登録日:2023/07/24 Mon 21:58:14
更新日:2024/07/11 Thu 13:42:20NEW!
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ナイドホグルとは「FLOWER KNIGHT GIRL」に登場する害虫である。
通称「千の足のナイドホグル」
【概要】
「FLOWER KNIGHT GIRL」の世界で暴れまわる敵キャラ「害虫」
その中でもこのナイドホグルは特に強大な存在であり、スプリングガーデンを支配する「三大守護神蟲」にも数えられる。
見た目は黒い体に赤い目を光らせたオオムカデであるが、東洋の龍のような意匠も見える。
そして特徴的なのはその大きさであり、なんと全長数十キロに及ぶ巨体の持ち主。翼も生えているがこの巨体では飛ぶことも苦労しそう…否、必要ないのかもしれない。
このあたりから顧みて元ネタは「ニーズヘッグ」だと推測される。
とぐろを巻くだけでウィンターローズ国土の3割以上を覆い尽くすほどであり「益虫」として在りし頃はその巨体を持って人々を、世界を守っていた。
…彼が生まれた時はその名の通り世界を守護していたのだが、1000年以上前のある日、人々と共存していた世界中の虫が凶暴化するという現象が勃発。強大な力を持つ彼も例外ではなかった。
こうなるとこの大きな体だけでも厄介だというのに、更に彼を倒した場合は「毒」がその巨大な体中から撒き散らされるという、倒すのも難しいが倒した後も難しいという非常に厄介な性質の持ち主である。
その為に千年前の花騎士達は彼を完全に討伐せずに「封印」という道を選び、ウィンターローズの「ナイドホグル平原」にて眠りについていた。
【作中での動向】
…だが、1000年が経過したゲーム内での時間軸でその封印に綻びが生まれ、遂には復活してしまった。
前述の通り討伐も難しく、更に討伐した後も厄介なため、主人公である「団長」を始めとした騎士団は再封印を決意する。
そしてその方法とは、空飛ぶ戦闘艦である「クジラ挺」でナイドホグルの体内に飛び込み、彼の心臓部である「核」を封印するという超ストロングスタイルな方法であった。
…逆に言うとそれだけナイドホグルが巨大だということである。
しかし彼もその事を想定していたのか「眷属」と呼ばれるムカデ型の害虫を転移して攻撃を仕掛けてくる。
更に体内は灼熱のマグマ地帯のようになっている上に、ワープ害虫よりも強力な眷属が彷徨いており、核に向かう花騎士達の邪魔をする。
それでも団長の奮闘により体内のすべての核を封印、更にクジラ挺での脱出により犠牲者無しで乗り切るのであった。
こうして脅威であったナイドホグルは再び封印され、ウィンターローズの平原で再び眠りにつく。
……筈だった。
【デカブツにはデカブツを】
しかし同じ「三大守護神蟲」であるフラスベルグの問題が浮上。
亡びた地である「コダイバナ」に陣取る彼の討伐作戦が計画される。
だがある程度自力でどうにかなったナイドホグルと違い、フラスベルグは空を飛んでいる為に対処が難しい。
更に頼みの綱である1000年前の花騎士達が取った方法もナイドホグルとフラスベルグがぶつかりあった隙に封印したというものであった。
だが結局ナイドホグルは封印されてるし、封印を解いても害虫となっているため他の方法を取るしか無い…そう思われていた。
それに前後して、またしても同じ「三大守護神蟲」ミズウォルムの問題が浮上。
他の2つと違って「多数の個全てが本体」である彼らと戦った騎士団であったが、そんな中の一匹が「ミズウォルム・シロ」として誕生。
害虫を浄化し益虫に戻す能力を持つシロによって、なんとナイドホグルもまたかつての「守護神蟲」にへと浄化する事となった。
というわけでまさかの味方となったナイドホグルの体内に花騎士とクジラ挺を仕込み、フラスベルグと戦っているうちに急所を取るという作戦が成功するのであった。
なお益虫、害虫の区別無しにフラスベルグとはどうにも性格的にあわないらしく、昔から争ってばかりらしい。
益虫となった際に花騎士に協力していた際にも一番やる気を出していたのはフラスベルグとの対峙であった。
その後、「死と破壊の王」アグレッサの介入もあり再び毒に犯されそうになるが、既に益虫だった事もあり抵抗もそれほどなくすぐに救出。
他の2大神蟲も浄化が完了し、これにて「三大守護神蟲」は全て元の役目を取り戻すのであった。
シロのお陰でかつての益虫に戻り、再び世界を守る守護者となったナイドホグルだが、長い間毒に侵されていた体を癒やすためにフヴァの氷結湖で眠りについたのだった。
だが長い年月、そして毒に染まった経験は、長きに亘り生きている神蟲にも変化を及ぼしていた。
そして…。
【まさかのプレイアブル】
その後は古代花騎士とのゴタゴタもあり出番はなかったが、
