「これ、落としたでしょ。 ……うん、さっきそこから『取』ってきたんだよ」
名称:タンザニア・バンデット・オオウデムシ
愛称:Armas(アルマス)
所属:不定(シズケサの密林)
管理権限:1
外見:使い込まれたようなポンチョと動きやすいズボン、縞模様のタイツ、指貫の手袋、緩い靴、赤いスカーフを身に着けており、その姿は見る者に「盗賊」のようなイメージを抱かせます。
黒い髑髏のマークは手作りで、「の」印のバックルはADLBに仕事を依頼された際に支給されました。
背中からは代名詞の巨大な「ウデ」が伸びており、長い髪の毛を目玉の形をした飾りで二本に纏めています。
また、顔には閉じた瞳のようなペイントが施されていて、洗顔料を用いれば落とすことができますが、暫くすると自然にペイントが再び施されます。
概要:タンザニア・バンデット・オオウデムシは、節足動物門鋏角亜門クモ綱ウデムシ目オニウデムシ科タンザニア・バンデット・オオウデムシのフレンズです。
タンザニア・バンデット・オオウデムシ(以下アルマス)は、パーク内で噂となっていた「盗まれた物や無くした物が返ってくる」怪現象の正体です。
パーク内を彷徨いスリや引ったくり等の犯行を見つけては、こっそり犯人をつけ回して盗難品を「取」り、元の持ち主に返すという、いわゆる「義賊」のような犯行 を繰り返していました。
ADLB最高経営責任者であるザク少佐が落とした財布を「取」り返し彼に届けた際に、同氏と接点を持ちました。
そして、アルマスの身体能力に目を付けたADLBから通常警備業務を一部請け負っています。
しかしADLBは「フレンズは雇わない」という方針のため、ワタリガラス等と同じく「お手伝い」という形式をとっており、成果に応じて報酬を受け取っています。
報酬は金銭で受け取っており、受け取ったお小遣いは殆ど缶詰収集に消えます。報酬として缶詰を現物支給してもらおうとしないのはアルマスの缶詰へのこだわりが理由であるらしく、自ら店に足を運んで缶詰を購入していく他、ポンチョの中など様々な場所に多種多様な缶詰を隠しています。アルマスのお気に入りの缶詰は、果物なら桃です。
″Armas″(アルマス、スペイン語で「腕」の意)という名前は警備を請け負う際に与えられたコードネームであり、そのまま愛称として使用されています。
アルマス最大の特徴は、フレンズとしての身体に不釣り合いなほど巨大な、サンドスターで形成された一対の筋肉質な「ウデ」です。
その大きさは通常生活に支障をきたすことがあるほどで(例:ドアの横幅が足りずに「ウデ」が激突する)、サンドスター不足等で維持が困難な状況に陥らない限り消えることはありません。
入浴時や睡眠時でも折り畳む程度で、「ウデ枕」をして眠る姿は元のウデムシの姿を想起させます。
「ウデ」に痛覚は通っていませんが、何かに触れた時はきちんと対象を認識することが可能です。
この「ウデ」は特別燃費が悪いという訳ではないようで、食事量は他のフレンズと大差ありません。また、食事の際は基本的に通常の腕を使用します。
戦闘時は、長いテール状の髪を触覚のように動かしながら、持ち前の「ウデ」を駆使した肉弾戦を行います。
自らの巨大な「ウデ」を活かすことにより、通常のフレンズでは困難な挙動やロングレンジの攻撃を可能にしています。
その体型故に大きな身体的なポテンシャルを秘めていますが、アルマス自身は「殴るのに便利な腕」程度にしか考えておらず、体術もそれほど優れていません。そのため、武術に優れた相手との戦闘は得意ではありません。
また、以前ADLBによって行われたた身体能力測定の結果も、かなりの好成績を記録した反復横跳び以外はその他フレンズの平均を多少上回る程度でした。
元のウデムシの生態に由来してか、何かにつけて横方向に移動する癖があり、前後の移動を苦手としているようです。これはあまりにも大きい「ウデ」のせいでバランスを取りにくいことが原因であると考えています。
ただし、バランスが取りにくいのはフレンズ化してから起きた後天的な不都合であるため、他の理由がある可能性もあります。
シズケサの密林で複数回セルリアンと交戦・勝利していることがわかっています。
アルマスの得意とする横方向の移動と巨大な「ウデ」を組み合わせた立体的な戦法は対セルリアンにおいて有効で、CDCへの正式な勧誘も考えられています。
しかし、実際にアルマスの戦闘行動を観測できていた訳では無いため、セルリアン討伐をCDC職員の立ち会いのもと実行させ、正式に採用するか否かを判断することが検討されています。
追記1:アルマス自身の意思によりCDCへの正式採用は取りやめとなりましたが、承諾を得てセルリアン出現時において戦闘可能なフレンズとしてCDCのデータベースに記録しました。
非常時においてアルマスは貴重な戦力の一員となります。
記録映像(音声書き出し):20██年█月██日、ナカベエリア、シズケサの密林付近にて
アルマス:まって? アルマス:ねえ、待って? アルマス:待ってよ。
[編集済み]
アルマス:おサイフ『取』れたよ!
