登録日:2011/02/04(金) 20:43:07
更新日:2023/08/07 Mon 13:53:44NEW!
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プロレス プロレス技 スープレックス ドラゴン殺法 藤波辰爾 ガイル ドラゴンスープレックス
- ドラゴンスープレックス
「ドラゴンスープレックス(Dragon Suprex)」はプロレスに於ける投げ技の一つ。
藤波辰爾が開発したジャーマンスープレックスの変型技として開発した。
その威力、何より見た目の格好良さがウケて流行技となった(脱プロレスを打ち出していたU系レスラーもスープレックスは好んで使用した)。
和名は「飛龍原爆固め」
羽交い絞め(フルネルソン)の体勢から投げる事から「フルネルソンスープレックス」とも。
【概要】
相手の両腕を羽交い絞めの体勢に取り、逃げられなくした状態で仕掛けるだけで、後はジャーマンスープレックスと同じ…。
ただし、ジャーマン本来の安定性や力感は失われ、寧ろ後ろに持っていくときの勢いで叩き付けていく技となっている(その分ブリッジが流れ易い)。
良く言われている様に腕を封じられた事(+首の動きが利かなくされる)により受け身が取り難くなる他、
投げの重心が相手の高い位置に移る事で、衝撃を逃がし難くなると云う働きもある。
※スープレックス型の技は相手の上半身をロックした場合、ダメージが逃がし難くなる為、バックドロップやジャーマンは腹をロックするのが一般である。
これらの要素から、開発当初は怪我人が続出…禁じ手とされた程の危険技だったと云う歴史もある。
【主な使い手】
「マッチョドラゴン」と呼ばれたJr.時代に開発。
ジャーマンスープレックス自体が当時は数少ないレスラーだけが使用できる高等テクニックであり、
それを羽交い絞めの体勢から行うと云う事で、開発当初には存在自体が疑われたとか…。
「ドラゴン殺法」の代表技ではあるが、ヘビー級転向後は使用が減っており、後に腰に致命的な負傷を負った事で幻の技と化した。
ドラゴン…と見せかけ、フルネルソンの攻防を見せるのは定番のムーヴ。
- 前田日明
スープレックスバリエーションの一つとして使用。
藤波とのシングル戦では藤波に先駆けて使用しインパクトを与えた。
- 高田延彦
現役時代の得意技の一つ。
華がある男には華のある技が似合う。
- 越中詩郎
「侍」越中の隠れた得意技だったりする。
男臭い漢だって華のある技を使用する。
やはり華のある男には…(ry …。
橋本真也に仕掛けた際に奥歯を数本持っていかれてからは膝の負傷もあり封印。
- 大谷晋二郎
Jr.時代からの必殺技で、当時「乱発」され過ぎて必殺技の権威を失っていたこの技に一撃必殺の輝きを与えた中興の祖。
大谷のドラゴンスープレックスは、ベノワと並び特に美しさと力感を備える。
- 大森隆男
全日時代からの隠れた得意技。
巨体ながら非常に美しいブリッジを決め、連発で持っていくのが基本だった。
尚、以前の全日系マットで〝ドラゴン〟の名称が使用されなかったのは所謂「大人の事情」
現在の新日エース。
ドラゴンスープレックスは、拘りの技の一つ。
ジャーマンと同じく綺麗なブリッジを決める。隠れた決め技。
- 斎藤了
「DRAGON GATE」のトップレスラーの一人。
コミカル路線が先立っていたサイリョーがトップ宣戦に立つ契機となったのがこの技。
- 鈴木秀樹
己の身一つで各団体を渡り歩く2代目人間風車
190cmの肉体から放たれるこの技は、まさに圧巻。
日本マット時代からの得意技で、米マットでも旧ECW~WCW時代にはフィニッシュとしても使用。
「ディス・イズ・ジャパニーズスタイル」の高度な危険技の代名詞の一つだった。
- ゲイリー・オブライト
プロレス史上最も危険なスープレックスの使い手が、プロの世界で得た最大の必殺技…。
羽交い絞めのロックの仕方は両の拳を合わせると云う独特の形だった。
2mの高さから一気に投げ下ろす一撃は「たった一発」で相手の意識を断つ程で、大マジで死人が出る事を心配されたとか。
少佐の基本投げ技の一つ。
…死ぬって!
※この他、男子よりも身体の軟らかい選手が多い女子には昔から使い手が多い。
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