登録日:2018/10/05 Fri 21:32:55
更新日:2024/03/26 Tue 11:16:34NEW!
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ps2 レースゲーム リッジレーサー ナムコ ゲーム リッジレーサーv rrv
【概要】
リッジレーサーVは2000年3月4日に発売されたゲーム。
リッジレーサーシリーズの5作目。
ハードはPS2であり、リッジレーサーのPS移植版と同様ハードと同日発売。
安価のDVDプレイヤー兼ゲーム機としてハードと同時購入した人も多いのでは?
前作であるR4 -RIDGE RACER TYPE4-はストーリー性や演出に優れたシリーズでは異色とも言える作品であったが、
本作はそれ以前の作品へ原点回帰しており、ストーリー性はなくメイン要素のレースに特化した作品になっている。
舞台はリッジシティと呼ばれる街全体がサーキットに姿を変える架空都市。
初代リッジレーサーの舞台が発展したものであり、新ハードの美麗なグラフィックで進化した街並みを走れる。
もちろん、初代の初級・中級コース・上級コースも収録。
上級コースの工事中だった部分が完成していたり別の新コースへの繋がる道が出来ていたりと時代の流れを感じられる。
【ゲームとしての特徴】
- 挙動の変化
比較的ゲームっぽさが大きくスッと曲がる今までのシリーズから、少しリアル寄りになり挙動が重めになった。
一方、ドリフトがしやすくなりコーナリングはハンドル操作とアクセルのオンオフだけで事足りる。
ブレーキが必要なマシンはごく一部。
- 標準コントローラでアナログ入力対応
今までの家庭用シリーズではハンドルの回し加減やアクセルブレーキの踏み加減と言うのはPSコントローラでは対応出来ておらず、
ネジコン・ジョグコンなど対応した特殊なコントローラを使う必要があった。
そのため普通のコントローラだと(主にハンドリングで)不利な仕様であった*1。
本作ではPS2の標準コントローラについてるスティックでの操作により微妙なハンドリングの加減を調整可能。
ついでにボタンも押し加減によるアナログ入力に対応している。(微妙な力加減はボタンだと正直難しいが)
邪魔に感じるならアクセル・ブレーキに関してはゲーム中のコントローラ設定でアナログ入力をオフにできる。操作タイプを変えればスティックによるアクセル・ブレーキも可能。
なお、アナログスイッチがオン(ANALOGボタン下部のランプが点灯)していないとアナログ入力ができずはっきりと曲がりにくくなるので、レースに突入する前に確認は忘れずに。
- マシンの差別化
登場車両数は21種で6台のエンジン違いを含めて全27パターン。
R4の44種321パターンと比べるとかなり減少しているが、その分性能面で一つ一つの差別化が進んでおり、単純に上位互換なものは6つのみと大分減った。
同じドリフトタイプ、グリップタイプと言えども違いは単純な速度性能やハンドリング性能だけでなく、曲がる感覚は全然違ったりする。
(例.同じグリップタイプのメルクーリオとイーオー)
一方で、同クラスでもタイムに格差があったりとバランス上の問題もある。
なお、グリップタイプの登場は本作が最後となる。
- 最高速度について
基本的に本作のマシンはスペック上の最高速度に到達しない。
全体的に加速性能よりかなり最高速が高く、直線の間では加速しきらない。
そのため、速く走れるマシンというのは「コーナリングでの減速が小さいか、加速性能が高い」事が本作での条件。
スペック上の最高速が高いマシンは両方もしくは片方を満たしているので最高速で選んでも問題はないが一部スペック詐欺気味な速度しかレース中に出せないものも。
- 難易度が高い
本作を語るうえでよく挙げられる点。
全体的に敵車が速く、動きも抜きにくくいやらしい。レース台数も14台と多い。
HARDはまさに地獄。最後に出るHARD限定のグランプリは、クリアするだけでかなりのやりこみが必要。
ただ「EASY、NORMAL、HARD」三段階の難易度選択がゲーム開始時にあるので適切なものを選べば問題はない。コースやマシンに難易度限定なものもない。
