オラクル

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オラクルのデータ 型番 不明 種別 モビルアーマー 武装 イーゲルシュテルン×4 突撃機動ビーム砲GDU-X4×24 突撃機動ビーム砲GDU-X5×18 突撃機動ビーム砲GDU-X7×6 掌底部パルマフィオキーナ×2 胸部スプラッシュスキュラ×3 5連装スプリットビームガン ×2 光波シールド×3 背部超小型核ミサイル×12 フレキシブルアームソード×4（胸部に仕込まれた隠し腕。対ＭＳ接近戦用武装） 全長 44.44m 重量 666.6t 搭載人数 4名 利用組織 ローゼンクロイツ リヴァイブ 外見

特徴[]

旧地球連合軍が開発した大型可変モビルアーマーデストロイのデータを入手したレジスタンス組織が秘密裏に量産した機体。全身に無数の火器を内蔵し、圧倒的な火力と陽電子リフレクターの防御力に物を言わせた殲滅戦を得意とするデストロイとは異なり、ドラグーンを中心とした多面的な火力展開を行いつつ機動戦闘が出来る『空母モビルアーマー』というのが本機のコンセプトである。全身に大型ドラグーンを48機配置し、圧倒的な火力も健在。一部武装を速射力を重視したものに換装し、格闘用武装を増設する事で近接攻撃に弱いというデストロイの欠点を克服し、対モビルスーツ戦にも対応できるようになっている。一応人型機動兵器にカテゴライズされるが、ここまで来るともはや機動要塞である。

前大戦にて活躍したプロヴィデンスを目標として標準的なモビルスーツのサイズでの開発が始まったが、高い空間認識能力を必要とするドラグーン操作を一般兵でも制御可能にするシステムは開発が進まず、その代替案としてパイロットとは別にドラグーン制御を担当する人員を用意するという案が採用された。そして過剰なまでの重武装である事が制御の為のさらなる人員増加をまねき、その人員のためのスペースを確保するには……という泥沼を繰り返した結果通常の規格のモビルスーツでは収まりきらなくなり路線変更を余儀なくされた。エクステンディッド用の1人乗り仕様も存在する。

サイズを維持する事を諦めた代わりに全てのアイデアを盛り込む方向で開発は再開される。コストを少しでも削減するために超大型モビルアーマーデストロイのフレームを流用した事で当初の予想を遥かに超える大型モビルアーマーとなり、最終的には1機あたり機長、操縦士、ガンナー、オペレーターと4名もの人員を必要とするようになってしまった。機体のフレームや一部装甲部品などの流用に加え、変形機構を廃したことで、本体の生産コストはある程度ダウンしたが肝心の新型核ミサイルなどの装備のコストが非常に高くついた為、結局デストロイ以上にコストのかかる機体になってしまった。

開発当初の愛称であった『オラクル』を正式な名称として採用。秘密裏に生産が進んでおり、リヴァイブ紛争においてローゼンクロイツがリヴァイヴに提供した。皮肉にも実戦に参加する機会が少なかった事や、円盤型バックパックの光波シールドを展開している姿が後光が差している様にも見えるため、そのデザインから『大仏様』、『仏様』などと親しまれており、汚名を被ったデストロイとは対照的な様相を見せている。

なお核動力を搭載しているが、支援動力として戦艦をジェネレーター代わりに使う事もできる。またウラヌス、クロノスという支援ユニットが存在する。

物語における役割[]

暴走事件を引き起こし、ローゼンクロイツの計画を前倒しにする原因になった。

リヴァイブ紛争では、リヴァイブの主力として地上と宇宙で猛威を振るった。

関連する人物[]

ミハエル＝ペッテンコーファー

センセイ

特記事項[]

本機の他に、旧式のデストロイを改良したタイプも多数存在し、それらはデストロイMK-Ⅱと呼称されオラクルと共に運用された。

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