登録日:2016/01/14 Thu 23:59:31
更新日:2024/01/18 Thu 13:45:59NEW!
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ジョークカード ネタカード tcg カードゲーム 公式が病気 どうしてこうなった カード tcg用語 ジョーク ネタ デュエマの暴走
※この項目では、各TCGにおける「ジョークカード」について解説する。
●目次
【概要】
ジョークカードとは「最初からネタ目的で製作されたカード」のことである。
当然ながらテキストの内容がおかしく、「動物の鳴き真似をする」「カードを破る」「特定の言葉を発する」など、思わず二度見したくなるような事がシレっと書いてある。
あるいは効果は普通でも「イラストが変」とか「カード仕様がそもそも変わってる」とか「別のTCGでも使える」といったものも。
というか、なかにはTCGやめてるとしか言えないものもある。
また既存カードのパロディもある。
基本的にフリープレイでの使用を想定しており、競技としてのゲームが行われる公式大会・公認大会では大抵の場合で使用不可となっている。
Magic the Gatheringのジョークカードはこのパターン。
但し、TCGのタイトルによっては、ネタ目的としか思えないような奇抜な効果を持っていても、
「公式で使える(使えた)カード」も多く存在する。
そういったカードは「なんでこんなカード考えついたの?」と屡々語りぐさとなる。
本項ではそんなユカイでバカげたカード達を紹介していこう。
【例】
Magic the Gathering
※ホリデーギフトカードは後述。
MtGでは「Unglued(アングルード)」「Unhinged(アンヒンジド)」「Unstable」というジョーク・エキスパンションが存在する。
これらのエキスパンションは「収録カードのうち公式で使用できるのは5枚の基本土地のみ」という徹底したエキスパンションである。
いずれも通常の黒枠ではなく「銀枠」で印刷されており、枠を飛び出したイラストや奇抜なフォーマットが多い。
▷ 詳細
たとえばアングルードなら、
- ニワトリの鳴きまねをする《Mesa Chicken》
- カードをビリビリに破いて使用する《Blacker Lotus》《Chaos Confetti》
- その場で新たな禁止カードを制定する《Look at Me, I'm the DCI》
- 2枚繋げて使う《B.F.M. (Big Furry Monster)》
- 相手がデニム製の服を着ていれば攻撃をブロックされない《Hurloon Wrangler》
- 相手に飲み物を買ってきて貰い、使用プレイヤーが費用を支払う《Ashnod's Coupon》
- 強制的にインディアンポーカーが始まる《Psychic Network》
- 凄まじく面倒くさいテキストで「記憶しりとりをしろ」と書かれている《Bureaucracy》
なんかおかしいが、アンヒンジドも負けてはおらず、
- 同名のカードを貼り付けて行くたびにパワーが上昇する《S.N.O.T.》
- 名前がMtGで一番短い《_____》
- 名前がMtGで一番長い《Our Market Research Shows That Players Like Really Long Card Names So We Made this Card to Have the Absolute Longest Card Name Ever Elemental》
- FAQの最初が「はぁ?」って書かれてる《Curse of the Fire Penguin》
- 対戦相手の行動で誘発する「ゴチ」カード
- その場で新たなエラッタを出す《Look at Me, I'm R&D》
- 逆に、全てのエラッタをなかったことにする《R&D's Secret Lair》
- 世界最悪の効率のマナフィルターと世界で最も効率の良いマナ能力がある《Mox Lotus》
- 新しいブースターパックを開ける《Booster Tutor》
- プレミアムカードがないと効果を発揮できない《Super Secret Tech》
- 特定のアーティストが描画したカードを迫害する《Persecute Artist》
「アン」シリーズ3作目のUnstableでも、とんでもないカードは少なからず存在し、
- 「状況起因処理」ルールを無視する《ルールの法律家/Rules Lawyer》
- 他人のゲームに自分のクリーチャーを乱入させる《別探索/Side Quest》
- 他人のライブラリーからカードを引く《スパイの目/Spy Eye》
- ライブラリーをクリーチャーにしてしまう《動くライブラリー/Animate Library》
- ゲーム外の人物を味方に引き込む《一人より二人がいいさ/Better Than One》
- パワー無限のクリーチャー《無限の精霊/Infinity Elemental》
- 3.14点のダメージを与える《パイ投げ/Just Desserts》
- 10秒間の間でライブラリーを好きに並び替えられる《緊急修正/Hot Fix》
- 効果をWebサイトで抽選する《アカデミーの頭、ウルザ/Urza, Academy Headmaster》
- 同じカード名なのに効果が違う何種類ものカードがある《言い知れない祝福/Ineffable Blessing》等
となんかおかしい。
そして「アン」シリーズの構築済みデッキUnsanctionedでも枚数こそ少ないが
- ゲーム的な出来事にツッコミどころがあると判定されたら打ち消される《Flavor Judge》
- 季節で能力が変わる《Spirit of the Season》
- 強制的にサイコロ積みゲームをさせられる《Boomstacker》
等々、粒ぞろいなおかしなカードが。
…ものの、MtGはすでに20余年を超えるゲームであり、黒枠や白枠のカードでも
- カードを投げたり落としたりして使う《Chaos Orb》《Falling Star》
- ゲーム中に別のゲームを始める《Shahrazad》
- アンティ(賭け)が前提になるカード《Contract from Below》など
- 自分のカード資産から好きなものをサーチできる*1《Ring of Ma'ruf》やジャッジメントの「願い」サイクル
- 相手のターンを乗っ取る《精神隷属器/Mindslaver》
- ゲームに絶対負けなくなる《白金の天使/Platinum Angel》
- 全てのカードをノーコストで唱えられる《全知/Omniscience》
と効果がおかしいもの(ちなみに上3つは「TCGそのものの黎明期の遺産」と言うべき存在で、トーナメントイリーガルだが、他はフォーマットが許すのであれば全て使用可能。)があるし、反転カード・両面カード・分割カードは基本のフォーマットを大きく逸脱したデザインである。
またプレインズウォーカーはイラストが地味に枠を出てたりする。
「新しいブースターパックをあける」効果は後の「コンスピラシー」で《知識の探求者/Lore Seeker》が登場している。
ドラフト用カジュアルセットとはいえ立派に黒枠のカードなのでレガシーやヴィンテージではきっちり使用可能…
「ドラフトに新しいパックをあけて追加する」効果だからドラフト以外では何もしないけどな!
