幻視怪獣モグージョン

ページ名:幻視怪獣モグージョン

登録日:2025/11/24 Mon 17:46:46
更新日:2026/06/12 Fri 15:26:44NEW!
所要時間:約 7 分で読めます



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おはぎ ウルトラマンアーク ウルトラマンブレーザー ウルトラ怪獣 ブレーザーオリジナル怪獣 ヘルナラク モグラ モグージョン 人喰い 伸びる腕 地球怪獣 幻覚 怪獣 新井宏幸 肉食 辻本貴則








地底をうごめく妖しい影。


幻視怪獣 モグージョンの魔の手が迫る時、


押し込められていた心の蓋が開く。


次回 ウルトラマンブレーザー


恐怖は地底より



深淵を覗くのは、神か、己か。


「鳥だよ……。俺は見た!こんなにデっカい嘴でさぁ!」



「毛むくじゃらの巨人だった。目を光らせて、手をこちらに伸ばして、まるで何かを……助けを求めるように……!!」



「サソリだよ。そ、そうだよ。あれは間違いない。巨大なサソリの尻尾だった!!」



「違う違う。タコ、タコ!吸盤みたいに丸い塊が、ぶよぶよと……!!」



「み、見えた!見た!俺は見たんだ!穴の中で蠢いてた、赤黒くておぞましい!あれは……あれはまるで……





おはぎ……!」




モグージョンとは、円谷プロダクション制作の特撮ドラマ『ウルトラマンシリーズ』に登場する怪獣。
初登場は『ウルトラマンブレーザー』。



【データ】

身長:54m
体重:59,000t
別名:幻視怪獣
スーツアクター:新井宏幸
デザイナー:辻󠄀本貴則



【概要】

頭部から生えた多数ののようなトサカとモグラのような容貌が特徴の怪獣。
ウルトラ怪獣のモグラといえばウルトラQのモングラーやウルトラマンコスモスのモグルドン、ウルトラマンオメガのゲドラゴなどがいるが、あくまでただのモグラの巨大個体であるモングラーにゲドラゴ、友好的で人懐っこいモグルドンなどと違い、モグージョンは人間もイケるタイプのゴリゴリの肉食怪獣である。


X(旧Twitter)で公開された潮流新聞*1によると、モグージョンが出現した穴から地底怪獣マグラーをはじめとする怪獣の骨が無数に出土しており、他の地底怪獣を常食している地底怪獣生態系の頂点捕食者の一角であるようだ。
本物のモグラと同様、地中にトンネルを掘り繋げてそこを巣にしており、地中の獲物が少なくなると地上に昇ってきて家畜などを襲うようになる。



【能力】

最大の特徴は手のひらにホシバナモグラの鼻のような形の発光器官を備えており、ここから発する光を見た者に幻覚を見せる能力。
これは光による刺激が視神経を通じて脳の扁桃体に作用することで引き起こされ、その人が最も恐れるもの、あるいは嫌悪するものの幻覚を見ることになる。


この光はカメラ越しにも効力を発揮し、それどころか見えてさえいれば物体に干渉できない幽霊が放った光でも効力を発揮する
しかも人間以外の野生動物どころかウルトラマン、挙句の果てにはモグージョン自身にも有効であり、鏡を使って反射させると自分の光で幻覚を見てパニックに陥ってしまう。これを録画すれば誰でも幻視を見せることができるようになるのだろうか?


防ぐ手段は意外と簡単で、光さえどうにかしてしまえばいいのでグラサンをつけるだけでわりとなんとかなる。
また、光を受けてしまっても効力はそれほど長くは続かないので、しばらく休養を取れば自然に回復する。まあ基本的にはそうなる前にモグージョンに食われるだろうが


特殊な訓練によって恐怖心を制御することができれば幻覚を打ち破ることが可能だが、訓練を受けていたはずのエミは能力のことを聞いたうえで幻覚症状に苦しめられたため、実際のところは恐怖心を制御する訓練を受けていたとしても簡単にできるものではない。


小細工だけかと思いきや攻撃技もやたら多彩で、頭のトサカを高速回転させてチェーンソーのように敵を切り裂いたり、腕を伸ばして遠くから爪で攻撃したり、アークで頭部から赤い光弾を飛ばす遠距離攻撃を披露したことで近距離、中距離、遠距離全ての攻撃を兼ね備えていることが判明した。
武器だけでなく単純な戦闘能力も高く、ブレーザーのレインボー光輪を掴んで投げ返したことすらある。


これだけの能力を持っていながら(むしろこれだけの能力を持っているからなのか)知能もかなり高く、ブレーザーとの戦いでは光を放つふりをしてフェイントを仕掛けたり、光を見ないために視覚を封じたブレーザーに対して物音を立てないように静かにゆっくり移動して背後を取るなど、ただの野生怪獣とは思えない動きを見せた。
アークでは地中から強襲してトサカで攻撃し、それを受け止めた相手にゼロ距離で光弾をぶち込むという凶悪なコンボを披露している。



【劇中での活躍】

ウルトラマンブレーザー第16話「恐怖は地底より」

ボーリング調査で開けた穴がモグージョンの巣の地表付近に接触したことで地面が陥没し、そこに出現した。
この段階では地上を警戒してか手のひらの発光を見せて威嚇する程度のことしかしなかったが、そのせいで工事現場にいた四人の作業員たちが幻覚を見せられてパニック状態に。


その後、穴から怪獣が出る可能性を考えて見張りに当たっていたテルアキ、さらに交代したアンリ、ヤスノブ、ゲントにも幻覚を見せるが、ゲントは過去に恐怖心を制御する訓練を受けていたため幻覚を打ち破り、モグージョンの正体が発覚した。


