キャラクターカード(遊戯王OCG)

ページ名:キャラクターカード_遊戯王OCG_

登録日:2023/06/14 Wed 00:11:35
更新日:2024/07/05 Fri 13:57:41NEW!
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遊戯王 遊戯王ocg 闇遊戯 城之内克也 海馬瀬人 ペガサス・j・クロフォード 特殊ルール 付録 vb



デュエルが200倍楽しくなる特性キャラクターカードは、


遊戯・城之内・海馬・ペガサスの4種類


その内から1人選んでデュエルしてみようぜ。


概要

キャラクターカードとは遊戯王OCGに存在する(一応)カードであり、それを使って遊べる特殊ルール。
バンダイ版の遊戯王のカードの種類の1つである「キャラクターカード」とは別物である


公式カードカタログである「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲームデュエルモンスターズ 公式カードカタログ ザ・ヴァリュアブル・ブック3(以下VB3)」に特別企画として付属しており、「遊戯」「城之内」「海馬」「ペガサス」の4枚が収録されている。
カードとはなっているが雑誌から切り取って使う形になっている上に、デザインも大きく異なり、通常のカードの2倍程の大きさとなっており普通のカードとは完全な別物。
VB3内に使い方が掲載されている。


ちなみに、公式に制定されているルールではなく、大会などでは使用不可
フリー対戦においても使用する場合は相手の了解を得るのが望ましい。
また、使用するデュエルを行う場合はお互いに使用する必要もない。



遊び方

デュエル開始前に4枚のキャラクターカードの中から1人を選びフィールドの横に置く。
デュエル中はキャラクターカードに書かれたルールに従ってデュエルを行う。
カードによっては特定のタイミングで効果を使うこともできる。
キャラクターカードは取り除かれたり無効にされたりすることはない。


ある意味リンクススキルの先駆けとも言えるルール。
選んだカードによってはデッキ構築次第で何倍にも強みを活かすことができるため、普段のプレイ感覚と異なったデッキ構築やデュエルが可能。
…なのだが問題児1名がゲームが成立しなくなるレベルで壊れているため、このカードを使ってゲームをする場合はある程度制限を設けた方が良いだろう。


カード紹介

遊戯

あなたのフィールドのみ闇になる。
(悪魔、魔法使い族の攻撃力と守備力はそれぞれ200ポイントアップ。
天使族の攻撃力と守備力は200ポイントダウン。)
あなたは「ブラック・マジシャン」を生け贄1体で召喚することができる。
あなたは自分のターンのスタンバイ・フェイズ毎に300ポイントのライフを失う。


ご存じ主人公で闇遊戯の方。
主人公だけあってメリット効果・デメリット効果共にシンプルになっており扱いやすい様に調整されている。
自分のフィールドを《闇》として扱い、《ブラック・マジシャン》のリリースを1体でアドバンス召喚できると、《ブラック・マジシャン》のサポートに特化している。
とはいえ「攻撃力2700のバニラをリリース1体でアドバンス召喚できる」では他の3名に比べるとメリットが地味すぎる上に、VB3が発売された当時ならともかく現在では《ブラック・マジシャン》の展開手段が豊富なためアドバンス召喚すること自体が稀。
他の魔法使い族も攻撃力アップの恩恵を得られるとはいえ、200しか上がらないため【ブラック・マジシャン】で打点が欲しい場合でも「城之内」を使ったほうが良いという悲しい現実が待ち受ける。
他の3名と比べるとデメリットのライフコスト支払いが非常に軽いのが利点になるか。スタンバイフェイズはスタンバイ・フェイズじゃないからライフコストを踏み倒すということはしないように。



城之内

あなたのコントロールするモンスターが戦闘に参加するたび、
そのモンスターの攻撃力は800ポイントアップする。
あなたのコントロールするモンスターは
召喚したターンに攻撃に参加することはできない。


ご存じ主人公の親友の凡骨。
ギャンブル効果ではなく、喧嘩っ早い性格を反映してか戦闘時に攻撃力を上げる効果となっている。
テキストからは「戦闘に参加した」としか書かれていないため、どのタイミングで攻撃力が上がるかが読み取れない。
ダメージ計算前なのか後なのかで使い勝手が大きく変わってしまうため事前に相談して決めた方が良いだろう。
攻撃力上昇は効果を受けたら永続的に続く上に、1ターンの回数制限もなく、攻撃を受ける場合にも使えると攻めから守りまでこなせる。
数値も800上昇とそこそこ大きい。
召喚されたモンスターはそのターン攻撃できないという、召喚酔いを起こすようなデメリットを背負わされる。
ただし、特殊召喚されたモンスターなら問題ないため、現代では特殊召喚したモンスターを中心に攻める事が多いのであまり気にならないかもしれない。



海馬

デュエル開始時、あなたは種族を1つ選ぶ。
あなたのフィールド、手札、デッキのモンスターはすべてあなたが選んだ種族のモンスターとなる。
あなたはデュエル開始時にカードを4枚でスタートする。
あなたのエンドフェイズに手札が4枚以上あるなら、あなたは4枚になるように捨てなければならない。