「Vはシリーズ最高難易度」というのはHARDをひっくるめて言われている事が多い。
EASYが大抵のプレイヤー向きで、NORMALは他のリッジシリーズをやりこんだ人向け。
HARDは明らかに初プレイ向けではなく、他の難易度をクリアした後にやるべき。
【主なゲームモード】
グランプリ
本作のメインモード。スタンダードもしくはエクストラ車で同クラスの敵車たちとのレースを勝ち抜く。
基本的に1グランプリ4レースで、グランプリによって様々なルールがある。
制限時間付き、逆走、オーバルコースとバラエティ豊か。
オーバルルールのクリア後は一部グランプリを除きコースの選出がランダム化し、難易度HARDではさらなる高難易度のアルティメットグランプリが出現。
タイムアタック
敵車の居ないコースを走り、決められた周回数のトータルタイムと一周のラップタイムを競う。
流石に別クラスのマシン同士では速さに差がありすぎるので記録は以下のように分けられてる。
- スタンダード
- エクストラ(オーバルエンジン含む)
- デュエルカー
ただし明らかにカテゴリの分け方に問題がある。
マシン別の記録がないのはともかく、エクストラ車のオーバルエンジンは同カテゴリにするには速すぎるし、デュエルカーの中でパックマン達は逆に遅すぎる。
また、ライバルと呼ばれるデュエルカー所持者4人が2つずつ記録を持っており、2つとも記録更新することでデュエルモードで直接対決が可能になる。
デュエル
デュエルソロ
記録を破られたライバルとのタイマン対決。
プレイヤー側はスタンダードもしくはエクストラ車(オーバルエンジン不可)、ライバル側はデュエルカーを使用。性能差考えろ
強敵だが勝てばライバルの使用しているデュエルカーを獲得できる。
たまに難易度HARDでスタンダードのソラーレやイーオーを用いて勝利する変態がいる。
バトルロイヤル
デュエルソロを4つ全てクリアすると出現。
プレイヤー側もデュエルカーを使い、ライバル4人とのデュエルカー5台による超高速レースに挑む。
獲得していればナムコ車種も使用可能だが、どうなるかは性能差でお察し下さい。(NORMAL以下なら一部マシンは一応クリア可能らしい)
99トライアル
SUNNY BEACHを99周する。
使用可能車はエクストラ(オーバルエンジン不可)。デュエルカー使わせろ
エクストラ車での所要時間、およそ90分。中断セーブ等もない。
幸いにもマシンやコースの獲得条件には絡まないのでスルーしてもOK。
PAC-MAN
走行距離3,000kmを突破するパックマンカーと共に解禁。
パックマンカーを使用してアカベイ、グズタ、ピンキー、アオスケとレースする。
実際はまじめに走ってるのはアカベイだけで残りは積極的に妨害を仕掛けてくるのでそれを掻い潜りながらアカベイを追う変わったレースになる。
クリアすることで対戦相手である4種のモンスターカーが獲得できる。
【登場車種】
公式スペック上の最高速度を載せておくが、前述の通り基本的に到達しないので注意。
スタンダード&エクストラ
ゲームのメインとなる6種類×2クラスの計12車。
スタンダードクラスは市販車そのままの状態で、速度が控えめ。
初めて触れるのはこの車種なので、ゲームの操作に慣れるためのような位置づけ。
すぐにエクストラクラスが手に入るので意外と触る機会が少なめ。
デュエルモードではエクストラクラスと一緒に選択可能なので、縛りプレイに使われることも。
エクストラクラスはスタンダードクラスにチューンアップを施した上位互換的位置づけ。車体にも変化が生じる。
同名車のスタンダード仕様に比べて、加速性能と最高速が向上。
ハンドリングはほぼ据え置きなため、操作感に大きな変化はないが操作難易度は向上する。
最も触れる機会が多い車種。
さらにエクストラクラスの車には、通常のノーマルエンジンの他にオーバルコース用のオーバルエンジンが存在。
最高速・加速がさらにパワーアップするがハンドリングは悪化。
見た目は変わらないが挙動は全く別のマシンと言えるほどの変化が生じる。
