マシーナリー(人族/魔動機)

ページ名:マシーナリー(人族魔動機)

【マシーナリー(人族/魔動機)】


能力値の決定
A:2d+3 B:1d C:2d D:2d+3 E:1d F:2d

生まれ表A
   生まれ / 初期所有技能 / 基礎能力値 / 初期経験点
2~4  射手  /  シューター  / 技10体10心7  /  2500点
5~6   斥候  /  スカウト   / 技9 体9 心9  /  2500点
7  魔動機師 /  マギテック   / 技8 体9 心10 /  2000点
8~9  拳闘士 / グラップラー  / 技8 体13心6  /  2000点
10~12  学者  /   セージ   / 技5 体12心10 /  2500点

生まれ表B
   生まれ / 初期所有技能 / 基礎能力値 / 初期経験点
2~4 吟遊詩人 /    バード    / 技6 体10心11 /  2500点
5~6   野伏   /  レンジャー  / 技8 体11心8  /  2500点
7   戦士  /  ファイター  / 技7 体14心6  /  2000点
8~9  軽戦士 /  フェンサー   / 技9 体11心7  /  2500点
10~12 魔術師  /  ソーサラー  / 技6 体9 心12 /  2000点


初期習得言語
 「交易共通語」「魔動機文明語」の会話と読文
選択不可の技能
 フェアリーテイマー、プリースト、エンハンサー
"穢れ"
 0点
弱点(戦闘時、弱点隠蔽判定失敗で適用)
 雷属性ダメージ+3点

 

器用度 敏捷度 筋力 生命力 知力 精神力
A- C A- A C+ B

(全「生まれ」の平均+ダイスの期待値が基準。生まれによって±1ランク程度の誤差が発生)


【種族特徴】
[鉄の装甲]
 水に浮きません。また、防護点が+1点され、刃武器からのクリティカルを受けません。

[機械の生命]
 自身を「知覚:機械」として扱い、毒・病気・精神効果属性の影響を受けません。種族を参照する場合、
[分類:人族]かつ[分類:魔動機]として扱われ、一部の回復効果などを受けられません。また、飲食や呼吸を必
要とせず、アイテム区分「薬品」「食事」に分類されるアイテムや口から摂取するアイテムの効果を受けません。
魔法を行使する場合は、他の種族と同じように発声が必要です(水中では発声できません)。

[内蔵マギスフィア]
 身体のどこかに自身の核たる〈マギスフィア〉が埋め込まれています。自身は常に〈マギスフィア(大)〉を
装備しているものとして扱い、それにより魔動機術を行使できます。ただし、変形後の〈マギスフィア〉が魔動
機術の行使に使えなくなる魔法や、効果により〈マギスフィア〉が失われる可能性のある魔法は行使できません。

[自己修復]
 1日に1回、主動作でHPを回復できます。回復するHPは「冒険者レベル×5」点です。


【マシーナリーの種族特徴の強化】
[内蔵マギスフィア]が強化されます。
6レベル:補助動作で、自身の器用度、敏捷度、筋力、知力のいずれか2つを選び、30秒(3ラウンド)の間、それらの
元の数値を入れ替えることができます。補助動作で解除することも可能です。
 この効果は1日に1回だけ使用できます。
 

11レベル:「敏捷度」と同じ速度で飛行することができるようになります。
 また、自身が近接攻撃、遠隔攻撃、魔法の行使によって威力表を使用する直前に宣言することで、その1回に限り、
「+20」した威力表を用いることができます。この効果は回復量を算出する際にも使用できます。
 この効果は1日に1回だけ使用でき、使用すると自身は「10」点の確定ダメージを受けます。

 

