安斎 友里(アンザイ ユウリ) (10)
一人称: あたし 二人称: アンタ・オジサン・おにーさん 複数称: みんな
人物
安斎友里は██県██市在住の小学4年生の少女です。自衛官の父と母に、大学生の姉、飼い猫といった面々と暮らしているようです、不定期に姉や母といっしょに来園しており、都市部を中心に遊んでいる姿が見られます。父の方も都合が取れた時は家族揃って来園することもあります。
また、幼馴染に家城春菜という少女がいるようで、来園中に対面した際はそのまま観光にも連れ込んでいるようです。
家事の手伝いを行なってお小遣いを貯めるのが好きな様で、貯めたお小遣いを用いて高い値段のものを購入するという一風変わった楽しみを持っているようです。ペットにメインクーンを飼っているようで、かなり溺愛している事が分かっています。
好きな動物の傾向としては、小動物や珍しい希少な動物が好みなようです。
性格は基本的に明朗快活で、明るい振る舞いが見受けられますが生意気な一面もあるようです。同年代の来園者に対しては基本的にやや高圧的な態度で接し、アニマルガール探しなど自身のやりたい事に連れ出したり、お小遣いが足りずに物が買えないといった時に一緒に払って貰ったりと、人使いの荒さが目立つ付き合いをしているようです。
また年上の人物と接する際は、余程見た目が怪しくない限り幼いながらも言葉巧みに接近して遊びに興じたり、悩み事を聞いたりしてお小遣いやお菓子といった"お礼"を貰っている様子が良く確認されています。彼女自身もお礼を得るのを見越して行動している気配が見られ、少なくとも純朴な想いを持って接触している訳ではないようです。
また姉の影響かファッションなどにも関心があるようで、服装や髪型など、見た目のお洒落には人一倍気を使っています。そのおかげで通っている小学校で人気が高いことを自覚しているらしく、日頃整えている見た目も武器に接触するといったずる賢さも芽生え始めているようです。
「いいのいいの♪あたしが好きでやったことだから!…あっ、でもお礼は欲しいな~?」 |
しかしほんの細やかな事でお礼を申し出られると一瞬困惑したような反応を示し、やんわりと物品の受け取りを拒否する事が友里の姉より語られています。対価に関する価値観は一応常識の範囲にあるようです。
また接触する人物の傾向は年上の男性に偏っていて、彼女が好みに合うと感じた人物を見つけると接触を試みることがままあります。
容姿
髪色は茶色で、瞳の色は藍色がかった黒色です。
全体的な服装のコーディネートはその日の気分によってポニーテールやツインテール。ワンピースにサンダル、セーラーワンピなどに変わります。
誕生日プレゼントであるコウモリ型の髪飾りだけは一貫してどんなスタイルでも身につけています。
日付: 205█年██月██日 インタビュー対象: 安斎友里 (以下"友里"と記述) インタビュアー: A.D.L.B警備員 リカルド二等軍曹(以下"リカルド"と記述)
<00.13.31 再生開始>
友里: あら…ねえねえそこのおにーさん!
リカルド: ん…子供…?どうしたのかな?
友里: おにーさんは今何してるのかしら?
リカルド: パークのパトロールだよ、悪い人が居ないか見張っているんだ。
友里: ふーん。タイヘンなのね。
リカルド: 時々ね。今はそんなにキツくはないよ。
友里: そっかー。…ねーねー、あたしと遊ばない?タイクツしてるなら楽しいことをしましょ!
リカルド: はは、ヒマそうに見えても基本的に忙しいんだけどな。でも少しだけなら良いよ?
友里: ふふ、ありがと!おにーさん♪
リカルド: じゃあその前に…キミ、名前は?
友里: 友里よ!ゆ・う・り!
リカルド: そうかそうか…友里ちゃん、親御さんは?
友里: おかい物よ、この公園で遊んでなさいって言ってたわ!
友里: でもあんまり人がいなくてタイクツだったの。
リカルド: お友達は居ないのかい?
