◆登場キャラクター
セツナ
大将
サバンナキャット
ミツツボアリ
サバンナキャット
[ 試験解放区 23:00 よるめんや ]
( よし、今日は割とお財布に余裕あるな )
( お腹も空いてるし、これなら二杯食べても大丈夫かな )
[ 夜の街を一人、猫のフレンズが嬉しそうにスキップしながら、屋台へと足を運ばせる ]
[ ぱさ ]
こんばんはー!大将!
大将
いらっしゃい、お得意さん。
[ 仕込み中の大将が客の顔を見ていつもと変わらない挨拶をする。 ]
サバンナキャット
[ 慣れた手つきでメニューを開き、目を落とす ]
今日はどれにしようかなー……
いつも醤油ばっかり食べてるから、
ここはとんこつかな……
[ じっくり悩み込む ]
セツナ
……うん?
[ お腹が空いたので、コンビニに行く途中だった帽子の青年が立ち止まる ]
…これは…屋台?
[ 何でもいいか。そう思いのれんを潜る ]
ラーメン屋…ですか?
ええっと、今開いてるんです…よね?
[ 恐る恐る、店主に問う ]
大将
やってるよ。
[ 一言。 ]
サバンナキャット
ん、
[ その青年に気付く ]
こんばんはー
[ その下でぱたぱたと尻尾が揺れる ]
セツナ
そ、そうですか…
あ。こんばんは。…猫のフレンズさんかな?
隣、良ければいい、かな…?
[ 帽子を深く被っているため、その目元は見えないが、その声はコミュ症のそれだ ]
サバンナキャット
うん、いいよ。座って座ってー
[ ぽんぽんと隣の席を叩く ]
セツナ
ありがとう。
[ その席に座る ]
ふぅ…何食べよっかな…
[ メニューを見ている ]
……うーん…決まらないな。
[ メニューを見続けている ]
サバンナキャット
ふふふー……♪
( よし……今夜は一人ラーメンは避けられそうだね )
[ 隣でメニューに悩む青年を見やる ]
セツナ
…?
何。僕が面白いの?
[ 自分を笑っている猫に問い掛ける ]
サバンナキャット
んー?いや、結構迷ってるなーって
[ 少し椅子を寄せ、青年の持つメニューに顔を覗かせる ]
セツナ
ま、まぁ。初めて来る訳だし、やっぱり美味しいもの食べたいじゃ、ないか?
だから…うん。そうだ。君は何がオススメ?
サバンナキャット
オススメかあー、……オススメかあ!
ここのラーメン何でも美味しいんだよね、
正直全部オススメだよ
でも……敢えて、言うなら……
[ メニューを深く覗き込む ]
んー……
ミツツボアリ
[ どこか暖かな雰囲気の屋台にまた一人、吸い寄せられる虫が一人… ]
あー…とくに深い理由はないけど、あそこがいい気がするなぁ…。
[ 屋台に近づいてくる ]
セツナ
…ふふ。中々悩むね、君も
[ その青年の口元は笑っている ]
目一杯悩んでよ。君のイチオシなら食べてみたいな
サバンナキャット
え、ほんとー?
いやー……そうなんだよね、
私もさっきから自分のすら決まらなくて……w
セツナ
それでも君に一任しようか。決まる頃にはお腹もきっとコンディションが最高潮になってるよ。楽しみだなぁ…
[ 初めて来る場所、初めて喋る女の子。どれも未経験なことだが、緊張が解れている。きっとそれはこの猫のフレンドリーさが原因なのだろう ]
サバンナキャット
お、これは責任重大だね
ミツツボアリ
すみませ〜ん、開いて…ますよね。
サバンナキャット
迷ったら無難に醤油か塩……味噌……とんこつ……
いや無難なメニューも多いなあ
んっ?
[ 後ろを振り返る ]
大将
やってるよ。
[ 一言。 ]
サバンナキャット
こんばんはー
セツナ
あ、こんばんは
[ 振り向いて挨拶する ]
ミツツボアリ
あ、はい。こんばんはー
[ 挨拶を返す ]
セツナ
えっと…どこでも座っていいと思うよ。
ね?
