...ん、私はデンキウナギのエレ。
電気起こすのが見たいの?えぇ...疲れるからやだ。どーしてもなら「こーら」ちょうだい。
動物名:デンキウナギ
愛称:エレ
所属:タズミ海洋動物公園
管理権限:1
アニマルガール概要
彼女はデンキウナギ目ギュムノートゥス科"デンキウナギ"のアニマルガールです。電気を意味する英語「Electric」から「エレ」と名付けられました。タズミ海洋動物公園のワールドオーシャンレイクで飼育されていた個体にサンドスターが接触した事でフレンズ化した個体で、現在も同施設に所属しています。
- 性格
面倒くさがり屋で、特に筋力を使う事を避けたがる傾向にあります。「筋力を使う事」にはランニングの様な運動はもちろん、重いものを少し押して動かすといった比較的軽めなものも当てはまります。これはデンキウナギが疲労した際に発電が行えなくなる=防御が行えなくなるのを避ける意味合いがあると考えられています。(アニマルガールであるエレの発電能力については後述)
好物である炭酸飲料はとあるアニマルガールから勧められ、気に入ったようです(ただし勧められたのはファンタだったらしいのに対し、エレはコーラを好みます)。 特に「疲れた時に飲むのが一番おいしい」と考えているため、コーラで釣ればコーラを対価にお願いすれば「発電」を含めた「筋力を使う事」を引き受けてくれます。
―コーラ...あれか、「シビレる飲み物」って事かな? ―職員████
気が向けば外を出歩くこともあり、時々タズミ海洋動物公園の外に出ている事もあります。元動物は水棲ですが、進んで水に入るといったことはなく、その日の気分次第で川で泳いでいたり、公園でのんびりと昼寝をしていたりとマイペースにすごしているようです。
また、時にはお茶目な一面を見せる事もあり、例えばクリスマスの日に髪にイルミネーションを巻きつけ、時折発電して光らせながら過ごす、といった光景が見られました。
追記: 最近、コーラを対価にスマートフォンをエレに充電してもらっている職員や来園者がいるとの情報があります。
生体発電による不安定な電圧の電流で機器が故障してもエレやパークは一切責任を負いません。何よりエレは『デンキウナギのアニマルガール』であって、『充電屋』ではありません。職員各位はその事を留意して、時折来園者への注意喚起を行うようにしてください。
- 外見
淡い橙色の体にフィットするスーツを着ており、その上から濃い灰褐色のライフジャケットを着ています。尾部と尻鰭を模したと思われる髪は長さ約2m程で、髪留めなどを使わずとも尾部の形に纏まっており、自分の意思で動かすことができます。また、身体検査の際、距離を問わず視力が低い事が判明したため、サンドスター技術を応用した特殊なメガネを支給されており、常に着用しています。このメガネは着用している対象がアニマルガールであった場合、距離に応じてサンドスターを介しレンズのピントが調節可能な作りになっており、現在はエレなど複数のアニマルガールで試験段階です。
体型は他の魚類アニマルガールと比べ、全体的に少しふっくらとしています。これはデンキウナギが自身の脂肪を絶縁体にする事で感電死を防いでいる事が体型に現れているものと考えられます。
- 身体能力
陸上・水中どちらにいても、動きは割とゆっくりめであり、素早い動きはあまり得意ではありません。ただし「短距離突進」だけは元動物でもとられる行動のためか素早いものです。遊泳時には髪を本物のデンキウナギのように動かして泳ぎ、器用に後ろ泳ぎする事も可能です。
また視力が生まれつき低く、眼鏡無しでは近くも遠くもぼやけてしまうと語っています。
デンキウナギの代名詞ともなっている発電能力は健在であり、発電は先述の髪で行われています。
髪で作られた尾部自体の長さは元のデンキウナギよりも短いものの太さは倍以上であり、結果として体積の増加に伴い起電力が元動物より向上しているらしく、計測時には700Vの電圧で2秒間発電を持続させました。