使用が必須なオーバルコースでは曲がる感覚の変化は目立たないが、普通のコースを走ってみると違いは一目瞭然。一部は使いこなすとデュエルカーに迫るタイムが出る。
以下、スタンダード→ST、エクストラ&ノーマルエンジン→EX、エクストラ&オーバルエンジン→OVと表記。
- カマタ フィアロ
タイプ:ドリフト
最高速度(km/h):
276/286/420
(ST/EX/OV)
初心者向けドリフトカー。初代からのF/A RACINGの系列車両。
非常に操作しやすく、高いハンドリングから曲がりやすい。ドリフトの挙動と安定性もゲーム中で最も素直。
リッジレーサーのドリフトを駆使した走行を学ぶのにはうってつけだろう。
ただし最高速と加速は悪い。フィアロに関してはさらにドリフト時の減速が大きいという弱点も。
敵車が速い難易度HARDだとこれが深刻化し、初心者向け車に似合わぬ鬼の難易度になる。
- ダンヴァー トレアドール
タイプ:ドリフト
最高速度(km/h):
298/339/424
中級者向けドリフトカー…と公式では書かれているが、実際は妙な癖があり準上級者向けの車。人によってはソラーレより難しく感じる事も。
ハンドリング性能は高いのだがドリフト操作に妙な重さがあり、思ったように角度調整がしにくい。またスタート時の初速が遅いのもネック。
その代わりワイドな4速ギアからコーナーリング後の加速には優れ、操作難易度に見合った速度で走れる。
さらに車重の重さからドリフトタイプの中では敵車との接触にかなり強く、グランプリモードで真価を発揮する。
OVだと何故かドリフトの癖が消え、使いやすさと速さを兼ね添えた怪物マシンに。
なぜかノーマルエンジンと記録が同カテゴリ内という仕様も味方につけ、エクストラ車ぶっちぎりのタイムを出せる。
- リヴェルタ ソラーレ
タイプ:ドリフト
最高速度(km/h):
321/382/431
上級者向けドリフトカー。レイブレーサーの(ブルー)ソルバルウ系車両をほぼそのままベースにリファインされて登場。
高い最高速を誇るが、ハンドリングは最低クラス。
安定性も低く、一部上り坂の終わり際や路面のギャップ、敵車と接触した際など、僅かな要因でドリフトが暴発する暴れ馬。
ドリフトしたらしたらで僅かなハンドリングで一気に車体の向きが変わり、カウンターも慎重にやらないとすぐに逆方向にドリフトが始まる。
おまけにとんでもないオーバーステアで、慣れていないとカーブの内側に衝突しまくる羽目になる。
がドリフト時の減速は小さくなっており、使いこなせば爽快な超高速ドリフトを楽しませてくれる。イーオーと並んでST・EXでは最速クラス。*2
- カマタ フォーチュン
タイプ:グリップ
最高速度(km/h):
240/291/397
初心者向けグリップカー。デザイン的にもまんまホ○ダのシビッ○…的なルックスなハッチバックコンパクト形状が特徴的。
フィアロ同様、よく曲がり扱いやすいマシン。
グリップタイプは(基本的には)曲がっている時にアクセルオフ=曲がりやすくなる、
という分かりやすい挙動をしているのでフィアロでもドリフト操作自体が合わないプレイヤーに向いている。
速度に関してはフィアロ同様低性能で、難易度HARDだとこちらもキツくなる。
ただしグリップタイプは曲がれないマシンほどアクセルオフが長くなるので、その逆であるフォーチュンは減速が小さいコーナリングを武器にできる。
- リヴェルタ メルクーリオ
タイプ:グリップ
最高速度(km/h):
281/342/436
中級車向けグリップカー。何気にフィアロを差し置いてパッケージやオープニングに移っており、本作の看板車。
こちらは正しく中級車向けと言ってもよい癖のなさで、速度と操作性のバランスがよい。
ただし4WDという駆動方式からか、フォーチュンより大分アウトに膨らみやすいので減速が大きくなりがち。
できるだけ無駄のないコーナリングを。
オーバルエンジンの挙動はネタとして有名。
アクセルオフしても殆どハンドリングが向上せず、グリップも非常に強いため高速で曲がるのは不可能。
コーナーの手前からブレーキをしっかりと踏んで減速する基本に忠実な走りを求められる。
…ってこれドライビングシミュレータゲームじゃねーから!
