左メニュー
左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...
解答案を載せていきましょう。
鎖状ポリヌクレオチドの水素結合を題材にした問題
(1)Helmholtzの自由エネルギーの全微分形は
d F = − S d T − p d V {\displaystyle dF=-SdT-pdV} ・・・①
と表される。ここで、 − p d V {\displaystyle -pdV} {\displaystyle -pdV}は外力のする仕事を表しており、この系においてはそれが X d R {\displaystyle XdR} で表されると問題文中にあるので、
d F ( T , R ) = − S ( T , R ) d T + X ( T , R a ) d R {\displaystyle dF(T,R)=-S(T,R)dT+X(T,Ra)dR} {\displaystyle dF(T,R)=-S(T,R)dT+X(T,Ra)dR}
となる。
(2)①より、
X ( T , R ) = ∂ F ( T , R ) ∂ R {\displaystyle X(T,R)={\frac {\partial F(T,R)}{\partial R}}}
(3)
内部エネルギー U ( T , R ) {\displaystyle U(T,R)} {\displaystyle U(T,R)}に対して全微分形
d U = T d S + X d R {\displaystyle dU=TdS+XdR}
が成り立つ。
両辺を T {\displaystyle T} {\displaystyle T}一定条件下で R {\displaystyle R} で微分すると、
( ∂ U ( S , T ) ∂ R ) T = X + T ( ∂ S ∂ R ) T {\displaystyle \left({\frac {\partial U(S,T)}{\partial R}}\right)_{T}=X+T\left({\frac {\partial S}{\partial R}}\right)_{T}} {\displaystyle \left({\frac {\partial U(S,T)}{\partial R}}\right)_{T}=X+T\left({\frac {\partial S}{\partial R}}\right)_{T}}・・・②
となる(温度一定の条件のため)。
ここで、 ∂ 2 F ∂ T ∂ R = ∂ 2 F ∂ R ∂ T {\displaystyle {\frac {\partial ^{2}F}{\partial T\partial R}}={\frac {\partial ^{2}F}{\partial R\partial T}}}
①より、
( ∂ X ∂ T ) R = − ( ∂ S ∂ R ) T {\displaystyle \left({\frac {\partial X}{\partial T}}\right)_{R}=-\left({\frac {\partial S}{\partial R}}\right)_{T}} {\displaystyle \left({\frac {\partial X}{\partial T}}\right)_{R}=-\left({\frac {\partial S}{\partial R}}\right)_{T}}
が成立する。
これを②に代入して
( ∂ U ∂ R ) T = X − T ( ∂ X ∂ T ) R {\displaystyle \left({\frac {\partial U}{\partial R}}\right)_{T}=X-T\left({\frac {\partial X}{\partial T}}\right)_{R}}
が得られる。
(4)
内部エネルギー U {\displaystyle U} {\displaystyle U}を T {\displaystyle T} と R {\displaystyle R} {\displaystyle R}の関数として
( ∂ U ∂ R ) T {\displaystyle \left({\frac {\partial U}{\partial R}}\right)_{T}} ・・・③と ( ∂ U ∂ R ) S {\displaystyle \left({\frac {\partial U}{\partial R}}\right)_{S}} {\displaystyle \left({\frac {\partial U}{\partial R}}\right)_{S}}・・・④を比較する。
③は等温変化、④は断熱変化である。
③は(3)の結果と X ( T , R ) {\displaystyle X(T,R)} の表式より、
( ∂ U ∂ R ) T = A ( 1 − T T C ) − T ( − A T C ) = A {\displaystyle \left({\frac {\partial U}{\partial R}}\right)_{T}=A\left(1-{\frac {T}{T_{C}}}\right)-T\left(-{\frac {A}{T_{C}}}\right)=A} {\displaystyle \left({\frac {\partial U}{\partial R}}\right)_{T}=A\left(1-{\frac {T}{T_{C}}}\right)-T\left(-{\frac {A}{T_{C}}}\right)=A}・・・⑤
となる。
一方、断熱過程では
d U = d Q + X d R = X d R {\displaystyle dU=dQ+XdR=XdR}
が成り立つことから④は
( ∂ U ∂ R ) S = X = A ( 1 − T T C ) {\displaystyle \left({\frac {\partial U}{\partial R}}\right)_{S}=X=A\left(1-{\frac {T}{T_{C}}}\right)} {\displaystyle \left({\frac {\partial U}{\partial R}}\right)_{S}=X=A\left(1-{\frac {T}{T_{C}}}\right)}・・・⑥
となる。⑤、⑥より
( ∂ U ∂ R ) T > ( ∂ U ∂ R ) S {\displaystyle \left({\frac {\partial U}{\partial R}}\right)_{T}>\left({\frac {\partial U}{\partial R}}\right)_{S}}
が成り立つが、 C R = C o n s t . > 0 {\displaystyle C_{R}=Const.>0} {\displaystyle C_{R}=Const.>0}よりこのことから断熱的に引っ張るとき温度は下がることがわかる。
シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。
左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...
