」も「利」も縁起の良い言葉であり、ラブラブ夫婦の思い出に彩られたダブルミーニングな料理。
  • ちなみにエビが食べられ始めたのは約4000年前の長江周辺と言われている。治水工事を行っていた際、水草を燃やそうと火をつけたところエビを焼いてしまい、おいしそうな香りがしたから食べてみたのがはじまりとか。世界史的に見ても、この時代前後から世界中でエビが食べられるようになった。日本でも縄文時代には食べられている。

キャラクターについて

  • えびちゃんがリボンのかけられた鞠を持ち歩いているのは、それが縁結びの縁起物だから。
  • この鞠は繍鞠と呼ばれるもの。元来は若い男女が祭りの日一列に並び、歌を歌いながら意中の男性へ、女性から投げて渡すものだったという。意気投合すれば将来を約束しあう=婚約する。これを「繍球招婿」と呼ぶので本来は女性が持つものだが…えびちゃんはパートナーを見つけたらお嫁さんになるつもりなのか…?現在は家族や友人など、大切な人へ贈られるという。また同時に縁結びの縁起物でもある。
  • なおこの繍鞠、中国の少数民族、チワン族が作る工芸品でもある。チワン族の女性は老若問わず皆つくれるんだとか。
  • えびちゃんは婚活男子だが、実際の中国でも結婚できない男性は急増中。その原因のひとつが一人っ子政策と言われている。中国では男の子を非常にかわいがって育てる傾向もあり、男性が圧倒的に多い。そのため婚活市場では男性があまりまくっている。とはいえ女性でも結婚できない人は増加しているそうなので、結婚したいのにパートナーがいないというえびちゃんの悩みは、中国の若い男女の悩みでもある。

 

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