ちなみに529km/hというのはとある攻略サイトの誤植らしく、ゲーム内ではスペック上の最高速度は436km/hと他のオーバルエンジンと大差ない。
- ヒンメル イーオー
タイプ:グリップ
最高速度(km/h):
335/381/438
上級者向けグリップカー。
ソラーレと同等の高い最高速を持ち・さらに加速性能も同クラスの5車を突き放す最強の速度性能を持つ。
ただハンドリングは最悪であり、さらにRRという駆動方式のせいか普通に曲がるだけでアウト側に流れやすく一苦労。
減速をした時の曲がり方はグリップタイプともドリフトタイプとも言い難いかなり独特なものである。
癖の塊だが非常にゲーム性に恵まれた性能をしており、乗りこなせばST・EXで両方でかなりの走りができる。
リッジV出身にしては珍しく、後の作品にも続投を果たしているマシン。
ただしゲーム性の変化もあり、マイルドなドリフト・低最高速・強力なニトロという全くの別物になっている。
デュエルカー
エクストラ車を遥かに上回るパワーを持つ
過去作で言うデビルカー。
- ダンヴァー スペクトラ
タイプ:ドリフト
最高速度(km/h):400
ひと昔前(50~60年代)のアメリカンな映画の雰囲気を感じられるインパクト抜群のシルエットとピンクの派手なカラーリングをしたマシン。
わずか数秒でスペック上の最高速度に到達でき、直線ではぶっちぎりの強さを誇る。
…が、ハンドリングに関してはゲーム中最悪と言うべき性能。
ドリフトしないとほとんど曲がらないし、勝手に滑り始めるし、ドリフトは完全にパワーに振り回されるしと暴れ馬としか言いようのない性能。
CPUすら曲がり切れずに壁に派手に衝突している姿は完全にネタである。
しかしドリフト時の減速は極めて少なく、挙動を抑え込む事ができればコーナーでもトップの速さの正真正銘のモンスターマシンに。
その爆発的な加速のおかげで多少のミスは容易にリカバリーしてくれるのも魅力。
オーバルコース以外では最強デュエルカーの名を欲しいままにしている。
- リヴェルタ クリナーレ
タイプ:ドリフト
最高速度(km/h):457
初代から伝統のデビルカーの流れを汲む。黒塗りのマシン。
こんな見た目だが、実際はデュエルカーでは一番クセが少なく、むしろ使いやすいという謎な立ち位置。
意外とよく曲がり、ドリフトのクセも少ない。速度のスペックも問題ないため、デュエルカー入門に向いてるかも。
ただし、あくまでデュエルカーの中で使いやすいというだけでその圧倒的なスピードは乗り始めたその時に簡単に使いこなせるものではない。
デュエルカーの超高速(クリナーレの場合、レース中は最大で300km/h代後半くらい)はまさに別次元なのである。
- ソルダ リュムール
タイプ:グリップ
最高速度(km/h):374
フォーチュンよりさらにコンパクトでデュエルカーとは思えないキュートな見た目の小型車。ただし後ろから見るとむき出しのエンジンが見えるのは攻撃的である。
速度に関してはレース中に出せるのは330km/hくらいとデュエルカーでは貧弱だが極端に高い旋回性能でほぼ全てのコーナーをアクセル全開でクリア可能。
が、ぶっちゃけ曲がりすぎて逆に使いづらい。緩いコーナーではアナログ入力の駆使を求められる。
その上アクセル全開では不可能なコーナーも存在し、アクセルオフをするとさらにハンドリングが急上昇とプレイヤーに負担をかけるハンドリング性能。
何故かグリップが弱めで、ハンドルを長時間切ると勝手に滑り出す。
- カマタ アンジェラス
タイプ:グリップ
最高速度(km/h):591
デビルカーと対をなすエンジェルカーの流れを汲む白いマシン。
カタログスペック上ではあるが、最高速度は脅威の591km/h。本作どころか、過去作や後の作品を含めても未だにシリーズ最高である。
加速性能もスペクトラに次いで高く、ハンドリング性能もデュエルカーではリュムールに次いで高いとまさに最強のマシン。
