ヘボット!

ページ名:ヘボット_

登録日:2016/10/27 (木) 02:11:45
更新日:2024/01/29 Mon 11:09:08NEW!
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ネジ シめて ユルめて集めて ネジ込んで





ヘボット!』とは、2016年9月18日から2017年9月24日まで、毎週日曜朝7時(ニチアサキッズタイム枠)から名古屋テレビ(メ~テレ)制作・テレビ朝日系列で放送されていた熱血バトルアニメギャグアニメ。全50話。



■概要

子供向けではある……あるんだが、「1話を初視聴時に5分で見限るか、その後ものめり込むように見続けるか」などと一部で評されるぐらいかなり人を選ぶ。
何故なら朝っぱらから異常なまでのハイテンション、いかにもな下ネタ、かつ脱力ギャグの応酬に加え、関係の無いモブキャラ(それも奇天烈なデザインばっか)がサブリミナルの如く頻繁に登場し、懐かしの映画ネタや、『美味しんぼ』や『コン・バトラーV』など、その他ジャンルを問わず今時の子供置いてけぼりなパロディネタを連発するなどカオスの極みだから。
そのせいで放送初期は視聴者から

との声まで上がったほど。
更にこれが4クールも放送予定と知った人から制作サイドの正気を疑われたことまである。


とはいえ、話の作りまで滅茶苦茶という程ではない。
バカやりつつも「弱きを助け悪を挫く」姿勢が一貫した『ボーボボ』のように軸はしっかりと作られている。『ヘボット!』の主人公は何かと外道だが
全力でネタに振り切った話もあれば、何気にイイハナシダナーもあるなどバラエティ豊か。見すぎて感覚麻痺しているとか言わない。脇役にも魅力があるキャラがちらほらいるなど侮れない。
制作サイドも視聴者の反応をよく見ているのか、本来それ以上の出番が無いはずだったキャラクターが予想以上に反響を呼ぶと、以降の回に当て描きで登場シーンを増やすなど柔軟な制作スタイルを取っている。
……のは良いが主人公の片割れの中の人が別のラジオ番組でこさえた飴細工まで取り込むのは正直やり過ぎだと思うんですがそこんとこいかがでしょうか。


ホビーアニメなのに前述のキワモノな作風が災いしてか、肝心の玩具の売れ行きは正直言って芳しくない。
特に売り上げ不振による商品展開の打ち切りや変更を告げられた本作品企画者の岡香織は相当頭を抱えたらしく、ちゃんと販促しつつ面白い作品を仕上げてくれている石平監督などのアニメ制作陣になかなか伝えられなかったと放送終了後のインタビューで語っていた。*1
一応、販促する気が無かったどころか放送時点で販売終了していた『カブトボーグ』とは異なり、こちらは露骨にキチンと販促を行っており、劇中でDX玩具の仕様の説明をしたり、ストーリーやギャグにもきちんと組み込んだりしている。ならせめて流通増やしてくれ。
売上が決して良くないにも関わらず、本編が特にテコ入れするようなこともなくやりたい放題なため、制作陣の資金源がどこから来ているのかしばしば疑われることも。


また、各話においてヘボットがエトボキャボットと合体してパワーアップした姿を拝める。玩具の実写もよく出る。そこが余計にカオスさを助長している気もするが
前番組が『機動戦士ガンダムUC RE:0096』であった事もギャグの一つか。
ちなみにアニメライターの高橋克則氏は、某サイトに寄せたレビューで、「日曜朝7時に似つかわしくないほどテンションが高い作品」、「(ボキャバトルの描写は)独特なリズムにのせてギャグを繰り出す様子がシュールで、不思議な中毒性がある」と評価している。









……で、ここからが本題。



外面だけ見たらカオスアニメとしか思えない本作だが、これは単なる視聴者への振るい落としに過ぎない。
実の所その本質は至ってシリアスな物語である
主人公に不自然なほど協力的だが裏のある味方メンバーをはじめとして、物語の裏側で暗躍し、時に間接的に関わる謎の人物達、まさかの難解なSF要素など、意味深な描写・伏線が盛りだくさん。
これらがほぼ毎週、上記のハチャメチャなネタ、キャラ、展開を巧妙な隠れ蓑にして散りばめられているのだ。


この侮れない作風に魅入られた人も少なくないようで、何てことのなさそうな台詞や小ネタ一つでも何らかの暗喩を見出し、考察に明け暮れるヤバイ人達が現れるほど。
初期は某すごーいアニメのように「見るとIQが下がるアニメ」と言われていたが、シリアスの片鱗を表し始めたころからは「頭を使うアニメ」という正反対の評価を受けるようになっていた*2
公式サイドも知ってか知らずか、[[作中でもわざわざ「脱線の多いアニメ」「何の意味も無いから気にするな」とか言っちゃっており>メタ発言]]、事あるごとに本作がギャグアニメであることを頑なに主張して譲らない。本当かな~?
普段のノリのアレさ加減や子供向け特有の下ネタで敬遠する人もいるだろうが、食わず嫌いは結構もったいない作品である。


■「メ~テレアニメ枠」最後の作品

2017年7月2日、テレビ朝日は本作の放送枠を含めた日曜朝5時50分-8時30分において、10月1日から大型報道番組『サンデーLIVE!!』を開始すると発表した。
このため本作は、本来なら(放送開始から1年=4クール=52週となる)9月10日放送分で終了するところ、2週分延長した上で9月24日放送分で終了する事が決まった。
報道直後には、本作終了後のメ~テレアニメ枠の将来を心配する視聴者の声が見られたが、7月5日、朝日新聞東京文化くらし報道部の小原篤記者(『アニマゲ丼』ライター)が「メ~テレに問い合わせたところ(中略)アニメ枠の後継番組は無く『ヘボット!』で終了」とツイート。同紙8月28日付名古屋本社版夕刊1面(東京本社版では8月26日付夕刊)で、小原記者執筆による記事が掲載され、『無敵超人ザンボット3』に始まるメ~テレアニメ枠は、本作をもって40年の歴史に終止符を打つ事が確定した。
なお、終了後のメ~テレ制作枠は『サンデーLIVE!!』に吸収合併される*3形となったため、以降在名局では唯一、自社単独制作の全国ネット番組を保有していない*4


しかし、こんなことで攻めの姿勢を崩す制作陣ではなかった。
まず6月30日には、8月27日放送の第46話での出演者公募企画を発表。7月中を募集期間に当て、8月上旬に収録を行った。
7月29日から最終回放送前夜の9月23日にかけては、メ~テレの放送エリア(愛知県岐阜県三重県)限定ながら、井澤詩織・田村奈央の主演コンビと石平信司監督のセレクトによる『ヘボット!傑作選』を毎週土曜日に放送。放送時間は驚きの深夜27時10分からである。ファン層がわかろうというものである。
7月28日には疑似クラウドファンディング方式による完全受注生産のDVD-BOX販売企画を開始。紆余曲折の末、特典てんこ盛りのDVD-BOXが無事発売されることになったばかりか、全話収録のブルーレイBOXがDVD-BOXのおまけとして付属するという、ちょっと何を言っているのか分からねーと思うがとにかくそういう事態になった。ファン層がわかろうと(ry
8月2日から7日までの青森ねぶたでは、東北電力ねぶた愛好会の手でヘボットとペケットを形どった山車灯籠が作られ、夜の青森市内を練り歩いた。
8月22日には、東京のテアトル新宿で行われた『サンライズフェスティバル2017』にて上映会を開催。
そして9月10日には、『スーパーロボット大戦X-Ω』への10月限定参戦を発表。ティザー広告を使っての発表であったため、本作と『スパロボ』双方のファンを震撼させた。ファン層(ry
その後も、10月14日にはアニメフィルムフェスティバル東京2017の一環として、最終4部作を含む10話の上映会、通称「ヘボットオールナイト」を実施。場所はサンフェスと同じくテアトル新宿。フ(ry


