アニマルガール管理番号: 未割り当て
動物名: オオカミ
愛称: 白狼
所属: 無し
管理権限: 0
アニマルガール概要: 彼女はネコ目イヌ科イヌ属"オオカミ"のアニマルガールです。元動物がタイリクオオカミの一種であることが推定されていますが目撃例が少なく、白毛であったらしいこと以外に情報がなく、品種の特定も進んでおらず更なる調査が求められます。アニマルガール間での目撃例はある様で、現在目撃したアニマルガール達への調査も視野に入れられています。
証言によれば人見知りが激しい、というよりは人間を苦手としている気配が見られるらしく、パークの都市部までやってくることはほとんどありません。森の奥深くで暮らしているほか、サンカイエリアの荒野地方に姿を表すこともある様です。
容姿: 白を基調としたオオカミのアニマルガールと同じ服装の上に、白いロングの髪に目の色は赤い瞳であることが確認されています。
また他のオオカミのアニマルガールと違い白いコート、白い手袋を身につけており、首に縄を模ったようなアクセサリー、尻尾にも縄らしきアクセサリーが巻きついているのが確認されている様です。
[承認されました]
[アニマルガール情報を開示します]
アニマルガール管理番号: 未割り当て
動物名: メキシコオオカミ
愛称: ブランカ
所属: 無し
管理権限: 0
アニマルガール概要: 彼女に対する長期的な調査の結果、密林で狼王 ロボと共に行動している姿が発見されました。ロボに対し非常に好意を寄せており、彼女の事を「旦那様」と呼称したことから当アニマルガールを1800年代後半において活躍した狼の王ロボのパートナーである白い狼『ブランカ』であると断定しました。
誕生の経緯は不明で、恐らくシートン動物記等、ロボの来歴が記された書物などが関係しているものとされていますがブランカ自身誕生した理由を把握しておらず、ロボ本人も同様に理由が分からないと述べており、詳細は不明のままです。彼女たちの意思を尊重し、ブランカの存在を表には公表しない事が決定しました。
発見当初からロボにくっついて離れない姿が確認され、相応にロボの事を夫として愛している様です。彼女に撫でられる度に尻尾を振ったり、子供の様に顔をほころばせたりするなど感情表現がとても豊かなアニマルガールの様です。
ロボも彼女の事を酷く大切にしており、調査隊が最初に対面した際には即座にブランカを庇うようにして調査隊に立退くように要求したなど、明らかに彼女に対して過保護な面が見られます。
現在こそ二人一緒に都市部にまでやって来る事もあり、レストランや観光施設の中を回る姿が確認される様になりましたがブランカのアニマルガール化により一時期ロボの警戒心はパーク内で存在が判明した初期の頃にまで戻っていた為、現時点においてもブランカに対するインタビューを行う場合、不用意に刺激しない様に細心の注意を払って行う必要があります。必ず二人一緒の状態でインタビューを行なってください。
ロボとブランカはいつ何時も離れる事がなく、離れるのは時折ロボが一人で買い出しに行っている場合のみです。
20██/██/██に、ホクリクエリアに2人が立ち寄った際に現地のパークガイドが行なったインタビューの記録です。二人一緒にという条件の元、インタビューを行う事を了承されました。
日付: 205█年██月██日 インタビュー対象1: 狼王 ロボ(以下"ロボ"と記述) インタビュー対象2: ブランカ(以下"ブランカ"と記述) インタビュアー: パークガイド・ミナミ(以下"ミナミ"と記述)
<00:00:00 記録開始>
ミナミ: え、ええと、それじゃあインタビュー始めるね。
ブランカ: は、はい…宜しくお願いしますね…
ロボ: ……
ミナミ: え、えーと?じゃあ…ブランカちゃん。このジャパリパークに来て…どう思った?
ブランカ: ふぇ…?そうですね……やっぱり、綺麗な海が見れる建物とか、甘い食べ物があるって聞いて…すっごく興味津々なんですっ…♪
ブランカ: 旦那様と一緒に、色んな所に行きたいなって思ってます…♪
[毛量の多い尻尾を振りながら、ブランカは愛おしそうにロボに抱きつく]
ミナミ: ひょー…お熱いなぁ。ねえ?ロボ?
