登録日:2023/06/25 Sun 00:00:39
更新日:2024/07/09 Tue 13:48:43NEW!
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あのシノビが帰ってきた!
忍者ライダー大集結!
『ギーツエクストラ 仮面ライダータイクーンmeets仮面ライダーシノビ』とは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』のスピンオフ作品。
●目次
【概要】
2023年6月18日より東映特撮ファンクラブ(TTFC)で配信された、約30分の短編作品。
『ギーツ』の2号ライダーである仮面ライダータイクーンこと桜井景和を主人公に据えつつ、『仮面ライダージオウ』の派生作品である『RIDER TIME 仮面ライダーシノビ』とのコラボレーションとなっている他、
歴代の忍者モチーフの仮面ライダーも参戦を果たす一大クロスオーバー作品となっている。
『ギーツ』サイドの時系列は明言されていないが、桜井沙羅がデザイアグランプリや仮面ライダーに関する事実を知らずに景和と暮らし始めている事、
その景和もケケラについて知っている描写から、「乖離編」終了直後から「慟哭編」終了前までと思われる。
『シノビ』サイドは最終盤である第46忍POW!!!(第46話)「アジト襲撃!届けよ吉ポウ!の巻」での出来事として扱われている。
また、本作の世界が「平成35年」である事から、『仮面ライダージオウ』における「オーマジオウの消えた未来」ではクォーツァーの計画が阻止され、かつ令和が訪れず平成のまま歴史が進んでいる模様。
監督は『ギーツ』本編も手掛けた坂本浩一が『ギーツエクストラ 仮面ライダーパンクジャック』に引き続いて担当。
脚本は『RIDER TIME 仮面ライダーシノビ』の金子香緒里が手掛ける。
【あらすじ】
平成35年、『仮面ライダーシノビ』の世界。
遂に戦いの表舞台に現れた虹蛇の頭領・天草四郎時貞。
神蔵蓮太郎はその圧倒的な力の前に大敗を喫し、紅芭を攫われてしまう。
日本の忍者ライダーの全てを倒し、その力を手中に収めた天草四郎だが、更なる力を求める彼は異世界の忍者ライダー達をこの世界に呼び寄せた。
その中には桜井沙羅と共にシノビの世界に転移されてきた桜井景和の姿もあったが、彼もまた姉の沙羅を天草四郎に拉致されていた。
果たして、景和と蓮太郎は天草四郎から大切な人を救い出せるのか?
そして戦いが極致となった時、忍者ライダー達の秘めたる力が爆発する!
【登場キャラクター】
≪『ギーツ』サイド≫
- [[桜井景和/仮面ライダータイクーン>桜井景和/仮面ライダータイクーン]]
本作の主人公その1。
姉との買い物の最中に天草の妖術で『シノビ』の世界に姉弟揃って飛ばされてしまい、しかも沙羅が虹蛇に拉致されてしまった事もあって、彼女を救うべく蓮太郎と共闘する。
時系列の都合故か本来の温和さとお人好し具合が強調されており、ガマノ師匠の泣き落としにあっさり引っかかる一方、戦闘以外でも蓮太郎を自身の料理で励ます等、要所要所でコミカルな姿と活躍を見せる。
景和の姉。まだデザイアグランプリについて知らない為、仮面ライダーハクビには変身しない。
弟と共に『シノビ』の世界へ飛ばされて早々、景和のデザイアドライバーを拾った事で虹蛇にタイクーンの変身者と間違われてしまい、攫われてしまう。
その先で同じ囚われの身である紅芭と出会い、彼女の世話係にされると、そのまま兄弟の話で意気投合し、共に脱出を企てる。
なお、終盤での彼女の活躍が無ければ忍者ライダーは詰んでいた。
≪『シノビ』サイド≫
- [[神蔵蓮太郎/仮面ライダーシノビ>神蔵蓮太郎/仮面ライダーシノビ]]
本作の主人公その2。
激戦の中で忍者としての力を使い果たしてしまった事に加え、紅芭も攫われた上に目の前で勇道が命を落とす事態に。
一度は自信を失い意気消沈してしまっていたが、景和のお揚げ入りスペシャルたぬき蕎麦で元気づけられ、再び戦いの場に舞い戻る決意を固める。
今作にて、紅芭が正式に仮面ライダーシノビとなるまでの影武者であった事が判明する。
また、次回予告では天草四郎の息子であるらしいという事実が明かされた。
- 神蔵紅芭
『シノビ』のメインヒロイン。
本来の仮面ライダーシノビの変身者となる人物であり、18歳の誕生日を迎えるその日に正式に力を継承する事になっているが、本人は断り続けている。
また、まだ兄がシノビの正体である事には未だ気付いていない。
力を狙った天草四郎に攫われてしまい、彼との結婚を迫られる事に。
途中、自分と同じく攫われてきた沙羅と親しくなるが……?