……このように、『機動戦士ガンダム』、『勇者シリーズ』、『バトルスピリッツ』、『鎧伝サムライトルーパー』など、その時代を象徴する作品を送り出したメ~テレアニメ枠の最後を爆破解体級に飾る作品ともなった。


狂気のDVD化計画

7月28日、完全受注生産によるDVD-BOXの発売が告知される。
ただし玩具ほかの売れ行きが上記の通りとあって、10月15日までに予約数が300に達しなければ販売は中止という過酷な条件が付けられた。
その一方、〆切までに予約数が増えれば増えるほど、DVDの仕様と付いてくる「おまけ」が豪華になる疑似クラウドファンディング方式となっている。
内訳は以下の通り。


  • 300個未満→発売中止
  • 300個→発売決定。オーディオコメンタリー、保管箱。
  • 500個→展開ギミック付きパチボットペーパークラフト
  • 1000個→TV放送と同仕様の映像内字幕実装+オリジナルサントラCD
  • 2000個→スタッフの寄せ書き付きファンブック「アリガッ・トウ本」
  • 3000個→全世界リージョン対応全話収録ブルーレイBOX(第1話に限り4か国語字幕実装)

予約3,000個達成で、DVD-BOXのおまけとしてブルーレイBOXがついてくるのである。なお当然値段は据え置き。意 味 が わ か ら な い。
キッズアニメの、それもカオスな内容の作品のDVD-BOXが3,000個も売れることなんて早々起こり得ないハズだった……が、最終回直前の9月20日には「予約数1,700個突破」、直後の9月27日には「2,200個到達」、果てはオールナイト直前の10月13日、「3,200個突破」と公式ツイッターが発表し、DVD-BOXにBlu-rayが付属するという前代未聞の仕様が実現してしまった。



■あらすじ

ネジの形をした孤島「ネジが島」では、頭にネジを刺したロボットのような生命体「ボキャボット」たちが面白い言葉を互いに言い合い勝敗を決める「ボキャバトル」が盛んに行われていた。
11歳の誕生日を迎えたネジが島の王子ネジル・ネジールは、父であるジル・ハナジール国王から王族の証「ネジ魂」を授けられるが、ネジ魂は遠く彼方へ飛んで行ってしまう!
後を追うと、ネジ穴のあるたまごを見つけ、ネジを挿してみたらボキャボット・ヘボットが生まれる。
城に帰ってきたネジルは、しきたりとして国王と初めてのボキャバトルに挑むが、ヘボットの寒いギャグのせいで完敗。
国王からネジ集めとボキャバトルの修行を命じられたネジルは城から追い出され、ヘボットと共に「ネジ屋」を開業するのだった。



■登場人物

メイン

主人公A。頭に青いネジ「ヘボヘボネジ」が刺さったボキャボット。
詳しくは項目参照。


主人公B。ネジが島の王子。
詳しくは項目参照。


たぶんヒロイン。口癖は「キャミ」。
ヘボットに物凄く惚れていて、彼を手に入れるためならゲス顔も謀略も厭わない。エグい顔芸率高し。
ネジルからはよく「メギョ美」などと名前を間違えられ、その度に「ボォ~キャ~美ぃ~!」とかなり低い声で返すのがお約束。
一見美少女に見えるが、正体はヘボットによく似たピンクのボキャボットで、美少女ボディは操っているだけ。実は公式HPのキャラ紹介でもボキャボットにカテゴライズされている。
アラレちゃんの如く替えのボディが沢山あり、中にはザボーガーアクセルよろしくバイク型なんてのも。
ボキャボット達のアイドル的存在で、熱心な親衛隊がいる。
学園都市にいた頃とあるお姉様を慕っていた。

企画段階の没キャラとして「ボツキャ美」というネジバーン王子の12人の同じ顔の妹までいる。ネジバーン王子と同腹なのか、ネジバーンの親がお盛んなのか、詳細は不明。
34話にてスゴスゴインダーネジに巻き込まれて行った先の島に、彼女そっくりなキャラクターが存在したが、もしかしたら彼女のオーバーボディーのモデルかもしれない?

彼女は星々の者・サートゥルヌスの分身で、ヘボットの護衛および監視役。しかし彼女は暴走してストーカーと成り果てている。
そしてどういう訳だか、彼女もエトボキャボットの合体機能を有している。



  • グチリーマン(CV:内田夕夜)

ダメボキャボット3人組「ボキャリーマンズ」のリーダー格である赤いボキャボット。
嫌な事があるとすぐSNS「グチッター」に愚痴っている陰険な奴。ただし割と真面目。
3人そろって毎度毎度悲惨な目に合っている。

時々探偵「グチリームズ」になる。


  • ゲロリーマン(CV:辻親八)

ボキャリーマンズの一体であるカエルのような形の緑のボキャボット。
しょっちゅう口からネジを吐いている。カエルの「ゲロ」と嘔吐の「ゲロ」を掛け合わせたのか。
小柄ゆえか女装担当でもある。


  • ゴロリーマン(CV:横島亘)

ボキャリーマンズの一体である青いボキャボット。
頭にアイマスク、手に枕、キャタピラが特徴。
怠け者で「明日から本気出す」が口癖。
それなりに大柄で、ボキャ美親衛隊を圧した事もある他、車の運転もできる。
何度か上の二人に体のパーツを売り払われたことがあるが、その度に復活している。

ネジルの没デザインであるネジバーンが後にゴロリーマンになったとのこと。
最終回に出た色付きネジバーンの配色もゴロリーマンと似ている。


  • モエル(CV:新祐樹)

番組の主役になることを夢見る3人組「モエカストリオ」の一人。
主人公に憧れる熱血少年。僅か3話目にして主人公の座をネジルから奪い取った事がある。カレーライスの上にキムチを乗っける超辛党。
でも怖い物が苦手。よくカスリーナにひどい目にあわされている。それどころか他人から理不尽に暴力を受けては謝り倒すヘタレ。
モエナイという生き別れた筈の妹がいる。


12話目でとある同盟と手を組んで再び主人公の座を奪い取ったが、即座に「闇堕ち」(暴走)。情け容赦ない悪役感(+欲望)漂うものに燃えまくる。
が、お払い箱となった同盟からの怒りを買い、打ちのめされてしまう。
そんな彼だが、ヘボットと喧嘩別れした時の本調子じゃないネジルに勝っても納得いかないと言う位のプライドは持ち合わせている(本当か?)。
あと、何気にネジキール卿が繰り出したソルジャーボットを蹴散らすくらいの強さはある。
ちなみに中の人は後にとある作品で本当に主役を演じることになった。



