スターターデッキ(遊戯王OCG)

ページ名:スターターデッキ_遊戯王OCG_

登録日:2017/07/15 (土) 02:54:48
更新日:2024/02/08 Thu 13:41:31NEW!
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これからデュエルを始める君に――――





スターターデッキとは遊戯王OCGにおける構築済みデッキ商品の一つ。
文字通り、遊戯王OCGを始める上でのスターターとなるデッキである。一応



【概要】

公式で「これからデュエルを始めてみたい人に」と謳われている通り、ルールを知らない初心者向けの構築済みデッキ。
「構築済みデッキ」「デュエルフィールド」「ルールブック」というストラクチャーデッキと同等の内容に加えて、スターターガイドがつく。


基本的にはスターターの名前通り、複雑な効果のカードはほとんど入っておらず、通常モンスターが多め。
ストラクチャーデッキのようにデッキ特有の動きというものも基本的にはないため、
動きとしてはシンプルであり、基本的にはコンマイ語の被害にあうことは少ない。


テーマ性も低く、様々な種類のカードに触れる事を重視した構成となっていることが多い、


その分デッキパワーも低めになっている商品が多く、やはりルールを覚えるための商品という意味合いが強い。
多少でもルールを理解しているのであれば、初心者でも最初からストラクをベースにしてある程度戦えるデッキを作っていった方がよい場合もある。


アニメが代替わりし、新召喚法が導入された時は一番最初にその召喚法を体験できる商品として発売される。
そのため、上級者でも新しい召喚法の感覚を掴みたいなら買うとよい。
No.39 希望皇ホープ》、《ガチガチガンテツ》などスターターで登場したカードが環境で使われる事もある。


そのため、「とりあえず遊戯王に触れてみたいなぁ」という人に基本的にはオススメできる商品であり、
その後、ストラクチャーデッキや、目当てのカードが入ったパックなどを購入してデッキを構築していくとよいだろう。


その他、構築済みデッキとしての利点はストラクチャーデッキと同等なので、そちらの項目も参照に。



スターターの歴史

「STARTER DECK」という名称が登場したのは第4期に当たる2006年だが、ここでは第1期と第2期の構築済みデッキも紹介する。


「STARTER DECK」としては2006年以降、毎年3月に発売されている。
また「STARTER BOX」の存在から歴史は古いが、そのコンセプト上1年に何回も発売されていないため種類は少な目である。



スターターデッキ一覧(一部スターターデッキポジションの構築済みデッキを含む)


『STARTER BOX』 1999年3月18日発売


記念すべき最初のスターターの名を冠した商品にして、初めて発売された構築済みデッキ。
BOXの名に恥じず、デッキだけではなくデッキケース・電卓・デュエルフィールド・スターチップ…などなど必要とされる物は全て揃っており、価格は3480円。
値段の面ではスターターらしくないかもしれないが、内容的には十分スターターデッキとしての要件を満たしている。


カード面では「強靭!無敵!最強!」な《青眼の白龍》と《サンダー・ボルト》が収録されており、これを買った者がデュエルを優位に進められる傾向にあった。
そして今や派生カードが大量出現している《ワイト》が初めてOCGに登場したデッキでもある。


予約特典のスーパーレア仕様の《エルフの剣士》は、現在では入手困難な一品だ!



『EX』 1999年12月16日発売


ご存知、主人公の武藤遊戯とライバルの海馬瀬人のデッキをイメージした二種類の構築済みデッキが封入されたセット。
税抜2000円で新規デザインの《青眼の白龍》と《ブラック・マジシャン》をはじめ、
死者蘇生》、《心変わり》、《ブラック・ホール》といった強力なカードが入っており、比較的人気が高めだった商品。


ちなみにこの商品1つで《魔法除去》が計6枚も手に入る。



『EX-R』 2000年11月23日発売


EXの1年後に発売された構築済みデッキ。EXのとの違いは

  • カードフォーマットが2期仕様
  • 新規カードとして《クロス・ソウル》と《手札抹殺》が収録
  • 一部カードのレアリティが変更
  • ルールビデオが付属

