捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)(艦隊これくしょん)

ページ名:捷号決戦_邀撃_レイテ沖海戦_後篇__艦隊これくしょん_

登録日:2018/3/11 (日) 12:30:33
更新日:2024/02/19 Mon 13:38:44NEW!
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波濤




越えた先に待つものは――



前回→捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(前篇)
次回→【食べ物】ミニイベント*1



艦隊これくしょん -艦これ-の2018年初春冬に開催されていた期間限定イベント
イベント規模は大規模イベントである。
艦これ第1期のラストイベントとも位置付けられており*2、雑誌などでも大きくクローズアップされている。
また、いつも通り甲提督には事前準備が呼びかけられていた。



イベント期間は2/16の23:00のメンテ空けと同時に開始…の予定だった。
ただしいつものごとくメンテ遅れが発生し、開始時間は翌日3:30までずれ込んだ。
さらに久々のサーバー負荷による猫が発生したため、実質的なイベント開始は2/17の4:00頃となった。


イベント4日目の後段作戦実装のオンラインメンテでも遅延が発生。
2/21の21:30がオンメンテ完了の予定だったのだが、2/22の7:55まで遅れている。数日ほど過労のためか大本営の発言がおかしくなっている
とどめとばかりに開始直後に虚偽の違反通報による大本営のTwitterアカウント凍結まで起きるなど、災難続きなイベントである。(後段作戦の開始と最低限の情報通知まではギリギリ持った)
更には3/1にサーバが違法な多重アクセスにより猫爆撃を受け、運営は長時間防御対策につきっきりになるなども起こった。


期間は当初おおよそ4週間半程度と告知されていたが、最終的に一ヶ月以上使って3/23までで終了した。



また、前段作戦開始に合わせて武蔵改二が実装された。
改装レベルは89、鋼材9600、弾薬9900、改装設計図3、新型砲噴兵装資材3*3、戦闘詳報1と常識外の改装コストを要求するが、なんだ、それは!その分性能は絶大。
特に後述する第五装備スロットの解禁が極めて大きな意味を持つ。
多くのマップで登用機会があるため、瑞鶴と並んで本イベントの主役と言えるだろう。
ちなみに改装用の資材は前段作戦を丙作戦以上で攻略すれば全て揃う。非常に珍しく良心的な設定


後段作戦時開始にも合わせて、瑞鳳改二が実装。
改装レベル80以外は極めて安い資材で改装でき、性能も高速軽空母では強力。
独自の能力を得る改二乙にもコンバート改装可能。
その分装備を持ってこないが、最終決戦のキーパーソンとなりうる故にぜひ改装しておきたいところ。




イベントのモチーフはレイテ沖海戦後半。
史上最大の海戦とも言われる大規模海戦の〆なだけあって、敵陣営もかなりの威容を誇る。
さらに多くの艦娘に決戦ボイスや決戦差分が実装されており、多くの史実レイテ参加艦に鉢巻きをつけた差分が用意され、*4
直接レイテに関わっていない面々も姉妹の決戦を心配したり、「周りがどうだろうと自分はやれることをやるだけ」と決戦に言及したりする艦娘がいる。


そして、瑞鶴改二/改二甲にはなんと新規の決戦グラフィックも用意された。
陣羽織をモチーフにした服装に加えて髪を解いており、さながら最終決戦に臨む主人公のような出で立ちとなっている。

また、例年は冬イベ中にバレンタインに差し掛かることから、冬イベでバレンタインmodeが実装される艦娘が多かったが、
今回は冬イベ開始と共にバレンタインmodeが終了。これにより、限定グラが実装されているのは決戦modeの面々だけになる(つまり私服で参戦する艦娘が一人もいない)という異例の事態となった。
ただし北上と大井はローソンコラボ用のボイスが残っている


そんなわけで今回の主役格は己の運命に立ち向かう瑞鶴・武蔵・瑞鳳……と瑞鶴を護るために駆け付けた翔鶴
事前に小沢艦隊に史実ではマリアナ沖海戦で沈んだ翔鶴がif参戦する事が告知されており、今回の最終決戦では特効艦の一人として大暴れする事になる。


今回は既存艦のドロップも豪華で、中でもIowa、Saratoga、Richelieu、Ark Royal、Гангут、Bismarckといった強力な海外艦が初めてのドロップ艦として登場している。
2回目以降の海外艦ドロップでもGraf Zeppelin、Warspite、Luigi Torelli、Z1、Z3がドロップ入手可能といった下記の新規海外艦も含め、17夏イベント以来の海外艦ドロップ祭りとなった。
その割にはイタリア艦がLuigiしかいないのは内緒。後、他のイタリア艦が欲しかった人はご愁傷様。
その一方、イベント限定ドロップの常連だった嵐・萩風が今回はどの海域にもドロップしないという珍しい事態となった。




主な新要素


今回のイベントに合わせて実装された新システムは丁難易度ギミック・ゲージ状況引き継ぎ友軍艦隊となる。
また厳密にはシステムではないが、武蔵改二では第五スロットも解禁された。



  • 丁難易度

ついに実装された丙よりもさらに簡単な難易度。
難易度選択画面においては若葉マークが表示されている。
大本営が「どうしても時間の無い、または初心者の方向け」と告知するだけあり、非常に簡単。


敵艦隊の弱体化はもちろん、編成数そのものも2~4艦程度になる。
さらにギミックも大部分が省略可能であり、体感的な難易度は天地の差となる。


ただし、海域撃破ボーナスはほとんど貰えなくなる。ついでに今回は大規模ということもあって流石に最終海域まで用意もなしでやれるほど簡単でもなかった。まあ昔からクリアさせる気が薄い運営ではあるし丁入れただけ有情
新艦ドロップも普通にするが、流石に確率は低い。乙作戦A=丁作戦S程度のドロップ率で、極めて周回が容易なので、回数で補うことは可能。
が、今回は丁だと0%、絶対獲得不可という艦はほとんどないようで、戦力強化を行いたい提督には非常にやさしい。
IowaやRichelieuなど、かつて逃したor始めていなかった時期のイベント報酬というレア艦も試行を重ねれば獲得できるチャンスが有る。
人によっては甲クリアできる戦力でもさっさと丁で突破して堀に専心するくらいである。


丙作戦と同じく、丁作戦クリアした次の海域では甲作戦は選択不可。
逆に、丙作戦の出撃制限無視も適用される。出撃札がない状態で出撃しても、札付与自体はされるのも同じ。
ただし、今回は一部海域で難易度に関わらず、丙・丁作戦でも札統一でなければ使えない出撃地点やルートがあったりするので要注意。



  • ギミック・ゲージ状況引き継ぎ

難易度を下げる場合、ギミックの解除状態とボス艦隊に与えたゲージダメージがある程度引き継がれる。
どうしても勝てないと悟った際の撤退が容易になり、挑戦しやすくなったと言える。
ただしダメージは一定ライン以下でないと引き継がれないためそこは注意。



  • 友軍艦隊

5年の時を経てようやく実装された。ただし、母港画面での操作が必要なものではないため、当初の想定とは違った形であると思われる。
夜戦突入を選択した場合、本隊の夜戦前に友軍艦隊による援護攻撃を行う。
要するに特殊編成による夜戦が1回追加されるようなもので、ボスの撃破に絶大な効果を発揮する。
今回はNPC友軍によるものだが、そのどれもが特殊セリフ付きで非常にアツい演出となっている。
本来は居なかった、居てもボロボロだった、辿り着けなかった、逢うことすらなく本来は敵ですらあった友軍たち。
彼女たちの力を借りて、最終決戦にケリを付けることとなる。
ちなみに、特殊ボイスのうち9隻が東山奈央。しかも最終海域では差分パターンまで……母港・戦闘ボイスと合わせて仕事しすぎである。
イタリア海軍組が全く友軍支援に来ず、ドロップもあまりしないためシエスタしてると言われたり


来る艦隊編成はパターンがいくつか決まっており、そのうちのどれかがランダムに選出されて、夜戦攻撃してくれる。
友軍艦隊の攻撃終了後、プレイヤーの本隊が復帰し、通常の夜戦に戻る。
友軍艦隊の使った探照灯などは、友軍艦隊攻撃時のみ効果があるとされ、プレイヤーの夜戦補助装備は改めて別判定扱い。


プレイヤーの出撃する本隊に同じメンバーが含まれている場合、その編成は除外される。該当艦が道中退避した場合や、支援艦隊では普通に来る。
目当ての友軍艦隊編成がある場合、除外されないように、該当艦を本隊に入れないようにするなどの工夫も時には必要。
第十九駆逐隊など一部の編成は、本隊に該当メンバーがいても除外されることはない。


友軍艦隊の攻撃対象は、敵第二艦隊を含む敵の全艦。
S勝利したいが昼戦で第二艦隊を取り逃がしてしまった場合にも、掃除してくれるのはありがたい。
どころか敵第二艦隊が残りすぎて、敵本隊との夜戦が行えない状態でも、友軍艦隊攻撃後に夜戦判定となるため、窮地を救われることもある。
敵第一艦隊に攻撃が向かえば、随伴の数減らし、中大破に追い込んでの攻撃阻止・火力減、姫級相手でもカスダメで耐久削りをしてくれる。



ただしNPC編成故に、夜戦で最大限火力を発揮できるよう配置するプレイヤーとは違い、必殺の威力の夜戦火力とはいかない。
まず、レベルはそこそこあっても、ほぼ改造直後の扱いらしく、近代化改修が完全にされてはいない。
当然火力・雷装はmaxでなく、夜戦火力が低い状態。


次に、夜戦での攻撃種別が中途半端な艦が多い。
ほとんどの艦は、ソーフィッさんを除いて連撃あるいはカットインが打てる編成ではあるものの、
連撃仕様の艦の方が少なく、運の低い艦でも夜戦カットイン構成で、当然不発の場合はただの単発攻撃で終わってしまう。
駆逐・軽巡・重巡といった水雷艦はほとんどが、連撃に毛が生えた程度の砲雷カットイン。
どころか、一部の駆逐艦は単発攻撃になってしまう砲/雷/電探カットインまで使う。
カットインが全く発動できないと、ほとんどろくにダメージを与えられないまま終了してしまうことも少なくない。


総評としては、運次第で詰めの場面の一・二手を補ってくれるものの、基本的にはあと少し足りないのが届くようになる程度で、最初から全て当てにできるほどではない。
まぁあまりガチ編成だと、自艦隊の立つ瀬がなくなって友軍頼みになってしまうので、仕方ないのだが。


ちなみに仕様としては、相手がラスト一隻で夜戦突入の場合その一隻を撃破することは叶わないようになっている。
……が、二隻以上残った場合は旗艦撃破が可能である。
ゲージ破壊の段であっても随伴が残っていれば撃沈可能なため、自艦隊に移る前に気がついたら割れてしまったなんてことも…



  • 武蔵改二

武蔵に実装された改二。
なお、イベントに合わせて12月末から大型艦建造で武蔵の建造率が大幅に上げられる措置がされていた。
1月中は大丈夫という通知だったが、結局イベント終了までは継続していた。


改二になると改と比べて単純な数値面での強化値が目覚ましいものになるのが普通だが、元々のスペックが凄まじかった分ステータス面での上昇量は長門以上に控えめ。
しかしそれを補って余りあるのが一番の特色である第五の装備スロット。
補強増設による補助装備枠ではなく、正真正銘の制限なしの装備スロットである。補強増設を含むと計6スロットになる。


恩恵は極めて大きく、戦艦の基本構成である主砲2、偵察機、徹甲弾に加えて、さらに別装備の運用が可能。
徹甲弾を外さずに、缶タービンで高速化、水戦で制空補助、電探と噴進砲改二で対空カットイン、三式弾との併用による陸上型対策、司令部による万が一のケアetc.といった常識を超えた戦術が可能になった。
徹甲弾か偵察機を諦めれば、最終手段として高速+にして連合第二艦隊で夜戦に参加させるなどの荒業も。
名実ともに大和型がモンスターシップになったと言える。


もちろんその分、消費資材もさらに増加しており、なんと金剛型改二3人分ほどにもなる。
本格運用するなら備蓄は万全に。


持参装備も非常に豪華で、大和型・長門型用の主砲の試製51cm連装砲、戦艦用電探の15m二重測距儀+21号電探改二、高角副砲の10cm連装高角砲改+増設機銃、新型高温高圧缶。
特に試製51cm砲と戦艦電探は過去のイベント高難易度報酬かランカー報酬でしか入手できなかった高性能装備。



  • 瑞鳳改二・瑞鳳改二乙

瑞鳳に実装された改二。


史実で日本最後の空母機動部隊を編成したエンガノ組で唯一改二がなかった瑞鳳であったが、イベントに改二が間に合った。
改と同じ迷彩姿の改二と、無印と同じ紅白姿の改二乙の、コンバート仕様。


改二は通常軽空母としてオーソドックスな強化。総搭載数が57機と、高速軽空母トップクラスの千歳・千代田航改二の59機に迫る数に増え、
火力や装甲も、搭載数を犠牲に特化している鈴谷・熊野航改二の次点につく。
さらに、射程も中に。


改二乙は、一部ステータスや搭載数が改二に劣る代わり、他の艦にない特技を多数得る。
まず、護衛空母扱いとなること。輸送連合艦隊に組み込めるようになり、しかも元から高速なので、低速だとルート逸れが起きる大鷹と違い缶タービン装備が必要なく、搭載数もこちらが上。
対潜値も大きく上がり、先制対潜攻撃も可能。ただし零式ソナーを除いて通常のソナーや爆雷は装備できない。
対潜用装備以外で先制対潜したい場合、必要対潜値65はケッコンしないとかなりギリギリの値。
射程が長になり、空母のデフォルト射程としては一番早く行動できる。熟練艦載機整備員か翔鶴型甲の噴式機でしかこれまではできなかった。
ただ、巡洋艦より先に動くのはまだしも、戦艦の射程に割り込んでしまうのには注意が必要。


なお、運も軽空母トップの42。夜間攻撃機を運用できれば、夜襲カットインを発動しやすい。
最終海域では、これが勝利の鍵を握ることになる―――。




出撃制限

  • 警戒部隊:E-1
  • 西村艦隊:E-2、E-4(遊撃部隊)
  • 栗田艦隊:E-2、E-4(およびE-6で栗田札が必要)
  • 小沢艦隊:E-3
  • 志摩艦隊:E-5、E-6

連合艦隊・海域ごとの出撃制限札はいつも通り。
札の使い回しが多いため見た目ほどは艦を要求されないのは救いか。


今回の呪いのお札の枚数は5枚。
E-1以外は、基本的に該当史実艦を中心に運用していくこととなる。
ギミック担当の西村艦隊や、E-6第二ゲージで必要となる栗田艦隊札(札無し艦には志摩艦隊札がつく)など、扱いが複雑なので要注意。
史実艦に間違えて別の札をつけてしまうと攻略は厳しくなる。




新規実装艦娘


今回実装された艦娘は以下の7隻。


  • 日振型海防艦 日振
  • 日振型海防艦 大東
  • J級駆逐艦 Jervisジャーヴィス
  • Casablanca級航空母艦 Gambier Bayガンビア ベイ
  • 夕雲型駆逐艦 浜波
  • Ташкент級嚮導駆逐艦 Ташкентタシュケント
  • Essex級航空母艦 Intrepidイントレピッド

日振、Gambier Bay、Intrepidは海域突破報酬として実装。大東、Jervis、浜波、Ташкентはドロップ限定となる。
今回も前回に引き続いて新規艦のドロップ率は高く設定されているものの、何分数が多いため攻略中のコンプリートはなかなか難しい。
中でもJervisとТашкентは邂逅できるかできないかで次のイベント海域の難易度に大きく左右されることに…。
ちなみに新艦の声帯の妖精さんには金剛型高雄型を演じた東山奈央飛鷹型伊勢型大井北上を演じた大坪由佳、夕立・時雨・村雨などを演じたタニベユミ、千歳・千代田や朝潮型を演じた宮川若菜など、初期から担当していた声優が多め。
前イベントの藤田咲無双に触発されたのだろうか。


今回の報酬は既存のレア装備、掘り艦の所持装備などに加え、以下が新装備となる。
アメリカの誇る高性能レーダーであるSK+SGレーダー。
剣部隊として大戦末期を戦い抜いた紫電改(三四三空)戦闘301
超大和級戦艦の主砲を予定されていた、試製砲から性能向上した51㎝連装砲。
他にも特殊アイテムである「改装設計図」「新型砲噴兵装資材」「戦闘詳報」や「試製甲板カタパルト」なども入手可能。
特に改装設計図が報酬として設定されたのは初。




BGM


  • 決戦前夜:E-1~E-4マップ画面
  • 第一遊撃部隊の進撃:E-1~E-3道中
  • レイテ沖海戦:E-1~E-3ボス、E-4~E-5道中
  • 友軍艦隊!反撃開始:E-4・E-6ボス
  • シブヤン海を抜けて:E-5~E-7海域マップ
  • 鶴墜ちる海:E-5ボス、E-6~E-7道中
  • 我は翼なき囮にあらず:E-7ボス
  • 月夜海:エンディング

捷一号作戦のテーマなのか、全般の曲で前回イベントと同じフレーズを多く使っている。
E-5ボスと終盤の道中で流れる「鶴墜ちる海」は、シズメシズメ等の系統の深海曲だが、歌詞の内容は前に進む覚悟を問いかけているともとれる。
最終海域ボス曲は一転、勇ましい曲名に反して鎮魂歌のように静かで悲壮さが漂うもの。


長らく公式サントラが出ていなかったが、久々にサントラが収録されることに。
しかし最近のイベントのBGMは当分先になるため、今回・前回イベントの一部BGMは、「【捷一号作戦】Mini OST」としてコンプティークにCDが付属された。






海域解説



海域の数はE-7までと、大規模イベントに相応しいマップ数が用意されている。
ただし、E-3までは前回のイベントのおさらいに近いため、難易度はかなり控えめ。
甲作戦であっても十分にクリアが可能であるため、報酬を狙ってみるのも悪くない。


本番はE-4以降であり、過酷な道中・極めて堅牢な装甲を持つボスなどが待ち受ける。
特に最終海域の過酷さはかなりのもの。


E-5以降はダブルゲージ・トリプルゲージの海域となるが、E-5輸送ゲージとE-7ラストゲージ以外はストレートで3〜4回程度の旗艦撃破で破壊できる調整を受けているので多少は楽。



※以下の記述内容は基本的に「甲作戦」選択時を指しています。




E-1 『作戦開始 前路哨戒を厳とせよ!』-パラワン水道/作戦海域-


イタァイ!ヤメテヨォ…!!



