※このロールはダークネス(パークの負の遺産)関連ロールです。苦手な方は通常ロールプレイ一覧までお戻りください。
登場人物
前書き
実施日時: 2018年1月2日
セルリアン・データベース・センター(略称CDC)関連のロールとなります。
セルリアンを扱う都合上ダークネスに分類していますが、内容自体は通常ロール並みに平和で楽しいものとなっています。
なお、グリフォンの加入経緯や服部さんの詳細、ファントムとCDCとの因縁に関してのロールも存在しますが、ロール所収は未定です。各キャラクターのWiki記事等でご確認ください。
本文
[ゴコクエリア ゴコク保管・管理支部 14:00]
入江 晶子
ふぅ…今回の隠蔽も何とかなりましたね…グリさん、お疲れ様です
しかし…最近セイレーンが多すぎると思いませんか…?
これでもう5件目です。
[廊下を歩きながら、女性がアニマルガールに話しかける]
グリフォン
そうだね…
幸いセイレーンの情報が漏れたり被害が出たりはしなかったから良かったけど…
…少し…不安だね…
[その女性の隣を歩きながらアニマルガールが返事を返す]
入江 晶子
一応、欺瞞情報も流布しているので、遠くから見られる分にはごまかせるでしょう
…駆除の点については、とても頼りにしていますよ。アルファ[少し微笑む]
グリフォン
…ああ、ありがとう。入江[微笑み返す]
ファントム
[その時、二人は廊下の先で貼りだされている紙を見ている人影に気付く]
......。
[その人影に二人とも見覚えがあるだろう]
入江 晶子
…ッ[はっとした後、急激に険しい顔をする]
グリフォン
…ッ…あれは…!
[人影を見て真剣な表情になる]
ファントム
...ん?
[二人に気付く]
入江 晶子
まさか侵入された…!?
グリフォン
迷い込んだ…わけではなさそうだね…
入江 晶子
…今ならまだ間に合います![記憶処理薬散布スプレーを構える]
ファントム
ちょ...そんな殺気立たないでよ...。
[いきなりスプレーを構えた入江に思わず身構えつつ]
入江 晶子
好奇心は猫をも殺すという言葉があります。…あなたはやはりあの時
記憶処理しておくべきだった。
[じりじりと迫る]
グリフォン
ファントム…君は"誰に"この場所を教えてもらったんだ…?
[入江の後ろからファントムに問いかける]
ファントム
落ち着きなさいよ...ここの誰かから私の事聞かなかったの?
[じりじり迫る入江に後退しつつ]
入江 晶子
そうですね…以前の資料から、要監視アニマルガールと有名ですよ。
特にデータベース保守からは評判が悪いですね
[引き金に指をかける]
服部 文
お待ちください、親方様。
[険悪な雰囲気、一触即発の廊下にどこからともなく声が響く]
ファントム
!
入江 晶子
…っ
グリフォン
誰だ…っ!?
[声がした方向を見る]
入江 晶子
はぁ…グリ、以前紹介した、服部さんですよ。
相変わらずエキセントリックな忍者趣味ですね…
服部 文
[天井から降り立つ]
ファントム殿…来る時は私に一言ください。アポイントメント無しは御法度なんですよ?
[立ち上がり、ファントムを見てやれやれと言った様子で]
グリフォン
は、服部…君だったのか…
(天井に張り付くという噂は本当だったのか…)
[少し安堵したようにほっとする]
ファントム
そうだったの?それは失礼。
入江 晶子
………これはどういうことですか?
服部さん
服部 文
…ファントム殿と少しだけ話をしました。
無論、組織の名前など出していません。
ただ、私の考えを彼女に話しただけです。
ファントム
そして私は自分で決めた。
...グリだったわね。あなたと同じよ。
グリフォン
私と…ってそれって…!
ファントム
ええ、今日から私はここの一員よ。
ただ、アポなしがまずかったのは謝るわ。まだ知らない事も多いから...。
入江 晶子
…あなたが…ですか…?[眉を顰める]
服部 文
親方様。
ファントム殿には情報を漏らさないようにと、口止めは済ませてあります。
隠蔽に関しては問題は見受けられないものと考えます。
[真剣な目付きで入江に申し出る]
入江 晶子
信用できませんね。彼女はただの、「せいぎのみかた」です
しかも蛮勇が強い
シノビアリとの戦闘の後も、そういってあげたはずです
服部 文
(親方様は相変わらず頑固だ…そこもまた、親方様らしいけれど)
ファントム
そうね...でも、そんなやり方でも私は今まで生き残ってきた。
そしてこの人から、何故あなたたちが隠蔽を続けるのかを聞いた。
私一人で戦い続けるよりは、あなたたちに協力した方がパークのためになると思ったのよ。
私が蛮勇の強い、しつけのなってない野良猫だって言うなら、しつけてみたらどう?