…が、実際はそうでもなく、レース中に出せるのはせいぜい400km/h代前半で、オーバルコースでも400km/h代後半がやっと。
前述の通り、高い加速性能でも規格外の最高速や直線の長さに対しては全く足りていないのである。
ハンドリング性能もスピードが上がるほど落ち、実際は殆ど曲がらず。
逆にアクセルオフすると高いハンドリングが急に復活するのでかなり極端な挙動になる。
またグリップが強すぎて全く滑らないのでコーナーでの減速も大きい。急カーブではアクセルオフだけではなくブレーキを踏む必要も出てくる。
その性能をフルで使いこなせば速いがデュエルカーでも超上級者向けなマシンである。
ナムコ車(通称)
いわゆるおまけ。
ゲーム中ではデュエルカーに分類されているが、全体的な速度はエクストラクラス×ノーマルエンジンとどっこい。
タイムアタック・バトルロイヤルで使用可能だが、普通のデュエルカーを使ったほうが速いし、
バトルロイヤルでは難易度とマシンの組み合わせによっては理論上クリア可能なのか怪しいくらいの性能差がある。
性能そのものはかなり個性的なので気分転換やお遊びで使うと楽しい。
モンスターカーはマシンもキャラも全て色違いだが性能はしっかり差別化されている辺り凝っている。
VSモードで速さの近いエクストラ車と走らすのも良いだろう。
どれも通常のマシンと比べてサイズがかなり小さいので、挙動はともかく似た挙動の通常のマシンよりは曲がりやすい。
ただしパックマンはサスペンションが酷く、モンスターカーは構造上曲がるときに車体が傾くので、
上下左右に視点がやたらと揺れる。ドライバーズビューたと酔い不可避なのでビハインドビュー推奨。
タイプ:ドリフト
最高速度(km/h):296
R4に引き続き登場。
パックマン型巨大ロボというぶっ飛んでた前作と違い今回はおもちゃのような自動車にパックマン本人が乗車している。
と、思いきやまさかの足漕ぎという設定である。本当におもちゃだった。
それに準じているのかは不明だが、スタート時は異様に加速が悪い。
反面よく曲がるしドリフトも制御しやすいのでスタートの遅さにさえ目をつぶれば使いやすい…のだが
このマシンの視点の揺れはナムコ車の中でも酷く、ビハインドビューでも抑えきれないので、変な所で使いづらい。
PAC-MANモードではこのマシンを使ってモンスターカーと戦う事になるのでなんとか慣れたい。
- アカベイ
タイプ:グリップ
最高速度(km/h):314
赤いやつ。モンスターたちのリーダー格。
どう見てもスクーター。と思いきや狭いスペースにタイヤが平行に並べられており実はちゃんと四輪。
が、前述のように曲がるときにはバイクのように傾く。四輪の意味とは
視点も傾くがこちらはビハインドビューなら視点の問題は解決できる。
アカベイは強すぎるグリップを持ちコーナーリングで滑らせる事は不可能、さらにスピード一定以上になると急にハンドリングが悪くなる。
アンジェラスに近い挙動をしているが、ハンドリングの変化がアクセルのオンオフではなく速度であることに注意。
アンジェラスのウリである高い最高速度を持ち合わせていない(デュエルカーどころか他のナムコ車と比較しても遅め)ので、
コーナーでの減速が非常に大きいのにも関わらず直線でも遅いというかなり厳しいマシン。
ちなみにこいつらがスクーターになったのは、海坊主に見えないように足まで見せたかったかららしい。
- アオスケ
タイプ:ドリフト
最高速度(km/h):378
青いやつ。
ナムコ車トップの最高速度と豪快なドリフト性能を持つ、ソラーレのような高速ドリフトマシン。
ドリフトの操作は難しいが、最大の特徴は特殊な加速性能。
レッドゾーン突入よりかなり前に極端に加速が鈍るので表示よりかなり早めにシフトアップしなければならない。(回転数は表示されてないので不明)