イベント序盤おなじみの対潜掃討マップ。
大規模イベント史上もっとも簡単なE-1と言ってもいい。
よほど対潜装備が不足していない限りはほぼ間違いなく甲作戦でも突破可能。


お札は「警戒部隊」。
前回の作戦においてスリガオ海峡の防衛主力部隊は殲滅したものの、跋扈する潜水艦を排除するために出撃することになる。
史実ではこの跋扈する潜水艦に旗艦「愛宕」をはじめ多くの艦が沈められてしまった。


編成における縛りは正規空母・装甲空母・潜水艦・潜水空母が出撃不可。
代わりに軽空母や戦艦は出撃OK。
また、第三艦隊を使用して7隻の遊撃部隊でも出撃可能。遊撃部隊が使えると知らずにクリアした人も多かった模様
基地航空隊も一部隊使用可能。


初期状態ではボスマスが存在していないため、まずはギミックを解除する必要がある。


編成は対潜火力に優れる駆逐艦・海防艦・軽巡から3・4隻、2巡用の戦艦1隻、ルート固定用の軽空母1隻が主流。
今後のマップではただの低速戦艦や低速軽空母はあまり出番が無いため、ここで投入してしまってもよい。
今回は輸送護衛艦隊の出番がないので、大鷹を投入しても問題ない。もしくは、鳳翔や龍鳳といった出番の少ない軽空母でも十分戦力になる。
とりあえず彩雲を載せてT字不利を回避するのが定石か。
戦艦による2巡も無理なく可能であり、先制対潜攻撃ができなくとも撃沈は容易。
ただし戦艦の人選には注意。対潜可能な航空戦艦は全て西村艦隊or小沢艦隊の史実要員。高速戦艦も今後出番が多く、札をつけると泣きを見る可能性がある。
低速戦艦でこの先目立った出番がなく燃費の安めなГангут、Warspiteあたりを使おう。
陸奥でも良いが上二人と消費資材量がだいぶ変わる事に注意。


道中は主に水雷戦隊・潜水艦隊と交戦することになる。
当然敵航空戦力もないのだが、水雷戦隊に1隻だけいる軽巡ツ級のせいで、軽空母の少スロットの攻撃機は全滅させられる可能性に注意。


ルート解放ギミックは

  • 1個目のルート分岐を右に行きつつ道中と終点でA勝利
  • ルート分岐をどちらも上に行った終点のマスでA勝利
  • 駆逐艦または海防艦のみで編成し、上へと進みつつ道中でA勝利

となる。どちらもほぼ苦労する要素はないだろう。


ルートを解放した後のボスは潜水新棲姫。
17夏イベントで数多の提督を苦しめた悪魔だが、このマップではさしたる脅威でもない。
猛威を振るったのはあくまでも道中で出現したことが理由なのだから。


ソナー・爆雷投射機・爆雷でのシナジー対潜攻撃が決まればあっさり爆発四散するだろう。
ついでに先制対潜艦を用意するか基地航空隊の東海をぶつけてやると、レベリング中の海防艦混じりでも余裕でクリアが可能になる。
お持ちの提督は投入するとよいだろう。ただし基地航空隊は燃料は喰うので資材とご相談あれ。




が、爆散させたらさせたでまた不吉なことを口走る。



マタクルヨ…ヒヒヒヒャッ………!
頼むからもう来るな




ちなみに、丁作戦では、ボスマスの編成が潜水新棲姫1隻のみで、随伴が一切いないというかわいそうなことに。



海域クリアボーナスは戦闘糧食と特注家具職人。
丙作戦では新型砲噴兵装資材と改装設計図が獲得できる。
乙作戦ではさらに伊良湖、甲作戦では試製東海が追加となる。
報酬が非常に美味しい上に難易度が低いため、是非とも甲作戦でクリアしたいマップとなっている。
というか、試製東海はここで3機目を手に入れておかないと前回東海2種を手にいれた提督でも後々悲惨なことになる


ボスマスでは海防艦、乙作戦以上ではまるゆもドロップする。
高難易度でも極めて周回しやすいため、ここに通い詰める提督も数多い。
ある廃人提督はまるゆのためにクソガキをしめやかに三千回ほど爆発四散させたらしい。お兄さん許して生態系こわれる
他にはギミック該当マスのFマスとNマスで、神風、春風、旗風、速吸がドロップする。
何気に旗風は今回初のドロップ落ちである。



E-2 『威風堂々 出撃!栗田艦隊』-シブヤン海-


この装備…塗装で征く


なんだ…相棒

その顔は?

大丈夫だ


今度は、帰ってくる…!



第一・第二遊撃部隊こと栗田、鈴木艦隊が本格的に始動するマップ。
…と言えば聞こえはいいのだが、実質的に前回のE-4のおさらいマップである。
ぶっちゃけてしまうと、武蔵改二のお披露目海域ともいえる。
連合艦隊/遊撃部隊での出撃であり、お札は「栗田艦隊」と「西村艦隊」。
E-4でも出番があるが、史実艦からチョイスすればほぼ問題は起きないだろう。


ルートは栗田艦隊ルートであれば高速統一。西村艦隊ルートは西村艦隊をそのまま使えば問題ない。
ただし、西村艦隊は第三艦隊の遊撃部隊で、全員が札無しの状態で出撃させなければならない。これは絶対事項である。
少し節約しよう…と思って通常艦隊を使用したり札を混ぜたりした場合、栗田艦隊の札が付与されてしまう
お札を剥がす手段は存在しないため、このマップにおける高難易度のクリアがほぼ不可能になる
くれぐれも注意しよう。


ギミック及び道中も前回のE-4の簡略化版となっている。

  • 西村艦隊ルートの夜戦マス3つでS勝利
  • 栗田艦隊ルートのTマスに到達

で新たにスタート地点が設置される。


このうち2つめのギミックは潜水艦隊で容易に達成可能。
CマスとIマス以外ではダメージを一切受けないため、Cマスで大破艦さえ出なければOK。


ギミック解除後は上のスタート地点から進行することになる。
栗田・鈴木艦隊から7隻以上をチョイスして水上打撃部隊編成し、高速で統一していれば最短ルートとなる。
空襲がややウザったいが対空CI装備の摩耶改二などを編成していれば苦労はしないだろう。


ボスは軽母ヌ級改flagship。乙・丙ではヌ級改elite、丁ではヌ級elite&ヌ級flagshipになる。前のイベントでZZ6マスにいたやつだろう。
初登場時からかなりのハードパンチャーだったが、今回はさらに新型の黒い機体を装備している。ただし丁のみ白タコヤキにランクダウンする。
命中率・制空値ともに異様な高さを誇っており、水上打撃部隊ではなかなか制空を奪取することができない。
とはいえあくまで量産型の域は出ておらず、海域ボスとしてはやや力不足。
優勢を諦めて均衡にさえ持ち込んでおけば戦艦が随伴艦も薙ぎ倒してくれるし、軽空母の戦闘機を多くすれば航空優勢も不可能ではない。



共通クリアボーナスは日振型海防艦 日振。
丙作戦では改装設計図と新型砲噴兵装資材。
乙作戦では間宮と応急修理女神が追加。
甲作戦では二式爆雷も追加される。


報酬艦となる日振は日振型海防艦の一人。
イラストレーターはしばふ氏。声優は後述の大東と同じく大坪由佳氏。
新しい艦娘、しかも子供役を演じたことを非常に喜んでいる。


外見はワンピースに帽子、上履きを履いた一般人の幼女。
そのへんにいる子供を連れてきてコスプレさせただけと言われても信じられるような出で立ちであり、鎮守府の情勢が極めて不安になる。
性格は声も含めてミニ大井と言ったところ。
イベント直前のコンプティーク表紙でも北上様になつく姿で外見がお披露目されていた。大東と合わせて通称:謎のちっこいの


ボスマスの主なレア艦は、葛城、国後、松輪がドロップする事がある。
Yマスでは神威、瑞穂、そして秋津洲がドロップする。
中でも秋津洲は改にすると二式大艇を持ってくる事で有名であり、最終海域の高難易度においては所持品の二式大艇がほぼ必須であるため、ここに通う提督もいる。
あくまで二式大艇が目当てである。失礼しちゃうかも!



E-3 『小沢機動部隊 全力出撃!』-エンガノ岬沖-


我が機動部隊はその熟練艦載機部隊と共に健在です。

これは翼なき空母の囮部隊にあらず!

機動部隊「小沢艦隊」、全力出撃!


でも、今度は違うの。改装された本格正規空母の力存分に魅せるわ!翔鶴姉、やろう!




              翔鶴

     

              瑞鶴





E-2に続いて前回のイベントのおさらいマップ。
E-3でE-3のおさらいをするという何とも奇妙なマップ構成となった。


E-1、E-2に比べれば少しばかり面倒だが、まだ手ぬるい難易度。
お札は「小沢艦隊」。
史実では艦載機もほとんどなく囮として使われた小沢艦隊。だが、今度は艦載機がある。
「これは翼なき空母の囮部隊にあらず!」のテキストにグッときた提督も多かった。
これが大淀の発言だとすれば、史実で瑞鶴を見捨てざるを得なかった大淀の悔恨と万感の想いが込められた発言と言えるだろう。


通常艦隊/連合艦隊での出撃となる。
最初はボスマスまでやや遠回りになるため、通常艦隊でギミック解除を行うとよい。
こなすことで、空襲戦を1回回避できる短縮ルートが出現する。


ギミックは以下の通り。

  • 通常艦隊で左からスタートし、錨マークの地点に到達
  • 防空で航空優勢を1回
  • 空母機動部隊でSマスに

ギミック解除にはE-2と同じく潜水艦隊がかなり有効。
三隻以下であればBマス以外で対潜攻撃を受けることなく突破できるため、ここに基地航空隊を集中すれば問題ない。
道中支援を出して防空に航空隊を回す一石二鳥の戦術も可。
Sマス到達は普通に空母機動部隊で進行すれば問題なく到達できる。


編成は小沢艦隊から8隻以上を編成し、第二艦隊に戦艦なしで理想ルートを進行可能。ちなみに翔鶴は固定に関わらないので要注意。
幸い、E4とは違って枠に余裕があるので翔鶴を入れる余裕はある。
なお、翔鶴が小沢艦隊に参戦するというのは事前に予告されていたが、空母機動部隊でも第一艦隊の空母は4隻まで。
「史実の瑞鶴の随伴艦だった千歳千代田瑞鳳を一人*5留守番させるのか」と史実重視の提督達から非難が上がったが、
結論としては、軽空母である瑞鳳・千歳・千代田のいずれかを第二艦隊に入れれば小沢艦隊空母五隻編成が可能というオチであった。
というか、本イベントにおいて瑞鳳は瑞鶴の隣に置くよりも第二艦隊に行ってもらった方が何かと便利だったりする。


もしくは、高速統一か低速混じりで航路は変わるが、戦闘数は同じで空襲マスの編成も同じ、史実艦数判定のタイミングが変わるので退避した場合に逸れる程度。
低速を許容した場合は、戦艦枠に伊勢・日向が投入可になる。


道中は空襲とヲ級改がやや厄介。小沢艦隊に含まれている秋月・初月のどちらかを対空CI要員として起用して対策しよう。
また、E-5で必要となる志摩艦隊と一部面子が被っている。気になる人は調べて除外しておくとなおよい。


また、例によって例の如くツ級祭りかつ苛烈な制空権争いが繰り広げられるため村田殿も友永殿も簡単に討ち死にしてしまう。
熟練度を減らしたくない場合は敢えてネームドではなく流星改などを使っておくのも対策にはなるか。
どうせE-4でもE-7でも死ぬけどな



ヒノカタマリトナッテ…シズンデシマエ…!


ボスマスにてボスを務めるのは空母棲姫。
もはや恒例ともなりつつある相手だが、今回は新型艦載機に加えて装甲が220にまで強化されている。
駆逐艦や軽巡の連撃では貫けない数値であるため、あまりにも舐めてかかるのは危険。
小沢艦隊の水雷艦は夜戦火力の低いものが多いので、夜偵を乗せた駆逐カットインや重巡連撃などで仕留める必要がある。
雷巡も使用可能。といってもここに大井や北上を入れる余裕があるのは2隻持ちくらいだろうが………


クリアボーナスは共通報酬として改装設計図と洋上補給。
丙作戦では戦闘詳報と新型航空兵装資材。
乙作戦では試製甲板カタパルト、甲作戦では四式戦 疾風が追加される。


中でも試製甲板カタパルトは改二に必要な艦が4隻いながら入手手段が非常に限られており、通常任務でも2つまでしか手に入らないのでできれば乙以上で突破したいところ。



ボスマスではルイージ・トレッリや秋月、春日丸、海風などの入手困難な艦がドロップする。
ルイージは初の複数ドロップ解禁となった。ちなみに今回唯一ドロップするイタリア艦娘でもある。
他にはボス前のSマスに、天霧、狭霧、明石、雲龍などといったレア艦がドロップする。
とはいえ今回は掘りポイントが多いため、あまり優先度は高くない。


ここまではある意味前哨戦である。
本番は次のE-4から。



E-4『サマール沖 その先へ――』 -レイテ湾/サマール沖-




ケズッテアゲルヨ…スコシヅツネェェ……!