レジュメを利用するには?レジュメって何?レジュメを探すには?レジュメを書く/登録するには?ブックリストにない本についてレジュメを書くには?ブックリストにある本についてレジュメを書くには?ブックリストを...
解答案を載せていきましょう。目次1 平成29年度1.1 物理(3)Ⅰ-Ⅲ1.1.1 Ⅰ単振動・減衰振動1.1.2 Ⅱ磁気双極子モーメント1.1.3 Ⅲ磁石の回転2 平成28年度3 平成27年度3.1 ...
書誌情報[]タイトル演習詳解 力学 第2版著者江沢洋、中村孔一、山本義隆出版日本評論社目次[]第1章 運動学 第1章のレジュメはこちら!第2章 質点の力学 第2章のレジュメはこちら!第3章 非線形振動...
目次1 書誌情報2 目次2.1 はしがき2.2 序章公共経済学への招待2.3 第1章課税と経済主体の反応3 第2章市場と効率性4 第3章不完全競争と公共部門5 第4章外部性6 第5章公共財7 紹介8 ...
書誌情報[]Title物性物理のための場の理論・グリーン関数-量子多体系をどう解くか?Author小形正男Publisherサイエンス社, ©2018.目次[]第1章 第2量子化 第1章のレジュメはこ...
大学演習熱学・統計力学[]物理系学生なら大抵は知っている問題集です。私(@kojinncircle)は学力が低いので分かるところだけ自分のためのメモを作っていくという方針です。熱力学的な言葉で書かれた...
]BookCard:Roger Lewin(2004), Human Evolution: An Illustrated Introduction Human Evolution: An Illust...
目次1 総記1.1 情報科学1.2 図書館1.3 論文作法2 数学2.1 論理学2.2 微分積分2.3 線形代数2.4 確率統計3 物理学3.1 力学3.2 電磁気学3.3 量子力学3.4 相対論3....
レジュメを利用するには?レジュメって何?レジュメを探すには?レジュメを書く/登録するには?ブックリストにない本についてレジュメを書くには?ブックリストにある本についてレジュメを書くには?ブックリストを...
目次1 どうして英語より韓国語のほうが早くマスターできたのだろう2 語順が同じということのメリット3 語順を変えてしまう助詞の魔術4 省略のニュアンス5 「それ」と「あれ」はどこが違う?6 召し上がっ...
他の章はブックカードへどうぞ→ブックカード演習問題の解答[]特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。...
他の章はブックカードへどうぞ→ブックカード演習問題の解答[]解答 第1章の演習問題の解答です(ジェリコ Twitter:@fit_the_battle)特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはC...
『演習詳解 力学 第2版』のブックカードはこちらです。ほかの章に飛ぶときはこちらからどうぞブックカードへ特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。...
『演習詳解 力学 第2版』のブックカードはこちらです。ほかの章に飛ぶときはこちらからどうぞブックカードへ特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。...
『演習詳解 力学 第2版』のブックカードはこちらです。ほかの章に飛ぶときはこちらからどうぞブックカードへ特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。...
『演習詳解 力学 第2版』のブックカードはこちらです。ほかの章に飛ぶときはこちらからどうぞブックカードへ5-1 two body problem[]LaTeXで作りました。順番は、左→右、一段降りて、...
『演習詳解 力学 第2版』のブックカードはこちらです。ほかの章に飛ぶときはこちらからどうぞブックカードへ目次1 3-4 放物面を転がる質点の運動2 3-8 PLK法3 3-15 Ljapunov関数(...
他の章に飛ぶときはブックカードからどうぞブックカード目次1 62.遅延ポテンシャル2 63.リエナール-ヴィーヒルトのポテンシャル3 64.遅延ポテンシャルのスペクトル分解4 65.2次の項までとった...
他の章に飛ぶときはブックカードからどうぞブックカード目次1 53.幾何光学2 54.光の強度3 55.角アイコナール4 56.細い光線束5 57.広い光線束による結像6 58.幾何光学の限界7 59....