[ サバンナに聞く ]
サバンナキャット
うんうん、大丈夫だよー
セツナ
はは。僕もここに来たばっかで偉そうなこと言えないけどね
[ ふと、自分の立ち位置を気にする ]
……
ここの席を使うかい?
ミツツボアリ
あ、はい、では…。
[ 適当にすわる ]
セツナ
…どうぞ。
( 女の子に囲まれちゃったか… )
[ 仕事上は嫌でもこうなるし、少し慣れてきたし、まぁいいかと切り替える ]
さて、君のオススメを……
あ。ええっと…僕はセツナって言います。君たちの名前は?
サバンナキャット
あ、そうだったそうだった、
名前言ってなかったね
私はサバンナキャットのフレンズだよー
ミツツボアリ
わたしはミツツボアリのフレンズです。
サバンナキャット
セツナちゃんに、ミツツボアリちゃん!
よろしくねー
[ 微笑みを向ける ]
セツナ
…セツナ、ユウダチ。僕の名前だよ。
[ フルネームで答え直す ]
見ての通りヒトです。飼育員やってるよ。よろしくね。
サバンナキャット
おお、飼育員さん
ミツツボアリ
はい、よろしくおねがいします!
わたしはクリミヤで働いてます…。
サバンナキャット
( やっばい私働いてない )
( 自己紹介の時いっつもこれで困るんだよなあ )
セツナ
そ。カントーエリア担当の。
[ 着ていた緑色の上着を見せる ]
サバンナキャット
へぇー、かっこいいね!
カントーの飼育員さんかあ
前にどこかで会ってたりしたかな
セツナ
あ、ありがとう。
フレンズにそう言って貰えると、…この仕事も頑張れる気がするよ。
会ってても、ほら。
僕はこの通り帽子を被ってるからね。
多分気が付かないと思うよ。顔見えないし
[ 被っている黒い帽子を指差し ]
サバンナキャット
あー、それもそっかあ
ミツツボアリ
随分深く被ってますね…
( 自分も一応帽子である )
セツナ
仕事は勿論、アニマルガールの生活の補佐が、基本で。
あ、…これ?
…まぁ気にすることないから。
そ、それよりラーメン決めようよ。サバンナさん。まだですか?
サバンナキャット
あ、ごめんごめん!そうだった!
んー……
セツナちゃん、結構お腹すいてる?
セツナ
結構空いてるね。
さっきまで世話に追われていたから…
[ 遠くを見る ]
サバンナキャット
それはお疲れさんだね。
そういう時はねー……
大将!
大将
へい。
[ 手を止めて注文を聞く状態になる ]
サバンナキャット
ラーメン!おっきくて美味しいやつ!
……ええと、疲れが吹っ飛びそうなのちょうだい!
[ メニューをガン無視し、イメージのみを伝える ]
ミツツボアリ
そ、そんなアバウトでだいじょうぶなんですか…?
サバンナキャット
見ててみー
大将
はいよ。
[ 注文を受け取って調理を始める。 ]
サバンナキャット
ほら。
セツナ
大雑把…だね…うん。
あ、大将さん。僕はそれの並サイズでいいですからね。
[ ちゃっかり注文を付け足す ]
サバンナキャット
( 並でいいんだ )
ミツツボアリ
あ、わたしも普通盛りでだいじょうぶです…。
[ 便乗 ]
大将
はいよ
[ 注文を受け取る。 ]
サバンナキャット
みんな同じのでいいの?
[ 確認をとる ]
セツナ
言ったでしょ。君に一任するって。ね。
[ 目は見えないが、その口元からは、信頼されているのがよくわかる ]
ミツツボアリ
はい!
こういうときはおすすめをお願いするほうがいいのかなって。
サバンナキャット
ミツツボアリちゃんまで……!
ふふふ……ありがとう
[ して、唐突に ]
ミツツボアリちゃん……ミツツボアリちゃん……
……ミツボちゃん?
ミツツボアリ
……ミツボ?