【マシーナリーのPC】
 300年前に滅んだ魔動機文明時代、その末期に姿を現したとされるのが、こ
のマシーナリーです。
 そのフォルムは千差万別ですが、シルエットは全て人型となっています。で
すが、ルーンフォークとは違い、全身が金属でできており、呼吸や食事なども
いっさい行いません。口に近いパーツを持つ者もおり、味覚なども存在してい
るようですが、生命維持自体は自身に内蔵された特殊な〈マギスフィア〉で行
っています。
 マシーナリーは完全な機械の身体ではありますが、疑似的な魂を持つようで、
分類としては人族であり魔動機でもある、として扱われます。知覚は機械的な
センサーに頼っており、言葉は抑揚のない無機質な音声を発する者が多いです。
また、睡眠の代わりとして、自ら「スリープモード」と呼ばれる休止形態を取
ることが特徴です。名称こそ特殊ですが、実際は他の人族の睡眠と変わらず、
6時間眠れば自身の体力が回復し、大きな衝撃やダメージがあれば即座に目覚め
ます。
 その見た目通り硬い装甲と髙い筋力をもち、器用度も高い傾向にあります。
ですがかなり鈍重であり、ルーンフォークと同じく妖精は見えず、神の声も聞
くことができません。呼吸も行わないので、エンハンサー技能も習得できず、
機械の身体のため薬草やポーションはおろか、神聖魔法や妖精魔法、魔動機術
での回復も行えないと、特にクセのある種族です。その欠点を補うかのように、
1日1回きりの強力な自己回復能力を持っています。
 マナによって人間と同じような肉体を合成し、それらに人造の魂を入れ込ん
で創り上げたルーンフォークに対して、マシーナリーは魔動機そのものに魂を
入れ込んで誕生した種族だといわれています。その個体数自体は少なく、主に
休眠状態で魔動機文明時代の遺跡から見つかることが多いようですが、彼らの
誕生の過程は謎に包まれており、どのようにして魔動機に魂を定着させたのか
は、マシーナリーたち自身もわかっていないようです。彼らの多くが既存の魔
動機とは違う、著しく人を模した形状であること、そして内部に埋め込まれて
いる特殊なマギスフィアが、魂になんらかの作用を及ぼしていると予想されて
いますが、どの面から見てもルーンフォーク以上のオーバーテクノロジーであ
り、現在の技術ではそれらを解明することは難しいでしょう。
 ですが、マシーナリーのほとんどは命令に忠実で、人に対して献身的です。
人と同じような思考回路を持ち、中には服やアクセサリーを着けて人の生活習
慣を真似たり、自身の生い立ちの真相や知識、哲学を学ぼうとする者もおり、
冒険者と行動を共にすることは、どのような人格のマシーナリーでも、彼らに
とって非常に有意義なことだととらえられているようです。
 ルーンフォークと同じく、輪廻することのないマシーナリーの魂は、蘇生を
受け入れれば1年分の記憶を失ってしまいます。寿命は定かではありませんが、
核であるマギスフィアが機能しなくなったとき、唐突に稼働を停止するといわ
れています。ほとんどは100年ほど稼働するようですが、魔動機文明時代から
稼働し続けているマシーナリーも存在するようです。

 


Sample:マシーナリーの重戦士

「敵性個体を発見。これより攻撃を開始する」

ファイター2 マギテック1
HP:30 MP:15 生命抵抗:6 精神抵抗:4
器用:18 敏捷:12 筋力:21 生命:24 知力:9 精神:12
Graph:
攻撃力:5 防御力:4 魔法能力:2 援護能力:1 汎用性:2 爆発力:3

キャラクター解説
 魔動機に人造の魂が定着した、機械の身体をもつ種族です。魔動機文明時代の後期
に偶発的に誕生したとされており、人族でありながら魔動機の特性を持ち合わせます。
姿形は人間に似ており、人と同じく言葉を話し、ジョークを交える者もいるでしょう。
 フロウライトと同じく食事の必要がなく、保存食を持ち歩く必要がありません。毒
や病気、精神効果属性の効果をも受け付けませんが、薬草やポーションによる回復、
果ては操霊魔法など一部のもの以外の回復効果を受けられないため、自身のHPやMP
の管理には普段以上に気をつける必要があるでしょう。
 汎用性の高いエンハンサー技能を習得できない半面、金属鎧に[鉄の装甲]を合わせ
た頑丈さと、緊急時には1日1回きりですが[自己修復]での回復能力を持ち合わせます。
魔法ダメージには弱いため、魔法を使用してくる敵がいれば、強力な両手持ちのメイ
スで先に倒してしまいましょう。[内蔵マギスフィア]を使用した【ターゲットサイト】
で狙いを定め、不可避の一撃を叩き込み続けることも可能です。
 強靭な身体をフルに活用し、敵をなぎ払いましょう!

 

基礎能力値合計:27
ダイス合計:10d+6
能力値合計:10d+60→95
固定値割合:63.16%
基礎能力値割合:56.84%


 

  presented by くろむ

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コメント

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ルーンフォーク誕生の意義が薄れるし、この出自で個体数も少ないなら国家が野放しにしないと思う(人権も無いだろうし)。
もし使うなら敵としてじゃないか。

返信
2020-05-06 13:58:16

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