もっといえば、精神隷属器に関して言えばこれは本来「アングルード2」を出す予定だった際に収録予定だったものを、
そっちが発売中止になったからと急遽名前とイラストだけ変えて通常エキスパンションにぶちこんじゃったものである。
(その後「アングルード2」を復活させたのがアンヒンジドである。)
隷属器のほかにも、Look at Me, I'm the DCIが元ネタの《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》やアングルード出身のカードとほぼ同じテキストを持つ《不毛の栄光/Barren Glory》など新カードのアイデアにされた事もある。
また両面カードは兄弟TCG「デュエル・マスターズ」のギミックを逆輸入しちゃったものだったりする。複数枚繋げて使うカードもあっちには正式なカードとしていっぱいあるし。
デュエル・マスターズ
※ホリデーギフトカードは後述。
MtGの弟分として有名なデュエマにも、ジョークカードと形容すべきカードは存在する。
但し、色々アレな方向に吹き飛んでおり、そのほとんどが公式大会で使用可能という特徴がある。
▷ 詳細
まず最初に語るべきは、ジョーク・エキスパンション的ななにかである「ブラック・ボックス・パック」「超ブラック・ボックス・パック」の存在だろう。
…が、なんで「的ななにか」というのかというと、
このエキスパンションのカードは「全部公式大会・公認大会で使用できるから」である。
で肝心の効果だが
- 新しいブースターパックを開封し、そこから1枚を手札に加える《カモン・ビクトリー》
…のっけからMtGの問題カードをリーガル化してしまった。ん? 一応大会で使えるぞ?
- 唱えるだけ無駄なバニラの呪文《偉大なる無駄》
詳細はスペシャル・クライマックスを参照のこと。
- H.C.サポートする、原作者がモデルの《松本大先生》
などとんでもないカードがある。
他にもイラストがどうとか向きがどうとか、正直開発者の頭がおかしいんじゃないかと不安になる変なカードが色々あるが、最早ここでは書ききれないので詳細は個別ページを参照してほしい。
だがとにかく繰り返すが「デュエル・マスターズ」というTCGには普通のTCGならありえない仕様のカードが多い。
存在するだけでも
- 銀枠・金枠のカード(デュエマでは単に「特定の構築済みデッキ」のカードであることを意味する)
- 縦・横・斜めに合体させて使うカード
- 名前が長い割にはそこそこ実用性がある《奮戦の精霊龍 デコデッコ・デコリアーヌ・ピッカピカⅢ世》
- 扱いにくい上に再収録されたらツッコミどころ満載のイラストになった《偽りの名 イーサン》
- イラストの作成工程をそのままイラストにした《メガ・メイキング・ドラゴン》(線画・下塗り・完成の3種類が存在する)
- 異常な数の種族と、イラスト欄にまではみ出たソウルを持つ《究極男》
- 能力を持ち過ぎてテキスト欄が広がった結果、イラストが消滅した《超越男》
- プレイヤー自身を進化元にし、プレイヤーの年齢の10の位の数字の数だけシールドをブレイクできる《「我」の極み エゴイスト》
- ベリーレアとスーパーレアのカードを対象にした効果を持つ《レアリティ・レジスタンス》
- 午後6時から午前8時の間に使用しないと効果を発動できない実写カード《開発部の守護者 ミッチー》
- 2016年のカレンダーが記載されている《2016カレンダー》
- カレーの香りがついている《遊びだよ!切札一家なう!》/《カレーパン・マスター 切札勝太》
- 大声で叫ばないと効果を発動できない《熱血デュエ魂 切札勝太》
- 攻撃時に「すベッカム」と言うだけでバトルゾーンにあるクリーチャーを全てタップできる《勇者ベッカムZ》
- 負けそうな時に能力を発動できるが、使用した瞬間即死する《爆笑必至 じーさん》
- QRコードを読み込んで能力を付加する《ロックマンエグゼ&勝太》
- 相手クリーチャーがバトルゾーンに出て能力を発動する時「ノーン!!」と叫びながら自壊する事で能力を無効化できる《消王ケシカス》
- 風に関する注意報または警報が出るとアンタッチャブルが付加される《鋼龍 クシャルダオラ》
- フレーバーテキストが長い上に独自のストーリーが展開される《パーロック》系列のカード
- クロスワードの答えを解かないと効果を発動できない《パーロック~交差の石板~》
- 上記の《Our Market Research Shows That Players Like Really Long Card Names So We Made this Card to Have the Absolute Longest Card Name Ever Elemental》を越え
てしまった長さの名前を持つ《超法無敵宇宙合金武闘鼓笛魔槍絶頂百仙閻魔神拳銃極太陽友情暴剣R・M・G*2チーム・エグザイル~カツドンと仲間たち》 - それをさらに超え
てしまった上に覚えやすさにも配慮した《「破壊の赤!スクラッパーレッド!」「知識の青!ブレインブルー!」「魅惑の緑!トラップグリーン!」「閃光の黄色!スパークイエロー!」「強欲の紫!ハンドパープル!」「ブレイクあるところに我らあり!シールド戦隊、トリガージャー!!」》 - 真っ白い背景に緑の手書き文字で「2 フェアリー・ライフ ST +1マナ」、赤い手書き文字で「※カードを作るときはこんな風に紙に書いてテストしています.」と描かれたプロキシを再現した《フェアリー・ライフ》
- 場に出すと、すべてのプレイヤーが「幸せに包まれる」効果を持ち、自分のターンの終わりに上下ひっくり返して「相手にプロポーズし相手がOKしたら、両プレイヤーは人生の勝者となる」《[[結婚してくれやぁ!!>結婚してくれやぁ!!(デュエル・マスターズ)]]》
- 別のカードゲームでも使用できる《奏世の鍵主 ウムル=ノル》
- 選ばれた人(謎を解けた人)にしかテキストが読めない《東京ミステリーサーカスからの挑戦状》
- 名は体を表す一発ネタのためだけのカード《緊急プレミアム殿堂》
- ナーフガンのAIM力が要求される《インビンシブル・ナーフ》