幾度もの突入による漸減や機動部隊誘引の結果、ようやくレイテ湾内への道が開けた。
1YB第一部隊・第二部隊・第三部隊はこの好機を捉え、突撃を敢行する。


ついにレイテ湾内の撃滅戦となる。
ただしやっていること自体はE-2とほぼ変わっていないため、高難易度化したE-2と見た方がわかりやすいかもしれない。
E-3までよりも段違いに難しくなっており、油断すれば詰まりかねない。


お札はE-2と同じく「栗田艦隊」「西村艦隊」。
最終段階でのボスの装甲が極めて高く、それを貫通できる艦の投入が推奨される。
またルート固定に要求される史実艦数が極めて多いため、その点もかなり厳しい。


まずはギミックの解除。と言ってもこれだけ。

  • 西村艦隊ルートをA勝利しながら終点まで進む

敵陣容もE-2とほぼ変わらないため、何度かトライすれば問題なくクリアできるはず。
強いて言えば警戒陣の選択ミスには注意。
解除するとボスマスが出現。栗田艦隊の出番となる。



開始地点はE-2の第二出撃地点とほぼ同じ位置。
艦隊は編成できる艦及びルート制御の関係で水上打撃部隊が推奨される。
栗田艦隊から10隻を選んで編成し、3隻以下の低速艦と残りを高速艦で統一した水上打撃部隊により最短ルートを進行できる。なお、速力高速化は意味がない(元々の速力でカウントされている)ので注意。
制空を取りつつ史実艦以外を編成するには、鈴熊改二の軽空母の起用がほぼ必須。自由枠に雷巡を入れて道中を楽にできるが、鈴熊の搭載数の少なさから、攻撃機の搭載はほぼ諦めざるを得ない。
後、運営のミスかどうかわからないが朝霜は栗田艦隊メンバーにカウントされず代わりに初霜が栗田艦隊メンバーにカウントされているのでその点にも注意。


道中は潜水艦隊と1戦、空襲戦が2回、護衛空母部隊と2戦、そして戦艦ル級6隻(難易度問わず)の重打撃部隊が待ち受ける。
護衛空母部隊はどちらもヌ級改が旗艦に据えられており、艦載機もしっかり新型の黒い戦闘機に換装されている。
幸いにして陣形は輪形陣だが、直撃すれば戦艦といえど中大破は免れない。
制空権の奪取も難しいため、いっそのこと制空均衡で妥協して軽空母も殴りに参加するプランもあり。


そして問題は重打撃部隊。戦艦ル級6隻の敵連合艦隊が阻む。
ル級×6なので徹子の部屋とかいう愛称がついている*6が、笑える愛称に対して実際は過酷。
完全なる脳筋編成だが、容赦なく連合第四陣形で強烈な砲撃を何回もぶち込んでくるのは脅威の一言。甲だとル級改が混ざることもあり、より大破のリスクが上がる。
実はE-2の西村艦隊ルートの終点で既にル級×6を相手にしているのだが、こちらは払暁戦の都合上バ火力になった西村艦隊がル級×6を蹂躙することが珍しくないし、最悪大破しても最終マスなのでそんなに困らないためあまり印象に残らない。
敵の制空値は0も同然なので、陸攻がよく刺さる。陸攻4機で編成した基地航空隊をすべてこちらに回すのも選択肢に上がってくる。2隊も送れば全滅はできなくともほぼ無力化可能。
ラスダンなどで送る航空隊が1隊以下なら全力道中支援が必須。何隻か中〜大破にできれば突破率は大幅に上がるはず。
ちなみにこのマスの前、何故か能動分岐が存在している。ギミックなども見つかっておらず、おそらくは史実における「栗田ターン」の再現で「ターンしなければいける」象徴と見る説が有力。




キヤガッタ…カ……バカナ…ヤツラダ……


イクラ…ウッタッテネ……ムダ…ナンダヨッ…………!



この道中を突破した先、ついに辿り着いたレイテ湾内で待ち受けるボスは護衛棲水姫
非常にモッサモサのツインテールと形のいい美乳が印象的。
また、名前から分かるとおり護衛棲姫の大幅強化版。マッシュポテトにされ放題だった強化前とは段違いの戦闘能力を誇る。
空母系共通のキャップオーバー上等な火力はともかく、猛烈に硬いのである。
イベント前半のボスなのに、装甲がゲージ削りの段階ですら220もある。
ここまで硬いと低確率だがキャップオーバーが発生してしまい、無条件でカスダメージにされてしまうことも。




イクノ……!? ワタシヲタオシテ……!?


ソノサキニススムノ……?


……ハヤクモドッタラ……? モドリタイデショ? イインダヨォ……!?




ゲージ破壊段階になるとさらにスペックが強化。
装甲値がさらに強化されており、278と去年のE-4の再来となってしまう。
幸いにして敵編成は特筆するほど強化されない。しかしここは4戦目相当の戦場である。しかも空襲戦を2回挟んでいる。
完全に疲弊しきった状態で相手するのは相当に厳しい相手。




だったのだが…




「Europian Combined Grand Fleet,旗艦Warspite、戦場海域に到着!」



「第十九駆逐隊…!戦場に到着、これより突撃する!」



「四戦隊、全艦戦場に到着!」



「第十一戦隊、旗艦比叡!戦場海域に到達せり!」




「僕たちもボロボロだけど、今なら、栗田艦隊を援護できる。突入しよう!」






友軍艦隊がこのマップから実装。
装備がカットイン重視+未改修であるため決定打には中々ならないものの、随伴艦隊や削りに大きく貢献してくれる。


+ 友軍お品書き-

  • 第十九駆逐隊:綾波・敷波・浦波・磯波

「第十九駆逐隊…!戦場に到着、これより突撃する!」


「敷波、了解。十九駆、第一小隊突撃。第二小隊続いて!とつげーき!」


本隊がどの編成でも除外されず、無条件で駆けつけてくれるがんばりやさん達。しかし残念なことに綾波以外はコモン駆逐の域を出ない火力。
それでいて綾波も魚雷CI装備じゃないので思ったほどの火力にはならない。特効もない。
そのためハズレ枠扱いを受けている。
が、一応綾波は改二になっているのを筆頭に改造済みなのでCI不発でもカスダメは稼いでくれるので
ギリ中破くらいなら大破に追い込んでくれることも多い。
特にこのマップは上二人が安定感の高い連撃をしてくれる分、お残しした雑魚処理に関しては安定して仕事をしやすい。
ボスに三桁ダメ叩き出すような派手さはないが確実に仕事はしてくれるのだ。



  • 英国東インド艦隊:Warspite・Arc Royal・Richelieu・Jervis

「Europian Combined Grand Fleet,旗艦Warspite、戦場海域に到着!
 これよりFriend Fleetを援護します!全艦、突撃!」


半年前に欧州救援で救った異国の朋友達。
あの時の借りを返すべく他の海外組に先駆けて真っ先にレイテの海へと駆けつけた、本海域最大のif展開にして胸熱展開……のはずだったのだが。
史実の英国東インド艦隊に所属した艦のうち、艦これ登場組で編成された艦隊…といいたいところだがArc Royalは大西洋と地中海にしか行ったことがない。Hermesら実際に配備された空母の代打とみられる。
Jervisはドロップ前に登場したのでネタバレ回避勢からは存外不評だったりもする。


実力としてはWarspiteの主砲CIは発動率も高く、削りとしては結構なものだがRichelieuは発動率低いのにCIなのでよく不発になり
Jervisも改造前の上連撃と一発に乏しい。その上Arc RoyalはSwordfishの単発攻撃のみで駆逐艦にたまに入ったらいいねくらいの威力しかない。
特効もないためボスに飛んでいくとまずミスる。
ソーフィッwwwシューwwwwwなどとネタ方向で話題になり、折角の胸熱展開が台無しになってしまった。
彼女達も7海域くらい越えて遥々レイテまで駆けつけたのかもしれないのであまり怒らないでやってください。



  • 挺身艦隊:比叡・霧島・夕立・春雨・雪風・天津風

「第十一戦隊、旗艦比叡!戦場海域に到達せり!
 これより友軍を援護する!霧島、いくよー!」


「霧島、了解!主砲、撃ち方始め!てぇー!」


ソロモン海から時すらも越えてはるばると救援にやってきたらしい六隻編成。金剛榛名を援護する比叡霧島という胸が熱い形に。
雪風と天津風以外は史実ではレイテ沖海戦の頃には没している。
戦艦組が連撃で安定して火力を出せ、駆逐も砲雷CIで基本的に発動率が低めだが、幸運艦雪風には期待できる。
西村艦隊と同等ぐらいに活躍が見込める。
ただ、特効持ちの雪風を本隊に導入する提督は多かったと思われるので、あまり見られなかったかも知れない組み合わせ。雪風が退避した場合に来たり。どこから湧いて出た



  • 第四戦隊:高雄・愛宕・鳥海・摩耶

「四戦隊、全艦戦場に到着!摩耶、いい?撃ちまくるわよ!撃ち方、始め!」


「あぁ鳥海、いくぜー!あたしたちの力を叩きつけるさ!姉貴達もいいか!遅れるなよー!」


「摩耶ったら…生意気ね。第四戦隊、推参!てぇー!」


パラワン水道で鳥海を残して壊滅した高雄型による艦隊。たまに損傷を受けていたりする。
特効持ちの上全艦CIなので入れば相当な戦果が期待できるが、大変残念なことに全員運が並なので、全員不発でお帰りになることも。
こちらは随伴艦掃討が昼の内に終わっていると真価を発揮するタイプ。上手く行けばボスを行動不能どころかミリ残しにしてくれているだろう。
愛宕だけ戦闘開始前セリフがないため一部で不仲説が浮上している。



  • 西村艦隊:山城・扶桑・最上・朝雲・山雲・満潮・時雨

「よし…西村艦隊、スリガオを抜けて、レイテ湾に進撃中


 あれは……?あれは、栗田艦隊!


 僕たちもボロボロだけど、今なら、栗田艦隊を援護できる。突入しよう!」


オルテンドルフ艦隊を食い破り、己の運命を乗り越えて約束通り栗田艦隊の支援にやってきた胸熱展開な友軍。
遊撃編成なので7隻で盛大に援護してくれる。ただしこちらも損傷を受けた状態でやってくる。史実反映か時雨は必ず損傷軽微。
戦艦はきっちり連撃でやってくるが、時雨以外が砲雷電探カットインで発動率に若干難がある駆逐勢に、砲雷CIで来る最上、
さらにCI装備ではなく連撃の時雨と微妙感はなくもない。
特効こそないのでボスに飛ぶとイマイチなものの、手数が一番なのでE-4友軍では一番期待値が高いと言えるだろうか。
特に昼がメタメタでかなり随伴艦をお残しした場合の掃討力では屈指。昼のミスを挽回してくれるだろう。
なお、前回あれだけ藤田咲無双だったにも関わらず、今回に関わるボイスは一切録ってなかったらしく、旗艦の山城を差し置いて時雨がひたすら喋り倒す。不幸だわ…
ただ攻撃時の全力な決戦ボイスはそのまま。



また、栗田艦隊には最終ダメージが1.25倍になる特効補正が存在している。
編成条件が極めて厳しいため自然と達成できていることも多いが、装甲値が高すぎるためカットイン装備が基本。
さらにこのボスの隠し仕様として探照灯を照射していない場合は攻撃しないことが挙げられる。*7
カットイン確率はやや下がってしまうものの、1発分の攻撃を阻止できるのは非常に大きい。
速吸の補給も極めて有効だが、最終海域においても需要が非常に高いため、洋上補給の残量に不安があるなら使用には一考を。
ちなみに輸送ワ級が3隻いるため、対応するウィークリー任務をONにしておくとお得。



シズムカ……マタ…コノ、カイテイニ……。


モウ…モウイヤナンダヨ…! クラクテ…サミシクテ…ツメタクテ…!


ッ…? コノ、テハ? ……いいの? 一緒に行っても……ああ……アタタカイ……温かい、よ…!




クリアボーナスはCasablanca級航空母艦 Gambier Bay。
丙作戦では130mm B-13連装砲と勲章。
乙作戦では補強増設と夜間作戦航空要員、甲作戦では戦闘詳報が追加される。
特に乙作戦以上で手に入る「夜間作戦航空要員」は、後段作戦のE-7にて最重要な役目を果たすことになる。
ただし最低でもイベント前に夜間戦闘機入手任務をこなしている事が前提だし、そこまでやってる提督は夜間作戦航空要員どころか夜間作戦航空要員+熟練甲板員を持っている可能性も高い。


Gambier Bayはアメリカの護衛空母。
イラストレーターはフランス艦娘なども担当しているアキラ氏。
CVは内田秀氏。英米艦娘の常連と化した感あり。
Gambier Bayの登場により、一人の絵師が同じ国の海外艦を担当するという法則が潰えた。
実艦はジープ空母、週刊軽空母とも称されたCasablanca級軽空母の第19番艦。
Casablanca級は極めて小さい空母であったものの、優秀な艦載機やカタパルトの装備によって太平洋戦争を戦い抜いている。
Gambier Bayはレイテ沖海戦において、レイテ湾への突入を断念した栗田艦隊に捕捉され、袋叩きに逢って撃沈。
と書けば不幸な艦なのだが、多数の艦艇相手にかなりの時間を稼ぎ、最後までガッツを失わなかった勇猛な戦いぶりはアメリカ海軍の教科書にも記載されるほどのものであった。
実際に撃沈したのは羽黒・金剛の2隻であったと考えられている。


外見は金髪にモッサモサのツインテールとピーナッツみたいな口をしたちょっと弱気そうな少女。
護衛空母と言えど、胸部装甲はやっぱりアメリカサイズ。ただし中破してもあまり露出は増えない。
性格は上記の戦歴とは裏腹に超気弱。完全に小動物である。ガッツは深海側の方に持っていかれたか
素の時点で微妙に泣きそうな顔になっており、中破すると本当に泣いてしまう。
「無理」という言葉が口癖なあたり、本人としては袋叩きは良い経験ではなかったようだ。
まあ、日本でも袋叩きに遭ってすっかり物静かになった神通とかいるけれど。


性能は鳳翔をそのまま護衛空母にした感じ。
要は最弱候補である。
ありとあらゆるステータスが低水準であり、装備スロットも改造しても3までしか増えない。
Casablanca級自体が艦載機運用能力に全振りした小型艦であることが災いし、耐久力もかなりの低さ。*8
対潜能力はそこそこあるのだが、ソナーも爆雷も希少な零式ソナー以外装備できないためなかなか伸ばせない。
燃費は海外艦には珍しく極めて良いため、大鷹と同じように1-5の対潜空母として運用するのが吉だろう。
今日も一日、頑張るベイッ!
ちなみにカタパルトは剥奪されてしまったのか射程は短。いいとこなしすぎない?瑞鳳はなぜか長射程化したのに
火力が高くないので長所ではあるが。




海域レアドロップとしてJ級駆逐艦 Jervisが設定されている。
イラストレーターはコニシ氏、CVは東山奈央氏。
J級駆逐艦の中でもLucky Jervisと呼称されるほどの幸運艦であり、あの雪風ですら成し得なかった脅威の戦死者0を達成している。
ちなみにマタパン沖海戦でべろんべろんに酔っ払った乗員を救出した後にPolaを雷撃処分したのもJervisである。
その艦歴とは裏腹に知名度が異常なまでに低いものの、歴戦の勇士であることは疑いようもない。
「幸運と奮戦を愛されたあのLuckyな駆逐艦」のアナウンスから、察していた提督も割りといた。
外見はストレートな金髪幼女。ユニオンジャックのジャケットが似合いそう
性格もほぼ外見通りの幼女だが、改装するとダーリンという爆弾発言を投げ込んでくるのが特徴。あとテリーマン


性能は幸運であることからカットイン要員として使えるほか、改装するとオート対潜を習得するのが極めて重要。
五十鈴改二、龍田改二と同様に、ソナーを装備していなくても無条件で先制対潜攻撃を行う。
素のままではさほど高威力というわけではないが、装備枠を取られないことの意義は大きい。


さらにもう一隻のレアドロップに日振型海防艦 大東もいる。
姉妹艦の日振と同じく、イラストレーターがしばふ氏、CVが大坪由佳氏。
こちらは性格・外見ともにミニ北上と言ったところ。



どちらもドロップはするものの、周回が難しいせいもあって次のE-5で掘る提督も多い。
ただし大東はE-5だと無慈悲なガシャンと戦うことになるのでE-4で掘るほうがよっぽどいいのだが。
また、Ark Royal、Warspite、Richelieuといった海外艦やあきつ丸もドロップする。
去年の夏の大規模作戦の前段海域突破報酬と最終海域突破報酬のRichelieu、Ark Royalがここで初のドロップ落ちとなった。おかげでこれはついに後段でIowaが掘れるのではという期待もふくらんだナイオワ提督もいたとか。
ちなみにこの2隻はE7でも掘れるがWarspite(とあきつ丸)が掘れるのはこのE4のみである。
またボス前マスには明石が、栗田ターンした先にいるヲ級マスには明石と磯風がドロップすることがある。
E5以降が長丁場になりやすい難易度であるため、ここでの堀で時間を浪費したくないところではあるが、丁難易度でも事故るときは事故るので護衛棲水姫の言葉通り資源を削られる提督が非常に多かった。