  • カスリーナ(CV:尾崎真実)

モエカストリオの一人。
ヒロインに憧れる金髪ツインテへそ出し少女。
テキサス生まれの葛飾区在住。でも現在はネジが島でモエル、スチャットと一つ屋根の下で暮らしている。
ヒロインに憧れている割にヒロインにあるまじきエグい顔芸を乱発する。
その上ケツがくさい。超くっさい。←「だぁれのなぁにがくさいってぇぇぇぇ!?」
自身のケツのくささを反省しない所、作中での下げマンぶり、毒女ぶりや他人を見下す言動などがあって、もはやヒロイン性はなく月曜夜8時台の番組内で馴染みのムカッとする悪女その物。
こんな苦情殺到レベルの顔芸乱発振りでも、モエルに対しては「マイヒーロー」と呼ぶなど一途。


ちなみに彼女と容姿が似た「カスリ姫」という人物もいる。


企画段階での没キャラは「カスカス魔女」という、今のカスリーナとは似ても似つかないバケモノキャラだった。


なお、彼女やボキャ美等が苦情殺到レベルの顔芸乱発の理由は、ネジル等の年代の少年は同年代の異性相手に対してむしろ敵視する傾向が強いという理由からのスタッフからの意向。
これによってユーコ(は微妙だが)、夕子、ナグリ、プリティ・ドセ子などの顔芸がないということである。


カスリーナとボキャ美は犠牲になったわけである。


  • スチャット(CV:内田岳志)

モエカストリオの一人。メガネと学帽が特徴の学者風ボキャボット。
野心家でヘボットによく似ている。


他の二人がアレな分、非常にマトモに見える……が、それは裏を返せば際立った個性が無いという事実の裏返しでもある。
事実、第28話ではカスリーナからヘボットと比べられた上でクビを宣告され、行き場のないはぐれボキャボットと化してしまう。
だが、二人を見返すべくチギルの元で修行をした結果、リアル等身の『スーパースチャットスーパー』への変身能力を会得。
ソルジャーボットをムチ状に伸びた目玉で一掃する強さを発揮した。
後に上の二人も同様にパワーアップし、『スーパーモエカストリオスーパー』となったが、ヘボネジからは気持ち悪がられた。


  • チギル・チギール(CV:前野智昭)

第22話より登場する人相悪目な少年。ヴィーテ姫が認識していなかった特異点と呼ばれる存在。
「ダメだダメだ!」が口癖のダメ出しキャラ。
実はネジルの3つ上の兄でジルとナグリの長男。ナグリに連れられて修業の旅に出ていたが、ネジが島に戻ってきた。
心身だらしがないネジヘボコンビのツッコミ役かと思いきや、何かにつけて否定のダメ出しから入るという弟に負けず劣らずのアレな人間性の持ち主。
ダメ出しは多いが面白い事が言えなかったり、母・ナグリを恐れていたりする内に引っ込み思案な性質になり果てるなど、
意外と感情の起伏が激しく情けない部分も多い。更にペケット共々かなりのゲラ。

実はネジルとは血縁関係ではなく、アホ毛もネジルにその事実を知られたくない故に付けた。




チギルと行動を共にしているボキャボットで、ヘボットの弟。
ネジを2本組み合わせて新たなギャグを生み出す「ネジかけ」機能を搭載している。



エトボキャボット

ヘボット(ペケット)と合体することが可能な、干支をモチーフにした特殊なボキャボット達。
詳しくは項目参照。


王家と関係者

  • ジル・ハナジール国王(CV:辻親八)

ネジが島の国王でネジルの父親。五七五口調で話すのが特徴。
だがこれはどうも「ジル国王」ないし「父親」としての演技らしく、ネジルがいない時は普通の口調になることの方が多い。番組中盤辺りからは普通のしゃべり方になった。
実はチギルが戻ってくるよう秘密裏に仕組んだ張本人で、今の役割とは別に何か考えを巡らせている模様。


  • キングスボキャ(CV:横島亘)

ジル国王の相棒にして王国最強のボキャボット。レベルは驚異の88レベル。


  • メイドーにょ(CV:小林志保、宮本茉奈)

城で働いているネコ顔メイド。何気にスタイル抜群。色違いが何人もいる。
子猫型ロボットのメイドボット達と共に働いている。


「ほろびろ リア充ども」
ボキャバトルの際に現れるネジの形の頭と赤フン一丁の神様。
たまに顔だけイケメン老人になるが、某ピンクボールのような顔と手足だけのスッゲェキモイデザインになる。
ボキャバトルの裁定を執り行う立場でありながら非常にいい加減な爺さんで、明らかにお前の気分一つで決めてるだろ、と言わざるを得ないようなトンデモジャッジが多い。
特にネジルを時々贔屓するようなご都合主義的審判が見られ、今一つ意図が読めない(流石に反社会的行為をやらかした時には不戦敗のジャッジを下したり、彼らの勝敗に悪い意味でこだわらない言動にはドン引きしていたりしたが)。
もつ鍋のシメはうどん派。井上和彦キャラネタ多し


  • オール・ディス

「何者に踊らされているにせよ、己のロールを果たすがよい」

ネジ王の本体であり、前述の顔だけイケメン老人にまともな身体がついたような人間形態。
山岡士郎風なスーツ姿のダンディーなおじさま。


実はネジ王の姿はオーバーボディで、中の人がパイルフォーメーションしている状態。
ジル、ノリオとは只の知り合いには留まらない関係であり、普段はテキトーなふんどし爺を装ってネジル達を監視する観測者の立場にある。
ネジキール卿の想定外な乱入など、イレギュラーな事態が起きた場合は強引な手を使って収束させることも辞さない。
ヴィーテ姫の思惑と過去、現在の目的も知っている様子だが、彼女との関係は未だ謎が多い。しかし、彼女が封じ込めているフィーネを危険視しているのは同様である。
だが大物に見える彼でも、上位存在のサートゥルヌスには敬語を使うほど頭が上がらず、真の名前を握られている。


  • MCネジー(CV:手塚ヒロミチ)

ボキャバトルの進行役。マイナスネジの形をした司会者。
もつ鍋のシメは雑炊派。


  • ナガナガ丸(CV:伊丸岡篤)

ナガナガネジのボキャボット。
緑色の忍者風の外見で、物を長く伸ばす術を使うが、一度伸ばし始めたら止められない。実は城からやってきたネジルの監視係。性格は結構短気。


  • ノリオ(CV:内田岳志)

ノリノリヶ島に住むノリノリだーいロボをパートナーにする老人。ジルとはライバルでもあり、戦友。
本気を出せばムキムキの肉体に変身することが可能。


  • ロココット(CV:黒田崇矢)