…うん、これ全部公式大会で使える(1枚除く)んだからおかしいね。
さらにはデッキと混ざってゲームが進行することが無いカードはその性質を存分に利用して、
- そもそも複数で1枚のイラストを形成するカード
- B6版の「ジャンボカード」(コロコロコミック系統の雑誌とほぼ同じサイズ)
- 金属製の「メタルカード」(銃弾でぶち抜かれても使用可能)
- 両面印刷された「サイキック・クリーチャー」「ドラグハート」
- 物理的に折りたたんで変形できる「3D龍解」
デッキに入らない事をいいことに材質・サイズも最早カードである事すら止めている物も見られる。
というかへんてこりんな事に「公式大会では使えるけど、非公式大会では主催者によって禁止されるカード」まである。
理由は上の説明から察してもらえるだろう。
……しかし一番問題なのが、上述のカードの多くがガチデッキに使用されるカードだという事。
ジャンボカードの《無敵剣 プロト・ギガハート》は、装備対象のクリーチャーに強力な除去耐性を与えるデュエマ公認の下敷きである。
3D龍解はいずれもカードパワーがぶち壊れの域に至った凶悪カード群。ループコンボやドラゴンの踏み倒しなど、できる事が多様な万能カード。三つのカードが繋がっていて(是非デッドマンのCMを見て欲しい)、TCG界史上初といっても過言ではない物理的に変形するカードである。……思いついても誰もやらねぇよってか? そうだな俺もそう思う。
あげく、超BBPでの再録時は3枚バラバラのカードとして収録されている。
ジャンケンに勝つ事で効果が付加される《炎舌実況DJ・ショー》はゴチャゴチャ能力がついていて(デュエルを行っている会場に司会のショーがいればパワーアップとか)一見、いやどう考えても実用性を重んじたタイプには見えないにも拘らず、かなり実用的なカードである。
《遊びだよ!切札一家なう!》/《カレーパン・マスター 切札勝太》は最初こそネタカードでしかなかったのだが、後に凶悪な即死コンボの核として環境を掌握。
どうしてデュエル・マスターズがこんなカードを次々生み出すのかと言えば、それは「超次元システム」の存在ゆえ。
遊戯王OCGでいうところのエクストラデッキという奴なのだが、ポイントはこれが公開領域だという事。
つまり、同一フォーマットのカードを使う必要性が全くないのである。極論を言えば、カードである必要性すらそこには全く存在しない。
これの恩恵は非常に大きく、色々想像の斜め上を行く方向性の戦術性をDMに与えている。
……ちなみに、両面印刷カードはなぜかMtGに逆輸入され(何とこちらは非公開領域のメインデッキに入ってしまう。遊ぶには不透明のスリーブか両面カード専用の差し替えカードを用いる必要がある)、これが開発者より「「マジック史上最も愛されたメカニズム」の最高位に位置付けられる」と評されるレベルにまで大ウケ。以降もしばしば登場する定番メカニズムとなっている。
ということで、リーガルがこんな感じなのでとてもジョークカードをデザインすることがそもそも難しそうだが
そこはMtGもやってるWotCなので、以下のホリデーギフトカードのようなものが作られている。
ホリデーギフトカード(MtG・DM)
MtGは2006年から、DMは2013年から関係者(ショップ、ホビージャパン、タカラトミーなど)やWotC社員に配られる
恒例の「年末のプロモーションカード」。当然ジョークカードである。
海の向こうでは年末といえばクリスマスなので、基本クリスマスのカードになっている。
▷ 年別のリスト
- 2006年
MtG:《Fruitcake Elemental》
3マナ7/7とでかいカードだが、コントローラーにも7点を与えるケーキの精霊。
大量のドライフルーツが入ったとてつもなく「甘ったるい」Fruitcakeをモチーフにしており、
伝統的なお菓子ながら甘すぎて「誰かに押し付けたくなる」らしい。
…ようはそういうことだ。おしつけて相手のダメージを絞りとっていこう。
遊戯王の《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》に近いが押し付けるためにマナが必要となる。
押し付けられてもマナを払えば押し付け返すことができる。
- 2007年
MtG:《Gifts Given》
《けちな贈り物/Gifts Ungiven》のパロディ。
あちらと異なり「相手のデッキのカードを貰う」というとんでもない効果。
手札補充やマナ基盤確保、更に相手のカードの「やばいカード」4枚を潰すなど利用方法は多数。
- 2008年
MtG:《Evil Presents》
《邪悪の気配/Evil Presence》のパロディ。
相手にクリーチャーをプレゼントするが相手のコントロール化であるにも関わらず、
なぜかそいつは相手自身を攻撃する。
無論自分のコントロール下で出せないため効果を使われたりと痛いことも多いが、
《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable》をプレゼントして勝利したり出来る。
《Fruitcake Elemental》を押し付けてもいいかもしれない。
- 2009年
MtG:《Season's Beatings》
相手のクリーチャー達がそれぞれ無作為に別の相手のクリーチャーを殴る。
決まれば大量除去も難しくない。トークンの数が100万とかあったりすると処理めんどくさそうだが。
おそらくは家族がクリスマスにどんちゃん騒ぎ、ということだろう。
- 2010年
MtG:《Snow Mercy》
《無慈悲/No Mercy》のパロディ。氷雪エンチャントでもある。
タップ・シンボルとアンタップ・シンボルが交互に並んでいるために発動させるのがめんどいが、
結局はタップ・シンボルひとつと何も変わんない。効果は無慈悲や黄金化とあんまり変わらないが、
カードに物騒な注意書きが書かれている。
WARNING:Shake gently. Contents may cause choking, hypothermia, and/or planar invasion.