といった具合で特典を追加したEXの再版に近い。


定価がEXより1000円上がっていながらほとんどEXと変わらない内容だったためか、あまり人気は出なかった様子。


人喰い虫戦士族誤植」事件はこのデッキでの出来事である。




『STARTER DECK(2006)』 2006年3月23日発売


初のSTARTER DECK。
内容は当時放送中の『遊戯王デュエルモンスターズGX』で主人公の遊城十代が使用するE・HEROを取り入れたデッキとなっている。
「初心者用デッキ」の名の通り、カード効果が基本的だったり分かりやすいカードが揃っているデッキ。
ただ、E・HEROバニラ枠で入っているだけといえる構成であるため、残念ながらアニメのように融合召喚は行えない。


本STARTER DECKには通常版とスペシャルセット版が存在しており、
スペシャルセット版にはガイドDVDに加えて後にアニメGXでエド・フェニックスや覇王十代が使用するイラスト違いの《E・HERO スパークマン》が付属した。




『STARTER DECK(2007)』 2007年3月22日発売


STARTER DECK第二弾。
《地砕き》《突進》《スケープ・ゴート》などの有用な再録カードが目玉となった。
なお、今回も《E・HERO ネオス》を筆頭にE・HEROやネオスペーシアンが収録されてはいるが、
十代を意識したデッキというわけでもないため、やはり融合召喚は行えない。


今回でも通常版とスペシャルセット版があり、スペシャルセット版にはガイドDVDとノーマルパラレルレア仕様の《E・HERO ネクロダークマン》が付属していた。


ちなみにSTARTER DECKの中で唯一、海外版が存在していない。
代わりに海外新規のスターターである「Starter Deck Jaden Yuki」(遊城十代)と「Starter Deck Syrus Truesdale」(丸藤翔)が販売されていた。




デュエルが進化する


『STARTER DECK(2008)』 2008年3月15日発売


第6期へ突入するとともに新たなルールであるマスタールールが施行。それに対応する最初の商品である。
シンクロ召喚に必要なシンクロモンスター及び「チューナー」が新規カードとして収録されたスターターデッキ。
ちなみに、新規カードが収録されるのはスターターデッキでは初めてのことである。


注目はやはり遊星の序盤の主力《ジャンク・ウォリアー》や戦闘に強い《ギガンテック・ファイター》といったシンクロモンスター。
また、もう1体のシンクロモンスターは約1カ月でほぼ上位互換が出てしまいネタ扱いされる事に。


CMでは不動遊星がナレーションを担当し、BGMとして1期OPである「絆-キズナ-」が使用されており、
「だからーん」で始まるオープニングソングと遊星の言ったキャッチコピーはデュエルの新時代を予感させた。




デュエルを始めたい君に、デュエルの興奮を味わいたい君に


『STARTER DECK(2009)』 2009年3月14日発売


過去のSTARTER DECKとは違って、「戦士族」や「X-セイバー」などの明確にコンセプトが定められているのが特徴的。
基本コンセプトは変わらず、引き続きシンクロ召喚を取り入れたデッキとなっており、やはり遊星を意識したスターターデッキである。
しばらくの間《ガトムズの緊急指令》はここでしか手に入らず、「X-セイバー」が強化される度に高騰して行ったのは語り草。


公式サイトでのキャッチコピーは今回初収録された《ロード・ウォリアー》の召喚口上が使用された。




これからデュエルを始める君には、STARTER DECKだ!