サバンナキャット
ミツボ。
んー、響きがちょっと微妙か
セツナ
……ミツボ…
[ 呟く ]
いいんじゃないかな。僕はその呼び名、好きだよ、うん
ミツツボアリ
えっと……もうちょっと広い部屋です?
あ、そうじゃなくて?
サバンナキャット
なんかこう……ない?
いっつも呼ばれてるニックネームとか!
ミツツボアリ
あー、そうですね……。
クリミヤでは「ミッちゃん」って呼ばれてますよ。
サバンナキャット
おお!ミッちゃん!
いいじゃん!かわいいよー、ミッちゃん!
ミツボちゃんよりずっとかわいい!
セツナ
ミッちゃんか。
ミツボさんも捨てがたいが…うん。ミッちゃん。いいね。
サバンナキャット
[ 尻尾をぱたぱた揺らしながら呼ぶ ]
ミッちゃんは何のお仕事してるの?
( クリミヤってあんまり知らないんだよね )
ミツツボアリ
クリミヤ昆虫自然博物館ってご存知ですか?
サバンナキャット
あー……名前は聞いたことある!
セツナ
クリミヤって…あのクリミヤか。
あー…まだ行ったことないなぁ。
( 今度の休日行ってみようかな )
ミツツボアリ
そこで案内役として働いてるんです。
後は、ハチミツのシーズンに養蜂体験のガイドをしたりしてますよ。
サバンナキャット
へぇー、ガイドさんなんだね!
いいなあいいなあ、今度行ってみようかな!
養蜂体験!やってみたいし!
セツナ
虫のフレンズかぁ…どんな子がいるんだろう。勉強の意味でも行ってみたいね
ミツツボアリ
今の時期なら、ちょうど蜜の採集体験ができますよ。
ぜひ来てください!
サバンナキャット
え、ほんと!?
行く行く!
[ 椅子をかたかた鳴らしながら身を乗り出す ]
セツナ
蜜…!
[ 少し考える ]
楽しみだね。誰か誘って行かせてもらうよ
ミツツボアリ
あ、小さい子が苦手とか…そういうのは大丈夫ですか?
この時期はたくさん来るんですけど。
サバンナキャット
んー!大丈夫大丈夫!
贔屓にしてるゲームセンターにもたくさんちびっ子来るし!
セツナ
うん?…いやいや。平気だよ?
最近子供と接する機会もあったし、苦じゃない。むしろ僕は子供の感性を間近で見て、今後活かしたいね。
ミツツボアリ
それなら大丈夫そうです!
来られたときは、案内しますね!
サバンナキャット
やったやったー!
セツナ
うん。ありがとう、ミッちゃん。
いずれ行かせて貰うよ。
ミツツボアリ
ふふ、みつはお好きですか?
サバンナキャット
そりゃもう大好きです!
朝ごはんのトーストには必需品だよね!
セツナ
蜂蜜?
…好きだね。罠張りには使え…!
ゲホンゲホンッ
トーストに垂らして食べるよ。美味しいよね
ミツツボアリ
実は……ここにすこし、あるんですよ…!
[ リュックサックを指す ]
セツナ
おお。
…もしかして、お高い?
[ 少し小声 ]
サバンナキャット
ええ!?あるの!?
ミツツボアリ
いえ、ここでは無料ですよ…!
ラーメンには合わないと思いますが…。
サバンナキャット
……はちみつラーメン……
セツナ
…え?
サバンナキャット
んー……ないな
ミツツボアリ
ないでしょ?
サバンナキャット
ないですねー
セツナ
ないと、思うな…うん
サバンナキャット
それでも!無料!
はちみつ!!!
ミツツボアリ
いえ、今壺に入ってるのは花の蜜なんです。
今日はこの「プロトタイプ・ミッちゃんの蜜」をちょっとだけ差し上げようかと…。
セツナ
なにその…え、なんて?
名前…もいっかい、お願いしてもいい?
えっと…プロトタイプ蜂蜜。ください。
ミツツボアリ
…こほん!
と、とにかくちょっとだけお裾分けなんです。
サバンナキャット
プロトタイプ・ミッちゃんの蜜!
