デストロイ

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デストロイのデータ 型番 GFAS-X1 種別 モビルスーツ 武装 75mm自動近接防御システム「イーゲルシュテルン」 高エネルギー砲「アウフプラール ドライツェーン」 熱プラズマ複合砲「ネフェルテム503」 200mmエネルギー砲「ツォーンMk2」 複列位相エネルギー砲「スーパースキュラ」 Mk.62 6連装多目的ミサイルランチャー 両腕部飛行型ビーム砲「シュトゥルムファウスト」 陽電子リフレクタービームシールド「シュナイドシュッツSX1021」 MJ-1703 5連装スプリットビームガン 全長 38.07m 重量 404.93ｔ 搭載人数 1人 利用組織 大西洋連邦 地球連合軍 外見

特徴[]

旧地球連合軍がブルーコスモス主導で開発した超巨大機動兵器。カテゴリー上はモビルスーツであるが、モビルアーマーへの変形能力を備え、また戦艦以上の超絶した火力を有することから型番の意は「戦略装脚機動要塞」となっている。

対要塞戦、市街戦において絶対的な戦闘能力を誇り、CE74年の西ユーラシア侵攻で実戦投入された一号機は単機で1500Km以上の進軍を果たし、その途上で迎撃してきたザフト軍の少なくとも一個方面軍以上の戦力を駆逐するという大戦果も上げている。

その一方その巨大さゆえに敏捷性に劣り、懐に入り込まれると成す術も無いという致命的な弱点も持っていた。一号機はベルリンでその弱点を突かれてとうとう破壊され、その後オペレーションラグナロクの際のヘブンズベース攻防戦及び月ダイタロス基地攻防戦で投入された計八機は全て同様に弱点を突かれて破壊されてしまった。

多数の目標が存在する攻撃作戦では圧倒的な戦闘能力を持っており文字通り破壊の神と化した本機も、押し寄せる敵から味方を守る防衛戦ではその役目を果たすことはできなかったのである。

西ユーラシア侵攻の不手際[]

CE74年初頭に行なわれた「西ユーラシアの敵を追い出す」との名目での西ユーラシア侵攻の際にザフト軍だけではなく民間人が多数居住する都市部を何の警告もなしに焼き払ってしまったのは侵攻作戦の致命的な失敗であり、投入した1号機が破壊されて進撃が停止した際に地球連合の勝利は無くなったといえるだろう。

この直後、プラント議長ギルバート＝デュランダルが打倒ロゴスを全世界に呼びかける際にこの侵攻で都市を焼き払う映像がプロバカンダ的に使われた結果地球連合の形成国の半分近くがプラントに与し、西ユーラシアから敵を追い出すどころか世界中に敵を作る皮肉な結果となってしまった。

全世界に本機の所業が流された結果、人々の間では地球連合、即ちブルーコスモスやロゴス引き起こした蛮行の代表的事件との認識が強まり、その機体名称と合わさって悪の象徴呼ばわりされてしまっている。その認識は78年現在でも変わらないでいる。

その一方、侵攻の際に単機でザフトの一個方面軍以上を撃破していることから大火力での砲撃戦に無類の戦闘能力を発揮することが実証されており、当時地上におけるザフト最大の拠点であったジブラルタルやカーペンタリアに投入されていたら戦局も違った方向に進んでいただろうと指摘する評論家も多い。

後にそれらの悪名も含め、「破壊の象徴」として新生ローゼンクロイツにより後継機が建造され、リヴァイブ等により運用される。

物語における役割[]

関連する人物[]

ムウ＝ラ＝フラガ

ステラ＝ルーシェ

シン＝アスカ

キラ＝ヤマト

マリュー＝フラガ（当時ラミアス姓）

特記事項[]

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