王宮に仕える優秀なボキャボットで、「ロココット伯爵」と呼ばれる。
レアネジであるスケスケネジの上位種を持つ。
優秀さ故にプライドが高い一方で人格者の一面もある。


ジルの奥方でチギル、ネジルの母。「永遠の18歳」を自称する腹筋が眩しい人で語尾に「~コブシ」と付ける。
長らく修行の旅に出ており、当初はシルエットのみ登場だったが、3クール目から新OPにてその姿が明らかになり、第39話にて遂に登場。
格闘技の達人で、ボキャネジの力を戦闘に使用する「ボキャネジ格闘技」の使い手。
巨大なツインテールともみ上げの先は拳の形になっており、自由自在に動かすこともできる。
筋肉フェチで、ネジが島を国民全員ムキムキマッチョの「キン肉島」にすることが夢。
「ホビーアニメの母親は若々しく美人」の例に漏れない容姿だが、日々の鍛錬によって美少女に見えるほど若々しい。ネジル、やっぱりネ人造人間なんじゃあ…
若い頃は夜な夜な旦那を技の実験台にしていたという。



実は彼女は星々の者の一員で海王星の上位者。


なので非常に若々しい姿の持ち主なのである。


ヘボットに年齢をいじられた際にはさすがにキレた。



その他

  • ネジ柳ユーコ(CV:藤井ゆきよ)

見た目が貞子のような女性。エキセントリックな言動が魅力的。おそらく劇中No1の美人。
コワコワット夏男とは恋人同士。共にコワコワネジ工場を営んでいる。
前期EDでの姿が可愛い。ぴゃ~。
視聴者からのウケが良かったことで以降の出番も本来より増やされたという経緯があり、そのおかげでサブキャラの中ではかなり出番が多い準レギュラー級の扱いである。
周りがヒドインだらけっていうのもあるんだろうけど
視聴者サービスで水着や巫女服などのコスプレも多い。


シリアスとは無縁そうなキャラだが、ある時ドラゴン型の巨大ネ人造人間とヴィクトリニティーマンの戦闘を偶然目撃してしまう。また、ヴィーテ姫に抹殺されかけた所でスゴスゴインダーネジに命を救われたものの、記憶に関してはどうやらナニカサレタヨウダ



実は星々の者の一員であるプルートのアバター。




  • コワコワット夏男(CV:内田岳志)

コワコワネジのボキャボット。コワコワネジ工場の社長でユーコさんの恋人。
初登場以降はもっぱらユーコさん専用の鈍器と化して振り回されている。
なぜか下の名前がコロコロと変わり、13話からもう夏ではないという理由から冬彦に、23話辺りからいつの間にか春樹に改名、35話では季節に合わせて梅雨男と改名した。本名はコワコワットかもしれない?


  • ダスッペリアン(CV:藤井ゆきよ)

養殖ワーム星から太陽系観光にやってきたミミズ型宇宙人達。
田舎っぺ口調で少し気が弱い。
月面でのボキャバトル以来、ヘボット達と知り合いになった。


  • ソフビット(CV:ニケライ・ファラナーゼ)
  • ガチャボット(CV:夏生)

玩具屋に売っていたソフビ製のヘボットの人形の一部が意志を持った物。


ミョンミョンへボラへ~ ミョンミョンショボラへ~ ヘボトー ヘボトー


  • 春風ムラキ(CV:中務貴幸)

遠くじゃぱんからネジが島にやってきた、自称”世界をまたにかける名探偵”。
世界一幸せな島と言われてるネジが島の秘密が書かれてると言われたネジが島クロニクルを入手する依頼の為にネジが島で四苦八苦してた人。
何かと心の声ダダ漏れな上にすぐにムキになり易いものの、仕事の腕前やプロ根性は相当なもので、結果的にネジが島クロニクルを合法的に入手する事が出来た。
…が、彼にとって発狂モノの中身だったらしく、精神に異常をきたしてしまい入院生活を余儀なくされた。
その後は何事もなく脇役で登場しているが、果たして後遺症は平気なのだろうか。
ネジが島クロニクルの一件以降、ネジルとヘボットに対しては嫌悪感を抱いている。見当違いとも取れるが、大人に対してタメ口きいてくるガキンチョってのも心象悪いし、仕方ないよね?


  • 春風ヘイミ(CV:塙愛美)

とある目的の為に学校に入学したネジルとクラスメイトになった可愛らしい少女。
隣の席になったネジルと仲良くなったが、実はネジが島クロニクルを入手してから発狂してしまった父・春風ムラキの復讐の為にネジルに接近しており、ネジルの本来の目的に近づけてその反社会的行為をさせてハメて復讐を果たした。本来は逆恨みなんだが……。
見た目はあまり父に似ていないが、背びれと尻尾、太い眉が父との共通点。あと、顔芸するとムラキの顔になる。行動力と実行力の高さも或る意味父親譲り。
再び父を捜しにじゃぱんからやってきた際に父親探しの依頼をしたチギル相手に暴行したりとかヘボネジに対しては相変わらず嫌悪感を抱いていたりしている。




そんな彼女であるが、実はボキャネジの一つであるキラキラネジを所有しているボキャボット、キラキ・ラ・ムーでもあった。


そんなこんなで光の戦士でもある彼女はヤミヤミネジの主でもあるヤミヤミソトホートとボキャバトルを(ヘボットとペケットを無理やり巻き込んで)行ったが、引き分け。
ずっと光と闇の戦いは続くと言う結果に終わってしまった。
1度キラキ・ラ・ムーに変身すると次に変身できるまで1万年かかることが47話で明かされた。



  • ユート(CV:内田岳志)

とある目的の為にネジルが入学した学校でのクラスメイトの一人。眼鏡をかけた端正な雰囲気の優等生。
登場回終盤はMCネジーにボキャネジを貰っていた。
ひそかにヘイミに好意を寄せている。


  • ハッピーカラフル村の住民たち

「マダム天王星」なる人物によって治められた村の人々。
彼らは全員、このアニメの企画段階で不採用となった没デザイン(キャラ)が実体をもって生きており、前述のネジバーンやカスカス魔女も住民の一部にあたる。
モノクロの身体をしているのはそのためで、マダムに頑張りが認められて色をつけてもらうことを夢見て働いている。


が、その実マダムは彼らに色を与える気なぞ毛頭なく、連中を巧妙に言い包め金儲けの道具としてコキ使っているだけであった。
ネジルとヘボットから真相を聞かされても逆らう勇気が出なかったが、彼らに鼓舞されて反乱を決起。
マダムの退散後は元の設定画に戻り、ネジル達の手でシュレッダーにかけられ処分された。


後述の一人以外はこれで全員死亡かと思われたが、34話にてスゴスゴインダーネジが辿りついた島の住人達として再登場。しかしそこでも彼等は過去の魂だけ残った地縛霊の様な存在であり、結果スゴスゴインダーネジの尽力で解放されて昇天していった。


かと思ったら、チギルの家の冷蔵庫に全員移住していた。


  • 古井戸夕子→ボキャメンテ夕子(CV:藤井ゆきよ)

ハッピーカラフル村の住民の1人。前述でも紹介したユーコさんの没キャラ。
ショートカットの片目隠れ制服少女。
他の没キャラ達がシュレッダーにかけられた中、唯一シュレッダー送りを免れて生き残った。
その後、地獄ゴッドネジランドの案内人となり、色もついて「ボキャメンテ夕子」に改名。
語尾に「メンテ」をつけるテンションの高いキャラにパワーアップした。
村の住民を殺戮したネジルへの復讐心を胸に仕事に励んでおり、作中でもネジルに頻繁に暴行を加えたりしていた。