- ガマノ師匠
下古忍衆の現頭領。
どうやら本来の人間の姿に戻れなくなってしまったらしく、掛け軸の蛙の絵の姿で登場し、戦えなくなった蓮太郎のアシストを景和に泣き落としで頼んだ。
同じ蛙という事もあって、景和からは初見でケケラと間違われていた。
- [[今生勇道/ハッタリ闇>今生勇道/仮面ライダーハッタリ]]
神蔵兄妹の幼馴染にして、今生カンパニーの御曹司。
どうやら既に蓮太郎がシノビだという事実に気付いていたらしく、虹蛇相手に共闘してきたようだが、天草四郎の攻撃から蓮太郎を庇い絶命。
挙句それだけにとどまらず、闇の呪術で無理矢理蘇生させられた挙句、怪人・ハッタリ闇として蓮太郎の前に立ちはだかる。
- 天草四郎時貞/ジェロニモ
演:橋本祥平
闇の忍者軍団・虹蛇の頭領。
黒と赤を基調にした厳かな和装と、歌舞伎役者のような長髪が特徴的。
既に今生カンパニーを乗っ取って日本全国の忍者ライダー達の力を奪って回っていたが、それでも飽き足らずに異世界の忍者ライダー達を自身の呪術で呼び寄せた本作の元凶にして黒幕。
18歳の誕生日を迎え、正式に仮面ライダーシノビとなる紅芭と結婚する事でその力すらも我が物にしようと企む。
多数のクリスタルが突き刺さったかのような形の水晶を持ち歩いており、それを介して他者を洗脳する事が可能。
実在した天草四郎時貞との関係は不明。
演じた橋本祥平氏は、『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』の前日譚『Birth of Chimera』にも向井リュウ/仮面ライダーキマイラ役で出演していた。
≪忍者ライダー≫
- [[村雨良/仮面ライダーZX>村雨良/仮面ライダーZX]]
演:菅田俊
言わずと知れた元祖忍者ライダー。
サイボーグ(改造人間)の体であったためにただ一人天草四郎の呪術が効かず、景和達の味方を貫いた。
かつて復讐のためだけに戦う中、9人の先輩に導かれ己の生きる道を見つけた男が、今作では後輩達を導く役割を担うと考えると色々と感慨深いものがある。
【仮面ライダー・怪人】
- 仮面ライダータイクーン
桜井景和がデザイアドライバーとレイズバックルで変身する仮面ライダー。
本作では基本形態のニンジャフォームに加え、本作オリジナルの形態・シノビフォームに変身する。
- 仮面ライダーシノビ
神蔵蓮太郎がミライドライバーとメンキョカイデンプレートで変身する仮面ライダー。
序盤から中盤にかけては蓮太郎が力を使い果たしていたために変身出来ずにいたが、ボロボロになっても必死に戦う景和の姿を見て自身の使命を思い出した事で力を取り戻し、再度変身可能になった。
また、再変身と同時にシノビレイズバックルを生成した他、天草四郎/ジェロニモの使う闇の忍術に対抗出来る伝説の力・聖忍術に目覚め、その発動時にはタイクーンと共に「熱風ライダーキック」を放った。
- 仮面ライダーZX
村雨良が変身する昭和10番目の仮面ライダー。
忍者ライダー全員で放つ聖忍術ではその先陣を切り、新たな必殺技「電撃ゼクロスキック」を放つ。
- [[仮面ライダー風魔>南雲影成/仮面ライダー風魔]]
CV:高岩泰声
- [[仮面ライダー剣斬>緋道蓮/仮面ライダー剣斬]]
CV:富樫慧士
景和と同様に天草四郎に呼び寄せられた異世界の忍者ライダー達。
その呪術で操られてしまい、景和や蓮太郎に襲い掛かったが、沙羅によって水晶が壊されると正気を取り戻し、彼らの味方となった。
聖忍術では2人合わせて「稲妻ライダーキック」を放つ。
剣斬は変身解除こそしないものの、原典『仮面ライダーセイバー』で変身者の緋道蓮を演じた富樫氏が声を当てているが、
風魔は演じた堂珍嘉邦氏が元々『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』のゲスト枠だった事もあり、代役となっている。
声についてはノンクレジットだったために誰が演じていたかは不明だったが、後に高岩泰声氏が自身のTwitterで演じていた事を公表した。
また、風魔が正義の仮面ライダーとして戦うのは本作が初となる。
- ジェロニモ
天草四郎時貞が変身する怪人。
南蛮渡来の貴族を思わせる襟巻が付いた姿が特徴。
大太刀を武器にし、爆発する桜の花びらを相手にぶつける「闇忍法・閻魔桜」で敵を翻弄する。
- ハッタリ闇
今生勇道が黒とオレンジの瓢箪で変身する怪人。
仮面ライダー達と違い、瓢箪から出てきた液体がアイテムを介さずそのまま怪人の装甲や表皮になって勇道に覆いかぶさるが、「変身」の掛け声を上げる点では共通している。
その姿は仮面ライダーハッタリを妖怪や物の怪のような悍ましい姿へとアレンジしたものであり、いうなれば「アナザーハッタリ」。
ハッタリと同じく忍者刀を武器として振るう他、細長い棍棒も使用する。
- ダスタード
虹蛇の戦闘員として何度も忍者ライダーの前に立ちはだかる。
【余談】
本作は『シノビ』の世界で繰り広げられるクロスオーバーという趣になっているが、そもそもシノビは「仮面ライダーゲイツリバイブがオーマジオウを倒した世界」のライダーである。
そしてゲイツリバイブの力である3人のライダーの一人がシノビである=残りの2人も同じ歴史に存在することを考えると、蓮太郎がいるこの世界は最終的に人間の姿で人間を殺す機械の敵に支配される未来が待っていることになるのだが……
仮面ライダーZX!