これ以降は後段作戦となる。
イベント開始4日後となる2/23に解放された。
そして直後に大本営が凍結されたが、むしろ「決戦開始と同時に大本営が壊滅」的な感じに燃える提督も多かった



E-5 『多号作戦改』-オルモック沖-


バカ…メ……ヤクタタズドモ…メ……マタ…シズンデシマエ…



レイテ湾内の敵を撃滅することに成功したものの、敵の残存部隊は反攻を試みており未だ予断を許さぬ状況下。
追撃戦の準備を整えるべく、輸送作戦と近海の掃討を実施する。
史実ではレイテである程度の戦果を挙げたと誤認した海軍が陸軍を支援して行おうとした輸送作戦。
ソロモン戦での滅茶苦茶な損害からやっとのことで再建されつつあった水雷戦隊が、
今度はそれ以上に無茶な作戦に投入され、今度こそ完膚無きまでに擂り潰されて再起不能になってしまった戦いである。
余りにも多くの艦がなす術なく沈められて行ったため、運営は「慟哭の海」とtwitterで表現した。


札は「志摩艦隊」。
次のE-6でも出番があるため、できる限り史実艦からチョイスするのが理想的。
戦艦・空母は出撃できず、通常艦隊/遊撃部隊での攻略となる。
意気揚々と後段作戦とほぼ同時実装だった瑞鳳改二を出撃させようとしたら志摩艦隊かつ空母出撃不可でいきなり出鼻をくじかれた提督も多かった。
輸送・戦力ゲージのダブルゲージマップ。


まずは輸送作戦。


今回は通常の輸送作戦と異なり通常の大発やドラム缶より特二式内火艇のほうがゲージが削れるので、輸送要員には必ず内火艇を積んでおくこと。
志摩艦かつ大発内蔵ボーナスもある鬼怒が最適。


編成は駆逐艦を2以上+志摩艦隊を5隻以上の高速統一編成で最短ルートを進行できる。
それ以外のルートでは1戦~2戦増えてしまうため余り現実的ではない。
ただし後述のギミック解除段階ではこちらのルートを通ることもある。


道中は上記の編成であれば空襲戦2回、水雷戦隊2回。
編成の関係上、空襲戦マスは基本的に制空権喪失~制空劣勢で通過することになる。
どちらのマスも航空基地から近いことを活かし、航続距離4以上の陸上戦闘機編成で1回づつ制空支援を行うのがベター。それでも気になるなら潜水艦戦が1戦増えるがあきつ丸を入れればたいていは突破できるだろう。
水雷戦隊マスは警戒陣で通過すればおおよそ問題ない。
大破艦自体は出やすいため、旗艦に遊撃司令部を装備させておくとリカバリーが効く。
支援に関しては決戦支援のみ推奨される。
さらに陸攻4機編成をボスに1隊集中させておけば、ほぼ確実にA勝利以上が取れる。
道中での水上戦闘で使用する警戒陣は支援砲撃の威力も減衰するため、道中支援は必要ない。



裏ワザとして潜水艦攻略がある。ボスに行く条件は索敵のみなので紫雲相当の偵察機を2つ持たせることで遠回りだが確実にボスに行ける。
すべての潜水艦に内火艇が積めるので装備量産体制次第では通常の艦隊よりゲージが削れるかもしれない。
この場合は通常の艦隊と異なり空襲戦は無傷通過できる一方で水雷戦隊戦とボスは厄介なので基地航空隊も攻撃機にしてボスまたは道中の水雷マスに送り、道中支援も出しておくと良い。




嵐の海を 越えて行けるの


声と願いと記憶の果て

シズメ

シズメ

嵐の夜を 抜けて会えるの


崩れ消えるは 全ての記憶




輸送ボスは軽巡棲姫。
輸送ボスであるため撃破ボイスは無く、残念ながら今回も決着はつけられない。神通を入れる枠も正直ないし…
ヌ級が居るため制空はほぼ取れないが、弾着観測射撃をしてくる敵も居ない。
陸攻隊と支援攻撃で随伴艦を殲滅し、夜戦で重巡が連撃を叩き込めばS勝利もそこまで難しくないだろう。
志摩艦隊に特効が存在するため、那智改二・足柄改二を後ろに配置しておけばなおのこと盤石。



輸送ゲージを破壊した後、もしくは破壊中に以下のギミックを満たすと戦力ゲージが出現する。

  • Dマスで航空優勢
  • 防空で航空優勢

このうち防空は容易く達成できるだろうが、問題はDマスの優勢。
敵編成がヌ級改と大量のヌ級であり、要求制空値が500以上と空母禁止マップにしては余りにも過酷な値になっている。
ほぼ実質空母のあきつ丸を使用しても達成は極めて難しい。
陸戦部隊を2部隊とも集中させた上で水戦をガン積みした航巡か水母も複数艦編成する必要がある…ように見える。実際それでも突破できる。


実は陸攻4機編成でヌ級の数を強引に減らしに行くほうが楽。
ヌ級改以外が殲滅できれば要求制空は170前後まで落ちるため、もうほとんど空母のあきつ丸のみでも問題なく優勢が達成できる。
陸攻4→陸戦4で削り取る、陸攻4×2で特攻のどちらでも良いが、筆者は前者で一発突破できたことを報告しておく。


戦力ゲージが出現した後は右上のスタート地点からボスマスを目指すことになる。


編成は志摩艦隊4以上、かつ駆逐艦3以上で最短ルートを進行できる。
また、史実艦0であっても駆逐艦4以上かつ軽巡1以下で最短ルートになる。
余計な札が付いても邪魔なので、基本的に輸送ゲージで使った志摩艦隊を使うことになるだろうが。


道中は空襲戦、護衛空母部隊、護衛空母部隊or混成打撃部隊の3戦。
このうち曲者なのは3戦目。護衛空母部隊は警戒陣でやりすごせるが、混成打撃部隊が問題。
単縦陣/複縦陣であるにも関わらずelite潜水艦が混じっている。
開幕雷撃を回避できたとしても駆逐艦や軽巡がひたすら殴りまくって機能できなくなることがザラにある。
1人程度は先制対潜攻撃ができるようにしておくと安心。
あるいは陸攻2東海1の航空隊をボスのついでに一回ぶつけるのも手。1中隊でも軽く葬り去る東海殿の偉大さを思い知ることであろう。
ただ、ランダムで出るもう一つの編成はヌ級が出てくるので、戦闘機が1つはないと制空喪失で吹っ飛ぶ。
また、極稀に撃ち漏らすこともあるのでそのときは全力で祈ること。



ボスは重巡棲姫。
いつも通りうるさい…と思ったら、今回はゲージ破壊段階になっても強化されず、例の叫び声は聞けなかったりする。残念
随伴艦にヌ級eliteがいるため、そのままでは制空を奪取されて連撃を受けてしまう。
航巡に水戦をガン積みするか、陸攻部隊でヌ級を潰して制空を無理やり奪取するなどの対策を取ろう。
前述のとおりゲージ破壊段階になっても強化されない上、道中も致命的に困難な場所はない。
陸攻中心の航空隊の集中や決戦支援で随伴艦を削り落とせれば、特効の乗った重巡連撃であっさり撃沈できるだろう。




共通クリアボーナスは130mmB-13連装砲、洋上補給。
丙作戦では533mm3連装魚雷が追加。
乙作戦では戦闘詳報と12.7㎝連装砲C型改二が取得でき、甲作戦ではC型改二がD型改二に変更される。
見ての通り乙作戦以上でなければ特筆に値するほどの報酬が無いため、輸送が面倒・Dマス優勢が厳しいと感じた場合は丁作戦を選ぶのもよい。



また、この海域のレアドロップとして夕雲型駆逐艦 浜波が入手可能。
イラストレーターは他の夕雲型と同じく藤川氏。
CVは非常にわかりづらいが、藤波と同じくタニベユミ氏。


外見は銀髪のメカクレ。夕雲型がマイナー気味な属性までカバーすることとなった。
そして喋りが非常に特徴的。吃音気味に早口かつ小声でまくしたてる我々にとってすごく身の覚えのある喋り方である。
内面自体は他の夕雲型をニックネームで呼ぶあたり、単純に人と喋り慣れていなさそうなだけだろうが。余計にそれっぽい
ドロップは戦力ボスでドロップする。
そこそこドロップ確率は高いようだが、一桁であることであることに変わりはないので沼る提督も多数。
おまけに浜波がドロップするマスは他の夕雲型もやたらとドロップする。


なお、前イベントの最中にリアルスリガオ海峡で海底に眠る西村艦隊を発見したポール・アレン氏。
なんとこのイベントが始まる前の1月にリアルオルモック湾で浜波を発見していた。*9
リアル艦隊これくしょんである


またE-4のレアドロップであるJervisが戦力ボスで、大東が輸送ボスと戦力ボスマスの直前のマスでドロップする。
3面待ちが可能になっているが、当然E-4よりは落ちにくくなっているので注意。


他には輸送ボスで朝風が、戦力ボスで浦波や山風、そして初のドロップ解禁となる松風がドロップすることも。



E-6 『追撃!第二遊撃部隊』-サマール沖東方-




モットヨ…モット……クロクナッテェ…!…ホラ、ホラァ!


シズミナサイ…!


ヤラセハ…シナイヨッ!



レイテ湾の防衛、及び追撃態勢の構築に成功。
集結しつつあった敵水上打撃部隊の殲滅を企図した追撃作戦が開始された。


札は「栗田艦隊」及び「志摩艦隊」。
E-2、E-5とそれぞれ共通の札。


3つの戦力ゲージを破壊するトリプルゲージマップだが、幸い?にしてそれぞれは3~4回程度の撃破でゲージが0になる。
ただし、このマップは低速戦艦と空母が一切出撃できない瑞鳳改二を(ry
しかもそんな状況下で精強な敵艦隊を遊撃部隊で撃破しなくてならない難関となっている。



第一ゲージは志摩艦隊での出撃となる。


編成条件は駆逐艦2のみ。
史実艦すら必要ないが、E-5同様に特効はあるようなので基本的に志摩艦隊を推奨。
またボス直前のマス以外で駆逐艦が退避し、2以下になった場合は逸れることに注意。


道中は空襲戦2回、潜水艦隊、水雷戦隊、護衛空母部隊と交戦するが、非常に過酷
潜水マスのみは基地からの距離が短いため対潜機の派遣でなんとかできるが、逆に言うとそこくらいしか安定した対処ができない。対潜機を派遣しても撃ち漏らすケースも…
特に空母が一切編成できないために空襲マスの被害が物凄いことになりがち。史実にはいなかったが秋月型が残っていたらここに投入する価値はある。
さらにOマスのヌ級改2隻が警戒陣すら貫通する命中率で痛打をぶち込んでくる。
しかもこんなにキツい道中でありながら道中支援は警戒陣を使用する関係で効果が薄いと散々なことになっている。
一応、Oマスのヌ級に関しては潜水艦を高速化して連れていくことである程度対策は可能。
補強含めて4スロのイヨとヒトミや、素の回避が高い呂500が候補になるだろう。イヨ・ヒトミは名誉西村艦隊に続いて名誉志摩艦隊の称号までも得たのだった
タービンと缶のシナジーで警戒陣の最後尾に置くとホイホイ回避してくれるし、魚雷なしでも開幕でたまに駆逐を喰ってくれるので存外頼りになる。
上手く行けばボスまで持ち込んで制空補助や第2艦隊の水雷の攻撃を吸ってくれることも。ただ運が悪いと水雷戦隊マスで大破になるのでダメコンは積んでおこう。


また、戦艦を入れると攻撃が二巡してしまう。これはメリット・デメリット両面ある。
支援と合わせて単縦も交えると水雷戦隊マスの安定につながるが、一方で潜水艦に最大14発の対潜攻撃が飛んでくるのでデコイ戦術とは相性が良くないと言えなくもない。警戒陣を使えば結構かわすが単縦陣だとその限りではない。
あえて戦艦を入れずに一巡で済ませる選択もあり。ただ、一巡で水雷を仕留め損なうと雷撃で大損害を食らう場合がある。
火力重視でリスクに目をつぶるならIowa・Bismarck drei、イタリア戦艦姉妹といった強力な高速戦艦を入れることになる。
イタ戦だと制空補助も出来るので制空を捨てないなら入れるのも一考。


どんな場合にしろ遊撃司令部は必須なので、絶対に積み忘れが無いようによく確認しておくべきだろう。



イイノヨ…?コッチニキタラァ……?



ボスは水母棲姫。
相変わらずホラホラうるさいことは変わっていないが、スペックも2年半前そのまま。
制空こそほぼ奪取されるが、連撃してくる敵がツ級くらいなのでさしたる脅威でもない。
そもそも全体的に随伴艦隊が弱めなため、決戦支援+陸戦1陸攻3を集中で本格的に交戦する前に壊滅状態なこともしばしば。
志摩艦隊を起用しているなら特効補正が乗ることもあり、夜戦に持ち込めば容易く撃破できるだろう。
また、友軍艦隊もこのボスに対しては援護を行ってくれる。
正直オーバーキル気味ではあるが、このおかげでS勝利自体は安定するだろう。


+ 友軍艦隊、1本目3本目共通-

  • 北方連合艦隊:タシュケント・ガングート・Z1・Z3・ヴェールヌイ

「よーし、いいね!北方連合艦隊、これより援護する!
 同志諸君、準備はいいかい?よーし、Ура!」


まさかの独ソ艦隊。チョビ髭やファンファン大佐が見たら発狂しそう。
運がそこそこあり夜戦火力も高いガングートのCIが入ると相当な戦果が望めるが、二番手な上探照灯持ちなので中破以上にされやすいのがネック。
タシュケントのCIは改造前ということもあって正直期待薄で、ヴェールヌイは魚雷CIだが発動率が低い上ソ連魚雷なので威力にそんなに期待が持てない。
Z1とZ3は連撃で削りのみ。ただ確実にこなしてはくれる。実に実直。



  • ソ連艦隊:ガングート・タシュケント・ヴェールヌイ

「そうか…いよいよ艦隊決戦だな。よし、この私に任せておけ!
 貴様、共に行くぞ!遅れるな!」


ウラジオストクからやってきたと思われるソ連艦による部隊。3隻しかいないものの旗艦ガングートの主砲CIの発動率はそこそこ高く、交戦形態次第では随伴の中破ダイソンくらいなら倒してくれることも。
このマップは友軍が来るボスは昼は耐え忍ぶ事が多いため随伴艦が残りやすく、上述の北方連合もそうだがガングートがボスをぶっ飛ばした報告も多い。
駆逐二隻には多くを期待しないでおこう。



  • 西村艦隊:時雨・(最上)・朝雲・山雲・満潮

「西村艦隊…これより、主力部隊を援護するよ。
 みんな、いいかい?突撃!」


レイテ湾からさらに追撃戦にやってきた西村艦隊。扶桑と山城は置いてきた、この先の闘いにはry
この海域が低速戦艦不可なためか、スリガオ海峡での損傷のために離脱したかだろう。ガングートも低速?巡洋戦艦扱いで出撃制限は受けてないから…
たまに最上も離脱してしまう。まーたぶつかってしまったのか…
朝雲が連撃、時雨が待望の魚雷CIと装備が前より最適化されてきているので割と期待は持てる方だろうか。


  • 第四戦隊:高雄・愛宕・鳥海・摩耶

E-4から変化なし。CIが入るか入らないか。


  • 第十九駆逐隊:綾波・敷波・浦波・磯波

E-4から変化なし。割合ダメのプロなので諦めずに見守ろう。
中破を大破に追い込んでくれたりする。



第一ゲージを撃破後は以下のギミック解除で第二ゲージが出現する。

  • Iマスに到達してS勝利
  • Kマスに到達してS勝利

実際には栗田艦隊で出撃してそれぞれの分岐の終点まで行くのみで解除。
ただの輸送部隊であるIマスはともかく、空母棲姫が旗艦のKマスがかなりの曲者。
基地航空隊を派遣し、道中支援も出しておかなければS勝利を逃してしまうことも十分にあり得る。
もちろん道中にあるOマスもかなりの難関であることには変わりないため、ある程度の苦戦は覚悟の上で。



第二ゲージは栗田艦隊での出撃となる。


こちらも編成条件は駆逐2のみ。
護衛退避に関する条件もほぼ同一。
ボス撃破の難易度が極めて高いため、史実艦に+αで上述した強力な高速戦艦の起用が推奨される。
幸い次の海域は札なしだし。