ここで活動する以上、私はある程度受け入れるつもりではあるわ。
服部 文
…
[ファントムを見て少しだけ微笑み]
入江 晶子
[ものすごく驚いたような顔をする]
グリフォン
…入江、信用してあげたらどうだ?
[今まで黙っていたが口を開き、入江に言う]
服部 文
幸いにして、現時点でファントム殿は外部に情報を漏らしてはいません。
[続くように口を開き、入江に進言する]
親方様。今のうちに"飼いならす"べきかと。
入江 晶子
…もう、ただきれいごとや都合を並べるだけの、子どもではないということですね
[記憶処理薬のスプレーを下す]
ファントム
...まぁ、あなたと初めて会った時は今と比べて少し尖ってたから。
[軽く苦笑する]
入江 晶子
まさか、このようなあっさりとした形で肩を並べることになるとは思いませんでしたよ[肩をすくめる]
服部 文
私もです。
グリフォン
私もだね…[苦笑を浮かべる]
服部 文
人生とは誠に複雑怪奇….何があるか分からないものです。
(ふふ、やはり親方様は…)
入江 晶子
しかし、まだ貴方の”ここでの”技術について、信用したわけではないので。
後で私がみっちり「座学」してあげます
[少し微笑んではいるが、後ろにゴゴゴゴゴ…という文字が見えるような気がする…]
ファントム
...お手柔らかに頼むわ。
[その雰囲気に思わず軽く冷や汗をかく]
服部 文
(…優しく、恐ろしいですね。)
[若干顔が青ざめながらも笑みを保つ]
グリフォン
あ、あはは…ファントム…色々きついだろうけど頑張ってくれ…
[苦笑いを浮かべたあと、気の毒そうにファントムに囁く]
ファントム
...まぁ、自分で決めた事だから耐えるわ...
[諦めたように囁き返す]
グリフォン
…その意気だ…期待しているよ。
[少し微笑んでファントムから離れる]
服部 文
ふふ…相変わらず、親方様はけものが好きなのですね。
入江 晶子
……わたしは必要なことを教えるだけです。
実際まぁ…アニマルガールは好きですし、パークを守るためには必要なので。
[アニマルガールの部分で少し目をそらす]
服部 文
ふふ、この間なんてオキちゃんをすごいナデナデしてましたしね♪
入江 晶子
………………[一瞬ものすごい眼光で服部を睨む]
撫でてません
服部 文
(アイエッ…)
入江 晶子
人違いでは…?
服部 文
…あの笑顔は忘れられませんよ?。
ファントム
[二人の脇で若干ニヤつく]
服部 文
私が親方様を見間違えるとお思いですか?
[純粋にこんなことあったよね?そんな意図で話を進める]
入江 晶子
(お…おかしい…あの時は変装もしっかりしていたはず…!)
グリフォン
?
そうなのか、入江?
[少し意外と言ったようなかんじで入江に聞く]
入江 晶子
(流石に私服だけではだめだったでしょうか…)
服部 文
そうなんですよグリ殿。もう顔まですりすりしていたのを覚えています♪
入江 晶子
服部さん!!!!![ばっと接近する]
服部 文
は、ハイ?!
入江 晶子
[部屋の埃が舞った]
……あなたの寮にあるベッドの下の薄い本がどうなっても知りませんよ…っ(小声)
服部 文
っ…!!
そ、そんなっ、親方様ッ。御無体な…!(小声)
入江 晶子
お互い隠したいことがある。いいですね?(小声)
服部 文
アッハイ
[がっちがちに震えながら、ひり出せた小さな声の同意を入江に伝える]
[目元も震えまくり、今にも冷や汗が溢れ出そうだ]
ファントム
......まぁ、いいんじゃない? 本当にフレンズの事大切に考えた結果ここにいるんだから。
[ニヤついている]
グリフォン
??
[二人のやり取りが聞こえていなかったのか、頭に?マークを浮かべている]
入江 晶子
しまっ…フレンズは五感の能力も…!
[ファントムに聞かれていたことを察し、顔がじわじわと赤くなっていく]
グリフォン
えっと…入江?どうしたんだ?
[赤面しているのに気付き、心配そうに声を掛ける]
ファントム
さぁ...?
グリには黙っておくから...[小声で]
入江 晶子
はい、なんでもないです…グリさん…………
…早速記憶処理薬を使う羽目にならなくて助かりますよ(小声でファントムに返す)
グリフォン
? そうか…
(結局何だったんだ…?)