セツナ
プロトタイプ・ミッちゃんの蜜…!
サバンナキャット
プロトタイプなんだね
セツナ
どこらへんがプロトタイプなんだ?
ミツツボアリ
これをクリミヤに持ち帰って…こう、いろいろと……するんです!
サバンナキャット
おおー……!
いろいろ……!!
セツナ
ほー…すごそうだ
ミツツボアリ
完成品は…ときどきクリミヤで売ってますよ。
サバンナキャット
あ、ちゃんと完成品もあるんだね
え、でもそしたら
プロトタイプってもしかしてここでしか食べられない……!?
セツナ
あ…
そうなの?
サバンナキャット
[ わくわく ]
ミツツボアリ
そうですね…。
サバンナキャット
わーい!!
セツナ
サバンナさん、やけに楽しそうだね
[ 隣ではしゃぐ姿を見やり ]
サバンナキャット
だってだって!
ミツツボアリ
ふふ、あまいもの好きなんですね?
サバンナキャット
そう!そうなの!
甘いもの好きなんだよねー……♪
セツナ
僕も好きだよ。沢山頭使うと欲しくなっちゃうよね。
サバンナキャット
おー、その発想は私にはなかった
セツナ
個人的には、バニラアイスにかけるのも好きなんだけど
サバンナキャット
はちみつバニラアイス
[ 呟きながら端末にメモする ]
ミツツボアリ
ありますよ…!
そういうやつ…!
サバンナキャット
!!
ミツツボアリ
クリミヤに!
サバンナキャット
ああもう……これ……
クリミヤ行く……
私クリミヤ行く……!
ミツツボアリ
ぜひおいでくださいな…!
セツナ
( 食べに行くってのが先行してない? )
[ まぁ、黙っておこう ]
ミツツボアリ
( ふふ、寄ったかいがありました…! )
[ ニコニコ上機嫌だ ]
サバンナキャット
( とりあえずお家帰ったら旅行計画立てないと )
セツナ
さて、いい頃合いかな。お腹は
どう?
[ 両隣の二人を見る ]
サバンナキャット
私は最初からおなかぺこぺこだよー!
ミツツボアリ
はい、私も空いてます。
サバンナキャット
二杯食べようと思って来たんだもん!
ミツツボアリ
に、二杯ですか…。 ( 小声 )
サバンナキャット
そう、二杯
[ 猫の聴覚の前には、小声はあまり意味を為さない ]
セツナ
二杯…そ、そっか。身体には気を付けようね。これは飼育員の立場として伝えておくよ。
[ 控えめに伝える ]
サバンナキャット
身体測定で毎回注意されるだけだから、大丈夫大丈夫
ミツツボアリ
注意されてるじゃないですか!
ダメですよそれじゃあ…
サバンナキャット
あはは……w
まあ……こんな身体してるし……
もう既に手遅れっていうか……w
[ 体を2人の方へ向けて見せる ]
ミツツボアリ
わ、わたしは需要あると思いますよ!
サバンナキャット
需要
セツナ
……。
大丈夫、大丈夫だから。
皆、心配してるんだよ君を。
手遅れだなんて、言わないで…な?
[ か細い声でサバンナの顔を見る。一瞬、日本人のとは違う青い瞳が見えた ]
サバンナキャット
……?
ミツツボアリ
きっとサバンナさんみたいな抱擁感を求める人もいますって!
[ 瞳には気づかない ]
サバンナキャット
[ 特殊な瞳の色に、こちらも目を取られる ]
あー、抱擁感……
セツナ
困ったことがあるなら、いつでも言ってね。僕で良ければ…。
な、なんて…あはは。
[ 帽子のツバを持ち、更に深く被る ]
サバンナキャット
あ……うん
ありがとう……
( 綺麗な目、してたなあ )
大将
へい、おまちどうさん。
[ そう言って、三人分のラーメンを全員へ届ける。 ]
[ 注文通りサバンナちゃんのラーメンだけは大盛となっている。 ]
[ 届いたラーメンは昔懐かしい心を癒すような匂いがする。スープは最近サバンナちゃんが食べてなかった豚骨である。 ]
ミツツボアリ
わぁ、おいしそうですね!
