登録日:2021/09/02 Thu 22:58:59
更新日:2024/06/03 Mon 13:50:12NEW!
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ゼルダの伝説 時のオカリナ 爬虫類 スカイウォードソード トワイライトプリンセス ゼルダ無双 リザルフォス トカゲ ブレスオブザワイルド ダイナフォス 敵 カメレオン
リザルフォスとは、『ゼルダの伝説』シリーズに登場する敵キャラ。
作品次第でデザインに差異はあるが、基本的には二足歩行で武器を持った爬虫類系のモンスター……いわゆる「リザードマン」である。
『時のオカリナ』にて初登場し、以後リアル路線の3D系ゼルダには高い頻度で顔を見せている。
▲時のオカリナ
初登場作。2番目のダンジョンであるドドンゴの洞窟における中ボスポジションで、2度戦う機会がある。
いずれもけたたましく鳴き声をあげながら2体同時に迫ってくるため焦るかもしれないが、
攻撃はそれほど激しくないのでナビィのアドバイス通りに注目しつつ、盾で防御して隙をうかがって攻撃しよう。
盾で防御し、相手の攻撃後に反撃するという戦い方を学べるのである意味ではチュートリアル的存在。
大人時代ではザコ敵として登場することもあるが、その頃にはもはや怖い相手ではなくなっているだろう。
▲トワイライトプリンセス
本作では盾を持つようになったほか、尻尾にも斧を装備している。
希少個体として骨のような仮面をかぶった者もいるが、強さは特に変わらない。
▲スカイウォードソード
見た目が若干ヤモリっぽくなった。
これまでと異なり得物は持っていないが、片腕に巨大な手甲を装備している。尻尾にはトゲの付いた鉄球も。
この手甲はリンクの攻撃をガードしたり殴ったりと攻防一体。
迂闊な攻撃は避けられるし、手甲でガードしている方向に攻撃してしまうとカウンターを食らわせてくる厄介者。
また、今作では炎も吐いてくる。
初めて戦うことになるのは大地の神殿で、2体のリザルフォスが中ボスポジで登場。
「2番目の炎のダンジョンで、溶岩上の足場で戦う」という、時のオカリナを髣髴とさせるシチュエーションである。
上位種として身体が紫色のヤミリザルフォスもいる。こちらは呪いの息を吐き、喰らうとしばらく剣が使えなくなってしまう。
余談だが、しばらく攻撃しないでいるとリンクを挑発してきたり、先述の中ボス戦開始時のデモで肩慣らしをするなど所々の動作が人間臭い。
▲ブレスオブザワイルド/ティアーズオブザキングダム
更にデザインが変わり、カメレオンのような姿に。姿勢も猫背気味でより生物っぽさが増した。
4色(ある状況下でもう1色増える)が存在する基本種の他、
属性による攻撃を使う亜種3種、骨だけとなったスタルリザルフォスやカースリザルフォスが登場する。
基本種は緑、青、黒、白銀の順に階級が上がっていく。
ボコブリンやモリブリンよりも動きが格段に素早く、武器以外の攻撃手段も尻尾、舌伸ばし、水鉄砲など豊富。
更にはカメレオンのような見た目に恥じず周囲に溶け込んで擬態したり、雪や砂を掘り進んで奇襲をかけてきたりもする。
夜間でも眠らないのでふいうちがしづらかったり、水や底なし沼でも溺れないなどといった点もボコブリン、モリブリンとは大きく違う。
拾い物の武器の他、「リザル〇〇」という名の彼ら独自の装備をこさえていることも多い。
多くは鉄製で威力や防御力もまずまずのものが多く、ある程度慣れた人だとこいつらから装備を頂戴していたり、
特にブーメラン系で所持しているのは大抵リザルブーメランだったという人は少なくないはず。
倒した後に得られる素材は爪、角、しっぽ。しっぽは亜種ごとの3色(赤、青、黄色)も存在している。
そしてマスターモードでは、白銀よりさらに強力になった金色のリザルフォスが出現するようになる。
攻撃力やHPの強化はもちろん、感電や凍結状態からの復帰も白銀以下の個体より早い。
ちなみに、ハイラル図鑑によるとリザルフォスが雷に打たれて突然変異した姿らしい。
以下は亜種(+2)の紹介。
火吹きリザルフォス
体色は赤。灼熱の環境に適応した種で溶岩を泳いだりもできる。
水鉄砲の代わりに炎を吐く攻撃をしてくるが、ある程度吐き続けると疲れてしまうので隙だらけになる。
冷気による攻撃だとHPに関係なく即死するので、武器を持っているならそっちを使う方が簡単。
雹吐きリザルフォス
こちらは寒冷地に棲息。体色は薄い水色。
連続して吐いてくる氷の塊に直接当たらなくても、地面に落ちたときに放出された冷気に触れると凍結してしまう。
やはり炎属性には弱く、それらの攻撃で即死する。あと温泉で死ぬことが判明している。
シビレリザルフォス
体色は黄色。ゲルド砂漠に多いがそれ以外の場所もいたりする。
角から放電する能力を持っており、ここを弓矢で射た場合でも放電するのでヘッドショットを狙う際は注意。
それと、こいつと戦う時に注意すべきは天候。
なぜなら雨天時は常に電撃のバリアを纏ったような状態になるからだ。
スタルリザルフォス
骨だけになってもなお動き回るリザルフォスの亡者。夜間のみに不意に地面から湧いて出てくる。
アンデッドとなって動きが鈍ったかと思いきや、全然そんなことはなく相変わらず素早い…が、舌攻撃が使えなくなっていたりも。
しかし一方で水鉄砲は生前同様に使えてたりする…どこに蓄えてるのだろう?