ご存じ遊戯のライバルの社長。カード名は「海馬」としか書かれていないがモクバ乃亜、剛三郎ではなく遊戯のライバルの社長の「海馬瀬人」のカードである。
ライバルの遊戯と違い《青眼の白龍》に特化した効果ではなく、《DNA改造手術》の様な自分のモンスターの種族を変更する効果となっている。
他の類似カードにない特徴として手札とデッキのモンスターも効果適用範囲となるため、サーチやデッキリクルート、手札からの特殊召喚など他の類似カードではできないことが可能となる唯一無二の性質を持つ。
ただし、《アンデットワールド》と違い墓地は適応範囲外で、ついでに除外ゾーンとエクストラデッキには対応していない。
本来できない組み合わせでのコンボが実現できるためサイキック族を宣言すれば《緊急テレポート》で好きなレベル3以下のモンスターをリクルートできたり、天使族を宣言すれば《神の居城-ヴァルハラ》で好きなモンスターを手札から特殊召喚できる。
特に強力なのは恐竜族で《魂喰いオヴィラプター》や《化石調査》での広範囲のサーチ、《ベビケラサウルス》や《幻創のミセラサウルス》などのデッキリクルートなど、デッキのカードに触る手段を多数持ち合わせている。
特に凶悪なのは特殊召喚条件を無視して手札・デッキから恐竜族モンスターを特殊召喚できる《究極進化薬》を使用して、《光の創造神 ホルアクティ》を特殊召喚するコンボ。
他の特殊召喚手段と比べると、大幅に簡単な手段で特殊勝利できてしまう。
最も《光の創造神 ホルアクティ》をデッキに入れるという構築難易度の高さが最大の壁となるのだが。金の力でパワーカードを手に入れてデッキを構築するのが海馬要素なのだろうか。
様々なコンボを実現できる分、デメリットは重く初期手札枚数が1枚減って4枚になってしまうため事故率が上昇し、後攻なら手札誘発や捲り札を引く確率が下がってしまう。
エンドフェイズでの手札枚数の制限も4枚と2枚減らされてしまうが、こちらはエンドフェイズまでに手札調整をすればいいのであまり問題にならないだろう。



ペガサス

ライフを1000ポイント払う。
あなたはデッキから好きなカードを1枚選んで手札に加えることができる。
この能力は、あなたのターンのメインフェイズにしか使うことはできない。
あなたはライフ6000ポイントからデュエルを開始する。


ご存じ王国編のラスボスで、キャラクターカードを使ったデュエルをまともにやると完全なジャンケンと化してしまう元凶。
カードデザイナーという設定からつけられたと思われる効果が問題で、なんとライフポイントを1000払うだけでデッキから何でも好きなカードをサーチできる。
そのため《治療の神ディアン・ケト》や《至高の木の実》は事実上サーチカードとして使うことができる。
1回使うだけでもぶっ壊れとしか言いようがない効果だが、更に1ターンの発動回数制限もないという素敵なオマケまでついている。
デメリットとして初期ライフポイントが6000からスタートとなるのだが、5回はサーチできてしまうのでエクゾディアを揃えることで、「海馬」の《光の創造神 ホルアクティ》のコンボとは比較にならないぐらい簡単に特殊勝利できてしまう。
キャラクターカードは無効にされないため《灰流うらら》すら通用せず、先攻を取られた場合に止める方法が《ドロール&ロックバード 》ぐらいしかないのだが、サーチを1回は許してしまうため《墓穴の指名者》をサーチされてしまうとお手上げとなってしまう。
尚、VB3が出た当時は先攻を取られたら止める手段は一切存在しないため運の要素が僅かにすら介入しない完全なジャンケンゲーとなっていた。


余談

キャラクターカードに選ばれている4名は2期に発売されたストラクチャーデッキで選ばれたキャラクターと同じとなっている。


バンダイ版遊戯王でもキャラクターカードは存在するが、こちらではモンスターカードの様にフィールドに出して使うカードとなっている。



追記・修正は「ペガサス」を使った【エクゾディア】相手に後攻で勝ってからお願いします。


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  • そもそもドロール&ロックバードもこれの場合意味ないでしょ……だってある意味効果ですらないし。 -- 名無しさん (2023-06-14 00:29:27)
  • 王様<<凡骨<<<<<<<社長<(超えられない壁)<創造主 公式デュエルに使用できないとは言え、もう少しパワーバランス何とかならなかったのだろうか? -- 名無しさん (2023-06-14 00:30:36)
  • OCG評価Wikiにキャラクターカードのページも出来たので記念 -- 名無しさん (2023-06-14 05:07:11)
  • 凡骨の「召喚」は当時のガバガバ表記なだけで実際は特殊召喚を含む可能性あるんだよなぁ…。キャラカードが出たVB3当時のテキストはリクルーターやトゥーン等今のテキストだと特殊召喚と表記する部分を「召喚」と記載しているカードが大量に存在する。まぁペガサスの性能そのものがガバなのである意味些末事だけど -- 名無しさん (2023-06-14 09:44:25)
  • 海馬の解説が現代基準で評価してもなって見てたらペガサスで当時基準でぶっ壊れで笑った -- 名無しさん (2023-06-14 10:10:31)
  • ↑3 ドロバは手札に加える手段を効果によるものとは限定してないから効くと思うよ 本文でいわれてる墓穴サーチで結局終了なんだけど -- 名無しさん (2023-06-14 10:27:15)
  • まあ、VB3環境だとホルアクティ居ないし… -- 名無しさん (2023-06-14 10:35:11)
  • ↑2リンクスのスキルみたいなもんだと思ってるんだがあれってスキル相手に通用したっけ?本文の通り通用しても終わるとはいえスキルみたいなもんなら通用しなくてもおかしくはない -- 名無しさん (2023-06-14 11:04:19)
  • 追記修正の難易度が高すぎる -- 名無しさん (2023-06-15 11:24:16)
  • 多分これの元ネタmtgのヴァンガードだよね -- 名無しさん (2023-06-15 22:34:58)
  • 墓穴の指名者をサーチされたのならわらしを使えばいいじゃない。なお初手にドロバとわらしが両方ある確率に勝たないといけない模様。 -- 名無しさん (2023-06-16 12:46:48)

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