(注意:やさしく振ってください。内容物は窒息、低体温症、次元侵略を起こすおそれがあります。)
- 2011年
MtG:《Yule Ooze》
降誕祭のウーズ。他のパーマネントを食い散らかして大きくなり、実際に食事すれば再生もできる。
イラストではゼリーになりすましてパーティのごちそうをたべるウーズ(スライム様の生物)が見られる。
…なおウーズにとっては、パーティの参加者もごちそうのようだ。
- 2012年
MtG:《Naughty+Nice》
有名な「サンタが町にやってくる」の歌詞から取られている。分割カードのジョークカード。
Naughtyは他のプレイヤーのデッキからカードを貰う黒のソーサリー。
Niceは逆に他のプレイヤーにデッキから1枚プレゼントする白のソーサリーである。
- 2013年
MtG:《Stocking Tiger》
DM:《Katta's Crew is Coming To Town/勝太が街にやってきた》
ここからDMも参戦。英語版のカードに日本語ルビと日本語訳が付加されたカードになっている(翌年以降も同様)。
MtGはブースターパック一つの上に乗って登場する虎…でいいんだよねこれ?
Stockingは大きな靴下のことだろう。おにゃのこのあれを想像した人は一緒に紅茶を飲もう。
君の分が《石炭ゴーレム/Coal Golem》でいっぱいでないことを祈る。
DMは「メリー・クリスマス!」と叫びながらブースターパックをふたつプレゼントすることでドロー出来る無色の《エナジー・ライト》。
水文明が入らないデッキでは有用だが使い過ぎると財布がスカボックスになる。
カード名は「Santa Claus is Coming to Town」のパロディ。勝太がカツドンを模したそりにのって町にやってくる。
後ろにはべんちゃん、ぶっちゃけ、ヨーデル、カツドンが乗っている。
- 2014年
MtG:《Mishra's Toy Workshop》
DM:《Spread Joy to the World!/デュエ友こぞりて》
MtGはトークン専用の《Mishra's Workshop》。
トークンを示すのにおもちゃを用意する必要があるほかは、トークン専用で3マナ捻出できる馬鹿みたいなカード。
黒枠じゃなくてよかった。黒枠なら確実にマローが社長室行きである。
イラストではテディベアで喧嘩したのか、ウルザがミシュラにあやまっているがミシュラは聞く耳を持たない。
これが兄弟戦争の遠因なのかもしれない(違う)。
DMは相手にブースターパックをプレゼントし、自分も相手もブースターパックをひとつシールドゾーンに置く呪文。
しかもおまけにハッシュタグをつけてTwitterにゲームの様子を投稿する。
開封しない場合はシールドブレイクで手札にブースターパックそのものが存在するカオスな状況になる。
する場合はトリガーが入っていると嬉しい事この上ない。
前年に引き続き、使い過ぎると財布がスカボックスになる。
カード名は「Joy to the World! The Lord is come(もろびとこぞりて)」のパロディ。
イラストでは勝太、でこちゃん、ぶっちゃけ、べんちゃん、ルシファー、コジロー、ギョウがクリスマスパーティーをしているという
原作設定を考えるとかなりカオスなイラストになっている。
- 2015年
MtG:《Goblin Sleigh Ride》
DM:《Treasure Cruise/七福神の宝船巡り》
MtGは「クリーチャーをこのカードに乗せて滑らせる」という衝撃的な効果を持ち、
滑って落ちなければその滑ったルートにあったカードにダメージ。
まさに、Sleigh(そり)でSlay(殺す)というわけである。
普通に使うとカード同士が離れるが「トークンを使って付箋付けて滑らせる」などのずるい手もある。
DMはクリスマスではなく、正月にシフト。
そして日本語名がMtGの《Shichifukujin Dragon》、英語名がかのMtGの「金玉漂流在外」こと《Treasure Cruise/宝船の巡航》のパロディ。
更に効果は「頭の上に乗せたこのクリーチャーを「Shichifukujin is coming!(七福神のお出ましだ!)」と叫びながら落とし」
「触れた相手のクリーチャーを全部破壊する」という《Chaos Orb》のパロディになっている。
イラストは勝太、でこちゃん、ぶっちゃけ、べんちゃん、ヨーデル、ルシファー、コジロー、デュエマウス、ハムカツが宝船に乗っている絵。
前年より更にカオスだし、そもそも7人を超えている。ハムカツをカウントせず、ぶっちゃけがおっこちそうなのを考慮すれば7人だが。
このカードに限り、ジョークエキスパンションの「超ブラック・ボックス・パック」に日本語テキストで収録された。
それに伴い、タカラトミーの公式チャンネルでは何故かDeadmanがこのカードの使い方をレクチャーする公式動画が投稿された。
(超BBPの収録内容は一応秘密であるため、動画ではDeadmanが「何故か突然このカードを見せびらかしたくなったぜ!」と言って本物のホリデーギフトカードで対戦した)
Deadman曰く「意外と難しい」らしく、動画では一回も決まっていなかった。
遊戯王OCG
ブッとんだ事態やカードが頻発する原作やアニメとは裏腹に、あまりにもブッとんだジョークカードは少ない。
その代わり、大会などで使える普通のカードとしての範疇で様々なネタを仕込んだカードを登場させて来る事は昔から多かった。
▷ 詳細
ジョークカードとしての要素が強いカードで公認大会で使えるのは、対戦相手と握手をする効果を持つ《友情 YU-JYO》くらいである。
レベル・ランクが無いなど、カード枠の基本仕様をいじってくる事すら非常に少ない。
公認大会で使うことができないカードには変わった効果を持つカードもあり、
- 敗者の魂を奪う、とんでもないアニメ効果をしっかりと再現した《The Seal of Orichalcos》(プロモ版)
- WCS2007出場者のみ発動が出来る《Get Your Game On!》
- 「かっとビングだ!オレ!」と宣言してデッキトップに好きなカードを置ける(擬似シャイニングドローができる)《希望の創造者》
- 「勝利の方程式は全て揃った!」と宣言して「No.」を特殊召喚できる《勝利の方程式》
- 上記2枚が墓地にある時に「ゼアルフィールド!」と宣言して「CNo.39」に特殊勝利効果を付与する《奇跡の創造者》
- 自分フィールドのモンスターの攻撃力が0になった場合に発動でき、最大5枚ドローできる《遺言の札》