『STARTER DECK(2010)』 2010年3月20日発売


第7期最初の商品であり、カードフォーマットが変更された初のスターターデッキ。
複数枚カードを破壊できる効果を持つ《ジャンク・デストロイヤー》が目玉。
より遊星を意識したスターターデッキとなっており、優秀なつり上げ効果を持つ《シンクロン・エクスプローラー》は後に活躍することに。
ややコンボ色が強く、単体のカードパワーが低めなので、初心者にはあまりお勧めできないような内容になっている。


なお、《ジャンク・シンクロン》《スピード・ウォリアー》《ツイスター》《シンクロ・ヒーロー》《くず鉄のかかし》《ジャンク・ウォリアー》は3年連続続投した。


ちなみに今回のスターターデッキは単独のCMがなく、THE SHINING DARKNESSのCMの後に告知されているのみという地味な仕様となっている。



オーバーレイ・ネットワークを構築し、エクシーズ召喚!


『STARTER DECK(2011)』 2011年3月19日発売


ここからZEXALに突入。
新ルールであるマスタールール2に対応する最初の商品にして、エクシーズ召喚が初収録されたスターターデッキ。
エクシーズ召喚を学んでもらうためか、エクシーズ召喚やエクシーズ素材に関するカードやレベル調整に適したカードが多く収録されているのが特徴。


今回収録された九十九遊馬のエースモンスターである《No.39 希望皇ホープ》はその後も高レアリティで再録され続け「再録皇」と呼ばれることに。
またランク2の中では有用な《ガチガチガンテツ》も登場している。


CMでは1期OPである「マスター・ピース」がBGMとして使用された。




エクシーズ召喚で勝利をつかめ!


『スターターデッキ(2012)』 2012年3月17日発売


今回からスターターデッキの部分がカタカナ表記となった。
再録皇伝説としては、初めて過去の構築済みデッキでパッケージを飾ったウルトラレアのモンスターが再度パッケージを飾った。
ちなみにスターターデッキでは初めてキャラクターがパッケージイラストに描かれている。


前年に引き続き[エクシーズ召喚が簡単にできる使用になっているほか、
《No.39 希望皇ホープ》以外にも魔人と名の付くエクシーズモンスターを4枚収録という豪華仕様。
その中でも《交響魔人マエストローク》は当時のランク4ではかなり使われた。


しかし今回のスターターデッキの特徴としては何と言ってもCMである。


その内容とは
リアルで【代行天使】使いのガチプレイヤー小松未可子氏(実写)が、デュエル素人として登場し、観月小鳥(デュエル初心者)がスターターを紹介する
という、色々な意味でぶっ飛んだ内容。


実際の立場とは真逆の内容に加えて、初の声優自身の顔出し出演だったため、事情を知る視聴者からは総ツッコミを受けた。
なお、知らない視聴者には内容が伝わりづらいのもあってか、途中から顔出しに対して「観月小鳥役 小松未可子」とテロップが入るようになった。


ちなみに初めて女性キャラクターの声優が単独でCMナレーション全編を担当したCMでもある。こちらは地味な記録だが。




さあ、今度の対戦はデュエル初心者のTAKASHI君とOKA-SANだ!


『スターターデッキ(2013)』 2013年3月16日発売


おそらく一番ぶっ飛んだCMと収録内容で話題となったスターターデッキ。
CNo.39 希望皇ホープレイV」「ベクター」も参照。


収録カードはガガガ寄り。
エクシーズモンスターが2枚しか入っていないが、後述のスターターデッキ強化パックを組み合わればもう少し増えるかもしれない。


おまけとしてナンバーズクラブをイメージした「ナンバーズ倶楽部会員証」が1枚同梱されている。


スターターデッキ強化パックが2つ付属しておりこの中に新規カードも入っている。
CNo.39 希望皇ホープレイV》と《RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース》は必ず手に入る仕様だが残りは13種類の中からランダムで8枚手に入る。
《クレーンクレーン》やスーパーレア仕様の《サイクロン》は複数枚集めたいプレイヤー泣かせだった。


TAKASHI君…一体何者なんだ……?