サバンナキャット
[ ごとっ ]
あ、きたきた!
ありがとう!大将!
セツナ
あ、来た。
さて、湿っぽいのは、おしまいです。
食べよーッと
ミツツボアリ
いただきます!
サバンナキャット
別に湿っぽくしたつもりはなかったよ?
いただきまーす!
セツナ
…そう思っちゃったのは僕だけ、みたいだね。ごめんごめん。
さて…いただきます。
サバンナキャット
[ 青年に向かって微笑んではいるが、その笑みのどこかにうっすら諦めが浮かぶ ]
さて!
とんこつ!……とんこつ!?
大将……聞いてたんだ!
セツナ
おお。中々ジューシーな肉厚そうだ…満足できそうだね…。
[ 木の箸を割る ]
大将
[ 静かにほほ笑む。 ]
サバンナキャット
やっぱり流石だね!
それでこそ大将って感じがするよ!
[ スープをすする ]
ミツツボアリ
そういえばとんこつって久しぶりだなぁ…
[ 割り箸をわる ]
サバンナキャット
……ーーーーっ??
セツナ
ちゅる…
…!!
…はあぁ……美味しいなぁ…!
[ 麺を口に含みながら ]
サバンナキャット
[ うっとりした顔で斜め上を見上げる ]
これ……!これだよー……!?
ミツツボアリ
ずー……あっ、おいしい!
サバンナキャット
……っずるずるずるずるずる!
[ その美味しさに、たまらず勢いよく麺を吸い込む ]
[ とんこつの味わい深い熱々のスープが麺と絡み合い、旨味が口の中で広がる ]
セツナ
ずずず…
[ スープを啜る ]
ゴクンッ…ゴクンッ…
ぷはっ…麺もスープも一級品だ。大将さん、とっても美味しいです
サバンナキャット
はふっ……あつっはふ……
……おいしいぃぃいいぃ?
ミツツボアリ
( 猫舌とかじゃないんだ… )
ずるずる……うん、やっぱりおいしい!
サバンナキャット
ほんと……!最高だよ大将!
何杯でも食べられそう!!
ずるずるずる……
[ 続いてチャーシューも口に運ぶ。厚すぎず薄すぎず切られたその肉は、ジューシーさを引き立たせるには最適な大きさで ]
あむっ……んむ、……んむ……
ミツツボアリ
( すっご )
サバンナキャット
んんんんーー?
セツナ
…ずるずるずる…ズズズズ…ゴクン。
( 最近美味しいもの食べてなかったから、来て良かったぁ…! )
[ 無言で麺を啜り、スープを飲む ]
サバンナキャット
[ それにしてはこの猫、しっかり味わってはいるものの食べるのが早い ]
ごくごくごく……ぷはーーー!!!??
はー……おいしかったあ……♪♪
セツナ
は、早いね。
[ そう言うが、こちらもあと少し ]
ミツツボアリ
すっごいですね…。
[ まだ4割ほど残っている ]
サバンナキャット
あ、大将!
追加でチャーハンと餃子と……生お願い!
ミツツボアリ
( は? )
セツナ
……
[ 左の子を見やり、箸を少し休める… ]
…ん、まだ、食べるのか君!?
サバンナキャット
ふふーん♪
大将
はいよ
[ 今までと同じトーンで注文を受け取る ]
サバンナキャット
午前に生活保護受け取ったばっかりだからね!!
今日は食べるよー!!!
( 今出しちゃいけないワード出しちゃった気がする )
セツナ
それは大声で言うものでも無いことだと思うんだけどなぁ…まいっか。
( 幸せそうだし )
ミツツボアリ
( あっ…ふーん )
[ 何も言わないことにした ]
サバンナキャット
( あっなんか察された気がする )
( すごくいたたまれない )
( そうだ、飲んで忘れよう )
大将
[ カウンターの向こうでギョーザを焼く音とチャーハンの卵を入れる音がする。 ]
サバンナキャット
[ 身を乗り出して調理風景を眺める ]
……♪……♪
セツナ
…て、生…!?