スプリングガーデンの外にある「外界」へ向かうための本格的な行動を開始する騎士団の前に再び登場。
…何故か人間の女性の姿「外園騎士」となって。
そして彼…いや彼女は「守護神蟲の役割は、スプリングガーデンの外園にて、侵入者を殲滅すること」という本来の目的を果たすために、スプリングガーデンと外界の間にある「外園」という場所で人知れず戦っていた。
なおどうにも眷属の中には害虫のままの存在もいるらしいが、それでもナイドホグル本人の言うことは素直に聞いている。
しかし良くも悪くも頑固で生真面目な性格がこの時は災いし、騎士団を助けてくれた人間達に激しい敵意を向けていた。
その事もあって騎士団とは一触即発の事態になるが、スイカズラの戦闘能力を見て「殺さずに止めるのは難しい」と判断し、本気を出そうとする。
一方スイカズラの見立てでは「殺すならともかく勝つのは無理」との事。
更に世界樹の化身であるブロスの介入もあり色々と話がややこしくなった為、全員吹っ飛ばすという非常にストロングな方法でとりあえずは水入りとなった。
…が、その際に外の世界の住民の1人をスプリングガーデン側に吹き飛ばすというドジをかます。
結果的に彼女は味方になってくれたのだが、割とやらかしである。
このように力を完全に制御できているとは言い難く、気分が落ち込むだけで周りの環境が変化してしまう事もある。
しかし外の世界の調査は騎士団にとっては念願である。
そしてナイドホグルがそれの邪魔をする理由は、それだけ外界が危険という事でもある。
そこでナイドホグルに勝つだけの力を見せつけようという事となる。
結果的に騎士団はナイドホグルに勝利。
だが古代花騎士やカトレア、ネムノキと言ったほぼ最高戦力をぶつけたのに終わってみれば被害は甚大、花騎士たちもほぼ負傷退場という「辛勝」であり、ナズナも勝った気はしないというほどであった。
それでも外の世界で十分に渡り合えることを知ったナイドホグルは道を譲る。
そして彼女は再び外園で1人で闘う道を選ぼうとするが、団長やブロス達に「一緒に行こう」と誘われる。
だが、害虫として甚大な被害を出した負い目から一度は「考えさせて欲しい」と言いつつそれを断る。
しかしスプリングガーデンという世界が好きな事を自覚し…外園騎士は辿々しく言う。
「だから……私も……」
「…………仲間に、入れてくれる……?」
もちろん、団長や花騎士達はそれを笑顔で受け入れるのであった。
その後、彼女の変心が書かれたストーリーが追加。
どうにもナイドホグルの多数ある人格の1つらしく、数ある「ナイドホグル」の代表として彼女が出てきたらしい。
また始まりの世界花である「アルカ」には「ナイドホグル」という名前をつけてもらった他にも世話になったらしく、花騎士達と共に戦う道を選んだ理由の半分は「彼女が愛した世界を守る」というものであった。
【キャラクターとしての性能】
圧倒的な攻撃力を誇るキャラクターである。
ステータスの攻撃力は全花騎士トップ、その上にアビリティが攻撃力300%・クリティカル発生率UP40%・与ダメージUP100%・連撃10%と火力を上げるものばかり。
スキルも害虫の数によって倍率が変化する全体スキル+吸収持ちと使いやすく、また全員にガッツを2回付与する等ちょこっと防御系も優れている。
だがその反面HP、防御力がかなり低く、特に後者に関しては全員レアリティを6にする前提であるが全騎士で最低である。
…とはいえこれくらいの火力の持ち主なら他にもいるが、彼女にはもう一つ「変身」という特殊能力がある。
これは味方が合計10回のダメージを受けた場合、蟲のナイドホグルの姿を取り戻すというもの。
こうなると元々高かった攻撃力に更に倍率が掛かる上にHPも倍になる為もはや手がつけられなくなる。
ちなみに10回というのは「相手が攻撃を行った回数」「ダメージを受けた回数」ではなく「攻撃の対象になった回数」なので、バリアや回避などでダメージを受けなくてもカウントされる上に、全体攻撃が飛んできたら+5回のカウントがされる。
高難易度討伐だと平気で全体攻撃+複数回行動をしてくるので、敵が強ければ強いほど変身できる可能性が高まる。
弱点としてはやはりその防御力の低さ。
油断しているとあっという間に落ちてしまう為注意が必要。一応ガッツがあるとはいえそれだけでは心もとない。
また変身したターンは行動不能なのも注意が必要。
変身の条件である「攻撃を10回受ける」というのも難点であり、それまで相手の攻撃を耐える必要がある。
この辺りは他の花騎士で十分カバー可能なので、攻撃無効化持ちやHP保護持ち、デバフ持ちと組み合わせてなんとか耐えよう。
ちなみに変身後行動できない弱点をフラワーメモリー等で行動回数を増やしてカバー…というのはできない。