新たな力、ペンデュラム召喚で勝利を目指せ


『スターターデッキ(2014)』 2014年3月21日発売


新ルールであるマスタールール3に対応する最初の商品。
ペンデュラム召喚ができるペンデュラムモンスターが登場した商品であり、CMやパッケージでも売りにしている。
だが、なぜかペンデュラムモンスターが《星読みの魔術師》と《時読みの魔術師》の2枚だけしか入っていない
単品ではエクストラデッキからペンデュラムモンスターを出す動きができず、それ以前にサポートもないのでスケールを揃えて手札からペンデュラム召喚するのも困難。


これでどうしろと……?


強化パックや「スターターをパワーアップしたい皆さんにまずはコレ」のデッキカスタムパック01にもペンデュラムモンスターは入っていないため、
本スターターデッキにおいての特徴的な醍醐味がペンデュラムなのに、そのペンデュラム召喚がまるでできないという謎仕様となっている。
一応《人造人間-サイコ・ショッカー》とかペンデュラム召喚と相性がいいカードが入ってるには入っているが……


「新たな力、ペンデュラム召喚で勝利を目指せ」「デッキで覚えてパックで強化!!ペンデュラム召喚を覚えよう!」とはなんだったのか……。


内容としてはサポートの面を見ても【通常モンスター】と言っていい構築であり、
新規カードは15枚もあるが微妙なものが多く、「補給部隊」が注目されたぐらい。


今回もスターターデッキ強化パックが封入されている。
1パック付属で全8種類の5枚封入だが1枚は《オッドアイズ・ドラゴン》で固定されているため実質7種類の中から4枚ランダムで手に入る。
とはいえ、前回と違いこの中に新規カードは入っておらず、再録も需要があまりない物か再録しつくされたもののため本当におまけ程度なもの。


新規カードの《補給部隊》などは評価はされていたものの、上記の仕様からスターターデッキとしてはかなり酷評されている。
そして、今回のスターターデッキに収録されている《オッドアイズ・ドラゴン》はその後いばらの道を歩むことに……


……あれ? 「Believe×Believe」や「One Step」は?




友達を誘えるカードとデッキが二つずつ! すぐに始められるセットで、さあ、デュエルだ!


『デュエリストエントリーデッキVS』 2015年3月21日発売


2015年はスターターデッキは登場せず、構築済みデッキ2つが入った本作が発売。
光属性デッキ「セイバーフォース」、悪魔族・ドラゴン族デッキ「ダークレギオン」の二つからなり、これ一つですぐに対戦ができる。
デッキが2つ入っている分値段はいつもより高めだがスターター2つ買うよりは安い。


また多くのカードに触れてもらうという今までのスターターデッキのコンセプトとは異なり、
あえてハイランダーではなく同名カードが複数枚収録されており、デュエルの流れを覚えさせる事を重視している構成となっている。
新規カードも特典カードの2枚だけと既存カードのみで構築されているデッキとなっている。


魔法・罠カードが優秀であり、《死者蘇生》などのパワーカードが多く収録されている。
デッキが2つありそれらのカードが2枚手に入るため複数デッキを作る場合のパーツ集めにも最適。
代わりにモンスターカードの方は効果がかみ合っていないものも多く、デッキ単体の完成度はやはりスターターデッキ系列。


ちなみに今回のCMでは久々に実写となっているが、ZEXALの二つと比べるとネタ要素は少な目となっている。




EMのニューフェイスをご覧あれ!


『STARTER DECK(2016)』 2016年3月19日発売


1年ぶりに発売されたスターターデッキ。表記が英語表記に戻った。
榊遊矢の使用する【EM】をテーマとしたデッキであり、スターターデッキとしては珍しい構成。


発売前の時期にペンデュラムモンスター主体のカテゴリーの「EM」(EMEmやEM竜剣士)が環境で暴れた影響か新規のEMサポートは若干性能が抑えめ。
ペンデュラム主体のカテゴリーのはずなのにサポート対象の指定が「ペンデュラムモンスター以外のEM」という文面が目立つ。


ペンデュラムモンスターは多数収録されており、
EM以外のカードは汎用性重視で単体で使いやすいカードが多く、ペンデュラム召喚のためのスターターデッキとしては完成度は高めである。


新規カードはそれほど注目されるようなものはなかったが、十二獣の登場以降、
《十二獣ブルホーン》からサーチできる高スケールとして《EMキングベアー》が後に高騰した。
まあ、当の《十二獣ブルホーン》は2017年7月1日の改訂で禁止になってしまったが



闘いは新たなステージへ、リンクが繋げる勝利への絆!