- 凶悪禁止カードの効果を基にした世界大会の賞品(レプリカ含む)
等があり、一部のカードはジョークカードの性質を持っていると言える。
また、遊☆戯☆王の日に行うことができた「ボスデュエル」というデュエルではボス役専用のカード(形状などがOCGと異なる)が存在する。
なお、ボスデュエル用のカードは一般には流通していない。
公式大会で使えないジョークカードは少なめだが、
その分というかなんというか、カード名やイラスト面でジョークとしか思えないネタカードはやたらと存在するし、
- 対戦相手と人狼ゲームをする《沈黙狼オメルタ-カルーポ》
- 効果の発動に一次方程式を組み立てる必要のある《壱時砲固定式》
- フィールドで突如すごろくを始めた挙句特殊勝利する《席取-六双丸》
のような効果面でぶっとんでいるものもそこそこいる。
この辺はKONMAIもDMのタカラトミーと似たスタンスなのかもしれない。
たとえば《サンダー・ボトル》《強欲なカケラ》《青眼の銀ゾンビ》のような有名カード・禁止カードのパロディは笑わせてくれるものである。
これらのカードの中には効果等も元ネタを意識しているカードも有り、《強欲なウツボ》など強力な効果を持つパロディ系カードも非常に多いが、
《謙虚な番兵》など効果自体もネタ寄りでディスアドが酷いカードも存在する。
そういったカードは大抵ノーレアで収録されている。
また、2021年には寿司(特に軍艦巻き)と軍艦を組み合わせた「軍貫」というカテゴリが登場し、
工廠で寿司を握る建設するイラストやレビューサイト風のフレイバーテキストが話題となった。
ポケモンカードゲーム
ポケカのジョークカードは「何かのついでにドローする」といった効果のサポートが多く、こうしたカードの多くは公式大会でも使用可能。
しかし大抵の場合は《チェレン》系列*3と同程度の性能であり、ポケカには《博士の研究》系列などより強力なドローサポートが多数存在するため、実績で使われることはまず無い。
一方で、稀に公式大会では使えないぶっ飛んだプロモーションカードが作られることもある。
▷ 詳細
公式大会で使用できるカードとしては、
- おたがいのプレイヤーは、対戦中に返事をするとき了解なら、胸に手をあて「ラジャー」と答える《ルカリオ》(015 / DPt-P)
- ポケモンの高さを当てるクイズを出し、相手が当てられたら相手が3ドロー、外れたら自分が3ドローする《アララギパパ》
- ワザ名からポケモンを当てるクイズを出し、相手が当てられたら相手が4ドロー、外れたら自分が4ドローする《カツラのクイズショー》
- ギャグを言って相手が笑ったなら、自分の山札を3枚引く《あばれる君 》
- 好きな歌を歌いながら3ドローし、相手はその歌が上手だと思ったらはくしゅができる《ふくよかミュージシャン》
- 人間なのに、自分をポケモンだと思っているためポケモン扱いで場に出せる《ココ》
公式大会で使用できないカードとしては
- 「とりかえっこプリーズ」のサビを歌って踊ると、手札と場のポケモンをとりかえっこできる《スズキサン》
- お互いの手札をとりかえっこする《とりかえっこプリーズ!》
- まさかの小林幸子がメガシンカポケモンとして参戦した《MサチコEX》
などがある。
カードファイト!!ヴァンガード
クラン「エトランジェ」は単独クラン構築ができないため、エクストリームファイト以外では実質ネタカード扱いとなる。
その中でも《キッダーニ男爵》は木谷会長本人しか条件が満たせない上に大会規定では本名で参加しなければならないため、
木谷会長ですら条件が達成できない効果を持つ正真正銘のネタカードである。
関係者限定カードとしては、パワー110000、☆100という驚異のスペックを持つ《100年に一人の逸材 棚橋弘至》が存在する。
但しグレード8のため現状ではライドもコールもできない。
バトルスピリッツ
公認大会で使用できないカードとしてはバトスピチャンピオンシップの来場者に配布されたGXナンバーのカードが存在する。
「ギャラクシー」と認められたバトラー、「コアの光主」、「馬神弾」「ハンサム」「バトスピ大好き声優」など特定の人物にしか使えないが、
その分効果は強力どころかぶっ壊れレベルであり、
- 七枚ドローして残ったデッキを全部除外する「ギャラクシードロー」
- デッキから「ヴルム」スピリットをノーコスト召喚する「ヴィクトリードロー」
- 無条件でスタートステップ以外の全ステップをもう一度行う「ギャラクシーステップ」
- 手札全部捨ててからのセカンドディールを行う「ハンサムドロー」
- バースト発動条件がオナラが出た時な「ボンバースト」
…この様にGXナンバーのカードは大半がマジックカードなのだが、
プレミアムバンダイ完全受注生産として販売された「ギャラクシー渡辺プレゼンツ バトスピ大好きスペシャルデッキ&ドラマセット」に付属する番組パーソナリティカードとして
GXナンバーのスピリットカードが登場。
したのだが…
- 「犬」と名の付くスピリットなら1ターンに何度でもノーコストで召喚できる「偽ギャラクシー」
- 場の(自分、相手問わず)天零の数×5枚を相手デッキから破棄する「青嵐帝 阪口」
- 最大BP530000、諏訪部順一、ミスター、ギャラクシー渡辺のいずれか一人が代わりに戦う、イケメンと言う超曖昧な基準のカードを召喚、最大レベルで破壊されると問答無用で相手の負けとおかしい事しか書いてない「遠藤ビャク・ガロ子ちゃん」
と思わず「いい加減にしろ!」と突っ込みたくなるようなカードしかない。
一部カードは流石にあんまりすぎるためか公式番組のパーソナリティが「あげるけど公式大会で使わないように」と釘を刺された。
Lycee
今は亡きシルバーブリッツからリリースされていた、アダルトゲームブランドを中心に版権作品が集うカードゲーム。
アダルトゲームとはいえそこは良い子もやってくるカードゲームショップで売られる商品、きちんと全年齢向けにカードを作っている。
……あるパックを除いては。
《Lycee ver.Alice soft XXX Edition》
「XXX」の文字が眩しい、公式サイト通販限定パック。Ranceシリーズ、超昂天使エスカレイヤー、大悪司といった当時のアリスソフトが誇るアダルトゲームから、Hシーンを選りすぐり《絶頂》だの《正常位》だのと常識を超えたカード名が並ぶ恐るべきジョークエキスパンション。
中のカードはすべてが「エロいので」公式・公認大会では使えず、18歳未満のプレイヤーの目の付くところでは遊ばないようにとの注意書きが書かれていた。