道中は水雷戦隊との3連戦だが、すべてのマス(甲だとLとQが多い)でたまに警戒陣を使用してくる。
敵が使った場合でも強力な回避補正は健在であり、雷撃が強烈という特性もそのまま。
こちらも警戒陣で切り抜けるか、回避補正を貫通してダメージを与えられる砲撃支援を軸にするかの二択になる。
なお、砲撃支援を軸にする場合は単縦陣でねじ伏せること。下手に日和って警戒陣を使った挙げ句取り逃しから雷撃を浴びて大惨事…なんてこともある。



ナンドデモ…シズメテ…アゲル…



ボスは戦艦棲姫
公式でお馴染とまで言われたダイソンが改修されて再登場。三越でお色直し?
安直な名前とは裏腹にHP700火力306装甲260とスペックは大幅に強化。
どう考えても連合艦隊で対処するべきステータスである。
加えて、友軍艦隊が来ない
明らかにここの難易度が一番高いにも関わらず、来てくれないのである。
とどめにこのボス、特効補正が栗田艦隊では基本的に乗らない。
栗田艦隊と多くが被っている多号参加艦艇の大半も特効が無く、最終的に100%持っていると確認されたのは島風・長波の両名のみ。
結果として撃破難易度は相当なレベルを誇っている。


ただし、削り段階においては編成の制空値が0であることと、割り段階でもヌ級改1隻であることが付け入る隙となる。
1ゲージ目に比べて道中の危険度が低いため、基地航空隊を全力でボスマスへ投入することが可能。
距離も6と全ての陸攻が延長無しで到達でき、最初の1部隊に陸戦を混ぜておけば制空値の心配もほぼ無い。
決戦支援と合わせれば限界まで敵艦隊を削れるだろう。
とはいってもトドメは夜戦で刺すことになるので、夜偵の搭載は必須。
割り段階の空母から制空権を奪い返すとなると、航巡かイタリア戦艦姉妹に二式水戦などを複数乗せる必要も出てくる。
前述した島風・長波はあまり幸運値が高くないものの、カットインのクリーンヒットにかけて魚雷装備にするのもありか。
高速戦艦を増やしてボス撃沈を駆逐カットイン勝負に任せるのも一策。道中の安定感が増すのと、随伴のナ級やツ級の掃除がしやすくなりターゲットを絞りやすくなる。


2ゲージ目を破壊した後、以下のギミックをこなすと3ゲージ目が出現する。

  • 防空で航空優勢を3回

潜水艦で志摩艦隊ルートに出撃、空襲マスで撤退を繰り返せば被害なく達成可能。
どうも今回のイベントにおいて、潜水艦はギミック解除担当として扱われている節があるようだ。



3ゲージ目は再び志摩艦隊での出撃となる。


編成条件は1ゲージ目と同一。
進行ルートは自動的に3ゲージ目のボスへと進むようになっている。


道中も1ゲージ目とほぼ同一。
2度目の空襲戦マスの威力がやや強力になっているが、さしたる違いない。
取るべき戦術も1ゲージ目と変わらない。



ススミタイノ…カ?



ボスは空母水
水母棲姫と同じく、3年半前のスペックそのまま。そのためCIが入る、機銃や高角砲の改修で撃墜力が向上しているなど条件次第では艦載機の殲滅が狙える。陳腐化悲しいなあ…
ただし、こちらは制空を取られると、戦爆カットインをぶっ放してくる。
制空値が極めて厳しいのは1ゲージ目と同じだが、随伴部隊がかなり凶悪になっている。
特にしれっといる戦艦棲姫がかなり面倒。改では無いため装備は以前のイベントのものと同じだが、持ち前のタフさで旗艦への攻撃を吸ってくる。まあ元々狙われたら単発でもだいたい中大破するから通常でも脅威はさして変わらないが
そしてゲージ破壊段階になるとやっぱり増える。もはや恒例となったダブルダイソンである。
お供のヌ級改も増えるため、もはや基地航空隊による制空削りですら劣勢を阻止できなくなってしまう。


一応水戦6以上に戦闘機2一式陸攻34型2、戦闘機2一式陸攻34型1その他1といった編成で航空隊は劣勢を保ちつつ、本隊は均衡まで持っていくことが可能。
陸攻がヌ級を撃破すれば優勢や対空CIでの艦載機殲滅も見えてくる。火力は陸攻4などより低いものの
空母水鬼の行動を阻止できれば実質2回の中破以上確定攻撃を阻止出来るので単純な火力と同等以上のリターンも見込める。
最上位の陸戦・水戦など必要なものは多いが、改修具合に自信のある提督はチャレンジする価値はある。


また、水戦がないなどの理由があればバッサリ制空を投げ捨てて対空砲と機銃まみれにするという手もある。
秋月砲や機銃の改修が進んでいれば、制空権無視でも割となんとかなったりするらしいので、水戦が数少ないor雷巡複数隻投入という場合は一考の余地あり。
もっとも高角砲や機銃の改修進めていて水戦を持っていないという提督もいないだろうが…


ここまで書くとこれ無理じゃね?と思う方も多いだろう。
しかし、思い出して欲しい。友軍が来ないのは2ゲージ目のみだということを。



「西村艦隊…これより、主力部隊を援護するよ!」



「そうか…いよいよ艦隊決戦だな。よし、この私に任せておけ!」



「よーし、いいね!北方連合艦隊、これより援護する!」



特にГангут дваの主砲カットインが非常に強烈な破壊力を誇っており、ダイソンはおろかボスすら撃破したりすることも。
さらに志摩艦隊特効も健在。足柄・那智のどちらかさえ健在であればワンチャン撃破可能。
霞も魚雷CIはもとより、連撃でも相当削れるので非常に有効。
見かけだけなら絶望的だが、頼りになる友軍も合わせればさほどでもない難易度に収まっていると言える。




クリアボーナスは共通報酬として勲章と応急修理女神。
丙作戦ではSKレーダーが追加。S・K!S・K!
乙作戦では補強増設と紫電改四が追加され、甲作戦ではレーダーがSK+SGレーダーに変更される。


SKレーダー/SGレーダーはアメリカ海軍の採用した対空/対水上用索敵レーダー。
レーダーの雄であるイギリスから技術提供を受けて開発されたため、日本海軍の電探とは文字通り天地の性能差を誇っていた。
SKレーダーは21号電探のほぼ倍、SGレーダーも22号電探の1.2倍程度と凄まじい探知範囲の広さとなっている。
この探知範囲を反映してか、SK+SGレーダーは電探としては初の「射程:中」特性を備えている。
もっとも、この特性の意味があるのは、軽巡の改二で射程:短の連中と、駆逐艦で大型電探を搭載できる霞改二くらいだが……


なお、これらの電探は出力系がオシロスコープではなくPPIスコープ*10になっており、極めて扱いやすかった。
ゲーム内でも索敵値が非常に高い反面、対空/命中は専門でないからか特筆するほどの高さではない。
専門外の分野なのにこの性能というのがアメリカの恐ろしさを表している…のかも。



レアドロップとしてはТашкент級駆逐艦 Ташкентが設定されている。
イラストレーターはやどかり氏。CVは宮川若菜氏。赤潮などと呼ばれている
外見は赤茶色の髪と瞳に加えて、青いケープと艤装が特徴的。
胸部装甲はデフォルトでは分からないものの、中破すると駆逐艦にしてはなかなか立派なものが露わに。ちっこいのとでっかいのに続くちゅうくらいのの登場である
性格はこざっぱりした性格ながら、アカい国の駆逐艦らしく提督を「同志」と呼んだり砲撃ボイスがウルルルァー!だったりで少し怖いところも。


実艦はソビエト海軍の嚮導駆逐艦として1隻のみ建造された大型駆逐艦。
艦隊旗艦を務めることを想定して建造された特注品であり、全備排水量は4000トン越え、機関出力は13万馬力で43ノット越えの超高速を誇る。はっやーい!参考までに島風は40.9ノット
広い甲板や余裕のある機関出力を活かして幾度もの輸送作戦、民間人の避難、さらには援護射撃や対空戦闘などさまざまな戦場を駆け巡った。
セバストポリからの撤退戦では2000名以上の避難民を乗せながら300発以上の爆弾投下を一発の被弾のみで凌ぎ切るなど、その活躍は革命的と言えるものであった。
その最後は停泊中への爆弾直撃というあっけないものであったが、「Ташкент」、そして「空色の巡洋艦」という名前は今でも人々の記憶に残っている。


性能面は初の4スロット駆逐艦。また初の射程:中の駆逐艦でもある。
運用の柔軟性は極めて高く、連撃+照明弾+探照灯、対空CI+ロケットランチャー、対潜シナジー+夜戦装備などの戦場に適した戦術が取れる。
ステータスも雷装が非常に低い以外はかなり高水準。燃費は燃料は普通だが弾薬消費が激しい。
幸運値もとても高いため、上位火力艦には及ばないが魚雷カットインである程度の威力を出しつつ補助装備をしたり、魚雷の数を3~4本に増やせば雷装を補い十分な破壊力を発揮できる。


問題はひとえにドロップ艦であるということ。
しかも3ゲージ目でしかドロップしないため、低難易度でのリセット掘りは極めて困難である。
楽にクリアできる難易度でサクッと割ってしまった後に掘るのがベストだろう。
幸い、高難易度でもA勝利以上であれば現実的な確率で落ちてくれる。*11
道中撤退は相当増えるが、そこは我慢するしかない。


他には、Гангут、Z1、Z3が空母水鬼のマスでドロップすることも。
中でもГангутは初のドロップ解禁なので持ってない人は丁や丙に下げて突破してでも掘りにいっているとか。
また、水母棲姫、戦艦棲姫改、空母棲姫マスでは、海防艦の佐渡と対馬がドロップするが、道中のキツさとノードロップありであるためそれなりの根気が必要。



なお、この海域は志摩艦隊札をつけた潜水艦一隻で潜水艦マスまで無傷で進撃が可能。
そのため、基地航空隊の熟練度上げに使うことができる。東海など対潜可能陸攻があれば潜水艦マスでにらみ合い敗北確定ということもない。
攻略後でないと基地空襲を食らってコストが上がってしまうが…




E-7 『暁の水平線に勝利を――』-エンガノ岬沖-




高く高く翔ぶ 千年の刻を


みずみずのよな 一瞬の刻を


いつもいつまでもで翔び往く



最終決戦の舞台となるのはエンガノ岬沖
雄々しく翼を広げ、二羽鶴は飛び立った。


お札は無し。どの海域のお札が付いていても出撃可能。


作戦目標はエンガノ岬沖に誘引した敵機動部隊及び水上打撃部隊の殲滅。
ダブルゲージ海域であるが、最後の戦いだけあって特に一本目の難易度は尋常ではない
詳しい仕様は後述するが、本当に狂っていた
そして第二ゲージも、ギミック抜きでは100%クリア不能だった。



まずは第一ゲージのボスを出現させることから始まる。

  • 空母機動部隊でQマスに到達、S勝利
  • 防空で航空優勢を3回

空母機動部隊+高速統一であればQマスに到達すること自体は可能。
ただし道中には単縦陣か警戒陣にフラソが混ざるDマス、空母棲姫が旗艦のMマスがある。
特にDマスは随伴艦隊から戦闘が始まる空母機動部隊だと潜水艦に攻撃を吸われ、雷撃を喰らいがち。
駆逐や軽巡を対潜要員にする手もあるが、熟練した瑞鳳を持っていた場合は実装されたばかりの瑞鳳改二乙&対潜7以上の艦載機を搭載することで瑞鳳に先制対潜をさせることが可能になった。
射程も長く実質二回攻撃となるため、第二警戒航行序列にしておけば大体落とせ、攻撃を吸われにくくなる。
普通は九七式艦攻(九三一空)がそれに当てはまるが、TBM-3D、更にSwordfish Mk.III(熟練)があれば対潜はほぼ完璧。
F6F-3NやF6F-5Nと夜間装備があれば夜戦カットインも狙うことができる。ぜひ起用しよう。
どいつもこいつも入手難易度が狂ってる?あーあー聞こえなーい
経由する空襲マスもかなり強烈な威力の空爆なので、秋月型や摩耶といった対空CI要員もぜひ。
またQマス自体もダブル空母棲姫となんか色々おかしい。
事故ると消耗が免れないので、道中支援+基地航空隊の集中で確実に撃破したいところ。



ギミックを解除すれば第一ゲージのボスが出現する。
本イベント最高の山場にして、最強最悪の敵と言っても過言ではない。


編成条件は高速統一の水上打撃部隊のみ。
ボスと道中の凶悪さが尋常では無さすぎるので持てる最高戦力を投入したい。
レイテ参加艦全般にボスへの特効ダメージが確認されているため、可能な限りこちらから選ぶべき。



道中は極悪
実質的には17夏の最終海域の再来だが、対処法が無いわけではないため難易度自体はやや下がった。
護衛空母部隊、潜水新棲姫率いる潜水艦隊ダブル空母棲姫、水雷戦隊が道中となる。
問題は2戦目と3戦目である。


2戦目は17夏の悪夢こと道中潜水新棲姫。編成も含めて本当にほぼそのまんまドーバー海峡にいたあの編成。
しかし、無抵抗に嬲られるばかりだった前回とは違い、今回は対潜哨戒機という心強い味方がある。
基地航空隊を1つ東海部隊とし、集中させれば随伴のソ級はほぼ確実に殲滅できるだろう。ソ級は一隻でも生き残ってしまったらお察し
277もしくは377という莫大なHPは東海と言えども無力化が非常に困難であり、1度目の先制雷撃は受けてしまうことが大半である。
東海で随伴艦を撃沈できるため、雷撃戦フェイズまでに中破させる阻止がかなり楽になっているのは大きな成果ではある。
本当の問題点はここに基地航空隊を1隊釘付けにされること。
派遣無しだと突破率が下がりすぎるため、どうしても送らざるを得ない。
ただ、大艇ちゃんが足りているならゲージ破壊段階で送らない手も無くはない。第二艦隊の被害が甚大になるが、マニ車を回すなりして祈ろう。
航空隊1隊を送るために第二艦隊を半端な対潜仕様にするのは本末転倒も良いところなので、よく考えた上での選択を。


3戦目はダブル空母棲姫。しっかりどちらも新型艦載機に換装されている。一応空母棲姫が1隻のみになる場合もあるのだが、残念ながらゲージ破壊時は2隻固定である。
陣形が輪形陣固定、超絶高命中を実現している深海電探が未搭載な分いつもより若干大人しめなのは救いだが、中破させられなかった場合は6回分の攻撃を受けることになる。
というか、ヌ級も一緒に並んでるので9回分攻撃が飛んでくると見た方がいい。
お供にいるヌ級改の攻撃も同様に痛いため、道中支援を出して随伴艦を減らすことが重要になる。
ぶっちゃけてしまうと17夏のケツベロス同様お祈りして通り抜けるマス
航空優勢が取れず、戦艦の弾着観測射撃が封じられていることを考えれば難易度はほぼ同等だろう。通常艦隊であるため第二艦隊の艦載機も使用できない。
軽空母2隻の艦戦キャリアで制空均衡にし、航空カットインや触接だけでも封じることを目指す…のが推奨されるように見えるが、素でこれを目指すのは恐らく
基本的にE-4のQマスと同じく「限界まで無理をすれば制空が取れる」調整のマスなので、ここだけを見て制空値を稼ぎまくってもボスで無駄になる。
劣勢で妥協し、回避することに賭けてしまう手も無くはない。決定力が求められるゲージ破壊段階だと尚更。
また、このマスに関してはカタリナでも54戦隊や64戦隊、零戦21型系統がギリギリ届き、制空値を削れば何とか均衡くらいまでは持っていける。
大艇ちゃんが足りてない場合の基地航空隊派遣先の第二候補はここになるだろう。


ちなみにこのマスは丁難易度でも1隻だけとはいえ空母棲姫が必ず出る。



越えて行くんだ 未来の海に


繋げ 繋げ



これらをどうにか切り抜けた先にボスは鎮座している。




ヤクニタタヌ…イマイマシイ…ガラクタドモメッ……!