ゴッドネジランドに縛られ続ける謎の別個体ヘボット。
元々はエイプリルフールネタ「怪傑ペポット」の一発キャラであったが、翌日にまさかの本登場。



  • 津留戸スベ太郎

ツルツルネジのボキャボット。通称ツル太郎。
元々は織物屋の生まれであったが、お笑い芸人として一旗上げるために故郷を飛び出た過去がある。
スベる名前にコンプレックスを持っている。
後にカメ子と結ばれる。


  • 流れ星 ちゅうえい/たきうえ(CV:ご本人たち)

くーるじゃぱん(ムラキと同じ国)のお笑いコンビであり、本人らも本作の宣伝大使を務めている。
ネジが島のお笑いコンテスト「W-1」に参加するため海を越えてやってきたが、その動機は「本国では思うように売れないけど、田舎のコンテストなら優勝できるかも(意訳)」という何ともいえない自虐に満ち溢れた下心によるもの。
W-1でも結局優勝は敵わず、賞品のスタスタネジをチギルに奪われ途方に暮れたものの、リベンジを果たしたいツル太郎の熱意を受けてネジヘボコンビと共に特訓を開始する。


ニチアサで芸人のゲスト出演は既に前例があるが、それらと違って流れ星は彼らの持ちネタが惜しみなくアニメの中で披露されており、ゲストとしてはある意味破格の扱いと言える。
その一方、平時からカオス過ぎるこのアニメでは逆にまともな存在に見えてしまうという……
以降も声なしで突発的な脇役として出るなど、ゲストにあるまじきフリー素材的な扱いを受けている。それでいいのか。
実は2人は放送前から宣伝大使としてCMをやっていたりする「ヘボット!」の関係者でもある。


  • ロボキャボット軍団

3DSのゲーム「ヘボット!ヘボヘボ!ヘボットーナメント!」に登場するゲームオリジナルのボスキャラ達。
ゲームのキャラなので本編に出られないことを恨み、ヘボット達に勝負を挑んでくる。
1体倒すごとに他のボスキャラ達に有効な特殊アイテムをくれる。


  • Dr.ネジリー(CV:田村奈央)

ロボキャボット軍団の生みの親である天才科学者。
姿は前期OPや1話冒頭で登場した老人ネジルそっくり。声も同じで、ヘボットも「こいつネジルヘボ?」と言っていたが真相は不明。
ヤミヤミネジの力を使ってロボキャボット達の恨みを晴らそうとする。元ネタ通りの土下座ーマン


  • 波佐間ヤミ雄(CV:伊丸岡篤)

ヤミヤミネジのボキャボット。BJ魔神皇ではない。
闇の救世主「ダークメシア・オメガ」を自称する38歳。
太古の昔よりはるかなる未来まで、色んな時代にヤミヤミネジを送り込み、
ネジレイボウタルベルトビョウを闇堕ちさせ、闇の力をネジに集めようと企む。ヤミヤミネジヲツカエ~


  • ネジラーニャ&ヘボラーニャ

スゴスゴインダーネジが迷い込んだ島の長老格と言われる双子の姉妹。どっちが姉か妹かは不明。
言ってみれば女装をしたネジル&ヘボット。ネジラーニャはかなり美少女っぽい感じであるがヘボラーニャは…。
昇天したかと思わせて、チギルの家の冷蔵庫に移住していた。


  • ボキャテリーナ

スゴスゴインダーネジが迷い込んだ島にかつて存在した国の姫。3体の怪獣によって滅ぼされた亡国の姫君。
スゴスゴインダーネジといっしょにやってきた意識を失ったボキャ美に憑依していた。
御淑やかだけど時には強引という、ヒロインらしいヒロインっぽい。
ボキャ美のオーバーボディーにそっくりだが、もしかしたら元ネタかもしれない。


  • ヤミヤミソトホート(CV:前野智昭)

ヤミヤミネジのボキャボットであり、波佐間ヤミ雄の実兄。
文才のあるボキャボットである上に闇の神を復活させる為にヤミヤミネジでボキャボット達を洗脳したりと暗躍。
ついには光の戦士であるキラキラネジのボキャボット、キラキ・ラ・ムーと激闘(?)を繰り広げる事となった。


  • チョリームカムカ(CV:たかはし智秋)

ムカムカネジのボキャボットであり、ひと昔前のガン黒女子高生風。
短気でキレやすい、ひと昔前のギャル語を話している。グチッターで知り合った会ったことのない彼氏「バッティ」の捜索をヘボネジコンビに依頼した、恋に恋するボキャボット。


  • ウラミジーヌ・ヘボコフ(CV:新井里美)

ダガシープが一目ぼれした名無しの美人その一として登場。
実は異星人で、故郷を滅ぼしたナグリへの復讐を目論んでいる。
ズラズーラと同型のボキャボットを相棒としている。
どういう訳だか、仇の息子であるチギルに求婚した。どうなったかは不明である。


  • イボンヌ(CV:山岡ゆり)

ダガシープが一目ぼれした名無しの美人の一人として登場。
ボクサー親父との共演時に名前が判明。



謎の人物たち

  • ヴィーテ姫(CV:日野由利加)

「さぁ、手を伸ばして掴んで。あなたのネジが待ってる……」
一話冒頭のシリアスシーンを担当した謎のお姫様。豊かな髪を二つのシニヨンにまとめた美女だが、物々しい装飾の鎧を身に纏い、自ら戦闘マシンに乗り込み戦う。声がいささかおばさんっぽい。
初期からカオスな茶番劇の裏で不穏な行動を続けており、妙なおばさんに変装してボキャリーマントリオに指令を出す、物売りのババアに変装をしてヘボットと接触する、空からネジ屋を見下ろして不穏な笑みを浮かべる、等など登場するたびに意味深な描写を残すため、視聴者からは頻繁に考察対象とされた。
更に脇役と思われたハナクルー、シリクルー達の一部派閥「シメール派」「ユルメル派」、自身以上の上位者達とも只ならぬ面識があるようで、特にネジルの動向を強く気にかけている様子。


明らかに本作一のキーパーソンと呼べる重要人物。
特に「フィーネ」という謎の、しかし極めて危険な存在を内に封じ込めていることが示唆されており、完全覚醒する前にネジルを中心とした何らかの計画を成功させようと動いている。
果たして彼女の秘める真意とは…?