飲むんだ…へぇ…
サバンナキャット
んー?飲む飲むー
割とお酒飲めるアニマルガールって居るんだよ?
ミツツボアリ
まあ、私も飲めますしね。
サバンナキャット
お、そうなの?
ミツツボアリ
ええ、嗜む程度ですけどね。
サバンナキャット
いいね、嗜む程度って
セツナ
あー…確かにそっか。珍しいことでもないね。
僕はあまり飲まないからねぇ…サバンナさん、結構飲むの?
サバンナキャット
んー……
そんな酒豪ってわけじゃないけどー……
トコっちっていうお友達のお店に
よく飲みに行ってるよ
大将
[ 会話をしている間に炒飯が完成し、お玉で皿に飯のドームを作る。 ]
[ 餃子も程同時に完成し、ひっくり返した面は良い具合に焼けている。 ]
[ 盛り付けが終わると、サバンナちゃんに届ける。 ]
へい、おまちどうさん。
サバンナキャット
!
はっやい、もうできたの!?
流石に慣れたけどって言おうとしたけど、
だんだん早くなってるよ、大将
セツナ
( 料理の見映え、味、何より早さ…このヒト何者…? )
大将
おまちどうさん。
[ そして、ジョッキをカウンターに置く。若干結露しているからキンキンに冷えている事がうかがえる。 ]
ミツツボアリ
( 達人がおられる…。 )
サバンナキャット
それじゃあいっただっきまー……
セツナちゃん、ミッちゃんも食べる?
セツナ
…いいの?
ミツツボアリ
あ、えと……一口貰っても?
サバンナキャット
いいよいいよ!
ここ、チャーハンも餃子も美味しいからさ!
食べて欲しかったんだー!
セツナ
…あ、ありがとう。それじゃあ…1つ貰うね。
[ 箸を逆さに持ち、一番端の餃子を掴む ]
パクっ
……え、うまっ。
[ 予想は出来ても、舌が冷静に味を嗜めてくれない ]
ミツツボアリ
じゃあ、私も……
[ 同じように餃子を貰う ]
あっすごい、おいしぃ!
……さっきからおいしいしか言ってない!
サバンナキャット
ほらほらー、みんな虜になっちゃうんだよー
[ ジョッキを片手に笑う ]
ミツツボアリ
クリミヤにもあったらなぁ……
あ、そうだ。
大将さんはクリミヤにいらっしゃったことありますか?
セツナ
( 惹き付ける力…羨ましいなぁ )
[ 咀嚼しながら ]
大将
まだ、ないね。
[ 静かに答える。 ]
ミツツボアリ
よかったら、ぜひクリミヤにもいらしてください!
……ラーメンに合うかは判りませんけど。
大将
…はいよ。
[ 同じトーンで返す。 ]
サバンナキャット
[ 彼女はちゃーはんを食べようとスプーンを手にする ]
ミツツボアリ
( ラーメンにあう蜜とかできるのかなぁ、とラーメンを未だにすすっている )
サバンナキャット
[ うまい具合にぱらぱらに炒められたご飯は、具材と物の見事に調和し見た者の食欲を強引にまで掻き立てる ]
はふ……はむっ……はふ、はふ……
[ ラーメンのしょっぱさに追い打ちをかける味付けではあるがくどくはなく、あくまでラーメン屋のサイドメニューとして作られた品物の完成度の高さが伺える ]
セツナ
お、落ち着いて食べなよっ。炒飯は逃げないって…!
[ 注意しようとするが、やめた。溜め息をひとつつき笑う ]
サバンナキャット
[ 野菜は細かに切られているがしっかりと味を主張し、肉はその持ち味をふんだんに引き出されている ]
はむ……もぐもぐ
[ あっという間に平らげてしまった ]
ミツツボアリ
( なんでむせないんだろう )
サバンナキャット
はむっ……ふぅ♪
あーー…………♪♪♪
ミツツボアリ
すっご
[ 今度は口に出してしまった ]
サバンナキャット
んにゃ?