[不思議そうに小首を傾げながら]
服部 文
(思わず口が滑るとは…)
(それにしてもやはり親方様はコワイですね…)
[ぶるぶるぶると涙目になりながら震えたままで]
(くわばらくわばら…)
入江 晶子
とにかく、服部さんの言うその人と、私は別人です。
何か見間違えたのでしょう
[ポケットからハンカチを取り出し、頬を拭く]
[そのハンカチの中から、紙切れが一枚はらりとこぼれた]
[チョウシュウ鳥類館 入館チケット]
服部 文
…あっ
ファントム
...ん?
グリフォン
あ…入江、何か落ちたよ。
[その紙切れを拾おうとする]
入江 晶子
…はい?
入江 晶子
!?!?!?!?[また、入江の動きが一瞬高速化する]
[今までの訓練と、戦闘技術の推移を結集した、無駄のない動きだった!!!]
[その動きがグリよりも早くチケットを回収する!!!!]
グリフォン
うわっ…!?
[その動きに思わず驚き、のけ反る]
ファントム
速い...
[あまりの速度に一瞬目が追いつかなかった]
入江 晶子
…すみません。ちょっと…その…
はぁ…はぁ…
大切なもの…? だったので
服部 文
[明らかに目が泳ぎだす]
(お、お慈悲を、お慈悲を)
グリフォン
そ…そうなのか…
(何だったんだ…今のは…?)
ファントム
(あれ、この人...思ったよりもかわいいところがある...?)
入江 晶子
[自称大切なものを、くしゃっとポケットの奥の奥へ押し込む]
グリフォン
ちょ…入江、大切なものじゃなかったのか…?
[それを見て入江にツッコむ]
入江 晶子
えっ
…えーーーーーーーー。
服部 文
お…親方様…?
グリフォン
…?
[答えない入江に不思議そうな目を向ける]
入江 晶子
少し乱暴に扱っても大丈夫な新素材なんです[だらだら]
ファントム
(鋭いわねグリ...)
(そして入江さんは落ち着いて...)
グリフォン
…そうなのか…?
…まぁ…大切なものなんだったらもうちょっと丁寧に扱ったほうがいいと思うよ…
[不思議そうにしながらも納得する]
…それで…その大切なものって結局何だったんだ?
何かの紙きれみたいだったけど…
[そして無自覚の追撃が放たれる]
入江 晶子
…………(欺瞞情報を流布しなければ…)
先ほどの紙は…「今晩のディナーの招待券」です。
なので多少、折れてしまってもいいのです
[だらだらだらだら]
服部 文
…チョウシュウ…と見えたような…
[小声で漏らして追撃を放つ]
入江 晶子
(服部さんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!)
グリフォン
チョウシュウ?
[服部の言葉が聞こえたのか聞き返す]
ファントム
(だめだこりゃ)
服部 文
え、は、はい。
あ"…
[口を閉じようとするが、すでに遅かった]
入江 晶子
…ええ。「そらのあじ」のディナーチケットですよ…(ズズズズズズズ…)
グリフォン
そらのあじ…ああ、アンインエリアにあるあそこか。
[納得したように言う]
入江 晶子
ええ、なので、「これから鳥類館にいくところなのです。"今回行くのは初めてですね"」
(これは我ながらいい欺瞞情報…! 短時間ながら、よくやりました私…!)
服部 文
(な、なぜ親方様はここまで隠すのか…)
グリフォン
なるほどな…あ、そうだ。
入江、どんな料理があるのか教えてくれないか?
そらのあじにはまだ行ったことがないから気になるんだ。
入江 晶子
………。(そ ん な も の は あ り ま せ ん)
えーとですね…なんでしたっけね…
グリフォン
[ワクワクしたように入江の言葉を待っている]
入江 晶子
…[助けを求めるように、服部とファントムを横目で見る]
服部 文
親方様。
正直申し上げますと…
私も行ったことがないのです。チョウシュウ鳥類館へは。
ですから私もあそこのディナーには興味があります。今初めて耳にしたものですから…
[彼女もまた、無自覚に入江の精神を抉るのだった]
ファントム
私も......ないわ...。
[こちらは気まずそうに]
入江 晶子
えーーーーーと…
まず…
ホシガラスさんの持ってきたピーマンがおいしいらしいです。
あと、ホシガラスさんの持ってきたフルーツとか…
あと以前サーバルのフレンズが食べた…プリンのようなものがおいしいとか…?(全部オキちゃんに聞いた内容です…)
服部 文
ふうむ。
グリフォン
ピーマン…フルーツ…プリンのようなもの…?