ロボ: [どうコメントすればいいのか悩んでいる様な表情で]
ミナミ: …あの、ごめんって…
ロボ: …いや、確かに俺は気を立たせているが…お前が気にする程のことはない。
ミナミ: そ、そうなんだ…?
ロボ: 正直に言うと、分からないんだ。何故今になってブランカが来たのか。
ロボ: もう、戻る事はない。新しい仲間と歩もう…そう割り切っていた頃にだ。
ブランカ: 旦那様…?
[見上げるブランカの頭をロボが優しく撫でる]
ブランカ: ん…っ♪
ロボ: あれ以来、驚愕で未だに頭の整理もついていない、ただ分かるのは…ブランカを二度と離してはならない、という事だけだ。
ロボ: 彼女から手を、目を、体を離せば…直ぐに霞となって消えてしまうかもしれん。
ロボ: …俺は、それを何より恐れてしまっている。
ミナミ: …折角会えたんだもんね…
[その証左に、ロボの手は未だにブランカの頭から離れない]
ロボ: …また警戒せねばならん。万が一を常に想定し、全てから、彼女を守らねばならなくなった。
ロボ: だから、すまないな。気持ちの整理がつくまで、暫くは落ち着けそうにない。
ロボ: 全ては、私の愛しい存在を守る為だ。
ブランカ: んっ…もう、旦那様ぁ…♪
ミナミ: …そっか。でも…会えてよかったね。
ロボ: …ああ、彼女を、ここに連れて来てくれた"奇跡"…それに、感謝をせねば。
ミナミ: ふふ、お友達にからかわれないようにね?貴女すごい数やらかしてるからさあ
ブランカ: まあ、旦那様…お友達の皆さんで揶揄って遊んでたんですか…?
ロボ: …否定はしないよ、ブランカ。
ブランカ: もう…めっ、ですよー?
ロボ: すまん…
[ロボが耳と尻尾を垂れ下げ、落ち込んだ様な表情を見せる]
ミナミ: 意外と単純だよね、ロボって。
ブランカ: そこがまたかわいいんですよ…♪今日だって、私とくっついてる間は可愛い顔してたんですよ…?
ロボ: …や、やめてくれブランカ…
ミナミ: うひゃー…これは相当深いみたい…
[この後も数十分間、ブランカの"旦那様自慢"が続く]
ミナミ: いっぱいお話し聞かせてくれてありがとうね!
ブランカ: はい…♪
ミナミ: んじゃ、奥さんを大切にしてあげてね。ロボ?
ロボ: …ああ。
[ロボの顔が少し紅潮していたが、直ぐに後ろ姿を見せた]
<00:45:20 記録終了> |
性格: 彼女は大人しめの性格をしており、人が苦手な様ですが好奇心は元来強くジャパリパークに点在する数々の施設や観光名所、そしてヒトの作った食品などにとても興味を示している事が分かっています。元動物の頃からの夫であるロボに対しては非常に甘えん坊で、隙あらば積極的に抱擁などのスキンシップを取っている程です。この為素の性格は無邪気であるものとされています。一方体力などは少ない様で、確認出来る限りの身体能力は普通の少女より下回ると推定されています。この事もロボが過剰に周りに対する警戒心を高めている要因となっているようです。
また、ロボ以外の存在に首筋を触れられるのを嫌います。
野生解放能力: 未確認です。ブランカの体力の少なさを考慮し、能力に関する調査は現在凍結されています。
ロボとの関係: 現在も非常に良好です。数回に渡って記述した様にロボもブランカを大切にしており、四六時中仲睦まじく過ごしている事が確認されています。ロボ自身彼女を過去に喪った経歴がある為か、より積極的に彼女とスキンシップを取り合う姿も観察できます。
私、きれいな景色を見たいです……♪旦那様と一緒に……♪えっと、甘いものも食べたいです……♪ ──ブランカ
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