[ 声の主の方を思わず見てしまう ]
ミツツボアリ
あぁいえ、とても気持ちよい食べっぷりだなって……ハハ…。
サバンナキャット
ふふふー♪ありがとー♪
ミツツボアリ
( 誤魔化せたらしい…… )
セツナ
あはは…えっと、フレンズは凄いなぁ。色々と。
[ 手元に少し残ってた麺とスープを平らげる ]
…ふぅ。ご馳走さま。
大将。お勘定、お願いします。
サバンナキャット
!!!
[ 残っていた餃子を急いでかき込む ]
はむっもぐもぐもぐはむはむはむ
ミツツボアリ
ふー、私も食べきっ……!?
[ 一息つきそこねる ]
サバンナキャット
[ 半分ほど残っていたジョッキも一気に飲み干し ]
大将
はいよ。
[ 会計の準備をする。なおいつもならすぐに会計をする。 ]
サバンナキャット
んくっ、んくっ……
[ ごんっ ]
ぷはぁ……!
ミツツボアリ
…………ったぁ。
[ えらいもんを見てしまった、という顔 ]
セツナ
…何で落ち着いて食べられないかなぁ、君…あはは…!
[ 呆れていたが、心から笑えた ]
善い食べっぷりだね。サバンナさん
サバンナキャット
だってー!
…………もー!
ありがとー!セツナちゃん!!
セツナ
…え?
なにさ、いきなり…?!
サバンナキャット
いやいやー、
食べっぷり褒められるのって嬉しくない?
セツナ
………。
ふふ…そうだね。
こほん。飼育員として、貴女の食欲は正常のものと判断します。
これからもいっぱい美味しいものを、食べてね?
[ 帽子のツバを少し上げると、青い瞳が二つ。その釣り目気味の瞳は、サバンナをしっかりと見つめていた ]
サバンナキャット
……
[ やはり、普段見慣れない青く深い瞳 ]
[ 宝石を見るような目で、その双眸をぼーっと見つめる ]
……やっぱり、目綺麗だよね
セツナ
……そんなこと、フレンズから言われたのは…君が初めてだよ。
うん。ありがとう、サバンナさん。
[ 眼を細めにっこりと笑う ]
サバンナキャット
ふふー♪こちらこそだよ!
[ こちらもお返しと言わんばかりに、満面の笑みを浮かべる ]
[ 尻尾もぱたぱたと振れている ]
セツナ
…ぅ…。
[ 顔が熱くなる。帽子を再び深く被る ]
[ ラーメン代をちょうどになるよう支払った ]
それじゃあ帰るよ。サバンナさん、ミッちゃん。大将さん。またお話しよっか。
じゃあね。またお会いしましょう。
[ お辞儀をし、そそくさと帰っていく。角を曲がる時、三人に手を降りながら消えていった ]
サバンナキャット
あ、またねー……!
行っちゃったあ
ミツツボアリ
あっ……!
大将
まいど。
[ 笑顔である。 ]
サバンナキャット
連絡先聞こうと思ったのにー……
ミツツボアリ
蜜渡してないのにー……
サバンナキャット
あ!そうだよ!蜜!
……ええと
ミッちゃんもありがとね?
今日は一緒に食べられて、楽しかったよ!
ミツツボアリ
はい、私も楽しかったです!
あ、そうだ。
[ ごそごそとリュックをあさる ]
はい、これどうぞ!
[ 小瓶に入った蜜を渡す ]
サバンナキャット
おおー!
これが「プロトタイプ・ミッちゃんの蜜」……!
ミツツボアリ
はい、そうなんです!
日持ちしないので、早めに食べて下さい。
それと、家に帰ったらすぐに別の瓶にうつしかえてください!
瓶消えちゃうので……。
サバンナキャット
瓶が消えちゃう?
え、なんでなんで?
ミツツボアリ
即席の瓶なので、時間が経つとサンドスターに還っちゃうんです…。
サバンナキャット
あー、これそういうふうにできてるんだ
すごいなぁ……
ありがとう!ミッちゃん!