さらに深刻化。協力者であるはずの上位者たちのアバターをデリートしようとして怒りを向けられてしまう。その時は上位者達の友好的な存在のおかげで事なきを得たが、自身の中に封印しているフィーネ覚醒によって乗っ取られて暴走。かつての協力者を殺害…もとい記憶を改竄するなど不穏極まりないことになっている。
しかしフィーネ覚醒寸前に自身の意思でオールディスやネジル達の元に現れ、これまでのシリアスさをぶち壊す軽い調子でオールディスと一緒に世界の根底からいろいろとネジルに対して話している。



  • ヴィクトリニティリーマン

ヴィーテ姫達と共に戦う巨大ロボット。
赤、緑、青の機体色から見るに、あの三人組が合体している可能性が高い…?
偶然、目撃したユーコの発言で「いつもの三人組(=あの三人組)」というのが、より疑念を深めている。
が、疑惑の当人らがいざ自分の意思で合体しても似ても似つかないヘンテコロボに変形することから、何か条件がある模様。


例によってボキャリーマンズがヴィーテ姫の指令によって変形合体した姿。
ただし本人達の意思とは関係なく強制的に合体させられてしまうため、合体時の記憶は無い。
最終決戦では正気に戻り、自らの意思で同僚合体。
ネジルとヘボットを助けるために次元ネジの防衛ロボットであるネイルガンドラゴンに立ち向かった。


  • マンドライバー(CV:内田夕夜)

「俺のネジ魂が震えている……!?」
一話冒頭のシリアスシーンを担当したヴィーテ姫の仲間。登場時点から明確にネ人造人間であることが判明している。
正義の味方風の性格をしている格好良い男だが、その一話ではネジキール卿にまさかのケツ穴開発攻撃を受けてしまい台無しの顔芸を晒して退場するハメになった。
その後は時々登場するものの、本編との直接的な関わりは無く、ソルジャーボット軍団と戦ったりネジキール卿に追い込まれたりしていたが……


「どぉーなってんのこれぇー!?」
謎のネジ、スゴスゴインダーネジの力でへボネジの世界に飛ばされてしまい、いよいよ彼らと合流。
果たして明らかになった正体は別の未来のネジルその人であった。
ヘボットが自身への嫉妬に狂う兄の手で破壊されたため、残ったパーツを自らと融合させ、現在の姿のネ人造人間13号になった過去を持つ。この時のヘボットは純正ヘボット。
ただ、元がネジルなので本質的にはギャグキャラ。一人では生活力が皆無なのも同様。なぜか存在したネジが島の住居もゴミ屋敷。
現在はネジキール卿共々、成り行きでボキャリーマンズの下で「マンの字」呼ばわりされて働かされており、ヒーロー然とした彼の姿はどこにもない…


のだが、OPに存在する彼ともう一人とビクトリニティーリーマンの3ショットの伏線になるのではとも思われるのだが、やっぱりそうなった。


  • ネジキール卿(CV:伊丸岡篤)

「どいつもこいつも心のネジが緩みきってやがる……」
マンドライバーと敵対、或いは共闘していると思われる男。
全身を甲冑に覆っているが、素顔は鍛えられた肉体と髭を蓄えた偉丈夫。
非常に好戦的で粗暴な言動の主。月世界を滅ぼしたりした過去を持つ。
デストロイネジ搭載のヘボット似のロボ兵士・ソルジャーボット軍団を引きつれて破壊の限りを尽くしている。


「よう。いもチン屁こき野郎に空っぽ王子」
マンドライバー同様に直接本編と関わっていなかったのだが、なんと、23話にてネジル・ヘボットと遭遇。
いかつい外見に反してギャグに対する乗りの良さ、ネジを目にした時のネジル同様の反応などネタキャラっぽい意外な一面を見せたものの、本質的に粗暴かつ残虐、約束協定は当然のように破る外道。
ネジルとヘボットのコンボ発動時の懐かしむ様な表情、エトボキャボット達を裏切り者呼ばわりする等、なお謎が多い。


この騒動はある男の手によって強制的に鎮圧されたが……


23話での騒動を収めたオールディス。その彼がネジキール卿に対して呼んだ名が「ネジル」。
後にマンドライバーと共に再び合流した際には、やはり彼もまた別の未来のネジルその人であることが確定した。
ゴッドネジランドのメンテ地獄を終えて脱出した時にいつの間にかヘボットとめみ子が入れ替わっていた、というわけのわからない経緯で相棒を失った過去を持つ。この時のヘボットは黒いカラーリングである。
ギャグキャラみたいな言動やネジへの反応も、彼が元々ネジルだったのだから当然の話。
マンドライバーと同列で単独の生活力は無く、ちゃっかりネジが島に作っていた隠れ家はゴミ屋敷化しており、ソルジャーボット達ですら呆れている。
現在はコンビでボキャリーマンズから「キルの字」などと呼ばれていいように使われている等、かつてのシリアスに狂った、しかしどこか哀愁ある外道だった面影はない………。


………のではあるが、これもまたOPに存在している彼とマンドライバー、ビクトリニティーリーマンの3ショットの伏線ではないのかと思われるのだが、やっぱりそうなった。


  • 土星ババア(CV:新井里美)

その名通り土星に住む多脚の青くて気持ち悪い怪物のババア。前期OPの映像ではラスボスのごとき威圧感を放っていたが実際はそんなことは無かった。
ブラッドボーンに出てくる奴と似てる気がする
大変悪質な古株クレーマーであり転売厨でもある。あとCVが同じなボキャ美同様ヘボット大好き。
何かと作中の騒動に一枚噛んでいることが多く、土星で地割れを装って盗んだ車をコレクションにしたり売ったりするのは序の口。
ネットオークションに出品したボキャネジのうち「ノロノロネジ」のせいでネジが島にバイオハザードを引き起こし、ヘボットのパチモノのパチボットをボキャリーマンズに売りつけて金儲けさせる等、とにかく金に汚い。
時々美少女姿で登場することも。


  • サートゥルヌス

「じゃ、まことの名で呼ぼうか?」

土星ババアの真の姿にして、オールディスを君付けするほど上の立場である、観測者と思しき謎の上位存在。
実は前述のババア姿はオーバージャケットであり、人間の美少女姿のほうが本体
何億年も姿の変わらないまま生きており、土星ババアは彼女の理想の姿*5
しかし、後期OPの描写等からババア以前にもネジ王のオーバージャケットを所有していた疑いがあり、一部では「先代のネジ王の役割を演じていたのでは?」とも言われているが、実際にそうだった。


平時の振る舞いは土星ババア時の活動と大差なく、欲に忠実で悪質極まりない。
土星の修理費を稼ぐために「マダム天王星」を名乗り、没キャラ達にカルト宗教じみた教えを説いて金儲けを企んだこともある。
ガワとギャップがありすぎるのいいことにか、正体が割れる前も度々この姿をよく見せていた。
ある時は仮の姿プリティ・ドセ子を名乗ったり、さりげなくカスリーナらヒロイン組と絡んでいたり…


観測者としてのサートゥルヌスは言動こそ軽いが、上記の台詞をオールディスに向けて喋る時の目は邪悪なクレーマーとは思えない怖さ。
ネジへボが引き起こした異常現象に「よくまあ飽きずに何度も何度も」と意味深にぼやく辺り、過去にも幾度と同じことが繰り返された現場を見て来たらしい。
分身であるボキャ美を護衛用として地上に遣わしているようだが、(ヘボットへの愛が行き過ぎて)暴走気味な所を問題視している。


ちなみに土星ババアと似たような造形のモブキャラもいる。同類なのかは不明。


  • マッピラジャ(CV:黒田崇矢)

トカゲ男。ヘボネジコンビにうまい話をもちかけて騙そうとした悪い奴。
体中にネジが刺さっており、自らを「悲劇のネ人造人間」と自称する変な男だが、ボキャバトルの腕前は非常に弱い。
ボキャバトルに負けた後は刑務所に投獄されたが・・・


後に明らかとなったその正体はネジキール、マンドライバーとも別個体のネジル。
ボキャバトルの敗北後、収監された監獄から脱獄、とある工場で大量のエネジーを吸収・暴走していたが、ヴィーテ姫に始末されて元のネジルの姿に戻った。
以後の動向は全く不明であり、事が事なので生存は絶望視されている。