『STARTER DECK(2017)』 2017年3月25日発売


10期に入って初のスターターデッキ。
新ルールである新マスタールールに対応する最初の商品であり、新たなモンスターであるリンクモンスターを3枚収録している。
魔法・罠を合わせた殴り合いをしつつ、適度に展開してリンク召喚に繋げる【スタンダード】な編成。


ストラクと比べると完成度が低いと言われがちなスターターデッキにしては珍しく非常に完成度が高く
新規カードは新召喚方法であるリンク召喚をやりやすい構成に加えて遊戯王VRAINSの主人公であるPlaymakerの使用カード群であり、
再録カードも汎用性の高いカードが多い*1。《ライトロード・ハンター ライコウ》がさりげなく対象を取らない効果へエラッタされた。


また、新規カードも強めで使いやすく、切り札である《デコード・トーカー》や使いやすい《リンク・スパイダー》は多くのデッキで採用されている。
歴代のスターターとは比べ物にならないぐらいカードパワーが全体的に高く初心者にあらゆる面でお勧めできる物となっている。


そのため単なるパーツ取りとしても、これからOCGを始めるにあたってデッキを作るプレイヤーにも最適な構成となっており、
さらに「ストラクチャーデッキ-サイバース・リンク-」とは被っている収録カードが1枚もないので併せて買えば汎用パーツが大体揃い、
これと「CODE OF THE DUELIST」と混ぜれば【サイバース】や藤木遊作/Playmakerのファンデッキが作成可能であるというキャラクターデッキ構築のためとしても優秀なデッキである。


これらの要素に加えて、このスターターデッキに入っているカードをアニメVRAINSで主人公が序盤から多用しているため、スターターデッキとしては珍しくかなりの高評価を得ている。


ちなみにCMのナレーションは当初は藤木遊作役の石毛翔弥ではなく別の人物が演じていたが、
アニメVRAINS第3話から石毛氏が演じているバージョンのCMが放映され始めた。ここでも目立ちたくなかったのか遊作君……。


アニメVRAINS64話ではこのスターターデッキに入ったカードを中心としたデッキをUnknown時代の遊作が使用。
ZEXALのときと同様のバンクで登場した《フォトン・スラッシャー》や技名が判明した《電影の騎士ガイアセイバー》などが話題となった。



リンクが拡げる新たな絆!その可能性が勝利を導く!!


『STARTER DECK(2018)』 2018年3月24日発売


10期2年目のスターター。カード総数はエクストラデッキのモンスターを増加した関係で45枚となった。ちょっとお得。
大まかなデッキ内容は汎用パワーカード多めの2017年版を踏襲している。


切り札である《トランスコード・トーカー》をメインとしつつ、貫通効果をリンク状態のモンスターに与える《ペンテスタッグ》が新規枠で登場。
他、メインデッキ側にも《サイバース・ホワイトハット》《ウィジェット・キッド》等サイバース族の展開を手助けする新規カードが収録されており、
2017年版を【サイバース族】寄りにしたのが今年のスターターと言える。


再録枠は相変わらず汎用性の高いカードが多く、一部は2017年版と共通しているが、
新たに《黒き森のウィッチ》が加わったり、前スターターのサイバース族も一通り再録されている(収録されていないのは《デコード・トーカー》ぐらい)が、
何より注目したいのは、雑誌付録という事で値段が高騰していた《リンクリボー》の再録だろう。


更に初回生産版にはOCG20周年記念のトークンが一枚封入されるが、
ごく稀にかつて配布された付属・特典カードらが「秘蔵レアカード」と称され封入されるキャンペーンが行われた。*2
《女剣士カナン》《藍眼白龍》のような超レアカードのオリジンが手に入るかもしれないとあって、初回生産分は瞬く間に店頭から姿を消した。



新たなリンクを構築せよ!拡張戦略(エクステンド)で勝利を掴め!!