ミツツボアリ
いえいえ!
サバンナキャット
私からも何かあげられればいいんだけど……
ミツツボアリ
……あの方の分、どうしましょうか。
サバンナキャット
あー……セツナちゃんの分……
大将
これ使うかい。
[ 綺麗な小瓶を二つ、カウンターに置く。 ]
サバンナキャット
お!
大将!
大将
あげるよ。
[ 一言だけそういう。 ]
ミツツボアリ
わー、きれい……!
サバンナキャット
おしゃれー!
( 大将がこういうの持ってるの意外だけど! )
ミツツボアリ
……そうだ、大将さん!
蜜どうぞ!
大将
[ 蜜の入った小瓶を受け取ると ]
ありがとう。
大切に使うよ。
[ 笑顔でそう答えた。 ]
ミツツボアリ
えへへ……。
( 大将さんなら、うまく蜜とラーメンを組み合わせられる気がする…… )
サバンナキャット
( 大切に使わなきゃ……私が使うとすぐ無くなっちゃいそうだしなあ )
んー
[ ポーチの中をごそごそとまさぐる ]
ごめん、ミッちゃん
私から渡せる物、持ってないや……
ミツツボアリ
ふふ、それでしたらぜひクリミヤに来て下さい!
サバンナキャット
うん!そりゃあすぐにでも行かせてもらうとも!
あ、これ私のけものーとID!
何かあったらよろしくね!
[ 小さな紙を手渡して ]
[ 椅子を立つ ]
ミツツボアリ
あ、ありがとうございます!
……けもノートかぁ。
サバンナキャット
あれ?やってない?
ミツツボアリ
……はい、実は。
あんまりよくわかんなくてその……。
サバンナキャット
えー、そうなんだ!
もしよかったら、今度使い方教えてあげるよ!
ミツツボアリ
ほんとですか?
……それならやってみようかなぁ
サバンナキャット
ふふふ♪
あ、大将、私もお勘定
ミツツボアリ
あ、わたしもお願いします!
大将
はいよ。
[ 同じトーン。 ]
サバンナキャット
そうだ、さっきの餃子をはちみつのお返しってことに……できないかな?
無理あるかあ……w
ミツツボアリ
餃子もおいしかったですねぇ……
[ 微妙に答えない ]
サバンナキャット
おいしかったねー……
大将
……お得意さん。今日負けとくよ。
[ 洗い物をしながら、しゃべったため顔は見えない。 ]
サバンナキャット
え?
え、そんな……いいの?
大将
ああ。
[ 一言 ]
サバンナキャット
……ありがとう、大将
悪いね
……っと、もうこんな時間かあ
[ 端末の時計を見ると、時刻は1:00を回っている ]
私、そろそろ帰ろうかな
ミツツボアリ
……え、一時!?
そんな時間になってたなんて……。
サバンナキャット
食べ始めが十一時だったしねー
そんなもんだよー
[ 眠そうな目で笑う ]
ミツツボアリ
楽しいと、時間ってすぐ過ぎますねぇ……
サバンナキャット
そうなんだよねー……
もっとゆっくり時間が流れてくれてもいいのにねー
……
よし、忘れ物無し!
またね!ミッちゃん!
ミツツボアリ
はい、また会いましょうね!
サバンナキャット
うん!
……それじゃ大将!ごちそうさま!
[ そう言うと、猫はふらふらとした足取りでアパートの方まで歩いていってしまう ]
ミツツボアリ
……大丈夫ですかね
大将
お得意さんなら大丈夫さ。
[ そう言った。 ]
蜜、ありがとな。
ミツツボアリ
いえ、大将ならきっと生かしてくれるはずですから!
それじゃあわたしも戻りますね。
ごちそうさまでした!
大将
まいど。
[ 一言そう言った ]
ミツツボアリ
[試験解放区の夜は深まり、闇の中へと会ったばかりの3人は再び散っていった。
しかしそれでも、この小さく暖かな屋台を頼りに、またいつか巡り会える……かもしれない。]
「夜麺蜜談」 ( 終 )
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