ボスは戦艦水鬼*12
外見はほぼ変わらず、目の発光が付け足された程度。
そしてダイソン改同様、強化前とは比べ物にならないほどにステータスが上昇している。
HP800火力359装甲289
特に装甲値が異常な高さになっており、連撃で貫通するのはほぼ不可能な値。
しかもこれはダメージさえ与えればOKのゲージ削り段階での話である。




ナキサケンデ…シズンデイケ……!




ゲージ破壊段階になると戦艦水鬼改-となる。
HPや火力こそほぼ変わらないものの、問題は装甲。
装甲値305
ついに夜戦火力キャップをデフォルトで超えてしまう。
夜戦キャップ火力でも50%ほどの確率でカスダメージになってしまうため、トドメを刺すのは至難の業である。
というより、万全のカットインを放っても装甲乱数を味方につけなければ止めはさせない。
おまけに随伴艦隊のネ級2隻(乙ではタ級2隻)が戦艦棲姫に変更。丙以下では戦艦棲姫は登場しない。
3年前のトリプルダイソン再来である。


生半可な攻撃では装甲を貫通することすら難しいため、アタッカーは軽い特効補正*13を持つレイテ参加艦から選出することになる。



  • 戦艦

第一艦隊は、高速化した武蔵改二と、史実補正を持つ高速戦艦の金剛、榛名はほぼ必須。
残り1隻は、史実補正のある大和or長門を徹甲弾は積めなくなるものの高速化するか、アイオワなど他の高速戦艦にするか。
ただし友軍で金剛率いる栗田艦隊が出現しなくなるので、友軍の夜戦に賭けるなら攻撃力のある栗田(鈴木)艦隊召喚狙いで金剛榛名を外すのも手である。
第二艦隊の戦艦は、戦艦合計5隻以上でルート条件に引っかかってしまうので非推奨。水上打撃部隊なら第一艦隊から動くのでメリットもあまりない。



  • 第一艦隊残り2隻

制空と攻撃力の都合、軽空母2隻、もしくは瑞鶴と航巡のどちらかになる。
軽空母は攻撃機を積むなら、小沢艦隊の千歳・千代田が有力。
ただし、24機でも途中で全滅することも多いのと、軽空母の脆さと中破攻撃不可な上、攻撃機を積むとボスで優勢は取れても制空確保は難しい。
空母BBAマスを考えるならいっそのこと艦戦キャリアにするのも一考。彩雲を積む余裕もありボスマスT字不利の絶望を0に出来る。
ただし12手の内4手がなくなるので基地航空隊がやらかすとかなり絶望的な戦況になることもある。


空母枠を強力な火力を出せる瑞鶴にし、航巡を水戦を搭載して制空補助するのも手もある。
改二甲であれば第一スロットは34機あるため、道中でよほど運が悪くなければそうそう全滅しない。
FBAカットインでさらに火力を上げるのも手だが、制空値の減少のリスクを孕む。第二スロットは毎回星になると考えてよい。
道中の空母BBAマスでの損害も大きくなりやすいのがネック。


航巡起用かつ友軍栗田艦隊狙いで金剛榛名を外している場合は注意。
利根型をここで起用すると四隻パターンすら弾かれてしまい、ただ単に金剛榛名のアドバンテージを捨てるだけになってしまう。
6隻編成を呼ぶ場合は鈴熊の起用も控えねばならないので、最上と三隈かザラ級の起用しかなくなる。


  • 軽巡

フィニッシャーとするなら魚雷カットイン仕様の阿武隈改二でほぼ固定。というより、他の艦艇では装甲貫通が現実的でない。
ただし、運改修しないと発動率は安定しない。連撃では戦艦水鬼の装甲貫通は他の軽巡と同じくほぼ無理で、狙えるのはダイソン程度まで。
甲標的のみだと先制雷撃の威力も中途半端。
運が足りないならどうせ魚雷を担いでも木曾より少し劣るくらいの威力と命中になるので
駆逐重巡瑞鳳で仕留めると割り切って秋月砲を担いで対空能力を上げるのも考え方。


矢矧か能代で夜戦連撃+補助装備枠にあてる、いっそ大淀に補助装備マシマシとして火力は諦める、といった運用も手。
阿賀野型は増設副砲で夜戦連撃でも装備に余裕ができやすく、十分にレベルがあれば先制対潜も狙える。潜水新棲姫に基地航空隊を送らない場合多少対策が可能。


また、友軍栗田艦隊狙いで金剛らを外しているなら積極的に能代矢矧を使うのも手である。
十戦隊か二水戦を弾けるので栗田艦隊の選出率が上がる。


  • 駆逐艦

悩ましいところ。史実補正のあるカットイン要員は雪風、初霜、時雨、霞、長波と豊富なので、友軍艦隊の兼ね合いと運・火力などで起用するメンバーを決めたい。
魚雷カットインできる史実艦でなければ、対空役の秋月型か、潜水マスの安定を図る対潜役にする程度。対潜を任せるなら朝潮改二丁が最適。
対潜が非常に高いためソナー投射機で先制ラインにケッコン無しで届くので探照灯を担いでボスマスデコイにもなる。
ただどちらにせよカットイン要員以外をゲージ破壊段階で入れている余裕は無いため、参考程度に。


友軍の選出を考慮するなら金剛榛名を起用している場合はここの選出は慎重にしないと二水戦も十戦隊も弾いてしまい
火力で完全に見劣りする十九駆しか来なくなってしまうので、よく起用されるであろう二水戦所属の島風・長波及び十戦隊所属の雪風の同時起用は避けたいところである。
逆に栗田艦隊狙いで編成した上でCI仕様の阿武隈を起用するなら同時起用することで十戦隊と二水戦を弾ける。



  • 補給艦

弾薬が4戦目相当であることから、補給によってダメージを増やすことができる。(80%→100%なので、ダメージが25%増加する)
本イベントの攻略報酬にも洋上補給は多い(全て甲なら6個もらえる)ため、運営も想定していた正面攻略法と思われる。
ただし元が低速なので、缶とタービンで高速化は必須。


弾薬ペナルティだけなら洋上補給は1つで十分だが、2個使えば燃料ペナルティも解消可。
洋上補給が1つのみの場合、高速化の缶タービンと洋上補給でも装備枠が一つ余るので、夜偵や水戦など補助役としてかなり多彩に働くことができる。
一応ボス戦まで連合艦隊が出てこないので速吸流星拳も使うことはできるが全機撃墜されるとカスダメ砲撃もできない
水上打撃部隊のため、道中の被弾リスクはそれほど高くなく、旗艦でなくとも道中大破率はそこまででもない。
なお、大破撤退のリスクは高いが第二艦隊ではなく第一艦隊に置くと第二艦隊の枠に余裕ができて夜戦火力が高まるのと、
2戦目砲撃戦で第一艦隊にいる補給艦が殴りに行って割合でいいダメージを潜水新棲姫に与えてくれるという利点がある。


補給艦は速吸と神威の二択となる。
神威は射程がなので第二艦隊の行動を阻害してしまい、水上部隊だとそこまでの損にはならないもののデメリット。
搭載数も速吸の方が上なので、水戦を載せる場合は速吸の方が微差とはいえ稼げる制空値は高い。
一方神威は探照灯が装備可能というメリットもある。


また、速吸は燃料消費が戦艦級なので、突破に失敗して出撃回数がかさむと、その分資源の減りが速い。
資源を出し惜しみして勝てる相手でもないが、燃料は猛烈な勢いで減るので少しでも削減して航空隊に回したいなら神威に多少のメリットはある。
相手の火力がバカみたいなので誤差みたいなもんだが装甲面でも改造済駆逐に近い神威と改造前駆逐の装甲の速吸では多少神威の方がマシである。



  • 重巡

魚雷カットインができればフィニッシャーとなり、さらに4スロを活かした夜偵や探照灯、照明弾の搭載での補助が可能。
摩耶改二は対空CI+連撃+補助枠1つでマルチに働けるが、特効があっても運を改修していない場合は削り役以上の仕事はできないため注意。
逆に運さえ上がっていれば対空ケアと火力担当を担える。最高に光り輝く舞台と言えるだろうか。
連撃であれば鳥海改二に副砲×3+魚雷が最大火力となるが、それでも連撃では装甲を抜けるかは怪しい。連撃装備なら撃沈に拘らず夜戦装備輸送要員に徹してもらうべきか。
魚雷カットインなら夜戦火力キャップも目指せるが、妙高改二でも運改修しているか熟練見張員を載せないと発動率は不安。
素の運で勝るPrinz Eugenは特効がなく、運で火力の低さを補うには今回火力差が大きすぎて次善策とは言えず起用できない。
名前の上がっていない妙高型・高雄型も特効があるので運さえ十分ならフィニッシャーにはなり得る。羽黒や高雄・愛宕が嫁の提督はここが光らせどころだった。


火力自体は魚雷3で十分、もしくは20.3cm砲(改修した3号砲か2号砲)+魚雷2で多少火力は下がるが夜戦補正も得られる。
残り1枠に補助装備が可能。基本的に夜戦カットインの補助装備(照明弾/探照灯/熟練見張員)はここにしか装備できる枠がない。
探照灯は装備艦のターゲット率アップ、熟練見張員は装備艦以外支援不可といったデメリットがあるので照明弾を最優先にするべきか。とはいえ照明弾も確率発動という不安点は消えないが。
渾身の魚雷カットインがカスっても泣かない。



  • 第二艦隊高速軽空母

TBM-3D+F6F-3N/5N+夜間作戦航空要員による夜襲カットインが極めて強力。
TBMの熟練度補正を載せたクリティカルで大ダメージを与えられ、夜間戦闘機が2機ある場合は安定して装甲を貫通できる。
また、第二艦隊でも対連合艦隊であれば艦載機が制空に参加するため、ボスマスの制空権がかなり取りやすくなる。


史実該当軽空母なら瑞鳳か、千歳、千代田、鈴谷、熊野もいるが、運改修していなければ基本的に満を持して出撃可能となった瑞鳳改二(乙)になる。
瑞鳳は改二乙、かつレベル99かケッコン済みであればTBM+3N+5Nで先制対潜攻撃が可能になり、潜水マスでの事故率を多少下げてくれる。
Swordfish Mk.Ⅲをどっちかの夜戦の代わりに搭載するとより対潜攻撃重視となる。夜戦威力が多少下がり制空も落ちるが持っているなら使ってみるのもあり。
Lv99まで行っていない場合でも、海防艦を使った近代化改修でうまく対潜値を上げる事ができればTBM+3N+5Nで先制対潜攻撃が可能になるので
これまでの海域で海防艦が多く手に入っているのなら近代化改修も一考の余地はある。


鈴熊航改二の場合は高火力と高回避が特徴的で、夜戦突入までに中破する可能性がやや抑えられるが、運は低い。
運改修をきっちりやってるなどの理由がなければ今回は瑞鳳改二乙にスペック以外の殆どで劣るといって良い。
また友軍栗田艦隊の6隻編成も弾くという欠点もあるので、編成次第ではメリットはない。


なお3機とも夜間機にしないと、威力はカットイン重巡とほとんど変わらない。
夜間戦闘機のF6F-5Nや夜戦可能なSwordfish Mk.III、Mk.IIが無い場合は削りと割り切るか、もしくは他のメンバーに変えよう。
欠点は夜戦装備の補助役としては使えないことと、単発判定のため命中率が魚雷カットインより安定しないこと、中破すると完全に置物になってしまうこと。
渾身の夜襲カットインがカスっても泣かない。



  • 雷巡

フィニッシャーにできるカットイン重巡や夜間作戦軽空母が不足している場合は採用候補。何だかんだで阿武隈と合わせて先制雷撃2本は道中安定に役に立つ。
とはいえ特効を持たないため連撃では装甲貫通が難しく、カットインですらカスダメになることも。
ラスダン向きではないが、特効がないので割り切って露払いに徹させる意味で秋月砲に載せ替えるのも手。
対空能力が向上するので空母棲姫マスで大損害を喰らいにくくなるだろう。


カットインでもダメージが無効化されることがあるというのは前述した通りだが、素の火力がバカみたいなので一応小破までなら5割は有効打に出来る。
CI発動が6割でそこから更に5割抽選といつもより分は悪いが、装甲さえ抜けば射程圏には入る威力にはなるので撃破報告も多い。や北神。
随伴のダイソンであればほぼ倒しきれるので「旗艦に刺さればワンチャン大損害、随伴のダイソンに刺されば確定撃破」という状況に持ち込みやすくなるのは大きい。
ネックとしては道中の苛烈さと脆さ故に中破で夜戦突入が多くなりやすいということだろうか。さすがに中破だとCIでも抜いて大ダメージは難しい。








以上からメンバーを選んで挑むことになるが、このボスには致命的な問題がいくつか存在していた。
17夏の時と違い、応急修理女神を装備しても意味がほとんどなかった
第二艦隊は2戦目、第一艦隊は3戦目で主に被害を受けるのだが、そこさえ抜けてしまえばボスマスまでほとんど被害を受けないからである。
ボス戦開始時点で大破していた場合、だいたいはロクに打撃を与えらずに敵艦隊にボールを渡すことになってしまう。
大破していたからといって攻撃して貰えるとは限らないし、攻撃が終わった後に復活しても意味はない。
特効倍率が控えめなこともあって、基本的に小破以下でなければ戦力とならないことが大きく響いてしまった。
とはいえ、水戦ガン積みの航巡辺りはもとよりカスダメ以外は期待されていないのでダメコンを載せておくと安定性が増す。
なんだかんだで道中が厳しすぎるのでダメコンで強行突破策を取った提督もいた模様。


要求航続距離にして11というあまりにも遠すぎる配置も難関。
端的に言うと二式大艇を使用しなければ絶対に届かない。半径10のカタリナでは自身が届かないため代用不可。
秋津洲を手に入れていない、もしくは二式大艇の配布イベントに参加していない場合はE2で掘らなければ非常に困難な戦いを強いられる。
ただし大艇1でも撃破報告はあるし、1隊は潜水新棲姫のマスに派遣する必要があるので所持数0では無理ゲーと断言は出来ない。
特効がある場合、交戦形態と装甲乱数次第でいきなりとんでもないダメージが炸裂したりするし、派遣したところで陸攻は結構ミスって帰る事も多いので絶対に無理とは言い切れない。
とはいえ随伴のダイソンらは陸攻に弱いのでディスアドの方が大きい。


二式大艇があっても、最大半径7の戦闘機はなおボスマスに届かないので、派遣する場合は基本的に二式大艇+陸攻3で制空喪失を覚悟することになる。*14


さらに、この戦闘には友軍艦隊が来なかった
一応、上記のメンバー構成でも運が良ければ撃破は可能だったのだが、多くの提督にはあと一手だけ足りなかった。
速吸を使えば一人分夜戦火力が落ちる。
防空艦を入れるとさらにもう一人火力要員が減る。
雷巡は道中安定になるが、対戦艦水鬼には史実艦補正なしだと威力不足。
幸運駆逐艦と瑞鳳以外は、魚雷カットインには運改修しないと微妙な発動率。
そもそも運が十分でも、カットインが発動できるか、装甲を抜いて十分なダメージが入るかはリアルラック次第。


本当にあと1人枠が多ければ…という状態であり、1本目の突破者もしばらくは非常に少なかった。
筆者の一人は、燃料を18万以上+洋上補給を28個消費しても撃破できなかった



まさに絶望的な戦いを強いられていたが…
3/2に実施されたオンラインアップデートで状況は一変する。




「二水戦、突撃します。」


「十戦隊。旗艦矢矧、推参!さぁ、突撃する。かかれ!」


「第三戦隊!榛名、準備はいい?テートクのHeartを掴むのは、ワタシたちデース!」






ついに友軍艦隊が援護してくれるようになったのである。


十九駆以外はレイテ参加艦かつ改二艦が多く、強力な夜戦火力や特効の乗ったカットインを撃ってくれることもあり、撃破難易度は大幅に低下した。
その分本隊に起用したいメンバーも多数いるので、兼ね合いをどうするかも悩みどころ。
二水戦と十戦隊はまだ駆逐軽巡を他のレイテ参加艦で代用すれば良いが、第三戦隊は金剛と榛名が高速戦艦かつレイテ組なので、外すと本隊の火力がかなり落ちてしまう。