効果も相手を膝の上に乗せてプレイする(そっちの意味のプレイではない)、相手のカードを海へ投げ捨てるなど、まさにジョークカード目白押し。
GUNDAM WAR
ガンダムシリーズのみのTCGなのを悪用し活かし、雑誌『月刊ガンダムエース』とコラボしたジョークエキスパンションとしてジョークカード群が発行された。
詳しくはガンダムAレア項を参照。
一応ゼロ・ジ・アールやハマーン・カーン(但し出展作は『C.D.A 若き彗星の肖像』なのでお馴染みのあの姿よりもかなり若い)といった比較的マトモなカードも多い。でもやっぱり公式大会では使えない。
Z/X -Zillions of enemy X-
公式がフィギュアだ抱き枕カバーだベッドシーツだカーテンだタオルケットだと斜め上の商品開発を行うZ/Xでもジョークカードは当然のように存在する。
▷ 詳細
記念すべき(?)初のネタカードは『スペシャルな神門カード』
公式イベント『英雄達の戦記(ヒロイックサーガ)』第二回赤の世界編にて、
「アレキサンダー・黒崎神門連合の勝利数が呂布・ハンニバル連合を上回れば神門のスペシャルカードを配布」
という謎のお知らせが発令。
結果から言えばイベントにおけるランブルはアレキ・神門連合の敗北だったが……
twitterで「#ZX_TCG #軍師頑張れ」のハッシュタグを付けてツイートするとそのツイートが勝利数に加算されるというハンデ作戦により勝利という結果に。
その結果、中国地方及び九州地方の公認大会で『スペシャルな神門の四倍プレイヤーカード』が配布された。
言うまでもなくサイズが四倍のカードである。最初からスクエアに置くプレイヤーカードだからこそできる荒業である。プレイヤースクエアの隣のスクエアは……?
なお神門以外の第一弾主人公の四倍カードも制作されたがこちらはtwitter連動企画『ソトゥ子の部屋』での特典配布に留まった。
続いて送り出されたのが、イベント・通販限定の『メタルプレイヤーカード』。
カードサイズはそのままに、ずっしりとした重量感あふれる金属製のプレイヤーカードがイベントで販売された。
これならどこぞの社長みたいに撃鉄も止められそうである。そもそも日本にいて銃を向けられる事自体がレアケースだが
なお定期的に新規プレイヤーや新しいイラストを使ったものが出されており、最新のものは初期よりもやや厚みがある(3mm)。ギリギリ公式のスリーブには収まるが。
派生として、同じくイベント・通販限定のポストカードもプレイヤーとして使えるが、さすがに四倍とメタルの後では「まぁ使えるよね」という反応に終わった。感覚がマヒしてるとも言う
その後、『ジャンプビクトリーカーニバル2014』にて『Vジャンプ編集部モデル』の限定カードが配布された。
ラインナップは以下の6種類。
V01-001 Vジャンプを統べる者 イヨク |
プレイヤー |
ボクが編集長だぞー!一番偉いんだぞー!! |
堀愛里/株式会社日本一ソフトウェア |
V01-002 Vジャンプ一の軍師 カネマール |
6コスト |
ブレイバー |
[自]【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】あなたのプレイヤーが「Vジャンプを統べる者イヨク」ならば、そのカードをゲームから除外してよい。除外したならば、このカードをプレイヤーとしてプレイヤースクエアに置き、ゲーム終了時まで、あなたはIGOBできなくなる。(このカードの種類はプレイヤーになり、コスト、色、パワー、種族を無視する。) |
イヨク?我が政権の踏み台に過ぎんな。 |
パワー9500 |
堀愛里/株式会社日本一ソフトウェア |
※2018.3.22エラッタ
V01-003 Vジャンプ一のイケメン テラシ |
5コスト |
メタルフォートレス |
[自]このカードが登場した時、あなたのプレイヤーが「Vジャンプを統べる者 イヨク」ならば〈青10〉を支払ってよい。〈青10〉を支払ったならば、あなたの手札にあるコスト3以下のゼクスを1枚選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させてよい。 |
SO SO SO SO! SO SO SO SO! |
パワー8000 |
K2商会 |
V01-003 Vジャンプ一のカリスマ ビクトリーウチダ |
4コスト |
ガーディアン |
[自]このカードが◎のスクエアに登場した時、あなたのプレイヤーが「Vジャンプを統べる者 イヨク」ならば、あなたは髪の毛を金色に染め、「ビクトリー!」と叫んでもよい。(みんなに迷惑がかからないようにしましょう。) |
みんなビクトリーだよ!覚えてね、ブイブイ! |
パワー6500 |
桶谷完 |
※◎は自分から見てV字の位置にあるスクエア。
V01-005 Vジャンプ一の決闘者 アイカワ |
4コスト |
ディアボロス |
[自]このカードが登場した時、あなたのプレイヤーが「Vジャンプを統べる者 イヨク」ならば、スクエアにあるあなたのカード名に「イヨク」か「カネマール」か「テラシ」か「ウチダ」か「サイトー」を含むカードを1枚選び、ゲームから除外する。 |
ドロー!ずっとオレのターン! |
パワー6500 |
泉彩 |
V01-006 Vジャンプ一のもっさり サイトー |
5コスト |
リーファー |
[常]あなたのプレイヤーが「Vジャンプを統べる者 イヨク」の場合、あなたは語尾に「プハ」を付けて喋ってもよい。 |
またデスクで寝ちゃった!プハフォフォー! |
パワー8000 |
こちも |
全部が全部コストに対して査定ゼロのバニラ相当で、使ったところで意味がないかむしろディスアドな効果ばかり持っている。
かろうじてアイカワはリムーブゾーンを肥やしたり、攻撃したゼクスをどかすことで新しくゼクスを登場させたりできなくもないが。
カネマールはイグニッション・オーバーブーストの実装に伴い、プレイヤーカードが変わるという唯一無二の能力からエラッタ。
効果が強制でなくなった代わりに、イヨクに成り代わると移行そのゲーム中はIGOB出来ないというデメリット効果が追加された。どちらにせよ使う人もいなけりゃ持ってる人も少ないというのは禁句
さすがにこれ以上のネタはないだろうと油断していたところに、ブロッコリーは再び爆弾を投げ込んできた。
『声が出るプレイヤーカード』である。
各プレイヤーに担当声優を決めていることを利用して、目覚ましアラームを内蔵したプレイヤーカードを開発してしまった。一試合に時間制限がある大会では重宝するかもしれない。ぶっちゃけただのボイスタイマーなのだが。