他のスタル系同様、頭部を潰さない限り何度でも復活してくる。
カースリザルフォス
神獣内部やハイラル場内に主に出現する、頭骨だけで浮遊しているリザルフォス。
すっかり自我は失われ、怨念のみで動くだけとなってしまった。
口のような形をした怨念の沼から、ボコブリンやモリブリンの頭骨と共に吐き出される。
こいつ自体は一撃で倒せるが、怨念の沼を除去しない限りは永遠に沸き続ける。
ティアキンでもカースを除いて引き続き登場し、角が刃状に変化。
階級で形が異なり、緑は短剣、青は日本刀、黒は身幅の広いサーベル、白銀は鎌状。
倒すとスクラビルド素材としてドロップし、斬撃系武器になる。青と白銀は見栄えがいいとのもっぱらの評判。
また、角以外に尻尾もスクラビルドに使える。こちらは振るうとムチのように伸び、リーチに優れた武器となる。
亜種も同様で、角と尻尾に対応した属性効果がついている。
こちらも角が種類ごとに形が異なっており(スタルは緑と同様)、火吹きは冷え固まりかけた溶岩、雹吐きは霜が降りた氷、シビレは稲妻型の電球のようになっていて、それぞれ光り輝いている。
▲ゼルダ無双
隊長クラスのユニットとして登場。
基本的なデザインは時オカ準拠だが、片腕に手甲を装備しているなどスカウォの要素も取り入れられている。
武器や口から吐く炎で攻撃してくるが、モーションが大振りなのでそこまで苦戦するような敵ではない。
また、名有りキャラとして本作の敵・竜戦士ヴァルガの配下である「リザル」が登場する(台詞も用意されている)。ただし見かけは通常のリザルフォスより大きいだけであり、性能も変わっていない。
△関連モンスター
ゲール
『リンクの冒険』に登場するトカゲ人間。
オレンジ色の個体は、トライデントを武器に上下段の突きを繰り出す。
赤い個体は、通常の盾では防げない*1棍棒を振り回す。
青い個体は、通常の盾では防げないチェーンハンマーを投げてくる。
いずれも盾と武器を使いこなす強敵。
また、リンクの剣が届かない壁の上から投石してくる個体もいる。
ダイナフォス
『時のオカリナ』『ムジュラの仮面』『トワイライトプリンセス』『ゼルダ無双』に登場。
リザルフォスの上位種で名前の通り恐竜に似た戦士。
時オカでは単なるリザルフォスの強化バージョンだったが、ムジュラでは単独で登場し、炎を吐く能力を身に着けた。
トワプリでは鎧兜を纏った姿。ダウン状態からの復帰が異常に早いという性質があり、そのせいで「とどめ*2」を当てるのがほぼ不可能である。
ゼルダ無双ではリザルフォス同様に隊長クラスの敵ユニットであるほか、ヴァルガの配下にして先述のリザルの相方「ダイナ」がいる。こちらもリザル同様、通常よりは大きいが性能はそのまま。
[[プラグインをうまく使って atwikiモードで追記・修正して!>ナビィ(ゼルダの伝説)]]
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▷ コメント欄
- 時オカの鳴き声が妙に印象に残ってる -- 名無しさん (2021-09-02 23:12:09)
- ムジュラは?と思ったがあれはそっくりさん(ダイナフォス)だったっけ -- 名無しさん (2021-09-03 00:23:00)
- 追ってくる際にたき火と置き松明にぶつかっただけで昇天する雹吐きリザルフォス -- 名無しさん (2021-09-03 01:01:47)
- 思えばリザル「フォス」、スタル「フォス」って感じで「フォス」の付くモンスターが多いけど、この由来なんだろう?(人型モンスターによく付けられる名前って事が分かるくらい) -- 名無しさん (2021-09-03 07:20:57)
- ↑分からん。 -- 名無しさん (2021-09-03 19:53:35)
- 追記:ちなみに、氷人間のフリザフォスとか、骸骨のスタルフォ「ン」もいる。 -- 名無しさん (2021-09-03 19:54:52)
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*2 ダウン状態の相手に対してのみ使える即死技
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