『STARTER DECK(2019)』 2019年3月24日発売


10期3年目のスターター。
新たなデコード・トーカーこと《デコード・トーカー・エクステンド》が看板。


相変わらず再録カードは使いやすく強力な物が揃っている。
特に制限カードに帰ってきた《サンダー・ボルト》はCMでもプッシュされた。


しかし新規カードのサイバース族には表示形式の変更、攻撃力アップ、相手モンスターを戦闘破壊した時に発動できる効果と戦闘に関する物が多く、熟練プレイヤーからの評価は芳しくない。
おそらく今一度初心者向けに立ち返ってみた結果と思われる。





これから項目作成を始める君には、追記・修正だ!



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  • 2017は異様に出来がいい。ただ実践だと罠ビート気味にした方が強かったりも。 -- 名無しさん (2017-07-15 03:46:25)
  • マイナーな通常モンスター再録が地味に楽しみだった。コスモクイーンってこれにはいるまでは結構なレアカードだったと記憶 -- 名無しさん (2017-07-15 05:00:27)
  • 遊作見て思ったけどやっぱりアニメ側と連携して販促してもらうのって大事だな -- 名無しさん (2017-07-15 10:12:33)
  • OCGの販促をしたら不自然に思われるホビーアニメとは一体… -- 名無しさん (2017-07-15 10:28:33)
  • デッキの回しかたや強化の方向性をアニメで覚えられるのは良いこと……っていうか本来当たり前の事なんだけどな! -- 名無しさん (2017-07-15 12:39:51)
  • ルールビデオ持ってるわ。サンボル→避雷針→王宮でチェーン説明してたっけ。 -- 名無しさん (2017-07-15 23:53:20)
  • ぶっちゃけカードゲームアニメでちゃんとルール解説とか回し方解説してるの皆無だからなぁ -- 名無しさん (2017-07-16 00:58:45)
  • ネタが豊富なZEXALや割とガチな2017に挟まれた9期のスターターはホントもっとこうなんというか… -- 名無しさん (2017-07-16 01:54:08)
  • 2015年のはテーブルでデュエルをしてる事に対してツッコまれていたな。 -- 名無しさん (2017-07-16 08:47:30)
  • E・HEROが入っているのに融合ができないGX期のスターターは今見ると割りと酷いことしてるなあ。この頃は《融合》の再録が少なかったのにパックを剥くとやたらと融合モンスターが出てどうせいっちゅうねんだった印象。 -- 名無しさん (2017-07-21 10:32:29)
  • ゆうさくのスターター販促プレイングが優秀すぎてコナミの回し者じゃないかとすら思えてきた(錯乱) -- 名無しさん (2017-07-27 23:02:04)
  • STARTER DECK(2017)は他のカードも遊作のデッキだったのか……! -- 名無しさん (2018-08-17 15:12:23)
  • まさかグレンザウルスが……! -- 名無しさん (2023-03-08 12:25:06)
  • マスターデュエルの顧客取り込みとかでスターター復活しないかなぁ -- 名無しさん (2023-06-11 19:11:36)
  • EXの復刻版が決闘者伝説で販売されるのか… -- 名無しさん (2023-10-13 01:53:10)

#comment

*1 「クリッター」「フォトン・スラッシャー」「ヴェーラー」「ブラホ」「サイク」「貪欲」「聖槍」「強謙」「月の書」「死者蘇生」「強脱」「奈落」「デモチェ」「破壊輪」「激流葬」「賄賂」など
*2 新たに刷られたものではなく、当時品をそのまま封入している

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