一度改良版に進化したがそれでもなおメタルカード以上に厚みがある(旧版が16mm、改良版でも10mm)うえ、ボタンが付いているのだが『プレイヤーカードとしてご使用頂けます。』と商品ページにしっかり書いてある。
その後、ファッションセンターしまむらと提携してPRカード付のTシャツ「各務原あづみ」「上柚木八千代」の二種を販売したが、なんとこのTシャツもプレイヤーカードとして公式で認められている。着るプレイヤーカード
実際のプレイ中にカードをスリープさせる必要がある場合にはトークンの使用が認められているので、いちいちプレイヤー自身が横になる必要はない。
ヴァイスシュヴァルツ
2017年、公式・公認大会では使用できないアレな能力を持ったカード「ジョークブースター」という区分が登場。
MtGの「アン」シリーズみたいなものである。
第1弾は「ミルキィホームズ ファンファンパーリーパック♪」。
普通のブースターにもありそうな能力のカードも少なくないが、時折ぶっ飛んだものが入っている。例えば…
- まさかの中の人達の実写《ヨコハマいちの名探偵》
- 使うと笑い続けなければいけなくなる《大興奮!》
- ツイートにいいねを付けさせる《“エ”ヌシステムいいね 咲》
- ゲームを終了してカルタを始める《“か”るたしよっ!》
- 使うとその日の夕飯が餃子になってしまう《“ぎ”ょうざを求めて コーデリア》
などなど。
アニメ版のミルキィホームズの様なカオスなノリを楽しめるブースターパックとなっている。
カルドセプトリボルト
カルドセプトシリーズの一作。トレーディングカードゲームとボードゲームを組み合わせた独特のルールが特徴。
ミノタウロスのようにファンから散々ネタにされるカードや、どう見てもどっかで見たことある「ヘッジホッグ」や「パイロマンサー」などのパロディ系カードは多かったのだが、能力的な意味での明確なネタカードはあまりなかった。
しかし、この「リボルト」ではとんでもない性能のカードが実装されている。
アングリーモブ 火属性 50G+火 ST20/HP30
能力発動中、Aボタンを連打するとSTが上昇し、100を超えると10になる
ビジランテ 水属性 50G+水 ST20/HP30
能力発動中、Aボタンを連打するとHPが上昇し、100を超えると10になる(地形効果は影響を受けない)
なんとカードゲームなのに連打力に応じてステータスが上がるという前代未聞の性能をしているのだ。
デジタルなカードゲームだから実装できたネタ能力だろう。
なお、実戦ではコストが重めで出しにくく、「1連打辺りの上昇量が不定かつ連打中はどれだけ上がっているのかわからない」という仕様が足を引っ張り連打しすぎて100をオーバーする可能性が高く、理論上のステータスは高いもののかなり使いにくい。
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▷ コメント欄
- 遊戯王がジョークってとこ要らなくね?どこの誰が言ってたんだこれ。 -- 名無しさん (2016-01-15 00:20:25)
- 《サンダー・ボトル》《強欲なカケラ》《青眼の銀ゾンビ》はどう冷静に考えてもジョークカードじゃなくてネタカードだよな -- 名無しさん (2016-01-15 00:31:08)
- そもそもネタカードとジョークカードの定義が混同してるね -- 名無しさん (2016-01-15 00:32:10)
- 一般使用できるけど、遊戯王で一番のジョークカードは友情 YU-JYO(遊戯王OCG)だと思う -- 名無しさん (2016-01-15 05:15:34)
- (半永久禁止入りという意味の)使用不可や(テキストの効果が)おかしいという意味での遊戯王のジョークはヴィクトリーだけで十分、公式も裁定うやむやのまま禁止逆戻りだったし -- 名無しさん (2016-01-15 09:11:00)
- バトスピの場合はGXかな?追記よろしく -- 名無しさん (2016-01-15 10:33:57)
- Z/Xでのジョークカード…大体ネタ方面はプレイヤーカードの方でやっちゃってるしなぁ。イグニッション久保田とか…あ、Vジャンプ編集部の面々がカード化してたか -- 名無しさん (2016-01-15 11:36:05)
- ↑ 4倍、メタル、ポストカード、タイマー内蔵……うん、ひどい。しかも全部公式で使えるってのが -- 名無しさん (2016-01-15 17:47:56)
- 遊戯王はあんまりジョークカードって感じでもないような だったらバトスピの方がジョークカードらしい -- 名無しさん (2016-01-15 22:58:41)
- ポケモンカードにはジョークカードってありそうでないような… -- 名無しさん (2016-01-15 23:04:47)
- そもそもジョークカードとネタカードの定義って何だっけ -- 名無しさん (2016-01-15 23:42:03)
- ヴァイスのうーさーはジョークカードになるんじゃない? -- 名無しさん (2016-01-16 01:09:02)
- 遊戯王は禁止カードをネタにした奴ならあるだろ?深黒の落とし穴のゴヨウとか禁止連中をイラストにした手違いとかメタになったヂェミナイ・デビルとか。霊神や禁忌の壺もそうだし -- 名無しさん (2016-01-16 01:44:11)
- ポケカだとイマクニ?とかはトレーナーなのにHPやフレーバーがあってジョークっぽいけど、公式で使えたしネタカードの枠組みか -- 名無しさん (2016-01-16 09:50:37)
- DMの暴走っぷりは他TCGプレイヤーからしたら頭がおかしいんじゃないかみたいなのの連発だからな。超次元システムで、「必ずしも同一フォーマットのカードを使う必要性が無い」ってのが拍車をかけた。そのうち立てて使うカードとか出てくるんじゃねーの? -- 名無しさん (2016-01-16 11:40:50)
- ↑アニメだとシールドは基本立って?るしいけなくもない -- 名無しさん (2016-01-16 19:26:31)
- 何故ホリデーギフトだけやたらと詳しくて後はダイジェストなんだ…… -- 名無しさん (2016-01-16 19:42:46)
- カードが物理的に変形する3D龍解カードは他TCGプレイヤーに見せてやりたいな。ちなみに全部ガチカードだって事も教えなきゃ(使命感) -- 名無しさん (2016-01-16 19:57:06)
