左メニュー
左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...
カオス・アヴェニールは、『キン肉マンII世』に登場する超人。
記憶を無くし、孤児院「がきんちょハウス」で暮らしていた青年。重度の超人オタクであり、キン消しを始め様々な超人グッズを自分の部屋にコレクションしている。普段は偽者の超人レスラー・ブタ肉マンとしてインチキ超人レスリングショーの興行を手伝っていたが、彼の潜在能力を察知したキン肉万太郎に勧誘され、タッグチーム「マッスルブラザーズ・ヌーボー」を結成。偶然手に入れたキン肉マングレートのマスクで正体を隠し「キン肉マングレートIII(-スリー)」として究極の超人タッグ戦に出場する。
一人称は「ワチキ」、たまに「ボク」。全身には独特の紋様が入っており、長い金髪の頭部には左側面を覆うヘッドギアを装着している。基本的に「弱虫毛虫」と揶揄される気弱で泣き虫だが、本当はマザー想いで子供好きの心優しい性格。超人グッズを手に入れるため友人に対し強引な手段を用いたり、入場セレモニーの最中に他の超人にサインや写真撮影を求めるなど、超人に関することでは我を忘れる。また、アイドル松多聖子[1]のファンで、さらには蒸気機関車や模型に関しても造詣が深い。幼い頃の忌まわしい出来事から時々発作を起こし、その度に鎮静剤を(喘息用薬剤の要領で)注入している。格闘技に関しては素人の筈だが、無意識的に高度なテクニックを度々繰り出すなど、謎が多い。
その正体は世界五大厄と同じく魔時角を持つ時間超人(正義・時間超人)でありアヴェニール一族の王、ミニッツ・アヴェニールの息子。故郷のアヴェニール王国はライトニングとサンダーによって壊滅、両親も幼いカオスの目の前で惨殺される。一人逃げ延びたカオスは、二人を追い魔時角を折り過去へ飛ぶ。だが時間超人としての力が未熟だった彼は、目的時間よりも7年も前の時代にたどり着いてしまい、その際に記憶も無くしていた。
記憶を取り戻した後は、一人称が「オレ」に変わるなど口調も荒々しくなり、以前の気弱な言動も皆無となった。焼けた金網から身を挺して観客をかばい、正義超人にもかかわらず卑怯な手を使うザ・マシンガンズに対し激怒するなど、正義感の強い熱血漢と変貌。当初は世界五大厄の二人に対する復讐心をむき出しにしていたが、万太郎や凛子、「がきんちょハウス」のマザーや少年たちと触れ合うことで正義超人としての使命に目覚め、精神的にも成長してゆく。
遥か辺境の星にあるアヴェニール国の王、ミニッツ・アヴェニールの子として誕生する。幼い頃から格闘技の手ほどきを受けており、高い格闘技術を持っていた。その後故郷のアヴェニール王国は魔時角の悪用を企む「悪行・時間超人」ライトニングとサンダーの二人によって滅ぼされ、幼いカオスの目の前で両親は惨殺される。唯一逃げ延びたカオスは、ライトニングとサンダーの目的が20世紀の伝説超人討伐にあることを知り、両親の復讐を誓い過去へと遡るため魔時角を折る。だがまだ幼く、時間超人としての力が未熟だった彼は、散々苦しんだ末に目的の時代よりも7年も早い地球の日本へたどり着いてしまい、その反動で記憶を無くす。
記憶を無くしたカオスは、6歳の誕生日に父ミニッツから渡されていた「ジャッジメント・キー[2]」を抱え大きなブタに守られるように倒れ、孤児院「がきんちょハウス」の前でシスターに助けられる。左側面の鍵穴状の傷跡を隠すヘッドギアを作ってもらい、以来カオスは普通の少年として「がきんちょハウス」で孤児の子供たちと一緒に暮らすようになる。唯一他の子供たちと違ったのは、超人格闘技に対して非常に強い興味を示していたことであり、その気持ちは年々強くなっていき、ついには新宿花山神社の境内で超人レスリングの真似事を始めるようになった。