友里: 今日はいないみたい…フレンズのみんなもいなくてやる事なかったわ。
友里: 昔みたいにはるちゃんがいたら良かったんだけど…
リカルド: そっかー。親御さんが来るまで待つしかないのかぁ。
友里: うん…だからおにーさんに遊んで欲しくって。
リカルド: はは…そっかそっかあ。
<00.15.42 再生終了> |
交友関係の特筆事項
彼女とは4歳の頃から付き合いが続いている幼馴染ですが、一見すると特別仲は良い様子は見られません。 しかし内心では長い間仲良く接してくれた春菜に強い好意を抱いて居るようで、彼女が居ない場所で春菜について聞かれた際思いつく限りの長点を列挙し、自慢する事が分かって居ます。この事から好きな人物の前では素直になれない性格も垣間見えます。 はるちゃんは…こう、あたしの…幼なじみなの!ちゃんと遊んでくれるから好きよ!それとね、とっても優しくて、明るくて…! |
イギリス人少女であるメイベルとは比較的仲が良い傾向にありますが、ちょくちょくメイベルが友里の「対価を目的に知らない人に近づく」ことに難色を示す事があり、定期的に小競り合いが発生するようです。 優しいんだけど、あたしよりちょっとオトナっぽいからってあれこれ言ってきたりするのよね。お母さんじゃないんだから……でもかけっことかすると結構着いてくるから凄いなって思うの! |
カントーエリアで知り合ったようで、落とした携帯電話探しを手伝ったのを切っ掛けにひっそりと交流が続いているようです、出会った時は携帯ゲームで遊んだりしている姿が見られます。 あの人はお小遣いくれるからスキよ!お話しすることはあんまり良くわかんないケドね! でも話してくれる事が沢山あるからタイクツしないわ! |
ナリモン水族館アワナミ支部を観光している時に出会ったことが分かっています。川に住むイルカという部分が友里の好みに入ったらしくアワナミ支部に赴く際には必ず彼女を探すなど気の知れた友達として付き合いが続いているようです。 ふふん!アルカは凄いのよ、フレンズなのに私にごはんご馳走してくれるもの! |
<00:20:54 再生開始>
リカルド: …それで、君は春菜ちゃんって子を知ってるのかい?
友里: うん。はるちゃんはホントお人好しなのよ!あたしがちょっとおとなの人をからかったりするとすぐ止めに来たんだから。
友里: ホントにみんなおともだち!って感じだったの、仲良く仲良く!って…おてほんみたいな子なの。
リカルド: 君とも遊んだりしたのかい?
友里: もっちろんよ、はるちゃんだけは…その、なんていうか、おサイフの紐が固くて…あの子と遊ぶとね、あたしもおこづかい使っちゃうの。
友里: しっかり者ってカンジだし、………
リカルド: ……大丈夫かい。
友里: …はるちゃんがいると、楽しかったの。 勝手にみんなを連れて来るけど、それでもね、楽しかったの…
友里: はるちゃんがいる時だけ、すっごくスッキリして、楽しかったって思うわ。
友里: でも………ちいさいときから一緒だったのに……
リカルド: …ごめんね。ありがとう。…そろそろインタビュー終わるからね。
友里: ぇ…まってよ、おにーさん…なんではるちゃんのこときいてきたのよ…?
友里: なんで?おまわりさんじゃないのに……
リカルド: それは…
友里: ねえ……ねえ!!はるちゃんのことなにかしってるんじゃないの!?
友里: しってたら教えてよ…!はるちゃんはどこにいるの!?ねえってば!!!
リカルド: …僕らも今探してるんだ。…もし見つかったら、教えるからね。
友里: ううう……!!
[数分の間、啜り泣く声が記録されている]
<00:25:21 再生終了>
事後報告: このインタビューの後にアイスクリームをあげてなんとか泣き止んでもらいました。…しかし、この様な形で事件の爪痕が残されているとは。一刻も早く春菜ちゃんを見つけ出して、親の元に返さなくてはなりません。 |
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