陥没した地域の付近では以前から家畜の大量消失事件が多発しており、加えてアンリたちに幻覚を見せたモグージョンがそのまま三人を捕食しようとしたこともあってモグージョンが人間も捕食対象に含む肉食怪獣であることが判明
SKaRDの面々の大半が幻覚のせいで入院していたので、唯一基地に残っていたエミが単独でアースガロンに搭乗。操縦が不得手なエミが単独で乗り込むこととなったため、未だ実証実験が行われていない人工知能対話システム「EGOISSイーゴイスを急遽実戦投入することとなった。


しかしエミもまたモグージョンの光を見てしまい、自分自身が襲い掛かってくる幻覚を見てパニック状態に。
さらにはブレーザーが加勢してきた後も幻惑の光を使った目くらましやフェイントを使って優位に立ち回っていた。


しかし、SKaRDの面々とEGOISSの励ましによって幻覚を打ち破ったエミによる援護を受けたブレーザーは、敢えて自らの視界を封じることで光を無効化。
それを見てこっそり背後から攻撃しようとしたモグージョンの動きをエミが声で伝えたことで逆にカウンターを食らい、最後はチルソナイトソードのライデンズフィニッシュによって切り裂かれて撃破された。



ちなみに、見せられた幻覚はアンリがタガヌラー、ヤスノブはカナン星人、ゲントは大破したアースガロン、そしてテルアキが大量のおはぎ
アンリとヤスノブはそれぞれ苦手な虫と大好きなアースガロンを洗脳した宿敵、ゲントは任務の失敗を恐れているのだと思われるが……それらすべてを差し置いておはぎを幻視したテルアキ副隊長の過去に何があったというのか。
視聴者も当時かなり困惑したのは言うまでもない。浦沢義雄脚本なら「幼少期、業務用のあんこが溜められている中に転落したことがある」だったんだろうが




ウルトラマンアーク第16話「恐れの光」

ザディーメとの戦いで開いた次元の裂け目から落ちた卵から生まれた、ヘルナラクが蘇らせた幽霊怪獣の一体。


空嶋キャンプ場にいた人々がパニックに陥る事件の通報を受けたSKIPの前に現れ、手だけを伸ばして光を見せつけてシュウに幻覚を見せた。
そのままシュウを捕食しようとしたものの、幽霊である故に実体を持たないため失敗。シュウのソニッターの光で怯んだところに宇宙侍ザンギルの剣の音を聞いて逃げ去った。


初期の段階では互い視覚と聴覚のみが有効で、姿や光を見せる、声を聞かせる程度しか互いに影響を与えることができなかったが、時間経過によって実体化。
しかしそれによってモグージョンは物体に触れられるのにモグージョンに攻撃する防衛軍やアークはモグージョンに触れられないという非常に都合のいい状態になり、元々の戦闘力も合わさりアークを追い詰めていった。


加勢に現れたザンギルの力でアークでも攻撃が通用するようになった後も二対一の状況をものともせず、幻惑の光を使用することで終始有利に立ち回っていたが、アークがアークアイソードの刃の反射を利用して幻惑の光を反射したことで逆にモグージョン自身が幻覚を見てしまい、巨大なヘルナラクの幻覚を見せられてパニック状態に。
最後はアークのアークファイナライズで撃破された。



ちなみに、この世界ではユピーがモグージョンの幻視能力から「イリュージョンを見せるモグラ」の略でモグージョンと命名した。




ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ(2026)第7話「星に射抜かれて」

ガメドンを追ってブレーザーの時空に来たゼットの前に突如出現する。


両手の爪でゼットに襲い掛かるも、駆けつけたブレーザーが頭上から放ったスパイラルバレードで、脳天から串刺しにされて倒された。



【余談】

ブレーザー16話で四人の作業員が見せられた幻覚は過去のウルトラ怪獣のスーツが利用されており、鳥はライバッサー、巨人は人工生命M1号、サソリはバラバの尾、タコはタッコングが使用されている。バラバはサソリじゃなくて蝶の幼虫だけど


上記の通り、妙に高性能な幻視能力を持つうえに全身が武器のようになっていることから「こいつ本当に野生の地球怪獣なのか?」と思った視聴者の間で超獣説やどっかの宇宙人の兵器説などが囁かれていたりする。




追記・修正は恐怖に打ち克ってからお願いします。




Before Blazar 二次元怪獣 ガヴァドン
After Blazar 宇宙侍 ザンギル



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  • 2年連続で16話出演 -- 名無しさん (2025-11-24 22:48:46)
  • 懐に潜り込んだ場合の格闘戦は普通にブレーザーが優勢だったので、実は直接的な戦闘能力自体はそこまで高くはないんだよな(攻撃手段の多さと能力の厄介さとそれを活かせる知能の高さ含めて厄介な怪獣なのは間違いないが。 -- 名無しさん (2025-11-24 23:38:08)
  • 令和のコンプラが無ければ多分こいつバードン枠なんだよな… -- 名無しさん (2025-11-26 09:20:02)
  • モデルがこんな有様だから可愛い感じのデフォルメキャラでも物騒な発言を度々するもぐ〜じょんちゃん(CV:小原好美) -- 名無しさん (2025-11-26 18:57:59)
  • 天敵は恐らく蛇の怪獣 -- 名無しさん (2025-12-14 14:16:16)
  • なんかこう絶妙に昭和にいそうな感じ。具体的にはエース辺りに -- 名無しさん (2026-04-19 11:54:49)

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*1 ウルトラマンブレーザーの世界で発行されている架空の新聞

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