「がきんちょハウス」で暮らすこと7年、普段のようにインチキ超人レスリングショーの興行を行っていると、友人ケビンマスクの命と未来の危機を救うため、21世紀からやって来た正義超人と名乗るキン肉万太郎たちと出会う。究極の超人タッグ戦のパートナーになってくれとの万太郎の説得と交渉の末、カオスは厳しい検査官の目を誤魔化すため、偶然手に入れたキン肉マングレートのマスクを被って出場することを決める。入場セレモニーでは緊張して凝り固まったカオスだが、その初々しさが逆に受け女性からは黄色い声援を浴びる。その後、憧れの超人を目の前にして有頂天になったカオスは、ファンとしての行動を取り始め、顰蹙を買う。
チーム過多により行われた「出場チーム選定間引きマッチ」では、悪衆・時間超人(ライトニング、サンダー)に挑発され挑みかかったが、まともな受け身もとれず逆水平チョップの一発でダウンし、さらには泣き出して弱音を吐く。万太郎の励ましとアドバイスを受け時間超人からは逃げ出すことに成功するも、次はヘル・イクスパンションズ(ネプチューンマン、セイウチン)に狙われる。カオスは無意識に放ったツープラトン攻撃でネプチューンマンを投げ飛ばすが、それにより逆に怒りを買い「オプティカル・ファイバー・クロスボンバー」の餌食にされそうになるが、万太郎にギリギリの所で助けられた。その後、カオスの素質を見抜いた火の玉・飛爺隊(イリューヒン、バリアフリーマン)が、逆にピンチとなった万太郎の身代わりとなり、彼らに望みを託して間引かれる。
バトルロイヤル終了後の控え室で、ミートが万太郎にタッグ解消を勧める話を偶然耳にし、ショックを受けて逃亡。しかし、マザーから自分の失った記憶の謎を解く「Chaos's MEMORY KEY」を渡され、その記憶の鍵を開ける勇気を手に入れるため、再び究極の超人タッグ戦に赴く。
1回戦では、地獄のカーペンターズ(デーク・棟梁、ザ・プラモマン)と戦う。当初無理やり先発を任され逃げ回るカオスだが、万太郎の的確なアドバイスにより、デーク・棟梁からダウンを奪う。続くプラモマンの変身術に万太郎は苦戦し、さらにはリングに大海原を作り出されピンチに。カナヅチのカオスは尻込みするものの、凛子やイケメンたちの声援を受け、持ち前のオタク知識と機転でこれを切り抜ける。最後はマッスル・ドッキングで勝負に出ようとするが、実際の超人相手にキン肉バスターをかけたことがないカオスは技を失敗。とっさに万太郎が技をマッスル・Gに変更し棟梁をKOし、続いて万太郎のアシストを受けたカオスがプラモマンをパワーボムで叩きつけ勝利。試合後、棟梁は「あの泣き虫はまだまだ伸びる」とカオスを称賛した。
2回戦組み合わせ抽選会で伝説正義超人・2000万パワーズ(バッファローマン、モンゴルマン)との試合が決定、死を覚悟したカオスは、マザー宛てに遺書を残し戦いに挑む。ハラボテはグレートIII(カオス)の正体を暴く策略をしかけ、火で熱した金網で囲まれたリングで戦う「バーニングコート(火刑法廷)ケージ・デスマッチ」を提案する。試合では自ら先発に出たカオスは仲間の励ましや声援を受け、2000万パワーズの両者相手に健闘。しかし流血したモンゴルマンを目の当たりにすると、過去の記憶がフラッシュッバックし発作を起こす。その後は万太郎との連携も合わず「一つの魂にはなれない」とタッグを拒絶され、心が打ち解けない二人は、2000万パワーズの猛攻を受け傷つき、ついには倒れる。自分の記憶を取り戻す決意を固めたカオスは、謎の鍵「ジャッジメント・キー」を頭に差し込み、全てを思い出す。それと同時にグレートのマスクとボディスーツが吹き飛び、カオス・アヴェニールとして覚醒、2000万パワーズに一人で立ち向かう。激闘の最中、モンゴルマスクを脱ぎ捨てたラーメンマンに未来の超人界を救う「間隙の救世主」と認められ、苦手としていた万太郎とのツープラトン攻撃も成功、新技「マッスル・エボルシオン」で2000万パワーズを打ち破る。試合後はバッファローマンからも「タッグとしての実力は本物」と認められ、消滅したラーメンマンが残した胸当てを送られた。