MT操作でないとマトモに走れないが、シフトアップのタイミングさえ把握してしまえばそれなりの加速力を得られるので
目立った欠点はなくナムコ車の中ではピンキーに次いで使いやすい。
- ピンキー
タイプ:グリップタイプ
最高速度(km/h):313
ピンクなやつ。
急加速・急停止が可能な1速ギア搭載。
R4のエキュルイユと似たような感じだがこちらで言う普通のデュエルカーポジションである向こうと違い、
ナムコ車なので速度・ハンドリング共に抑えられている。良く言えば大分マイルドなので操作しやすい。
アクセルオフ時の曲がり方は癖のあるイーオーに似ているが車体の大きさから操作性がかなり上がっている。
最高速度もアオスケに次ぐ、とお手軽で速く走れるマシン。タイムを普通のデュエルカーと比べてはいけないが。
- グズタ
タイプ:ドリフト
最高速度(km/h):309
茶色いやつ。
通常時の癖は少ないが、ドリフトすると一変。カウンターにだけ極端に敏感にできており、すぐに逆方向のドリフトが始まる。
ぶっちゃけソラーレやスペクトラの比ではない。
その癖、最高速が優れているとかそんなこともなく、ナムコ車中最低。なんでやねん。
何故かナムコ車は、挙動が使いにくいほど速度も冷遇されているような傾向があるような。
【余談】
コース内には、『ACE COMBAT 3 electrosphere』に登場したゼネラルリソースの看板が登場。ゼネラルリソースは後のシリーズでニトロの供給元として正式登場を果たす。また、デフォルトの記録にはディジョン、レナ、フィオナが採用されている。
メモリーカードには3つまでデータを保存でき、再開時には手動で読み込む必要があるが、ロード時間が異様に早い。決定したと思ったらもう終わってる。
【リッジレーサーV アーケードバトル】
本作をベースにアーケード作品として逆移植されたもの。(無印)湾岸ミッドナイトと基板/筐体は共通。
レースは全て時間制で、1位で勝ち抜くと次のレースに進める。2位以下のゴールでも追加クレジットによって次のレースへ移行可能。
レースは最大5戦までとなっている。使用可能車種は全てエクストラマシンのみ。
また一部車種はPS2版と性能が違うらしい。
現在は極めて現存数が少なく、希少なタイトル。
追記・修正はアルティメットグランプリをクリアした人にお願いします。
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▷ コメント欄
- 『euphoria』『SAMURAI ROCKET』などリッジシリーズの中でも人気曲が多い。 -- 名無しさん (2018-10-06 01:28:00)
- Vは歴代で一番好きや…。「この街で一番速いのは誰だ?」 -- 名無しさん (2018-10-06 04:03:16)
- ↑途中で送っちゃった。「この街で一番速いのは誰だ?」っていう、いい意味でのスケールの小ささとアングラ感漂う雰囲気が好きだった。 -- 名無しさん (2018-10-06 04:06:07)
- ニトロシステム導入前の最後のリッジなので、ニトロに馴染めなかった人からは特に人気が高い一作だね -- 名無しさん (2018-10-06 10:45:35)
- 懐かしいー!メルクーリオで全てをクリアしたのは良い思い出。 -- 名無しさん (2018-10-06 23:50:21)
- イーオーのバランスブレイカーっぷりが凄かった。それ相応に癖のある挙動だから使ってて楽しい。 -- 名無しさん (2018-12-31 05:31:37)
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*2 TAではSTはソラーレ、EXはイーオーが最速だとか。
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