+ ついにやってきた救世主リスト-

  • 第三戦隊+第七戦隊:金剛・榛名・(熊野)・(鈴谷)・利根・筑摩

「第三戦隊!榛名、準備はいい?テートクのHeartを掴むのは、ワタシたちデース!」


「これから夜戦ですか?榛名にどうぞ、お任せください!」


「水偵のみんな、着弾観測、お願いね。利根型重巡、筑摩。参ります」


せっかく増えたはいいのだが、金剛と榛名を本隊編成する場合が多いのであんまり見ない組み合わせ。
とねちく鈴熊が所属していたのが第七戦隊だが、鈴熊がたまに落伍して4隻編成になったりする。
本隊に鈴熊編成で4隻確定になってしまうのでこの編成を呼ぶなら編成には最大限気を使いたい。
全艦特効持ちなのでか大暴れしてくれるが、榛名以外の運は普通なので振り幅が大きい。
自分で使ったほうが結果的に良い場合もあるかもしれない。
筆者の一人は、苦労して呼んだ第三戦隊+第七戦隊がカスダメしか与えずに帰っていくという悲劇を見た。



  • 第二水雷戦隊:能代・島風・長波・清霜・早霜・初霜

「二水戦、突撃します。各艦隊、艦隊陣形確認。よろしくどうぞ!」


華の二水戦レイテバージョン。全員特効持ちのため以前の水雷戦隊より働きに期待が置ける。
なお、本来は初霜ではなく朝霜らしい。運営ちゃん痛恨のミス。
運が高くカットインに期待できるぶん初霜の方が火力は高いのでプレイヤー的には有利なミスと言えるだろうか。
前述の通り幸いにして特効も備わってるし。




  • 第十戦隊:矢矧・磯風・浦風・浜風・雪風

「了解。第一遊撃部隊第二部隊、十戦隊。旗艦矢矧、推参!さぁ、突撃する。かかれ!」


全員特効持ちかつ幸運艦雪風を擁するので働きに期待が置ける部隊。
ただし本隊から雪風を外さないといけないのがネックだろうか。



  • 第十九駆逐隊:綾波・敷波・浦波・磯波

いつもの。
他友軍より手数と火力は低いが、いないよりは断然働きます。
装甲はまず抜けないが相手のHPが軒並み高いため割合ダメは結構期待できるが
他の友軍が全艦特効持ちなので今回ばかりはダメージレースで大きすぎる不利を背負う。




ただし、大幅に下がったとは言っても元が高すぎることには変わりない。
道中の脅威がどうしても排除しきれない以上、ある程度の消耗は覚悟する必要があるだろう。
逆に友軍なしで突破した提督達は甲難易度どころか史難易度*15を挑んでいたようなものだったわけで、
友軍艦隊実装が発表された際には称賛の声が上がった。
最高クラスの難易度をぶち抜いたのだから話と自慢の種にはもってこいである。
とっくに諦めて難易度落として攻略を完了してしまった一部の提督からは怨嗟の声も上がったが、友軍追加投入自体は事前予告されていたのだから判断ミスだった面もある



第一ゲージを破壊した後はさらにギミックを解除することになる。


ギミック解除条件は以下。

  • 水上打撃部隊でHマスS勝利
  • 空母機動部隊でFマスを航空優勢
  • 空母機動部隊でLマスS勝利

空母機動部隊の条件は低速混じりの艦隊であればさほど苦労せずにクリアできるだろう。
対潜艦の編成と艦戦部隊の派遣を心がければまず失敗しない。


水上打撃部隊の条件はやや面倒。
Hマスは第一ゲージの道中と同じく、潜水新棲姫の率いる潜水艦部隊。
しかし前述のとおり、東海による対潜哨戒部隊を送るだけでは殲滅は難しい。
第一艦隊に攻撃機を積んだ軽空母を入れ、先制対潜艦を3隻以上は編成しておきたいところ。



これが私の…決戦だから!



ギミック解除後は最後のボスゲージが出現する。
最終決戦の相手となるボスゲージにあしらわれているのは水面で分かたれた二羽の鶴


編成は高速統一の空母機動部隊が基本。
栗田艦隊・小沢艦隊・志摩艦隊・西村艦隊の面々には特効が存在するため、基本的にこのメンバーで編成するのは第一ゲージと共通。
ボスの制空が極めて高い上に敵編成が尋常ではないため、空母は基本的に装甲空母を優先。
Saratogaは海外友軍艦隊に含まれているが、彼女らは実質的に戦力と数えられる艦が少なく、活躍しない場合もあるため弾く用途で起用してもよい。*16


道中制空もかなりの厳しさを誇ることから、1隻は搭載機数の多い加賀などの通常型空母で艦戦キャリアにするのもアリ。
これにより、運営が意図したのかそうでないのか、瑞鶴の制空権を守り、彼女の決戦を後ろから見届ける加賀という胸熱演出も実現可能。
マリアナ沖での旗艦、大鳳に艦戦キャリアを任せる手もある。装甲空母ではあるものの、30機スロットでは攻撃機は全滅の危険性が高いため艦戦染めにしても良い。


第二艦隊は基本的に第一ゲージの編成をそおおよそ流用すれば問題ない。




道中は第一ゲージのギミック解除とほぼ同一だが、一部ルートが解放されより短くボスに到達できる。
ただし、第二艦隊に戦艦を入れると迂回が確定してしまうためそこは我慢するしかない。
また、最短ルートもあるがここは全員速度を高速+にするという条件が必要になる。
流石にスロットが潰れるデメリットが大きすぎるため推奨されていない。
丁掘りなんかでは採用の余地はあるかも知れない。前提が缶タービン12セットに12隻穴あけと相当にキツイが…


ラストの水雷戦隊マスのみ異なるが、ここは見かけに反して非常に厄介。
警戒陣を使用してくる確率がかなり高いため、回避補正を受けている艦を殲滅しきれずに雷撃を受ける可能性がある。
航空攻撃はツ級による迎撃であまり信頼できないため、道中支援はもちろんのこと陸攻4による基地航空隊の派遣もアリ。
撃沈できなくとも中破以下にしておけば被害はなくなる。
基本的には道中支援のみで片付けないと火力がとってもじゃないが足りないので支援を信じよう。
弾着や航空攻撃なら結構な確率で命中する。



そして、ついに辿りついた最終決戦の舞台。
そこで待っていたのは――



あなただって……


あなただって、本当は――


――知っていること




ノコノコトキタノ……?


ハッ…… バカ…ネ……



ワザワザ…シズミニ……


シズムタメニ…キタンダネ!




ボスは深海鶴棲姫
その姿はレイテ沖海戦において轟沈した瑞鶴武蔵瑞鳳が混ざりあった、怨念の塊と呼ぶべきもの。例によってやかましい。
おっぱいはフラット2で均されてしまったようだ
これらの艦は全てこのイベントに合わせて何らかの新規要素が実装されており、まさに因縁の対決と言える。
逆だった頭部の髪の毛は日本側から撮られた瑞鶴の最期の写真で乗組員がしている万歳と、彼岸花がモチーフであると言われている。


本人のスペックや敵編成もラスボスだけあって尋常のものではない。


深海鶴棲姫【甲作戦】
HP  800
火力 533(138)
雷装 123(108)
対空 88
装甲 283(280)


敵艦隊編成
深海鶴棲姫(HP800)
軽母ヌ級改flagship
軽母ヌ級改flagship
軽母ヌ級改flagship
戦艦棲姫改(HP700/装甲260)
重巡ネ級elite


軽巡へ級flagship
軽巡ツ級elite
軽巡ツ級elite
駆逐ナ級後期型flagship
駆逐ナ級後期型flagship
駆逐ナ級後期型flagship


本人だけ見ればゲージ一本目のボスより弱いようにも思えるが、あちらは制空値を持っていない
しかも随伴艦にダイソン改が登場。
スペックもE-6登場時そのままであり、この時点で既に絶望的な香りが漂っている。
ゲージ削り段階であるにも関わらずである。
ちなみに乙以下では削り段階では姫クラスは登場せず、深海鶴棲姫の随伴はヌ級3体ネ級2体となる。ランクの違いはあるが。




ウミノソコデ……クルシミト…カナシミヲ……


オモイダセェェェッ!




ゲージ破壊段階では-壊が付与され、さらに性能が強化。
そして一番の問題は、常軌を逸した敵編成にある。


深海鶴棲姫-壊【甲作戦】
HP  800
火力 667(207)
雷装 143(128)
対空 108
装甲 301(298)


敵艦隊編成
深海鶴棲姫(HP800)
空母棲姫(HP350/装甲220)
空母棲姫(HP350/装甲220)
戦艦棲姫改(HP700/装甲260)
戦艦棲姫(HP400)
戦艦棲姫(HP400)


軽巡へ級flagship
軽巡ツ級elite
軽巡ツ級elite
駆逐ナ級後期型flagship
駆逐ナ級後期型flagship
駆逐ナ級後期型flagship



もうどうしようもない
敵制空値こそ空母が減ったために減少したが、それ以外のすべてが天地の彼方へぶっ飛んでいる。
敵旗艦の装甲は当然のように300オーバー。他の第一艦隊も毎度見慣れた空母棲姫と戦艦棲姫で埋め尽くされる。
16春以来のオール姫艦隊がまたしても実現してしまった。
難易度乙でも戦艦棲姫2体が重巡ネ級elite2体になるくらいで結局姫クラス4体と相手をしなくてはいけない。
そこから丙に落としても装甲251である。随伴艦隊にダイソンも1隻。
流石に丁作戦だと随伴艦に姫はいなくなるが装甲251は健在である。



一応第一ゲージと異なり、基地航空隊も陸攻を選べば二式大艇なしでも届かなくはない…が、今回の基地航空隊は気休め程度だと思ったほうがいい。
まず、前回と違って基地航空隊に特効が確認されていない。随伴している(ノーマル)ダイソンには特効があるが、いかんせん数が多すぎる。
また、圧倒的な敵艦載機から制空権を確実に取るには陸戦で制空劣勢の基地航空隊を一隊は送りたく、そうすると手数も制限される。
熟練度を上げるのはE6を使えるが、それだけでもバカにならない燃料が飛んでいくのに、陸攻のみで出撃させれば一戦で熟練度が禿げ上がってしまうことも。


つまり、基地航空隊の漸減は精々第二艦隊の水雷組を潰すくらいしかあてにできない中、この圧倒的すぎる敵艦隊を真正面から打倒しなければならないのだ。
友軍艦隊の力すら及ばず、もはや撃破は不可能と断言される状態にあった。実際、後段作戦開始から24時間以上が経過した段階でも誰一人甲作戦はおろか乙作戦すらクリアできていなかった。*17



カエレルト…オモウナヨ…!


カエサナイ…カラ…!






このあまりにも絶望的な状況を打ち破ったのは…
通信途絶から回復した大本営であった。


2/23、疲労の限界でかなり日本語が怪しい中大本営は深夜にこのような電文を発した。



我が「連合艦隊」全水上部隊及び機動部隊本隊の戦力を以て


敵機動部隊空母群


同護衛艦艇群


そして主力旗艦艦隊を撃滅せよ!



この補足電文は、明らかにあるものを指し示していた。
かくして、このゲージ2本目には踏まねばならないステップがもう一つあったことが判明。
ギミックの解除である。*18
一応、大淀の電文にヒントがないわけではなかったが…


史実ではエンガノ岬の小沢囮艦隊からの通信は不調になり、彼らの奮闘は水泡に帰した。
だが本イベントは通信の復帰に伴い光が見えてきた。
不調は全くの偶然と思われるが、こんなところでまで史実が再現されたと思えば胸熱な展開とも言える。だが犯人は絶許


このギミックは甲乙限定で存在する。
解除条件は以下。

  • 水上打撃部隊でQマスに到達してS勝利
  • 水上打撃部隊でMマス、Wマスに到達してA勝利

隠されていただけあってどちらも中々の曲者。歴戦の提督が誰もギミックを告知まで発見できなかったのである。


Qマスには低速艦混じりかつ戦艦5以上であれば到達可能。
ただし、水上打撃部隊であっても第一艦隊には戦艦は4隻までとなっている。
第二艦隊にも高速戦艦を1隻配備して条件をクリアすれば良い。
Qマスの編成は空母機動部隊の時と変わっていないため、道中支援と航空隊の集中を忘れずに。


Mマス、Wマスは高速統一であれば到達可能。
ただし敵編成はゲージ出現ギミックの時と変わっていないため、Hマスへの対潜哨戒は必須。
Mマスの空母棲姫も事故があり得るので、艦隊司令部施設を搭載しておくとなお良い。



ギミック解除後は各艦の特効倍率がかのクロスロード特効を彷彿とさせるほどに上昇。
下記の3人を除く栗田・小沢・志摩・西村艦隊の所属艦であれば1.65倍
武蔵、瑞鳳、瑞鶴の3名は1.8倍
そして、翔鶴2.4倍
史実艦じゃないのに瑞鶴を守る為だけに限界突破し過ぎちゃう翔鶴姉のシスコンパワー*19


また、丙作戦以下ではギミックそのものが存在しない。
ただし初期状態から特効自体は上記程ではないものの存在するため、出来るだけ史実艦染めで攻略することを推奨する。




ここまでの大火力であれば、もはやどんな敵艦隊であろうと恐れることはない。第一ゲージを抜けられたならば十分いける。


新たに友軍艦隊としてやって来る大和率いる「栗田艦隊」、IowaやBismarckを中核とした「欧米艦隊」。そして二水戦や十戦隊の力も借り…


+ これが紡いできた絆の力だ!-

  • 北大西洋条約機構(NATO)艦隊:Iowa・Saratoga・Arc Royal・(Richelieu)・Graf Zeppelin・(Warspite)・Bismarck

「Richelieuよ、来てあげたわ。援護してあげます。さぁ、撃ちなさい!」


「Admiral…本気ね」


米英仏独連合艦隊という超豪華メンバー。
Iowa、Warspiteは運が高いのでCIが出やすく、Saratogaは運が高く夜戦可能なマークトゥーで参陣、その上で夜間攻撃・戦闘機ガン積みで豪快に殴るので非常に攻撃力が高い。くれよ、それぇ!
しかし他空母二隻がソーフィッwwwと足しにならない単発攻撃しか撃ってくれないので振り幅が非常に大きい。レイテ特効もなし。
ハマれば幸運艦+Richelieuとビス子の大火力で大暴れしてくれるが、失敗するとソーフィッwww筆頭にカス当たりで終わってしまう。
ちなみにウォー様とRichelieuが落伍している場合もある。なんで空母じゃなくそっちがry
まぁ、冷静に考えれば空母抜きでここまでやってくる他の友軍の方が狂気じみてるのかもしれない。



  • 仏米独戦艦隊:Richelieu・Iowa・Bismarck

「仕方ないわね、amiral?助けてあげるわ。Feu!」


3隻にまで減ってしまったNATO艦隊。旗艦が運の高いIowaからRichelieuに変化しているので5隻編成よりなおのこと期待薄。
上手いこと全員CIを打ち込めばそこそこの戦果は出るが…



  • 挺身艦隊:霧島・比叡・雪風・天津風・春雨・夕立

「第十一戦隊、戦艦霧島、戦場に突入せり!
 これより、突撃を敢行!第一遊撃部隊を掩護する!てぇー!」


「お姉様!比叡、助けに来ました!気合、入れて…!撃ちます!」


E-4以来の登場。旗艦が霧島にスイッチしている。
雪風以外特効がないのでそんなに大きな期待は出来ないものの、6隻で殴ってくれる。
戦艦2人は主砲カットインになっており、発動すれば装甲を抜く可能性はあるが、運は高くないので発動率が微妙。



  • 西村艦隊:時雨・最上・朝雲・満潮・山雲

E-6と同じ編成。西村艦隊所属のため全艦特効対象。
時雨の魚雷CIが上手く刺さると大戦果が見込める。
ただし時雨は本隊の採用候補でもあるので、この編成を呼びたいかどうかで考えよう。



  • 第四戦隊:高雄・愛宕・鳥海・摩耶

もはや顔馴染み。今回は特効が非常に大きいのでE-6より大きな戦果が期待できる。



  • 第十九駆逐隊:敷波・綾波・浦波・磯波

「十九駆、見参。綾波さ…準備はいい?よーし、味方艦隊を援護する。突撃開始!」


「綾波、了解!いーきまーすよー!」


夜戦とあらば即参上!の域に達した三水戦の夜戦バカ達。E-7の場合全友軍を弾くことはほとんどないけど*20ちゃんといる最低保証。
他海域で来る編成と違い、敷波が旗艦を交代している。
4隻と少なく特効もなしでは、さすがにこの相手では火力不足か。
しかし相手のHPが非常に高いため割合ダメでもバカにならない。下手に特効もないのに装甲をちょろっと抜く結果に終わるよりよっぽど良い削りになることも。



  • 第一遊撃部隊抽出・栗田艦隊:大和・長門・妙高・羽黒・長波・初霜

「主砲、緒元修正急いでください!戦艦大和、全主砲全力射撃!いきます、てぇー!」


「よーし!全主砲、いくぞ!一斉射!てぇぇぇ!!!」


1本目に友軍が導入されたのと同じ日に追加された。新旧連合艦隊旗艦が武蔵と小沢艦隊のために揃って駆けつける、胸熱編成。
全艦特効持ちの上火力が軒並み高く、大和と羽黒以外は運もそこそこある最強クラスの友軍。全員のCIが入れば随伴艦なら一掃可能。
ただし全員CI仕様なので、発動できるかは運次第。
安定した発動率なのは初霜と、砲雷電で2回判定の長波ぐらいで、長門妙高は若干難がある。旗艦補正が大きい大和も運は高くなく、羽黒は結構厳しい発動率。
大和と長門は単発でも随伴姫にも有効打が入ることのある火力だが、運が悪いとその火力を活かせないまま帰ることも…



  • 第二水雷戦隊:能代・島風・長波・藤波・沖波・初霜

「矢矧、悪いわね。先に行くわ」


華の二水戦レイテバージョン其ノ弐。一本目に続き援護してくれる。
なにげにメンバーが変わったが大差ない。倍率が上がったので侮れない活躍を見せてくれる。



  • 第十戦隊:矢矧・磯風・浦風・浜風・雪風

こちらは一本目と同じメンバー。倍率が上がってる分一本目より暴れるのは二水戦と同じ。



今まで育て上げ、共に戦い抜いてきた艦たちの、鶴翼の下に集った絆を信じ…





暁の水平線に――勝利を刻め!






