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CE73のデストロイによるベルリン崩壊に際して両親を失った戦災孤児。
混乱するベルリンで窃盗、強盗などありとあらゆる手段を使って生き延びてきた。
弟のカシム=マリディアを養っていくことが両親に最後に託された思いであることを確信しており、そのためにローゼンクロイツのシーグリス=マルカの誘いに乗ってエクステンディッドとしての施術に応じている。
シーグリスはカシムの患っている疾病に対しての支援を申し出ており、セシルとしてはこの申し出を断ることは出来なかったようである。
またローゼンクロイツによるオーブ首長国連合の潜入調査にも参加しており、その際にソラ=ヒダカの親友であるシノ=タカヤと親密になっている。
性格は本来はどちらかと言うと直情型。しかし一般的なエクステンディッドのような情緒不安定な要素は取り除かれており、初対面の人からは冷静沈着というイメージを受けるタイプ。
リヴァイヴ紛争の際には、ローゼンクロイツにより更なる強化が施されかつて両親を殺したデストロイタイプのオラクルに搭乗し作戦に参加。既に戦闘に関する以外の正常な思考能力が失われており、シノの説得も空しくプラントの破壊を強行する。
デストロイはキラとシンにより破壊され、コクピットから救出され一命を取り留める。戦後はオーブの病院に入院、エクステンディッドを受け徐々に回復に向かっている。
ソラはシノを通じてセシルとの面識を持つことになる。
しかし、直接の会話はあまり行われず、周辺の人物(シノやカシム)の評価を聞いてセシルという人物を理解していく。
二人からもたらされるセシルのイメージは「冷静沈着」ではなく「優しくて危なっかしくて放って置けない」人物としてもたらされている。
そのためセシルに対しては何とかシノとうまくいって欲しいと思っていたが、オラクルの事件を起こすこととなり、テロの悲惨さは必ずしも犠牲となっている人々だけではなく、その当事者も悲しみにまみれている現実をソラに突きつける結果となった。
彼の人生は5年前のデストロイ西ユーラシア侵攻まではいたって普通のものであった。
両親に愛されながら、弟思いの良い兄として育っていた。
学校の成績も良いほうであり、スポーツでは陸上の短距離選手として活躍をしていた。
元々体の弱い弟をかばい、自らが看病をすることもあったようだ。
しかし、そんな平和な生活はデストロイによって砕かれてしまう。両親も親戚も家も生活も奪われ、右も左も分からないまま地獄のような被災地に放り出されてしまう。
両親も知り合いも全て失ってしまったセシルにとって、唯一残された希望は弟のカシムであった。
彼は、カシムを守るために必死であがき続けた。窃盗、強盗、殺人。生き残るためであればどんなことでもセシルは躊躇無く行った。
だが、そのカシムも生来病弱であることに加え、決定的な疾病に冒されてしまい、その治療に莫大な金が必要となってしまう。
日々の生活ですらギリギリの状態であったセシルにとって、その金額はカシムの死刑宣告に等しいものであった。
絶望のふちに立たされた兄を見てカシムは自らの命を絶とうとするが、セシルに止められるという悲劇も繰り返されていた。
そんな中で、セシルはシーグリスと出会ってしまう。
シーグリスが持ちかけた悪魔の提案にセシルは乗らざるを得なかったのである。
かくして、セシルは最新のエクステンディッド施術のモルモットとして生きることを選択することとなった。
施術そのものは順調に行われ、セシルはローゼンクロイツの中でもその能力を買われ始めていたが、実質はシーグリスの手ごまとして活動することが多かったようだ。
その活動の一環として、オーブ首長国連合への潜入活動によってオーブ内部の情報機関へのアプローチを行っていた。
実際には、その計画そのものは早い段階で失敗し、セシルは再び西ユーラシアへと戻ることになるが、その段階で彼はシノと運命的な出会いを果たした。
この5年間。全ての人間を疑い、全ての人間をだまし続けてきたセシルだが、自分と同じ戦災孤児でありながら、笑顔を湛えて日々を暮らしているシノと出会い、人を信じられる自分を一瞬だけ取り戻すことが出来ていた。
しかし、別れはすぐに訪れ、セシルはまた欺瞞と嫌悪の渦巻く西ユーラシアへと戻ることになる。
そこで待っていた現実は、自分の人生を狂わせたデストロイの後継機種オラクルであったことを運命という一言で片付けてしまうにはあまりにも過酷なものではなかったか。
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