- GUNDAMWARにもガンダムAとのコラボであったなあ、ジョークカード。ワリとわかりやすい効果だと未開封パックをあけてレアカードの価値を鑑定させたり、勢力(属性)以外は自由に書き込めたり。 -- 名無しさん (2016-01-16 21:26:56)
- 全知のどこが変なんだ。白金の天使も初心者がびっくりする程度のレベル。 -- 名無しさん (2016-01-17 00:54:47)
- ジョークカードについて書くのかネタカードについて書くのかはっきりしてくれ そもそも「はなからネタ目的で印刷された使用不可のカード」を紹介するってんのに普通のカードも混じってるってどういうことだよ -- 名無しさん (2016-01-17 06:58:24)
- 少なくとも変形枠くらいだったらネタでもジョークでも何でもない。カード名のパロディってだけでも苦しい。七福神の宝船巡りのカード名のパロって主張はこじつけな気がする。 -- 名無しさん (2016-01-17 10:52:49)
- プロキシフェアリーライフ「お、そうだな」 -- 名無しさん (2016-01-17 10:54:06)
- ↑公式プロキシとかわけがわからないよ -- 名無しさん (2016-01-17 11:01:52)
- ↑15ハマちゃんのヤドキング「」 -- 名無しさん (2016-01-17 14:36:55)
- 遊戯王のYU-JYOや希望の創造者とかは、原作を強く意識したファンサービスでジョークとは微妙に違うような印象を個人的には感じる -- 名無しさん (2016-01-17 14:41:38)
- ハズレアもある意味ジョークカードだよね。当ててしまった方からすると全く笑えないけど -- 名無しさん (2016-01-17 16:28:33)
- 新しいデュエマのブラックBOXヤバい -- 名無しさん (2016-01-23 19:57:45)
- 今回のBBPのジョークカードはちょっと不味いと思う。どれも意外と実用性高いし、デュエマーランドとか絶対ゲームの後でデュ円返す返さないでトラブルの元になるだろ。パックEも水単侵略元にするって選択肢はスゲェ現実的だし -- 名無しさん (2016-01-23 23:46:37)
- 遊戯王はコラボやジョークカードなんて出してる暇あるならアニメカード出せってTCGだからな -- 名無しさん (2016-01-24 04:11:46)
- 超BBP収録の(多分)ジョークカードの一部「テキスト欄のQRコードを読み取り、画面に表示された能力を得る」「イラスト無しでテキストのみ&全てキーワード能力」「その地域の天気予報で風に関する注意報か警報が出ていれば無敵化」「負けそうな時にのみ使える強制敗北カード」「カレンダー」あのさぁ… -- 名無しさん (2016-01-24 17:59:35)
- 遊戯王の折れ竹光は最初はジョークカード的な立ち位置だったけど徐々にサポートカードが出て主軸にしたデッキが組めるようになった -- 名無しさん (2016-02-18 23:41:27)
- バトスピの声優が考案したカード、ゴジラやウルトラマンとのコラボカードは? -- 名無しさん (2016-02-22 18:36:17)
- ↑特に効果がかっとびングじゃなければTDN…もといただのコラボカード。というか他社コラボカードであるクシャルやエグゼをジョークカードにしちまうデュエマは良い度胸してるわw -- 名無しさん (2016-02-22 21:06:48)
- MTGジャッジメントの「願い」サイクルは認定大会ではサイドボードにあるカードのみであると規定されています -- 名無しさん (2016-02-22 22:22:55)
- 両面カードはCaw-Bradeではなくデルバーのキーカードの誤りだと思います。 -- 名無しさん (2016-02-22 22:27:32)
- デュエマにジョークカード…というか変なカードが多いのも、きっと《暗黒皇グレイテスト・シーザー》ってやつの仕業に違いない -- 名無しさん (2016-03-10 20:55:35)
- なんだって!? -- 名無しさん (2016-09-12 19:42:03)
- ヴァイスにもあるよな、誰か頼む -- 名無しさん (2016-09-12 19:49:11)
- ↑あれこそまさにジョークだと思う -- 名無しさん (2016-11-24 02:05:46)
- Tシャツをプレイヤーカードと言い張るセンス…うん、やっぱブロッコリーは頭おかしい(褒め言葉 -- 名無しさん (2017-03-13 00:08:37)
- ついにヴァイスシュヴァルツにもジョークカードだらけのブースターパックが…ミルキィなら仕方ない -- 名無しさん (2017-04-11 17:03:58)
- バディファイトのトイレはどうなんだろう?あれはジョークカード扱いになるのか? -- 名無しさん (2017-07-06 00:29:17)
- ポケモンカードだと、拡張シート緑に「Dr.オーヤマのピカチュウ」とか「イマクニのわるだくみ」があったけど、それが該当するのかな? 「ひかるイマクニ?」は文字のフォントが手書き風だったけど、裏面は通常だからネタか? -- 名無しさん (2019-12-29 20:58:42)
- ポケモンカードはコロコロの付録のジャンボカードもあったけど、あれはどういう扱いにすべきなんだろう? 「結晶塔のエンテイ」はMtGの「願い」に先駆けて、「ゲーム外部のカードをサーチ」(自分の持っている全てのポケモンカードがサーチ対象)できる特殊能力があった。 -- 名無しさん (2019-12-29 21:03:56)
- z/xっていつもはあんまり目立たないのに時々いきなりアクセル全開で暴走するイメージがある… -- 名無しさん (2020-05-29 21:50:21)
- ポケカの小林幸子/M進化もジョークか。 -- 名無しさん (2021-03-27 20:46:30)
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*2 「ビクトレイジアウトローコスモアルケミーカンフーホルンブルースバイトヘルシェンガンマンゴンブトレジャーフレンズクロスロビン・ミケラン・グローバル」と読む
*3 3枚ドローする効果を持つサポート
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