仮面ライダー風魔!
仮面ライダー剣斬!
仮面ライダータイクーン!
仮面ライダーシノビ!
闇をも照らす、聖なる光!
我ら!
忍者ライダー!
NEXT忍POW!!!
追記・修正で、目指せWikiの最高ポウの巻!
面白過ぎるよシノビ! やっぱ仮面ライダー、最高だな!
- 鈴木福
演:鈴木福(本人)
言わずと知れた仮面ライダーの大ファンのタレント。
実際に『仮面ライダーシノビ』がTV放送されている平成35年の世界の出身であり、楽屋で本作を視聴し、その次回予告で更に興奮していた。
どうやらこの世界では東京ワクワクテレビという局制作の『福くんのいきなりポツンと大冒険』なる冠番組を持っており、その視聴率は驚異の32.5%を誇るらしい。
子役時代に披露したあのライダーネタも披露してくれるぞ!
なお、彼の世界が平成35年という点から、令和ライダーの『セイバー』と『ギーツ』(恐らく『仮面ライダーゼロワン』と『仮面ライダーリバイス』も)は存在しておらず、剣斬とタイクーンは全く謎の存在だったのではないか」という声も。
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▷ コメント欄
- ラストがタローマンと同じアプローチなのよな -- 名無しさん (2023-06-25 00:06:40)
- 風魔の必殺技が2回も見れる。 -- 名無しさん (2023-06-25 00:09:27)
- 一回見ると脳内に存在しない記憶が溢れてくる。 -- 名無しさん (2023-06-25 01:23:10)
- ギーツ本編での衝撃の展開の後にこれだから温度差がやばすぎた。 -- 名無しさん (2023-06-25 05:32:18)
- シノビが風魔双斬刀の一振りを使ってるから風魔はゲニンウェポンを使ってる -- 名無しさん (2023-06-25 08:56:46)
- ZXに呪術が効かないのってサイボーグだからっていうより村雨以前に改造されて死んでいった人たちの怨念や無念の影響なんじゃないかな……(SPIRITSの設定だけど) -- 名無しさん (2023-06-25 09:04:30)
- シノビに登場する一般怪人はGOD悪人軍団みたいな敵なのかな -- 名無しさん (2023-06-25 11:32:26)
- 今回のギーツで結果として景和本人が蓮太郎の言う「間違った力の使い方をするもの」になり果ててるのは皮肉だな…。なんかWの力を継承したライダーが後々自分の罪を数えることになるのと似た皮肉を感じる -- 名無しさん (2023-06-25 18:55:58)
- ↑今回だけでそうだと決めつけたくはない -- 名無しさん (2023-06-26 15:11:24)
- もろフューチャリングシノビでちょっと… -- 名無しさん (2023-06-26 21:57:00)
- 2号ライダーハッタリ以外のライダーは所謂ダークライダー枠っぽくって -- 名無しさん (2023-12-08 14:12:47)
- ↑続き 主人公のシノビも基本フォームのみって作風は珍しいな(メタ的にスーツ作ってないっての除外して) 「クイズ」の時期には特撮ドラマとしての仮面ライダーは消えているっての考えると、ここからライダーは一時的に斜陽になっていくのかな? -- 名無しさん (2023-12-08 14:14:34)
- 黒影真も欲しかったけどスーツ残ってないのかな -- 名無しさん (2024-03-11 08:18:57)
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