準決勝は綱引きの儀によりザ・マシンガンズ(キン肉マン、テリーマン)との2戦連続で新旧正義超人同士の対戦となる。この際にコスチュームが変更され、炎の絵柄が入ったベルボトムタイプのズボンにオープンフィンガーグローブ姿となる。試合序盤から相手の妙技に押され気味な展開となり、さらに卑怯な手で攻めるマシンガンズにカオスは激怒。熱くなり冷静さを欠いたカオスは攻め立てられ、ついにWキン肉バスターを食らって失神してしまう。カオスは幻の中でラーメンマンに会い、中国の故事「邯鄲の夢」の話を聞き、非情な手段を用いるキン肉マンとテリーマンの真意を諭される。凛子や仲間の励ましにより愛の力に目覚め、マシンガンズから真の正義超人魂を感じたカオスは、万太郎と息を合わせ互角の勝負を展開。戦いの中ツープラトンの極意が見えた二人は、至高のツープラトン技「マッスル・ドッキングβ」を破り「マッスル・エボルシオン」で決着を付ける。
準決勝前の世界五大厄の控え室に乱入したカオスは、ライトニングとサンダーに自らの素性を明かし、両親の仇討ちを挑む。しかし逆に「死時計の刻印」に捕らえられた所を万太郎に助けられ、「正義を貫くならリングの上で正々堂々と打倒しろ」と諭された。沢山の仲間に囲まれたカオスは精神的にも成長し、悪行・時間超人に対する復讐心も消え、さらに凛子からは愛情を持たれる。しかし、急に苦しみだし、死神の影が見えるなど不吉な兆候も現れ始めた。
準決勝第2試合、世界五大厄対新星・ヘル・イクスパンションズ(ネプチューンマン、マンモスマン)戦では過去を思い出し、ライトニングとサンダーの残虐非道さを語る。また、謎のフード男の気配を感じ苦しみだし、試合放棄してリングから去ったマンモスマンを身体を張って止め、信頼と絆の大切さを必死に説いた。試合後、世界五大厄に敗れ、富士山の火口に落されたネプチューンマンを救うため、加速能力を使い、彼を元の21世紀に戻す。しかし体内の全てのエキゾチック物質を使い果たしたカオスは、「エキゾチック過多放出症」となり、全身に赤い斑点ができ、同時に記憶の退行現象も現れる。段々と記憶を失って行くカオスは万太郎達や「がきんちょハウス」の子供達やシスター等の多くの友達や家族に見取られながら眠る様に息を引き取った。カオスの遺体は新宿花山神社のプロレス軍団が練習場としていた、東京ベイエリア・第六台場の新宿花山神社に彼が一番大事にしていたキン消しコレクションと共に眠りにつく。
遺体の埋葬後、彼の魂が「記憶の鍵」と共に大事にしていたピラリアの種の花を咲かせ、さらにその花粉がネプチューンマンの覆面狩りの犠牲になった超人達の顔を元通りにし、傷を癒すなどの奇跡を起こした。
決勝戦の世界五大厄との闘いにて万太郎は彼のヘッドギアを持って入場。その後、彼のタッグパートナーとなるためにケビンマスクが乱入。万太郎と仲たがいするケビンの前にピラリアの花粉による幻として現れ、彼を説得している。ザ・坊ちゃんズとして始動した万太郎とケビンが世界五大厄を敗り優勝した後、万太郎は21世紀から旅立つ前に蹴り壊した墓標こそがカオスのものだと確信し、彼への謝罪の言葉と共にトロフィー球根を墓前に投げ込んでいる。
|
シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。
左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...
ニュース...
麒麟男(キリンマン)は、『キン肉マンII世』に登場する超人。主な特徴[]d.M.pの完璧超人首領。悪魔超人首領サンシャイン率いるナイトメアズ敗北の責任をとらせる形でd.M.pから悪魔超人の勢力を追放し...
鳥嶋和彦は、『キン肉マン』に登場するキャラクター。プロフィール[]種別 - 地球人出身 - 日本の旗 日本初登場 - 第1次怪獣退治編通称「マユうすの鳥嶋」。初期の脇役だが、中野和雄に比べるとあまり登...