…あれ…オキも同じようなこと言っていたような…
[聞き覚えのある内容に小首を傾げる]
服部 文
えっ。
ファントム
(あっ...)[察した表情で]
入江 晶子
……………………………………………。[天井を見上げる]
ファントムさん。これが隠ぺいに失敗するということです。
事前の綿密な準備と、事態の収束がうまくできなかったこの結果を、よく覚えておいてください…
ファントム
ええ...覚えておくわ...。
服部 文
(上手いこと教訓話に持っていく…流石。私達に出来ないことをやってのけますね…)
グリフォン
???
えっと…入江?
[状況を理解できていないのか不思議そうにしている]
入江 晶子
えっここまで来て私の欺瞞情報に気が付いていないのですか!?
服部 文
グリ殿…逆に凄いですね…。
ファントム
あらら...
入江 晶子
グリさん…あとでまた「座学」しましょう(にこにこ)
グリフォン
え、欺瞞情報って……って、え”…
[欺瞞情報のことにツッコもうとするが座学という言葉を聞き、固まる]
ファントム
グリ...
[哀れに思い肩を持つ]
服部 文
…今度おいしいごはんおごりますから。
グリフォン
……………
[困惑とショックで完全に固まっている]
[その時、服部の通信機に呼び出しが入った!!! 大西からだ…]
大西 政貴
服部! 緊急出動要請だ!!
服部 文
…大西殿。今度はどこに現れたのですか?
大西 政貴
ふん、話が早くて助かるな。
ルアーだ。近くにホーネットもいる
まったく、セルリアンも馬鹿な奴らだな、こうしてバレバレな行動もするんだからなぁ。がっはっは!!
服部 文
時にして、他のセルリアンを攻撃する個体も居ますしね。
大西 政貴
場所はアンインの沼地、A234DC2だ。
入江と、新入りの糞猫も連れていけ。
服部 文
御意。
大西殿もウォーキングでもしながら吉報をお待ちください。
大西 政貴
ふん、馬鹿が、そんなことしたらお前らを監視できんだろう。
サ ボ る な よ !
…あとさっきの、セルリアンと戦うさらに大馬鹿のスレイヤーが以前発見された地域だ。
そうやって気を抜くやつがいつも足元掬われるんだ! 頭フレンズめ!
指令は以上!
服部 文
[通信を切る]
ふう。
入江 晶子
彼の声はいちいち頭が痛くなりますね
服部 文
(今度は…大西殿がルアーに食われてしまうようなモノでも妄想しますか)
[眉をひそめながら物思いに浸り混んでいる。ファントムが服部の不機嫌そうな顔を見るのは初めてのことだろう]
ファントム
(糞猫...まぁ前までの私の動きは上からしたら頭痛の種だったろうし当然か...。
...それに、私だけじゃなさそうね、この感覚...)
入江 晶子
とにかく、我々のすることは変わりません。
私が行くからには…当然グリも行きますよ
服部 文
ええ、連れて行きましょう。
グリフォン
……はっ!…す、すまない…!少し気を失っていた…!
[慌てたように羽をバタバタとさせ、意識を覚醒させる]
服部 文
油断せずに行きましょう。
ファントム殿。これが貴女の、ここの職員としての初仕事となります。
今まで以上に、私達と息を合わせる事を意識してください。
ファントム
そうね...ただ倒すなら前からやってるけど、ここの仕事としてどうやるのか。
色々ご教授願うわ。
入江 晶子
ええ、望むところです。[少し微笑む]
服部 文
[ファントムに向き直り、長いマフラーをたなびかせる]
ようこそ。
セルリアン・データベース・センターに。
改めてよろしくお願いいたします。ファントム殿。
[そう言うと手を合わせ、深々とお辞儀をする]
ファントム
ええ、こちらこそよろしく。
[それにつられる感じでお辞儀して、微笑む]
[彼らはこうして出動した。]
[セルリアンに対する対応は問題なくうまくいった…]
[かのように見えたが、最後2機のホーネットを倒す前にスレイヤーの襲撃にあい]
[戦闘は苛烈を極めた]
[それも問題なく撃破はするのだが]
[結局逃がしたホーネット一体が女児に発見され、「欺瞞情報」”新しいおもちゃの実験”を行使し、のちにパークにホーネット型のおもちゃが発表されましたとさ]
完 [ようこそCDCへ ~ファントム編~]
キャスト
入江/大西:Fu_sutu
グリフォン:DerMaltu
ファントム:Type-ZERO
服部:sakamata
編集・校正:Nordic
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