「イイヨォ~イインダヨ~スゴスゴインダーネジダヨォン」
ネジ王のふんどしの中から突如現れた、強大なエネジーを持つとにかくスゴい究極にDXなボキャネジ。
意志を持ち、自ら会話し自立行動するネジであり、ボキャボットとは似て非なる存在。
通常のネジよりもビックサイズで、ネジというよりは戦闘機やロケットを思わせる形をしている。
どんなことに対しても「イインダヨ~」の一言で済ませて認めてくれるおおらかな性格、でも結構気まぐれで気分屋。
パワーが高まるとお尻のスイッチ部分から巨大光線「これでイインダヨ砲」を放つことが可能となる。
気持ちの良いネジ穴を求め、各地を飛び回っている。
実はDXなボキャネジながら普通のボキャネジでしかない存在でもあり、一時期はその事実を知ったチギル等から手のひら返しを受けてしまい、ショックを受けてそのままボキャ美を巻き込んでネジが島を飛び出してしまう。
が、そんな彼が迷い込んだ島でネジラーニャ&ヘボラーニャ達に励まされたことにより
完全に吹っ切ることができ、以後は自らをノーマルネジ呼ばわりするなど開き直っている。


その正体は「始まりの者」によって送り込まれた「最後の使者」。
(メタ的な言い方をすると「最後の使者」=DXヘボット玩具シリーズの最終商品という意味)
現在の周回までの全てのデータを元に作られた無敵キャラである。


  • プルート(CV:藤井ゆきよ)

サートゥルヌスと同じく「星々の者」と呼ばれる存在で冥王星を司る上位者。
ユーコと同じ姿をしており、白髪で服の色は青、巨大な鎌を持っている。口調は男っぽいオレ女。
ユーコのことを自分のアバターと呼んでいる。


ネジキール卿が相棒と呼んでいる色違いのヘボット。
現在は行方不明になっており、どこか極寒の地で氷漬けになっている。



■更にその他のサブキャラ

ストーリーとは特に関係なく、いつのまにか画面内にいたり、突然登場する脇役たち。
実はOPやEDにもしっかり登場しているキャラも多く、何度も登場する立派なレギュラーキャラ。


  • マカロニ

いつの間にか現れて屁をこく。かわいい。亜種に目つきの悪いペンネがいる。


  • ボクサーおやじ(CV:井上和彦)

眼鏡をかけたデブのボクサー。


  • トゥル子(CV:尾崎真美)

爬虫類のような巨大な女性。なにげに巨乳。

実はなんとその正体はサートゥルヌスと同列の上位者・星々の者の一員で水星の代表者の椅子に座る。
さらに放送後に販売された公式ガイドブックによると春風ムラキは子孫であり、彼を使って介入していたようである。
劇中では明言されていなかったが爬虫類っぽいところや最終決戦でピンチに陥ったムラキ達を助けるなど仄めか要素はあった。
が、そんな彼女は暴走したヴィーテ姫の手にかかり…。



  • イヤーンガール(CV:尾崎真美)

下ネタの時などに現れる女の子。イヤーン。


  • ンーヤイ

上記のイヤーンガールと共に現れることが多いわさび色の生き物。んーやい!


  • マカロニウェスタン(CV:内田夕夜)、ペンネ・ワイルド(CV:伊丸岡篤)、ニョッキ・ボーイ(CV:手塚ヒロミチ)

マカロニとペンネを拳銃代わりにしているカウボーイ3人組。マカロニしか持ってねえ


  • ギブさん(CV:辻親八)

ギブ?ギブ?と聞いてくる緑色の人。


  • めみ子(CV:尾崎真美)

極端に足の長い美少女。ちょっと惚れっぽいのが玉にキズ。だって、めみ子だもん★
マカロニに似ている宇宙人、ドゥビ夫君に恋をしている。
ヘボットからは「引っ込め!」と邪険にされている。
実はアイドル説も。


  • ドゥビ夫

めみ子の恋人。マカロニと同じ顔をした緑色のタコみたいな宇宙人。


常に何らかの事件を追っているヘボット頭の女捜査官。


  • カスリ姫(CV:尾崎真実)

カスリーナそっくりのお姫様。だが髪飾りのネジの形からも分かるようにカスリーナとは別人
少なくともカスリーナは彼女と面識がなく、カスリ姫の姿を初めて見た時には驚いていた。
カスリーナとは違って落ち着いた感じの人物。でも、結構手が出る所はそっくり。
6話でネジル達を最終回へ続くワープゲートに送り込んだり、21話ではハイパーコンボに必要な残り2つのネジをネジルに届けたりと不可解な行動も多い。

実はその正体はサートゥルヌスと同列の上位者、星々の者の一員で金星の椅子に座る。カスリーナは彼女の子孫である。



  • モエナイ(CV:尾崎真実)

モエルの生き別れの妹らしい女の子。12話での一発ネタキャラかと思われたが、23話で本当に登場した。
....が、一言二言喋るくらいでその後の出番はほとんど無く、いつの間にかフェードアウトした。
モエル自身にもどういうキャラなのかよくわかっていないらしく、チギル登場時のかぶせネタだと思っていた。

実はサートゥルヌスと同列の上位者、星々の者の一員で火星の椅子に座る。そしてモエルは彼女のアバターもしくは子孫だと思われる。ヴィーテの行動に対しては否定派をなだめる立場。



  • クトゥルほぼゲロ(CV:辻親八)

ヤミヤミソトホートが呼び出そうとした外なる神。見た目は真っ黒で巨大なドゥビ夫そのまんま。
その名前は人間の口では発音できないのだが、なぜかゲロリーマンだけは正確に発音できる。

実はその正体はサートゥルヌスと同列の上位者。外宇宙代表の座に座る。地球が危険な状態にあると警告している。



  • バッティ(CV:内田岳志)

チョリームカムカがグチッターで知り合って一目惚れした逃亡中のネクサス型イケメンアンドロイド
1972年2月1日生まれで好きな食べ物はチーカマ。彼に会うためにヘボット達は電脳世界へダイブするのだが・・・


実はその正体はモエカストリオのスチャットであった。チョリーとリアルで会って間もなく彼女と結婚し、ギブさんそっくりな子供も生まれた。
が、実は彼もサートゥルヌスと同列の上位者。スチャットはアバターか、或いは彼の使うパソコンを使ってハッキングして介入するための存在だと思われる。
ヴィーテ姫の行動に対してはいろいろあって懐疑的。プルートとは行動を良く共にする。何気に恋愛脳。



  • ウマ汁(CV:手塚ヒロミチ)

金髪ロン毛ハゲで筋肉マッチョでビキニ着用の巨大なオカマのオッサン。
前期EDでお尻を振って踊っている姿が印象的だが、劇中ではボキャバトルのコンボ発動時の映像にたまに出てくる位しか出番がなく、
長らくどのようなキャラなのか不明だったが、48話にて遂に本格的に姿を現した。


星々の者の一員で地球代表の座に座る。
他の代表と違って次元ネジを破壊するために最後まで地球に攻撃を仕掛けるものの、旧ボキャネジカルテットによって阻止される。
その後はナグリにゴッネジ界の番人を無理やり押し付けられ、嫌々地獄を守っている。ボキャメンテ夕子さんの上司。