鳥山 明(とりやま あきら、1955年4月5日 - )は、日本の漫画家、デザイナー。愛知県名古屋市出身。同県の清須市に在住(合併前は清洲町)。プロダクションは「BIRD STUDIO」(バードスタジオ...
魔雲天ドロップ(マウンテン・ドロップ)は、『キン肉マン』に登場する超人。概要[]ザ・魔雲天の必殺技。ザ・魔雲天の1トンの全体重をかけたコーナーポストからのボディプレス。派生技[]渾身のマウンテンドロッ...
魔界地獄巡りは、『キン肉マン』に登場する技(連続技)。 概要[]最初に「地獄のコマ」で相手を翻弄させ、体当たりで地面にたたきつける。その後、「地獄のピラミッド」を仕掛け、「地獄の凱旋門」で止めを刺す連...
魔界の死刑執行法は、『キン肉マン』に登場する技。概要[]後述の相手の地獄のコンビネーションの「PARTI(パートワン)」の派生技。ロメロ・スペシャルを固めた相手同士を衝突させるのは同じだが、右胸に巨大...
魔人サンシャインは、『キン肉マン』の派生作品に登場する超人。概要[]『肉リマン』[]『肉リマン』では、封印された魔人サンシャインとして登場。ビックリマンチョコの模様のサンシャインとなっている。『キン肉...
魔のショーグン・クローは、『キン肉マン』に登場する技。概要[]相手を持ち上げてしまうほどの威力を持ったアイアン・クロー。アニメでは爪が生えていた。派生技[]地獄の超特急相手を持ち上げ、ワンハンド・スラ...
高橋 陽一(たかはし よういち、1960年7月28日 - )は日本の漫画家。東京都葛飾区四つ木生まれ、東京都立南葛飾高等学校卒。妻は声優の日比野朱里(旧名:小粥よう子)。血液型はA型。『キャプテン翼』...
高橋 和希(たかはし かずき、1963年10月4日 - )は、日本の漫画家、イラストレーター。東京都出身。別ペンネーム、高橋 一雅(たかはし かずお)。『キン肉マン』の後番組『剛Q超児イッキマン』の漫...
高橋 よしひろ(たかはし よしひろ、1953年9月18日 - )は、日本の漫画家。秋田県雄勝郡東成瀬村出身。血液型はB型。初期のペンネームに「高橋義弘」「高宮じゅん」「結城剛」などがある。『銀牙 -流...
高原ナナは、『キン肉マン』に登場するキャラクター。 主な特徴[]キン肉マンが大ファンの少女歌手。キン肉マンは彼女の気を引かせるためにいろいろな企画を実行するも、すべて裏目に出た。「私の恋」、「明日から...
馬式誉れ落とし(ばしきほまれおとし)は、『キン肉マンII世』に登場する技。概要[]空中に放り投げた相手の脚の上に自分の両前脚を乗せて全体重をかけ、後頭部から肩をマットに激突させる技。「ナイト」形態で使...
Gyuudon.jpg養老乃瀧株式会社(ようろうのたき)は、日本の外食チェーンストアを運営する企業で、居酒屋業大手。東京本社は東京都豊島区西池袋1-10-15-8階。目次1 概要2 『キン肉マン』との...
飛翔チームは、『キン肉マン』に登場する組織。概要[]1回戦でキン肉マンチームに敗れる。飛翔の神が乗り移ったキン肉マンマリポーサが集めたチーム。大将であるマリポーサと先鋒のザ・ホークマンは敏捷なタイプだ...
飛翔の神は、『キン肉マン』に登場する神。概要[]種別: 神出身: 天上界超人強度: 1億パワー年齢: 不明初登場: キン肉星王位争奪編ジョージに乗り移った邪悪の神。王位争奪編終盤にはキン肉マンマリポー...
風林火山(ふうりんかざん)は、『キン肉マン』に登場する技。目次1 概要2 軍旗3 一覧4 派生技・関連技5 使用者概要[]48の殺人技のNo.3。相手の身体をつかみ回転しながら投げた後、ローリング・ク...
顔写しは、『キン肉マン』に登場する技。概要[]相手の顔に掌を置き、掌に写った相手の顔を自分の顔に写す事により顔を変える技。ブロッケンJr.戦では、闘いでザ・ニンジャの顔が醜くなると、この技を使用した。...