(録音終了) |
この映像が証拠となり窃盗犯は逮捕され、アルマスは過剰な制裁を慎むよう注意されました。
性格・生態:のんびりとした性格で、アルマス自身の動きや言動も相まってゆったりとした印象を与えます。
特に何をするわけでもなく遠くを眺めていたり、あてもなく適当な場所を探索したりと、自由気ままに暮らしています。
ADLBと行動を共にし、ジャパリパーク各地を巡るようになってからは、以前と比べて自分の意思を強く持つようになりました。
時折暇を見つけては、自分と友達になってくれそうなフレンズや来園者を求めて、やはり適当な場所を探索しています。
しかし、戦闘時においては捕食者としての冷酷さが見え隠れします。
そのためアルマスの戦闘に遭遇したフレンズは、アルマスに対して恐怖心を覚えることも少なくありません。
野生解放:トゲトゲカイナ
「ウデ」がさらに大きくなり、「ウデ」全体に光り輝くけものプラズムでできた無数の針と、「ウデ」の指先に赤く鋭いツメが生成されます。
針やツメはかなりの硬度を持ち、野生解放状態の「ウデ」に掴まれるだけでも深刻な被害を受ける可能性があります。
この「ウデ」を振り回しながら移動するため、野生解放中はアルマスに近づくことすら困難になります。
アルマスはこの野生解放能力にこれといった名称をつけていませんでしたが、ある女性との会話がキッカケとなり現在の名称になりました。
紫髪の女性:でっかい腕やなぁ……。 アルマス :ウデムシだから。 紫髪の女性:ほんま、フレンズは訳わからんなぁ…。 アルマス :これは私の身体だから、野生解放は他にあるの。 紫髪の女性:そうなんか。 アルマス :えっとね…、「ウデ」がね、トゲトゲになるの。 紫髪の女性:ほぉ、トゲトゲかいな。 アルマス :かいな……カイナ! 紫髪の女性:えっ? アルマス :今判ったの。 紫髪の女性:どないしたんや? アルマス :ありがとう、ムラサキのお姉さん。 紫髪の女性:お、おう…。 |
元生物について:ウデムシ目 (Amblypygi:別名に無鞭目) は、節足動物門鋏角亜門クモ綱に所属する分類群であり、カニムシモドキとも言われます。
偏平で丈夫な体と、横に張り出した長い足を持ち、その外貌は他に類するものがないほど異様です。小さいものでは体長5mm程度だが、大きいものは体長4cmを越え、しかも足は体長の2~4倍以上あるため、陸生の節足動物としては大型の部類です。(wikiより)
あまりに奇妙な外見から「世界三大奇虫」の一種として知られており、極端に長い腕を用いてコオロギなどの獲物を捕食します。
また、映画『ハリー・ポッター』シリーズで、「蜘蛛の魔法生物」として登場人物の顔を這い回ったことでも有名です。
交友関係:調査中、判明し次第随時更新されます。
・A.D.L.B最高責任者”ザク"
落とした財布をきっかけに交友関係が生まれ、ADLBの通常警備任務を一部アルマスに委託しています。
アルマスはザク少佐のことを慕っており、ザク少佐もアルマスを評価をしているようです。
・斎賀 青利
アルマスの野生解放能力「トゲトゲカイナ」を(意図せずして)命名したと思われる女性です。
アルマスはこの「トゲトゲカイナ」という名前を大変気に入っており、命名主に感謝しています。
・ミツツボアリ「ミッちゃん」
クリミヤ昆虫自然博物館周辺での警備任務の際に、来館していたフレンズが任務中のアルマスを「ミッちゃんが闇堕ちした」という書き込みと共に写真をSNSに拡散したことによって一時話題となりました。
この騒動がきっかけでミツツボアリと交友関係を持ち、時折衣装をすり替えたりして来館者を楽しませているようです。
・ワタリガラス「レイ」
同じくADLBの「フレンズ・スクワッド」に所属しており、共同で警備任務にあたることもある仲間です。
共に行動する姿は傭兵のようであると言われ、それなりに威圧効果もあるようです。
・サイカブト
クリミヤ昆虫自然博物館の"甲虫道場"に単身赴き、そこで模擬戦を行って以来交流があります。
お互い一進一退の激闘を繰り広げ、最終的に両者ノックアウトで試合は引き分けとなりました。試合の記録はこちら
アニマルガール 節足動物 ナカベ シズケサの密林 adlb cdc 1000pコンテスト
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