登録日:2018/01/26 (金) 00:39:39
更新日:2024/02/16 Fri 14:26:49NEW!
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ザ・ウルトラマン ウルトラマン 鎧 内山まもる ウルトラセブン 漫画オリジナルキャラクター オリジナルキャラクター 剣 ウルトラナンバーワン戦士 ファイタス ばかやろう
「忘れたのか、ウルトラナンバーワン戦士のオレだぜ!」
ファイタスとは、故・内山まもる作の漫画『ザ・ウルトラマン』などに登場する、漫画オリジナルウルトラ戦士である。
概要
フェンシングのユニフォームのような青と銀の鎧を身にまとった姿をしており、兜や肩等には翼を思わせる装飾がなされている。*1腰にはレイピア状の剣を下げており、直接戦っていないセブンが一目で只者ではないと言わしめる程。
その正体は宇宙警備隊アンドロメダ星雲支部隊長メロスの弟であるウルトラ戦士。メロスと同じく上記の通り鎧を身にまとっているが、メロスに比べてスマートな印象を受ける。
初登場時は自分の力を過信してかかなり荒っぽい性格をしていた。
初登場時のタイトル通り、「ウルトラナンバーワン戦士」を夢見る若き戦士といったところだろうか。
活躍
『若きファイタスの挑戦』で初登場。
ジャッカル大魔王との戦いが終わり、ウルトラの国の道場で技の指導に当たっていたセブンに試合を申し込む。セブンが「他流試合は厳禁だ」と断ると、「臆病風に吹かれ隠居の身」、「ひきょう者」と挑発、それに怒った門下生を素手で倒しセブンに剣を突き付けるが、頑なに断るセブンに肩を落として引き下がった。
「ふ…おぼえておいてもらおう。」
「オレはセブンと勝負をつけることをあきらめんぞ。」
しかし、密かにウルトラの国に潜入していたジャッカル軍団の生き残りが彼を利用して話を持ち掛け、ウルトラの母と銀十字軍が誘拐される事件が発生。現場に残っていたウルトラサインでセブンを呼び出すと、ジャッカル軍団がウルトラの母たちを人質にとるが、ファイタスはジャッカル軍団を裏切りウルトラの母救出に協力する
「よしやがれ はじめからこのつもりだったのさ。」
「ましてやセブンをきさまらなんかに殺されてたまるか!」
ジャッカル軍団は彼を利用したつもりであったが、逆に彼はセブンを呼び出すのにジャッカル軍団を利用していたのだ。
一方のセブンはウルトラの母の救出に向かうが、ジャッカル軍団員に阻まれる。しかに、そこに飛来したブーメランが突き付けられていた剣を破壊!そこには、メロスの姿があった!
「あ………。あにきどうしてここへ。」
ここで、鎧の男がメロスの弟のファイタスであることが判明。名前もここで明かされた。
ファイタスはメロスと共にジャッカル軍団の生き残りを捜査する任務に就いていたのだが、ファイタスはセブンに挑みにかかっていたのだ。恐らくはジャッカル軍団をおびき寄せるためにわざと誘いに乗ったのかもしれないが、結構な被害が出ている。
ウルトラ兄弟も駆けつけてジャッカル軍団を一掃し終えると、今度は自分たちの番であると、セブンに改めて決斗を申し込む。メロスからも頼まれて、セブンはファイタスの挑戦を受ける事にした。
「メロス、それがどういう結果になるかわかっているのか。」
「ああ、ばかな弟さ………。」
セブンのアイスラッガーとファイタスのレイピアによる一騎打ち。両者は一気に距離を詰め、互いの獲物が交差する―――
一瞬のうちに
勝負は決まった!
セブンがアイスラッガーを頭頂に戻すと、先端が割れて地面に落ちる。しかし、ファイタスも地面に倒れる。勝負はセブンに軍配が上がった。
「しっかりしろファイタス………わたしが戦った中でおまえが一番強かった………。」
倒れるファイタスを抱きかかえるセブンだが、命の尽きかけたファイタスはセブンをたたえた。
「ふふ、ウソをつけ………。」
「セブン………やっぱりあんたがウルトラナンバーワンだ………強い。」
「強すぎる………。」
ばかやろう。………なにがナンバーワンだ、命をそまつにしおって。
最強の戦士を夢見た若きファイタスの挑戦は、こうして終わったのであった。
「しっかりしろ!セブン!!」
時は流れて2009年、内山氏による『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』の漫画版にて再登場。
ジャッカル軍団によってブラックホールに落とされたウルトラ兄弟を救うべくセブンの前に現れた。この時、ウルトラマンヒカリによって命を助けられた事が語られている。
ブラックホールに落ちたウルトラの父とヒカリを救うためにセブンに鎧を貸し、自身はジャッカル軍団の放った宇宙鳥獣ガロウラーに挑む。
この時初めて鎧の下の素顔が明かされ、若干ダイナに似た顔つきをしている。漫画のシーンを見る限りでは恐らくレッド族であると思われる。
ガロウラーの素早い動きと虹色の光線に苦戦するも、ファイタスと戦っている隙にウルトラ兄弟の連携でガロウラーはブラックホールに消え、勝利に貢献した。
ガロウラーとの戦いでは自慢の剣技だけではなく、剣先から放つ螺旋状の破壊光線『スパイラルビーム』を披露している。
余談
- 自分に挑んだファイタスの死を惜しんでいたセブン。後にゼロが若さ故の過ちを犯した際に厳しく当たっていたのは、もしかしたら息子である事に加えてこの時の事を思い出していたのかもしれない。
追記・修正は、ウルトラナンバーワンになってからお願いします。
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