  • エース・オカ(CV:岡香織)

45話でチギルのクレームを電話対応した女性。チギルの理不尽な要求に対し見事に言い負かし、撃退した。
声を担当している岡香織さんはDXヘボットの企画・開発担当であり、彼女がDXヘボットの生みの親である
DXヘボットに内蔵されているギャグも岡さんが考えたものらしい。



  • 牛肉
  • 豚肉(CV:内田夕夜)
  • マー君
  • ブドウ姉さん
  • スキおじさん
  • スモウレスラー
  • バイキング
  • こけし
  • キリン
  • ハナクルー、シリクルー達
  • ロク・ヒロミ
  • 残念天使
  • トマト
  • イミのない踊りをする人
  • 叫ぶマン
  • カメ子
  • お前は誰だマン
  • ポペップ(CV:藤井ゆきよ)
  • タンクトップ仮面(CV:青山穣)

etc・・・



■用語

  • ボキャボット

このアニメに登場するメカ生命体で頭にボキャネジが挿さっている他、腹部にネジ魂が入っている。
頭にあるネジ穴にボキャネジを挿し込むことでネジの中の言魂を読み取り、ギャグの才能を開花させてレベルアップしていく。最高レベルは99。
同じボキャボットでも野良とそうでない個体の区別がある様子。


  • ボキャネジ

ボキャボットが生み出すネジ。中に「言魂」が封じ込められていて、ボキャボットの「ネジ穴」に差すことでその効果やギャグが飛び出す。
〇、△、□の3種類の形があり、さらにパーティ(赤色)シュール(黄色)インテリ(青色)インパクト(緑色)の4種類の属性に分けられる。
レア度はノーマル、レア、Sレアが存在。
ネジにはそれぞれ様々な効果があり、Sレアやレアには世界そのものに影響を及ぼす物も存在している。


  • ボキャバトル

「ワンネジ、ツーネジ、スリーネジ!」
「レディ…ゴー!」
ボキャボット同士でギャグを言い合い、絞り出したエネジーの量を競うバトルゲーム。名前の元ネタは恐らく「ボキャブラリー」と「バトル」。
どちらかといえばリズムバトルに近い。
ネジヶ島では生活の全てと言っていいほど盛んで、島の人々はボキャネジ、家、王位継承権、主人公の座、果てはラスボスの座など様々なものを賭けて日々ギャグに磨きをかけている。


基本はボキャボットにボキャネジを三本挿し、その組み合わせ(コンボ)によってギャグを発動させるか、ボキャネジを二本挿し、そのネジとネジをかける「ネジかけ」の組み合わせ(コンボ)によってギャグをを発動させる。
コンボには以下の種類があり、下に行くほど評価が高い。


1.ヘボコンボorペケコンボ(同じボキャネジを三度(ネジかけは二度)挿したり、コンボが成立しなかった時のランク。最低評価)
2.イロカタチコンボ(ネジの色or形状が揃っている)
3.エトコンボ(エトボキャボットが持つエトネジを使っている)
4.ハイパーコンボ(特定のネジを正しい順序で挿す)
5.ウルトラコンボ(レア度の高いネジを特定の順序で挿す、最高評価)


基本的には出したコンボの評価が高い方が勝利し、コンボが同等の場合はボキャボットのレベルで勝敗を決める。
ボキャボット同士のレベル差が大きければ相手より高ランクのコンボを出しても負けてしまうことも。
ただし結局のところすべてはネジ王の一存であり、話の都合ややる気の問題、果ては賄賂(いもチン)でいい加減なジャッジがしばしば行われる。


  • ボキャネジカルテット

ノリオの口から初めて語られた、かつて存在した伝説の四人組。
ヘボットには只の唐突なブッ込みだろうと真に受けてもらえなかったが、シルエットに目を凝らすと見覚えのある人物がちらほら。
新OP映像から見るに、オールディス、ジル、ナグリ、ノリオら若き日の四人は確定。現在もナグリを除いた三人で、ネジルをひそかに見守りつつ何らかの動向を続けている。
終盤にてナグリが、ネジル、チギル、モエル、ボキャ美の四人(+三体)を強引に「新ボキャネジカルテット」に任命した。


  • いもチン

ヘボットの好物であるネジの形をしたスナック菓子。
実際に商品化もされている。が、何故か玩具どもども流通している報告が滅多に聞かれず「いもチン難民」「いもチン転売」などというパワーワードまで生まれた。
「いも」チンとは言いながらも主原料はトウモロコシ。
ローソンに売っているお菓子「SPIN」に形状が似ていて、本物のいもチンが買えない難民に「ジェネリックいもチン」として親しまれている。名前的にも「回す」という意味でちょうどいい。


☠これらの情報がすべて正しいとは限りません。世界は日々、進化を続けています。☠



■主題歌

  • オープニングテーマ「放課後ねじまきダンス」(歌:ミソッカス)

ねーうしとらうーたつみーたつみーうまひつじさるとりいぬい!


時折挟まるフレーズにごまかされかねないが、実は結構なシリアス曲であり、
特に2番の歌詞が極めて不穏(ダンスの心得5と6……)。


  • 前期エンディングテーマ「グーチョキパンツの正義さん」(歌:わーすた)

グーチョキパンツ!グーチョキパンツ!


  • 後期エンディングテーマ「社会のルール」(歌:BiSH)

思い切りやろう!


ナグリ王妃のカットからのサビ部分の映像より、全滅エンドが示唆されているが果たして……。




追記・修正はネジを巻いてからお願いするヘボ!


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ヘボッと/
#vote3(time=600,61)

[#include(name=テンプレ3)]


  • ↑了解 -- 名無しさん (2017-10-19 08:54:30)
  • コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-10-26 20:46:44)
  • 石平信司はポプテピピック見ているのだろうか? -- 名無しさん (2018-03-21 14:57:24)
  • Q.なんで前回の出来事がなかったことになるの?A.ループものだから。←これホント好き(当時OPで十二支の順番を覚えたなんて口が裂けてもいえないヘボ) -- 名無しさん (2023-01-07 10:52:20)
  • ヘボットは伊原しげかつ先生の絵の方が、(個人の意見といえ)親和性高かったしこの人の書いた漫画みたいなぁ。 -- 名無しさん (2023-05-21 07:51:17)

#comment

*1 そして伝えられた結果生まれたのが42話の「ネジダケボーイズ」などの自虐ネタ
*2 奇しくもその比較対象に挙げたアニメも、回が進むにつれて「原作たるアプリ版との関連を匂わせる伏線」や「よく考えると深い描写」が浮き彫りとなり、『ヘボット!』のように只のゆるいアニメに留まらない作風であったことが判明して多くの考察勢を生み出したという共通点もある。
*3 本枠はABCテレビの30分枠も同時に統合したため、制作クレジットはテレビ朝日・ABC・メ~テレの3社表記となっている。
*4 メ~テレ以外の在名局は概ね1~3本全国ネット番組を保有している。
*5 初登場時はこの姿が割れて中から土星ババアが登場するという演出だった。オーバージャケットの二重着だろうか。最もユーコ同様、後から(美少女姿の)人気が出て設定が変更された可能性があると思われるが。

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