「今は遠慮はなしだ!そうだろう?相棒よ!」


ウミノソコハネ……?



「瑞鳳の艦爆隊…お願い!」


ツメタクテ…



「肉薄する!くたばれ!」


ヒトリハ……



「瑞鶴を……みんなを…守って!!」


サミシィ゛ィ゛ィッ……!







フ……モウ…イイヤ


ヤルダケ ヤッタカラ……


ソウダ……ワタシハ…ヤルダケ ヤッタンダ…


アノヒ、アノウミデ……エッ…?


あなた……あなたは、ワタシ? そう、か…





よしッ!






クリアボーナスはEssex級航空母艦 Intrepid。
丙作戦では勲章2個。乙作戦では改修資材と51㎝連装砲が追加。
さらに甲作戦では紫電(三四三空)戦闘301が獲得できる。


51㎝連装砲は以前に実装された「試製51cm連装砲」の強化版。火力に加え装甲もアップと順当に強化されている。その重さゆえに回避-1は改善されていないが
イベント後に改修も可能になった。


紫電(三四三空)戦闘301は、「第343海軍航空隊」に所属する「戦闘301飛行隊(新選組)」
三四三空(通称剣部隊)は戦争末期に結成された日本本土防空戦の戦闘機部隊であり、物資が不足する中で紫電改を駆り、最後まで戦い抜いた精鋭部隊である。
隊長である撃墜王「菅野直」の築いた伝説は別項目に譲るとして、艦これでのその性能は出撃時対空+17相当防空時対空+19相当と、2018年3月現在最強の局地戦闘機である。
局地戦闘機故に航続距離は陸上戦闘機や艦上戦闘機には劣るのだが、こと防空については右に出る物は無い。



Intrepidはアメリカ海軍のEssex級航空母艦の一隻。フフフ…エセックス!エセックスだ!*21
イラストレーターはしばふ氏、CVは久保田ひかり氏。もはや恒例と化しているDMM英会話艦である。
Essex級は太平洋戦争においてアメリカ海軍が運用した空母のうち、新鋭でありながら22隻というもっとも多い建造数を誇る正規空母であった。
極めて高い艦載機運用能力を持ちながらも、アメリカ脅威の工業力による「月刊正規空母」とまで呼ばれるほどの建造スピードは有名。
実際に大戦に間に合って参戦したのは14隻だったがそれでも日本の全正規空母の合計を上回る。
クロスロード作戦を指揮した「シャングリラ」は20番艦。
戦争後も改修を受けてアメリカ海軍の機動部隊を構成しており、まさに戦時正規空母の完成形と言える存在。
ただし高性能であったものの、急造型であったせいか防御力にはかなりの不安が残っていた。*22
沈まずに済んだのは優秀なダメージコントロールの賜物である。


Intrepidはその3番艦だが、図鑑では就役順に従って5番艦と名乗っている。*23。トラック島空襲、レイテ沖海戦、沖縄攻略作戦に参加し、大和の撃沈にも関与している殊勲艦である。
度重なる特攻機の突入を受けているものの、ダメコンや修理によって最後まで問題無く太平洋戦争を戦い抜いた。
戦後は朝鮮戦争に参加したのち、何度も改装を受けながら、宇宙計画華やかりし時代に宇宙船の回収にも携わっている。
現在はニューヨークのマンハッタンにて航空宇宙博物館として第二の人生を送っている。
出川哲朗にリアルで「スカイママ」と呼ばれたりもした


外見は栗色の髪に笑顔を浮かべたしばふ村の英語教師
胸部装甲は例にもれずアメリカサイズ。中破ではキングサイズとも形容できる非常に豊満なモノが拝める。
航空艤装もアメリカ空母共通の銃型だが、航空甲板は背部ユニットと分離して両腕がフリーになっている合理的な設計。
性格も外見に違わず快活で、国籍を問わず様々な空母と交流しようと試みている。
博物館時代の記憶もきっちり持っているようで、雄猫とかバラライカとか猛禽類とかのとんでもない名前を口にしたりする。


性能は最新鋭空母だけあってかなりのもの。
特に搭載機数が凄まじく、改造前の段階ですら搭載機数96
改造後ではなんと112となる。ついに100の大台を突破してしまった。
スロット配分も40/36/21/15と合理的かつ大ボリューム。ただし割合撃墜される数も増えてしまうので、ボーキサイトの残量には要注意。
勿論他の性能も強力。火力は55→58、対空は90→95、索敵は80→90、装甲は80→90と改造前の段階ですら実運用で耐えうるハイスペックぶり。
特に装甲は装甲空母勢を抑えてトップである。
おまけにデフォルトで射程:中である。
こんな高性能なのを20隻も抱えている相手に瑞鶴と残された軽空母だけで戦う絶望感がお分かりいただけるだろうか
ただし欠点として耐久値が二航戦改二並と低めになっており、回避も飛び抜けて高いわけではない。装甲値が戦艦並なので補えはするのだが、完全なる万能というわけではないので注意。
また、例に漏れず燃費も悪い。こっちも装甲空母組とタメを張れるレベル。




レアドロップは最終決戦だけあってきわめて豪華。
ボスマスではIowaBismarckSaratogaといった超絶レアかつ希少な艦がドロップ。
また第一ゲージのボスマスと第二ゲージのボス前のWマスでは親潮がドロップする事がある。
特にIowaはドロップ初解禁、BismarckやSaratogaも入手手段が極めて限られているため魅力的。RichelieuやGraf Zeppelin、Ark Royalも落ちる。
おまけにIowaは前の入手機会から実に歴代最長の1年9か月ぶりとなる入手機会となる。
そのためまだIowaを持っていない提督は難易度を丁に落としてまででも獲ろうとする人が続出した。
おまけにここで泥する海外艦は未所持じゃなくてもドロップする。特にSaratogaが一限でないのは装備改修の都合や改装時の特性に合わせて複数持っておきたい提督にとっては非常にありがたい。
ただし周回は極めて面倒。おまけにいつものことだが仮にボスにA勝利しても軽巡ばかり、S勝利してコモン重巡が泥することもザラ。
また、Iowaは複数出るが三隻目以降は出ないと見られている。Iowa砲の量産は限界あり。
丁作戦にしろ甲作戦にしろ、一度ゲージを破壊した後でゆっくりそして根気よく掘るのが定石。
甲作戦の報酬は極めて希少品ではあるものの、性能的には類似装備が多いため難易度を落とす提督も多い。


なお、この海域を突破した提督全てに海域突破マークの隣にレイテ前篇と同じく海峡章のマークが追加される。



エンディング



若し今 明かりが消え 向かい風に沈んでも

見上げた月の空 幾星霜 輝いて


相棒よ、終わったぞ…!


この夜も この星も きっと巡り行く

あの 冬の夜 私そう願ってた


我が連合艦隊、第一遊撃部隊…

そう、栗田艦隊は、敵艦隊を…撃滅したぞ…!


だけどすべては消えてゆくのね

それでも月はそこにあるの そうよ―


そうだな…今はゆっくり眠りたい…

相棒よ、少し傍にいてくれ…


提督(あなた)と 歩んだ季節

いつでも胸で光ってる


ああ、これでゆっくり、眠れそうだ…


奔ったね 転んだね

一緒にね 恋のよに叫んだね


ありがとう……



私達 心の桜

未だ見ぬ春 芽吹くかな


捷一号作戦…作戦成功!


笑ったね 泣いたよね

君がいた 祈るよな奇跡


やったよ…やったよ、私たち…!


提督(あなた)と 目指した優しい

未来 きっと信じてる


瑞鶴…提督…お疲れ様でした…!


宵のうち 夏の夜

時が満ち すべて消えゆく前に


私もずっと…


夜風散る 花の中で

提督(あなた)と 月を見上げてる


一緒に…


笑ったね 泣いたよね

大切な 大切な 記憶


提督さん…翔鶴姉…ありがとう


忘れない 忘れない ずっと


[[愛してる…ずっと!>提督LOVE勢]]



瑞鶴嫁提督にとってはこの上ないハッピーエンドだが、単婚で別の艦娘が嫁だった場合この後の瑞鶴の運命や如何に
特殊ボイス扱いなので図鑑に格納される可能性も高い


全ての作戦を完遂した提督たちには、イベント終了後のアプデで捷号章が配布された。
捷号章は前回の海峡章と同じ扱いだが、海峡章との最大の違いは最終海域を突破した難易度によって光り方が違う事
丁で終えた場合は何も光らないが、丙で突破すると少し光り、乙で突破すると丙より多く光る。そして甲で突破すると黄金に光り輝くようになっている。そのおかげで甲突破した人を一層うらやましがる事が前より増えたとかそうでないとか




提督さん……ただいま


ありがとう



追記修正は暁の水平線に勝利を刻んでからお願いします


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  • 悪質なコメントが既に報告されているので、依頼に基づきリセットと警告を行いました。当wikiの[消されるコメント例]もご参照ください。 -- 名無しさん (2018-03-20 16:13:59)
  • とりあえず祝日である明日は全力でE-1まるゆ採掘に励もう。あんな大安売りそうそうないぞ -- 名無しさん (2018-03-20 16:35:56)
  • 今日E-7完走したけど、あとはジャービス掘らなきゃ…E-1行く時間あるかどうか -- 名無しさん (2018-03-20 21:03:02)
  • なんか一斉に特効を特攻に直した人いるけど、正しいのは「特効」だぞ?「特別な効果」なんだし。 -- 名無しさん (2018-03-22 22:54:40)
  • 他ゲーだとどっちでもいいみたいになってることもあるけど、艦これだとカミカゼや回天みたいな特攻も連想する場合あるしな -- 名無しさん (2018-03-23 01:08:50)
  • ところでE7の作戦名を「暁の水平線に勝利を--」にしないのはなんでなん?イベント終わったし正式名にしてもいいとおもうけど。 -- 名無しさん (2018-03-24 08:31:16)
  • ↑直しといたよ -- 名無しさん (2018-03-24 08:57:53)
  • 特攻については「特殊攻撃」と混同するケースがあるからそういう意味でもよろしくはないな(艦これでも俗に言う夜戦CI・夜戦連撃の正式名称が夜間特殊攻撃だったりするし)。やっぱり日本語の使い方がおかしいのは直すのが無難(もう直ってるけど。 -- 名無しさん (2018-03-24 16:37:40)
  • 先週発売した佐世保鎮守府アンソロ16巻に「丁作戦」と武蔵改二が出てきて一体いつ描いたんだこれってなった -- 名無しさん (2018-03-29 21:07:15)
  • 閣下これくしょん好きの自分としてはこのイベントはあの方にクリアしてほしかった。 -- 名無しさん (2018-06-18 14:37:58)
  • 良い記事やん。泣いた -- 名無しさん (2018-07-01 13:52:12)
  • E-7の編成解説で「軽巡はフィニッシャーにするならカットイン仕様の阿武隈改二でほぼ固定」ってあるけど、フィニッシャーとしての役割だけを考えるならカットイン阿武隈改二よりカットイン神通改二の方がハードル低い(装備的な意味で)しダメージ期待値高いよね。 -- 名無しさん (2018-07-27 12:48:15)
  • ん?BGMの曲名、コンプティーク付属のやつ以外はどこから出てきた?↑特効がないからただの夜戦火力キャップじゃほぼ弾かれるぞ -- 名無しさん (2018-09-16 03:51:37)
  • ここより愚痴スレのほうがよっぽど正しいこと書いてて戦慄 -- 名無しさん (2020-06-11 10:14:28)
  • ↑愚痴スレ?アンチに乗っ取られてデマばっかなのになに言ってるのかと -- 名無しさん (2024-02-02 12:59:41)

#comment

*1 2018春は期間限定海域はなし
*2 Flash Playerがサポートを終了し、HTML5への移行に伴い大規模なシステム変更が必要となるため。艦これに限らずHTML5への移行準備を整えるブラウザゲームは多く、艦これに於いてはこれを機にシステム面のリフレッシュや改善を望む声は多い
*3 「噴」ではないが、環境依存文字であるため代用。本来は火偏に「貢」で「こう」と読む。
*4 なんと、改二前と改二の両方に決戦差分が用意された艦娘が何人かいる他、島風はうさみみリボンが白い新規絵
*5 特に史実における瑞鶴の相方の立ち位置を翔鶴に取られる形になった瑞鳳が話題に上がる事が多かった。
*6 ルールル ルルル♪でお馴染み。
*7 実は17春の護衛棲姫も同じ仕様であった
*8 排水量8500トンであるため秋津洲よりも小型。それでも活躍できたのはカタパルトを装備していたことが大きい。
*9 このとき、島風も見つけている。
*10 一般人がよくイメージする緑色の線がくるくる回るアレ
*11 甲Sで8%、Aで約4%程度
*12 イベント開始と同時に武蔵改二が実装されたため、戦艦水鬼は武蔵の対存在であるという説が持ち上がった
*13 1.15倍。戦没艦は1.2倍という情報もある。
*14 一応、対空3以上の陸攻3機+一式陸攻三四型で全機熟練度MAXであればギリギリ制空劣勢はもぎ取れる。どちらにせよ装備が潤沢な提督向けの戦術であることには変わりない
*15 艦これ改にて存在する甲より上の難易度
*16 ソードフィッシュ染めのArk Royal、さほど幸運値が高くないのにカットイン装備のRichelieuなど。Saratoga本人の夜襲は強力だが、1YB抽出部隊に来てもらった方がダメージ効率は良い
*17 ギミックなしで史上最難の一角である15夏E7甲作戦を突破したビッグセブンの一人が一時断念するレベル。
*18 要はツイッターの凍結でギミック解除のヒントが出せなかったという話
*19 翔鶴に強烈な特効倍率がかかっているため、E7のモチーフはマリアナ沖海戦ではないか?という説もあるが、翔鶴以外のマリアナ沖海戦で沈んだ艦は特効補正が特に入っていないため、この線は薄い。そもそもボスが瑞鶴+瑞鳳+武蔵だし。
*20 使われる頻度が高い艦で組んだ例として、第一艦隊にIowa、第二艦隊に摩耶・雪風・能代・時雨・妙高と入れた場合十九駆以外すべて弾く。
*21 名前が名前ゆえ、前述の凍結騒動の際は運営がエセックスを連呼しすぎたせいなどという風説も立った。やめないか!
*22 8番艦の「フランクリン」は銀河から250㎏爆弾2発の直撃を受けて大破した。
*23 アメリカと日本では〇番艦の数え方が違うことに注意。

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