なぜなら花騎士の行動回数は「再行動」という「攻撃した後に確率でもう一度攻撃する」という形なので、そもそも攻撃しないナイドホグルでは発動しないのである。
ただし一度動き出したらやはり火力は半端ないので長期戦を見越しての再行動付与は十分考えられる。
追記修正はいきなり女体化してからお願いします。。
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【実はおちゃめなほぐるん】
と、花騎士における大ボスの1人であり、非常にシリアスなストーリーを持つ彼女であるが、実は団長達からはネタキャラとして扱われている。
というのも彼女を封印するイベント「ナイドホグル決戦 炎熱と宵闇の化身」は、貴重な「千花繚乱の勲章」を得られるチャンスだからである。
この「千花繚乱の勲章」で交換できる「上アンプルゥ」は花騎士の能力を底上げできるアイテムだが非常に貴重であり、まとまって得られるのがこのイベントなのである。
しかもこのイベント、頻繁に復興され、その際に「上アンプルゥ」の在庫も追加され、更に初クリア時の華霊石報酬も復活するという非常にオトクな内容となっていた。
なので団長達はせっかく必死こいて封印したのに「ナイドホグル常に目覚めててくれないかなぁ~」と願っていた。その後本当に常設されたが、実はこのイベントは初クリア時の実入りがなければ非常に効率が悪いのでやっぱり定期的な復刻に戻してという意見が出ている。
他にもイベント中はホーム画面でたまに登場するのだが、副団長の花騎士とともにこちらを見据える様子がなんかインスタか観光地かに見えて面白いという意見もある。
更にエイプリルフールにナイドホグル団長が出現。
姿形はデフォルメされたナイドホグルであり、その中身は関西弁のおっさんである。厳密に言うと夢の中で害虫に変化した団長。
一応害虫でなんか悪いことを考えているようだが特に人に害になることをしていない…どころか花騎士の奇行にツッコミを入れるなど根は常識人である。
まぁ確かにマカロン発掘隊と言いながらデンドロビウムが1人で地震を起こして掘り起こしてたら「力業やないかい!」とツッコミたくなる。
なおコイツと戦えるステージも期間限定で登場したが、腐っても「三大守護神蟲」なだけあって非常に強い。
火力が圧倒的であり平気で億超えダメージを叩き出す化け物となっている。というか本人よりも格段に強い。
とまぁエイプリルフールネタだったのだが、上記の外園騎士ナイドホグルの登場によりコイツ一体何なんだと疑問に思った団長は多いとか。
上記のように「自分はナイドホグルの全部ではなく一部で、こういう性格の自分が人型に選ばれた」と本人の弁もあるため、
中には関西弁のおっちゃんの人格も含まれているのかもしれない。
その他の会話にも「思っていたのと全然違う?ちなみにどういう想像してた?」とナイドホグル団長に触れるようなものもあったり。
またナイドホグルのプレイアブル化には「花騎士なのに虫が仲間になるのか」「ナイドホグルが仲間になるのか」と驚かれた。
特にストーリーを追ってない引退者にはかなり衝撃的だったようである。
多種多様な側面を見せるナイドホグルであるが、彼らに共通していることが1つだけある。
それはフラスベルグが大嫌いということ。
どんな状態でも人格でもフラスベルグに対する悪態があることから、よほど因縁があるのだろう。
彼(?)と同じような「白」を嫌ったり、フラスベルグを信仰しているジュズダマとは険悪な雰囲気になりかけたりとその因縁は非常に根深い。
なおもう一つの守護神蟲であるミズウォルムとは割りと普通に会話していた。
これは元ネタとなる北欧神話にて、ニーズヘッグとフレースヴェルグの仲が悪いという設定に基づくものであると思われる。
フラスベルグがナイドホグルに対して実際に何かやらかした可能性もあるが、守護神蟲フラスベルグの本来の性格は2023/07時点で完全に不明。
いずれ明かされる時が来るだろう。
追記・修正は美女になるか関西弁のおっちゃんになってからお願いします。
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▷ コメント欄
- プレイアブル化したのか、すごい出世したなほぐるん… -- 名無しさん (2023-07-25 19:47:11)
- ナイドホグル団長、庭園にも来るんだよな… -- 名無しさん (2023-07-25 20:33:34)
- 守護神蟲に戻って白くなったはずなのに何でまた毒々しい色に戻ってんの、という疑問には「白はフラスベルクと被るのが死んでも嫌」だそうで -- 名無しさん (2023-07-28 23:28:26)
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