ただし、元のデンキウナギが発電し続けると疲労して発電できなくなるのと同じ理由で「疲れる」ため、長時間の発電は身体への負担となりやすく、目的もなく発電する事はまずありません。
また、元動物時代は低い視力を微弱な電場による周辺探知で補っていましたが、アニマルガール化に伴い電場探知が行えなくなったようです。この為現在でも時折周囲を電場探知しようとして固まったりすることがあります。
- 野生解放能力
「ライトニング・イールテイル」と呼ばれ、発電能力が飛躍的に向上します。これは通常、エレや元のデンキウナギが発電板細胞を活性化させることで発電するところ、それをサンドスターで代替するために起こるものと推測されており、発動中は常に髪がバチバチと激しく帯電するようになります。
この状態の髪を相手に叩きつけて強烈な電流を流すのが基本的な戦術ですが、30cm程の超単距離でなら電撃を『飛ばす』事も可能です。また発動にはサンドスターをかなり消費するため、野生解放が終わると激しい疲労に襲われ動けなくなると共にしばらく発電が行えなくなります。
- インタビュー記録
[記録開始] エレ:[ぼーっとしている] ケア:こんにちはー! エレ:んぁ...?だぁれ? ケア:私はケア、ミヤマオウムのフレンズなんだ! ケイ:...私はツメバケイのケイ。よろしくね。 エレ:...私はデンキウナギのエレ。
ケア:なぁなぁ、"デンキ"ウナギって事は、電気起こせるんだろー? エレ:起こせるけど...疲れるんだよ?あれ。 ケア:そうなのか?んー、でも一度見てみたいんだよー!頼むよ! エレ:...じゃあ、「こーら」をちょうだい。 ケイ:こーら? エレ:あれ、疲れた時に飲むとおいしいの。だから疲れるってわかってるなら欲しいの。 ケア:コーラだな? よし、待ってろー!
ケア:お待たせっ!これで合ってるよな? エレ:......ん。じゃあ握手しよ。ケイちゃんも。 ケア:おう! ケイ:うん。
ケア:うびゃあああ!? ケイ:ぴぃいっ!?
エレ:......むふふ♪ [エレはいたずら気に笑うとコーラのキャップを開けた] [記録終了] |
- 交友関係
メキシコオオカミのアニマルガールであるロボとは、ロボが白狼と共にタズミ海洋動物公園を訪れた際に出会ったようで、エレがコーラを好きになるきっかけを作った存在です。現在でも会った時は一緒にコーラとファンタを飲む仲になっています。
ふぁんたも良いけど、やっぱり一番はこーらだよね~。 ―エレ
解せん...あの茶色いのもまぁまぁだが、ふぁんたが一番じゃないのか...。 ―ロボ
動物情報
動物名:デンキウナギ(Electric eel)
学名:Electrophorus electricus
分布:南アメリカ(アマゾン川、オリノコ川)
IUCNによる保全状況:軽度懸念(LC)
動物概要
電気を起こす魚として有名な魚類です。ウナギと付きますが実際にはウナギとは関係のない種に分類されています。
内臓などの器官は頭のすぐ後ろ、鰓蓋の辺りに押し込められるような形で収納され、肛門も鰓蓋のすぐ後ろにあるなど、頭部周辺に内臓組織が偏っています。全長2.5mの身体の9割を占める尾部には発電器官が一対収まっており、長大な発電器官によって最大で600~800Vもの強烈な電流を発生させる事ができます。最大電圧を維持できるのは約1000分の1秒ほどですが、この強力な電流で敵を攻撃したり、獲物を麻痺させて捕食したりします。また、目がほとんど見えないため普段は微弱な電流によって周囲を探っているようです。
過去には強烈な電撃によって川底のデンキウナギを踏み抜いた馬や人間が心室細動を起こしてしまった事故も起きた程ですが、疲労すると発電出来なくなるため生息地周辺では水面を枝で叩いて発電させ、疲れたところを捕獲する、という漁が行われています。
また、デンキウナギ自身も発電によって感電していますが、脂肪が絶縁体になるため感電死する事はありません。
アニマルガール ホートク タズミ海洋動物公園 魚類 1000pコンテスト
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